JPH07213976A - ケレンがけ機 - Google Patents

ケレンがけ機

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JPH07213976A
JPH07213976A JP1380094A JP1380094A JPH07213976A JP H07213976 A JPH07213976 A JP H07213976A JP 1380094 A JP1380094 A JP 1380094A JP 1380094 A JP1380094 A JP 1380094A JP H07213976 A JPH07213976 A JP H07213976A
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Japan
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engine body
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brush
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engine
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JP1380094A
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Hidemi Abe
英美 阿部
Mitsuaki Umigami
光昭 海上
Sada Nitta
貞 新田
Tatsuyuki Tajima
龍幸 田島
Riichi Ezawa
利一 恵沢
Hiromi Taniguchi
洋海 谷口
Zenji Yasuda
善治 安田
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Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 塗装する前の準備作業として実施する錆取り
の作業を、楽な姿勢で、軽労かつ安全に作業るケレンが
け機を提供することにある。 【構成】 エンジン本体1と、このエンジン本体1から
前方に延びる出力軸の先端に回転連結部3を介して取り
付けられた回転ブラシ4と、前記エンジン本体1の下方
に取り付けられた車輪付きの脚部9と、前記エンジン本
体1から後方に延びる操作ハンドル10とを具備するこ
とを特徴とするケレンがけ機。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、塗装する前に塗装面の
準備作業として、錆や残っている塗装を除去するために
ケレンがけするときに使用する機械に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】塗装する前に塗装面の錆や残っている塗
装を除去しないで塗装すると、塗装がすぐ剥げたりして
寿命が短くなる。そこでこれを防止する目的で、塗装す
る前に塗装面の準備作業として、錆や残っている塗装を
除去するためにワイヤーブラシを取り付けたハンドグラ
インダーを手に持って、このワイヤーブラシを回転させ
ながら対象面に押しつけて作業をする。これをケレンが
け作業と称している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、広い屋
根の上や床面に対してハンドグラインダーを手に持って
ケレンがけ作業をすることは、大変な労働となる。この
ハンドグラインダーは重量が3〜4Kgあり、また、中
腰の悪い姿勢で作業するので腰痛の恐れもあり、1時間
以上の継続作業は出来ず、屋根の上での作業は危険を伴
う。さらに、屋根の上で作業するためにはハンドグライ
ンダーの回転動力である電気またはエアーの供給用とし
て、長い配線またはホースを引く必要があり大変に不便
であり、これらの配線またはホースに足をとられるおそ
れもある。
【0004】そこで、本発明の目的は、これらの問題を
解決して楽な姿勢で、軽労作業として長時間作業がで
き、しかも安全に作業が行えるケレンがけ機を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】これら前述した問題は、
エンジン本体と、このエンジン本体から前方に延びる出
力軸の先端に回転連結部を介して取り付けられた回転ブ
ラシと、前記エンジン本体の下方に取り付けられた車輪
付きの脚部と、前記エンジン本体から後方に延びる操作
ハンドルとを具備することを特徴とするケレンがけ機を
採用することにより解決する。また請求項2、請求項3
に記載のごとくすることにより、一層有効となる。
【0006】
【作用】次に、本発明の作用について述べる。本発明の
