JPH07212561A - ファイル転送機能を有するファクシミリ装置 - Google Patents

ファイル転送機能を有するファクシミリ装置

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JPH07212561A
JPH07212561A JP6023479A JP2347994A JPH07212561A JP H07212561 A JPH07212561 A JP H07212561A JP 6023479 A JP6023479 A JP 6023479A JP 2347994 A JP2347994 A JP 2347994A JP H07212561 A JPH07212561 A JP H07212561A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 受信側が有していないファイル転送モードに
より転送が開始されてしまうことによる転送エラーを防
止して確実なファイル転送を可能にする。 【構成】 受信側が有するファイル転送モードをファイ
ルの転送に先だって判断し、送信側では、受信側が有す
るファイル転送モードの中から、利用するファイル転送
モードを選択する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はファイル転送機能を有す
るファクシミリ装置に係り、特に、標準化された複数の
ファイル転送モード(BTM、DTM、BFT等)のい
ずれかを利用してファイルデータを受信側へ転送するフ
ァイル転送機能を有するファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、特開平2−134974号公報
や特開平3−49463号公報では、ファクシミリ装置
の画情報を送信する手順を利用して、画情報の代わりに
ファイルデータを転送する技術が開示されている。
【0003】しかしながら、上記した従来技術では通信
プロトコル中のユニーク(非標準)モードを利用して各
種の設定を行っていたために、他社機間では転送が行え
ないという問題があった。
【0004】そこで、1992年2月にはCCITT.
30勧告に、ファイル転送に関する項目が新たに追加さ
れて複数のファイル転送モード(BTM、DTM、BF
T等)が標準化され、これらのファイル転送モードを利
用することにより、他社機間でもファイル転送が可能に
なった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】標準化されたファイル
転送モードには、例えばBTM、DTM、BFT等があ
り、それぞれ次のように定義されている。 BTM(基本ファイル転送モード;Basic Transfer M
ode )は、ファイル記述子のない複数種類のファイル
(バイナリファイル、ワードプロセッサ独自フォーマッ
ト文書、ビットマップなど)の交換手段を提供する。 DTM(文書ファイル転送モード;Document File Tr
ansfer)は、ユーザが読むことのできるファイル記述子
を含む複数種類のファイルの交換手段を提供する。 BFT(バイナリファイル転送;Binary File Transf
er)は、受信側で処理されるファイル記述子を含む複数
種類のファイルの交換手段を提供する。
【0006】なお、ファイル記述子とはファイルに関す
る構造化された情報であり、ファイル本体に先行して送
信され、ファイル本体と連結される。
【0007】ここで、上記したようにファイル記述子は
DTMおよびBFTによるファイル転送では必要である
が、BTMによるファイル転送では不要である。さら
に、ファイル記述子の構造自体も、DTMとBFTとで
は大きく異なる。
【0008】このように、各ファイル転送モードには各
種の違いがあることから、送信側で例えばDTMによる
転送を希望しても、受信側がDTMの能力を備えていな
い場合にはファイル転送が成立しないという問題があっ
た。
【0009】上記した目的を達成するために、本発明で
は、受信側が有するファイル転送モードでファイル転送
が開始されるようにしたファイル転送機能を有するファ
クシミリ装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明では、標準化されたファイル転送モード
を利用してファイルデータを転送する機能を備え、ファ
イル転送モードがファイル記述子の送信を要求するモー
ドであれば、ファイルデータをファイル記述子と共に受
信側へ転送し、ファイル記述子の送信を要求しないモー
ドであれば、ファイルデータのみを受信側へ転送する、
ファイル転送機能を有するファクシミリ装置において、
以下のような手段を講じた点に特徴がある。 (1) 指示されたファイル転送モードが、ファイルの送信
に先だってファイル記述子の送信を義務付けられたモー
