JPH07212241A - 実時間デジタル音声圧縮解凍システム - Google Patents
実時間デジタル音声圧縮解凍システムInfo
- Publication number
- JPH07212241A JPH07212241A JP6311427A JP31142794A JPH07212241A JP H07212241 A JPH07212241 A JP H07212241A JP 6311427 A JP6311427 A JP 6311427A JP 31142794 A JP31142794 A JP 31142794A JP H07212241 A JPH07212241 A JP H07212241A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- value
- sample
- stream
- bytes
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B20/00—Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
- G11B20/00007—Time or data compression or expansion
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B14/00—Transmission systems not characterised by the medium used for transmission
- H04B14/02—Transmission systems not characterised by the medium used for transmission characterised by the use of pulse modulation
- H04B14/06—Transmission systems not characterised by the medium used for transmission characterised by the use of pulse modulation using differential modulation, e.g. delta modulation
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B14/00—Transmission systems not characterised by the medium used for transmission
- H04B14/02—Transmission systems not characterised by the medium used for transmission characterised by the use of pulse modulation
- H04B14/06—Transmission systems not characterised by the medium used for transmission characterised by the use of pulse modulation using differential modulation, e.g. delta modulation
- H04B14/066—Transmission systems not characterised by the medium used for transmission characterised by the use of pulse modulation using differential modulation, e.g. delta modulation using differential modulation with several bits [NDPCM]
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 数値化された音声情報を無損失で圧縮しかつ
解凍するシステムを提供する。 【構成】 数値化音声信号から最初の音声サンプルを検
索し、その全体を非圧縮形態で記憶する。第2の音声サ
ンプルと検索し、最初のサンプルとの間の符号付きの差
の値を算出する。この差の値が、第2の音声サンプルを
表すよりも少ないデータ・セグメントで表せる場合ば、
この差の値の方を記憶する。そうでない場合は、第2の
音声サンプルを記憶する。圧縮データ・ストリームを解
凍するときは、記憶されたサンプルを検索し、それが差
の値であるか又はそれに続くデータがコード化振幅値で
あることを示すフラグ値であるかを調べる。差の値であ
れば、それを先行する値に加算し(符号を考慮)、その
和を出力データ・ストリームへ挿入する。この和は次の
出力値もまた差の値である場合の算出のために保存され
る。フラグ値である場合は、それは破棄され、それに続
くサンプルが取り出されて出力データ・ストリームへ挿
入される。
解凍するシステムを提供する。 【構成】 数値化音声信号から最初の音声サンプルを検
索し、その全体を非圧縮形態で記憶する。第2の音声サ
ンプルと検索し、最初のサンプルとの間の符号付きの差
の値を算出する。この差の値が、第2の音声サンプルを
表すよりも少ないデータ・セグメントで表せる場合ば、
この差の値の方を記憶する。そうでない場合は、第2の
音声サンプルを記憶する。圧縮データ・ストリームを解
凍するときは、記憶されたサンプルを検索し、それが差
の値であるか又はそれに続くデータがコード化振幅値で
あることを示すフラグ値であるかを調べる。差の値であ
れば、それを先行する値に加算し(符号を考慮)、その
和を出力データ・ストリームへ挿入する。この和は次の
出力値もまた差の値である場合の算出のために保存され
る。フラグ値である場合は、それは破棄され、それに続
くサンプルが取り出されて出力データ・ストリームへ挿
入される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】音声信号は、通常、パルス符号変
調(PCM)技術を用いて数値化される。PCMは、ア
ナログ音声信号を一定の周期で、例えば20kHzでサ
ンプリングし、パルス・サンプルのストリームを生成す
ることによって行われる。そして、各サンプルに対して
その振幅を表わすデジタル値を割当てる。
調(PCM)技術を用いて数値化される。PCMは、ア
ナログ音声信号を一定の周期で、例えば20kHzでサ
ンプリングし、パルス・サンプルのストリームを生成す
ることによって行われる。そして、各サンプルに対して
その振幅を表わすデジタル値を割当てる。
【0002】
【従来の技術】PCM音声を圧縮することが試みられて
きたが、一般的にこれらの試みにおいては、既存のコン
ピュータ装置に対して特別な圧縮/解凍装置を付加する
ことが必要とされた。この装置は、通常、音声システム
からPCM音声信号を受信し、これらの信号を圧縮し、
さらに圧縮された信号をデータとしてコンピュータへ渡
し、そしてコンピュータがそのデータを記憶する。これ
らの信号を再生するために、圧縮されたデータを検索す
る装置もまた、その特別な圧縮・解凍装置を必ず備えて
いなければならない。
きたが、一般的にこれらの試みにおいては、既存のコン
ピュータ装置に対して特別な圧縮/解凍装置を付加する
ことが必要とされた。この装置は、通常、音声システム
からPCM音声信号を受信し、これらの信号を圧縮し、
さらに圧縮された信号をデータとしてコンピュータへ渡
し、そしてコンピュータがそのデータを記憶する。これ
らの信号を再生するために、圧縮されたデータを検索す
る装置もまた、その特別な圧縮・解凍装置を必ず備えて
いなければならない。
【0003】付加される特別な圧縮/解凍装置は、それ
を採用するいずれのシステムにとってもコストと複雑さ
を増大させることになる。加えて、一般的に圧縮/解凍
装置は、独自の方法でPCI音声信号を圧縮しているた
めに、その特別な装置と互換性のある装置をもつシステ
ムのみが圧縮された信号を利用することができる。
を採用するいずれのシステムにとってもコストと複雑さ
を増大させることになる。加えて、一般的に圧縮/解凍
装置は、独自の方法でPCI音声信号を圧縮しているた
めに、その特別な装置と互換性のある装置をもつシステ
ムのみが圧縮された信号を利用することができる。
【0004】ある種の圧縮/解凍システムは、特別な圧
縮/解凍装置を必要としない。しかしながら、これらの
システムでは、実時間、無損失圧縮、及び高品質PCM
音声の解凍を実現できない。これらのシステムは、PC
M信号をオフラインで記憶しかつ圧縮することを必要と
することがある。すなわち、1秒の音声信号が、1秒以
上の処理時間を必要とするということである。さらにこ
れらのシステムは、実時間動作を実現するためには損失
的圧縮を行うこともある。損失的圧縮とは、単純にいえ
ば、各サンプルを表すために必要なディジット数を減ら
すために信号のデータの一部が捨てられることを意味す
る。
縮/解凍装置を必要としない。しかしながら、これらの
システムでは、実時間、無損失圧縮、及び高品質PCM
音声の解凍を実現できない。これらのシステムは、PC
M信号をオフラインで記憶しかつ圧縮することを必要と
することがある。すなわち、1秒の音声信号が、1秒以
上の処理時間を必要とするということである。さらにこ
れらのシステムは、実時間動作を実現するためには損失
的圧縮を行うこともある。損失的圧縮とは、単純にいえ
ば、各サンプルを表すために必要なディジット数を減ら
すために信号のデータの一部が捨てられることを意味す
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上により、本発明の
目的は、特別な圧縮/解凍装置の必要性を排除した方法
によって、数値化音声信号をコンピュータ・システムへ
の記憶のために圧縮しかつ解凍することである。
目的は、特別な圧縮/解凍装置の必要性を排除した方法
によって、数値化音声信号をコンピュータ・システムへ
の記憶のために圧縮しかつ解凍することである。
【0006】さらに、本発明の目的は、実時間、無損失
圧縮及び高品質数値化音声信号の解凍を可能とするに十
分な効率で、コンピュータのために数値化音声信号を圧
縮しかつ解凍することである。
圧縮及び高品質数値化音声信号の解凍を可能とするに十
分な効率で、コンピュータのために数値化音声信号を圧
縮しかつ解凍することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の一実施例では、
数値化音声情報が、数値化音声信号からの第1の音声サ
ンプルを検索しかつそれをその完全な非圧縮形態で記憶
することによって圧縮される。その後、第2の音声サン
プルが検索され、第1の音声サンプル値と第2の音声サ
ンプル値との間の顕かな差が計算される。もしこの差
が、第2の音声信号を表すために必要なデータ・セグメ
ントよりも少ないデータ・セグメントで表せる場合は、
第2の音声サンプルの値を記憶せずにこの差の値を記憶
する。そうでない場合は、第2の音声サンプルが記憶さ
れる。そしてさらにその次の(第3の)音声サンプルが
検索され、その前の(第2の)音声サンプルとの顕かな
差の値が計算される。そしてこの差の値の方がより少な
い記憶空間を占める場合は、この差の値が記憶される。
そうでない場合は、第3の音声サンプルの値が、独自の
フラグ又はキーとともに記憶される。このフラグ又はキ
ーは、そのサンプル値が非圧縮形態で記憶されているこ
とを示すものである。本発明は、PCM音声信号全体が
圧縮されかつ記憶されるべくこの方式をさらに前進させ
たものである。
数値化音声情報が、数値化音声信号からの第1の音声サ
ンプルを検索しかつそれをその完全な非圧縮形態で記憶
することによって圧縮される。その後、第2の音声サン
プルが検索され、第1の音声サンプル値と第2の音声サ
ンプル値との間の顕かな差が計算される。もしこの差
が、第2の音声信号を表すために必要なデータ・セグメ
ントよりも少ないデータ・セグメントで表せる場合は、
第2の音声サンプルの値を記憶せずにこの差の値を記憶
する。そうでない場合は、第2の音声サンプルが記憶さ
れる。そしてさらにその次の(第3の)音声サンプルが
検索され、その前の(第2の)音声サンプルとの顕かな
差の値が計算される。そしてこの差の値の方がより少な
い記憶空間を占める場合は、この差の値が記憶される。
そうでない場合は、第3の音声サンプルの値が、独自の
フラグ又はキーとともに記憶される。このフラグ又はキ
ーは、そのサンプル値が非圧縮形態で記憶されているこ
とを示すものである。本発明は、PCM音声信号全体が
圧縮されかつ記憶されるべくこの方式をさらに前進させ
たものである。
