JPH07212820A - チャネル割り当て方法 - Google Patents
チャネル割り当て方法Info
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- JPH07212820A JPH07212820A JP583594A JP583594A JPH07212820A JP H07212820 A JPH07212820 A JP H07212820A JP 583594 A JP583594 A JP 583594A JP 583594 A JP583594 A JP 583594A JP H07212820 A JPH07212820 A JP H07212820A
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- wireless
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 自律分散ダイナミックチャネル割り当て方式
の無線通信システムにおけるチャネルの割り当て方法に
関し、無線周波数の有効利用を図ることを目的とする。 【構成】 無線チャネル切り替え時、および、通信終了
時、または、それらの内のいずれかの時に、無線チャネ
ル選択の優先順位あるいは、周期的チャネル検索の順位
を通信中に干渉を起こさずに最後に解放された無線チャ
ネルは最上位にし、一方、通信中に干渉を起こした無線
チャネルは最下位になるよう変更し、無線チャネル選択
時には上記によって設定された優先順位に従って、無線
チャネルの選択を行うように構成する。
の無線通信システムにおけるチャネルの割り当て方法に
関し、無線周波数の有効利用を図ることを目的とする。 【構成】 無線チャネル切り替え時、および、通信終了
時、または、それらの内のいずれかの時に、無線チャネ
ル選択の優先順位あるいは、周期的チャネル検索の順位
を通信中に干渉を起こさずに最後に解放された無線チャ
ネルは最上位にし、一方、通信中に干渉を起こした無線
チャネルは最下位になるよう変更し、無線チャネル選択
時には上記によって設定された優先順位に従って、無線
チャネルの選択を行うように構成する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は自律分散ダイナミックチ
ャネル割り当て方式の無線通信システムにおけるチャネ
ルの割り当て方法に関し、特に、無線周波数の有効利用
を図ることのできるチャネル割り当て方法に係る。
ャネル割り当て方式の無線通信システムにおけるチャネ
ルの割り当て方法に関し、特に、無線周波数の有効利用
を図ることのできるチャネル割り当て方法に係る。
【０００２】
【従来の技術】図９は無線チャネルの繰り返し利用につ
いて説明する図であって、１１−１〜１１−５はそれぞ
れ無線セルを表わしている。
いて説明する図であって、１１−１〜１１−５はそれぞ
れ無線セルを表わしている。
【０００３】同図に示すように、従来より、無線通信シ
ステムにおいては、無線周波数有効利用を行なうため、
一定距離以上離れた無線セルでは、同一の無線チャネル
を通信に使用するのが一般的である。そのため、無線セ
ル毎に選択可能な無線チャネルを固定的に定め、最適な
距離で無線チャネルの再利用を図るように構成される。
これを固定チャネル割り当て方式と言う。
ステムにおいては、無線周波数有効利用を行なうため、
一定距離以上離れた無線セルでは、同一の無線チャネル
を通信に使用するのが一般的である。そのため、無線セ
ル毎に選択可能な無線チャネルを固定的に定め、最適な
距離で無線チャネルの再利用を図るように構成される。
これを固定チャネル割り当て方式と言う。
【０００４】図１０はダイナミックチャネル割り当てに
ついて説明する図であって、１２−１，１２−２は無線
セル、１３−１，１３−２は基地局、１４は無線端末、
１５は干渉波を表わしている。
ついて説明する図であって、１２−１，１２−２は無線
セル、１３−１，１３−２は基地局、１４は無線端末、
１５は干渉波を表わしている。
【０００５】同図に示すように、最近導入が始まったダ
イナミックチャネル割り当てでは、各無線セルにおい