ドであると、当該モードに固有のファイル記述子を予め
用意して記憶する手段と、受信側が有するファイル転送
モードを判断する手段と、前記判断結果および指示され
たファイル転送モードに基づいてファイル転送モードを
選択する手段と、前記選択されたファイル転送モードが
前記指示されたファイル転送モードと異なると、前記予
め用意したファイル記述子を当該選択されたファイル転
送モードに固有のファイル記述子に変換する手段とを具
備した。 (2) ファイルの送信に先だってファイル記述子の送信を
義務付けられた各ファイル転送モードに関して、それぞ
れのモードに固有の各ファイル記述子を予め用意して記
憶する手段と、受信側が有するファイル転送モードを判
断する手段と、前記受信側が有するファイル転送モード
の中から最適なモードを選択する手段と、前記選択され
たファイル転送モードに応答するファイル記述子を読み
出す手段とを具備した。 (3) 受信側が有するファイル転送モードを判断する手段
と、前記受信側が有するファイル転送モードの中から最
適なモードを選択する手段と、前記選択されたファイル
転送モードが、ファイルの送信に先だってファイル記述
子の送信を義務付けられたモードであると、当該モード
に固有のファイル記述子を用意して記憶する手段とを具
備した。
【0011】
【作用】上記した各構成によれば、受信側が有するファ
イル転送モードがファイルの転送に先だって判断され、
送信側では、受信側が有するファイル転送モードの中か
ら、利用するファイル転送モードを選択するようにした
ので、受信側が有していないファイル転送モードで転送
が開始されてしまうことによる転送エラーの発生が防止
されて確実なファイル転送が可能になる。
【0012】さらに、上記した各構成(1) 〜(3) によれ
ば、以下のような作用効果が得られる。
【0013】上記した構成(1) によれば、送信側で指定
したファイル転送モードを受信側が有している場合には
当該ファイル転送モードが選択されるので、送信側での
ファイル転送モードの指定が可能になる。
【0014】上記した構成(2) によれば、予め全てのフ
ァイル転送モードに固有の各ファイル記述子を作成して
おき、その後に受信側が発呼されるので、発呼から転送
開始までの時間を短縮できるようになる。
【0015】上記した構成(3) によれば、ファイル転送
モードが選択された後にファイル記述子が作成されるの
で、不必要なファイル記述子を予め用意する無駄がなく
なってメモリの有効利用が可能になる。
【0016】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。図3は本発明が適用されるファクシミリ装
置の主要部の構成を示すブロック図である。
【0017】CPU1は、システム制御部8に格納され
たプログラムに従って当該ファクシミリ装置全体の制御
処理やファクシミリ伝送制御手順処理を行う。RAM2
は、制御プログラムのワークエリヤとして使用されるメ
モリである。操作表示装置3は、テンキーを含むキーボ
ードからなる操作部と液晶パネル(CRT画面でもよ
い)の表示部とを有し、当該ファクシミリ装置の動作を
指示したり、その指示や動作状態を表示する。読取装置
4は、例えばCCDイメージセンサ等を用いて送信原稿
を読み取り、これを電気信号の画情報に変換する。読取
装置4で読取られた画情報や受信した画情報は画像蓄積
装置7に蓄積される。印字装置5は受信画像データ等を
プリントする。画像処理装置6は、画像信号と伝送用符
号間の符号化、復号化(圧縮、伸張)を行う。
【0018】システム制御部8は、ファクシミリ全体を
制御するプログラムが格納されたROMからなる。通信
制御部9は、G3のファクシミリの通信制御プログラ
ム、およびモデム10や網制御装置11とのインターフ
ェース回路からなる。モデム10は、伝送手順信号用の
低速モデム(V21)と画情報の送受信用の高速モデム
(V27ter 、V29、V33、V17など)機能を備
えた変復調装置である。網制御装置11は、公衆電話回
線とのインターフェース回路であり、自動発着信機能を
備えている。
【0019】ワークステーションあるいはパーソナルコ
ンピュータ等のホストコンピュータ14は、ホストI/
F制御装置13を介して当該ファクシミリ装置と接続さ
れる。装置内の各回路1〜9、13は、システムバス1
2を介して相互にデータの送受信を行う。
【0020】以下、フローチャートを用いて本発明の各
実施例の動作を詳細に説明する。図4は、本発明の第1
実施例の動作を示したフローチャートであり、例えばC
PU1がシステム制御部8に格納されたプログラムにし
たがって実行する。
【0021】ステップS101では、操作表示装置3上
でのキー操作あるいはホストコンピュータ14からの指
令によりファイル転送が指示されたか否かが判断され
る。ファイル転送が指示されると、ステップS102で
