JPH07211410A - コネクタおよびそれを用いたアダプタ - Google Patents
コネクタおよびそれを用いたアダプタInfo
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- JPH07211410A JPH07211410A JP6023669A JP2366994A JPH07211410A JP H07211410 A JPH07211410 A JP H07211410A JP 6023669 A JP6023669 A JP 6023669A JP 2366994 A JP2366994 A JP 2366994A JP H07211410 A JPH07211410 A JP H07211410A
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- housing
- cartridge
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- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K5/00—Casings, cabinets or drawers for electric apparatus
- H05K5/02—Details
- H05K5/0256—Details of interchangeable modules or receptacles therefor, e.g. cartridge mechanisms
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R12/00—Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
- H01R12/70—Coupling devices
- H01R12/71—Coupling devices for rigid printing circuits or like structures
- H01R12/712—Coupling devices for rigid printing circuits or like structures co-operating with the surface of the printed circuit or with a coupling device exclusively provided on the surface of the printed circuit
- H01R12/716—Coupling device provided on the PCB
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 第１の基板と第２の基板を安定的に接続でき
る新規なコネクタを提供すること。および、第１のゲー
ム機用カートリッジを確実かつ安定した状態で第２のゲ
ーム機で使用可能に接続し、かつ第１のゲーム機のデー
タ仕様と第２のゲーム機のデータ仕様が異なる場合でも
カートリッジを共用できる新規なアダプタを提供するこ
と。 【構成】 コネクタ１０は、ハウジング１１の一方主面
を第１の基板の挿入方向に延長されて形成される、つば
部１２を備える。アダプタ２０は、第１のゲーム機用カ
ートリッジ５０を挿入可能な挿入口２２を有し、かつ第
２のゲーム機６０の挿入口６１に挿入可能な形状に形成
されるハウジング２１を備える。アダプタ回路基板３０
はハウジング２１内に収納され、データ仕様変換手段を
備え、第１のゲーム機用カートリッジ５０に記憶された
第１のゲーム機用データを第２のゲーム機６０で利用可
能なデータに変換する。
る新規なコネクタを提供すること。および、第１のゲー
ム機用カートリッジを確実かつ安定した状態で第２のゲ
ーム機で使用可能に接続し、かつ第１のゲーム機のデー
タ仕様と第２のゲーム機のデータ仕様が異なる場合でも
カートリッジを共用できる新規なアダプタを提供するこ
と。 【構成】 コネクタ１０は、ハウジング１１の一方主面
を第１の基板の挿入方向に延長されて形成される、つば
部１２を備える。アダプタ２０は、第１のゲーム機用カ