て、システムが使用しているすべての無線チャネルが、
選択可能である（所要の品質を満たしている限り、通信
に使用することができる）。
イナミックチャネル割り当てでは、各無線セルにおい
て、システムが使用しているすべての無線チャネルが、
選択可能である（所要の品質を満たしている限り、通信
に使用することができる）。
【０００６】先に述べた、固定チャネル割り当ての場合
と異なり、各無線セルはシステムが使用している全ての
無線チャネルｆ1 〜ｆn の中から干渉波１５によって生
じる通信品質の劣化がシステム許容値以下の無線チャネ
ルを選択して無線端末１４（２−ｂ）との通信に使用す
る。
と異なり、各無線セルはシステムが使用している全ての
無線チャネルｆ1 〜ｆn の中から干渉波１５によって生
じる通信品質の劣化がシステム許容値以下の無線チャネ
ルを選択して無線端末１４（２−ｂ）との通信に使用す
る。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】上述したようなダイナ
ミックチャネル割り当て方式では、 （ア）トラヒックの粗密に従った周波数の有効利用が実
現できる。 （イ）固定チャネル配置にくらべて、無線チャネル配置
計画をシステム運用開始前に行う必要がなくなり、設計
が容易である。
ミックチャネル割り当て方式では、 （ア）トラヒックの粗密に従った周波数の有効利用が実
現できる。 （イ）固定チャネル配置にくらべて、無線チャネル配置
計画をシステム運用開始前に行う必要がなくなり、設計
が容易である。
【０００８】という利点があるが、その反面、従来の集
中制御によるチャネル割り当てを行う限り、無線基地局
数の増大にともない、無線基地局間で送受される制御情
報の量も増大する。増大した制御情報量を流通させうる
ネットワークを無線基地局間に構築するのでは、上記
（イ）で述べた、設計が容易であるという利点と矛盾し
てしまう。
中制御によるチャネル割り当てを行う限り、無線基地局
数の増大にともない、無線基地局間で送受される制御情
報の量も増大する。増大した制御情報量を流通させうる
ネットワークを無線基地局間に構築するのでは、上記
（イ）で述べた、設計が容易であるという利点と矛盾し
てしまう。
【０００９】そこで、無線基地局間で制御情報を交換せ
ずに、各無線基地局が独立にチャネル選択・割り当てを
行う自律分散システムの開発が、盛んに行われるように
なった。
ずに、各無線基地局が独立にチャネル選択・割り当てを
行う自律分散システムの開発が、盛んに行われるように
なった。
【００１０】ダイナミックチャネル割り当て方式は、自
律分散ダイナミックチャネル割り当てを行ってはじめ
て、上記（ア），（イ）として述べた利点を実現するこ
とができると云える。
律分散ダイナミックチャネル割り当てを行ってはじめ
て、上記（ア），（イ）として述べた利点を実現するこ
とができると云える。
【００１１】しかし、無線チャネルを最適な間隔で繰り
返し利用することは、他の無線基地局の割り当て状況を
報知されないで無線チャネル選択をおこなうこの方式で
は困難である。
返し利用することは、他の無線基地局の割り当て状況を
報知されないで無線チャネル選択をおこなうこの方式で
は困難である。
【００１２】本発明は、このような従来の課題に鑑み、
自律分散ダイナミックチャネル割り当てを行なう無線通
信システムにおいて、設計が容易であると共に無線周波
数の有効利用を図ることのできる手段の実現を目的とし
ている。
自律分散ダイナミックチャネル割り当てを行なう無線通
信システムにおいて、設計が容易であると共に無線周波
数の有効利用を図ることのできる手段の実現を目的とし
ている。
【００１３】
【課題を解決するための手段】本発明によれば上述の課
題は前記特許請求の範囲に記載した手段により解決され
る。すなわち、請求項１の発明は、複数の無線基地局
と、該各無線基地局と通信可能な各無線セルに位置する
無線端末とにより構成され、各無線基地局は複数の無線
チャネルの使用が可能であり、各無線基地局は、互いに
制御情報の送受を行わず各自別個に自律分散的に通信に
使用する無線チャネルを前記複数無線チャネルの中から
選択し、該無線基地局と前記無線端末は、上記の選択さ
れた無線チャネルを使用して通信を行なう移動通信シス