は、転送用のファイルが画像蓄積装置7上に作成され
る。
【0022】当該ファイルの作成は、ホストコンピュー
タ14から転送されたファイルデータ、当該ファクシミ
リ装置で独自に作成したファイルデータ、あるいはフロ
ッピーディスクやICカード等の可搬性記憶媒体から読
み出したファイルデータを、画像蓄積装置7上に展開す
ることにより行われる。
【0023】ファイルの作成が完了すると、ステップS
103では、ファイル転送モードおよびファイルパラメ
ータが当該ファイルから読み出される。ステップS10
4では、前記読み出されたファイル転送モードがDTM
モードであるか否かが判断され、DTMモードである
と、ステップS105では、前記読み出されたファイル
パラメータに基づいてDTMファイル記述子が作成され
る。
【0024】また、前記ステップS104においてDT
Mモードではないと判断され、ステップS106におい
てBFTモードであると判断されると、ステップS10
7では、前記読み出されたファイルパラメータに基づい
てBFTファイル記述子が作成される。なお、前記ステ
ップS104、S106の判断がいずれも否定となる
と、前記読み出されたファイル転送モードがBTMモー
ドと判断され、ファイル記述子は作成されない。
【0025】以上のようにしてファイル記述子が作成・
記憶されると、ステップS109では、ファイル転送先
の受信側が発呼される。ステップS110において、受
信側から送出されたDIS(デジタル識別)が受信され
ると、ステップS111では、DIS上で宣言されてい
る受信側のファイル転送に関する能力が判断される。
【0026】図8はDIS信号のフレーム構造例を示し
ており、プリアンブルPA、フラグパターンF、アドレ
スフィールドA、コントロールフィールドC、ファクシ
ミリ制御フィールドFCF、ファクシミリ情報フィール
ドFIF、フレームチェックシーケンスFCS等から構
成されている。
【0027】前記ファイル転送に関する能力は、FIF
の7バイト目と8バイト目において図示の通り定義され
ている。すなわち、FIFのBit53ではBFTの能
力の有無、Bit54ではDTMの能力の有無、Bit
57ではBTMの能力の有無が、そのビット状態により
定義されている。
【0028】ステップS111において、BFTの能力
を有する旨が宣言されていると判断されると、ステップ
S112では、受信能力を表すBFTフラグがセットさ
れる。同様に、ステップS113では、DIS上でDT
M能力を有する旨が宣言されているか否かが判断され、
DTM能力を有していれば、ステップS114ではDT
Mフラグがセットされる。
【0029】以上のようにして受信側の能力判定が終了
すると、ステップS115では、前記ステップS103
で読み出されたファイル転送モードと前記受信能力フラ
グとに基づいて、図1に示した変換テーブルが参照さ
れ、ステップS116では、ファイル転送モードの変更
の是非が判断される。この変換テーブルは、例えばシス
テム制御部8の予定の領域に格納されている。
【0030】すなわち、ファイル上で指定されていたフ
ァイル転送モードがBFTであるにもかかわらず、受信
側がBTM、DTMしか有していない場合には、図1に
示した変換テーブルに基づいて、ファイル転送モードを
DTMへ変換する必要があると判断される。同様に、指
定されていたファイル転送モードがDTMであるにもか
かわらず、受信側がBTMしか有していない場合には、
ファイル転送モードをBTMへ変換する必要があると判
断される。また、ファイル上で指定されていたファイル
転送モードがDTMであり、受信側がBTM、DTMを
有していれば、変換の必要はないと判断される。
【0031】前記ステップS116において、ファイル
転送モードの変換が必要であると判断されると、ステッ
プS117では、変換後のファイル転送モードに合わせ
てファイル記述子が変換される。
【0032】すなわち、ファイル上で指定されていたフ
ァイル転送モードがBFTであるにもかかわらず、受信
側がBTM、DTMしか有しておらず、ファイル転送モ
ードをBFTからDTMへ変換する必要があると判断さ
れた場合には、図7(a) に示したように、前記ステップ
S107で作成されたBFTファイル記述子がDTMフ
ァイル記述子へ変換される。
【0033】同様に、指定されたファイル転送モードが
DTMであるにもかかわらず、受信側がBTM、BFT
しか有しておらず、ファイル転送モードをDTMからB
FTへ変換する必要があると判断された場合には、図7
(d) に示したように、前記ステップS107で作成され
たDTMファイル記述子がBFTファイル記述子へ変換
される。なお、変換後のファイル転送モードがBTMの
場合はファイル記述子が不要なので、図7(b),(c) に示
したように、ファイル記述子が削除される。
【0034】ステップS118では、ファイル転送モー
