JPH0819497A - ケレンがけ機 - Google Patents

ケレンがけ機

Info

Publication number
JPH0819497A
JPH0819497A JP15755294A JP15755294A JPH0819497A JP H0819497 A JPH0819497 A JP H0819497A JP 15755294 A JP15755294 A JP 15755294A JP 15755294 A JP15755294 A JP 15755294A JP H0819497 A JPH0819497 A JP H0819497A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output shaft
flexible
rotary
engine
handle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15755294A
Other languages
English (en)
Inventor
Sadaji Ikenaga
貞二 池永
Hiroshi Murakami
廣志 村上
Shozo Onishi
省三 大西
Shoji Sawai
庄治 澤居
Toshio Baba
敏男 馬場
Kazuyuki Kawakami
一幸 川上
Yoshio Fukuyama
吉夫 福山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bridgestone Corp filed Critical Bridgestone Corp
Priority to JP15755294A priority Critical patent/JPH0819497A/ja
Publication of JPH0819497A publication Critical patent/JPH0819497A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cleaning In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 塗装する前の準備として実施するケレンがけ
作業を、ほとんど垂直な面や広い屋根の上あるいは床面
等種々な対象面に対して、楽な姿勢で、軽労かつ安全に
行えるようなケレンがけ機を提供することにある。 【構成】 エンジン本体1と、前記エンジン本体1に基
端部3を取り付けられ前方に延びるフレキシブルコード
式出力軸2の先端に回転連結部4を介して取り付けられ
た回転ブラシ5と、前記回転連結部4付近に形成した取
っ手部7と、前記エンジン本体1の上方に取り付けられ
た背当て8及び着脱可能な背負いバンド10とを具備
し、加えて、前記フレキシブルコード式出力軸2と操作
ハンドル付ノンフレキシブル出力軸とを前記基端部3で
相互に交換可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、塗装する前に準備作業
として、塗装面に残っている塗装や錆を除去する場合に
使用するケレンがけ機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】塗装する前に、塗装面に残っている古い
塗装や錆を除去するためのケレンがけ作業と称する作業
を行わないで、新たな塗装をすると、塗装の寿命が短く
なる。そこで、ケレンがけ作業を行う際に、従来は、ワ
イヤーブラシを取り付けたハンドグラインダーを手に持
って、前記ワイヤーブラシを回転させながら対象面に押
しあてることにより、古い塗装や錆を除去していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ほとん
ど垂直な面や広い屋根の上あるいは床面に対してハンド
グラインダーを手に持ってケレンがけ作業を行うこと
は、大変な労働となる。このハンドグラインダーは重量
が3〜4Kgあり、また、広い屋根の上や床面では中腰
の悪い姿勢で作業をする必要があるので腰痛の恐れもあ
り、1時間以上の継続作業は出来ない。さらに、屋根の
上で作業するためには、ハンドグラインダーの回転動力
である電気またはエアーの供給用として長い配線または
ホースを引く必要があり極めて不便であり、これらの配
線またはホースに足をとられるおそれもあるので、屋根
の上での作業は大変な危険を伴う。
【0004】そこで、本発明の目的は、これらの問題を
解決してほとんど垂直な面や広い屋根の上あるいは床面