テムにおいて、無線チャネル切り替え時、および、通信
終了時、または、それらの内のいずれかの時に、無線チ
ャネル選択の優先順位を、通信中に干渉を起こさずに最
後に解放された無線チャネルは最上位にし、一方、通信
中に干渉を起こした無線チャネルは最下位になるよう変
更し、無線チャネル選択時には上記によって設定された
優先順位に従って、無線チャネルの選択を行うように構
成したチャネル割り当て方法である。
題は前記特許請求の範囲に記載した手段により解決され
る。すなわち、請求項１の発明は、複数の無線基地局
と、該各無線基地局と通信可能な各無線セルに位置する
無線端末とにより構成され、各無線基地局は複数の無線
チャネルの使用が可能であり、各無線基地局は、互いに
制御情報の送受を行わず各自別個に自律分散的に通信に
使用する無線チャネルを前記複数無線チャネルの中から
選択し、該無線基地局と前記無線端末は、上記の選択さ
れた無線チャネルを使用して通信を行なう移動通信シス
テムにおいて、無線チャネル切り替え時、および、通信
終了時、または、それらの内のいずれかの時に、無線チ
ャネル選択の優先順位を、通信中に干渉を起こさずに最
後に解放された無線チャネルは最上位にし、一方、通信
中に干渉を起こした無線チャネルは最下位になるよう変
更し、無線チャネル選択時には上記によって設定された
優先順位に従って、無線チャネルの選択を行うように構
成したチャネル割り当て方法である。
【００１４】請求項２の発明は、複数の無線基地局と、
該各無線基地局と通信可能な各無線セルに位置する無線
端末とにより構成され、各無線基地局は複数の無線チャ
ネルの使用が可能であり、各無線基地局は、常時周期的
に周辺無線セルより到来する各無線チャネルの干渉波の
受信レベル測定を１チャネルずつ行ない、干渉波の受信
レベルがシステムの許容値以下であった無線チャネルを
見つけた順に一定数、システムメモリ上の空きチャネル
テーブルに登録し、各無線基地局は、互いに制御情報の
送受を行わず各自別個に自律分散的に通信に使用する無
線チャネルを前記複数無線チャネルのうち、前記空きチ
ャネルテーブル中から選択し、該無線基地局と前記無線
端末は、上記の手段により選択された無線チャネルを使
用して通信を行なう移動通信システムにおいて、無線チ
ャネル切り替え時、および、通信終了時、または、それ
らの内のいずれかのときに、上記無線チャネルの干渉波
の受信レベルの測定を行なう順番を、通信中干渉を起こ
さずに最後に解放された無線チャネルは最上位にし、一
方通信中干渉を起こした無線チャネルは最下位に、変更
するように構成したチャネル割り当て方法である。
該各無線基地局と通信可能な各無線セルに位置する無線
端末とにより構成され、各無線基地局は複数の無線チャ
ネルの使用が可能であり、各無線基地局は、常時周期的
に周辺無線セルより到来する各無線チャネルの干渉波の
受信レベル測定を１チャネルずつ行ない、干渉波の受信
レベルがシステムの許容値以下であった無線チャネルを
見つけた順に一定数、システムメモリ上の空きチャネル
テーブルに登録し、各無線基地局は、互いに制御情報の
送受を行わず各自別個に自律分散的に通信に使用する無
線チャネルを前記複数無線チャネルのうち、前記空きチ
ャネルテーブル中から選択し、該無線基地局と前記無線
端末は、上記の手段により選択された無線チャネルを使
用して通信を行なう移動通信システムにおいて、無線チ
ャネル切り替え時、および、通信終了時、または、それ
らの内のいずれかのときに、上記無線チャネルの干渉波
の受信レベルの測定を行なう順番を、通信中干渉を起こ
さずに最後に解放された無線チャネルは最上位にし、一
方通信中干渉を起こした無線チャネルは最下位に、変更
するように構成したチャネル割り当て方法である。
【００１５】
【作用】無線チャネル切り替え時、および通信終了時、
または、それらの内のいずれかのときに、本発明は、通
信終了時に、無線チャネル選択の優先順位あるいは無線
チャネルの干渉波の受信レベルの測定を行なう順番を、
通信中干渉を起こさずに最後に解放された無線チャネル
は最上位にし、通信中干渉を起こした無線チャネルは最
下位になるよう変更するようにしている。
