JPH0721206A

JPH0721206A - 画像データベースシステム

Info

Publication number: JPH0721206A
Application number: JP5153097A
Authority: JP
Inventors: Yoji Yamamoto; 洋史山本; Noburo Okura; 信郎大倉
Original assignee: PFU Ltd
Current assignee: PFU Ltd
Priority date: 1993-06-24
Filing date: 1993-06-24
Publication date: 1995-01-24

Abstract

(57)【要約】【目的】本発明は、被写体の画像およびバーコードの
データを記録する画像データベースシステムに関し、被
写体を静止画として記録および当該被写体からバーコー
ドデータを読み取って媒体に併せて記録すると共に、当
該媒体に記録された静止画およびデータを簡易に検索し
て迅速に表示することを目的としている。【構成】搬送されてきた被写体３が撮影位置にきたこ
とを検出したときにこの位置の画像を媒体４１に記録さ
せると共に、この記録させたときの媒体Ｎｏ、フレーム
Ｎｏおよびバーコードから読み取ったデータ、キーを一
時記憶テーブル１１に保持すると共に、媒体Ｎｏおよび
キーを記録テーブル１０に保存し、媒体４１が抜かれる
時点あるいは記録可能な最終地点に一時記憶テーブル１
１の内容を媒体４１にまとめて書き込む記録機能８むよ
うに構成する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、被写体の画像およびバ
ーコードのデータを記録する画像データベースシステム
に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来、伝票などの自動搬送機構を持ち、
画像情報を記録する画像記録システムの場合、被写体が
記録範囲に納まっているかを、通常、発光／受光素子に
よる位置確認を数点で行って確認した後に撮影する。そ
して、この撮影した画像を通常、安価な磁気テープに静
止画として記録して保存していた。また、これらの際
に、バーコードスキャナにより伝票上のバーコードを読
取り、商品名、処理日時などのデータをコンピュータシ
ステムに保存するようにしていた。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】上述した画像記録シス
テムでは、自動搬送機構で搬送されてきた伝票などを複
数の発光／受光素子が数点の位置で検出して当該伝票な
どが所定位置に搬送されてきたかを確認した後、撮影し
て画像記録していたため、伝票などの形状によっては位
置を検出できないという問題があった。また、この際、
伝票が所定位置に搬送されてきたときに伝票などのバー
コードを読み取っていたので、伝票などの位置／角度に
よってはバーコードを読み取れないという問題もあっ
た。

【０００４】更に、通常は画像以外の情報をパソコン側
データベースに全て記録しているため、パソコン側のデ
ータ量が増加して大容量で高価な記憶装置が必要とな
る。一般的に伝票などの記録は時間経過とともに検索の
発生確率が低下するため、全ての情報を記録し続けるの
では投資の無駄となる。そこで、一定期間でデータベー
スのバックアップを取り、古いデータは一括してテープ
などで保存するのが一般的であるが、これは万一古いデ
ータの検索が必要になった場合膨大な作業が必要になる
という問題があった（現在のデータを一時バックアップ
して、古いデータをロードして検索を行った後、また一
時バックアップした現在データを戻す作業が必要とな
る）。

【０００５】本発明は、これらの問題を解決するため、
被写体が搬送されてきたときに撮影およびバーコード読
取りを開始し、撮影した画像中で所定位置に搬送されて
きたことを検出したときに画像を媒体に記録すると共に
正確に読み取れたバーコードのデータを併せて記憶し、
媒体が抜かれる時点あるいは記録可能な最終地点に記録
内容（媒体Ｎｏ、処理日時、フレームＮｏなど）をまと
めて書き込み、検索時に装填された媒体の直前に位置す
る記録内容を読み出して該当する画像位置を見つけてそ
の位置に位置付けて画像を表示し、画像およびデータを
媒体に併せて記録すると共に検索時に迅速にその位置を
見つけて画像表示することを目的としている。

【０００６】

【課題を解決するための手段】図１を参照して課題を解
決するための手段を説明する。図１において、媒体４１
は、画像をシーケンシャルに書き込んだり、読みだした
りする媒体である。

【０００７】一時記憶テーブル１１は、記録したときの
媒体Ｎｏ、フレームＮｏおよびバーコードから読み取っ
たデータ、検索のためのキーを格納するテーブルであ
る。記録テーブル１０は、キー（例えば処理日時など）
に対応づけて媒体Ｎｏを保存したものである。