等種々な対象面に対して、楽な姿勢で軽労作業として長
時間作業ができ、しかも安全に作業が行えるケレンがけ
機を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述したような課題は、
エンジン本体と、前記エンジン本体に基端部を取り付け
られ前方に延びるフレキシブルコード式出力軸の先端に
回転連結部を介して取り付けられた回転ブラシと、前記
回転連結部付近に形成した取っ手部と、前記エンジン本
体上方に取り付けられた背当て及び着脱可能な背負いバ
ンドとを具備してなるケレンがけ機とすることにより、
ほとんど垂直な対象面に対しては、ケレンがけ機全体を
背負い前記取っ手部を持ってケレンがけ作業をするよう
にし、さらに、前記フレキシブルコード式出力軸と、回
転連結部を介して取り付けられた回転ブラシ付のノンフ
レキシブル出力軸とを、基端部で相互に交換可能とし、
前記エンジン本体下方には着脱可能な車輪付き脚部が取
り付けられ、かつ、前記ノンフレキシブル出力軸にはノ
ンフレキシブル出力軸の中間部から上部後方に延びる操
作ハンドルを具備し、また前記操作ハンドルは上下方向
に屈曲可能とされ、前記フレキシブルコード式出力軸を
前記ノンフレキシブル出力軸に交換したときには、広い
屋根の上や床面に対して、前記回転ブラシと前記車輪付
き脚部とによって全体がケレンがけ対象面に支持される
ようにすることにより、解決することができる。また、
請求項3及び請求項5に記載のようにすることにより、
一層効果的となる。
【0006】
【作用】次に、本発明の作用について述べる。まず、ほ
とんど垂直な対象面に対してケレンがけ作業を行う場合
には、請求項1及び2に記載のように、エンジン本体を
背負い、回転連結部付近に形成した取っ手部を持って行
う。そして、エンジンを駆動させるとエンジンの出力が
フレキシブルコード式出力軸に伝達され、さらに前記回
転連結部を介して回転ブラシに伝達され前記回転ブラシ
は回転する。そこで、作業者が前記取っ手部を片手に持
って前記回転ブラシをほとんど垂直なケレンがけ対象面
に押し当てることにより、錆びや古い残留塗装を除去で
きるようになる。この時、作業者は片手を解放され自由
に移動でき、楽な姿勢で軽労作業としてケレンがけ作業
をすることができる。また、エンジン本体と作業者の背
中との間には背当てが介在しているので、エンジンの熱
を遮断しかつクッション材により背中の感触を快適にす
る。また、請求項3に記載のように、エンジン本体下方
に着脱可能に取り付けた車輪付き脚部を3輪以上例えば
4輪付き脚部とし床面に自立状態に置けば、エンジン本
体が椅子となり、エンジン本体上方に取り付けている前
記背当て部のクッション材の上に腰かけてケレンがけ作
業を行うことも出来るようになる。また、ケレンがけ対
象面の状況に応じて前記回転ブラシを色々な種類のもの
と取り替えて効率の良いケレンがけ作業を行うことが出
来る。
【0007】次に、広い屋根の上や床面に対してケレン
がけ作業を行う場合には、請求項4に記載のように、フ
レキシブルコード式出力軸を回転ブラシ付のノンフレキ
シブル出力軸と基端部で交換する。そして、エンジンを
駆動させるとエンジンの出力が前記ノンフレキシブル出
力軸に伝達され、さらに回転連結部を介して回転ブラシ
に伝達され前記回転ブラシは回転する。前記ノンフレキ
シブル出力軸の中間部には、上部後方に延びる上下方向
に屈曲可能な操作ハンドルを備えている。そこで、前記
エンジン本体下方に設けられた着脱可能な車輪付き脚部
を左右に広がる2輪付きとすることにより、前記2輪付
き脚部と回転ブラシとでケレンがけ機全体がケレンがけ
対象面に自立姿勢で支持されるようになるので、作業者
は上下方向に屈曲可能となっている操作ハンドルの高さ
を調節し立位姿勢のままで中腰等の無理な姿勢をする必
要がなく、楽な姿勢でケレンがけ作業を行う事が出来る
ようになる。また、ケレンがけ対象面の状況に応じて前
記回転ブラシを色々な種類のものと取り替え可能であ
る。
【0008】このように、前記出力軸を前記フレキシブ
ルコード式出力軸と前記ノンフレキシブル出力軸とに相
互に短時間で取り替え可能にすることにより、ほとんど
垂直な面あるいは広い屋根の上や床面等、いろいろな形
態の対象面に対して楽にケレンがけ作業を行えるように
なる。と同時に回転ブラシの回転動力をエンジンとした
ので広い屋根の上や床面等でケレンがけ作業を行う場合
に、長い配線やホースを不要とし足を取られる危険性が
ない。
【0009】また、請求項5に記載のように、取っ手部
にエンジン出力調整用のスロットルレバーを設けること