ケレンがけ機によれば、回転ブラシをケレンがけ対象面
に押し付けた状態で、エンジンを駆動させると、エンジ
ンの出力が、出力軸から、回転連結部を介して回転ブラ
シに伝達される。そしてこの、回転ブラシの回転により
ケレンがけ対象面上の錆や残留塗装が除去されることに
なる。この場合、エンジン本体の下方に取り付けられた
車輪付きの脚部は、全体重量の大部分を支持する作用を
するので、操作ハンドルを手で持ってケレンがけ機を楽
に移動させることができる。また、操作ハンドルを手で
上下させれば、前記脚部の先端の車輪が支点となって回
転ブラシを簡単に上下出来て、ケレンがけ対象面に回転
ブラシを押しつける力を簡単に調節出来る。また、駆動
源をエンジンとしたので、広い床面や屋根の上でケレン
がけ作業をする場合にも、長い配線やホースを不要と
し、足を取られる心配がない。そして請求項3に記載
の、操作ハンドルを上下方向に屈曲可能にすることによ
り、身長の異なる作業者でも最適な高さに操作ハンドル
を上下方向に調節出来、また、地面に対して傾斜する屋
根面でケレンがけ作業する場合でも、操作ハンドルの手
元を水平に保つことができる。
【0007】
【実施例】次に、本発明の一実施例について、図1、図
2、図3を参照しながら説明する。符号1はエンジン本
体であり、前方に出力軸ケース2の一端が前記エンジン
本体1にボルト止めされて延びている。この出力軸ケー
ス2は厚肉の中空となっており図示していない内部には
エンジン本体1から前方に延びる出力回転軸がベアリン
グで回転出来るように支持されている。また、前記出力
軸ケース2の他端は、くの字型に屈曲して形成された中
空の回転連結部3の一端と一体的に接続している。そし
て、前記回転連結部3の他端は断面が管状になって下方
に向いている。前記中空の回転連結部3の内部には、前
記エンジン本体1からの出力回転軸の回転を前記回転連
結部3の他端側に伝えるために、公知の傘歯車の噛み合
わせ等を設けている。従って、この傘歯車の噛み合わせ
により、前記回転連結部3の他端側の内部に回転自由に
支持して設けている他の出力回転軸に回転が伝わる。符
号4は円盤状の回転ブラシで例えば円盤状のワイヤーブ
ラシ等を使用しており、前記回転連結部3の他端側の内
部に回転自由に支持して設けている他の出力回転軸と取
付部5でボルト等を使用して固定している。従って、回
転ブラシ4を取り替え出来る構造となっている。例え
ば、回転ブラシ4として、サンドペーパーブラシや回転
砥石等も使用出来る。また、回転ブラシ4の替わりに回
転刃を取り付ければ芝刈り機としても使用できる。
【0008】エンジン本体1の下方には脚6を取り付け
てある。この脚6は逆T字型に形成されており、その水
平部である脚部分6aの両端部にはキャスター型自由車
輪である車輪8を左右に一個づつ取り付けてある。これ
らの脚6と車輪8とで脚部9を構成している。そして、
この脚部9の2つの車輪8,8と、前記の回転ブラシ4
とでケレンがけ機全体がケレンがけ対象面20上に3点
支持され、これによりケレンがけ機はケレンがけ対象面
20上に自立姿勢となっている。また脚6は丸または角
型の外径の異なるパイプを組み合わせて上下に高さを調
節出来るようにしている。すなわち、ボルト7を弛めて
車輪8側の脚部分6aを引き出せば高さが高くなり、逆
に前記車輪8側の脚部分6aを押し込むと高さは低くな
るので、丁度よい所で前記ボルト7を締めることで、脚
6の高さを調節できる。また前記車輪8を固定車輪とす
ることも出来る。
【0009】エンジン本体1または出力軸ケース2から
は後方に操作ハンドル10が延びている。この操作ハン
ドル10は、途中で略U型に別れて自転車のハンドルと
同じような形をしている。そして略U型に別れた操作ハ
ンドル10の末端部には握り手部11があり、その握り
手部11の近くには、前記エンジン本体1のエンジン回
転数を加減速するためのスロットルレバー12を配置し
ている。前記操作ハンドル10にはその基端部と略U字
型に分岐する部分との間に屈曲部13を設けて、操作ハ
ンドル10を上下方向に屈曲の程度を変えられるように
し、これによりケレンがけ対象面20から前記握り手部
11までの高さを調節可能としている。更に、屈曲部1
3は、ケレンがけ対象面20に対する操作ハンドル10
の握り手部11の角度をも調整可能としている。
【0010】なお、エンジン本体1は汎用の小型可搬式
で公知のものを使用しており、燃料は混合油を使用して
いるので燃料費が安くて、燃費もよい。なお、ガソリン
エンジンを使用することも出来る。
【0011】次に、前述の一実施例の作用について述べ
る。エンジン本体1の下方に取り付けられた脚部9は、
全体重量の大部分を支持する作用をするので、操作ハン
ドル10の握り手部11を手で上下させれば、脚6の下
端部にある車輪8とケレンがけ対象面20の接点が支点
となって回転ブラシ4を簡単に上下出来て、ケレンがけ
