JPH07214432A - ネジ締めロボット - Google Patents

ネジ締めロボット

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JPH07214432A
JPH07214432A JP907894A JP907894A JPH07214432A JP H07214432 A JPH07214432 A JP H07214432A JP 907894 A JP907894 A JP 907894A JP 907894 A JP907894 A JP 907894A JP H07214432 A JPH07214432 A JP H07214432A
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JP
Japan
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screw
screw tightening
robot
tightening device
hose
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP907894A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaru Okazoe
大 岡副
Kazue Sumiya
和重 角谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH07214432A publication Critical patent/JPH07214432A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ロボットアーム11に取り付けられたネジ締め
装置2とネジフィーダ6とが可撓性ホースによって連結
され、ネジフィーダ6からネジ締め装置2へネジを供給
するネジ締めロボットにおいて、ホース内でネジが詰る
虞れのないネジ締めロボットを提供する。 【構成】 ネジ締め装置2が待機位置とネジ締め作業位
置の間を移動する過程でホースがネジ詰りを起こすこと
のないロボットアーム11の中間位置を記憶したアーム座
標メモリ5を具え、ロボットアーム11の位置がアーム座
標メモリ5に記憶された中間位置を通過する時にネジフ
ィーダ6へネジ供給指令が発せられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ロボットアームにドラ
イバー機構を具えて、相手部材にネジを自動的に締め付
けるネジ締めロボットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のネジ締めロボットは、図5(a)
(b)(c)に示す如くロボットアーム(11)の出力端にネジ
締め装置(2)(例えば日本電気精器(株)製“DLV−3
148FJN”)が支持されており、ネジフィーダ(6)
からネジ締め装置(2)先端部へのネジ(7)の供給は、圧
力空気が流れる可撓性ホース(61)を経由して行なわれて
いる。該装置の先端部にはチャック機構(23)(例えば日
東精工(株)製)が装備されており、図5(b)の如くチャ
ック機構(23)の先端を相手部材(8)に押し付けることに
よって、内筒(22)が図示省略するバネに抗して外筒(21)
内へ引き込み、これに伴ってチャック機構(23)が開き、
更にホース(61)から供給されたネジ(7)の頭部に、内蔵
せるビット(図示省略)が係合する。この状態でビットを
回転駆動すれば、ネジ(7)は相手部材(8)に捩じ込まれ
る。
【0003】その後、図5(c)の如くネジ締め装置(2)
が相手部材(8)から離間し、内筒(22)が外筒(21)から突
出して元の位置に復帰すると、外筒(21)に内蔵されたマ
イクロスイッチ(9)が動作して、ネジフィーダ(6)に対
してネジ供給指令を発する。この結果、ネジフィーダ
(6)からは次のネジ(7a)がネジ締め装置(2)へ送り込
まれるのである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のネジ
締めロボットにおいては、ネジ締め装置(2)が相手部材
(8)から略一定距離だけ後退した時点で、ホース(61)の
屈曲状態に拘わらず、ネジ(9)の供給が行なわれていた
から、ネジ(7)がホース(61)を通過する時にホース(61)
が途中で折れ曲り、ネジ(7)が詰る虞れがあった。本発
明の目的は、ネジ供給ホース内でネジが詰る虞れのない
ネジ締めロボットを提供することである。
【0005】
【課題を解決する為の手段】本発明に係るネジ締めロボ
ットは、ネジ締め装置(2)が待機位置とネジ締め作業位
置の間を移動する過程でホース(61)がネジ詰りを起こす
ことのないロボットアーム(11)の中間位置を記憶したメ
モリ手段と、ロボットアーム(11)の位置がメモリ手段に
記憶された中間位置を通過する時にネジフィーダ(6)へ
ネジ供給指令を発する制御手段とを具えている。尚、前
