JPH07212731A - リアルタイム動画/音声通信システム - Google Patents

リアルタイム動画/音声通信システム

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JPH07212731A
JPH07212731A JP6005039A JP503994A JPH07212731A JP H07212731 A JPH07212731 A JP H07212731A JP 6005039 A JP6005039 A JP 6005039A JP 503994 A JP503994 A JP 503994A JP H07212731 A JPH07212731 A JP H07212731A
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communication medium
transmission
bit rate
moving image
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JP6005039A
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Inventor
Shinichi Hashimoto
真一 橋本
Tomohisa Kohiyama
智久 小檜山
Tetsuya Kawahara
哲也 河原
Takeo Tomokane
武郎 友兼
Masami Yamagishi
正巳 山岸
Taminori Tomita
民則 冨田
Takehiro Yamada
剛裕 山田
Kazuhiko Takaoka
和彦 高岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】伝送ビットレートが常に変動するネットワーク
接続の端末とテレビ電話間、及び少なくとも1セッショ
ン内では伝送ビットレートが常に一定であるネットワー
ク接続の端末とテレビ電話間、及び伝送ビットレートが
常に変動するネットワーク接続の端末間のリアルタイム
動画/音声通信機能を、回線効率,機器効率共に良好に
実現するシステムを提供すること。 【構成】コンピュータネットワークシステムにおいて、
その内の少なくとも1台の端末に公衆回線との接続機
能、及び異なった動画圧縮/伸長方式間での変換機能等
を集約し、この端末を各クライアント端末からネットワ
ークを介してアクセスし、そのサービス機能を享受す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、LAN及び公衆網を介
したリアルタイム動画/音声通信システムにおいて、特
に異なった伝送レート間の調整を実現するリアルタイム
動画/音声通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】テレビ電話,テレビ会議システム等、公
衆網を介したリアルタイム動画通信は、現在ISDN
(INS64など)といったデジタル通信技術を用いた
ものが主流であり、このようなデジタル通信に対応した
動画データの圧縮/伸長方式は、CCITT勧告H.2
61として国際標準化されている。ISDNによるデー
タ通信において、そのビットレートは一定であるが、伝
送する動画データのフレームレートは可変である。
【0003】一方、パソコンやワークステーション等で
構成されるコンピュータネットワークの通信媒体として
一般的に用いられるLAN(Local Area N
etwork)を介した伝送方式としては、CSMA/
CD(Carrier Sense Multiple
Access/Collision Detect)
方式が主流である。この方式は、基本的にネットワーク
を早くアクセスした端末が、データを送信中に占有する
コネクションレス型の伝送方式である。また、リアルタ
イム動画通信の方式としては、IVD−LAN(Int
egratedVoice and Data LA
N)での標準化が進められているTDM(Time D
ivision Multiplexer)方式が注目
されており、この方式では伝送時のバンド幅をいくつか
に時分割したタイムスロットを、各端末に割り当てて1
対1の通信を行う。前述のCSMA/CD方式にでは、
動画データの空間周波数領域における高周波成分を除去
してデータ量を減らすことにより、動きの自然なリアル
タイム動画通信を実現することが可能であるが、この場
合、ネットワークを流れるデータの伝送ビットレートは
常に変動する。またTDM方式では、タイムスロットが
割り当てられ、通信を終了してタイムスロットを放棄す
るまでは、伝送ビットレートは一定である。なお、本明
細書では、TDM方式におけるタイムスロットの割り当
てからタイムスロットの放棄するまでのような通信処理
の1単位のことを、1コネクションと呼ぶことにする。
【0004】また、パソコンやワークステーション等の
端末で、動画データを記録,保存したり、ネットワーク
を介して別の端末に伝送するための圧縮/伸長方式とし
ては、その端末のOS等ソフトウェアやハードウェア個
別に存在し、圧縮/伸長方式ごとに、動画データのフレ
ームレートは固有である。
【0005】このような技術的な背景をもとに、公衆回
線に接続されたテレビ電話やテレビ会議システム等とパ
ソコンやワークステーション等の端末との間で、リアル
タイムに動画や音声等の交信を可能にするために、パソ
コンやワークステーション等の端末において公衆回線の
伝送方式とのビットレートやフレームレートの調整、及
び動画データの圧縮/伸長を行うリアルタイム動画/音
声通信用のソフトウェアやハードウェアがある。また、