により、作業者は楽な姿勢で作業を行いながら、エンジ
ン出力を調節することができる。
【0010】
【実施例】次に、本発明の請求項1〜3及び請求項5に
記載の実施例1について、図を参照しながら説明する。
図1において、符号1はエンジン本体であり、前方に
(図では下方に)公知のフレキシブルコード式出力軸2
がその基端部3を前記エンジン本体1の出力部にボルト
止めされて延びている。前記出力軸2は二層構造で全体
がフレキシブルに出来ており、外側の層は回転せず内側
の層が、エンジン本体1の出力回転を回転連結部4の内
部の入力側に伝えるために回転するようになっている。
前記回転連結部4の内部には公知の傘歯車の噛み合わせ
等を設けてあり、入力側の回転を回転連結部4の他端の
出力側に略90度方向を変えて伝えている。符号5は円
盤状の回転ブラシで例えば円盤状のワイヤーブラシを使
用しており、前記回転連結部4の出力側の内部の回転軸
に取付部6でボルト等を使用して固定している。従っ
て、回転ブラシ5を取り替え出来る構造となっている。
符号7は前記回転連結部4の入力側に形成した取っ手部
で、作業者はこの取っ手部7を手に持ってケレンがけ作
業を行うようにしている。そして、この取っ手部7には
エンジン本体1の出力調整用のスロットルレバー17を
設けているので、作業者はこの取っ手部7を持っての回
転ブラシ5の操作とエンジン本体1の出力調整との双方
を片手で行えるようになっている。
【0011】エンジン本体1の上方には背当て8を図示
していないボルト等で着脱可能にエンジン本体1に固着
し、背当て8には背負いバンド10を着脱可能に取り付
けている。背当て8には断熱性のあるクッション材9を
取り付けているので、作業者が背負いバンド10を両肩
にかけることにより、エンジン本体1を背負ってケレン
がけ作業を行うことが出来る。なお、エンジン本体1は
汎用の小型可搬式で公知のものを使用しているが、キャ
ブレーターはフロート式でなくダイヤフラム式を使用し
ているので、エンジン本体1を背負うことによりエンジ
ン本体1の角度が、水平でなく360度どの方向に傾い
ても燃料の供給に支障はなく、エンジンの回転が止まる
ことはないようになっている。また、燃料は混合油を使
用しているので燃料費が安くて、燃費もよい。なお、ガ
ソリンエンジンを使用することも出来るが、出力の点で
混合油に劣るので、出力の点から混合油が望ましい。
【0012】エンジン本体1の下方には脚上部12、脚
下部13、車輪15等で構成されている脚部11が設け
られており、脚上部12は脚取付部16を介してボルト
等でエンジン本体1の下部に着脱可能に取り付けいる。
脚下部13は図2に示すように逆T字型に形成されてお
り、エンジン本体1の左右方向に延びる脚水平部13a
の両端部にはブレーキ付のキャスター型自由車輪である
車輪15を左右に一個づつ取り付けてある。また脚部1
1は丸または角型の外径の異なるパイプを組み合わせて
上下に高さを調節出来るようにしている。すなわち、T
ボルト14を弛めて車輪15側の脚下部13を下方に引
き出せば高くなり、逆に前記脚下部13を上方に押し込
むと低くなるので、丁度よい所で前記ボルト7を締める
ことで、脚部11の高さを調節できる。また前記車輪1
5を固定車輪とすることも出来る。上述した脚部11は
左右に広がる2輪付きの場合であるが、この脚部11を
一般に知られている三方以上例えば四方に広がる図示し
ない4個の車輪付きと脚取付部16で交換し床面の上に
自立状態に置けば、エンジン本体1、前記背当て8、ク
ッション材9等で椅子となり、作業者が前記クッション
材9の上に腰かけられるようになる。なお、本実施例1
ではケレンがけ機を極力コンパクトにしており全体の重
量は6〜7Kgとなっている。
【0013】次に、実施例1の作用及び効果について述
べる。ほとんど垂直な対象面01にたいしてケレンがけ
作業をする場合に、作業者が立っている場所が凹凸であ
ったり足場が悪い時には、エンジン本体1を床置きで移
動させるよりも、背負う方が移動しやすくなる。また、
エンジン本体1を背負うことにより、エンジン本体1の
重量が前記取っ手部7にはかからないので、対象面01
が凹凸や球面であっても、作業者は取っ手部7を手に持
って回転ブラシ5の方向を楽に自由自在に変えることが
でき、効率よく錆びや古い残留塗装を除去できるように
なる。また、エンジン本体1の下方に取り付けられてい
る脚部11は着脱可能となっているので、左右に広がる
2輪付きから、例えば四方に広がる4個の車輪付きと交
換し、エンジン本体1を床面の上に自立状態に置けば、
