JPH07212909A - 電気車制御装置 - Google Patents

電気車制御装置

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JPH07212909A
JPH07212909A JP140894A JP140894A JPH07212909A JP H07212909 A JPH07212909 A JP H07212909A JP 140894 A JP140894 A JP 140894A JP 140894 A JP140894 A JP 140894A JP H07212909 A JPH07212909 A JP H07212909A
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Rei Miyazaki
玲 宮崎
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 集電器1の後段に変圧器2が接続され、変圧
器2の2次側には遮断器7が接続されている。遮断器7
には交流電力を直流電力に変換するPWMコンバータ3
が接続され、PWMコンバータ3の直流出力側には直流
電力を3相交流電力に変換するインバータ4が接続され
ている。又インバータ4の3相交流出力側には誘導電動
機5が接続されている。又遮断器7には並列に発電ブレ
ーキ接触器8a、発電ブレーキ抵抗器8b、リアクトル
8cからなる発電ブレーキ回路8が接続されている。更
に制御手段9は遮断器7、発電ブレーキ接触器8a、コ
ンバータ制御部10、インバータ制御部11に対して指令を
出力する。 【効果】 幅広い制動力出力範囲に対して、発電ブレー
キ回路を連続的に動作させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は交流電気車のブレーキ制
御を行う電気車制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年可変電圧・可変周波数インバータ装
置(以下、インバータという)により制御される誘導電
動機を駆動源とする電気車が多く運転されるようになっ
てきている。単相交流電化区間を走行する電気車(以下
交流電気車という)を誘導電動機にて駆動する場合、集
電器より集電した交流電力は変圧器にて降圧され、この
降圧された交流電力はサイリスタやダイオードなどで構
成される整流器で直流電力に変換され、この直流電力は
インバータで3相交流電力に変換されて誘導電動機に供
給される。
【0003】図4は誘導電動機駆動の交流電気車の電気
車制御装置の構成図である。図示しない交流架線からパ
ンタグラフ1を介して集電された交流電力は、変圧器2
により降圧された後、整流器3にて直流電力に変換され
る。この直流電力はインバータ4により可変電圧・可変
周波数の3相交流電力に変換されて誘導電動機5へ供給
され、交流電気車は誘導電動機5から発生するトルクに
より力行、ブレーキ運転される。また、整流器3とイン
バータ4の間には、ブレーキ接触器6aと発電ブレーキ
抵抗器6bにより構成される発電ブレーキ回路6が接続
されている。
【0004】図示しない指令装置から電気車の力行指令
が出力されている際には、ブレーキ抵抗器6aは開放し
ている。一方図示しない指令装置から電気車のブレーキ
指令が出力された際には、ブレーキ接触器6aを閉成し
て発電ブレーキ抵抗器6bを整流器3とインバータ5の
間に接続する。そして誘導電動機5を発電機として動作
させ、誘導電動機5から発生した発電エネルギをインバ
ータ4を介して発電ブレーキ抵抗器6bで消費させるこ
とで、制動力を得ている。誘導電動機5から発生する発
電エネルギの大きさは、損失を無視するとその時の電気
車の速度と要求される制動力との積である。一方発電ブ
レーキ抵抗器6bで消費されるエネルギ量は、インバー
タ4の直流側の端子間電圧VD を増減することで制御で
きる。従って発電ブレーキ抵抗器6bで消費されるエネ
ルギ量による制動力と電気車の動作速度の範囲を広げよ
うとすれば、インバータ4の直流側の端子間電圧VD の
増減範囲を広げる必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述した
インバータ4の直流側の端子間電圧VD の増減範囲は、