【0008】連続的な音声サンプルは比較的振幅が類似
している傾向があるので、1つのサンプルから別のサン
プルへの振幅の変化は、後者のサンプルのデジタル・コ
ード化された振幅よりもはるかに少ない記憶空間を費や
すだけであることが多い。従って、圧縮されたデータの
うち、異なる値として記憶されるものの割合が高くな
る。しかしながら、概して、いくつかのサンプルがコー
ド化された振幅として記憶されてしまうことが常であ
る。このことは、デジタル・データが、固定化された大
きさのユニットで記憶されかつ検索されることに起因す
るものであり、そのため、2つの連続するサンプル間の
振幅差の方がコード化振幅よりも小さい場合であっても
サンプルのコード化振幅の方が記憶されてしまうのであ
る。例えば、音声信号は、通常16ビットのサンプルで
数値化されるが、デジタル値は通常8ビットからなるバ
イトで記憶される。その結果、もし2つのサンプル振幅
間の差が1バイトで表現できるよりも大きいならば、そ
の差がより小さい記憶空間を占めることにはならないた
めに後者のサンプルの振幅値が記憶されることになるの
である。さらに、記憶された値が非圧縮サンプルである
ことを示すためにフラグも記憶される。これに対して、
もし振幅の差が1バイトで表現できるならば、それはコ
ード化振幅よりも少ない記憶空間を占めることであり、
そのサンプルに対して記憶される値は1バイトを占め
る。
している傾向があるので、1つのサンプルから別のサン
プルへの振幅の変化は、後者のサンプルのデジタル・コ
ード化された振幅よりもはるかに少ない記憶空間を費や
すだけであることが多い。従って、圧縮されたデータの
うち、異なる値として記憶されるものの割合が高くな
る。しかしながら、概して、いくつかのサンプルがコー
ド化された振幅として記憶されてしまうことが常であ
る。このことは、デジタル・データが、固定化された大
きさのユニットで記憶されかつ検索されることに起因す
るものであり、そのため、2つの連続するサンプル間の
振幅差の方がコード化振幅よりも小さい場合であっても
サンプルのコード化振幅の方が記憶されてしまうのであ
る。例えば、音声信号は、通常16ビットのサンプルで
数値化されるが、デジタル値は通常8ビットからなるバ
イトで記憶される。その結果、もし2つのサンプル振幅
間の差が1バイトで表現できるよりも大きいならば、そ
の差がより小さい記憶空間を占めることにはならないた
めに後者のサンプルの振幅値が記憶されることになるの
である。さらに、記憶された値が非圧縮サンプルである
ことを示すためにフラグも記憶される。これに対して、
もし振幅の差が1バイトで表現できるならば、それはコ
ード化振幅よりも少ない記憶空間を占めることであり、
そのサンプルに対して記憶される値は1バイトを占め
る。
【0009】結果的に、サンプル振幅が、差の値として
ではなくコード化振幅として記憶されるときには、その
圧縮されたデータ・ストリームの中に「フラグ」が挿入
され、そのフラグがそれに続く値が差の値ではなく振幅
値であることを指定する。例えば、振幅値をコード化す
るために2バイトが使用される場合には、そのフラグ
は、それに続く2バイトがコード化振幅値を表現するこ
とを指定する(ただしフラグは、最初のサンプルには用
いられない)。
ではなくコード化振幅として記憶されるときには、その
圧縮されたデータ・ストリームの中に「フラグ」が挿入
され、そのフラグがそれに続く値が差の値ではなく振幅
値であることを指定する。例えば、振幅値をコード化す
るために2バイトが使用される場合には、そのフラグ
は、それに続く2バイトがコード化振幅値を表現するこ
とを指定する(ただしフラグは、最初のサンプルには用
いられない)。
【0010】本発明の別の実施例においては、出力デー
タ・ストリームを発生するために、圧縮データ・ストリ
ームが、記憶された第1のサンプルを例えば記憶装置か
ら検索することによって解凍される。第1のサンプル
は、常にコード化振幅サンプルであり、出力データ・ス
トリームに直接挿入される。第2のサンプルは、検索さ
れた後、それが差の値であるかもしくはそれに続くデー
タがコード化振幅値であることを示すフラグであるかを
確かめるべく検査される。もしそのサンプルが差の値で
あれば、デジタル的にその前の値に(符号を考慮して)
加算され、その和が出力データ・ストリームへ挿入され
る。この和の値は、もし次のサンプルもまた差の値であ
る場合に次の出力値を計算するために保持される。これ
に対して、もし第2のサンプルがフラグ値であれば、そ
れは捨てられ、さらに次のサンプルが検索されて出力デ
ータ・ストリームへ挿入される。記憶された圧縮データ
が全て解凍されるまで、このような方法で動作が続けら
れる。
タ・ストリームを発生するために、圧縮データ・ストリ
ームが、記憶された第1のサンプルを例えば記憶装置か
ら検索することによって解凍される。第1のサンプル
は、常にコード化振幅サンプルであり、出力データ・ス
トリームに直接挿入される。第2のサンプルは、検索さ
れた後、それが差の値であるかもしくはそれに続くデー
タがコード化振幅値であることを示すフラグであるかを
確かめるべく検査される。もしそのサンプルが差の値で
あれば、デジタル的にその前の値に(符号を考慮して)
加算され、その和が出力データ・ストリームへ挿入され
る。この和の値は、もし次のサンプルもまた差の値であ
る場合に次の出力値を計算するために保持される。これ
に対して、もし第2のサンプルがフラグ値であれば、そ
れは捨てられ、さらに次のサンプルが検索されて出力デ
ータ・ストリームへ挿入される。記憶された圧縮データ
が全て解凍されるまで、このような方法で動作が続けら
れる。
【0011】
【実施例】図1は、ネットワーク12を介してコンピュ
ータ・システム14及び他の付加的なコンピュータと通
信するマルチメディア・コンピュータ・システム10を
示している。ネットワーク12の詳細な特性は、本発明
による動作にとって重要ではない。例えば、ネットワー
ク12は、様々な物理的媒体のいずれか1つによって実
現することができ、また星状や環状のトポロジー等様々
なトポロジーのいずれを呈してもよく、さらにローカル
・エリア・ネットワーク又はワイド・エリア・ネットワ
ークのいずれであってもよい。コンピュータ・システム
10、14及び16は、ネットワーク12を通し、文字
情報、グラフィック情報又はデジタル音声情報を表現す
るデジタル・データの形で互いの間で情報を転送する。
ータ・システム14及び他の付加的なコンピュータと通
信するマルチメディア・コンピュータ・システム10を
示している。ネットワーク12の詳細な特性は、本発明
による動作にとって重要ではない。例えば、ネットワー
ク12は、様々な物理的媒体のいずれか1つによって実
現することができ、また星状や環状のトポロジー等様々
なトポロジーのいずれを呈してもよく、さらにローカル
・エリア・ネットワーク又はワイド・エリア・ネットワ
ークのいずれであってもよい。コンピュータ・システム
10、14及び16は、ネットワーク12を通し、文字
情報、グラフィック情報又はデジタル音声情報を表現す
るデジタル・データの形で互いの間で情報を転送する。
【0012】図示のマルチメディア・コンピュータ・シ
ステム10は、汎用的な音声入力装置18(マイクロフ
ォン等)、汎用的な音声出力装置20(スピーカ等)、
及び周知のPCM音声コード化装置22を備えている。
装置22は、コンピュータ26の内部バスへの直接的通
信機構をもつ独立ユニットでも差込みカードでもよい。
記憶装置24もまた、コンピュータ・システム10に接
続されており、コンピュータ26に一体化された一部で
あっても独立した記憶システムであってもよい。
ステム10は、汎用的な音声入力装置18(マイクロフ
ォン等)、汎用的な音声出力装置20(スピーカ等)、
及び周知のPCM音声コード化装置22を備えている。
装置22は、コンピュータ26の内部バスへの直接的通
信機構をもつ独立ユニットでも差込みカードでもよい。
記憶装置24もまた、コンピュータ・システム10に接
続されており、コンピュータ26に一体化された一部で
あっても独立した記憶システムであってもよい。
【0013】同様に、記憶装置28もまた、コンピュー
タ13に一体化された一部であっても独立した装置であ
ってもよい。図示されていないが、コンピュータ・シス
テム14も、コンピュータ・システム10に関して図示
されている18、20及び22と同様にPCM音声コー
ド化装置、音声入力装置及び音声出力装置を備えていて
もよい。別の例として、コンピュータ・システム14は
サーバとして動作してもよい。例えば、ネットワーク1
2へ接続された多数のコンピュータのための記憶場所を
提供するに十分な容量をもつ記憶装置28上にデータを
記憶したり検索したりするサーバである。
タ13に一体化された一部であっても独立した装置であ
ってもよい。図示されていないが、コンピュータ・シス
テム14も、コンピュータ・システム10に関して図示
されている18、20及び22と同様にPCM音声コー
ド化装置、音声入力装置及び音声出力装置を備えていて
もよい。別の例として、コンピュータ・システム14は
サーバとして動作してもよい。例えば、ネットワーク1
2へ接続された多数のコンピュータのための記憶場所を
提供するに十分な容量をもつ記憶装置28上にデータを
記憶したり検索したりするサーバである。
【0014】動作において、汎用的なPCM音声コード
化装置22は、入力装置18からアナログ音声信号を受
信する。アナログ音声信号は、一定の周期で、例えば2
0kHzでサンプリングされ、変動するアナログ振幅を
もつサンプルのストリームを生成する。その後、各パル
スの振幅は量子化され、その量子化された値が2進コー
ドへコード化される。最終的なPCM2進データ・スト
リームが、コンピュータ26を通して記憶装置24へ送
られる。別の例では、コンピュータ・システム10がネ
ットワーク12を介し、記憶ユニット28に遠隔記憶す
るためにデジタル・データをコンピュータ・システム1
4へ、あるいは別の処理をするために他のコンピュータ
16へ送ってもよい。
化装置22は、入力装置18からアナログ音声信号を受
信する。アナログ音声信号は、一定の周期で、例えば2
0kHzでサンプリングされ、変動するアナログ振幅を
もつサンプルのストリームを生成する。その後、各パル
スの振幅は量子化され、その量子化された値が2進コー
ドへコード化される。最終的なPCM2進データ・スト
リームが、コンピュータ26を通して記憶装置24へ送
られる。別の例では、コンピュータ・システム10がネ
ットワーク12を介し、記憶ユニット28に遠隔記憶す
るためにデジタル・データをコンピュータ・システム1
4へ、あるいは別の処理をするために他のコンピュータ
16へ送ってもよい。
【0015】本発明による圧縮方法は、コンピュータ2
6上で実行されるソフトウェアによって行うことができ
るし、又コンピュータ26に配置された専用のハードウ
ェアによっても行うこともできる。いずれの場合でも、
PCM音声装置22から受信されるPCMデジタル信号
は、コンピュータ26により受信されかつ圧縮された
後、記憶装置24に記憶されるか又はネットワーク12
を介して伝送される。これとは反対に、本発明による解
凍方法は、コンピュータ26と関連して動作し、記憶装
置24に記憶された音声データ又はネットワーク12を
介して記憶装置28から伝送された音声データを検索し
かつ解凍してPCMデジタル・データ・ストリームを生
成する。コンピュータ26は、このPCMデジタル・デ
ータ・ストリームをPCM音声装置22へ転送し、そこ
でこのデジタル・ストリームをアナログ音声信号へ変換
してから出力装置20へ伝送する。ここで、他のPCM
データ低減システムと対照的に、本発明では、PCMデ
ジタル音声データをPCM音声コード化装置22又はネ
ットワーク12へ与えるために生成することを注記する
(もちろん、本発明では、圧縮されたサンプルをネット
ワークへ与えることもできる)。その結果、マルチメデ
ィア・コンピュータ音声システム10又は他のコンピュ
ータ・システム14や16とともに使用する特別なデジ
タル音声装置が不要となる。
6上で実行されるソフトウェアによって行うことができ
るし、又コンピュータ26に配置された専用のハードウ
ェアによっても行うこともできる。いずれの場合でも、
PCM音声装置22から受信されるPCMデジタル信号
は、コンピュータ26により受信されかつ圧縮された
後、記憶装置24に記憶されるか又はネットワーク12
を介して伝送される。これとは反対に、本発明による解
凍方法は、コンピュータ26と関連して動作し、記憶装
置24に記憶された音声データ又はネットワーク12を
介して記憶装置28から伝送された音声データを検索し