ネットワークに接続されたパソコン等の端末間で、リア
ルタイムに動画や音声等の交信を可能にするための動画
データの圧縮/伸長を行うリアルタイム動画/音声通信
用のソフトウェアやハードウェアがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述のテレビ電話との
交信用のリアルタイム動画/音声通信用のソフトウェア
やハードウェアは、パソコンなどの端末のスタンドアロ
ン使用環境を対象としている。なお、パソコン等の端末
のスタンドアロン使用環境に対し、該端末をLAN等の
ネットワークで接続し、その内のいくつかの端末にファ
イルサービス,プリントサービス、或は通信サービスと
いった機能を集約したサーバ端末と、各サーバ端末をネ
ットワークを介してアクセスしそのサービス機能を享受
するクライアント端末から構成するパソコンやワークス
テーションベースのクライアントサーバシステムが、近
年普及しつつある。このようなクライアントサーバシス
テムの環境において、例えばネットワークに接続された
1台のクライアント端末から公衆回線を介してテレビ電
話などと交信する場合は、クライアント端末1台ごと
に、前述のリアルタイム動画/音声通信用のソフトウェ
アやハードウェアを備えていては、回線効率,機器効率
ともに良くない。
【0007】また、前述のネットワーク内のリアルタイ
ム動画/音声通信用のソフトウェアやハードウェアは、
圧縮/伸長方式がその端末のOS等ソフトウェアやハー
ドウェア個別に存在し、ネットワーク内に様々な方式が
混在する場合、異なった方式間での変換機能が必要とな
り、その機能を端末ごとに持っていては、システム全体
として機能資源の効率が良くない。
【0008】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、次の3点を目的とするものである。
【0009】まず第一の目的は、伝送ビットレートが常
に変動する通信媒体をベースとして構築されたクライア
ントサーバシステムにおいて、その内の少なくとも1台
の端末に公衆回線との接続機能、及び異なった動画圧縮
/伸長方式間での変換機能を集約し、この端末を各クラ
イアント端末からネットワークを介してアクセスし、そ
のサービス機能を享受することにより、クライアント端
末とテレビ電話間のリアルタイム動画/音声通信機能を
効率良く実現するシステムを提供することである。
【0010】第二の目的は、少なくとも1コネクション
では伝送ビットレートが常に一定である通信媒体をベー
スとして構築されたクライアントサーバシステムにおい
て、その内の少なくとも1台の端末に公衆回線との接続
機能、及び異なった動画圧縮/伸長方式間での変換機能
を集約し、この端末を各クライアント端末からネットワ
ークを介してアクセスし、そのサービス機能を享受する
ことにより、クライアント端末とテレビ電話間のリアル
タイム動画/音声通信機能を効率良く実現するシステム
を提供することである。
【0011】第三の目的は、伝送ビットレートが常に変
動する通信媒体をベースとして構築されたクライアント
サーバシステム、或は少なくとも1コネクションでは伝
送ビットレートが常に一定である通信媒体をベースとし
て構築されたクライアントサーバシステムにおいて、そ
の内の少なくとも1台の端末にビットレートの違いを吸
収する機能、及び異なった動画圧縮/伸長方式間での変
換機能を集約し、クライアント端末間のリアルタイム動
画/音声通信機能を効率良く実現するシステムを提供す
ることである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記第一の目的は、以下
の手段により解決される。
【0013】ビットレート一定な伝送方式による第一の
通信媒体とビットレート可変な伝送方式による第二の通
信媒体の両方に接続し、圧縮動画データの伝送ビットレ
ートを変換することにより、第一と第二の両方の通信媒
体にまたがる、圧縮動画データの相互伝送を可能にする
第一の伝送ビットレート変換手段と、動画データのフレ
ームレートを変換する第一の動画フレームレート変換手
段とを備えた第一のコンピュータ端末。
【0014】上記第二の目的は、以下の手段により解決
される。
【0015】ビットレートが少なくとも1コネクション
で一定、且つ互いに伝送ビットレートの異なる伝送方式
による第三の通信媒体と第四の通信媒体の両方に接続
し、圧縮動画データの伝送ビットレートを変換すること
により、第三と第四の両方の通信媒体にまたがる、圧縮
動画データの相互伝送を可能にする第二の伝送ビットレ
ート変換手段と、動画データのフレームレートを変換す
る第二の動画フレームレート変換手段とを備えた第三の
コンピュータ端末。
【0016】上記第三の目的は、以下の手段により解決
される。
【0017】ビットレート可変な伝送方式、或は少なく
とも1コネクションではビットレートが一定な伝送方式
による第五通信媒体に接続し、伝送ビットレートを変換
することによって該通信媒体に接続された端末間での圧
縮動画データの相互伝送を可能にする第三の伝送ビット
レート変換手段と、動画データのフレームレートを変換
する第三の動画フレームレート変換手段とを備えた第五
のコンピュータ端末。
【0018】
【作用】第一の目的は、次の様にして実現できる。
【0019】第二の通信媒体に接続された第二のコンピ
ュータ端末から送られてきた圧縮動画データの伝送ビッ
トレートを、第一の伝送ビットレート変換手段により、
第一の通信媒体のビットレートに変換し、さらに第一の
通信媒体に接続された端末と第二の通信媒体に接続され
た第二のコンピュータ端末の動画データ圧縮/伸長方式
で、フレームレートが異なる場合は、第一の動画フレー