ートリッジ５０を挿入可能な挿入口２２を有し、かつ第
２のゲーム機６０の挿入口６１に挿入可能な形状に形成
されるハウジング２１を備える。アダプタ回路基板３０
はハウジング２１内に収納され、データ仕様変換手段を
備え、第１のゲーム機用カートリッジ５０に記憶された
第１のゲーム機用データを第２のゲーム機６０で利用可
能なデータに変換する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、コネクタおよびそれを
用いたアダプタに関し、特に、第１の基板と第２の基板
を安定的に接続するコネクタ、および第１のゲーム機で
使用されるカートリッジを第２のゲーム機で使用可能に
接続するために用いられるアダプタに関する。
用いたアダプタに関し、特に、第１の基板と第２の基板
を安定的に接続するコネクタ、および第１のゲーム機で
使用されるカートリッジを第２のゲーム機で使用可能に
接続するために用いられるアダプタに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来この種のコネクタとしては、本願出
願人の出願に係る実願昭６０−１９０８６１号（実開昭
６２−９８１８３号；対応米国出願番号０６／８７４，
２３１号）があり、このようなコネクタを適用したアダ
プタとしては、特願昭６１−２６６０７９号（特開昭６
３−１１９７８９号；対応米国出願登録第４，８４４，
４６５号）が知られている。
願人の出願に係る実願昭６０−１９０８６１号（実開昭
６２−９８１８３号；対応米国出願番号０６／８７４，
２３１号）があり、このようなコネクタを適用したアダ
プタとしては、特願昭６１−２６６０７９号（特開昭６
３−１１９７８９号；対応米国出願登録第４，８４４，
４６５号）が知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来のコネクタ（実願
昭６０−１９０８６１号）は、その接触端子（接続電
極）がカートリッジ基板に対して弾性的に圧接される圧
力、および接触端子と基板との間に働く摩擦力によって
基板を保持する構造となっている。しかし、この保持方
法ではコネクタと基板との接触面積が少ないため、基板
の主面に直交する方向の外力が働いた場合、コネクタと
の接続部分から基板が折れ曲がったり、破損することが
あった。
昭６０−１９０８６１号）は、その接触端子（接続電
極）がカートリッジ基板に対して弾性的に圧接される圧
力、および接触端子と基板との間に働く摩擦力によって
基板を保持する構造となっている。しかし、この保持方
法ではコネクタと基板との接触面積が少ないため、基板
の主面に直交する方向の外力が働いた場合、コネクタと
の接続部分から基板が折れ曲がったり、破損することが
あった。
【０００４】このような従来のコネクタの欠点を補うべ
く、特願昭６１−２６６０７９号のアダプタには案内支
持部が設けられ、基板（カートリッジ）の主面に直交す
る方向の外力に対して補強が施されていた。
く、特願昭６１−２６６０７９号のアダプタには案内支
持部が設けられ、基板（カートリッジ）の主面に直交す
る方向の外力に対して補強が施されていた。
【０００５】しかしながら、上述のアダプタは、フロン
トローディング方式のゲーム機（第２のゲーム機）の内
部に挿入されて使用されるものであったため、本来第２
のゲーム機で使用される第２のゲーム機用カートリッジ
の厚みよりも大きな厚みを持たせることができなかっ
た。したがって、案内支持部はカートリッジを面で支持
することができず、その左右側面に沿って側面を支持す
るにすぎなかった。そのため、カートリッジの主面に直
交する方向に大きな外力が働くと、案内支持部の根本か
ら折れ曲がったり破損することがあった。また、ゲーム
機器の分野では、その使用者の大半が子供等の低年齢者
であることを考慮すれば、このようなゲーム機用カート
リッジ又はゲーム機用アダプタの使用環境は劣悪な場合
が多く、落としたり踏まれたりされることも少なくな
い。
トローディング方式のゲーム機（第２のゲーム機）の内
部に挿入されて使用されるものであったため、本来第２
のゲーム機で使用される第２のゲーム機用カートリッジ
の厚みよりも大きな厚みを持たせることができなかっ
た。したがって、案内支持部はカートリッジを面で支持