作業者はエンジン本体1の上方に取り付けている前記ク
ッション材9の上に腰かけた姿勢で、対象面01の低い
部分に対して楽にケレンがけ作業を行うことが出来る。
そうすれば、中腰姿勢での腰痛を防ぐことができるよう
になり、極めて実用的であり、合理的である。また、回
転ブラシ5は取付部6で取り替え出来る構造となってい
るので、例えば、回転ブラシ5を、サンドペーパーブラ
シ、ナイロン製ブラシ、回転砥石等と交換し使用するこ
とにより、対象面の状況に応じて最適な条件でケレンが
け作業が出来るようになる。また、回転ブラシ5の回転
動力をエンジンとしたので、広い場所でケレンがけ作業
を行う場合に、長い配線やホースが不要で足を取られる
危険性がなく、移動しやすくなる。
【0014】次に、本発明の請求項4及び請求項5に記
載のように 前記フレキシブルコード式出力軸2を前記
ノンフレキシブル出力軸20に交換したときの実施例2
について、図を参照しながら説明する。なお、実施例1
で説明したと同じ構成部分については、重複を避けるた
めに説明を省略する。図3において、符号20はエンジ
ン本体1の前方に延びるノンフレキシブル出力軸で、前
記出力軸20は図示しない公知の2層構造となってい
る。すなわち、外側の層は回転しないケース部分であ
り、内側の層は回転を伝える回転軸で、この回転軸は前
記ケース部分の内面にベアリングにより回転自在に支持
されている。前記出力軸20の基端部24は、エンジン
本体1の出力部に、前記フレキシブルコード式出力軸2
の基端部3と相互に交換可能なように同じ位置でボルト
止めされている。前記出力軸20の他端側はくの字形に
屈曲している回転連結部21を介して、回転ブラシ5に
回転を伝えている。回転連結部21は前記回転連結部4
とほとんど同じ構成なので詳細は記述しない。エンジン
本体1の下方には着脱可能な脚部11が設けられてお
り、実施例1で説明したように、左右に車輪を一個づつ
取り付けた2輪付き脚部11となっている。
【0015】前記出力軸20の中間部からは上部後方に
操作ハンドル25が延びている。図4において、この操
作ハンドル25は、途中で略U型に別れて自転車のハン
ドルと同じような形をしている。そして略U型に別れた
操作ハンドル25の末端部には取っ手部26があり、該
取っ手部26の近くには、前記エンジン本体1のエンジ
ン出力を調整するためのスロットルレバー27を配置し
ている。前記操作ハンドル25にはその基端部と略U字
型に分岐する部分との間に屈曲部28を設けて、操作ハ
ンドル25を上下方向に屈曲の程度を変えられるように
し、これによりケレンがけ対象面02から前記取っ手部
26までの高さを調節可能としている。更に、屈曲部2
8は、ケレンがけ対象面02に対する操作ハンドル25
の取っ手部26の角度をも調整可能としている。なお、
前記回転ブラシ5を回転刃と、又前記車輪15の径を大
きなものと、それぞれ交換すれば、本ケレンがけ機を芝
刈り機としても使用できる。なお、作業者がケレンがけ
機の前記出力軸20を前記出力軸2に交換したり、また
は逆に、前記出力軸2を前記出力軸20に交換したりし
て、実施例1または実施例2の構成に相互に変換するた
めに要する時間は約5分間で可能である。
【0016】次に、実施例2の作用及び効果について述
べる。まず、本実施例2のケレンがけ機は回転ブラシ5
と2個の車輪15との3点で全体の重量を支持している
ので、ケレンがけをする作業者には重量を支えるための
負担がかからないようになっており、従来のケレンがけ
作業と比較して大幅な軽労化となっている。ほぼ水平な
床面や屋根の上等に対してケレンがけ作業を行う場合に
は、作業者が操作ハンドル25の取っ手部26を手で上
下させれば、脚部11の車輪15とケレンがけ対象面0
2の接点が支点となって、回転ブラシ5を上下出来、ケ
レンがけ対象面02に回転ブラシ5を押しつける力を簡
単に調節出来るので、対象面02の状況に合わせて適切
に、しかも、楽に回転ブラシ5を押しつける力を加減出
来るようになる。。しかも、キャスター型自由車輪であ
る車輪15の作用によって、軽く移動しながらケレンが
け作業が出来る、と同時に方向転換も軽く出来る。ま
た、キャスター型自由車輪にはブレーキを取り付けてい
るので屋根上での固定ができる。従って、高齢者や女子
でもケレンがけ作業を楽に出来るようになった。
【0017】また、回転ブラシ5を取り替えた時に、万
一回転ブラシ5の厚みが変わった場合は、出力軸20の
軸線が傾斜しているので、回転ブラシ5のケレンがけ対
象面02に接する面が傾き前記ケレンがけ対象面02と
平行でなくなる。しかし、脚部11を上下に高さ調節す