または、それらの内のいずれかのときに、本発明は、通
信終了時に、無線チャネル選択の優先順位あるいは無線
チャネルの干渉波の受信レベルの測定を行なう順番を、
通信中干渉を起こさずに最後に解放された無線チャネル
は最上位にし、通信中干渉を起こした無線チャネルは最
下位になるよう変更するようにしている。
【００１６】従来のチャネル割当方式では、過去のチャ
ネル使用時に干渉を受けたことが有るか否かに関係な
く、チャネル割当時に干渉を受けているか否かの判定の
みで、チャネル割当を行なっていたため、チャネルの使
用開始後に干渉を受ける可能性の高いチャネルを割当て
てしまう確率が高くなるという問題があった。
ネル使用時に干渉を受けたことが有るか否かに関係な
く、チャネル割当時に干渉を受けているか否かの判定の
みで、チャネル割当を行なっていたため、チャネルの使
用開始後に干渉を受ける可能性の高いチャネルを割当て
てしまう確率が高くなるという問題があった。
【００１７】これに対し、本発明のチャネル割当方式
は、従来のチャネル割り当て方式とは、通信中の干渉状
況を無線チャネル選択の優先順位に容易に反映できる点
が異なり、過去通信中に干渉を受けなかったチャネルを
優先的に割当てることになるので、チャネル使用開始後
に干渉を受ける確率を減らす作用効果がある。
は、従来のチャネル割り当て方式とは、通信中の干渉状
況を無線チャネル選択の優先順位に容易に反映できる点
が異なり、過去通信中に干渉を受けなかったチャネルを
優先的に割当てることになるので、チャネル使用開始後
に干渉を受ける確率を減らす作用効果がある。
【００１８】
【実施例】図１は本発明の第１の実施例の制御手順を示
す流れ図である。図２は本発明を実施する無線通信シス
テムの構成の例を示す図である。また、図３はシステム
メモリの構成の例を示している。以下、これらの図を参
照して本発明の第１の実施例について説明する。
す流れ図である。図２は本発明を実施する無線通信シス
テムの構成の例を示す図である。また、図３はシステム
メモリの構成の例を示している。以下、これらの図を参
照して本発明の第１の実施例について説明する。
【００１９】図２において、移動無線端末１は無線基地
局２−２と無線チャネル４を使用して通信を行ってい
る。無線チャネル４は周辺無線基地局２−１からの干渉
５を受けている。干渉が激しくなって通信の所要品質を
下回ると、システムメモリ（図３にフォーマットを示
す）上の干渉有無を記録するフィールドの値を１にす
る。所要品質はフレームエラーレート（ＦＥＲ）又はビ
ットエラーレート（ＢＥＲ）等で測定するものとする。
以上の処理により、干渉有無のフィールドが１になって
いる無線チャネルは、必ず現在使用中である。
局２−２と無線チャネル４を使用して通信を行ってい
る。無線チャネル４は周辺無線基地局２−１からの干渉
５を受けている。干渉が激しくなって通信の所要品質を
下回ると、システムメモリ（図３にフォーマットを示
す）上の干渉有無を記録するフィールドの値を１にす
る。所要品質はフレームエラーレート（ＦＥＲ）又はビ
ットエラーレート（ＢＥＲ）等で測定するものとする。
以上の処理により、干渉有無のフィールドが１になって
いる無線チャネルは、必ず現在使用中である。
【００２０】通信終了時、無線基地局２−２は、使用さ
れていた無線チャネル４−１の優先順位を干渉有無フィ
ールドが１であれば最下位に、干渉有無フィールドが０
ならば最上位に変更する。図３で、干渉有無のフィール
ドが１であるのにもかかわらず、割当優先順位が高い無
線チャネル（＃１）はこの時点の処理で優先順位は最下
位となる。
れていた無線チャネル４−１の優先順位を干渉有無フィ
ールドが１であれば最下位に、干渉有無フィールドが０
ならば最上位に変更する。図３で、干渉有無のフィール
ドが１であるのにもかかわらず、割当優先順位が高い無
線チャネル（＃１）はこの時点の処理で優先順位は最下
位となる。
【００２１】次に通信が開始されるときには、システム
メモリ６を参照して、上記によって定められた優先順位
にしたがい、最上位の無線チャネルから１チャネルず
つ、通信品質がシステムの許容値を満たしているかどう
かを判定し、最初に見つかった品質が満たされている無
線チャネルを選択し、通信に使用する。以上の手順を整
