JPH0823430A - ファイル転送機能を有するファクシミリ装置 - Google Patents

ファイル転送機能を有するファクシミリ装置

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JPH0823430A
JPH0823430A JP6179790A JP17979094A JPH0823430A JP H0823430 A JPH0823430 A JP H0823430A JP 6179790 A JP6179790 A JP 6179790A JP 17979094 A JP17979094 A JP 17979094A JP H0823430 A JPH0823430 A JP H0823430A
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JP
Japan
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file
timer
facsimile apparatus
timing
host computer
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JP6179790A
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English (en)
Inventor
Yoshihiro Maei
佳博 前井
Yoshiaki Tezuka
芳明 手塚
Takashi Sakayama
隆志 坂山
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 発呼局のT5タイマがタイムアウトするよう
な状況下であっても、これがファクシミリ装置間でのフ
ァイル転送異常に起因したものではなく、被呼局と外部
機器との間での処理遅延に起因したものであれば、発呼
局での再送処理が行われないようにする。 【構成】 被呼局(受信側ファクシミリ装置)は、受信
ファイルを外部機器へ転送すると共に、T5タイマより
も早いタイミングでタイムアウトするT5´タイマをス
タートさせ、外部機器から受信応答が返送されないと、
T5´タイマがタイムアウトした時点で被呼局でFDM
(ファイル診断メッセージコマンド)を送出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はファイル転送機能を有す
るファクシミリ装置に係り、特に、標準化されたファイ
ル転送モード(BTM、DTM、BFT、EDI)のい
ずれかを利用してファイルデータを授受するファイル転
送機能を有するファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、特開平2−134974号公報
や特開平3−49463号公報では、ファクシミリ装置
の画情報を送信する手順を利用して、画情報の代わりに
ファイルデータを転送する技術が開示されている。
【0003】しかしながら、上記した従来技術では通信
プロトコル中のユニーク(非標準)モードを利用して各
種の設定を行っていたために、他社機間では転送が行え
ないという問題があった。そこで、1992年2月には
ITU−T勧告T.30に、ファイル転送に関する項目
が新たに追加されて複数のファイル転送モード(BT
M、DTM、BFT等)が標準化され、これらのファイ
ル転送モードを利用することにより、他社機間でもファ
イル転送が可能になった。
【0004】標準化されたファイル転送モードには、例
えばBTM、DTM、BFT等があり、それぞれ次のよ
うに定義されている。 BTM(基本ファイル転送モード;Basic Transfer M
ode )は、任意のファイル(バイナリファイル、ワード
プロセッサ独自フォーマット文書、ビットマップなど)
を透過的に交換する手段を提供する。 DTM(文書ファイル転送;Document Transfer Mod
e)は、可視化文字コードで記述されたファイル記述子
を含む複数種のファイルの交換手段を提供する。 BFT(バイナリファイル転送;Binary File Transf
er)は、抽象構文記法.1(ANS.1)で記述された
ファイル記述子を含む複数種類のファイルの交換手段を
提供する。
【0005】なお、ファイル記述子とはファイルに関す
る構造化された情報であり、ファイル本体に先行して送
信され、ファイル本体と連結される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ファイルを転送された
受信側のファクシミリ装置は、当該ファイルを自身で処