ることにより、平行にすることが出来るので、もしも回
転ブラシ5の厚みが変わった場合でも、支障なくケレン
がけ作業できる。しかも、前記屈曲部28の角度を変え
ることにより、ケレンがけ対象面02から取っ手部26
までの高さを調節出来るようにしているので、使用する
人の身長に合わせ、立ったままの楽な姿勢でケレンがけ
作業が出来る。更に、屋根などの傾斜面にケレンがけ作
業をする場合においても、屈曲部28の作用により、取
っ手部26の角度を地面と水平に保つことにより、安全
な姿勢でケレンがけ作業を行うことができ、危険作業を
なくすことができる。また、錆や除去すべき塗装が強固
に付着している場合は、回転ブラシ5を強く押える必要
があると同時にエンジン出力への負荷が増大するので、
エンジンが停止しないようにスロットルレバー27を操
作して、エンジンの出力を増す必要がある。このとき、
スロットルレバー27を取っ手部26のすぐ近くに配置
したので、エンジン本体1まで作業者が手を延ばす必要
がなく、ケレンがけ作業を中断することなくエンジンの
出力を増大出来、エンジンの出力の調整を容易に行うこ
とができる。また、全体としてコンパクトにしたので全
体の重量が約6.5Kgと軽く出来ているので、人力で
運搬出来る。このように、優れた点が多いので、従来の
ハンドグラインダーによるケレンがけ作業と比較し、本
実施例1のケレンがけ機を使用すると1時間当たり約1
0倍の広さをケレンがけ作業出来るようになった。ま
た、長い電源コードを準備、持ち運びする必要がないの
で準備、後始末が大変楽になった。
【0018】
【発明の効果】以上に述べたごとく、本発明によれば、
ほとんど垂直な面や傾斜付きの広い屋根の上あるいは床
面の他、凹凸のあるものや、柱やタンクの内外面等の球
面体等、種々な対象面に対して、ケレンがけ機の出力軸
を取り替えることにより、楽な姿勢でケレンがけ作業出
来るので、軽労作業として長時間、作業を容易にかつ安
全に行うことができると共に、ケレンがけ作業の能率を
大幅に向上させることができるという効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施例1の全体図である。
【図2】図1のA−A矢視図である。
【図3】本発明に係る実施例2の側面図である。
【図4】図3の平面図である。
【符号の説明】
01,02:対象面 1:
エンジン本体 2,20:出力軸 3,24:基
端部 4,21:回転連結部 5:回
転ブラシ 6:取付部 7,26:取っ手部 8:背当て 9:クッショ
ン材 10:背負いバンド 11:脚部 12:脚上部 13:脚下部 15:車輪 16:脚取付
部 17,27:スロットルレバー 25:
操作ハンドル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川上 一幸 滋賀県彦根市宇尾町400−16 (72)発明者 福山 吉夫 滋賀県近江八幡市鷹飼町1210−6

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジン本体と、前記エンジン本体に基
    端部を取り付けられ前方に延びるフレキシブルコード式
    出力軸の先端に回転連結部を介して取り付けられた回転
    ブラシと、前記回転連結部付近に形成した取っ手部と、
    前記エンジン本体上方に取り付けられた背当て及び着脱
    可能な背負いバンドとを具備してなるケレンがけ機。
  2. 【請求項2】 前記背負いバンドにて前記ケレンがけ機
    全体を背負い、前記取っ手部を手に持ってケレンがけ作
    業をするようにしたことを特徴とする請求項1に記載の
    ケレンがけ機。
  3. 【請求項3】 前記エンジン本体下方に着脱可能な車輪
    付き脚部を設けたことを特徴とする請求項1および請求
    項2に記載のケレンがけ機。
  4. 【請求項4】 前記フレキシブルコード式出力軸と、回
    転連結部を介して取り付けられた回転ブラシ付のノンフ
    レキシブル出力軸とを、基端部で相互に交換可能とし、
    前記エンジン本体下方には着脱可能な車輪付き脚部が取
    り付けられ、かつ、前記ノンフレキシブル出力軸にはノ
    ンフレキシブル出力軸の中間部から上部後方に延びる操
    作ハンドルを具備し、また前記操作ハンドルは上下方向
    に屈曲可能とされ、前記フレキシブルコード式出力軸を
    前記ノンフレキシブル出力軸に交換したときには、前記
    回転ブラシと前記車輪付き脚部とによって全体がケレン