インバータ4を構成する図示しない半導体素子の耐圧、
インバータ4の制御の安定性や効率を考慮すると、ある
一定範囲に制限される。このため発電ブレーキ抵抗器6
bの値を一定値とした場合に、発電ブレーキ抵抗器6b
で消費される発電エネルギの量に制約が生じるため、
「速度×制動力」の範囲に制約が生じ、例えば最大速度
から停止までの間に発電ブレーキ回路6により制動力を
得ることができない範囲が生じるという問題があった。
発電ブレーキ抵抗器6bの値を可変すれば、上述した問
題点の解決手段となり得るが、新たに追加機器が必要と
なってしまう。
【0006】そこで本発明は上述した問題点を解決する
ためになされたもので、特別な追加機器を用いずに、幅
広い速度範囲に対して発電ブレ−キ回路の連続的な制御
を可能とする電気車制御装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために請求項1記載の発明は、集電器より第1の開閉手
段を介して供給される交流電力を直流電力に変換するパ
ルス幅変調コンバータと、このパルス幅変調コンバータ
に接続され、パルス幅変調コンバータにより変換された
直流電力を3相交流電力に変換し、電気車の駆動用電動
機に供給するインバータと、抵抗器と第2の開閉手段が
直列に接続されてなり、第1の開閉手段に並列に接続さ
れる発電ブレーキ回路と、力行運転時には第1の開閉手
段を閉成し、ブレーキ運転時には第1の開閉手段を開放
し、第2の開閉手段を閉成する制御手段とを有してな
る。
【0008】又請求項2記載の発明は、請求項1記載の
発明に加えて、発電ブレーキ回路の抵抗器に直列に接続
されるリアクトルを有してなる。又請求項3記載の発明
は、請求項1又は請求項2記載の発明に加えて、ブレー
キ運転時にパルス幅変調コンバータの直流変調制御を行
うコンバータ制御手段を有してなる。
【0009】又請求項4記載の発明は、集電器より第1
の開閉手段を介して供給される交流電力を直流電力に変
換するパルス幅変調コンバータと、このパルス幅変調コ
ンバータに接続され、パルス幅変調コンバータにより変
換された直流電力を3相交流電力に変換し、電気車の駆
動用電動機に供給するインバータと、抵抗器と第2の開
閉手段が直列に接続されてなり、第1の開閉手段に並列
に接続される発電ブレーキ回路と、集電器により集電さ
れた交流電力が零に近づいた際に停電指令を出力する停
電検知回路と、ブレーキ運転時に停電検知回路から停電
指令が出力されていない際には、第1の開閉手段を閉成
し、停電検知回路から停電指令が出力された際には、第
1の開閉手段を開放して第2の開閉手段を閉成する制御
手段とを有してなる。
【0010】
【作用】上述した構成により請求項1記載の発明では、
制御手段により力行運転時に第1の開閉手段を閉成する
ことで、集電器により集電された交流電力がパルス幅変
調コンバ−タに供給される。パルス幅変調コンバ−タは
交流電力を直流電力に変換し、インバ−タはこの直流電
力を3相交流電力に変換する。そして駆動用電動機に3
相交流電力が供給される。制御手段によりブレ−キ運転
時には第1の開閉手段を開放し、第2の開放手段を閉成
することで、駆動用電動機から発生した発電エネルギは
インバ−タ、パルス幅変調コンバ−タを介して、発電ブ
レ−キ回路で消費される。
【0011】又請求項2記載の発明では、発電ブレ−キ
回路で消費される電力を、リアクトルにより平滑するこ
とができる。又請求項3記載の発明では、コンバ−タ制
御手段により、ブレ−キ運転時にコンバ−タの直流変調
制御を行なうことで、コンバ−タの交流端子側に直流電
力を発生させることができる。
【0012】又請求項4記載の発明では、停電検知回路
がブレ−キ運転時に停電指令を出力した際には、制御手
段により第1の開閉手段を開放し第2の開閉手段を閉成
して発電ブレ−キ運転を行ない、停電指令が出力されて
いない際には、第1の開閉手段のみを閉成することで、
回生ブレ−キ運転を行なうことができる。
【0013】
【実施例】本発明の一実施例を図面を参照して詳細に説
明する。図1は請求項1乃至請求項3記載の発明の一実
施例を示す電気車制御装置の構成図である。図示しない
架線から交流電力を集電する集電器1の後段に変圧器2
が接続されている。変圧器2の2次側には交流電力を直
流電力に変換する整流器として、本発明では図示しない
半導体素子で構成されたパルス幅変調コンバータ(以下