かつ解凍してPCMデジタル・データ・ストリームを生
成する。コンピュータ26は、このPCMデジタル・デ
ータ・ストリームをPCM音声装置22へ転送し、そこ
でこのデジタル・ストリームをアナログ音声信号へ変換
してから出力装置20へ伝送する。ここで、他のPCM
データ低減システムと対照的に、本発明では、PCMデ
ジタル音声データをPCM音声コード化装置22又はネ
ットワーク12へ与えるために生成することを注記する
(もちろん、本発明では、圧縮されたサンプルをネット
ワークへ与えることもできる)。その結果、マルチメデ
ィア・コンピュータ音声システム10又は他のコンピュ
ータ・システム14や16とともに使用する特別なデジ
タル音声装置が不要となる。
【0016】図2乃至図4は、本発明によるPCM音声
圧縮方式の動作を示す流れ図を構成する。この実施例で
は、数値化された音声サンプルが8ビットからなるバイ
トとして記憶され、各サンプルが16ビットすなわち2
バイト幅であるとしている。この動作はステップ200
で開始され、ステップ210において、出力バイト・ポ
インタ変数pOut及び入力バイト・ポインタ変数pI
nが初期化される。これらのポインタは、処理中に数値
化音声サンプルを保持するデータ記憶装置内の記憶場所
又はデータを転送するために用いるストリーム・バッフ
ァ内の場所を指示する。第1の入力サンプルの値は、
「次の」入力サンプルを表す保持変数(InSamp)
へ転送される。
圧縮方式の動作を示す流れ図を構成する。この実施例で
は、数値化された音声サンプルが8ビットからなるバイ
トとして記憶され、各サンプルが16ビットすなわち2
バイト幅であるとしている。この動作はステップ200
で開始され、ステップ210において、出力バイト・ポ
インタ変数pOut及び入力バイト・ポインタ変数pI
nが初期化される。これらのポインタは、処理中に数値
化音声サンプルを保持するデータ記憶装置内の記憶場所
又はデータを転送するために用いるストリーム・バッフ
ァ内の場所を指示する。第1の入力サンプルの値は、
「次の」入力サンプルを表す保持変数(InSamp)
へ転送される。
【0017】次に、ステップ212において、(InS
amp内に記憶されている)次の入力サンプルがその数
値化音声信号の第1の入力サンプルであるか否かを判断
する。もしこのサンプルがその信号の第1の入力サンプ
ルであるならば、本発明はステップ214へ進み、次サ
ンプル変数InSampに保持されている値を、「現在
の」サンプル値のために確保されている記憶場所(SC
ur)に複写する。その現在のサンプル値は、後述する
が、現サンプルと次サンプルとの間の差の値を判断する
ために用いられる。
amp内に記憶されている)次の入力サンプルがその数
値化音声信号の第1の入力サンプルであるか否かを判断
する。もしこのサンプルがその信号の第1の入力サンプ
ルであるならば、本発明はステップ214へ進み、次サ
ンプル変数InSampに保持されている値を、「現在
の」サンプル値のために確保されている記憶場所(SC
ur)に複写する。その現在のサンプル値は、後述する
が、現サンプルと次サンプルとの間の差の値を判断する
ために用いられる。
【0018】次に、ステップ216へ進み、次の入力サ
ンプルの場所を示すために入力ポインタ(pIn)が増
分される。ステップ216に示すように、入力ポインタ
は2つ増分される。なぜなら各サンプルが2バイトから
なるためである。ステップ218へ進み、次サンプル変
数の値が、出力データ・ストリームへ指示する出力ポイ
ンタ(pOut)によって示される記憶場所に記憶され
る。ステップ220において、出力ポインタが再び2つ
増分されることにより、2バイトが出力データ・ストリ
ームへ転送されたことを示す。
ンプルの場所を示すために入力ポインタ(pIn)が増
分される。ステップ216に示すように、入力ポインタ
は2つ増分される。なぜなら各サンプルが2バイトから
なるためである。ステップ218へ進み、次サンプル変
数の値が、出力データ・ストリームへ指示する出力ポイ
ンタ(pOut)によって示される記憶場所に記憶され
る。ステップ220において、出力ポインタが再び2つ
増分されることにより、2バイトが出力データ・ストリ
ームへ転送されたことを示す。
【0019】次にステップ222(図4)へ進み、数値
化音声信号中に別のサンプルがあるか否かを判断する。
もし更なるサンプルがなければ、このルーチンはステッ
プ224へ進み終了する。
化音声信号中に別のサンプルがあるか否かを判断する。
もし更なるサンプルがなければ、このルーチンはステッ
プ224へ進み終了する。
【0020】ステップ222において、もし処理される
べき別の数値化音声入力サンプルがあれば、ルーチンは
ステップ226へ進み、入力ポインタ(pIn)により
識別される記憶場所の内容を次サンプル保持変数InS
ampへ転送することによって次の入力サンプルを検索
する。次にこのルーチンはステップ228へ進み、入力
ポインタが2つ増分されることにより、入力ポインタは
次のサンプルを指示する。
べき別の数値化音声入力サンプルがあれば、ルーチンは
ステップ226へ進み、入力ポインタ(pIn)により
識別される記憶場所の内容を次サンプル保持変数InS
ampへ転送することによって次の入力サンプルを検索
する。次にこのルーチンはステップ228へ進み、入力
ポインタが2つ増分されることにより、入力ポインタは
次のサンプルを指示する。
【0021】その後、ルーチンはステップ212へ進
み、次サンプル変数InSampに記憶された値が第1
の入力サンプルか否かが判断される。もし次のサンプル
が第1の入力サンプルでなければ、ルーチンはステップ
230へ進み、変数InSampに格納された「次の」
サンプル値と変数SCurに記憶された現サンプルの値
との間の差が計算される。この差の値が、変数SDif
fに記憶される。この時点で、キャラクタ出力バッファ
chOutがクリアされる(「0」にセットされる)。
み、次サンプル変数InSampに記憶された値が第1
の入力サンプルか否かが判断される。もし次のサンプル
が第1の入力サンプルでなければ、ルーチンはステップ
230へ進み、変数InSampに格納された「次の」
サンプル値と変数SCurに記憶された現サンプルの値
との間の差が計算される。この差の値が、変数SDif
fに記憶される。この時点で、キャラクタ出力バッファ
chOutがクリアされる(「0」にセットされる)。
【0022】その後、ルーチンはステップ232に進
み、次サンプル変数InSampに記憶されている値を
転送することによって変数SCurに記憶されている現
在サンプル値を更新する。ステップ234において、次
サンプル値と現在サンプルとの間の差SDiffが負で
あるか否かを判断する。もし差が負(すなわち振幅が減
少している)ならば、ステップ236においてキャラク
タ出力バッファchOut内の高位ビットを「1」にセ
ットする(キャラクタ出力バッファに10000000
すなわちhex80(以降、「hex」付の数値は16
進数を表す)をロードする)ことにより、差が負である
ことを示す。
み、次サンプル変数InSampに記憶されている値を
転送することによって変数SCurに記憶されている現
在サンプル値を更新する。ステップ234において、次
サンプル値と現在サンプルとの間の差SDiffが負で
あるか否かを判断する。もし差が負(すなわち振幅が減
少している)ならば、ステップ236においてキャラク
タ出力バッファchOut内の高位ビットを「1」にセ
ットする(キャラクタ出力バッファに10000000
すなわちhex80(以降、「hex」付の数値は16
進数を表す)をロードする)ことにより、差が負である
ことを示す。
【0023】一方、ステップ234において、計算され
た差SDiffがゼロ又は正であれば、ステップ234
から直接ステップ238へ進み、ステップ236は飛ば
す。従って高位ビットは「0」のままである(ステップ
230において「0」にクリアされているからであ
る)。ステップ238において、SDiffの記憶場所
に差SDiffの絶対値を記憶する(この差の符号は、
この時点においてchOutの高位ビットによって示さ
れている)。
た差SDiffがゼロ又は正であれば、ステップ234
から直接ステップ238へ進み、ステップ236は飛ば
す。従って高位ビットは「0」のままである(ステップ
230において「0」にクリアされているからであ
る)。ステップ238において、SDiffの記憶場所
に差SDiffの絶対値を記憶する(この差の符号は、
この時点においてchOutの高位ビットによって示さ
れている)。
【0024】ステップ240において、次の2つの状
態、(a)計算された差SDiffの絶対値が1つの符
号のバイトに記憶された最大の正値(01111111
すなわちhex7F)よりも大きいか、又は(b)差S
Diffの絶対値が、保存フラグ値(キャラクタ出力バ
ッファの高位バイトchOut=hex80であるとき
01111111すなわちhex7F)に等しいかのい
ずれが真であるかを判断する。
態、(a)計算された差SDiffの絶対値が1つの符
号のバイトに記憶された最大の正値(01111111
すなわちhex7F)よりも大きいか、又は(b)差S
Diffの絶対値が、保存フラグ値(キャラクタ出力バ
ッファの高位バイトchOut=hex80であるとき
01111111すなわちhex7F)に等しいかのい
ずれが真であるかを判断する。
【0025】もしいずれの状態も真でなければ、次の入
力サンプルと現在の入力サンプルとの間の差SDiff
を単一のバイトに記憶することができる。そして本発明
の原理に従い、この差の値が、実際のサンプル値に代っ
て出力データ・ストリームに記憶される。よって、ステ
ップ250に進み、差の値SDiffとキャラクタ出力
バッファの内容とのオア(OR)をとることによってキ
ャラクタ出力バッファ(高位ビットをセットされている
こともある)に差の値をロードする。
力サンプルと現在の入力サンプルとの間の差SDiff
を単一のバイトに記憶することができる。そして本発明
の原理に従い、この差の値が、実際のサンプル値に代っ
て出力データ・ストリームに記憶される。よって、ステ
ップ250に進み、差の値SDiffとキャラクタ出力
バッファの内容とのオア(OR)をとることによってキ
ャラクタ出力バッファ(高位ビットをセットされている
こともある)に差の値をロードする。
【0026】ステップ252において、キャラクタ出力
バッファchOutの内容が、出力ポインタpOutに
より指示された出力データ・ストリームの場所へ転送さ
れる。ステップ254において、出力ポインタpOut
を1だけ増分することにより、1バイトが転送されたこ
とを示す。
バッファchOutの内容が、出力ポインタpOutに
より指示された出力データ・ストリームの場所へ転送さ
れる。ステップ254において、出力ポインタpOut
を1だけ増分することにより、1バイトが転送されたこ
とを示す。
【0027】ステップ240に戻って、もし、次サンプ
ル値と現在サンプル値との間の計算された差の大きさ
が、最大値(hex7F)よりも大きいか又はchOu
tがhex80であるとき7Fに等しいのいずれかであ
れば、次サンプル値と現在サンプル値との間の差を1つ
のバイトに記憶することはできない。よって、本発明の
原理に従い、次サンプルの実際の値が出力データ・スト
リームに記憶されることになる。
ル値と現在サンプル値との間の計算された差の大きさ
が、最大値(hex7F)よりも大きいか又はchOu
tがhex80であるとき7Fに等しいのいずれかであ
れば、次サンプル値と現在サンプル値との間の差を1つ
のバイトに記憶することはできない。よって、本発明の
原理に従い、次サンプルの実際の値が出力データ・スト
リームに記憶されることになる。
【0028】従って、ルーチンはステップ242(図
4)に進み、フラグ値(hexFF)が、出力ポインタ
pOutにより示される出力データ・ストリームの場所
に書込まれる。フラグ値hexFFは、データ・ストリ
ーム中の次の2つの値が圧縮されていないPCM音声サ
ンプル値をもつことを示している。ステップ244にお
いて、フラグ値の分につき出力ポインタpOutを1だ
け増分する。そしてステップ246において、変数In
Samp内の次サンプル値である2バイトが、出力ポイ
ンタpOutにより示される出力データ・ストリームの
場所に転送される。その後、ステップ248において、
出力ポインタpOutが2だけ増分されることにより2
バイトが転送されたことを示す。
4)に進み、フラグ値(hexFF)が、出力ポインタ
pOutにより示される出力データ・ストリームの場所
に書込まれる。フラグ値hexFFは、データ・ストリ
ーム中の次の2つの値が圧縮されていないPCM音声サ