理して流れ図として示したのが図１である。
メモリ６を参照して、上記によって定められた優先順位
にしたがい、最上位の無線チャネルから１チャネルず
つ、通信品質がシステムの許容値を満たしているかどう
かを判定し、最初に見つかった品質が満たされている無
線チャネルを選択し、通信に使用する。以上の手順を整
理して流れ図として示したのが図１である。
【００２２】図４は本発明の第２の実施例の制御手順を
示す流れ図である。本実施例も第１の実施例の場合と同
様に図２に示した構成の無線通信システムにおいて、干
渉が激しくなって通信の所要品質を下回ると、システム
メモリ上の干渉有無を記録するフィールドの値を１にす
る。
示す流れ図である。本実施例も第１の実施例の場合と同
様に図２に示した構成の無線通信システムにおいて、干
渉が激しくなって通信の所要品質を下回ると、システム
メモリ上の干渉有無を記録するフィールドの値を１にす
る。
【００２３】本実施例では、（ア）上記のように、通信
中に所要品質が規定値を下回り、同じセル内で別無線チ
ャネルに切り替える場合、および、（イ）移動端末が無
線セルの境界を超えて移動し、移行先の無線セルの無線
チャネルに切り替える場合、
中に所要品質が規定値を下回り、同じセル内で別無線チ
ャネルに切り替える場合、および、（イ）移動端末が無
線セルの境界を超えて移動し、移行先の無線セルの無線
チャネルに切り替える場合、
【００２４】に無線チャネル切り替えを行うが、上記
（ア）の場合には使用していた無線チャネルの選択優先
順位を最下位にし、また（イ）の場合には、該無線チャ
ネルを使用中、干渉が起きていれば優先順位を最上位に
し、干渉が起きていなければ最下位に変更する。
（ア）の場合には使用していた無線チャネルの選択優先
順位を最下位にし、また（イ）の場合には、該無線チャ
ネルを使用中、干渉が起きていれば優先順位を最上位に
し、干渉が起きていなければ最下位に変更する。
【００２５】上記の処理を行うために、実施例１と同
様、システムメモリ上の干渉有無を記録するフィールド
を干渉が起きたときに１にして、無線チャネルを解放し
たときに０にする操作をしておけば良い。通信終了時の
処理手順は実施例１と同様である。
様、システムメモリ上の干渉有無を記録するフィールド
を干渉が起きたときに１にして、無線チャネルを解放し
たときに０にする操作をしておけば良い。通信終了時の
処理手順は実施例１と同様である。
【００２６】図５は本発明の第３の実施例の制御手順を
示す流れ図である。第１，第２の実施例の場合と同様
に、図２の無線通信システムに本発明を適用した場合を
説明する。
示す流れ図である。第１，第２の実施例の場合と同様
に、図２の無線通信システムに本発明を適用した場合を
説明する。
【００２７】ただし、本実施例においては、通信に使用
されていない無線送受信機か、又は専用の無線受信機を
用いて、図６に示すように常時一定周期で、以下の手順
によって定められる検索順位に従い、１チャネルずつ干
渉波の受信レベル測定（以下周期的チャネル検索とも言
う）を行ない、結果がシステムの許容値以下であれば、
空きチャネルテーブル７に空きチャネルテーブル（シス
テムによって大きさが定められている）が埋るまで登録
する。
されていない無線送受信機か、又は専用の無線受信機を
用いて、図６に示すように常時一定周期で、以下の手順
によって定められる検索順位に従い、１チャネルずつ干
渉波の受信レベル測定（以下周期的チャネル検索とも言
う）を行ない、結果がシステムの許容値以下であれば、
空きチャネルテーブル７に空きチャネルテーブル（シス
テムによって大きさが定められている）が埋るまで登録
する。
【００２８】通信が開始されるときは、上記空きチャネ
ルテーブルから、登録された順番に再度、１チャネルず
つの品質測定を行ない、最初に見つかった割り当て可能
な無線チャネルを選択して、該無線チャネルを使用して
無線端末と無線基地局の通信が行なわれる。
ルテーブルから、登録された順番に再度、１チャネルず
つの品質測定を行ない、最初に見つかった割り当て可能
な無線チャネルを選択して、該無線チャネルを使用して
無線端末と無線基地局の通信が行なわれる。