ドに応じたファイル記述子がファイルと共に(BTMモ
ードでは、ファイルのみが)送信される。
【0035】本実施例によれば、送信側で指定したファ
イル転送モードを受信側のファクシミリ装置が有してい
ない場合には、受信側の能力に合わせてファイル転送モ
ードが変更されると共に、ファイル記述子が自動的に書
き換えられ、受信側の能力に応じたファイル転送モード
でファイル転送が行われるので、送信側で指定したファ
イル転送モードを受信側が有していない場合であっても
ファイル転送が可能になり、受信側が有していないファ
イル転送モードにより転送が開始されてしまうことによ
る転送エラーの発生が防止されて確実なファイル転送が
可能になる。
【0036】さらに、本実施例によれば、送信側で指定
したファイル転送モードを受信側が有している場合には
当該ファイル転送モードが選択されるので、送信側での
ファイル転送モードの指定が可能になる。
【0037】図5は、本発明の第2実施例であるファイ
ル転送処理の動作を示したフローチャートであり、前記
と同一の符号を付したステップでは同一または同等の処
理が実行されるので、その説明は省略する。
【0038】本実施例では、予め全てのファイル転送モ
ードに応じたファイル記述子を作成しておき、受信側の
受信能力に応じてファイル転送モードが決定されると、
当該決定されたファイル転送モードのファイル記述子を
選択的に読み出して、ファイルと共に転送するようにし
た点に特徴がある。
【0039】本実施例においても前記と同様に、ステッ
プS101でファイル転送の指示を受けると、ステップ
S102では、画像蓄積装置7上にファイルデータが展
開される。
【0040】その後、ステップS201においてファイ
ルパラメータが読み出されると、ステップS107で
は、当該ファイルパラメータに基づいてBFTファイル
記述子が作成され、ステップS105ではDTMファイ
ル記述子が作成される。ステップS109〜S114で
は、前記と同様にして、受信側から送出されたDIS信
号に基づいて受信側の能力が判断される。
【0041】ステップS202では、図2に示した優先
順位テーブル(これも、前記変換テーブルと同様に、シ
ステム制御部8の予定の領域に予め格納しておくことが
できる)が参照され、前記判断された受信側の受信能力
に基づいてファイル記述子が選択される。
【0042】すなわち、受信側がBTM、DTM、BF
Tのいずれのファイル転送モードをも備えている場合に
は、前記ステップS107で作成されたBFTファイル
記述子が選択されるが、BTMとDTMしか備えていな
い場合には、前記ステップS105で作成されたDTM
ファイル記述子が選択される。また、受信側がBTMし
か備えていない場合には、いずれのファイル記述子も選
択されない。
【0043】ステップS118では、前記選択されたフ
ァイル記述子がファイルと共に(BTMモードでは、フ
ァイルのみが)送信される。
【0044】本実施例でも前記第1実施例と同様に、受
信側が有するファイル転送モードの中から、利用するフ
ァイル転送モードが選択されるので、受信側が有してい
ないファイル転送モードにより転送が開始されてしまう
ことによる転送エラーの発生が防止されて確実なファイ
ル転送が可能になる。
【0045】さらに、本実施例によれば、予め全てのフ
ァイル転送モードに固有の各ファイル記述子を作成して
おき、その後に受信側が発呼されるので、発呼から転送
開始までの時間を短縮できるようになる。
【0046】さらに、本実施例によれば、受信側の能力
に応じて最も適したファイル転送モードが自動的に設定
されるので、送信側では、ファイル転送モードの設定に
関して特別な操作が不要となる。
【0047】図6は、本発明の第3実施例であるファイ
ル転送処理の動作を示したフローチャートであり、前記
と同一の符号を付したステップでは同一または同等の処
理が実行されるので、その説明は省略する。
【0048】本実施例では、予め受信側とネゴシエーシ
ョンを行ってファイル転送モードを決定し、その後、決
定されたファイル転送モードに関するファイル記述子の
みを作成するようにした点に特徴がある。
【0049】本実施例でも前記と同様に、ステップS1
01でファイル転送の指示を受け、ステップS102で
画像蓄積装置7上にファイルデータが展開されると、ス
テップS109では受信側が発呼される。
【0050】ステップS110〜S114では、前記と
同様にして、受信側から送出されたDIS信号に基づい
て受信側の能力が判断される。ステップS202では、
前記図2に示した優先順位テーブルが参照され、前記判
断された受信側の受信能力に基づいてファイル記述子が
決定される。ステップS201ではファイルパラメータ
が読み出され、ステップS301では、当該ファイルパ
ラメータに基づいて、前記決定されたファイル転送モー
ドに固有のファイル記述子が作成される。
【0051】すなわち、受信側がBTM、DTM、BF