ンプル値をもつことを示している。ステップ244にお
いて、フラグ値の分につき出力ポインタpOutを1だ
け増分する。そしてステップ246において、変数In
Samp内の次サンプル値である2バイトが、出力ポイ
ンタpOutにより示される出力データ・ストリームの
場所に転送される。その後、ステップ248において、
出力ポインタpOutが2だけ増分されることにより2
バイトが転送されたことを示す。
【0029】次に、ステップ222へ進み、処理すべき
入力サンプルがさらにあるか否かを判断する。もしある
ならば、ステップ226へ進んでさらにサンプルを処理
し、なければステップ224において終了する。
入力サンプルがさらにあるか否かを判断する。もしある
ならば、ステップ226へ進んでさらにサンプルを処理
し、なければステップ224において終了する。
【0030】図5乃至図7は、解凍ルーチンにおけるス
テップを詳細に示す流れ図を形成する。本発明による解
凍プロセスはステップ300で開始され、ステップ31
0において、出力ポインタpOut、入力ポインタpI
nを初期化し、圧縮データの最初のサンプルを次サンプ
ル変数InSampへ転送する。ステップ312におい
て、次のサンプルが圧縮データの最初のサンプルである
か否かを判断する。もしそれが最初のサンプルであれ
ば、ステップ314へ進み、変数InSampに入れら
れた値を現在サンプル変数SCurへ複写する。ステッ
プ315において、最初のサンプルの2バイト分につ
き、入力ポインタpInが2だけ増分される。
テップを詳細に示す流れ図を形成する。本発明による解
凍プロセスはステップ300で開始され、ステップ31
0において、出力ポインタpOut、入力ポインタpI
nを初期化し、圧縮データの最初のサンプルを次サンプ
ル変数InSampへ転送する。ステップ312におい
て、次のサンプルが圧縮データの最初のサンプルである
か否かを判断する。もしそれが最初のサンプルであれ
ば、ステップ314へ進み、変数InSampに入れら
れた値を現在サンプル変数SCurへ複写する。ステッ
プ315において、最初のサンプルの2バイト分につ
き、入力ポインタpInが2だけ増分される。
【0031】ステップ316において、InSampの
場所に入れられた値を、出力ポインタpOutによって
指示された出力ストリームの場所へ転送する。ステップ
318において、出力ポインタpOutが2だけ増分さ
れ、2バイトが出力されたことを示す。その後、ステッ
プ320(図7)において、さらに入力サンプルがある
か否かを判断する。もしさらに入力サンプルがなけれ
ば、ステップ322において終了する。
場所に入れられた値を、出力ポインタpOutによって
指示された出力ストリームの場所へ転送する。ステップ
318において、出力ポインタpOutが2だけ増分さ
れ、2バイトが出力されたことを示す。その後、ステッ
プ320(図7)において、さらに入力サンプルがある
か否かを判断する。もしさらに入力サンプルがなけれ
ば、ステップ322において終了する。
【0032】もしさらに入力サンプルがあれば、ステッ
プ324において、入力ポインタpInにより指示され
る場所に記憶された次の圧縮サンプルが入力バッファc
hKeyに読込まれることにより、そのバイトがフラグ
値であるか否かを判断することができる。ステップ32
6において、読込んだバイトの分につき入力ポインタp
Inが1だけ増分される。
プ324において、入力ポインタpInにより指示され
る場所に記憶された次の圧縮サンプルが入力バッファc
hKeyに読込まれることにより、そのバイトがフラグ
値であるか否かを判断することができる。ステップ32
6において、読込んだバイトの分につき入力ポインタp
Inが1だけ増分される。
【0033】ステップ312において、最初のサンプル
ではないと判断されたならば、ステップ328に進み、
出力キャラクタバッファchOutをクリアし、ステッ
プ330へ進む。ステップ330(図6)において、入
力バッファchKeyの内容がフラグ値hexFFに等
しいか否かを判断する。もしchKeyの内容がhex
FFに等しければ、入力データ・ストリームの次の2バ
イトは、非圧縮PCMサンプルからなっている。結果と
して、ステップ332において、ポインタpInにより
指示される入力データ・ストリームからの次の入力サン
プル値が次サンプル変数InSampへ転送され、ステ
ップ334において、そのサンプルの分につき入力ポイ
ンタpInが2だけ増分される。
ではないと判断されたならば、ステップ328に進み、
出力キャラクタバッファchOutをクリアし、ステッ
プ330へ進む。ステップ330(図6)において、入
力バッファchKeyの内容がフラグ値hexFFに等
しいか否かを判断する。もしchKeyの内容がhex
FFに等しければ、入力データ・ストリームの次の2バ
イトは、非圧縮PCMサンプルからなっている。結果と
して、ステップ332において、ポインタpInにより
指示される入力データ・ストリームからの次の入力サン
プル値が次サンプル変数InSampへ転送され、ステ
ップ334において、そのサンプルの分につき入力ポイ
ンタpInが2だけ増分される。
【0034】ステップ330において、入力バッファc
hKey内の値がフラグ値でなければ、それは差の値で
あるので、ステップ336へ進む。ステップ336にお
いて、その差の値の高位ビットが、入力バッファchK
eyの内容と1000000(hex80)とのアンド
(AND)をとることにより検査され、その結果がゼロ
に等しいか否かが判断される。前述のように、高位ビッ
トは、その圧縮サンプルがその前のサンプル値に対して
加算されるべきか減算されるべきか判断するためのもの
である。
hKey内の値がフラグ値でなければ、それは差の値で
あるので、ステップ336へ進む。ステップ336にお
いて、その差の値の高位ビットが、入力バッファchK
eyの内容と1000000(hex80)とのアンド
(AND)をとることにより検査され、その結果がゼロ
に等しいか否かが判断される。前述のように、高位ビッ
トは、その圧縮サンプルがその前のサンプル値に対して
加算されるべきか減算されるべきか判断するためのもの
である。
【0035】もしアンド処理の結果がゼロでなければ、
その高位ビットがセットされておりかつその差が負であ
ってSCur内の現サンプル値から減算されるべきであ
ることを示しており、よってルーチンはステップ338
へ進み、chKeyの内容と0111111(hex7
F)とのアンドをとることによってchKey内の高位
ビットがクリアされる(すなわち「0」にセットされ
る)。ステップ340において、chKey内の差の値
が、SCur内の現サンプル値から減算される。その結
果が、次サンプル変数InSampへ転送される。
その高位ビットがセットされておりかつその差が負であ
ってSCur内の現サンプル値から減算されるべきであ
ることを示しており、よってルーチンはステップ338
へ進み、chKeyの内容と0111111(hex7
F)とのアンドをとることによってchKey内の高位
ビットがクリアされる(すなわち「0」にセットされ
る)。ステップ340において、chKey内の差の値
が、SCur内の現サンプル値から減算される。その結
果が、次サンプル変数InSampへ転送される。
【0036】もしステップ336における結果がゼロで
なければ、高位ビットはクリアであり、すなわち差の値
が正でありかつ現在値に加算されるべきであることを示
す。従って、ステップ342において、SCur内の現
サンプル値が、chKey内の差の値を加算され、そし
てその和が次サンプル変数InSampへ転送される。
なければ、高位ビットはクリアであり、すなわち差の値
が正でありかつ現在値に加算されるべきであることを示
す。従って、ステップ342において、SCur内の現
サンプル値が、chKey内の差の値を加算され、そし
てその和が次サンプル変数InSampへ転送される。
【0037】ステップ340、342又は334のいず
れかの後に、ステップ344に進み、変数InSamp
内の次サンプル値を出力ポインタpOutにより指示さ
れる場所へ複写し、それによって解凍されたサンプルを
出力データ・ストリームに入れる。ステップ346にお
いて、出力ポインタpOutが2バイトだけ増分され、
ステップ348において、変数InSamp内の値が現
在サンプル変数SCurへ複写されて次のサンプルを処
理するための準備をする。
れかの後に、ステップ344に進み、変数InSamp
内の次サンプル値を出力ポインタpOutにより指示さ
れる場所へ複写し、それによって解凍されたサンプルを
出力データ・ストリームに入れる。ステップ346にお
いて、出力ポインタpOutが2バイトだけ増分され、
ステップ348において、変数InSamp内の値が現
在サンプル変数SCurへ複写されて次のサンプルを処
理するための準備をする。
【0038】ステップ348に続いて、前述のステップ
320に進み、さらにサンプルがあるか否かを判断す
る。この判断に基づいて、更なるサンプルが処理される
か、もしくは、全てのサンプルが処理されたならばルー
チンは終了する。
320に進み、さらにサンプルがあるか否かを判断す
る。この判断に基づいて、更なるサンプルが処理される
か、もしくは、全てのサンプルが処理されたならばルー
チンは終了する。
【0039】まとめとして、本発明の構成を以下のよう
に開示する。
に開示する。
【0040】(1)コード化デジタル・データ・サンプ
ルのストリームを圧縮する装置において、前記ストリー
ム内の第1のデータ・サンプル値及びそれに続く第2の
データ・サンプル値に対応して、該第1のデータ・サン
プル値と該第2のデータ・サンプル値との間の差の値を
形成する比較装置と、前記差の値及び前記第2のデータ
・サンプルに対応して、該差の値が該第2のデータ・サ
ンプルよりも小さい記憶空間を占めるときには、該第2
のデータ・サンプルの代りに該差の値を圧縮データ・ス
トリームに挿入することにより該圧縮データ・ストリー
ムを形成する出力装置とを有するデジタル・データ・サ
ンプルの圧縮装置。 (2)前記差の値及び前記第2のデータ・サンプルに対
応して、該第2のデータ・サンプルが該第2のデータ・
サンプルを表現するために占める数値の数と同じだけの
数を該差の値が使用する場合には、前記圧縮データ・ス
トリームへ予め設定されたフラグ値を挿入するフラグ装
置を有する上記(1)に記載のデジタル・データ・サン
プルの圧縮装置。 (3)前記データ・サンプルの各々が第1のデータ・バ
イト数からなり、かつ前記比較装置が前記第1のデータ
・サンプル値と前記第2のデータ・サンプル値との間の
デジタルによる差の値を形成する装置を有し、該デジタ
ルによる差の値が第2のデータ・バイト数からなってい
る上記(1)に記載のデジタル・データ・サンプルの圧
縮装置。 (4)前記第2のデータ・バイト数が前記第1のデータ
・バイト数よりも小さい場合には、前記差の値を前記第
2のデータ・サンプルの代りに前記圧縮されたデータ・
ストリームへ挿入する装置を有する上記(3)に記載の
デジタル・データ・サンプルの圧縮装置。 (5)前記差の値が、該差の値が正であるか負であるか
を示す符号値を含む上記(1)に記載の装置。 (6)圧縮されたコード化デジタル・データ・サンプル
のストリームを解凍するための装置において、前記圧縮
データ・ストリームに対応して、予め設定されたフラグ
値を検出する検出装置と、前記検出装置と協同して、前
記フラグ値が検出されない場合に、圧縮データ・サンプ
ルから非圧縮データ・サンプルを復元する復元装置と、
前記フラグ値が検出された場合に、次に続くデータ・サ
ンプルを解凍データ・ストリームへ挿入し、前記フラグ
値が検出されない場合に、前記復元された非圧縮データ
・サンプルを該解凍データ・ストリームへ挿入すること
により該解凍データ・ストリームを形成する出力装置と
を有する圧縮デジタル・データ・サンプルの解凍装置。 (7)圧縮データ・サンプルを記憶するための記憶機構
を有し、前記フラグ値が検出されない場合に、前記出力
装置が、前記次に続くデータ・サンプルと前記記憶され
たデータ・サンプルとの符号付き加算値を前記解凍デー
タ・ストリームへ挿入する上記(6)に記載の圧縮デジ
タル・データ・サンプルの解凍装置。 (8)前記圧縮データ・サンプルの各々が第1のデータ
・バイト数からなり、前記差の値が第2のデータ・バイ
ト数からなり、かつ前記記憶機構が一時的に該第1のデ
ータ・バイト数を記憶する上記(7)に記載の圧縮デジ
タル・データ・サンプルの解凍装置。 (9)前記フラグ値が検出された場合には、前記出力装
置が、前記第1のデータ・バイト数だけ連続するデータ
・バイトを解凍データ・ストリームへ挿入し、前記フラ