PWMコンバータという)3が接続されている。そして
PWMコンバータ3の直流出力端子には図示しない半導
体素子で構成され、直流電力を3相交流電力に変換する
インバータ4が接続され、インバータ4の3相交流出力
端子には駆動用電動機として誘導電動機5が接続されて
いる。又変圧器2とPWMコンバータ3との間には第1
の開閉手段(以下遮断器という)7が接続され、更に第
2の開閉手段(以下ブレーキ接触器という)8a、発電
ブレーキ抵抗器8b、リアクトル8cが直列に接続され
てなる発電ブレーキ回路8が遮断器7に並列に接続され
ている。制御手段9は図示しない指令装置から出力され
る電気車の力行指令やブレーキ指令をうけて、遮断器
7、ブレーキ接触器8aの開放/閉成制御を行い、PW
Mコンバータ3を制御するコンバータ制御手段10、イン
バータ4を制御するインバータ制御手段11に制御指令を
出力する。
【0014】具体的には、図示しない指令装置から電気
車の力行指令が出力されている際には、制御手段9から
遮断器7に対して閉成指令、ブレーキ接触器8aに対し
て開放指令、そしてコンバータ制御手段10、インバータ
制御手段11に対して各々制御指令として力行運転指令が
出力される。すると集電器1により集電された交流電力
は、変圧器2により降圧された後、コンバータ制御手段
10により制御されたPWMコンバータ3で直流電力に変
換される。PWMコンバータ3を使用することにより、
高力率化、高周波低減、回生ブレーキ制御の容易さ等の
利点がある。PWMコンバータ3により変換された直流
電力は、インバータ制御手段11により制御されたインバ
ータ4で可変電圧・可変周波数の3相交流電力に変換さ
れ、誘導電動機5に供給される。
【0015】図示しない指令装置から電気車のブレーキ
指令が出力された際には、制御手段9から遮断器7に対
して開放指令、ブレーキ接触器8aに対して閉成指令、
そしてコンバータ制御手段10、インバータ制御手段11に
対して各々制御指令として発電ブレーキ指令が出力され
る。
【0016】インバータ制御手段11はインバータ周波数
を誘導電動機5の回転周波数より低くするようにインバ
ータ4を制御する。すると誘導電動機5は発電機として
動作し、誘導電動機5から発生した発電エネルギがイン
バータ4へ返還される。インバータ4へ返還された発電
エネルギは損失を無視するとその時の電気車の速度と制
動力の積に等しくなる。又コンバータ制御手段10は電気
車の力行時と同様にPWMコンバータ3を交流変調運転
させる。つまりPWMコンバータ3を構成する図示しな
い半導体素子のスイッチングのタイミングを変調率を増
減することで可変し、PWMコンバータ3の交流端子に
発生する交流電圧VA の大きさを制御する。この交流電
圧VA は発電ブレ−キ抵抗器8bで消費される。従って
インバータ4へ返還された発電エネルギと発電ブレ−キ
抵抗器8bで消費された電力とが等しくなるようにコン
バータ制御手段10は変調率を増減して、PWMコンバー
タ3を制御することで、「速度×制動力」の範囲に制約
は生じず、幅広い制動力の出力範囲に対して安定したブ
レーキ動作を可能とすることができる。なおコンバータ
制御手段10の制御方式としてPWMコンバータ3を交流
変調運転させる場合だけでなく、直流変調すなわちチョ
ッパ運転させることでも上述と同様の効果が得られる。
つまりPWMコンバータ3を構成する図示しない半導体
素子のスイッチングのタイミングを通流率を増減するこ
とで可変し、PWMコンバータ3の交流端子に発生する
直流電圧の大きさを制御して、この直流電圧を発電ブレ
−キ抵抗器8bで消費させる。従ってインバータ4へ返
還された発電エネルギと発電ブレ−キ抵抗器8bで消費
された電力とが等しくなるようにコンバータ制御手段10
は通流率を増減して、PWMコンバータ3を制御する。
又発電ブレ−キ抵抗器8bと直列にリアクトル8cを接
続したことで、発電ブレ−キ抵抗器8bに流れる電流を
平滑することができ、高周波ノイズの影響を抑えること
ができる。
【0017】次に図2は請求項1乃至請求項3記載の発
明の他の実施例を示す電気車制御装置の構成図である。
本実施例では図1に示されるブレーキ接触器8aをサイ
リスタスイッチ8dとして発電ブレーキ回路81を構成し
ている。
【0018】図示しない指令装置から電気車の力行指令
が出力されている際には、制御手段9から遮断器7に対