【００２９】通信中、干渉が激しくなって通信の所要品
質を下回ると、システムメモリ上の干渉有無を記録する
フィールドの値を１にして、実施例１と同様の処理を行
なって、通信終了時に周期的チャネル検索を行なう順番
（検索順位）を変更する。
質を下回ると、システムメモリ上の干渉有無を記録する
フィールドの値を１にして、実施例１と同様の処理を行
なって、通信終了時に周期的チャネル検索を行なう順番
（検索順位）を変更する。
【００３０】図８は、本発明の第４の実施例の制御手順
を示す流れ図である。本実施例においては、前記第３の
実施例と同様の構成、手順によって無線チャネル選択、
周期的チャネル検索を行なうが、検索順位の変更は、先
に説明した第２の実施例と同様に無線チャネル切り替え
時にも行なわれる。その他の制御はこれまでに述べた各
実施例と同様であるので詳細な説明は省略する。
を示す流れ図である。本実施例においては、前記第３の
実施例と同様の構成、手順によって無線チャネル選択、
周期的チャネル検索を行なうが、検索順位の変更は、先
に説明した第２の実施例と同様に無線チャネル切り替え
時にも行なわれる。その他の制御はこれまでに述べた各
実施例と同様であるので詳細な説明は省略する。
【００３１】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のチャネル
割り当て方法によれば、以下に示す理由によって、周波
数有効利用が実現される。
割り当て方法によれば、以下に示す理由によって、周波
数有効利用が実現される。
【００３２】（ア）本発明手順は、通信中干渉を起こさ
なかった無線チャネルの選択・検索順位を最上位に、通
信中干渉を起こした無線チャネルの選択・検索順位を最
下位にするので、漸次干渉を起こしにくい無線チャネル
の選択・検索順位が上がるという、学習効果が得られ
る。
なかった無線チャネルの選択・検索順位を最上位に、通
信中干渉を起こした無線チャネルの選択・検索順位を最
下位にするので、漸次干渉を起こしにくい無線チャネル
の選択・検索順位が上がるという、学習効果が得られ
る。
【００３３】（イ）一無線セルで使用中の無線チャネル
は、該無線セルの周辺の無線セルには干渉波の強い無線
チャネルとなっているため、該無線チャネルは周辺の無
線セルでは使用されなくなる。使用されないうちに、他
の無線チャネルが使用されて干渉を起こさず通信を終了
すると選択・検索順位が上がるため、相対的に該無線チ
ャネルの選択・検索順位は下がる。
は、該無線セルの周辺の無線セルには干渉波の強い無線
チャネルとなっているため、該無線チャネルは周辺の無
線セルでは使用されなくなる。使用されないうちに、他
の無線チャネルが使用されて干渉を起こさず通信を終了
すると選択・検索順位が上がるため、相対的に該無線チ
ャネルの選択・検索順位は下がる。
【００３４】上記（ア），（イ）により、通信に使用さ
れてもされなくても、他無線セルで使用されている無線
チャネルの選択・検索順位がさがるため、セル毎に干渉
を起こしにくいように別の無線チャネルを使用するよう
になり、最適な間隔での無線チャネルの繰り返し利用に
近づいていく利点がある。
れてもされなくても、他無線セルで使用されている無線
チャネルの選択・検索順位がさがるため、セル毎に干渉
を起こしにくいように別の無線チャネルを使用するよう
になり、最適な間隔での無線チャネルの繰り返し利用に
近づいていく利点がある。
【図１】本発明の第１の実施例の制御手順を示す流れ図
である。
である。
【図２】本発明を実施する無線通信システムの構成の例
を示す図である。
を示す図である。
【図３】システムメモリの構成の例を示す図である。
【図４】本発明の第２の実施例の制御手順を示す流れ図
である。
である。
【図５】本発明の第３の実施例の制御手順を示す流れ図
である。
である。
【図６】周期的チャネル検索の手順を示す流れ図であ
る。
る。
【図７】空きチャネルテーブルを示す図である。
【図８】本発明の第４の実施例の制御手順を示す流れ図
である。
である。
【図９】無線チャネルの繰り返し利用について説明する
図である。
図である。
【図１０】ダイナミックチャネル割り当てについて説明
する図である。
する図である。