グ値が検出されない場合には、前記出力装置が、前記第
2のデータ・バイト数のデータ・バイトと前記記憶され
たデータ・バイトとの結合結果を前記解凍データ・スト
リームへ挿入する上記(8)に記載の圧縮デジタル・デ
ータ・サンプルの解凍装置。 (10)各々のサンプルが所定の第1のデータ・バイト
数からなるコード化されたデジタル・データ・サンプル
のストリームに対して用いるデータ圧縮システムにおい
て、第1のデータ・サンプル値及びそれに引続く第2の
データ・サンプル値に対応して、該第1のサンプル値と
該第2のサンプル値との間の符号付きの差の値であって
第2のデータ・バイト数からなる該差の値を算出する算
出装置と、前記差の値に対応して、前記第2のデータ・
バイト数が前記第1のデータ・バイト数よりも小さい場
合には、前記差の値を圧縮データ・ストリームへ挿入
し、前記第2のデータ・バイト数が前記第1のデータ・
バイト数と等しいか又は大きい場合には、前記第2のデ
ータ・サンプル値を該圧縮データ・ストリームへ挿入す
る、圧縮データ・ストリームを生成する出力装置とを有
するデータ圧縮システム。 (11)前記第2のデータ・バイト数が前記第1のデー
タ・バイト数に等しいか又は大きい場合に、前記第2の
データ・サンプル値を前記圧縮データ・ストリームへ挿
入するに先立って、予め設定されたフラグ値を該圧縮デ
ータ・ストリームへ挿入するための手段を有する上記
(10)に記載のデータ圧縮システム。 (12)各データ・サンプルをデジタル・データ・スト
リームに一時的に記憶するための記憶機構を有する上記
(10)に記載のデータ圧縮システム。 (13)前記算出装置が、前記記憶機構に記憶されたデ
ータ・サンプル値及びそれに引続く第2のデータ・サン
プル値に対応して該記憶されたデータ・サンプル値と第
2のデータ・サンプル値との間の符号付きの差の値を算
出する上記(12)に記載のデータ圧縮システム。 (14)圧縮されたコード化デジタル・データ・サンプ
ルのストリームを解凍するためのデータ解凍システムに
おいて、各圧縮データ・サンプルを記憶する記憶手段
と、前記記憶されたデータ・サンプルに対応して、予め
設定されたフラグ値を検出する検出装置と、前記検出装
置と協同して、前記フラグ値が検出されない場合に、前
記記憶されたデータ・サンプル及びそれに引続く圧縮デ
ータ・サンプルから非圧縮データ・サンプルを復元する
復元装置と、前記フラグ値が検出された場合には、次に
続くデータ・サンプルを解凍データ・ストリームへ挿入
し、前記フラグ値が検出されない場合には、前記復元さ
れた非圧縮データ・サンプルを該解凍データ・ストリー
ムへ挿入する、該解凍データ・ストリームを形成する出
力装置とを有するデータ解凍システム。 (15)前記復元装置が、非圧縮データ・サンプルを復
元するべく、前記記憶されたデータ・サンプルを引続く
圧縮データ・サンプルにデジタル的に加算するための機
構を含む上記(14)に記載のデータ解凍システム。 (16)各圧縮データ・サンプルが第1のデータ・バイ
ト数からなり、前記差の値が第2のデータ・バイト数か
らなり、かつ前記記憶機構が該第1のデータ・バイト数
を一時的に記憶する上記(15)に記載のデータ解凍シ
ステム。 (17)前記フラグ値が検出された場合には、前記出力
装置が、前記第1のデータ・バイト数だけ連続するデー
タ・バイトを前記解凍データ・ストリームに挿入し、前
記フラグ値が検出されない場合には、前記出力装置が、
前記第2のデータ・バイト数のデータ・バイトと前記記
憶されたデータ・バイトとの符号付き加算値を前記解凍
データ・ストリームへ挿入する上記(16)に記載のデ
ータ解凍システム。 (18)コード化デジタル・データ・サンプルのストリ
ームを圧縮するための方法であって、A)第1のデータ
・サンプル値と第2のデータ・サンプル値との間の差の
値を形成するステップと、B)前記差の値を前記第2の
データ・サンプル値に対して比較するステップと、C)
前記差の値が前記第2のデータ・サンプル値よりも小さ
い記憶空間を占める場合には、該第2のデータ・サンプ
ル値の代りに該差の値を圧縮データ・ストリームへ挿入
することにより、該圧縮データ・ストリームを形成する
ステップとを有するデジタル・データ・サンプルの圧縮
方法。 (19)D)前記差の値が、前記第2のデータ・サンプ
ルと少なくとも同じ量の記憶空間を占める場合には、予
め設定されたフラグ値を前記圧縮データ・ストリームへ
挿入するステップを含む上記(18)に記載のデジタル
・データ・サンプルの圧縮方法。 (20)前記データ・サンプルの各々が第1のデータ・
バイト数からなり、前記のステップA)が、A1)第1
のデータ・サンプル値と第2のデータ・サンプル値との
間のデジタルによる差の値を、第2のデータ・バイト数
からなるように形成するステップを含む上記(18)に
記載のデジタル・データ・サンプルの圧縮方法。 (21)前記ステップC)が、C1)前記第2のデータ
・バイト数が、前記第1のデータ・バイト数よりも小さ
い場合には、前記第2のデータ・サンプル値の代りに前
記差の値を前記圧縮データ・ストリームに挿入するステ
ップを含む上記(20)に記載のデジタル・データ・サ
ンプルの圧縮方法。 (22)前記ステップA)が、A2)前記差の値が正で
あるか又は負であるかを示す符号値を含むように該差の
値を形成するステップを含む上記(18)に記載のデジ
タル・データ・サンプルの圧縮方法。 (23)圧縮されたコード化デジタル・データ・サンプ
ルのストリームを解凍するための方法であって、A)前
記圧縮データ・サンプル・ストリームの中の予め設定さ
れたフラグ値をモニタするステップと、B)前記フラグ
値が検出されない場合には、圧縮データ・サンプルから
非圧縮データ・サンプルを復元するステップと、C)前
記フラグ値が検出された場合には、次に引続くデータ・
サンプルを解凍データ・ストリームに挿入し、かつ前記
フラグ値が検出されない場合には、前記復元された非圧
縮データ・サンプルを該解凍データ・ストリームへ挿入
することによって、該解凍データ・ストリームを形成す
るステップとを有するデジタル・データ・サンプルの解
凍方法。 (24)D)圧縮データ・サンプルを記憶し、かつ前記
ステップC)が、C1)前記フラグ値が検出されない場
合に、前記次に引続くデータ・サンプルと前記記憶され
たデータ・サンプル値との符号付き加算値を解凍データ
・ストリームへ挿入するステップを含む上記(23)に
記載のデジタル・データ・サンプルの解凍方法。 (25)前記圧縮・データ・サンプルの各々が第1のデ
ータ・バイト数からなり、前記差の値が第2のデータ・
バイト数からなり、かつ前記ステップD)が、D1)記
憶機構に前記第1のデータ・バイト数を記憶するステッ
プを含む上記(24に記載のデジタル・データ・サンプ
ルの解凍方法。
ルのストリームを圧縮する装置において、前記ストリー
ム内の第1のデータ・サンプル値及びそれに続く第2の
データ・サンプル値に対応して、該第1のデータ・サン
プル値と該第2のデータ・サンプル値との間の差の値を
形成する比較装置と、前記差の値及び前記第2のデータ
・サンプルに対応して、該差の値が該第2のデータ・サ
ンプルよりも小さい記憶空間を占めるときには、該第2
のデータ・サンプルの代りに該差の値を圧縮データ・ス
トリームに挿入することにより該圧縮データ・ストリー
ムを形成する出力装置とを有するデジタル・データ・サ
ンプルの圧縮装置。 (2)前記差の値及び前記第2のデータ・サンプルに対
応して、該第2のデータ・サンプルが該第2のデータ・
サンプルを表現するために占める数値の数と同じだけの
数を該差の値が使用する場合には、前記圧縮データ・ス
トリームへ予め設定されたフラグ値を挿入するフラグ装
置を有する上記(1)に記載のデジタル・データ・サン
プルの圧縮装置。 (3)前記データ・サンプルの各々が第1のデータ・バ
イト数からなり、かつ前記比較装置が前記第1のデータ
・サンプル値と前記第2のデータ・サンプル値との間の
デジタルによる差の値を形成する装置を有し、該デジタ
ルによる差の値が第2のデータ・バイト数からなってい
る上記(1)に記載のデジタル・データ・サンプルの圧
縮装置。 (4)前記第2のデータ・バイト数が前記第1のデータ
・バイト数よりも小さい場合には、前記差の値を前記第
2のデータ・サンプルの代りに前記圧縮されたデータ・
ストリームへ挿入する装置を有する上記(3)に記載の
デジタル・データ・サンプルの圧縮装置。 (5)前記差の値が、該差の値が正であるか負であるか
を示す符号値を含む上記(1)に記載の装置。 (6)圧縮されたコード化デジタル・データ・サンプル
のストリームを解凍するための装置において、前記圧縮
データ・ストリームに対応して、予め設定されたフラグ
値を検出する検出装置と、前記検出装置と協同して、前
記フラグ値が検出されない場合に、圧縮データ・サンプ
ルから非圧縮データ・サンプルを復元する復元装置と、
前記フラグ値が検出された場合に、次に続くデータ・サ
ンプルを解凍データ・ストリームへ挿入し、前記フラグ
値が検出されない場合に、前記復元された非圧縮データ
・サンプルを該解凍データ・ストリームへ挿入すること
により該解凍データ・ストリームを形成する出力装置と
を有する圧縮デジタル・データ・サンプルの解凍装置。 (7)圧縮データ・サンプルを記憶するための記憶機構
を有し、前記フラグ値が検出されない場合に、前記出力
装置が、前記次に続くデータ・サンプルと前記記憶され
たデータ・サンプルとの符号付き加算値を前記解凍デー
タ・ストリームへ挿入する上記(6)に記載の圧縮デジ
タル・データ・サンプルの解凍装置。 (8)前記圧縮データ・サンプルの各々が第1のデータ
・バイト数からなり、前記差の値が第2のデータ・バイ
ト数からなり、かつ前記記憶機構が一時的に該第1のデ
ータ・バイト数を記憶する上記(7)に記載の圧縮デジ
タル・データ・サンプルの解凍装置。 (9)前記フラグ値が検出された場合には、前記出力装
置が、前記第1のデータ・バイト数だけ連続するデータ
・バイトを解凍データ・ストリームへ挿入し、前記フラ
グ値が検出されない場合には、前記出力装置が、前記第
2のデータ・バイト数のデータ・バイトと前記記憶され
たデータ・バイトとの結合結果を前記解凍データ・スト
リームへ挿入する上記(8)に記載の圧縮デジタル・デ
ータ・サンプルの解凍装置。 (10)各々のサンプルが所定の第1のデータ・バイト
数からなるコード化されたデジタル・データ・サンプル
のストリームに対して用いるデータ圧縮システムにおい
て、第1のデータ・サンプル値及びそれに引続く第2の
データ・サンプル値に対応して、該第1のサンプル値と
該第2のサンプル値との間の符号付きの差の値であって
第2のデータ・バイト数からなる該差の値を算出する算
出装置と、前記差の値に対応して、前記第2のデータ・
バイト数が前記第1のデータ・バイト数よりも小さい場
合には、前記差の値を圧縮データ・ストリームへ挿入
し、前記第2のデータ・バイト数が前記第1のデータ・
バイト数と等しいか又は大きい場合には、前記第2のデ
ータ・サンプル値を該圧縮データ・ストリームへ挿入す
る、圧縮データ・ストリームを生成する出力装置とを有
するデータ圧縮システム。 (11)前記第2のデータ・バイト数が前記第1のデー
タ・バイト数に等しいか又は大きい場合に、前記第2の
データ・サンプル値を前記圧縮データ・ストリームへ挿
入するに先立って、予め設定されたフラグ値を該圧縮デ
ータ・ストリームへ挿入するための手段を有する上記
(10)に記載のデータ圧縮システム。 (12)各データ・サンプルをデジタル・データ・スト
リームに一時的に記憶するための記憶機構を有する上記
(10)に記載のデータ圧縮システム。 (13)前記算出装置が、前記記憶機構に記憶されたデ
ータ・サンプル値及びそれに引続く第2のデータ・サン
プル値に対応して該記憶されたデータ・サンプル値と第
2のデータ・サンプル値との間の符号付きの差の値を算
出する上記(12)に記載のデータ圧縮システム。 (14)圧縮されたコード化デジタル・データ・サンプ
ルのストリームを解凍するためのデータ解凍システムに
おいて、各圧縮データ・サンプルを記憶する記憶手段
と、前記記憶されたデータ・サンプルに対応して、予め
設定されたフラグ値を検出する検出装置と、前記検出装
置と協同して、前記フラグ値が検出されない場合に、前
記記憶されたデータ・サンプル及びそれに引続く圧縮デ
ータ・サンプルから非圧縮データ・サンプルを復元する
復元装置と、前記フラグ値が検出された場合には、次に
続くデータ・サンプルを解凍データ・ストリームへ挿入
し、前記フラグ値が検出されない場合には、前記復元さ
れた非圧縮データ・サンプルを該解凍データ・ストリー
ムへ挿入する、該解凍データ・ストリームを形成する出
力装置とを有するデータ解凍システム。 (15)前記復元装置が、非圧縮データ・サンプルを復