対象面20に回転ブラシ4を押しつける力を簡単に調節
出来る。しかも、キャスター型自由車輪である車輪8の
作用によって、軽く移動しながらケレンがけ作業が出来
る、と同時に方向転換も軽く出来る。従って、高齢者や
女子でもケレンがけ作業が出来るようになった。また、
回転ブラシ4を取り替えて回転ブラシ4の高さが変わっ
た時に、出力軸ケース2の軸線が傾斜しているので、回
転ブラシ4のケレンがけ対象面20に接する面が、傾い
てケレンがけ対象面20と平行でなくなる。しかし、脚
6を上下に高さ調節することにより、平行にすることが
出来る。
【0012】そして、操作ハンドル10を取り付け、し
かもケレンがけ対象面20から握り手部11までの高さ
を調節出来るようにした屈曲部13の作用により、この
ケレンがけ機を使用する人の身長に合わせ、従来のよう
に中腰でなく立ったままの楽な姿勢でケレンがけ作業が
出来る。更に、屋根などの傾斜面にケレンがけ作業をす
る場合においても、屈曲部13の作用により、握り手部
13の角度を地面と水平に保つことにより、安全な姿勢
でケレンがけ作業を行うことができ、危険作業をなくす
ことができる。また、錆や除去すべき塗装が強固に付着
している場合は、回転ブラシ4を強く押える必要があ
り、このとき同時にエンジン出力への負荷が増大するの
で、エンジンが停止しないようにスロットルレバー12
を操作して、エンジンの出力を増す必要がある。このと
き、スロットルレバー12を握り手部11のすぐ近くに
配置したので、エンジン本体1まで作業者が手を伸ばす
必要がなく、ケレンがけ作業を中断することなくエンジ
ンの出力を増大出来、エンジンの出力の可変を容易に行
うことができる。また、全体としてコンパクトにしたの
で全体の重量が6.5Kgしかなく軽く出来ているの
で、人力で運搬出来る。このように、優れた点が多いの
で、従来のハンドグラインダーによるケレンがけ作業で
は1時間当たり3.25m2しか出来なかったが、本発
明のケレンがけ機を使用すると同じ条件で1時間当たり
32.5m2出来るようになった。また、長い電源コー
ドを準備、持ち運びする必要がないので準備、後始末が
大変楽になった。
【0013】
【発明の効果】以上に述べたごとく、本発明によれば、
作業者がケレンがけ機を移動させながら楽な姿勢でケレ
ンがけ作業出来るので、作業を容易にかつ安全に行うこ
とができると共に、作業能率を大幅に向上させることが
できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る全体側面図である。
【図2】図1の正面図である。
【図3】図1の平面図である。
【符号の説明】
1:エンジン本体 2:出力軸ケース 3:回転連結部 4:回転ブラシ 5:取付部 6:脚 6
a:脚部分 7:ボルト 8:車輪 9:脚部 10:操作ハンドル 11:握り手部 12:スロットル
レバー 20:ケレンがけ対象面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 谷口 洋海 滋賀県犬上群多賀町一の瀬406 (72)発明者 安田 善治 滋賀県彦根市正法寺町480−20

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジン本体と、このエンジン本体から
    前方に延びる出力軸の先端に回転連結部を介して取り付
    けられた回転ブラシと、前記エンジン本体の下方に取り
    付けられた車輪付きの脚部と、前記エンジン本体から後
    方に延びる操作ハンドルとを具備することを特徴とする
    ケレンがけ機。
  2. 【請求項2】 前記回転ブラシと、前記脚部とによって
    全体がケレンがけ対象面上に支持されることを特徴とす
    る請求項1に記載のケレンがけ機。
  3. 【請求項3】 前記操作ハンドルは、上下方向に屈曲可
    能とされていることを特徴とする請求項1に記載のケレ
    ンがけ機。
JP6013800A 1994-02-07 1994-02-07 ケレンがけ機 Expired - Lifetime JP2760943B2 (ja)

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JPH07213976A true JPH07213976A (ja) 1995-08-15
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WO2010117151A3 (ko) * 2009-04-06 2011-02-24 Kim Ki Young 다방향 굴절형 핸드 그라인더
JP2021171902A (ja) * 2020-04-30 2021-11-01 鹿島建設株式会社 研磨装置

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