【０００８】記録機能８は、搬送されてきた被写体３の
画像を媒体４１に記録させると共に、この記録されたと
きの媒体Ｎｏ、フレームＮｏおよびバーコードから読み
取ったデータ、キーを一時記憶テーブル１１に保持する
と共に、媒体Ｎｏおよびキーを記録テーブル１０に保存
したり、媒体４１が抜かれる時点あるいは記録可能な最
終地点に一時記憶テーブル１１の内容を媒体４１にまと
めて書き込んだりなどするものである。

【０００９】検索／表示機能９は、記録テーブル１０か
ら指示されたキーの媒体Ｎｏを取り出し、この取り出し
た媒体Ｎｏの媒体４１から内容を読み出して指示された
キーのフレームＮｏを見つけ、このフレームＮｏの位置
に媒体４１を位置づけて画像を読み出し、表示するもの
である。

【００１０】

【作用】本発明は、図１に示すように、記録機能８が搬
送されてきた被写体３が撮影位置にきたことを検出した
ときにこの位置の画像を媒体４１に記録すると共に、こ
の記録したときの媒体Ｎｏ、フレームＮｏおよびバーコ
ードから読み取ったデータ、キーを一時記憶テーブル１
１に保持すると共に、媒体Ｎｏおよびキー（例えば処理
日時）を記録テーブル１０に保存し、媒体４１が抜かれ
る時点あるいは記録可能な最終地点に一時記憶テーブル
１１の内容を媒体４１にまとめて書き込むようにしてい
る。

【００１１】この際、搬送されてきた被写体３を撮影し
た画像中で当該被写体３が画面中に入ったことを検出し
たときにこの位置の静止画像を媒体４１に記録すると共
にバーコードの読取開始するようにしている。

【００１２】また、媒体４１として画像をシーケンシャ
ルに書き込んだり、読み出したりする媒体とするように
している。また、検索指示に対応して、検索／表示機能
９が記録テーブル１０から指示されたキーの媒体Ｎｏを
取り出し、この取り出した媒体Ｎｏの媒体４１を再生装
置に装填させて直前に書き込まれている内容を読み出し
て指示されたキーのフレームＮｏを見つけ、当該フレー
ムＮｏの位置に媒体４１を位置づけて画像を読み出し、
表示するようにしている。

【００１３】従って、被写体３が搬送されてきたときに
撮影およびバーコード読取りを開始し、撮影した画像中
で所定位置に搬送されてきたことを検出したときに画像
を媒体４１に記録すると共に正確に読み取れたバーコー
ドのデータを併せて記憶し、媒体４１が抜かれる時点あ
るいは記録可能な最終地点に記録内容（媒体Ｎｏ、処理
日時、フレームＮｏなど）をまとめて書き込み、検索時
に装填された媒体４１の直前に位置する記録内容を読み
出して該当する画像位置を見つけてその位置に位置付け
て画像を読み出して表示することにより、画像およびデ
ータを媒体４１に併せて記録すると共に検索時に迅速に
その位置を見つけて画像表示することが可能となる。

【００１４】

【実施例】次に、図１から図５を用いて本発明の実施例
の構成および動作を順次詳細に説明する。

【００１５】図１は、本発明の１実施例構成図を示す。
図１において、ビデオカメラ１は、被写体３を撮影する
ものである。バーコードスキャナ２は、被写体３に添付
されているバーコードを読み取るものである。

【００１６】被写体３は、運送送り状の伝票などであ
る。この被写体３は、図示外の搬送機構によって自動的
にここでは左から右方向にビデオカメラ１およびバーコ
ードスキャナ２の下を搬送される。また、オペレータが
手でビデオカメラ１およびバーコードスキャナ２の下を
移動させてもよい。

【００１７】ビデオデッキ４は、ビデオカメラ１によっ
て撮影した被写体３の画像を媒体４１に記録したり、媒
体４１の取り出し時や媒体４１の終端位置にデータベー
ス情報（バーコードスキャナ２によって読み取ったデー
タや処理日時など）を書き込んだりするものである。

【００１８】媒体４１は、画像をシーケンシャルに記録
したり、読み出したりする媒体であって、磁気テープな
どである。ディスプレイ５は、ビデオカメラ１によって
被写体３を撮影した静止画を表示したり、媒体４１から
読み出した静止画を表示したりなどするものである。