することができず、その左右側面に沿って側面を支持す
るにすぎなかった。そのため、カートリッジの主面に直
交する方向に大きな外力が働くと、案内支持部の根本か
ら折れ曲がったり破損することがあった。また、ゲーム
機器の分野では、その使用者の大半が子供等の低年齢者
であることを考慮すれば、このようなゲーム機用カート
リッジ又はゲーム機用アダプタの使用環境は劣悪な場合
が多く、落としたり踏まれたりされることも少なくな
い。
【０００６】そのため、特願昭６１−２６６０７９号に
開示されたアダプタにおいても、なおカートリッジとア
ダプタとの接触面積が少なく、踏まれたりした場合、コ
ネクタ基板がコネクタとの接続部分から折れ曲がったり
破損するのを確実に防止できなかった。
開示されたアダプタにおいても、なおカートリッジとア
ダプタとの接触面積が少なく、踏まれたりした場合、コ
ネクタ基板がコネクタとの接続部分から折れ曲がったり
破損するのを確実に防止できなかった。
【０００７】また、従来のゲーム機用アダプタは、第１
のゲーム機と第２のゲーム機の機能または内蔵するＣＰ
Ｕの処理能力（結果として、使用されるＲＯＭカートリ
ッジのデータフォーマット）が同一であることを前提と
しており、機能または処理能力が異なるゲーム機間でも
カートリッジを共用できるように構成されたアダプタは
存在していなかった。したがって、使用者がデータフォ
ーマットの異なるゲームソフトのゲームをプレイしよう
と思っても、そのデータフォーマットに適合するゲーム
機本体のみしか使用できず、ゲームカートリッジに適合
するゲーム機本体を購入する必要があった。このような
ゲーム機が必ずしも安価でないことを考えれば、この事
は使用者にとって大きな負担となっていた。
のゲーム機と第２のゲーム機の機能または内蔵するＣＰ
Ｕの処理能力（結果として、使用されるＲＯＭカートリ
ッジのデータフォーマット）が同一であることを前提と
しており、機能または処理能力が異なるゲーム機間でも
カートリッジを共用できるように構成されたアダプタは
存在していなかった。したがって、使用者がデータフォ
ーマットの異なるゲームソフトのゲームをプレイしよう
と思っても、そのデータフォーマットに適合するゲーム
機本体のみしか使用できず、ゲームカートリッジに適合
するゲーム機本体を購入する必要があった。このような
ゲーム機が必ずしも安価でないことを考えれば、この事
は使用者にとって大きな負担となっていた。
【０００８】それゆえに、本願の発明の主たる目的は、
２枚の基板を接続するコネクタにおいて、基板の主面に
直交する方向の外力に対して充分な強度を有し、カート
リッジを安定的に保持でき、容易に基板が折れ曲がった
り破損したりすることを防止できる、新規なコネクタを
提供することである。
２枚の基板を接続するコネクタにおいて、基板の主面に
直交する方向の外力に対して充分な強度を有し、カート
リッジを安定的に保持でき、容易に基板が折れ曲がった
り破損したりすることを防止できる、新規なコネクタを
提供することである。
【０００９】本願の発明の他の目的は、第１のゲーム機
用カートリッジを確実かつ安定した状態で第２のゲーム
機で使用可能に接続し、かつ第１のゲーム機と第２のゲ
ーム機の機能または処理能力が異なる場合でも、カート
リッジを共用できる新規なアダプタを提供することであ
る。
用カートリッジを確実かつ安定した状態で第２のゲーム
機で使用可能に接続し、かつ第１のゲーム機と第２のゲ
ーム機の機能または処理能力が異なる場合でも、カート
リッジを共用できる新規なアダプタを提供することであ
る。
【００１０】
【課題を解決するための手段】第１の発明に係るコネク
タは、第１の基板を第２の基板に対して着脱自在に接続
するためのコネクタであって、複数の接続電極と、ハウ
ジングと、つば部と、ガイド突条と、取付部とを備え
る。複数の接続電極は、帯状の導電性金属板を断面
「Ｌ」字状に折り曲げて形成され、かつその一方端が第
１の基板に弾性的に接触し、その他方端が第２の基板に
電気的に接続される。ハウジングは、絶縁性材料によっ
て成形され、その第１の方向に沿って複数の接続電極を
互いに接触しない状態でかつ各接続電極の両端を露出し
て保持する。つば部は、第２の基板に対向するハウジン