元するべく、前記記憶されたデータ・サンプルを引続く
圧縮データ・サンプルにデジタル的に加算するための機
構を含む上記(14)に記載のデータ解凍システム。 (16)各圧縮データ・サンプルが第1のデータ・バイ
ト数からなり、前記差の値が第2のデータ・バイト数か
らなり、かつ前記記憶機構が該第1のデータ・バイト数
を一時的に記憶する上記(15)に記載のデータ解凍シ
ステム。 (17)前記フラグ値が検出された場合には、前記出力
装置が、前記第1のデータ・バイト数だけ連続するデー
タ・バイトを前記解凍データ・ストリームに挿入し、前
記フラグ値が検出されない場合には、前記出力装置が、
前記第2のデータ・バイト数のデータ・バイトと前記記
憶されたデータ・バイトとの符号付き加算値を前記解凍
データ・ストリームへ挿入する上記(16)に記載のデ
ータ解凍システム。 (18)コード化デジタル・データ・サンプルのストリ
ームを圧縮するための方法であって、A)第1のデータ
・サンプル値と第2のデータ・サンプル値との間の差の
値を形成するステップと、B)前記差の値を前記第2の
データ・サンプル値に対して比較するステップと、C)
前記差の値が前記第2のデータ・サンプル値よりも小さ
い記憶空間を占める場合には、該第2のデータ・サンプ
ル値の代りに該差の値を圧縮データ・ストリームへ挿入
することにより、該圧縮データ・ストリームを形成する
ステップとを有するデジタル・データ・サンプルの圧縮
方法。 (19)D)前記差の値が、前記第2のデータ・サンプ
ルと少なくとも同じ量の記憶空間を占める場合には、予
め設定されたフラグ値を前記圧縮データ・ストリームへ
挿入するステップを含む上記(18)に記載のデジタル
・データ・サンプルの圧縮方法。 (20)前記データ・サンプルの各々が第1のデータ・
バイト数からなり、前記のステップA)が、A1)第1
のデータ・サンプル値と第2のデータ・サンプル値との
間のデジタルによる差の値を、第2のデータ・バイト数
からなるように形成するステップを含む上記(18)に
記載のデジタル・データ・サンプルの圧縮方法。 (21)前記ステップC)が、C1)前記第2のデータ
・バイト数が、前記第1のデータ・バイト数よりも小さ
い場合には、前記第2のデータ・サンプル値の代りに前
記差の値を前記圧縮データ・ストリームに挿入するステ
ップを含む上記(20)に記載のデジタル・データ・サ
ンプルの圧縮方法。 (22)前記ステップA)が、A2)前記差の値が正で
あるか又は負であるかを示す符号値を含むように該差の
値を形成するステップを含む上記(18)に記載のデジ
タル・データ・サンプルの圧縮方法。 (23)圧縮されたコード化デジタル・データ・サンプ
ルのストリームを解凍するための方法であって、A)前
記圧縮データ・サンプル・ストリームの中の予め設定さ
れたフラグ値をモニタするステップと、B)前記フラグ
値が検出されない場合には、圧縮データ・サンプルから
非圧縮データ・サンプルを復元するステップと、C)前
記フラグ値が検出された場合には、次に引続くデータ・
サンプルを解凍データ・ストリームに挿入し、かつ前記
フラグ値が検出されない場合には、前記復元された非圧
縮データ・サンプルを該解凍データ・ストリームへ挿入
することによって、該解凍データ・ストリームを形成す
るステップとを有するデジタル・データ・サンプルの解
凍方法。 (24)D)圧縮データ・サンプルを記憶し、かつ前記
ステップC)が、C1)前記フラグ値が検出されない場
合に、前記次に引続くデータ・サンプルと前記記憶され
たデータ・サンプル値との符号付き加算値を解凍データ
・ストリームへ挿入するステップを含む上記(23)に
記載のデジタル・データ・サンプルの解凍方法。 (25)前記圧縮・データ・サンプルの各々が第1のデ
ータ・バイト数からなり、前記差の値が第2のデータ・
バイト数からなり、かつ前記ステップD)が、D1)記
憶機構に前記第1のデータ・バイト数を記憶するステッ
プを含む上記(24に記載のデジタル・データ・サンプ
ルの解凍方法。
【0041】
【発明の効果】以上の記述から明らかなように、圧縮形
態における信号を表すために必要な桁数が少ないにも拘
らず、本発明による圧縮及び解凍プロセスは、元の数値
化信号に含まれている全ての情報を記憶しかつ検索する
ものである。すなわち、捨てられてしまう情報がない。
これは、無損失圧縮/解凍プロセスといえる。
態における信号を表すために必要な桁数が少ないにも拘
らず、本発明による圧縮及び解凍プロセスは、元の数値
化信号に含まれている全ての情報を記憶しかつ検索する
ものである。すなわち、捨てられてしまう情報がない。
これは、無損失圧縮/解凍プロセスといえる。
【図1】本発明を実施する、ネットワーク化されたマル
チメディア・コンピュータ・システムを示す図である。
チメディア・コンピュータ・システムを示す図である。
【図2】図3及び図4とともに、本発明による数値化音
声圧縮方法を示す流れ図を形成する図である。
声圧縮方法を示す流れ図を形成する図である。
【図3】図2及び図4とともに、本発明による数値化音
声圧縮方法を示す流れ図を形成する図である。
声圧縮方法を示す流れ図を形成する図である。
【図4】図2及び図3とともに、本発明による数値化音
声圧縮方法を示す流れ図を形成する図である。
声圧縮方法を示す流れ図を形成する図である。
【図5】図6及び図7とともに、図2乃至図4に示した
方法で圧縮された音声データを解凍する本発明による方
法を示す流れ図を形成する図である。
方法で圧縮された音声データを解凍する本発明による方
法を示す流れ図を形成する図である。
【図6】図5及び図7とともに、図2乃至図4に示した
方法で圧縮された音声データを解凍する本発明による方
法を示す流れ図を形成する図である。
方法で圧縮された音声データを解凍する本発明による方
法を示す流れ図を形成する図である。
【図7】図5及び図6とともに、図2乃至図4に示した
方法で圧縮された音声データを解凍する本発明による方
法を示す流れ図を形成する図である。
方法で圧縮された音声データを解凍する本発明による方
法を示す流れ図を形成する図である。
10、14、16 コンピュータ・システム 12 ネットワーク 13、26 コンピュータ 18 音声入力装置 20 音声出力装置 22 PCM音声コード化装置 24、28 記憶装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロナルド・ヘンリー・ジョーンズ、ジュニ ア アメリカ合衆国33445 フロリダ州、デル レイ・ビーチ、ビルディング・エフワンゼ ロワン、ホームウッド・ブールバード 1130
Claims (25)
- 【請求項1】コード化デジタル・データ・サンプルのス
トリームを圧縮する装置において、 前記ストリーム内の第1のデータ・サンプル値及びそれ
に続く第2のデータ・サンプル値に対応して、該第1の
データ・サンプル値と該第2のデータ・サンプル値との
間の差の値を形成する比較装置と、 前記差の値及び前記第2のデータ・サンプルに対応し
て、該差の値が該第2のデータ・サンプルよりも小さい
記憶空間を占めるときには、該第2のデータ・サンプル
の代りに該差の値を圧縮データ・ストリームに挿入する
ことにより該圧縮データ・ストリームを形成する出力装
置とを有するデジタル・データ・サンプルの圧縮装置。 - 【請求項2】前記差の値及び前記第2のデータ・サンプ
ルに対応して、該第2のデータ・サンプルが該第2のデ
ータ・サンプルを表現するために占める数値の数と同じ
だけの数を該差の値が使用する場合には、前記圧縮デー
タ・ストリームへ予め設定されたフラグ値を挿入するフ
ラグ装置を有する請求項1に記載のデジタル・データ・
サンプルの圧縮装置。 - 【請求項3】前記データ・サンプルの各々が第1のデー
タ・バイト数からなり、かつ前記比較装置が前記第1の
データ・サンプル値と前記第2のデータ・サンプル値と
の間のデジタルによる差の値を形成する装置を有し、該
デジタルによる差の値が第2のデータ・バイト数からな
っている請求項1に記載のデジタル・データ・サンプル
の圧縮装置。 - 【請求項4】前記第2のデータ・バイト数が前記第1の
データ・バイト数よりも小さい場合には、前記差の値を
前記第2のデータ・サンプルの代りに前記圧縮されたデ
ータ・ストリームへ挿入する装置を有する請求項3に記
載のデジタル・データ・サンプルの圧縮装置。 - 【請求項5】前記差の値が、該差の値が正であるか負で
あるかを示す符号値を含む請求項1に記載の装置。 - 【請求項6】圧縮されたコード化デジタル・データ・サ
ンプルのストリームを解凍するための装置において、 前記圧縮データ・ストリームに対応して、予め設定され
たフラグ値を検出する検出装置と、 前記検出装置と協同して、前記フラグ値が検出されない
場合に、圧縮データ・サンプルから非圧縮データ・サン
プルを復元する復元装置と、 前記フラグ値が検出された場合に、次に続くデータ・サ
ンプルを解凍データ・ストリームへ挿入し、前記フラグ
値が検出されない場合に、前記復元された非圧縮データ
・サンプルを該解凍データ・ストリームへ挿入すること
により該解凍データ・ストリームを形成する出力装置と
を有する圧縮デジタル・データ・サンプルの解凍装置。 - 【請求項7】圧縮データ・サンプルを記憶するための記
憶機構を有し、前記フラグ値が検出されない場合に、前
記出力装置が、前記次に続くデータ・サンプルと前記記
憶されたデータ・サンプルとの符号付き加算値を前記解
凍データ・ストリームへ挿入する請求項6に記載の圧縮
デジタル・データ・サンプルの解凍装置。 - 【請求項8】前記圧縮データ・サンプルの各々が第1の
データ・バイト数からなり、前記差の値が第2のデータ
・バイト数からなり、かつ前記記憶機構が一時的に該第
1のデータ・バイト数を記憶する請求項7に記載の圧縮
デジタル・データ・サンプルの解凍装置。 - 【請求項9】前記フラグ値が検出された場合には、前記
出力装置が、前記第1のデータ・バイト数だけ連続する
データ・バイトを解凍データ・ストリームへ挿入し、前
記フラグ値が検出されない場合には、前記出力装置が、
前記第2のデータ・バイト数のデータ・バイトと前記記
憶されたデータ・バイトとの結合結果を前記解凍データ
・ストリームへ挿入する請求項8に記載の圧縮デジタル
・データ・サンプルの解凍装置。 - 【請求項10】各々のサンプルが所定の第1のデータ・
バイト数からなるコード化されたデジタル・データ・サ
ンプルのストリームに対して用いるデータ圧縮システム
において、 第1のデータ・サンプル値及びそれに引続く第2のデー
タ・サンプル値に対応して、該第1のサンプル値と該第
2のサンプル値との間の符号付きの差の値であって第2
のデータ・バイト数からなる該差の値を算出する算出装
置と、 前記差の値に対応して、前記第2のデータ・バイト数が
前記第1のデータ・バイト数よりも小さい場合には、前
記差の値を圧縮データ・ストリームへ挿入し、前記第2
のデータ・バイト数が前記第1のデータ・バイト数と等
しいか又は大きい場合には、前記第2のデータ・サンプ
ル値を該圧縮データ・ストリームへ挿入する、圧縮デー
タ・ストリームを生成する出力装置とを有するデータ圧
縮システム。 - 【請求項11】前記第2のデータ・バイト数が前記第1
のデータ・バイト数に等しいか又は大きい場合に、前記
第2のデータ・サンプル値を前記圧縮データ・ストリー
ムへ挿入するに先立って、予め設定されたフラグ値を該
圧縮データ・ストリームへ挿入するための手段を有する
請求項10に記載のデータ圧縮システム。 - 【請求項12】各データ・サンプルをデジタル・データ
・ストリームに一時的に記憶するための記憶機構を有す
る請求項10に記載のデータ圧縮システム。 - 【請求項13】前記算出装置が、前記記憶機構に記憶さ
れたデータ・サンプル値及びそれに引続く第2のデータ
・サンプル値に対応して該記憶されたデータ・サンプル
値と第2のデータ・サンプル値との間の符号付きの差の
値を算出する請求項12に記載のデータ圧縮システム。 - 【請求項14】圧縮されたコード化デジタル・データ・
サンプルのストリームを解凍するためのデータ解凍シス
テムにおいて、 各圧縮データ・サンプルを記憶する記憶手段と、 前記記憶されたデータ・サンプルに対応して、予め設定
されたフラグ値を検出する検出装置と、 前記検出装置と協同して、前記フラグ値が検出されない
場合に、前記記憶されたデータ・サンプル及びそれに引
続く圧縮データ・サンプルから非圧縮データ・サンプル
を復元する復元装置と、 前記フラグ値が検出された場合には、次に続くデータ・
サンプルを解凍データ・ストリームへ挿入し、前記フラ
グ値が検出されない場合には、前記復元された非圧縮デ
ータ・サンプルを該解凍データ・ストリームへ挿入す