ムレート変換手段により、該フレームレートも変換し
て、第一の通信媒体に接続された端末に送信する。また
第一の通信媒体に接続された端末から送られてきた圧縮
動画データの伝送ビットレートを、第一の伝送ビットレ
ート変換手段により、第二の通信媒体のビットレートに
変換し、さらに第一の通信媒体に接続された端末と第二
の通信媒体に接続された第二のコンピュータ端末の動画
データ圧縮/伸長方式で、フレームレートが異なる場合
は、第一の動画フレームレート変換手段により、該フレ
ームレートも変換して、第二の通信媒体に接続された第
二のコンピュータ端末に送信する。以上により、ビット
レート一定な伝送方式による第一の通信媒体に接続され
た端末と伝送ビットレートが可変な伝送方式による第二
の通信媒体をベースとして構築されたコンピュータネッ
トワークシステムに接続された第二のコンピュータ端末
との間での動画の通信が可能になる。
【0020】第二の目的は、次の様にして実現できる。
【0021】第四の通信媒体に接続された第四のコンピ
ュータ端末から送られてきた圧縮動画データの伝送ビッ
トレートを、第二の伝送ビットレート変換手段により、
第三の通信媒体のビットレートに変換し、さらに第三の
通信媒体に接続された端末と第四の通信媒体に接続され
た第四のコンピュータ端末の動画データ圧縮/伸長方式
で、フレームレートが異なる場合は、第二の動画フレー
ムレート変換手段により、該フレームレートも変換し
て、第三の通信媒体に接続された端末に送信する。また
第三の通信媒体に接続された端末から送られてきた圧縮
動画データの伝送ビットレートを、第二の伝送ビットレ
ート変換手段により第四の通信媒体のビットレートに変
換し、さらに第三の通信媒体に接続された端末と第四の
通信媒体に接続された第四のコンピュータ端末の動画デ
ータ圧縮/伸長方式で、フレームレートが異なる場合
は、第二の動画フレームレート変換手段により、該フレ
ームレートも変換して、第四の通信媒体に接続された第
四のコンピュータ端末に送信する。以上により、ビット
レートが一定な伝送方式による第三の通信媒体に接続さ
れた端末と伝送ビットレートが少なくとも1コネクショ
ンで一定、且つ第三の通信媒体と伝送ビットレートの異
なる伝送方式による第四の通信媒体をベースとして構築
されたコンピュータネットワークシステムに接続された
第四のコンピュータ端末との間での動画の通信が可能に
なる。
【0022】第三の目的は、次の様にして実現できる。
【0023】第五の通信媒体に接続されたコンピュータ
端末同士で動画データの通信を行う際に、該動画データ
の伝送ビットレートが異なる場合には、第三の伝送ビッ
トレート変換手段によりこれを変換し、さらに第五の通
信媒体に接続された端末同士で動画データ圧縮/伸長方
式のフレームレートが異なる場合は、該フレームレート
も変換する。以上により、ビットレート可変な伝送方
式、或は少なくとも1コネクションではビットレートが
一定な伝送方式による第五の通信媒体をベースとして構
築されたコンピュータネットワークシステムに接続され
たコンピュータ端末間での動画の通信が可能になる。
【0024】このようにしてコンピュータネットワーク
システム内の端末とテレビ電話機の間、或は該ネットワ
ーク接続の端末間の、リアルタイムな動画及び音声の通
信が可能になり、しかも1台の端末に伝送ビットレート
の変換機能、及び動画データのフレームレートの変換機
能を集約しているので、該通信機能を効率よく実現する
ことが可能になる。
【0025】
【実施例】本発明の第一の実施例を図1〜図7を用いて
説明する。第一の実施例は、伝送ビットレートが常に変
動する通信媒体をベースとして構築されたクライアント
サーバシステムにおけるクライアント端末と、公衆回線
を介してのテレビ電話との交信機能に適用した例であ
る。
【0026】図1には、本発明の一実施例におけるシス
テムの全体構成を示す。101,102、及び103
は、パーソナルコンピュータ,ワークステーションなど
のコンピュータ端末である。101は、モデム103を
介して公衆回線104と、さらにLAN等のローカルな
ネットワーク106と接続している。また102及び1
03は、ネットワーク106と接続し、それぞれ、文字
や動画等の表示出力用のディスプレー110及び11
4、音声等のオーディオ信号出力用のスピーカ111及
び115、動画入力用のカメラ112及び116、及び
音声等のオーディオ信号入力用のマイク113及び11
7などを有する。105は公衆回線104に直接接続可
能なテレビ電話機である。なお105は、テレビ会議シ
ステムであることも可能である。107は、ネットワー
ク106に接続されたコンピュータ端末とやり取りをし
ながら、その伝送レート等の通信状態を制御及び管理す
る通信制御装置である。端末101は、ネットワーク1
06で接続されたコンピュータネットワークシステムに
少なくとも一台存在し、公衆回線104接続のテレビ電
話機105と、該コンピュータネットワークシステムに
複数存在する端末102或は103との間で、動画及び
音声等のリアルタイムなやり取りを可能にする機能を有
する。すなわち、端末101は、端末102,103、
或はこれらの端末と同様の端末にテレビ電話機やテレビ
会議システムとの交信機能を提供する通信サーバ端末で
あり、端末102、及び103は、端末101の通信機
能を享受するクライアント端末である。テレビ電話機1
05から受信した場合、端末101は、具体的には交信
相手のクライアント端末の特定と動画及び音声等のマル
チメディアデータの伝送レートの調整などを行う。クラ
イアント端末の特定には、端末101がテレビ電話機1
05と回線を接続した後、通話の中で、プッシュボタン