グの一方面を、接続電極の一方端方向に延長して形成さ
れる。ガイド突条は、つば部の他方面に、第１の基板の
装着方向に沿って形成される。取付部は、ハウジングの
一方面に形成される。
タは、第１の基板を第２の基板に対して着脱自在に接続
するためのコネクタであって、複数の接続電極と、ハウ
ジングと、つば部と、ガイド突条と、取付部とを備え
る。複数の接続電極は、帯状の導電性金属板を断面
「Ｌ」字状に折り曲げて形成され、かつその一方端が第
１の基板に弾性的に接触し、その他方端が第２の基板に
電気的に接続される。ハウジングは、絶縁性材料によっ
て成形され、その第１の方向に沿って複数の接続電極を
互いに接触しない状態でかつ各接続電極の両端を露出し
て保持する。つば部は、第２の基板に対向するハウジン
グの一方面を、接続電極の一方端方向に延長して形成さ
れる。ガイド突条は、つば部の他方面に、第１の基板の
装着方向に沿って形成される。取付部は、ハウジングの
一方面に形成される。
【００１１】第２の発明に係るアダプタは、メモリを内
蔵する第１のゲーム機用カートリッジを第２のゲーム機
に適合させるためのアダプタであって、ケースと、アダ
プタ回路基板と、コネクタとを備える。ケースは、表側
ハウジングおよび裏側ハウジングからなり、第２のゲー
ム機への挿入部分が当該第２のゲーム機に適合する形状
に形成される。表側ハウジングには、第１のゲーム機用
カートリッジが挿入される開口部が形成される。アダプ
タ回路基板は、第２のゲーム機に接続される端部を露出
した状態でケースに収納されかつその一方主面に電子部
品が装着される。コネクタは、アダプタ回路基板の他方
主面に装着されかつ第１のゲーム機用カートリッジを着
脱自在に接続し、複数の接続電極と、ハウジングと、つ
ば部と、ガイド突条と、取付部とを備える。複数の接続
電極は、帯状の導電性金属板を断面「Ｌ」字状に折り曲
げて形成され、かつその一方端が第１の基板に弾性的に
接触し、その他方端が第２の基板に電気的に接続され
る。ハウジングは、絶縁性材料によって成形され、その
第１の方向に沿って複数の接続電極を互いに接触しない
状態でかつ各接続電極の両端を露出して保持する。つば
部は、第２の基板に対向するハウジングの一方面を、接
続電極の一方端方向に延長して形成される。ガイド突条
は、つば部の他方面に、第１の基板の装着方向に沿って
形成される。取付部は、ハウジングの一方面に形成され
る。
蔵する第１のゲーム機用カートリッジを第２のゲーム機
に適合させるためのアダプタであって、ケースと、アダ
プタ回路基板と、コネクタとを備える。ケースは、表側
ハウジングおよび裏側ハウジングからなり、第２のゲー
ム機への挿入部分が当該第２のゲーム機に適合する形状
に形成される。表側ハウジングには、第１のゲーム機用
カートリッジが挿入される開口部が形成される。アダプ
タ回路基板は、第２のゲーム機に接続される端部を露出
した状態でケースに収納されかつその一方主面に電子部
品が装着される。コネクタは、アダプタ回路基板の他方
主面に装着されかつ第１のゲーム機用カートリッジを着
脱自在に接続し、複数の接続電極と、ハウジングと、つ
ば部と、ガイド突条と、取付部とを備える。複数の接続
電極は、帯状の導電性金属板を断面「Ｌ」字状に折り曲
げて形成され、かつその一方端が第１の基板に弾性的に
接触し、その他方端が第２の基板に電気的に接続され
る。ハウジングは、絶縁性材料によって成形され、その
第１の方向に沿って複数の接続電極を互いに接触しない
状態でかつ各接続電極の両端を露出して保持する。つば
部は、第２の基板に対向するハウジングの一方面を、接
続電極の一方端方向に延長して形成される。ガイド突条
は、つば部の他方面に、第１の基板の装着方向に沿って
形成される。取付部は、ハウジングの一方面に形成され
る。
【００１２】
【作用】第１の発明のコネクタは、ハウジングの一方面
が延長されて形成されるつば部を備える。つば部はコネ
クタに対して第１の基板（第１のゲーム機用カートリッ
ジ）を面で保持するので、大きな接触面積を確保でき
る。
が延長されて形成されるつば部を備える。つば部はコネ
クタに対して第１の基板（第１のゲーム機用カートリッ
ジ）を面で保持するので、大きな接触面積を確保でき
る。