る、該解凍データ・ストリームを形成する出力装置とを
有するデータ解凍システム。 - 【請求項15】前記復元装置が、非圧縮データ・サンプ
ルを復元するべく、前記記憶されたデータ・サンプルを
引続く圧縮データ・サンプルにデジタル的に加算するた
めの機構を含む請求項14に記載のデータ解凍システ
ム。 - 【請求項16】各圧縮データ・サンプルが第1のデータ
・バイト数からなり、前記差の値が第2のデータ・バイ
ト数からなり、かつ前記記憶機構が該第1のデータ・バ
イト数を一時的に記憶する請求項15に記載のデータ解
凍システム。 - 【請求項17】前記フラグ値が検出された場合には、前
記出力装置が、前記第1のデータ・バイト数だけ連続す
るデータ・バイトを前記解凍データ・ストリームに挿入
し、前記フラグ値が検出されない場合には、前記出力装
置が、前記第2のデータ・バイト数のデータ・バイトと
前記記憶されたデータ・バイトとの符号付き加算値を前
記解凍データ・ストリームへ挿入する請求項16に記載
のデータ解凍システム。 - 【請求項18】コード化デジタル・データ・サンプルの
ストリームを圧縮するための方法であって、 A)第1のデータ・サンプル値と第2のデータ・サンプ
ル値との間の差の値を形成するステップと、 B)前記差の値を前記第2のデータ・サンプル値に対し
て比較するステップと、 C)前記差の値が前記第2のデータ・サンプル値よりも
小さい記憶空間を占める場合には、該第2のデータ・サ
ンプル値の代りに該差の値を圧縮データ・ストリームへ
挿入することにより、該圧縮データ・ストリームを形成
するステップとを有するデジタル・データ・サンプルの
圧縮方法。 - 【請求項19】D)前記差の値が、前記第2のデータ・
サンプルと少なくとも同じ量の記憶空間を占める場合に
は、予め設定されたフラグ値を前記圧縮データ・ストリ
ームへ挿入するステップを含む請求項18に記載のデジ
タル・データ・サンプルの圧縮方法。 - 【請求項20】前記データ・サンプルの各々が第1のデ
ータ・バイト数からなり、前記のステップA)が、 A1)第1のデータ・サンプル値と第2のデータ・サン
プル値との間のデジタルによる差の値を、第2のデータ
・バイト数からなるように形成するステップを含む請求
項18に記載のデジタル・データ・サンプルの圧縮方
法。 - 【請求項21】前記ステップC)が、 C1)前記第2のデータ・バイト数が、前記第1のデー
タ・バイト数よりも小さい場合には、前記第2のデータ
・サンプル値の代りに前記差の値を前記圧縮データ・ス
トリームに挿入するステップを含む請求項20に記載の
デジタル・データ・サンプルの圧縮方法。 - 【請求項22】前記ステップA)が、 A2)前記差の値が正であるか又は負であるかを示す符
号値を含むように該差の値を形成するステップを含む請
求項18に記載のデジタル・データ・サンプルの圧縮方
法。 - 【請求項23】圧縮されたコード化デジタル・データ・
サンプルのストリームを解凍するための方法であって、 A)前記圧縮データ・サンプル・ストリームの中の予め
設定されたフラグ値をモニタするステップと、 B)前記フラグ値が検出されない場合には、圧縮データ
・サンプルから非圧縮データ・サンプルを復元するステ
ップと、 C)前記フラグ値が検出された場合には、次に引続くデ
ータ・サンプルを解凍データ・ストリームに挿入し、か
つ前記フラグ値が検出されない場合には、前記復元され
た非圧縮データ・サンプルを該解凍データ・ストリーム
へ挿入することによって、該解凍データ・ストリームを
形成するステップとを有するデジタル・データ・サンプ
ルの解凍方法。 - 【請求項24】D)圧縮データ・サンプルを記憶し、か
つ前記ステップC)が、 C1)前記フラグ値が検出されない場合に、前記次に引
続くデータ・サンプルと前記記憶されたデータ・サンプ
ル値との符号付き加算値を解凍データ・ストリームへ挿
入するステップを含む請求項23に記載のデジタル・デ
ータ・サンプルの解凍方法。 - 【請求項25】前記圧縮・データ・サンプルの各々が第
1のデータ・バイト数からなり、前記差の値が第2のデ
ータ・バイト数からなり、かつ前記ステップD)が、 D1)記憶機構に前記第1のデータ・バイト数を記憶す
るステップを含む請求項24に記載のデジタル・データ
・サンプルの解凍方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US174800 | 1993-12-29 | ||
US08/174,800 US5561688A (en) | 1993-12-29 | 1993-12-29 | Real-time digital audio compression/decompression system |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07212241A true JPH07212241A (ja) | 1995-08-11 |
JP3014285B2 JP3014285B2 (ja) | 2000-02-28 |
Family
ID=22637578
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6311427A Expired - Fee Related JP3014285B2 (ja) | 1993-12-29 | 1994-12-15 | 実時間デジタル音声圧縮解凍システム |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (3) | US5561688A (ja) |
EP (1) | EP0661819B1 (ja) |
JP (1) | JP3014285B2 (ja) |
CA (1) | CA2139095C (ja) |
DE (1) | DE69432072T2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7330901B2 (en) | 2002-03-05 | 2008-02-12 | Sony Corporation | Data stream-distribution system and method therefor |
Families Citing this family (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5819026A (en) * | 1995-06-06 | 1998-10-06 | Apple Computer, Inc | System and method for arbitrating accelerator requests |
KR100224815B1 (ko) * | 1995-06-23 | 1999-10-15 | 윤종용 | 데이타 압축 및 신장방법 |
CA2230638C (en) * | 1995-09-01 | 2004-08-03 | Starguide Digital Networks, Inc. | Audio file distribution and production system |
US6269338B1 (en) * | 1996-10-10 | 2001-07-31 | U.S. Philips Corporation | Data compression and expansion of an audio signal |
US5931904A (en) * | 1996-10-11 | 1999-08-03 | At&T Corp. | Method for reducing the delay between the time a data page is requested and the time the data page is displayed |
CA2312483A1 (en) | 1998-10-08 | 2000-04-13 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Data recording and reproduction apparatus |
US8170538B2 (en) | 1999-12-06 | 2012-05-01 | Solocron Media, Llc | Methods and apparatuses for programming user-defined information into electronic devices |
US6496692B1 (en) | 1999-12-06 | 2002-12-17 | Michael E. Shanahan | Methods and apparatuses for programming user-defined information into electronic devices |
US7149509B2 (en) | 1999-12-06 | 2006-12-12 | Twenty Year Innovations, Inc. | Methods and apparatuses for programming user-defined information into electronic devices |
CA2809894C (en) | 2001-06-27 | 2017-12-12 | Skky Incorporated | Improved media delivery platform |
US7742926B2 (en) | 2003-04-18 | 2010-06-22 | Realnetworks, Inc. | Digital audio signal compression method and apparatus |
US20040208169A1 (en) * | 2003-04-18 | 2004-10-21 | Reznik Yuriy A. | Digital audio signal compression method and apparatus |
CN1323345C (zh) * | 2004-03-22 | 2007-06-27 | 凌阳科技股份有限公司 | 资料压缩/解压缩装置及其应用系统 |
JP2006201969A (ja) * | 2005-01-19 | 2006-08-03 | Fujitsu Ltd | エラー情報圧縮装置、エラー情報圧縮方法およびエラー情報圧縮プログラム |
US10454483B2 (en) * | 2016-10-24 | 2019-10-22 | Analog Devices, Inc. | Open loop oscillator time-to-digital conversion |
US10768861B1 (en) | 2019-02-27 | 2020-09-08 | Microsoft Technology Licensing, Llc | In-place safe decompression |
GB2605965A (en) * | 2021-04-16 | 2022-10-26 | Canon Kk | Methods and devices for improving storage and transmission of uncompressed data while using a standard format |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0463081A (ja) * | 1990-06-29 | 1992-02-28 | Sanyo Electric Co Ltd | 予測符号化方式 |
Family Cites Families (23)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE1762804B2 (de) * | 1968-08-29 | 1972-01-20 | Standard Elektrik Lorenz Ag, 7000 Stuttgart | Schaltungsanordnung zur regelung der sende und empfangsbezugs daempfung einer teilnehmerstation einer fernsprechanlage |
US3582546A (en) * | 1969-06-13 | 1971-06-01 | Bell Telephone Labor Inc | Redundancy reduction system for use with a signal having frame intervals |