Tのいずれのファイル転送モードも備えている場合には
BFTファイル記述子が作成され、BTMとDTMしか
備えていない場合にはDTMファイル記述子が作成され
る。また、受信側がBTMした備えていない場合には、
ファイル記述子は作成されない。
【0052】ステップS118では、前記作成されたフ
ァイル記述子がファイルと共に(BTMモードでは、フ
ァイルのみが)送信される。
【0053】本実施例でも前記第1および第2実施例と
同様に、受信側が有するファイル転送モードの中から、
利用するファイル転送モードが選択されるので、受信側
が有していないファイル転送モードにより転送が開始さ
れてしまうことによる転送エラーの発生が防止されて確
実なファイル転送が可能になる。
【0054】さらに、本実施例によれば、ファイル転送
モードが選択された後にファイル記述子が作成されるの
で、不必要なファイル記述子を予め用意する無駄がなく
なってメモリの有効利用が可能になる。
【0055】なお、上記した各実施例では、ファイル記
述子を当該ファクシミリ装置自身が作成するものとして
説明したが、本発明はこれのみに限定されず、転送対象
のファイルデータをホストコンピュータから受け取るよ
うな場合には、当該ホストコンピュータにファイル記述
子を作成させ、これを受け取るようにしても良い。
【0056】
【発明の効果】上記したように、本発明によれば、受信
側が有するファイル転送モードがファイルの転送に先だ
って判断され、送信側では、受信側が有するファイル転
送モードの中から、利用するファイル転送モードを選択
するようにしたので、受信側が有していないファイル転
送モードにより転送が開始されてしまうことによる転送
エラーの発生が防止されて確実なファイル転送が可能に
なる。
【0057】さらに、特に請求項1、2に記載した発明
によれば、送信側で指定したファイル転送モードを受信
側が有している場合には当該ファイル転送モードが選択
されるので、送信側でのファイル転送モードの指定が可
能になる。
【0058】さらに、特に請求項3に記載した発明によ
れば、予め全てのファイル転送モードに固有の各ファイ
ル記述子を作成しておき、その後に受信側が発呼される
ので、発呼から転送開始までの時間を短縮できるように
なる。
【0059】さらに、特に請求項4に記載した発明によ
れば、ファイル転送モードが選択された後にファイル記
述子が作成されるので、不必要なファイル記述子を予め
用意する無駄がなくなってメモリの有効利用が可能にな
る。
【0060】さらに、特に請求項6に記載した発明によ
れば、送信側でファイル記述子を作成できるようになる
ので、ワークステーション等のホストコンピュータと接
続することなく単独でのファイル転送が可能になる。
【0061】さらに、特に請求項7に記載した発明によ
れば、ファイル記述子を外部から入力できるようになる
ので、ファイル記述子を作成する機能をワークステーシ
ョン等のホストコンピュータに持たせることにより、フ
ァクシミリ装置の構成が簡素化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 送信側で指定されたファイル転送モードを受
信側の能力に応じて変換する変換テーブルの一例を示し
た図である。
【図2】 受信側の能力に応じてファイル記述子を選択
する際の優先順位を定めた優先順位テーブルの一例を示
した図である。
【図3】 本発明が適用されるファイル転送機能を備え
たファクシミリ装置のブロック図である。
【図4】 本発明の第1実施例の動作を示したフローチ
ャートである。
【図5】 本発明の第2実施例の動作を示したフローチ
ャートである。
【図6】 本発明の第3実施例の動作を示したフローチ
ャートである。
【図7】 ファイル記述子の変換方法を示したフローチ
ャートである。
【図8】 DIS信号のフレーム構造例を示した図であ
る。
【符号の説明】
1…CPU、2…RAM、3…操作表示装置、4…読取
装置、5…印字装置、6…画像処理装置、7…画像蓄積
装置、8…システム制御部、9…通信制御部、10…モ
デム、11…網制御装置、12…システムバス、13…
ホストI/F制御装置、14…ホストコンピュータ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 標準化された複数のファイル転送モード
    のいずれかを利用してファイルデータを受信側へ転送す
    るファイル転送機能を有するファクシミリ装置におい
    て、 指示されたファイル転送モードを判別する手段と、 前記指示されたファイル転送モードが、ファイルの送信
    に先だってファイル記述子の送信を義務付けられたモー
    ドであると、当該モードに固有のファイル記述子を予め
    用意して記憶する手段と、 受信側が有するファイル転送モードを判断する手段と、 前記判断結果および指示されたファイル転送モードに基