【００１９】静止画ハードコピー用ビデオプリンタ６
は、静止画を紙にプリントするものである。パソコン７
は、各種処理を行なうものであって、ここでは、記録機
能８および検索／表示機能９などから構成されるもので
ある。

【００２０】記録機能８は、搬送されてきた被写体３の
画像を媒体４１に記録させたり、記録したときの媒体Ｎ
ｏ、フレームＮｏおよびバーコードから読み取ったデー
タ、キーを一時記憶テーブル１１に保持させたり、媒体
Ｎｏおよびキーを記録テーブル１０に保存したり、媒体
４１が抜かれる時点あるいは記録可能な最終地点に一時
記憶テーブル１１の内容を媒体４１にまとめて書き込ん
だりなどさせるものである（図２を用いて後述する）。

【００２１】検索／表示機能９は、記録テーブル１０か
ら指示されたキーの媒体Ｎｏを取り出したり、この取り
出した媒体Ｎｏの媒体４１から内容を読み出して指示さ
れたキーのフレームＮｏを見つけたり、このフレームＮ
ｏの位置に媒体４１を位置づけて画像を読み出して表示
させたりなどするものである（図４を用いて後述す
る）。

【００２２】記録テーブル１０は、処理日時などのキー
に対応づけて画像を記録した媒体４１の媒体Ｎｏを保存
するものである。一時記憶テーブル１１は、記録したと
きの媒体Ｎｏ、フレームＮｏおよびバーコードから読み
取ったデータ、処理日時などのキーを格納するテーブル
である。

【００２３】ディスプレイ１２は、各種情報を表示する
ものであって、ここでは、検索した画像やデータなどを
表示するものである。次に、図２のフローチャートに示
す順序に従い、図１の構成のもとで被写体３の画像を記
録するときの動作を詳細に説明する。

【００２４】図２において、Ｓ１は、ビデオカメラで被
写体３を撮影する。Ｓ２は、Ｓ１で撮影した画像を受け
取ったパソコン７の記録機能８が、画像処理、背景／被
写体の判定の処理を行なう。

【００２５】Ｓ３は、被写体が検出されたか判別する。
ＹＥＳの場合には、Ｓ４に進む。ＮＯの場合には、Ｓ２
に戻り繰り返す。Ｓ４は、Ｓ３のＹＥＳで被写体３がビ
デオカメラ１の画面中に入ってきたので、スキャン開始
指示する。これに対応して、バーコードスキャナ２が被
写体３上のバーコードのスキャンを開始し、Ｓ１２でス
キャンしたコードが正常に読めたか判別し、ＹＥＳのと
きにＳ１３でコード通知を行い、一方、ＮＯのときにＳ
１１を繰り返す。

【００２６】Ｓ５は、被写体の全体が画面内に入ったか
判別する。ＹＥＳの場合には、Ｓ６に進む。ＮＯの場合
には、Ｓ５を繰り返し、被写体３の全体が画面内に入る
まで待機する。

【００２７】Ｓ６は、静止画の記録指示する。Ｓ７は、
Ｓ６の記録指示に対応して、ビデオデッキ４がＳ８でビ
デオカメラ１によって撮影されている画像を静止画とし
て取り込み、媒体４１に記録する。

【００２８】Ｓ９は、Ｓ７で記録した静止画の媒体Ｎ
ｏ、レームＮｏをパソコン７に通知する。Ｓ１０は、パ
ソコン７の記録機能８が処理時間を追加し、データベー
ス情報の作成を行なう。データベース情報は、例えば・処理日時・媒体Ｎｏ・フレームＮｏ・バーコードデータ・その他などである。これら作成したデータベース情報は、一時
記憶テーブル１１に格納したり、検索のためにこのうち
の媒体Ｎｏに対応づけて処理日時をキーに記録テーブル
１０に保存する。

【００２９】Ｓ１４は、Ｓ７で静止画を媒体４１に書き
込んだことに対応して、媒体テープエンドか判別する。
ＹＥＳの場合には、Ｓ１６に進む。ＮＯの場合には、媒
体抜き取りか判別し、ＹＥＳのときにＳ１６に進み、Ｎ
ＯのときにＳ７に戻る。