して閉成指令、サイリスタスイッチ8dに対して消弧指
令、そしてコンバータ制御手段10、インバータ制御手段
11に対して制御指令として力行運転指令が出力される。
すると集電器1により集電された交流電力は、変圧器2
により降圧された後、PWMコンバータ3で直流電力に
変換される。PWMコンバータ3で変換された直流電圧
は、インバータ4で可変電圧・可変周波数の3相交流電
力に変換され、誘導電動機5に供給される。
【0019】図示しない指令装置から電気車のブレーキ
指令が出力された際には、制御手段9から遮断器7に対
して開放指令、サイリスタスイッチ8dに対して点弧指
令、そしてコンバータ制御手段10、インバータ制御手段
11に対して各々制御指令として発電ブレーキ指令が出力
される。誘導電動機5が発電機として動作して発生した
発電エネルギはインバータ4へ返還される。コンバータ
制御手段10はPWMコンバータ3を直流変調運転させ
て、PWMコンバータ3の交流端子に直流電圧VD を発
生させる。このことは発電ブレーキ回路81にサイリスタ
スイッチ8dを備えたので、発電ブレ−キ抵抗器8bに
対して一方向のみの通電を考慮するため、PWMコンバ
ータ3を直流変調運転させ、直流電圧VD を発生させ
る。この直流電圧VD を発電ブレ−キ抵抗器8bで消費
することで制動力が得られる。
【0020】次に図3は請求項4記載の発明の一実施例
を示す電気車制御装置の構成図である。本実施例は図2
に示されるサイリスタスイッチ8dと並列にサイリスタ
スイッチ8eを接続して発電ブレーキ回路82を構成し、
更に集電器1から集電される交流電力が零となった時に
制御手段9に対して停電指令を出力する停電検知回路12
を備えて構成したものである。
【0021】図示しない指令装置から電気車の力行指令
が出力されている際には、制御手段9から遮断器7に対
して閉成指令、サイリスタスイッチ8d,8eに対して
消弧指令、そしてコンバータ制御手段10、インバータ制
御手段11に対して制御指令として力行運転指令が出力さ
れる。すると集電器1により集電された交流電力は変圧
器2により降圧された後、PWMコンバータ3で直流電
力に変換される。PWMコンバータ3で変換された直流
電力は、インバータ4で可変電圧・可変周波数の3相交
流電力に変換され、誘導電動機5に供給される。
【0022】図示しない指令装置から電気車のブレーキ
指令が出力され、停電検知回路12より停電指令が出力さ
れていない際には、制御手段9から力行運転時と同様に
遮断器7に対して閉成指令、サイリスタスイッチ8d,
8eに対して消弧指令が出力され、そしてコンバータ制
御手段10、インバータ制御手段11に対して制御指令とし
てブレーキ運転指令が出力される。つまり誘導電動機5
が発電機として動作して発生した発電エネルギはインバ
ータ4、PWMコンバータ3を介して変圧器2で昇圧さ
れ、集電器から図示しない架線へ回生する回生ブレーキ
運転が行われる。
【0023】又図示しない指令装置から電気車のブレー
キ指令が出力され、停電検知回路12より停電指令が出力
された際には、制御手段9から遮断器7に対しては開放
指令が出力され、サイリスタスイッチ8d,8eに対し
ては点弧指令が出力される。
【0024】すると誘導電動機5が発電機として動作し
て発生した発電エネルギはインバータ4へ返還される。
コンバータ制御手段10は電気車の力行時と同様にPWM
コンバータ3を交流変調運転させる。つまりPWMコン
バータ3を構成する図示しない半導体素子のスイッチン
グのタイミングを変調率を増減することで可変し、PW
Mコンバータ3の交流端子に発生する交流電圧VA の大
きさを制御する。この交流電圧VA は発電ブレ−キ抵抗
器8bで消費される。従ってインバータ4へ返還された
発電エネルギと発電ブレ−キ抵抗器8bで消費された電
力とが等しくなるようにコンバータ制御手段10は変調率
を増減して、PWMコンバータ3を制御することで、
「速度×制動力」の範囲に制約は生じず、幅広い制動力
の出力範囲に対して安定したブレーキ動作を可能とする
ことができる。なおコンバータ制御手段10の制御方式と
してPWMコンバータ3を交流変調運転させる場合だけ
でなく、直流変調すなわちチョッパ運転させることでも
上述と同様の効果が得られる。つまりPWMコンバータ
3を構成する図示しない半導体素子のスイッチングのタ