信号等を利用して、テレビ電話機105からクライアン
ト端末を指定させるDTMF(Dial Tone M
ulti−Frequency)方式の利用や、ISD
N回線の場合には、Dチャネルプロトコルの着サブアド
レスを利用する方法があり、ここではこれらを併用す
る。端末101における、マルチメディアデータの伝送
レートの調整の具体的な方式については、以下で説明す
る。
【0027】図2は、第一の実施例の端末101におけ
るマルチメディアデータの伝送レートの調整処理を実現
する機能ブロック図である。まず公衆回線104を介し
たテレビ電話機105からの受信処理について説明す
る。120は、公衆回線インタフェイス部であり、公衆
回線104、及びモデム108を介して着信したときの
呼設定等の回線制御や、前述の交信相手のクライアント
端末の特定などを行い、マルチメディアデータを、端末
101に取り込む。ここで取り込んだ該データを、公衆
回線フォーマット復号化部200において復号化し、ロ
ーカルネットワークフォーマット符号化部300におい
てネットワーク106で伝送できるフォーマットに符号
化して、ローカルネットワークインタフェイス部130
により、120にて特定したクライアント端末に該デー
タを伝送する。公衆回線フォーマット復号化部200及
びローカルネットワークフォーマット符号化部300の
処理の詳細については、後述する。
【0028】次に、クライアント端末102からの送信
処理要求に対する処理について説明する。ローカルネッ
トワークインタフェイス部130では、ネットワーク1
06を介して送られてきた交信相手のテレビ電話機10
5の電話番号と、動画及び音声等のマルチメディアデー
タを受け取り、該マルチメディアデータを、ローカルネ
ットワークフォーマット復号化部500において復号化
し、公衆回線フォーマット符号化部400において公衆
回線104で伝送できるフォーマットに符号化して、公
衆回線インタフェイス部120にて呼設定等の回線制御
を行い、モデム108から公衆回線104を介して、テ
レビ電話機105に該データを伝送する。ローカルネッ
トワークフォーマット復号化部500及び公衆回線フォ
ーマット符号化部400の処理の詳細については、後述
する。
【0029】図3は、クライアント端末102におけ
る、端末101を介した、テレビ電話機105との動画
及び音声等のやり取りを実現する機能ブロック図であ
る。まず端末101を介した、テレビ電話機105から
の受信処理について説明する。131は、ローカルネッ
トワークインタフェイス部であり、ネットワーク106
を介して送られてきた動画及び音声等のマルチメディア
データを受け取り、該マルチメディアデータを、ローカ
ルネットワークフォーマット復号化部600において復
号化し、動画をディスプレー110に表示し、音声をス
ピーカ111より再生する。マルチメディアデータとし
て、文字情報等がある場合は、必要に応じてディスプレ
ー110に表示する。
【0030】次に使用者の映像や音声等のテレビ電話機
105への送信処理について説明する。カメラ112か
ら取り込んだ映像と、マイク113から取り込んだ音声
は、ローカルネットワークフォーマット符号化部700
において、デジタル化,データ圧縮、及び多重化を行
い、マルチメディアデータとして、ローカルネットワー
クインタフェイス部131より、端末101へ該データ
を送信する。
【0031】図4は、公衆回線フォーマット復号化部2
00の処理の詳細を示した図である。まず、公衆回線イ
ンタフェイス120で取り込んだマルチメディアデータ
を、マルチメディアデータ分離部201にて動画データ
と音声データに分離し、動画データは、映像伸長部20
2において、伸長してもとの動画データに戻し、音声デ
ータは、音声伸長部203において、伸長してもとの音
声データに戻し、ローカルネットワークフォーマット符
号化部300に渡す。
【0032】図5は、ローカルネットワークフォーマッ
ト符号化部300の処理の詳細を示した図である。ま
ず、公衆回線フォーマット復号化部200より渡された
動画データは、動画データ前処理部301において、
H.261等の公衆回線での伝送用の動画データのアス
ペクト比やフレームレートを、ローカルなネットワーク
106での伝送用のアスペクト比やフレームレートに変
換するといった整合処理を行い、DCT部302におい
て動画データを空間周波数領域の成分に変換し、量子化
部304において各周波数成分に対応した基底数で、そ
れぞれのデータを除することにより量子化を行い、可変
長符号化部305において可変長符号化してデータを圧
縮し、映像音声多重化部308にデータを渡す。公衆回
線フォーマット復号化部200より渡された音声データ
は、音声データ前処理部306において、H.200等
の公衆回線での伝送用の音声データの量子化数の、クラ
イアント端末102のスピーカ111で再生可能な量子
化数への変換等の処理を行い、音声データ圧縮部307
でネットワーク106にて伝送可能なフォーマットに従
って圧縮し、映像音声多重化部308にデータを渡す。
308では、305及び307から渡された圧縮された
動画データと音声データを時分割多重して一つのマルチ
メディアデータとして合成する。該マルチメディアデー
タは、ローカルネットワークインタフェイス部130を
介してクライアント端末102へ転送される。この時ネ
ットワークモニタ部309でネットワーク106の混み
具合を検出し、伝送上限周波数制御部310で伝送する
高周波成分の上限を判断し、その結果に基づいて伝送周
波数成分選択部303で伝送すべき周波数範囲以外のデ
ータをカットして量子化部304以降の処理を行うよう
にする。この結果、ネットワーク106の混み具合に応