【００１３】第２の発明のアダプタは、第１の発明のコ
ネクタを装着しているので、第１のゲーム機用カートリ
ッジに対して大きな接触面積を確保できる。また、アダ
プタ回路基板は、第１のゲーム機用カートリッジのメモ
リに記憶されたデータのフォーマットを第２のゲーム機
に適合するデータのフォーマットに変換するデータフォ
ーマット変換手段を備えており、データフォーマットが
異なるゲーム機同士の間でもカートリッジの共用を図れ
る。
ネクタを装着しているので、第１のゲーム機用カートリ
ッジに対して大きな接触面積を確保できる。また、アダ
プタ回路基板は、第１のゲーム機用カートリッジのメモ
リに記憶されたデータのフォーマットを第２のゲーム機
に適合するデータのフォーマットに変換するデータフォ
ーマット変換手段を備えており、データフォーマットが
異なるゲーム機同士の間でもカートリッジの共用を図れ
る。
【００１４】
【実施例】図１は本願発明のコネクタの一実施例を示す
平面図、図２は底面図、図３は右側面図、図４は図１の
線〓−〓に沿った断面図である。以下には、図１ないし
図４を参照して本願発明のコネクタを説明する。コネク
タ１０は、合成樹脂等の絶縁性材料によって一体的に成
形されたハウジング１１を含む。ハウジング１１は、横
長で肉厚の薄い直方体の底部の一部を下方に延ばし、そ
の側面から見て断面「コ」字状に形成され、底部の左右
両側に取付片１１１，１１２を形成している。このハウ
ジング１１の長手方向の一方辺１１３には、接続電極１
３を勘合するための孔（または溝）１１４が一定間隔で
形成される。ハウジング１１の長手方向の他方辺１１５
には、その下部に接続電極１３の開放端部を裏面へ露出
するための開口部１１６が長手方向に沿って複数個形成
される。ハウジング１１の底面は、図３左方向に延長さ
れ、つば部１２を構成する。帯状の導電性金属板を断面
「Ｌ」字状に折り曲げて、接続電極１３が形成され、ハ
ウジング１１からその両端を露出した状態で保持される
（図４参照）。接続電極１３の一方端１３ａはつば部１
２よりも上方に位置し、第１のゲーム機用カートリッジ
５０（図５参照）の基板５１が挿入されたとき、これと
弾性的に接触する。接続電極１３の他方端１３ｂはハウ
ジング１１の底面から突出し、アダプタ回路基板３０
（図９参照）に形成されるスルーホール３１に接続され
る。
平面図、図２は底面図、図３は右側面図、図４は図１の
線〓−〓に沿った断面図である。以下には、図１ないし
図４を参照して本願発明のコネクタを説明する。コネク
タ１０は、合成樹脂等の絶縁性材料によって一体的に成
形されたハウジング１１を含む。ハウジング１１は、横
長で肉厚の薄い直方体の底部の一部を下方に延ばし、そ
の側面から見て断面「コ」字状に形成され、底部の左右
両側に取付片１１１，１１２を形成している。このハウ
ジング１１の長手方向の一方辺１１３には、接続電極１
３を勘合するための孔（または溝）１１４が一定間隔で
形成される。ハウジング１１の長手方向の他方辺１１５
には、その下部に接続電極１３の開放端部を裏面へ露出
するための開口部１１６が長手方向に沿って複数個形成
される。ハウジング１１の底面は、図３左方向に延長さ
れ、つば部１２を構成する。帯状の導電性金属板を断面
「Ｌ」字状に折り曲げて、接続電極１３が形成され、ハ
ウジング１１からその両端を露出した状態で保持される
（図４参照）。接続電極１３の一方端１３ａはつば部１
２よりも上方に位置し、第１のゲーム機用カートリッジ
５０（図５参照）の基板５１が挿入されたとき、これと
弾性的に接触する。接続電極１３の他方端１３ｂはハウ
ジング１１の底面から突出し、アダプタ回路基板３０
（図９参照）に形成されるスルーホール３１に接続され
る。
【００１５】つば部１２の上面には、第１のゲーム機用
カートリッジ５０の挿入に伴う摩擦抵抗を減少するため
に、ごくわずかな突出量を有するガイド突条１４が形成
される。ハウジング１１の底面には、位置決め突起１５
が底面方向に突出して形成される。この位置決め突起１
５は、アダプタ回路基板３０の位置決め穴３２と共同し
て、アダプタ回路基板３０への位置決めを容易にする。
カートリッジ５０の挿入に伴う摩擦抵抗を減少するため
に、ごくわずかな突出量を有するガイド突条１４が形成