理することが可能であると共に、インターフェイスを介
して接続されたホストコンピュータや外部プリンタ等の
他の外部機器に処理させることも可能である。
【0007】一般的にホストコンピュータ等の外部機器
は、ファイルデータの処理能力(通信能力や、表示/印
字手段のサイズ、精細度、表示/印字速度等)に関して
ファクシミリ装置より高い能力を備えているので、例え
ばファイル記述子を印字出力する際には、ファクシミリ
装置の印字手段で出力するよりも外部機器の印字手段で
出力した方が、効率や表示品位等の点で優れている場合
が多い。
【0008】しかしながら、受信側のファクシミリ装置
が受信ファイルを外部機器で処理させようとした場合
に、当該外部機器がビジーであったり、あるいは当該フ
ァイルの処理に手間取ったりしてしまうと、外部機器が
ファイル処理を完了した際に当該外部機器から受信側フ
ァクシミリ装置へ返送される終了応答が遅れ、この結
果、当該受信側ファクシミリ装置から送信側ファクシミ
リ装置への応答もそれだけ遅れてしまうことになる。
【0009】一般的に、ECM(誤り訂正方式)による
ファクシミリ送信においては、ファイル転送を終了した
送信側ファクシミリ装置からPPS−MPS(部分ペー
ジ信号−マルチページ信号)が送出され、これを受けた
受信側ファクシミリ装置では、ファイルの処理が完了し
ていればMCF(メッセージ確認信号)を返送し、完了
していなければRNR(レシーブ・ノット・レディ)信
号を返送する。
【0010】ここで、送信側では受信側からMCFが返
送されると次のファイル転送を開始するが、RNRが返
送されるとT5タイマ(60秒±5秒)をスタートす
る。そして、このT5タイマがタイムアウトしてしまう
と、ファクシミリ通信になんらかの異常が生じたものと
判断して回線を一旦断じ、再発呼して通信をやり直すよ
うにしている。
【0011】すなわち、上記のようにファクシミリ装置
間でのファイル転送は良好であるが外部機器がビジーで
あるために処理が進まないような場合であっても、T5
タイマがタイムアウトすると無条件で回線が一旦断じら
れ、その後に再送処理が行われてしまう。明らかに、こ
の場合の再送処理は不要なものであり無駄な処理とな
る。
【0012】本発明の目的は、上記した従来技術の問題
点を解決し、T5タイマがタイムアウトするような状況
下であっても、これがファクシミリ装置間でのファイル
転送異常に起因したものではなく、受信側ファクシミリ
装置と外部機器との間での処理遅延に起因したものであ
ると、再送処理が行われないようにしたファイル転送機
能を有するファクシミリ装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明では、標準化されたファイル転送モード
を利用してファイルデータを授受するファイル転送機能
を有するファクシミリ装置において、以下のような手段
を講じた点に特徴がある。 (1) 受信ファイルを自身に代わって処理する外部機器を
接続する手段と、受信ファイルを外部機器へ転送する手
段と、外部機器から送出される終了応答信号を検出して
送信側ファクシミリ装置へ通知する手段と、前記終了応
答信号が予定のタイミングまでに検出されないと、送信
側ファクシミリ装置へFDMを送信する手段とを設け
た。 (2) 前記予定のタイミングを、送信側ファクシミリ装置
において、ITU−T勧告T.30のT5タイマがタイ
ムアウトするタイミングより早いタイミングにした。
【0014】
【作用】上記した構成(1) によれば、受信側のファクシ
ミリ装置は受信ファイルを外部機器へ転送した後、予定
のタイミングまでに外部機器から終了応答信号が返送さ
れないと、送信側ファクシミリ装置へFDMを送出する
ので、送信側ファクシミリ装置では、受信側ファクシミ
リ装置からの応答の遅れが、ファクシミリ装置間でのフ
ァイル転送異常に起因したものではなく受信側ファクシ
ミリ装置と外部機器との間での処理遅延に起因したもの
であることを認識できるようになる。
【0015】上記した構成(2) によれば、送信側ファク
シミリ装置では、T5タイマがタイムアウトする前にF
DMを受信することができるので、例えばFDMを受信
するとT5タイマを停止して次の動作へ移行するように
すれば、再送処理等の無駄な動作が実行されてしまうこ
とがない。
【0016】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。図1は、本発明が適用されるファクシミリ
装置の主要部の構成を示すブロック図である。
【0017】CPU1は、システム制御部8に格納され
たプログラムに従って当該ファクシミリ装置全体の制御
処理やファクシミリ伝送制御手順処理を行う。RAM2