じて伝送するデータのビットレートが変動しても、高周
波成分が削除された部分は解像度が落ちるが、単位時間
あたりの表示フレームレートを維持する様に調整が可能
である。
【0033】図6は、ローカルネットワークフォーマッ
ト復号化部500の処理の詳細を示した図である。ま
ず、ローカルネットワークインタフェイス130で取り
込んだマルチメディアデータを、マルチメディアデータ
分離部501にて動画データと音声データに分離し、動
画データは、映像伸長部502において、伸長してもと
の動画データに戻し、動画データ前処理部503におい
て、LAN等のネットワーク106での伝送用のアスペ
クト比やフレームレートを、H.261等の公衆回線で
の伝送用の動画データのアスペクト比やフレームレート
に変換するといった整合処理を行い、公衆回線フォーマ
ット符号化部400へ動画データを渡す。音声データ
は、音声伸長部504において、伸長してもとの音声デ
ータに戻し、音声データ前処理部505において、クラ
イアント端末102のマイク113で収録し700にお
いて量子化された量子化数の、H.200等の公衆回線
での伝送用の量子化数への変換等の処理を行い、公衆回
線フォーマット符号化部400に渡す。
【0034】図7は、公衆回線フォーマット符号化部4
00の処理の詳細を示した図である。まず、ローカルネ
ットワークフォーマット復号化部500から渡された動
画データは、映像データ圧縮部401で、公衆回線10
4にて伝送可能なフォーマットに従って圧縮し、映像音
声多重化部402にデータを渡す。また、ローカルネッ
トワークフォーマット復号化部500から渡された音声
データは、音声データ圧縮部403で、公衆回線104
にて伝送可能なフォーマットに従って圧縮し、映像音声
多重化部402にデータを渡す。402では、401及
び403から渡された圧縮された動画データと音声デー
タを多重化して一つのマルチメディアデータとして合成
する。該マルチメディアデータは、公衆回線ローカルネ
ットワークインタフェイス部130を介して公衆回線1
04接続のテレビ電話機105へ伝送される。
【0035】以上述べてきた第一の実施例に依れば、I
SDN回線のようなビットレートが一定な伝送方式と、
LANのようなフレームレートが可変な伝送方式との間
での動画及び音声データの伝送レートの変換機能を、1
台のネットワーク接続のコンピュータ端末に集約し、同
じネットワークに接続された他のコンピュータ端末から
該変換機能を享受して、伝送ビットレートが常に変動す
る通信媒体をベースとして構築されたクライアントサー
バシステムにおけるクライアント端末と、公衆回線を介
してのテレビ電話との交信が可能になる。
【0036】次に、本発明の第二の実施例について説明
する。第二の実施例は、前述のTDM方式のように、伝
送ビットレートが少なくとも1コネクションでは一定な
通信媒体をベースとして構築されたクライアントサーバ
システムにおけるクライアント端末と、公衆回線を介し
てのテレビ電話機との交信機能に適用した例である。第
一の実施例と第二の実施例の大きく異なる点は、サーバ
端末の処理だけである。そのため図1に示したシステム
の全体構成、及び図3のクライアント端末の機能ブロッ
ク図に示した処理内容で異なるのは、ローカルなネット
ワーク106が、伝送ビットレートが少なくとも1コネ
クションでは一定であるということ、及び通信制御装置
107、ローカルネットワークインタフェイス130,
131が、このようなネットワーク106に対応してい
るというである。そこで、ここでは図8、及び図9を用
いてサーバ端末101の処理を中心に説明する。
【0037】図8は、第二の実施例における端末101
のマルチメディアデータの伝送レートの調整処理を実現
する機能ブロック図である。公衆回線104を介してテ
レビ電話機105から受信したときは、モデム108及
び公衆回線インタフェイス部120により公衆回線10
4の回線制御や、交信相手のクライアント端末の特定な
どを行い、マルチメディアデータを、端末101に取り
込み、取り込んだ該データを、公衆回線フォーマット復
号化部200において復号化し、ローカルネットワーク
フォーマット符号化部320においてネットワーク10
6で伝送できるフォーマットに符号化して、ローカルネ
ットワークインタフェイス部130により、120にて
特定したクライアント端末に該データを伝送する。ま
た、クライアント端末102から送信処理要求を受けた
ときは、ローカルネットワークインタフェイス部130
でネットワーク106を介して送られてきた交信相手の
テレビ電話機105の電話番号と、動画及び音声等のマ
ルチメディアデータを受け取り、該マルチメディアデー
タを、ローカルネットワークフォーマット復号化部50
0において復号化し、公衆回線フォーマット符号化部4
00において公衆回線104で伝送できるフォーマット
に符号化して、公衆回線インタフェイス部120にて呼
設定等の回線制御を行い、モデム108から公衆回線1
04を介して、テレビ電話機105に該データを伝送す
る。なお、公衆回線フォーマット復号化部200,ロー
カルネットワークフォーマット復号化部500、及び公
衆回線フォーマット符号化部400の処理については、
第一の実施例と同様である。ローカルネットワークフォ
ーマット符号化部320の処理の詳細については、後述
する。
【0038】図9は、ローカルネットワークフォーマッ
ト符号化部320の処理の詳細を示した図である。ま
ず、公衆回線フォーマット復号化部200より渡された
動画データは、動画データ前処理部321において、
H.261等の公衆回線での伝送用の動画データのアス
ペクト比やフレームレートを、LAN等のネットワーク
106での伝送用のアスペクト比やフレームレートに変
換するといった整合処理を行い、映像データ圧縮部32
2において動画データをネットワーク106での伝送用
のデータ圧縮を行い、映像音声多重化部326にデータ
を渡す。公衆回線フォーマット復号化部200より渡さ
れた音声データは、音声データ前処理部323におい
て、H.200等の公衆回線での伝送用の音声データの
量子化数の、クライアント端末102のスピーカ111
で再生可能な量子化数への変換等の処理を行い、音声デ
ータ圧縮部324でネットワーク106にて伝送可能な
フォーマットに従って圧縮し、映像音声多重化部326
にデータを渡す。326では、322及び324から渡
された圧縮された動画データと音声データを時分割多重
して一つのマルチメディアデータとして合成する。該マ
ルチメディアデータは、ローカルネットワークインタフ
ェイス部130を介してクライアント端末102へ転送
される。ここで、通信媒体104が、前述のTDM方式
のように、取得できるタイムスロット数が、通信単位ご
とに異なる場合は、タイムスロット取得部326を設
け、ネットワークインタフェイス130を介して、制御
装置107へ必要なタイムスロット数の要求と、107
からの取得スロット数の回答の受け取りを行い、該取得
スロット数に応じた映像データの圧縮と音声データの圧
縮を、それぞれ、322と324にて行い、少なくとも
1コネクションの間は取得したタイムスロット数に応じ
た一定のビットレートでの送信を行う。
【0039】以上述べてきた第二の実施例に依れば、I
SDN回線のようなビットレートが一定な伝送方式と、
TDM方式のLANのようなフレームレートが少なくと
も1コネクション内では一定な伝送方式との間での動画
及び音声データの伝送レートの変換機能を、1台のネッ
トワーク接続のコンピュータ端末に集約し、同じネット
ワークに接続された他のコンピュータ端末から該変換機
能を享受して、伝送ビットレートが少なくとも1コネク
ションでは一定な通信媒体をベースとして構築されたク
ライアントサーバシステムにおけるクライアント端末
と、公衆回線を介してのテレビ電話機との交信が可能に
なる。
【0040】最後に、本発明の第三の実施例について説
明する。第三の実施例は、伝送ビットレートが常に変動
する通信媒体、或は伝送ビットレートが少なくとも1コ
ネクションでは一定な通信媒体をベースとして構築され
たクライアントサーバシステムにおけるクライアント端
末間での、リアルタイムな動画、或は音声通信機能に適
用した例である。
【0041】第一或は、第二の実施例と第三の実施例の
システムの全体構成の違いは、図1に示したローカルな
ネットワーク106が、伝送ビットレートが常に変動す
る通信媒体、或は伝送ビットレートが少なくとも1コネ
クションでは一定な通信媒体であるということ、及び制
御装置107がこのようなネットワーク106に対応し
ているというである。図10は、第三の実施例におい
て、クライアント端末102と103がリアルタイムに
動画/音声通信を行うための機能ブロック図を、クライ
アント端末102及び103とサーバ端末101につい
て示した図である。ここでは、端末101を介した、ク
ライアント端末102から103の送信処理について説
明する。使用者の映像や音声等のテレビ電話機105へ
の送信処理について説明する。カメラ112から取り込
んだ映像と、マイク113から取り込んだ音声は、ロー
カルネットワークフォーマット符号化部700におい
て、デジタル化,データ圧縮、及び多重化を行い、マル
チメディアデータとして、ローカルネットワークインタ
フェイス部131より、端末101へ該データを送信す
る。サーバ端末101では、ローカルネットワークイン
タフェイス部130を介してクライアント端末102よ
り受信したマルチメディアデータを、クライアント端末
103で扱えるデータフォーマットにマルチメディアデ
ータフォーマット調整部800にて変換し、ローカルネ
ットワークインタフェイス部130を介してクライアン
ト端末103へ送信する。クライアント端末103は、
ローカルネットワークインタフェイス部132を介して
サーバ端末101より送られてきたマルチメディアデー
タを受け取り、該マルチメディアデータを、ローカルネ
ットワークフォーマット復号化部601において復号化
し、動画をディスプレー114に表示し、音声をスピー
カ115より再生する。なお、マルチメディアデータと
して、文字情報等がある場合は、必要に応じてディスプ
レー114に表示する。
【0042】図11は、マルチメディアデータフォーマ
ット調整部800の処理の詳細を示した図である。ま
ず、ローカルネットワークインタフェイス130で取り
込んだマルチメディアデータについて、変換要否判定部
801にて発信元と送信先の端末の認識と、伝送ビット
レートの検出及び、該データの発信元と送信先の動画の
フレームレートやアスペクト比などのデータフォーマッ
トの差異を判定し、該ビットレート及び該データフォー
マットともに同じであれば、変換不要として、そのまま
ローカルネットワークインタフェイス130を介してク
ライアント端末103へ該データを送る。なお、ネット
ワーク106が伝送ビットレートが少なくとも1コネク
ションでは一定な通信媒体であれば、801では該デー
タフォーマットの差異判定のみとし、フレームレートの
差異判定は行わない。該ビットレート及び該データフォ
ーマットのいずれかが異なる場合は、ローカルネットワ
ークフォーマット符号化部700に対応した復号化処理
部802により該データを復号化し、該データの発信元
と送信先の動画のフレームレートやアスペクト比などの
データフォーマットが同じであれば、ローカルネットワ
ークフォーマット復号化部601に対応した符号化処理
部804により該データを符号化し、ローカルネットワ
ークインタフェイス130を介してクライアント端末1
03へ該データを送る。802で復号化したデータフォ
ーマットが発信元と送信先とで異なる場合には、マルチ
メディアデータフォーマット変換部803にて、送信先
のデータフォーマットに変換してから、該符号化処理部
804により該データを符号化する。なお、本実施例で
は、クライアント端末102からクライアント端末10
3への送信処理について説明したが、例えば逆方向の場
合には、802の代わりに端末103の有する符号化処
理に対応する復号化処理となり、804に代わりに端末
102の有する復号化処理に対応する符号化処理とな
る。このように800では、ネットワーク106に接続
されたクライアント端末の有する符号化、及び復号化処
理と同じ機能部が必要となり、このような符号化、及び
復号化の選択とマルチメディアデータフォーマットの変
換の方法は、801にて認識した発信元と送信先の端末
から判断して選択する。
【0043】以上述べてきた第三の実施例に依れば、伝
送ビットレートが常に変動する通信媒体、或は伝送ビッ
トレートが少なくとも1コネクションでは一定な通信媒
体をベースとして構築されたクライアントサーバシステ
ムにおけるクライアント端末間での、リアルタイムな動
画、或は音声データの変換機能を、1台のネットワーク
接続のコンピュータ端末に集約し、同じネットワークに
接続された複数のコンピュータ端末からその該変換機能
を享受して、リアルタイムな動画及び音声通信が可能に
なる。
【0044】
【発明の効果】本発明によると、次の3点を実現するこ
とが可能となる。
【0045】まず第一に、伝送ビットレートが常に変動
する通信媒体をベースとして構築されたコンピュータネ
ットワークシステムにおける、ネットワーク接続のコン
ピュータ端末とテレビ電話間のリアルタイム動画/音声
通信機能、第二に、少なくとも1コネクションでは伝送
ビットレートが常に一定である通信媒体をベースとして
構築されたコンピュータネットワークシステムにおけ
る、ネットワーク接続のコンピュータ端末とテレビ電話
間のリアルタイム動画/音声通信機能、第三に、伝送ビ
ットレートが常に変動する通信媒体をベースとして構築
された、或は少なくとも1コネクションでは伝送ビット
レートが常に一定である通信媒体をベースとして構築さ
れたコンピュータネットワークシステムにおける、ネッ
トワーク接続のコンピュータ端末間のリアルタイム動画
/音声通信機能である。
【0046】特に本発明では、各々のネットワークシス
テムにおいて、その内の少なくとも1台の端末に公衆回
線との接続機能、及び異なった動画圧縮/伸長方式間で
の変換機能等を集約し、この端末を各クライアント端末
からネットワークを介してアクセスし、そのサービス機
能を享受することにより、各々のケースでのリアルタイ
ム動画/音声通信機能を、回線効率,機器効率共に良好
に実現するシステムを提供するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例におけるシステムの全体
構成図である。
【図2】本発明の第一の実施例における端末101のマ
ルチメディアデータの伝送レートの調整処理の機能ブロ
ック図である。
【図3】クライアント端末102のテレビ電話105と
のリアルタイム動画/音声通信機能ブロック図である。
【図4】公衆回線フォーマット復号化部200の処理詳
細図である。
【図5】ローカルネットワークフォーマット符号化部3
00の処理詳細図である。
【図6】ローカルネットワークフォーマット復号化部5
00の処理詳細図である。
【図7】公衆回線フォーマット符号化部400の処理詳
細図である。
【図8】第二の実施例における端末101のマルチメデ
ィアデータの伝送レートの調整処理の機能ブロック図で
ある。
【図9】ローカルネットワークフォーマット符号化部3
20の処理詳細図である。
【図10】第三の実施例におけるサーバ端末101を介
したクライアント端末102と103のリアルタイムに
動画/音声通信機能ブロック図である。
【図11】マルチメディアデータフォーマット調整部8
00の処理詳細図である。
【符号の説明】
101…サーバ端末、102,103…クライアント端
末、104…公衆回線、105…テレビ電話機、106
…ローカルなネットワーク、110,115…ディスプ
レー、111,114…スピーカ、112,116…カ
メラ、113,117…マイク、200…公衆回線フォ
ーマット復号化部、300,320…ローカルネットワ
ークフォーマット符号化部、400…公衆回線フォーマ
ット符号化部、500…ローカルネットワークフォーマ
ット復号化部、800…マルチメディアデータフォーマ
ット調整部、301,503,321…動画データ前処
理部、306,505,323…動画データ前処理部、
303…伝送周波数選択部、309…ネットワークモニ
タ部、310…伝送上限周波数制御部、326…タイム
スロット取得部、801…変換要否判定部、803…マ
ルチメディアデータフォーマット変換部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 友兼 武郎 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所システム開発研究所内 (72)発明者 山岸 正巳 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所システム開発研究所内 (72)発明者 冨田 民則 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所システム開発研究所内 (72)発明者 山田 剛裕 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所システム開発研究所内 (72)発明者 高岡 和彦 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地株式 会社日立製作所情報通信事業部内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ビットレートが一定な伝送方式による第一
    の通信媒体とビットレート可変な伝送方式による第二の
    通信媒体の両方に接続し、圧縮動画/音声データの伝送
    ビットレートを変換することにより、前記第一と前記第
    二の両方の通信媒体にまたがる前記圧縮動画/音声デー
    タの相互伝送を可能にする第一の動画/音声伝送ビット
    レート変換手段を備えた第一のコンピュータ端末を有す
    ることを特徴とするリアルタイム動画/音声通信システ
    ム。
  2. 【請求項2】ビットレートが少なくとも1コネクション
    で一定、且つ互いに伝送ビットレートの異なる伝送方式
    による第三の通信媒体と第四の通信媒体の両方に接続
    し、圧縮動画/音声データの伝送ビットレートを変換す
    ることにより、前記第三と前記第四の両方の通信媒体に
    またがる前記圧縮動画/音声データの相互伝送を可能に
    する第二の伝送ビットレート変換手段を備えた第三のコ
    ンピュータ端末を有することを特徴とするリアルタイム
    動画/音声通信システム。
  3. 【請求項3】ビットレート可変な伝送方式、或は少なく
    とも1コネクションではビットレートが一定な伝送方式
    による第五の通信媒体に接続し、伝送ビットレートを変
    換することによって該第五の通信媒体に接続された端末
    間での圧縮動画データの相互伝送を可能にする第三の伝
    送ビットレート変換手段を備えた第五のコンピュータ端
    末を有することを特徴とするリアルタイム動画/音声通
    信システム。
  4. 【請求項4】請求項1記載の第一のコンピュータ端末に
    おいて、 さらに、前記第一の通信媒体に接続された端末と前記第
    二の通信媒体に接続された前記第二のコンピュータ端末
    の動画データ圧縮/伸長方式のフレームレートが異なる
    場合は該フレームレートを変換する第一の動画フレーム
    レート変換手段を備えたことを特徴とするリアルタイム
    動画/音声通信システム。
  5. 【請求項5】請求項2記載の第三のコンピュータ端末に
    おいて、 さらに、前記第三の通信媒体に接続された端末と前記第
    四の通信媒体に接続された前記第四のコンピュータ端末
    の動画データ圧縮/伸長方式のフレームレートが異なる
    場合は該フレームレートを変換する第二の動画フレーム
    レート変換手段を備えたことを特徴とするリアルタイム
    動画/音声通信システム。
  6. 【請求項6】請求項3記載の第五のコンピュータ端末に
    おいて、 さらに、前記第五の通信媒体に接続された端末同士の動
    画データ圧縮/伸長方式のフレームレートが異なる場合
    は該フレームレートを変換する第三の動画フレームレー
    ト変換手段を備えたことを特徴とするリアルタイム動画
    /音声通信システム。
  7. 【請求項7】前記第一の通信媒体がISDN等の公衆回
    線であることを特徴とする請求項1または請求項4記載
    のリアルタイム動画/音声通信システム。
  8. 【請求項8】前記第二の通信媒体がLANであることを
    特徴とする請求項1または請求項4記載のリアルタイム
    動画/音声通信システム。
  9. 【請求項9】前記第三の通信媒体がISDN等の公衆回
    線であることを特徴とする請求項2または請求項5記載
    のリアルタイム動画/音声通信システム。
  10. 【請求項10】前記第四の通信媒体がLANであること
    を特徴とする請求項2または請求項5記載のリアルタイ
    ム動画/音声通信システム。
  11. 【請求項11】前記第五の通信媒体がLANであること
    を特徴とする請求項3または請求項6記載のリアルタイ
    ム動画/音声通信システム。
JP6005039A 1994-01-21 1994-01-21 リアルタイム動画/音声通信システム Pending JPH07212731A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20000054621A (ko) * 2000-06-14 2000-09-05 강용재 컴퓨터와 화상회의 시스템을 이용한 금융거래 시스템 및그 방법
KR100421684B1 (ko) * 1997-01-30 2004-05-31 엘지전자 주식회사 비디오폰을이용한인터넷웹브라우저기능구현장치
JP2008263636A (ja) * 2004-05-21 2008-10-30 Polycom Inc ワイドスクリーンディスプレイ用のビデオ通信画像を準備する方法及びシステム

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KR20000054621A (ko) * 2000-06-14 2000-09-05 강용재 컴퓨터와 화상회의 시스템을 이용한 금융거래 시스템 및그 방법
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