    がけ対象面に支持されることを特徴とする請求項1に記
    載のケレンがけ機。
  5. 【請求項5】 前記回転連結部付近に形成した取っ手部
    又は前記操作ハンドルの取っ手部には、エンジン出力調
    整用のスロットルレバーが設けられていることを特徴と
    する請求項1又は請求項4に記載のケレンがけ機。
JP15755294A 1994-07-08 1994-07-08 ケレンがけ機 Pending JPH0819497A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15755294A JPH0819497A (ja) 1994-07-08 1994-07-08 ケレンがけ機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15755294A JPH0819497A (ja) 1994-07-08 1994-07-08 ケレンがけ機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0819497A true JPH0819497A (ja) 1996-01-23

Family

ID=15652182

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15755294A Pending JPH0819497A (ja) 1994-07-08 1994-07-08 ケレンがけ機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0819497A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109044211A (zh) * 2018-08-24 2018-12-21 南昌理工学院 软管传动柔性擦洗机

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109044211A (zh) * 2018-08-24 2018-12-21 南昌理工学院 软管传动柔性擦洗机

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7640622B2 (en) Floor surface cleaning and resurfacing equipment
FI3632285T3 (fi) Käsin ohjattu lattiankäsittelylaite
US20030229964A1 (en) Universal wet/dry vacuum cart
JP3398303B2 (ja) 背負い式作業機
JP2003508285A5 (ja)
US20190343363A1 (en) Fluid manifolds for floor cleaning machine
CA2657383A1 (en) Shoulder-belt-traction hand-push tool
EP0463035B1 (en) A machine for treating floor surfaces
US6295682B1 (en) Rideable cleaning appliance
US3303524A (en) Vertically adjustable cradle for a surface brushing machine
JP2004166629A (ja) 管理機
JPH0819497A (ja) ケレンがけ機
GB2605743A (en) Floor treatment machine
US6776363B1 (en) Carriage attachment for a power washer
CN211272108U (zh) 一种新型帕金森患者助行器
CA2128816C (en) Floor cleaning and polishing equipment
JPH07213976A (ja) ケレンがけ機
CN210995785U (zh) 一种土壤修复用土壤修复剂喷洒装置
CN213666599U (zh) 一种心血管护理用康复辅助行走装置
CN213804812U (zh) 一种方便移动的厂房建设用地标线绘制仪
CN211985621U (zh) 一种皮肤科专用脚部角质层安全祛除装置
CN207289646U (zh) 一种日用利器打磨装置
JP3010490U (ja) 床面等処理装置
CN219094692U (zh) 一种打磨抛光机
CN213431426U (zh) 肌骨检查辅助椅