される。ハウジング１１の底面には、位置決め突起１５
が底面方向に突出して形成される。この位置決め突起１
５は、アダプタ回路基板３０の位置決め穴３２と共同し
て、アダプタ回路基板３０への位置決めを容易にする。
【００１６】図５は、本願第２の発明の一実施例のアダ
プタが適用されるシステム構成図である。コネクタ１０
は、第１のゲーム機（例えば本願出願人の製造・販売に
係るドット・マトリクス型液晶表示器付ゲーム機；商品
名「ＧＡＭＥＢＯＹ」）４０に使用される第１のゲーム
機用カートリッジ（以下「カートリッジ」と略称する）
５０を着脱自在に装着するために、アダプタ２０（ゲー
ム機用変換装置）に内蔵される。このアダプタ２０は、
第２のゲーム機（例えば本願出願人の製造・販売に係る
１６ビット・テレビゲーム機；商品名「ＳＵＰＥＲ Ｆ
ＡＭＩＣＯＭ」）６０用のカートリッジ７０に代えて、
カートリッジ５０を装着した状態で第２のゲーム機６０
に装着して使用される。より具体的には、第１のゲーム
機４０には、その背面にカートリッジ５０を挿入するた
めの挿入口４１が形成される。カートリッジ５０は、表
側ハウジング５２Ｆおよび裏側ハウジング５２Ｒからな
るハウジング５２を有する。ハウジング５２の内部には
カートリッジ基板５１が収納され、第１のゲーム機４０
のデータフォーマットに基づいてプログラムされたゲー
ムデータを収納した記憶素子（図示せず）が搭載されて
いる。カートリッジ基板５１の一端５３は、ハウジング
５２の開口５４から露出するように保持される。ハウジ
ング５２の開口５４側端部は、挿入口４１へ挿入可能な
形状に形成されている。カートリッジ基板５１の一端５
３は、挿入口４１のカートリッジ挿入方向の奥に設けら
れているコネクタ（図示せず）に接続され、第１のゲー
ム機４０内のＣＰＵ（図示せず）によってそのゲームデ
ータが読出されて使用される。
プタが適用されるシステム構成図である。コネクタ１０
は、第１のゲーム機（例えば本願出願人の製造・販売に
係るドット・マトリクス型液晶表示器付ゲーム機；商品
名「ＧＡＭＥＢＯＹ」）４０に使用される第１のゲーム
機用カートリッジ（以下「カートリッジ」と略称する）
５０を着脱自在に装着するために、アダプタ２０（ゲー
ム機用変換装置）に内蔵される。このアダプタ２０は、
第２のゲーム機（例えば本願出願人の製造・販売に係る
１６ビット・テレビゲーム機；商品名「ＳＵＰＥＲ Ｆ
ＡＭＩＣＯＭ」）６０用のカートリッジ７０に代えて、
カートリッジ５０を装着した状態で第２のゲーム機６０
に装着して使用される。より具体的には、第１のゲーム
機４０には、その背面にカートリッジ５０を挿入するた
めの挿入口４１が形成される。カートリッジ５０は、表
側ハウジング５２Ｆおよび裏側ハウジング５２Ｒからな
るハウジング５２を有する。ハウジング５２の内部には
カートリッジ基板５１が収納され、第１のゲーム機４０
のデータフォーマットに基づいてプログラムされたゲー
ムデータを収納した記憶素子（図示せず）が搭載されて
いる。カートリッジ基板５１の一端５３は、ハウジング
５２の開口５４から露出するように保持される。ハウジ
ング５２の開口５４側端部は、挿入口４１へ挿入可能な
形状に形成されている。カートリッジ基板５１の一端５
３は、挿入口４１のカートリッジ挿入方向の奥に設けら
れているコネクタ（図示せず）に接続され、第１のゲー
ム機４０内のＣＰＵ（図示せず）によってそのゲームデ
ータが読出されて使用される。
【００１７】第２のゲーム機６０には、その上面に第２
のゲーム機用カートリッジ（以下「カートリッジ」と略
称する）７０を挿入するための挿入口６１が形成され
る。カートリッジ７０は、表側ハウジング７１Ｆおよび
裏側ハウジング７１Ｒからなるハウジング７１を有す
る。ハウジング７１の内部には、カートリッジ基板（図
示せず）が収納される。このカートリッジ基板には、第
２のゲーム機６０用にプログラムされたデータ（ゲーム
プログラム）を記憶したＲＯＭ等の記憶素子（図示せ
ず）が実装される。カートリッジ基板の一端は、ハウジ
ング７１の底面に形成される開口（図示せず）から露出
するように保持される。ハウジング７１の開口側端部７
２は、挿入口６１へ挿入可能な形状に形成されている。
カートリッジ基板の一端は、挿入口６１のカートリッジ
挿入方向の奥に設けられているコネクタ（図１０に示す
６３）に接続され、第２のゲーム機６０に内蔵されるＣ
ＰＵ（図１０に示す６２）によってゲームデータを読み
出し可能とされる。
のゲーム機用カートリッジ（以下「カートリッジ」と略
称する）７０を挿入するための挿入口６１が形成され
る。カートリッジ７０は、表側ハウジング７１Ｆおよび
裏側ハウジング７１Ｒからなるハウジング７１を有す
る。ハウジング７１の内部には、カートリッジ基板（図
示せず）が収納される。このカートリッジ基板には、第
２のゲーム機６０用にプログラムされたデータ（ゲーム
プログラム）を記憶したＲＯＭ等の記憶素子（図示せ
ず）が実装される。カートリッジ基板の一端は、ハウジ
ング７１の底面に形成される開口（図示せず）から露出
するように保持される。ハウジング７１の開口側端部７
２は、挿入口６１へ挿入可能な形状に形成されている。
カートリッジ基板の一端は、挿入口６１のカートリッジ
挿入方向の奥に設けられているコネクタ（図１０に示す
６３）に接続され、第２のゲーム機６０に内蔵されるＣ
ＰＵ（図１０に示す６２）によってゲームデータを読み
出し可能とされる。
【００１８】アダプタ２０は、表側ハウジング２１Ｆと
裏側ハウジング２１Ｒから構成されるハウジング２１を
含む。表側ハウジング２１Ｆには、第１のゲーム機用カ
ートリッジ５０を挿入可能とするための挿入口２２が、
挿入口４１と同様の形状に形成される。ハウジング２１
の内部には、アダプタ回路基板３０が収納される。アダ
プタ回路基板３０の外部接続用端子３３は、ハウジング
２１の底面の開口部２３から露出するように構成され
る。ハウジング２１の開口部２３側の端部は、挿入口６
１へ挿入可能とするため、カートリッジ７０の端部７２
と同様の形状に形成されている。
裏側ハウジング２１Ｒから構成されるハウジング２１を
含む。表側ハウジング２１Ｆには、第１のゲーム機用カ
ートリッジ５０を挿入可能とするための挿入口２２が、
挿入口４１と同様の形状に形成される。ハウジング２１
の内部には、アダプタ回路基板３０が収納される。アダ
プタ回路基板３０の外部接続用端子３３は、ハウジング
２１の底面の開口部２３から露出するように構成され
る。ハウジング２１の開口部２３側の端部は、挿入口６
１へ挿入可能とするため、カートリッジ７０の端部７２
と同様の形状に形成されている。
【００１９】図６ないし図９は本願第２の発明のアダプ
タの詳細図であり、特に図６はアダプタ２０の平面図、
図７は正面図、図８は図７の線〓−〓に沿った断面図、
図９はアダプタ２０の分解斜視図を示す。挿入口２２の
カートリッジ挿入方向の奥には、コネクタ１０が装着さ
れ、挿入口２２からつば部１２の一部が露出している。
挿入口２２内には、つば部１２に形成されたガイド突条
１４と同様の突条２４が形成されている。
タの詳細図であり、特に図６はアダプタ２０の平面図、
図７は正面図、図８は図７の線〓−〓に沿った断面図、
図９はアダプタ２０の分解斜視図を示す。挿入口２２の
カートリッジ挿入方向の奥には、コネクタ１０が装着さ
れ、挿入口２２からつば部１２の一部が露出している。
挿入口２２内には、つば部１２に形成されたガイド突条
１４と同様の突条２４が形成されている。
【００２０】アダプタ回路基板（以下「回路基板」と略
称する）３０には、所望の回路パターン（図示せず）が
印刷配線によって形成される。その一端３３には第２の
ゲーム機６０のコネクタ（図１０の６２）と接続される
引出電極３４が複数形成される。回路基板３０には、Ｃ
ＰＵ，ＲＡＭ，ＲＯＭなどの複数の電子部品（図１０の
２０の枠で囲む部分内の部品）が実装される。複数の電
子部品を実装した状態で、接続電極１３の他方端１３ｂ
が回路基板３０に形成されたスルーホール３１に挿入さ
れ、回路基板３０の所定のパターンに半田付けされる。
コネクタ１０と回路基板３０との位置決めは、位置決め
突起１５と位置決め穴３２によって行われる。また、千
鳥状に２列に配列された接続電極１３と、それに対応し
て千鳥状に２列に形成されたスルーホール３１が共同し
て、回路基板３０に対するコネクタ１０の誤装着を防止
する。
称する）３０には、所望の回路パターン（図示せず）が
印刷配線によって形成される。その一端３３には第２の