【００３０】Ｓ１６は、Ｓ１４のＹＥＳで媒体４１の終
わり、あるいはＳ１４のＮＯ、Ｓ１５のＹＥＳによって
媒体４１の抜き取り指示があったので、一時記憶テーブ
ル１１の内容を媒体４１に書込み指示する。

【００３１】Ｓ１７は、ビデオデッキ４がＳ１６で指示
を受けた一時記憶テーブル１１の内容（データベース情
報）を媒体４１の現在の位置あるいは媒体４１の終わり
の位置にまとめて書き込む。これにより、媒体４１が終
わり、あるいは媒体４１が抜き取られるときに、媒体４
１の終わりの部分あるいは抜き取った直前の位置にこの
媒体４１のデータベース情報がまとめて書き込まれるこ
ととなる。

【００３２】以上によって、被写体３をビデオカメラ１
で撮影して画面内に被写体３が入ったときにバーコード
の読み取りを開始すると共に、被写体３が全部画面内に
入ったときに静止画を撮影して媒体４１に書き込むと共
に、このときの媒体Ｎｏ、フレームＮｏ、バーコードか
ら読み取ったコードなどをデータベース情報として一時
記憶テーブル１１に格納すると共に、検索のために媒体
Ｎｏと処理日時をキーとして記録テーブル１０に保存す
る。そして、媒体４１が抜き取られるときあるいは媒体
４１の終わりのときに、一時記憶テーブル１１内のデー
タベース情報をまとめて媒体４１に書き込んでおく。こ
れにより、次に当該媒体４１が装填されたときに媒体４
１の終わりの部分あるいは装填された直前の部分からデ
ータベース情報を読み出し、該当するフレームの位置に
位置づけて所望の静止画を迅速に読み出して表示するこ
とが可能となる。

【００３３】図３は、本発明の動作説明図を示す。これ
は、本発明を運送送り状管理システムに適用した場合を
例に以下説明する。図３の（ａ）は、記録中の動作説明
図を示す。

【００３４】図３の（ａ−１）は、媒体４１にフレーム
記録レコードを書き込んでいる様子を示す。ここで、フ
レーム記録レコードは、図示の下記の・フレームＩＤ・画像記録（静止画）を一緒にしたものである。このフレーム記録レコード
を、図２のＳ７で媒体４１に書き込んで、記録する。

【００３５】図３の（ａ−２）は、一時記憶テーブル１
１の様子を示す。この記録中の一時記憶テーブル１１に
は、図２のＳ１０で、ビデオデッキ４からＳ９で通知さ
れた媒体Ｎｏ、フレームＮｏ、更に処理時間などの情報
をまとめたデータベース情報を図示の下記のように作成
し、媒体単位に格納する。

【００３６】・番号・処理日時（静止画を媒体４１に記録した日時で検索キ
ーとして使用）・取扱業者・バーコードデータ・媒体Ｎｏ・フレームＮｏ・その他図３の（ａ−３）は、記録テーブル１０の様子を示す。
この記録テーブル１０には、一時記憶テーブル１１中か
ら検索に必要な最小限のデータとして、ここでは図示の
下記の情報を全ての媒体４１について保存する。

【００３７】・処理日時（静止画を媒体４１に記録した
日時で検索キーとして使用）・媒体Ｎｏここで、処理日時をキーとして、媒体Ｎｏのみの最小必
要限の検索データをパソコン側に保存することにより、
全ての媒体４１の情報を保存することができ、検索時に
容易に処理日時のデータベース情報を格納した媒体４１
の媒体Ｎｏを見つけ、静止画を表示したりすることが可
能となる（図４を用いて後述する）。

【００３８】図３の（ｂ）は、作業終了／媒体取り出し
時の動作説明図を示す。図３の（ｂ−１）は、媒体４１
にデータベース情報を書き込んでいる様子を示す。ここ
で、データベース情報は、一時記憶テーブル１１に格納
されている当該媒体４１の全ての情報である。このデー
タベース情報を、作業終了時や媒体の取り出し時に現在
の位置に書き込む。これにより、当該媒体４１に格納さ
れた静止画に関する情報が全てまとめて媒体４１の取り
出し時の位置に書き込まれることとなる。書き込んだ後
は、一時記憶テーブル１１の内容は消去してもよい。

【００３９】図３の（ｂ−２）は、記録テーブル１０の
様子を示す。この記録テーブル１０には、一時記憶テー
ブル１１中から検索に必要な最小限のデータとして、図
示の情報を全ての媒体４１について保存されている。