記中間位置は3次元空間内の一点、或いは3次元空間に
広がる一定の領域として規定される。
【0006】
【作用】メモリ手段にロボットアーム(11)の中間位置を
記憶する際は、予め相手部材毎にネジ締め動作を行なっ
て、ホース(61)内にネジ(7)が詰る虞れのない位置、即
ちホース(61)がネジフィーダ(6)からネジ締め装置(2)
まで緩やかに湾曲して伸びることとなる位置を選定し
て、その位置を記憶させておく。実際のネジ締め動作に
おいては、ネジ締め装置(2)はロボット制御回路による
制御によって、待機位置とネジ締め作業位置の間を往復
移動する。この過程で、ロボット制御回路から得られる
ロボットアーム(11)の現在位置と、ネジ詰りの生ずる虞
れのないことの確認されたロボットアーム(11)の中間位
置との照合が行なわれ、両位置が一致した時点で、ネジ
フィーダ(6)へネジ供給指令が発せられる。
【0007】
【発明の効果】本発明に係るネジ締めロボットにおいて
は、相手部材に対するネジ締め作業位置が変動したとし
ても、ホース内でネジが詰ることはない。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例につき、図面に沿っ
て詳述する。図1に示す如く、6自由度多関節ロボット
(1)のロボットアーム(11)には、公知のネジ締め装置
(2)が取り付けられている。
【0009】多関節ロボット(1)は、ロボットコントロ
ーラ(3)及びシステムコントローラ(4)からなるロボッ
ト制御回路によって動作が制御されており、システムコ
ントローラ(4)には、アーム座標メモリ(5)が接続され
ている。又、ネジ締め装置(2)へネジを供給すべきネジ
フィーダ(6)が設置され、システムコントローラ(4)か
らネジフィーダ(6)へネジ供給指令が発せられる。尚、
ネジ締め装置(2)とネジフィーダ(6)とは図4(a)の如
く可撓性ホース(61)によって連結されている。
【0010】図1のシステムコントローラ(4)には、相
手部材に対するネジ締め作業毎に、ロボットアーム(11)
の移動経路についての教示データが登録されており、該
教示データがロボットコントローラ(3)へ供給されるこ
とによって、該ロボットコントローラ(3)は多関節ロボ
ット(1)の各関節の回転角を算出し、その結果に応じた
駆動電流を多関節ロボット(1)へ送出する。
【0011】又、アーム座標メモリ(5)には、ネジ締め
装置(2)に対してネジを供給すべき中間位置が記憶され
ている。該中間位置は、ネジ供給の際にホース(61)がネ
ジフィーダ(6)からネジ締め装置(2)まで緩やかに湾曲
して、或いは略真直に伸びて、ホース(61)内にネジ(7)
が詰る虞れのないロボットアーム(11)の位置(XYZ軸
座標及び各軸回りの回転角を含む位置データ)として、
ネジ締めを行なうべき相手部材毎に、実験的に設定され
る。
【0012】図2及び図3は、上記ロボット制御回路が
実行する制御手続きを表わしている。先ず図2のステッ
プS1にて、ネジ締め装置(2)の電源をONとすると共
に、ネジフィーダ(6)によるエア供給を開始する。次に
ステップS2にて、ネジ締め動作の必要性の有無を判断
し、必要と判断されたときは、ステップS3にてネジ締
め装置(2)を待機位置からネジ締め作業位置へ向けて前
進させる。
【0013】その後、ステップS4にて、ロボットアー
ム(11)が前記中間位置を通過して、ネジ締め装置(2)が
所定位置に到達したかどうかを判断し、NOの場合はス
テップS3へ戻る。ネジ締め装置(2)が所定位置に到達
したときは、ステップS5にてネジフィーダ(6)からネ
ジ締め装置(2)へネジ(7)を供給する。続いてステップ
S6にてネジ締め装置(2)の移動を続行し、ステップS
7にてネジ締め装置(2)のドライバー(ビット)の回転を
開始する。
【0014】その後、図3のステップS8にて、ネジ締
め装置(2)がネジ締め直前位置に達したかどうかを判断
し、NOの場合は図2のステップS6へ戻って、ネジ締
め装置(2)の移動を実行する。ネジ締め装置(2)がネジ
締め直前位置に達したときは、図3のステップS9へ移
行して、ネジ締め装置(2)を相手部材に押し込む。そし
て、ステップS10にてネジ締め装置(2)のドライバー
が所定の設定トルクに達したかどうかを判断し、NOの
場合はステップS9へ戻って、ネジ締め装置(2)の押込
みを続行する。
【0015】ネジ締め装置(2)のドライバーが所定の設
定トルクに達したときは、ステップS11へ移行して、
ドライバーの回転を停止し、続いてステップS12にて
ネジ締め装置(2)を元の待機位置まで移動させる。そし
て、図2のステップS2へ戻り、次のネジ締め動作に移
行する。ここで、他に必要なネジ締め動作が残っていな
いときは、作業を終了する。
【0016】図4は、上記手続きによって相手部材(8)
にネジ(7)が捩じ込まれる過程を表わしている。ネジ締
め装置(2)が待機位置から図4(a)に示す中間位置(X
=X0、Y=Y0、Z=Z0)に達すると、ネジフィーダ