は、制御プログラムのワークエリヤとして使用されるメ
モリである。操作表示装置3は、テンキーを含むキーボ
ードからなる操作部と液晶パネル(CRT画面でもよ
い)の表示部とを有し、当該ファクシミリ装置の動作を
指示したり、その指示や動作状態を表示する。読取装置
4は、例えばCCDイメージセンサ等を用いて送信原稿
を読み取り、これを電気信号の画情報に変換する。読取
装置4で読取られた画情報や受信した画情報は画像蓄積
装置7に蓄積される。印字装置5は受信画像データ等を
プリントする。画像処理装置6は、画像信号と伝送用符
号間の符号化、復号化(圧縮、伸張)を行う。
【0018】システム制御部8は、ファクシミリ全体を
制御するプログラムが格納されたROMからなる。通信
制御部9は、G3のファクシミリの通信制御プログラ
ム、およびモデム10や網制御装置11とのインターフ
ェース回路からなる。モデム10は、伝送手順信号用の
低速モデム(V21)と画情報の送受信用の高速モデム
(V27ter 、V29、V33、V17など)機能を備
えた変復調装置である。網制御装置11は、公衆電話回
線とのインターフェース回路であり、自動発着信機能を
備えている。
【0019】ワークステーションあるいはパーソナルコ
ンピュータ等のホストコンピュータ14は、ホストI/
F制御装置13を介して当該ファクシミリ装置と接続さ
れる。装置内の各回路1〜9、13は、システムバス1
2を介して相互にデータの送受信を行う。
【0020】以下、フローチャートを用いて本発明の各
実施例の動作を詳細に説明する。図3は、本発明の第1
実施例である受信側ファクシミリ装置の動作を示したフ
ローチャートであり、例えばCPU1がシステム制御部
8に格納されたプログラムにしたがって実行する処理で
ある。また、図4は、発呼局(送信側ファクシミリ装
置)、被呼局(受信側ファクシミリ装置)、およびホス
トコンピュータ14間でのプロトコルシーケンス図であ
る。
【0021】ステップS101では着呼の有無が判定さ
れ、着呼が検出されると、ステップS102では、DI
S(デジタル識別信号)コマンドが作成されて発呼局へ
送出される。ステップS103では、当該DISコマン
ドに応答して発呼局から送出されるDCS(デジタル命
令信号)コマンドが受信されたか否かが判断され、DC
Sコマンドが受信されると、ステップS104において
当該DCSコマンドが解析される。
【0022】図2は、DISコマンドおよびDCSコマ
ンドのフレーム構造例を示しており、プリアンブルP
A、フラグパターンF、アドレスフィールドA、コント
ロールフィールドC、ファクシミリ制御フィールドFC
F、ファクシミリ情報フィールドFIF、フレームチェ
ックシーケンスFCS等から構成されている。
【0023】この中のFCFはコマンドによって異な
り、DISコマンドでは、FCFに当該フレームがDI
Sコマンドであることを示す情報が格納され、DCSコ
マンドでは、FCFに当該フレームがDCSコマンドで
あることを示す情報が格納されている。
【0024】ファイル転送に関する能力は、DISコマ
ンドおよびDCSコマンドのいずれにおいても、FIF
の7バイト目と8バイト目において図示の通り定義され
ている。すなわち、FIFのBit53ではBFTの能
力の有無、Bit54ではDTMの能力の有無、Bit
57ではBTMの能力の有無が、そのビット状態により
定義されている。
【0025】したがって、被呼局である当該ファクシミ
リ装置がBFT、DTM、およびBTMのいずれの転送
モードをも有していれば、FIFのBit53、54、
57のいずれもが“1”にセットされたDISコマンド
が発呼局に対して送信され、当該DISコマンドを受信
した発呼局が、例えばDTMを選択した場合には、FI
FのBit54が“1”にセットされたDCSコマンド
が返送される。
【0026】再び図3および図4へ戻り、前記ステップ
S104でDCSコマンドを解析した結果、FIFのB
it53、54、57のいずれもが“0”であると、ス
テップS105において通常の画情報の送信モードと判
断されてステップS106へ進み、受信した画情報を画
像蓄積装置7に蓄積する。また、FIFのBit54、
57のいずれか一方のみが“1”にセットされている
と、BFT以外のファイル転送モードと判断されて通常
のファイル受信を行い、FIFのBit53のみが
“1”にセットされていると、ステップS107におい
てホストコンピュータ14とのインターフェイス13が
起動される。ステップS108では、発呼局から被呼局
へTCF(トレーニングチェック)が送出され、ステッ
プS109では被呼局でトレーニングが受信される。
【0027】ステップS110では、ホストコンピュー
タ14にファイルの受信指示が送出され、ステップS1
11では、この受信指示に応答してホストコンピュータ
14から送出される受信応答の有無が判断される。受信
応答が検出できないと、発呼局から送出されたファイル
をステップS112において自身(被呼局)が代行受信
し、受信応答が検出されると、ステップS113におい
てファイルデータを受信し、これをホストコンピュータ
14へ転送する。
【0028】ステップS114では、当該ファイルの受
信が終了したか否かが判断され、発呼局から送出された
PPS−MPS(部分ページ信号−マルチページ信号)
が検出されるとファイル転送が終了したと判断する。ス
テップS115では、ホストコンピュータ14に受信終
了指示を送出し、ステップS116においてT5´タイ
マをスタートする。当該T5´タイマは、発呼局におけ
るT5タイマよりも早いタイミングでタイムアウトする
ように、T5タイマよりも短い時間、例えば50秒に設
定されている。
【0029】ステップS117では、ホストコンピュー
タ14がファイルの処理を完了した際に送出するファイ
ル終了応答の有無が判断され、終了応答が検出されない
と、ステップS118において、前記T5´タイマがタ
イムアウトしたか否かが判断される。当該判断処理はス
テップS117において前記ファイル終了応答が検出さ
れるか、あるいはステップS118においてT5´タイ
マのタイムアウトが検出されるまで繰り返される。ここ
で、T5´タイマがタイムアウトする前にファイル終了
応答が検出されると、ステップS120において発呼局
へ応答メッセージ(MCF:メッセージ確認)が送出さ
れる。その後、発呼局から他のファイルデータが送出さ
れれば当該ファイルを前記と同様に処理し、また、終了
メッセージ(DCN:回線切断命令)が検出されると、
予定の終了処理を実行して当該処理を完了する。
【0030】一方、前記ステップS118において、ホ
ストコンピュータ14から送出されるファイル終了応答
が検出される前に前記T5´タイマのタイムアウトが検
出されると、ステップS119では、FDM(ファイル
診断メッセージ)コマンドを作成し、これをMCFの代
わりに発呼局へ送出する。FDMとは、被呼局から発呼
局へ送出されるオプションのポストメッセージ応答であ
り、発呼局に対して現在の転送状況に関する診断情報を
提供する。
【0031】FDMコマンドのフレーム構造は、前記D
ISあるいはDCSと同様にプリアンブルPA、フラグ
パターンF、アドレスフィールドA、コントロールフィ
ールドC、ファクシミリ制御フィールドFCF、ファク
シミリ情報フィールドFIF、フレームチェックシーケ
ンスFCS等から構成され、当該フレームがFDMコマ
ンドであることを示す情報はFCFに格納され、診断情
報(Diagnostic)はFIFに登録されている。
【0032】診断情報には、誤り型(Diagnostic-type
)および誤り理由(error-identifier)を含む各種の
情報が登録されている。さらに誤り型には、“通知(in
formative )”、“一時的誤り(transient )”、およ
び“永久誤り(permanent )”があり、誤り理由には、
“理由なし”、“応答側誤り”、および“システム停
止”等がある。誤り型の“通知”は、復旧を要求しない
誤りであってBFTの現在の状況に影響しない旨を示唆
する。“一時的誤り”は、再発することはないが実行中
のBFTが失敗であることを示唆する。“永久誤り”
は、少なくとも実行中のBFTが失敗であることを示唆
する。本実施例では、誤り型が“通知”で、誤り理由が
“理由なし”または“応答側誤り”のFDMを作成して
送出する。
【0033】一方、当該FDMを受信した発呼局では、
MCFを受信した場合と同様にT5タイマのカウントを
停止し、次のファイルの転送処理を実行すると共に、必
要に応じてFDMに登録された診断情報を解析し、適宜
の処理を実行する。
【0034】なお、FDMを受信した発呼局が次のファ
イルを転送した際、被呼局およびホストコンピュータ1
4間において前回のファイルの処理を未だに完了してい
な場合、被呼局である受信側ファクシミリ装置では、受
信ファイルを画像蓄積装置7にいったん蓄積し、前回の
ファイルの処理が終了した後にホストコンピュータ14
へ転送する。
【0035】本実施例によれば、発呼局(送信側ファク
シミリ装置)からファイルを転送された被呼局(受信側
ファクシミリ装置)は、当該受信したファイルをホスト
コンピュータ14へ転送すると共に、T5タイマよりも
早いタイミングでタイムアウトするT5´タイマをスタ
ートさせる。そして、ホストコンピュータ14から受信
応答が返送されないと、T5´タイマがタイムアウトし
た時点でFDMを送出するので、被呼局がホストコンピ
ュータとの間での処理に手間取って時間が経過しても、
発呼局において再送処理が行われてしまうことがない。
【0036】また、発呼局ではFDM上に登録された診
断情報を参照することにより、被呼局がホストコンピュ
ータとの間でファイル処理に手間取っていることを認識
することができるので、自主的にファイル転送を中止あ
るいは中断するなどの適宜の処置を講じることができる
ようになる。
【0037】図5は、本発明の第2実施例である受信側
ファクシミリ装置の動作を示したフローチャートであ
り、前記と同一の符号を付したステップでは同一または
同等の処理が実行されるので、その説明は省略する。
【0038】本実施例では、ステップS118において
T5´タイマのタイムアウトを検知すると、ステップS
118aにおいて受信ファイルの有無を判断する。そし
て、受信ファイルが存在すれば、ステップS119aに
おいてMCFを作成すると共にこれを発呼局へ送出し、
また受信ファイルが存在しなければステップS119に
おいてFDMを作成および送出する。本実施例によって
も前記と同様の効果が達成される。
【0039】
【発明の効果】上記したように、本発明によれば以下の
ような効果が達成される。 (1) 請求項1によれば、被呼局(受信側ファクシミリ装
置)は受信ファイルを外部機器(ホストコンピュータ)
へ転送した後、予定のタイミングまでに外部機器から終
了応答信号が返送されないと、発呼局(送信側ファクシ
ミリ装置)へFDMを送出するので、発呼局では、FD
M上に登録された情報を参照することにより、被呼局が
外部機器との間でファイル処理に手間取っていることを
認識することができる。したがって、ファイル転送を中
止あるいは中断するなどの適宜の処置を講じることによ
り、事態をいち早く収拾できるようになる。 (2) 請求項2によれば、被呼局は発呼局のT5タイマよ
りも早いタイミングでタイムアウトするタイマ(T5´
タイマ)をスタートさせ、外部機器から受信応答が返送
されないと、T5´タイマがタイムアウトした時点でF
DMを送出するので、被呼局が外部機器との間での処理
に手間取っても発呼局において再送処理が行われてしま
うことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明が適用されるファイル転送機能を備え
たファクシミリ装置のブロック図である。
【図2】 DIS(DCS)信号のフレーム構造例を示
した図である。
【図3】 本発明の第1実施例の動作を示したフローチ
ャートである。
【図4】 第1実施例のプロトコルシーケンス図であ
る。
【図5】 本発明の第2実施例の動作を示したフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1…CPU、2…RAM、3…操作表示装置、4…読取
装置、5…印字装置、6…画像処理装置、7…画像蓄積
装置、8…システム制御部、9…通信制御部、10…モ
デム、11…網制御装置、12…システムバス、13…
ホストI/F制御装置、14…ホストコンピュータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 標準化された複数のファイル転送モード
    のいずれかを利用してファイルデータを送受信するファ
    イル転送機能を有するファクシミリ装置において、 受信ファイルを当該ファクシミリ装置に代わって処理す
    る外部機器を接続する手段と、 受信ファイルを外部機器へ転送する手段と、 受信ファイルを転送された外部機器が当該ファイルの処
    理を完了した際に送出する終了応答信号を検出し、送信
    側ファクシミリ装置へ通知する手段と、 前記終了応答信号が予定のタイミングまでに検出されな
    いと、送信側ファクシミリ装置へFDMコマンドを送信
    する手段とを具備したことを特徴とするファイル転送機
    能を有するファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 前記予定のタイミングは、送信側ファク
    シミリ装置においてITU−T勧告T.30のT5タイ
    マがタイムアウトするタイミングより早いタイミングで
    あることを特徴とする請求項1に記載のファイル転送機
    能を有するファクシミリ装置。
JP6179790A 1994-07-08 1994-07-08 ファイル転送機能を有するファクシミリ装置 Pending JPH0823430A (ja)

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