【００４０】次に、図４のフローチャートに示す順序に
従い、図１の構成のもとで、静止画を検索して表示する
ときの動作を詳細に説明する。図４において、Ｓ２１
は、検索画面表示する。

【００４１】Ｓ２２は、オペレータがＳ２１で表示され
た検索画面から検索条件を入力する。例えば・キー：処理日時として“××年××月××日” ・その他を検索画面上でキー入力する。

【００４２】Ｓ２３は、Ｓ２２の検索条件の通知を受け
たパソコン７の検索／表示機能９が第１キーワードの検
索指示する。Ｓ２４は、Ｓ２３の検索指示に対応して、
データベース中のここでは、記録テーブル１０につい
て、第１キーワードの検索を実行する。例えば第１キー
ワードである処理日時をキーに、図３の（ｂ−２）の記
録テーブル１０を検索し、・××年××月××日に該当するレコードを見つけ、このレコードから媒体Ｎ
ｏを取り出す。

【００４３】Ｓ２５は、該当情報検出か判別する。ここ
では、例えば図３の（ｂ−２）の記録テーブル１０から
キーを持つレコードが存在するか判別する。ＹＥＳの場
合には、Ｓ２６でキーの存在するレコードの媒体Ｎｏ
（例えば媒体Ｎｏ“＃１”）を通知する。一方、ＮＯの
場合には、Ｓ２４を繰り返す。

【００４４】Ｓ２７は、Ｓ２６で媒体Ｎｏの通知を受け
た検索／表示機能９が該当Ｎｏ媒体の装填表示指示を行
なう。Ｓ２８は、ディスプレイ１２上に該当媒体Ｎｏを
表示する。

【００４５】Ｓ２９は、オペレータがＳ２８の該当媒体
Ｎｏの表示を見て、ここでは、人手によってその媒体Ｎ
ｏの媒体（磁気テープ）の装着作業を行なう。Ｓ３０
は、装着媒体Ｎｏの通知をパソコン７に行なう。

【００４６】Ｓ３１は、パソコン７の検索／表示機能９
が該当媒体か判別する。ＹＥＳの場合には、Ｓ３３でデ
ータベース情報の読み出し指示する。一方、ＮＯの場合
には、Ｓ３２で正しい媒体の装着を促すメッセージをデ
ィスプレイ１２上に表示する。

【００４７】Ｓ３４は、ビデオデッキ４がＳ３３で指示
を受けた装着されている媒体４１の終りの部分あるいは
装着した直前の部分から、データベース情報を読み出
す。ここで、図２のＳ１７で媒体４１の終わりの部分あ
るいは抜き取りの直前の部分にデータベース情報が書き
込まれているので、媒体４１である磁気テープをほんの
僅か巻き戻して即座にデータベース情報を読み出すこと
ができる。

【００４８】Ｓ３５は、Ｓ３３、Ｓ３４で該当媒体４１
から読み出したデータベース情報を一時記憶テーブル１
１に元のように格納した後、更に検索指示された条件に
従って、レコード情報の検索を行なう。

【００４９】Ｓ３６は、該当情報検索か判別する。ＹＥ
Ｓの場合には、Ｓ３７で該当フレームＮｏの頭出し指示
を行なう。一方、ＮＯの場合には、Ｓ３５、Ｓ３６を繰
り返す。

【００５０】Ｓ３８は、Ｓ３７で該当フレームＮｏの頭
出し指示を受けたビデオデッキ４が該当フレームの頭出
しする。Ｓ３９は、該当フレームの頭出しができたか判
別する。ＹＥＳの場合には、Ｓ４０で頭出した部分から
静止画を読み出し、Ｓ４０でディスプレイ上に当該静止
画を表示する。一方、ＮＯの場合には、Ｓ３８を繰り返
す。

【００５１】以上によって、ディスプレイの検索画面上
で検索条件（キー：処理日時など）を入力したことに対
応して、図３の（ｂ−２）の記録テーブル１０を検索し
て該当する媒体Ｎｏを見つけ、この媒体Ｎｏの媒体４１
を装着させて終わりの部分あるいは装着した直前の部分
からデータベース情報を取り出し、一時記憶テーブル１
１に格納して戻し、当該一時記憶テーブル１１を更に検
索して該当レコードを見つけ、このときの該当フレーム
Ｎｏを取り出して媒体４１の頭出し、この部分から静止
画を読み出してディスプレイ１２上に表示する。これに
より、記録テーブル１０をもとに該当媒体４１の終わり
の部分あるいは装着した直前の部分からデータベース情
報を迅速に読み出して一時記憶テーブル１１を復元し、
この一時記憶テーブル１１を検索して媒体４１中の該当
フレームＮｏを見つけて迅速に所望の静止画やバーコー
ドデータを表示することが可能となる。

【００５２】図５は、本発明のバーコード読取り説明図
を示す。これは、図２のＳ１２のコードが正常に読めた
か、否かを判別するときの説明である。バーコードは、
図示のように、・スタートマージン（空白）・スタートキャラクタ・メッセージキャラクタ・チェックサムキャラクタ・ストップキャラクタ・ストップマージン（空白）からなり、特にチェックサムキャラクタのデータによっ
て正確に読み取れたかを判別できる。従って、正確に読
み取れたときに、図２のＳ１２のＹＥＳとして、このと
きに読み取ったバーコードデータをパソコン７に通知す
る。

【００５３】

【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
被写体３が搬送されてきたときに撮影およびバーコード
読取りを開始し、撮影した画像中で所定位置に搬送され
てきたことを検出したときに画像を媒体４１に記録する
と共に正確に読み取れたバーコードのデータを併せて記
憶し、媒体４１が抜かれる時点あるいは記録可能な最終
地点に記録内容（媒体Ｎｏ、処理日時、フレームＮｏな
ど）をまとめて書き込み、検索時に装填された媒体４１
の直前に位置する記録内容を読み出して該当する位置を
見つけてその位置に位置付けて画像を表示する構成を採
用しているため、画像およびデータを媒体４１に併せて
記録して、パソコン側データベース用記憶装置の容量を
最小限に抑えて、経費／資源の有効利用を図れると共
に、検索時に迅速にその位置を見つけて画像表示するこ
とができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の１実施例構成図である。

【図２】本発明の動作説明フローチャート（記録時）で
ある。

【図３】本発明の動作説明図である。

【図４】本発明の動作説明フローチャート（検索時）で
ある。

【図５】本発明のバーコード読取り説明図である。

【符号の説明】

１：ビデオカメラ２：バーコードスキャナ３：被写体４：ビデオデッキ４１：媒体５、１２：ディスプレイ６：静止画ハードコピー用ビデオプリンタ７：パソコン８：記録機能９：検索／表示機能１０：記録テーブル１１：一時記憶テーブル

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁶ 識別記号庁内整理番号ＦＩ技術表示箇所Ｇ０６Ｔ 1/00

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】被写体の画像およびバーコードのデータを
記録する画像データベースシステムにおいて、搬送されてきた被写体（３）が撮影位置にきたことを検
出したときにこの位置の画像を媒体（４１）に記録させ
ると共に、この記録させたときの媒体Ｎｏ、フレームＮ
ｏおよびバーコードから読み取ったデータ、キーを一時
記憶テーブル（１１）に保持すると共に、媒体Ｎｏおよ
びキーを記録テーブル（１０）に保存し、媒体（４１）が抜かれる時点あるいは記録可能な最終地
点に上記一時記憶テーブル（１１）の内容を媒体（４
１）にまとめて書き込む記録機能（８）を備えたことを
特徴とする画像データベースシステム。
【請求項２】上記搬送されてきた被写体（３）を撮影し
た画像中で当該被写体（３）が画面中に入ったことを検
出したときにこの位置の静止画像を媒体（４１）に記録
すると共にバーコードの読取開始するように構成したこ
とを特徴とする請求項１記載の画像データベースシステ
ム。
【請求項３】上記媒体（４１）として画像をシーケンシ
ャルに書き込んだり、読みだしたりする媒体としたこと
を特徴とする請求項１あるいは請求項２記載の画像デー
タベースシステム。
【請求項４】検索指示に対応して、上記記録テーブル
（１０）から指示されたキーの媒体Ｎｏを取り出し、こ
の取り出した媒体Ｎｏの媒体（４１）を再生装置に装填
させて直前に書き込まれている内容を読み出して指示さ
れたキーのフレームＮｏを見つけ、当該フレームＮｏの
位置に媒体（４１）を位置づけて画像を読み出し、表示
するように構成したことを特徴とする画像データベース
システム。