(6)へネジ供給指令が発せられて、ネジ(7)がネジ締め
装置(2)へ向けて送り出される。このとき、ホース(61)
は折れ曲ることなく、緩やかに湾曲して、或いは直線状
に伸びてネジ締め装置(2)まで達しているから、ネジ
(7)がホース(61)内にて詰ることはない。
【0017】次に、図4(b)の如くネジ締め装置(2)は
相手部材(8)へ接近し、最終的には図4(c)の如くネジ
締め装置(2)のチャック機構(23)が相手部材(8)に押し
付けられて、ネジ(7)の捩じ込みが行なわれるのであ
る。
【0018】上記実施例の説明は、本発明を説明するた
めのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を限定
し、或は範囲を減縮する様に解すべきではない。又、本
発明の各部構成は上記実施例に限らず、特許請求の範囲
に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能であることは
勿論である。例えば上記実施例では、ネジ締め装置(2)
が待機位置からネジ締め作業位置まで前進する過程で、
ロボットアーム(11)が中間位置を通過してネジ(7)の供
給が行なわれるが、ネジ締め装置(2)がネジ締め終了後
に待機位置まで復帰する過程で、ネジ(7)の供給が行な
われる構成も採用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るネジ締めロボットの構成を表わす
ブロック図である。
【図2】ネジ締めロボットが実行する制御手続きの内、
前半のフローチャートである。
【図3】同上の後半のフローチャートである。
【図4】ネジ締め装置のネジ締め動作及びネジ供給動作
を示す一連の側面図である。
【図5】図4に対応する従来のネジ締め装置の一連の側
面図である。
【符号の説明】
(1) 多関節ロボット (11) ロボットアーム (2) ネジ締め装置 (5) アーム座標メモリ (6) ネジフィーダ (61) ホース (7) ネジ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロボット制御回路により制御されて、3
    次元移動を行なうロボットアーム(11)に、相手のネジ頭
    部に係合してネジ締めを行なうべきネジ締め装置(2)が
    取り付けれ、該ネジ締め装置(2)の先端部とネジフィー
    ダ(6)とは可撓性ホース(61)によって連結され、ネジフ
    ィーダ(6)からネジ締め装置(2)へネジ(7)を供給する
    ネジ締めロボットにおいて、ネジ締め装置(2)が待機位
    置とネジ締め作業位置の間を移動する過程でホース(61)
    がネジ詰りを起こすことのないロボットアーム(11)の中
    間位置を記憶したメモリ手段と、ロボットアーム(11)の
    位置がメモリ手段に記憶された中間位置を通過する時に
    ネジフィーダ(6)へネジ供給指令を発する制御手段とを
    具えたことを特徴とするネジ締めロボット。
JP907894A 1994-01-31 1994-01-31 ネジ締めロボット Withdrawn JPH07214432A (ja)

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JP907894A JPH07214432A (ja) 1994-01-31 1994-01-31 ネジ締めロボット

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JPH07214432A true JPH07214432A (ja) 1995-08-15

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ID=11710584

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JP907894A Withdrawn JPH07214432A (ja) 1994-01-31 1994-01-31 ネジ締めロボット

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014504558A (ja) * 2011-01-18 2014-02-24 レオニ カーベル ホールディング ゲーエムベーハー 接続要素を処理ユニットに自動送給するための装置及び接続要素用の送給ホース
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WO2017104027A1 (ja) * 2015-12-16 2017-06-22 株式会社安川電機 ロボットシステム及び制御方法
JP2017193020A (ja) * 2016-04-21 2017-10-26 ファナック株式会社 ロボット用ネジ締め装置およびネジ締めロボットシステム

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