１ 移動端末 ２−１，２−２ 基地局 ３−１，３−２ 無線セル ４ 無線チャネル ５ 干渉 ６ システムメモリ ７ 空きチャネルテーブル
Claims (2)
- 【請求項１】 複数の無線基地局と、該各無線基地局と
通信可能な各無線セルに位置する無線端末とにより構成
され、 各無線基地局は複数の無線チャネルの使用が可能であ
り、 各無線基地局は、互いに制御情報の送受を行わず各自別
個に自律分散的に通信に使用する無線チャネルを前記複
数無線チャネルの中から選択し、 該無線基地局と前記無線端末は、上記の選択された無線
チャネルを使用して通信を行なう移動通信システムにお
いて、 無線チャネル切り替え時、および、通信終了時、また
は、それらの内のいずれかの時に、無線チャネル選択の
優先順位を、 通信中に干渉を起こさずに最後に解放された無線チャネ
ルは最上位にし、一方通信中に干渉を起こした無線チャ
ネルは最下位になるよう変更し、無線チャネル選択時に
は上記によって設定された優先順位に従って、無線チャ
ネルの選択を行うことを特徴とするチャネル割り当て方
法。 - 【請求項２】 複数の無線基地局と、該各無線基地局と
通信可能な各無線セルに位置する無線端末とにより構成
され、 各無線基地局は複数の無線チャネルの使用が可能であ
り、 各無線基地局は、常時周期的に周辺無線セルより到来す
る各無線チャネルの干渉波の受信レベル測定を１チャネ
ルずつ行ない、干渉波の受信レベルがシステムの許容値
以下であった無線チャネルを見つけた順に一定数、シス
テムメモリ上の空きチャネルテーブルに登録し、 各無線基地局は、互いに制御情報の送受を行わず各自別
個に自律分散的に通信に使用する無線チャネルを前記複
数無線チャネルのうち、前記空きチャネルテーブル中か
ら選択し、 該無線基地局と前記無線端末は、上記の選択された無線
チャネルを使用して通信を行なう移動通信システムにお
いて、 無線チャネル切り替え時、および、通信終了時、また
は、それらの内のいずれかのときに、上記無線チャネル
の干渉波の受信レベルの測定を行なう順番を、 通信中干渉を起こさずに最後に解放された無線チャネル
は最上位にし、一方通信中干渉を起こした無線チャネル
は最下位に、変更することを特徴とするチャネル割り当
て方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP583594A JP3244153B2 (ja) | 1994-01-24 | 1994-01-24 | チャネル割り当て方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
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-
1994
- 1994-01-24 JP JP583594A patent/JP3244153B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7366135B2 (en) | 2002-03-14 | 2008-04-29 | Kddi R & D Laboratories Inc. | Radio channel assignment method and recording medium of program for controlling radio node |
| EP1599059A1 (en) * | 2004-01-30 | 2005-11-23 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Radio channel assignment method |
| EP1599059A4 (en) * | 2004-01-30 | 2008-10-08 | Mitsubishi Electric Corp | RADIO CHANNEL ASSIGNMENT METHOD |
| JP2007201737A (ja) * | 2006-01-25 | 2007-08-09 | Kyocera Corp | 基地局装置及び基地局装置の制御方法 |
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