    づいてファイル転送モードを選択する手段と、 前記選択されたファイル転送モードが前記指示されたフ
    ァイル転送モードと異なると、前記予め用意したファイ
    ル記述子を当該選択されたファイル転送モードに固有の
    ファイル記述子に変換する手段と、 前記選択されたファイル転送モードが、ファイルの送信
    に先だってファイル記述子の送信を義務付けられたモー
    ドであれば、ファイルデータを前記ファイル記述子と共
    に受信側へ転送し、ファイル記述子の送信を義務付けら
    れていないモードであれば、ファイルデータのみを受信
    側へ転送する手段とを具備したことを特徴とするファイ
    ル転送機能を有するファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 前記ファイル転送モードを選択する手段
    は、 受信側が前記指示されたファイル転送モードを有してい
    る場合には、当該ファイル転送モードを選択し、有して
    いない場合には、受信側が有するファイル転送モードの
    中から最適なモードを選択することを特徴とする請求項
    1に記載のファイル転送機能を有するファクシミリ装
    置。
  3. 【請求項3】 標準化された複数のファイル転送モード
    のいずれかを利用してファイルデータを受信側へ転送す
    るファイル転送機能を有するファクシミリ装置におい
    て、 ファイルの送信に先だってファイル記述子の送信を義務
    付けられた各ファイル転送モードに関して、それぞれの
    モードに固有の各ファイル記述子を予め用意して記憶す
    る手段と、 受信側が有するファイル転送モードを判断する手段と、 前記受信側が有するファイル転送モードの中から最適な
    モードを選択する手段と、 前記選択されたファイル転送モードに応答するファイル
    記述子を読み出す手段と、 前記選択されたファイル転送モードが、ファイルの送信
    に先だってファイル記述子の送信を義務付けられたモー
    ドであれば、ファイルデータをファイル記述子と共に受
    信側へ転送し、ファイル記述子の送信を義務付けられて
    いないモードであれば、ファイルデータのみを受信側へ
    転送する手段とを具備したことを特徴とするファイル転
    送機能を有するファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 標準化された複数のファイル転送モード
    のいずれかを利用してファイルデータを受信側へ転送す
    るファイル転送機能を有するファクシミリ装置におい
    て、 受信側が有するファイル転送モードを判断する手段と、 前記受信側が有するファイル転送モードの中から最適な
    モードを選択する手段と、 前記選択されたファイル転送モードが、ファイルの送信
    に先だってファイル記述子の送信を義務付けられたモー
    ドであると、当該モードに固有のファイル記述子を用意
    して記憶する手段と、 前記選択されたファイル転送モードが、ファイルの送信
    に先だってファイル記述子の送信を義務付けられたモー
    ドであれば、ファイルデータをファイル記述子と共に受
    信側へ転送し、ファイル記述子の送信を義務付けられて
    いないモードであれば、ファイルデータのみを受信側へ
    転送する手段とを具備したことを特徴とするファイル転
    送機能を有するファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】 前記ファイルの送信に先だってファイル
    記述子の送信を義務付けられたモードは、BFT(バイ
    ナリファイル転送;Binary File Transfer)およびDT
    M(文書ファイル転送モード;Document File Transfe
    r)であり、ファイル記述子の送信を義務付けられてい
    ないモードは、BTM(基本ファイル転送モード;Basi
    c Transfer Mode )であることを特徴とする請求項1な
    いし4のいずれかに記載のファイル転送機能を有するフ
    ァクシミリ装置。
  6. 【請求項6】 前記ファイル記述子をファイルデータに
    基づいて作成する手段を、さらに具備したことを特徴と
    する請求項1ないし5のいずれかに記載のファイル転送
    機能を有するファクシミリ装置。
  7. 【請求項7】 前記ファイル記述子は、当該装置の外部
    から入力されることを特徴とする請求項1ないし5のい
    ずれかに記載のファイル転送機能を有するファクシミリ
    装置。
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