US3609244A (en) * | 1969-12-18 | 1971-09-28 | Bell Telephone Labor Inc | Conditional replenishment video system with variable length address code |
US3689840A (en) * | 1971-04-29 | 1972-09-05 | Bell Telephone Labor Inc | Coding of sign information in dpcm systems |
US3835385A (en) * | 1973-05-18 | 1974-09-10 | Gen Electric | Digital delta encoder and decoder |
US3882426A (en) * | 1973-05-18 | 1975-05-06 | Gen Electric | Increment varying means for incremental encoder and decoder |
DE2460147C2 (de) * | 1974-12-19 | 1983-05-05 | Ibm Deutschland Gmbh, 7000 Stuttgart | Anordnung zur Dekomprimierung komprimierter Information für aus schwarzen und weißen Bereichen zusammengesetze darzustellende Zeichen |
US4581757A (en) * | 1979-05-07 | 1986-04-08 | Texas Instruments Incorporated | Speech synthesizer for use with computer and computer system with speech capability formed thereby |
DE3403307C2 (de) * | 1984-01-31 | 1986-12-04 | Siemens AG, 1000 Berlin und 8000 München | Übertragungssystem |
DE3405184C2 (de) * | 1984-02-14 | 1986-04-10 | Siemens AG, 1000 Berlin und 8000 München | Übertragungssystem |
JPS60251733A (ja) * | 1984-05-28 | 1985-12-12 | Sony Corp | デイジタル信号伝送装置 |
JPS61126836A (ja) * | 1984-11-22 | 1986-06-14 | Sansui Electric Co | Pcm伝送方式およびその装置 |
US5113496A (en) * | 1987-08-04 | 1992-05-12 | Mccalley Karl W | Bus interconnection structure with redundancy linking plurality of groups of processors, with servers for each group mounted on chassis |
US4902881A (en) * | 1988-06-10 | 1990-02-20 | Faxplus Corporation | Parallel process communications terminal and network |
JPH02110658A (ja) * | 1988-10-19 | 1990-04-23 | Hitachi Ltd | 文書編集装置 |
US5119188A (en) * | 1988-10-25 | 1992-06-02 | Telaction Corporation | Digital audio-video presentation display system |
US5045360A (en) * | 1989-10-26 | 1991-09-03 | Dow Corning Corporation | Silicone primer compositions |
JPH0732413B2 (ja) * | 1990-02-05 | 1995-04-10 | 日本電気株式会社 | マルチメディア通信方式 |
US5056136A (en) * | 1990-03-09 | 1991-10-08 | The United States Of America As Represented By The United States Department Of Energy | Secure video communications system |
CA2051939A1 (en) * | 1990-10-02 | 1992-04-03 | Gary A. Ransford | Digital data registration and differencing compression system |
US5132992A (en) * | 1991-01-07 | 1992-07-21 | Paul Yurt | Audio and video transmission and receiving system |
JP3015134B2 (ja) * | 1991-04-23 | 2000-03-06 | キヤノン株式会社 | 画像処理方法及び装置 |
US5192999A (en) * | 1991-04-25 | 1993-03-09 | Compuadd Corporation | Multipurpose computerized television |
-
1993
- 1993-12-29 US US08/174,800 patent/US5561688A/en not_active Expired - Lifetime
-
1994
- 1994-11-23 DE DE69432072T patent/DE69432072T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1994-11-23 EP EP94308662A patent/EP0661819B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1994-12-15 JP JP6311427A patent/JP3014285B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1994-12-23 CA CA002139095A patent/CA2139095C/en not_active Expired - Fee Related
-
1996
- 1996-06-26 US US08/670,483 patent/US5673206A/en not_active Expired - Lifetime
- 1996-06-26 US US08/670,482 patent/US5654990A/en not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0463081A (ja) * | 1990-06-29 | 1992-02-28 | Sanyo Electric Co Ltd | 予測符号化方式 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7330901B2 (en) | 2002-03-05 | 2008-02-12 | Sony Corporation | Data stream-distribution system and method therefor |
US7526567B2 (en) | 2002-03-05 | 2009-04-28 | Sony Corporation | Data stream-distribution system and method therefor |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE69432072D1 (de) | 2003-03-06 |
DE69432072T2 (de) | 2003-09-25 |
EP0661819A3 (en) | 2000-02-02 |
US5561688A (en) | 1996-10-01 |
US5673206A (en) | 1997-09-30 |
JP3014285B2 (ja) | 2000-02-28 |
CA2139095A1 (en) | 1995-06-30 |
CA2139095C (en) | 1999-09-28 |
US5654990A (en) | 1997-08-05 |
EP0661819B1 (en) | 2003-01-29 |
EP0661819A2 (en) | 1995-07-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3014285B2 (ja) | 実時間デジタル音声圧縮解凍システム | |
US6460044B1 (en) | Intelligent method for computer file compression | |
JP3025301B2 (ja) | データ予備圧縮装置及びデータ予備圧縮システム及びデータ圧縮比改善方法 | |
US7817069B2 (en) | Alternative encoding for LZSS output | |
JP3016987B2 (ja) | 信号生成装置とその方法 | |
US6349286B2 (en) | System and method for automatic synchronization for multimedia presentations | |
KR100353171B1 (ko) | 적응형데이터압축을수행하는방법및장치 | |
JP3141002B2 (ja) | 符号化方法及びデータ圧縮器 | |
JPH0879092A (ja) | データを圧縮及び圧縮解除するための方法及び装置 | |
JPH08288861A (ja) | データ圧縮方法、データ圧縮解除方法及びデータ・コーディング装置 | |
US6094634A (en) | Data compressing apparatus, data decompressing apparatus, data compressing method, data decompressing method, and program recording medium | |
US4626824A (en) | Apparatus and algorithm for compressing and decompressing data | |
MX2011003914A (es) | Metodo y aparato para comprimir y descomprimir registros de datos. | |
JPH11514165A (ja) | 損失を伴わない波形データ圧縮装置及び方法 | |
JP2536422B2 (ja) | デ―タ圧縮装置及びデ―タ復元装置 | |
CA2280623C (en) | Real-time digital audio compression/decompression system | |
US5406280A (en) | Data retrieval system using compression scheme especially for serial data stream | |
JP3210183B2 (ja) | データ圧縮方法及び装置 | |
JPH0818981A (ja) | データ圧縮・伸長方式 | |
JPH0969785A (ja) | データ圧縮方法及びデータ圧縮装置 | |
JPH05341955A (ja) | データ圧縮および復元方式 | |
JPH11251923A (ja) | モニタ装置 | |
KR101400124B1 (ko) | 가변 길이 정보 메시지의 최적화 장치 및 방법 | |
GB2360916A (en) | Compression encoder which transmits difference between new data word and recent data word where this falls within a threshold | |
GB2360917A (en) | Run length compression encoding of runs of similar data words |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |