JPH07211806A - 半導体不揮発性記憶装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体不揮発性記憶装置およびその製造方法

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JPH07211806A
JPH07211806A JP6002699A JP269994A JPH07211806A JP H07211806 A JPH07211806 A JP H07211806A JP 6002699 A JP6002699 A JP 6002699A JP 269994 A JP269994 A JP 269994A JP H07211806 A JPH07211806 A JP H07211806A
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JP
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floating gate
diffusion layer
drain diffusion
source
gate
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JP6002699A
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Kouichi Maari
浩一 真有
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】製造工程を削減でき、ひいてはコスト低減を図
れる半導体不揮発性記憶装置およびその製造方法を実現
する。 【構成】フローティングゲート16と、フローティング
ゲート16の上層に形成されたコントロールゲート18
とを有する半導体不揮発性記憶装置において、フローテ
ィングゲート16が、側壁を含めてコントロールゲート
16に覆われており、かつソース拡散層12およびドレ
イン拡散層13がフローティングゲート16に対してオ
ーバーラップするように構成する。これにより、その製
造工程において、コントロールゲートパターニング後に
フローティングゲートのパターニングを行う必要がなく
なり、製造工程を削減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フローティングゲート
をもつ半導体不揮発性記憶装置、特にある一定の単位で
消去でき、ビット毎に書き込み可能なフラッシュメモリ
などの半導体不揮発性記憶装置およびその製造方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】フラッシュメモリの特徴は、フローティ
ングゲートに電荷を注入し、あるいは放出させることに
より、メモリセルのしきい値電圧Vthを変動させ、メモ
リ特性を現出させることにある。
【0003】このようなフラッシュメモリとしては、そ
の電荷の注入/放出のさせ方、あるいはメモリセルの配
置のさせ方の違いにより幾つかのタイプのものが提案さ
れている。
【0004】たとえば、文献〔ISSCC '85東芝
「A 256K Flash EEPROM using Triple
Polysilicon Technology 」〕に開示されている3ポリ
シリコン構造のNOR型のフラッシュメモリにおいて
は、データの書込を行う際には、フローティングゲート
にチャネルホットエレクトロンをビット毎に注入し、消
去を行う際には、Poly-Poly 層間膜を通して3層目のポ
リシリコンにある一定の単位でフローティングゲートか
ら電荷e-を放出させる。
【0005】また、文献〔東芝レビュー1993 Vol. 4
8 No.7「16MビットNAND型EEPROM」〕
に開示されているNAND型フラッシュメモリにおいて
は、書き込み時にフローティングゲートへの電荷の注入
が、チャネル全面からトンネル酸化膜を通してF−N
(Faulower-Noldheim )トンネリングでビット毎に行わ
れ、消去時にフローティングゲートからの電荷の放出
が、同様にチャネル全面からトンネル酸化膜を通してF
−Nトンネリングによりある一定の単位で行われる。
【0006】さらに、文献〔ISSCC '88「An In-
System Reprogramable 256K CMOS Flash Memor
y」〕に開示されているETOX型のフラッシュメモリ
においては、書き込み時にフローティングゲートへの電
荷の注入が、チャネルホットエレクトロンによりビット
毎に行われ、消去時にフローティングゲートからの電荷
の放出が、同様にチャネル全面からトンネル酸化膜を通
してF−Nトンネリングによりソース電極へある一定の
単位で行われる。
【0007】さらにまた、文献〔IEDM '92三菱
「A Novel Cell Structure Suitablefor a 3 Volt Ope
ration, Sector Erase Flash Memory」〕に開示されて
いる一定のセル単位毎に選択トランジスタが配置された
DINOR型フラッシュメモリにおいては、消去時にフ
ローティングゲートへの電荷の注入が、チャネル全面で
トンネル酸化膜を通してある一定の単位で行われ、書き
込み時にフローティングゲートからの電荷の放出が、F
−Nトンネリングによりドレイン電極へビット毎に行わ
れる。
【0008】このように、フラッシュメモリは、書き込
みおよび消去の方式あるいはメモリセルの配置の仕方別
に幾つかのタイプに分類されるが、基本的には、フロー
ティングゲートに蓄積された電荷量によりメモリセルの
しきい値電圧Vthを変化させ、「1」/「0」の判定を
行うことには変わりはない。
【0009】図10は、一般的なフラッシュメモリの基
本的なメモリセル構造を示す簡略断面図であって、同図
(A)はフローティングゲートに電荷が注入されていな
い状態を示し、同図(B)はフローティングゲートに電
荷が注入されている状態を示している。図10におい
て、1は基板、2はソース拡散層、3はドレイン拡散
層、4はチャネル領域、5はトンネル酸化膜、6はフロ
ーティングゲート、7はPoly-Poly層間膜、8はコント
ロールゲートをそれぞれ示している。
【0010】図10(A)に示すようなフローティング
ゲート6に電荷が蓄積されていないメモリセルでは、コ
ントロールゲート8に電源電圧VCCを印加することによ
りチャネル領域4にチャネルCHが形成され、メモリセ
ルは導通する。一方、図10(B)に示すように、フロ
ーティングゲート6に電荷(ここではe-)が蓄積されて
いるたメモリセルでは、コントロールゲート8に電源電
圧VCCを印加してもチャネル領域4にチャネルは形成さ
れず、メモリセルは導通しない。
【0011】このようなメモリセルの製造は、図11に
示すような工程を経て行われる。すなわち、通常のLO
COS法により素子分離絶縁膜を形成した後、たとえば
熱酸化などによりSiO2 などからなるトンネル酸化膜
5を形成し(S1)、CVD法によりフローティングゲ
ート用のポリシリコン層を全面に形成した後(S2)、
ポリシリコン層をエッチングによりフローティングゲー
ト6の形状にパターニングする(S3)。
【0012】次に、たとえばSiO2 などからなるPoly
-Poly 層間膜7を形成した後(S4)、Poly-Poly 層間
膜7上にCVD法によりコントロールゲート用ポリシリ
コン層を全面に形成し(S5)、コントロールゲートの
パターニングを行い(S6)、次いで、さらにフローテ
ィングゲートのパターニングを行う(S7)。そして、
イオン注入によりソース/ドレイン拡散層(S/D)
2,3を形成する(S8)。以後、通常のLSIプロセ
スにより周辺回路並びに配線層を形成する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】このようなメモリセル
は、いずれも高集積なメモリセルをターゲットとしたも
のであり、高集積にするために製造工程が、通常のCM
OSICに比べてかなり増えている。しかしながら、実
際には、高集積は必要とせず実際に搭載する容量として
はわずか,すなわち、メモリセル面積は大きくても構わ
ないが、できるだけ低価格で、工程増をわずかに抑えた
ものが必要である、という要求もある。
【0014】このような、要求に対応するものとして、
たとえば、文献〔「An EEPROM for Microproces
sors and Custom Logic 」(1985 Journal of Solid-Sta
te Circuit, vol. sc-20, No. 2, April)〕に開示され
たものがある。しかしながら、このようなタイプのメモ
リでは、余りにも面積の増加が大きい。最近では、わず
かな容量とはいいながらもこのようなタイプのものでは
面積的におおじきれなくなるような場合もでてきてい
る。そこで、面積増はある程度抑えて、その代わりに工
程増もできるだけ少なくという、中間的なデバイスが要
求されている。
【0015】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、製造工程を削減でき、ひいては
コスト低減を図れる半導体不揮発性記憶装置およびその
製造方法を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明によるフローティングゲートと、フローティ
ングゲートの上層に形成されたコントロールゲートとを
有する半導体不揮発性記憶装置では、フローティングゲ
ートが、側壁を含めてコントロールゲートに覆われてお
り、かつ2つのソースドレイン拡散層のうち少なくとも
一方のソースドレイン拡散層がフローティングゲートに
対してオーバーラップするように形成されている。
【0017】また、本発明の半導体不揮発性記憶装置で
は、ソース拡散層およびドレイン拡散層がフローティン
グゲートに対してオーバーラップするように形成されて
いる。
【0018】また、本発明の半導体不揮発性記憶装置で
は、ドレイン拡散層のみがフローティングゲートに対し
てオーバーラップするように形成されている。
【0019】また、本発明の半導体不揮発性記憶装置で
は、上記ソースドレイン拡散層が、プログラム電圧用の
高耐圧素子のソースドレイン拡散層と共用されている。
【0020】本発明によるフローティングゲートと、フ
ローティングゲートの上層に形成されたコントロールゲ
ートとを有する半導体不揮発性記憶装置の製造方法で
は、基板上にトンネル絶縁膜を形成し、上記トンネル絶
縁膜上にフローティングゲートを形成した後、フローテ
ィングゲートに対してセルフアラインでソースドレイン
拡散層を形成し、層間膜を形成した後、コントロールゲ
ートを、フローティングゲートの上面および側壁を覆う
ように形成する。
【0021】また、本発明の半導体不揮発性記憶装置の
製造方法では、基板にソースドレイン拡散層を形成し、
基板上にトンネル絶縁膜を形成した後、上記トンネル絶
縁膜上にフローティングゲートを、上記ソースドレイン
拡散層の少なくとも一方とオーバーラップするように形
成し、層間膜を形成した後、コントロールゲートを、フ
ローティングゲートの上面および側壁を覆うように形成
する。
【0022】
【作用】本発明の半導体不揮発性記憶装置によれば、そ
の製造工程において、コントロールゲートパターニング
後にフローティングゲートのパターニングを行う必要が
ない。したがって、製造工程が削減される。また、コン
トロールゲートパターニング、フローティングゲートパ
ターニングと連続エッチングの工程がないため、周辺ト
ランジスタ、特に選択トランジスタを同一マスクで作製
することができることから、レジストのダブルコーティ
ングの必要性がなくなり、また基板が掘れたりすること
がない。
【0023】また、本発明の製造方法によれば、たとえ
ば素子分離絶縁膜が形成された後、基板上にトンネル絶
縁膜が形成され、次いで、トンネル絶縁膜上にフローテ
ィングゲートが形成される。次に、フローティングゲー
トに対してセルフアラインでソースドレイン拡散層が形
成される。そして、層間膜が形成され後、コントロール
ゲートが、フローティングゲートの上面および側壁を覆
うように形成される。
【0024】また、本発明の製造方法によれば、たとえ
ば素子分離絶縁膜が形成された後、基板にソースドレイ
ン拡散層が形成される。次いで、基板上にトンネル絶縁
膜が形成された後、トンネル絶縁膜上にフローティング
ゲートが、ソースドレイン拡散層の少なくとも一方とオ
ーバーラップするように形成される。そして、層間膜が
形成され後、コントロールゲートが、フローティングゲ
ートの上面および側壁を覆うように形成される。
【0025】
【実施例1】図1は、本発明に係る半導体不揮発性記憶
装置としてのフラッシュメモリの第1の実施例を示す図
であって、同図(A)はメモリセルの平面図、同図
(B)は(A)におけるX−X線の拡大断面図である。
図1において、11はシリコン基板、12はソース拡散
層、13はドレイン拡散層、14はチャネル領域、15
はトンネル酸化膜、16はフローティングゲート、17
はPoly-Poly 層間膜、18はコントロールゲート、19
は素子分離用LOCOS絶縁膜(以下、素子分離絶縁膜
という)、20はコンタクトホールをそれぞれ示してい
る。なお、素子を接続する配線層は本発明とは特に重要
な関係を持たないのでここでは省略している。
【0026】本メモリセルは、フローティングゲート1
6のチャネル領域14に対向する下面を除き、上面、並
びに側壁がコントロールゲート18に覆われ、かつ、ソ
ース拡散層12およびドレイン拡散層13がフローティ
ングゲート16に対し、一部が重なり合うように、すな
わち、オーバーラップするように形成されている。この
ことにより、メモリセルの面積は、通常のスタックゲー
ト(Stack Gate)型メモリセルに比較して、ソース/ド
レイン方向に数10%増大する。このことは、最小線幅
とアライメントズレから容易に想像のつくことである。
しかし、その増大は、1Poly型メモリセルに対してはる
かに小さい(例えば半分以下)。このこともまた、1Po
ly型メモリセルのレイアウト図から容易に推定できる。
【0027】図1に示すメモリセルは、従来のメモリセ
ルに比較して製造工程を簡略化することができる。この
ことを示すために、本メモリセルの製造プロセスを、図
2〜図4の工程図、並びに図5のフローチャートを参照
しながら以下に説明する。なお、図2〜図4において、
(A)はセル平面図を、(B)は(A)のX−X線の拡
大断面図をそれぞれ示している。
【0028】まず、図2に示すように、通常のLOCO
S法により素子分離絶縁膜19を形成する。次に、たと
えば熱酸化などによりSiO2 などからなるトンネル酸
化膜15を形成し(ST1)、次いでCVD法によりフ
ローティングゲート用のポリシリコン層を全面に形成し
た後(ST2)、ポリシリコン層をエッチングによりフ
ローティングゲート16の形状にパターニングする(S
T3)。
【0029】次に、図3に示すように、フローティング
ゲート16に対してセルフアラインにソース/ドレイン
拡散層(S/D)12、13を形成する(ST4)。次
に、図4に示すように、たとえばSiO2 などからなる
Poly-Poly 層間膜17を形成した後(ST5)、Poly-P
oly 層間膜17上にCVD法によりコントロールゲート
用ポリシリコン層を全面に形成し(ST6)、エッチン
グによりコントロールゲートのパターニングを行う(S
T7)。以後、通常のLSIプロセスにより周辺回路並
びに配線層を形成する。
【0030】次に、以上のようにして製造されるフラッ
シュメモリの書き込みおよび消去方法の一例を図6およ
び図7を参照しながら説明する。この例の場合、フロー
ティングゲート16への電荷の注入は、図6に示すよう
に、ソース拡散層12をグランドGNDに接続し、ドレ
イン拡散層13およびコントロールゲート18に高電圧
PPを印加し、チャネルホットエレクトロンをフローテ
ィングゲート16に注入することにより行われる。これ
に対して、フローティングゲート16からの電荷の放出
は、図7に示すように、コントロールゲート18をグラ
ンドGNDに接続し、ドレイン拡散層13をフローティ
ング状態(OPEN)とし、ソース拡散層12に高電圧
Veを印加して、フローティングゲート16とのオーバ
ーラップ領域からF−Nトンネリングにより電荷を引き
抜くことにより行われる。
【0031】以上説明したように、本実施例によれば、
フローティングゲート16が、側壁を含めてコントロー
ルゲート18に覆われ、かつ、ソース拡散層12および
ドレイン拡散層13がフローティングゲート16に対し
てオーバーラップするように形成されて構成されるの
で、従来のようにコントロールゲートのパターニング後
のフローティングゲートのパターニングが不必要とな
り、製造工程を削減でき、ひいてはコスト低減を図るこ
とができる。したがって、たとえばASIC搭載用として最
小限の製造工程数増加で、なおかつ、ある程度小さなメ
モリセルを製造することができる。また、ASIC用MOS に
対して余分な熱処理を最小限に抑えながらメモリセルを
作製することができる。さらに、コントロールゲートパ
ターニング、フローティングゲートパターニングと連続
エッチングの工程がないため、周辺トランジスタ、特に
選択トランジスタを同一マスクで作製することができ
る。そのため、レジストのダブルコーティングの必要性
がなくなり、またシリコン基板が掘れたりすることがな
くなるなどの利点がある。
【0032】また、メモリセルのソースドレイン拡散層
を比較的に早い時期に注入すればその拡散プロファイル
が緩やかな傾斜を描くことになる。その結果、拡散層耐
圧の向上を図ることができプログラミング電圧用の高耐
圧トランジスタの拡散層と共用できる利点がある。
【0033】なお、製造方法について、上述した方法に
限定されるものではなく、たとえば次のようなプロセス
手順をとることも可能である。すなわち、図8に示すよ
うに、素子分離絶縁膜19を形成した後、まずソースド
レイン拡散層12,13の形成を行う。この後、トンネ
ル酸化膜15の形成、フローティングゲート16の形
成、Poly-Poly 層間膜17の形成、並びにコントロール
ゲート18の形成を行う。
【0034】この方法によれば、フローティングゲート
16とソースドレイン拡散層12,13とのオーバーラ
ップをパターニングで形成するため、横拡散でオーバー
ラップ領域を形成するより容易にオーバーラップ領域を
大きくとれる。すなわち、熱処理温度の低温化が容易に
図れることになる。このことは、通常のロジックICと
共用するチップではロジック用MOSの温度プロファイ
ルの自由度が増すため極めて有用である。
【0035】
【実施例2】図9は、本発明に係るフラッシュメモリの
第2の実施例を示すセル断面図である。本実施例が上述
した実施例1と異なる点は、ソース拡散層12およびド
レイン拡散層13の両者をフローティングゲート16に
対しオーバーラップさせる代わりに、ドレイン拡散層1
3のみをフローティングゲート16に対しオーバーラッ
プさせ、ソース拡散層13はフローティングゲート16
とオーバーラップさせず、コントロールゲート18とオ
ーバーラップするように構成したことにある。
【0036】このような構成にすることにより、ソース
側のコントロールゲートが選択トランジスタの役割をす
ることになり、その結果、上述した実施例1の効果を加
えて、フラッシュメモリの大きな問題点である過剰消去
の問題を解決することができる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
従来のようにコントロールゲートパターニング後のフロ
ーティングゲートのパターニングが不必要となり、製造
工程を削減でき、ひいてはコスト低減を図ることができ
る。また、コントロールゲートパターニング、フローテ
ィングゲートパターニングと連続エッチングの工程がな
いため、周辺トランジスタ、特に選択トランジスタを同
一マスクで作製することができることから、レジストの
ダブルコーティングの必要性がなくなり、また基板が掘
れたりすることがなくなるなどの利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るフラッシュメモリの第1の実施例
を示す図であって、(A)はメモリセルの平面図、
(B)は(A)におけるX−X線の拡大断面図である。
【図2】図1のメモリセルの製造方法における素子分離
絶縁膜、トンネル酸化膜、並びにフローティングゲート
の形成工程を説明するための図であって、(A)はメモ
リセルの平面図、(B)は(A)におけるX−X線の拡
大断面図である。
【図3】図1のメモリセルの製造方法におけるソース拡
散層およびドレイン拡散層の形成工程を説明するための
図であって、(A)はメモリセルの平面図、(B)は
(A)におけるX−X線の拡大断面図である。
【図4】図1のメモリセルの製造方法におけるPoly-Pol
y 層間膜、並びにコントロールゲートの形成工程を説明
するための図であって、(A)はメモリセルの平面図、
(B)は(A)におけるX−X線の拡大断面図である。
【図5】図1のメモリセルの製造方法を説明するための
フローチャートである。
【図6】フラッシュメモリの書き込みおよび消去方法の
一例を説明するための図であって、フローティングゲー
トへ電荷を注入させる方法を説明するための図である。
【図7】フラッシュメモリの書き込みおよび消去方法の
一例を説明するための図であって、フローティングゲー
トから電荷を放出させる方法を説明するための図であ
る。
【図8】図1のメモリセルの他の製造方法を説明するた
めの図であって、(A)はメモリセルの平面図、(B)
は(A)におけるX−X線の拡大断面図である。
【図9】本発明に係るフラッシュメモリの第2の実施例
を示すセル断面図である。
【図10】一般的なフラッシュメモリの基本的なメモリ
セル構成を示す簡略断面図であって、(A)はフローテ
ィングゲートに電荷が注入されていない状態を示す図、
(B)はフローティングゲートに電荷が注入されている
状態を示す図である。
【図11】従来のメモリセルの製造方法を説明するため
のフローチャートである。
【符号の説明】
11…シリコン基板 12…ソース拡散層 13…ドレイン拡散層 14…チャネル領域 15…トンネル酸化膜 16…フローティングゲート 17…Poly-Poly 層間膜 18…コントロールゲート 19…素子分離用LOCOS絶縁膜 20…コンタクトホール

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フローティングゲートと、フローティン
    グゲートの上層に形成されたコントロールゲートとを有
    する半導体不揮発性記憶装置であって、 フローティングゲートが、側壁を含めてコントロールゲ
    ートに覆われており、かつ2つのソースドレイン拡散層
    のうち少なくとも一方のソースドレイン拡散層がフロー
    ティングゲートに対してオーバーラップするように形成
    されている半導体不揮発性記憶装置。
  2. 【請求項2】 ソース拡散層およびドレイン拡散層がフ
    ローティングゲートに対してオーバーラップするように
    形成されている請求項1記載の半導体不揮発性記憶装
    置。
  3. 【請求項3】 ドレイン拡散層のみがフローティングゲ
    ートに対してオーバーラップするように形成されている
    請求項1記載の半導体不揮発性記憶装置。
  4. 【請求項4】 上記ソースドレイン拡散層が、プログラ
    ム電圧用の高耐圧素子のソースドレイン拡散層と共用さ
    れている請求項1、2または3記載の半導体不揮発性記
    憶装置。
  5. 【請求項5】 フローティングゲートと、フローティン
    グゲートの上層に形成されたコントロールゲートとを有
    する半導体不揮発性記憶装置の製造方法であって、 基板上にトンネル絶縁膜を形成し、 上記トンネル絶縁膜上にフローティングゲートを形成し
    た後、 フローティングゲートに対してセルフアラインでソース
    ドレイン拡散層を形成し、 層間膜を形成した後、 コントロールゲートを、フローティングゲートの上面お
    よび側壁を覆うように形成することを特徴とする半導体
    不揮発性記憶装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 フローティングゲートと、フローティン
    グゲートの上層に形成されたコントロールゲートとを有
    する半導体不揮発性記憶装置の製造方法であって、 基板にソースドレイン拡散層を形成し、 基板上にトンネル絶縁膜を形成した後、 上記トンネル絶縁膜上にフローティングゲートを、上記
    ソースドレイン拡散層の少なくとも一方とオーバーラッ
    プするように形成し、 層間膜を形成した後、 コントロールゲートを、フローティングゲートの上面お
    よび側壁を覆うように形成することを特徴とする半導体
    不揮発性記憶装置の製造方法。
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