イミングを通流率を増減することで可変し、PWMコン
バータ3の交流端子に発生する直流電圧の大きさを制御
して、この直流電圧を発電ブレ−キ抵抗器8bで消費さ
せる。従ってインバータ4へ返還された発電エネルギと
発電ブレ−キ抵抗器8bで消費された電力とが等しくな
るようにコンバータ制御手段10は通流率を増減して、P
WMコンバータ3を制御する。
【0025】停電検知回路12から停電指令が出力されな
くなると、サイリスタスイッチ8d,8eに対して消弧
指令が出力され、回生ブレーキ動作に切り換えることが
可能となる。又停電検知回路12はき電区分セクションを
検出できるので、き電区分セクションでも発電ブレーキ
回路6を動作させることができる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1乃至請求
項4記載の発明では、幅広い制動力の出力範囲に対し
て、発電ブレ−キ回路の連続的な制御を可能とする電気
車制御装置を提供することができる。又請求項4記載の
発明では、更に発電ブレーキ運転と回生ブレーキ運転の
切り換えを可能とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1乃至請求項3記載の発明の一実施例を
示す電気車制御装置の構成図である。
【図2】請求項1乃至請求項3記載の発明の他の実施例
を示す電気車制御装置の構成図である。
【図3】請求項4記載の発明の一実施例を示す電気車制
御装置の構成図である。
【図4】従来の電気車制御装置の構成図である。
【符号の説明】
1 集電器 2 変圧器 3 PWMコンバータ 4 インバータ 5 誘導電動機 7 遮断器 8,81,82 発電ブレ−キ回路 8a 発電ブレーキ接触器 8b 発電ブレーキ抵抗器 8c リアクトル 8d,8e サイリスタスイッチ 9 制御手段 10 コンバータ制御手段 11 インバータ制御手段 12 停電検知回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 集電器より第1の開閉手段を介して供給
    される交流電力を直流電力に変換するパルス幅変調コン
    バータと、 このパルス幅変調コンバータに接続され、前記パルス幅
    変調コンバータにより変換された直流電力を3相交流電
    力に変換し、電気車の駆動用電動機に供給するインバー
    タと、 抵抗器と第2の開閉手段が直列に接続されてなり、前記
    第1の開閉手段に並列に接続される発電ブレーキ回路
    と、 力行運転時には前記第1の開閉手段を閉成し、ブレーキ
    運転時には前記第1の開閉手段を開放し、前記第2の開
    閉手段を閉成する制御手段とを有する電気車制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電気車制御装置におい
    て、 前記発電ブレーキ回路の抵抗器に直列に接続されるリア
    クトルを有する電気車制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載の電気車制御
    装置において、 ブレーキ運転時に前記パルス幅変調コンバータの直流変
    調制御を行うコンバータ制御手段を有する電気車制御装
    置。
  4. 【請求項4】 集電器より第1の開閉手段を介して供給
    される交流電力を直流電力に変換するパルス幅変調コン
    バータと、 このパルス幅変調コンバータに接続され、前記パルス幅
    変調コンバータにより変換された直流電力を3相交流電
    力に変換し、電気車の駆動用電動機に供給するインバー
    タと、 抵抗器と第2の開閉手段が直列に接続されてなり、前記
    第1の開閉手段に並列に接続される発電ブレーキ回路
    と、 前記集電器により集電された交流電力が零に近づいた際
    に停電指令を出力する停電検知回路と、 ブレーキ運転時に前記停電検知回路から停電指令が出力
    されていない際には、前記第1の開閉手段を閉成し、前
    記停電検知回路から停電指令が出力された際には、前期
    第1の開閉手段を開放して前記第2の開閉手段を閉成す
    る制御手段とを有する電気車制御装置。
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