ゲーム機６０のコネクタ（図１０の６２）と接続される
引出電極３４が複数形成される。回路基板３０には、Ｃ
ＰＵ，ＲＡＭ，ＲＯＭなどの複数の電子部品（図１０の
２０の枠で囲む部分内の部品）が実装される。複数の電
子部品を実装した状態で、接続電極１３の他方端１３ｂ
が回路基板３０に形成されたスルーホール３１に挿入さ
れ、回路基板３０の所定のパターンに半田付けされる。
コネクタ１０と回路基板３０との位置決めは、位置決め
突起１５と位置決め穴３２によって行われる。また、千
鳥状に２列に配列された接続電極１３と、それに対応し
て千鳥状に２列に形成されたスルーホール３１が共同し
て、回路基板３０に対するコネクタ１０の誤装着を防止
する。
【００２１】回路基板３０は、全ての電子部品およびコ
ネクタ１０を装着した後、裏側ハウジング２１Ｒに対し
て装着される。ここで、回路基板３０には、コネクタ１
０のボス１６よりも大きな径の穴３５が形成される。ボ
ス１６は、コネクタ１０を回路基板３０上にに半田付し
た状態で穴３５を貫通する。そして、コネクタ１０と裏
側ハウジング２１Ｒとがネジ１７によって螺着され、回
路基板３０はコネクタ１０と裏側ハウジング２１Ｒによ
って挟持される。このようにして回路基板３０を保持す
ることにより、ネジ締め部分に発生し易い基板の割れを
防止している。また、回路基板３０には切欠き３６が形
成されており、裏側ハウジング２１Ｒのリブ２５と共同
して、裏側ハウジング２１Ｒに対して回路基板３０が表
裏逆向きに装着されるのを防止している。
ネクタ１０を装着した後、裏側ハウジング２１Ｒに対し
て装着される。ここで、回路基板３０には、コネクタ１
０のボス１６よりも大きな径の穴３５が形成される。ボ
ス１６は、コネクタ１０を回路基板３０上にに半田付し
た状態で穴３５を貫通する。そして、コネクタ１０と裏
側ハウジング２１Ｒとがネジ１７によって螺着され、回
路基板３０はコネクタ１０と裏側ハウジング２１Ｒによ
って挟持される。このようにして回路基板３０を保持す
ることにより、ネジ締め部分に発生し易い基板の割れを
防止している。また、回路基板３０には切欠き３６が形
成されており、裏側ハウジング２１Ｒのリブ２５と共同
して、裏側ハウジング２１Ｒに対して回路基板３０が表
裏逆向きに装着されるのを防止している。
【００２２】ハウジング２１には、係合部２６が形成さ
れる。係合部２６は、表側ハウジング２１Ｆに形成され
る係合爪２６Ｆ（図４参照）および裏側ハウジング２１
Ｒに形成される係合穴２６Ｒからなる。そして、係合部
２６によって係合されたのち、ネジ２７をネジ穴２８Ｆ
に通してボス２８Ｒに螺合することにより、表側ハウジ
ング２１Ｆと裏側ハウジング２１Ｒが螺着されて、ハウ
ジング２１が一体的に構成される。ハウジング２１が一
体化されたとき、表側ハウジング２１Ｆの底辺部切欠き
２３Ｆと、裏側ハウジング２１Ｒの底辺部切欠き２３Ｒ
によって底面側に開口部２３が構成される。この開口部
２３から回路基板３０の一端３３が露出され、引出電極
３４が第２のゲーム機６０のコネクタ（図１０に示す６
３）に接続される。
れる。係合部２６は、表側ハウジング２１Ｆに形成され
る係合爪２６Ｆ（図４参照）および裏側ハウジング２１
Ｒに形成される係合穴２６Ｒからなる。そして、係合部
２６によって係合されたのち、ネジ２７をネジ穴２８Ｆ
に通してボス２８Ｒに螺合することにより、表側ハウジ
ング２１Ｆと裏側ハウジング２１Ｒが螺着されて、ハウ
ジング２１が一体的に構成される。ハウジング２１が一
体化されたとき、表側ハウジング２１Ｆの底辺部切欠き
２３Ｆと、裏側ハウジング２１Ｒの底辺部切欠き２３Ｒ
によって底面側に開口部２３が構成される。この開口部
２３から回路基板３０の一端３３が露出され、引出電極
３４が第２のゲーム機６０のコネクタ（図１０に示す６
３）に接続される。
【００２３】ここで、第１のゲーム機４０と第２のゲー
ム機６０の処理能力又は機能（その結果としてデータフ
ォーマット等）が同じであれば、アダプタ２０は第１の
ゲーム機用カートリッジ５０からのデータをそのまま第
２のゲーム機６０へ送信し、単なる形状を適合させるア
ダプタとして使用すればよい。しかしながら、第１のゲ
ーム機４０と第２のゲーム機６０のデータフォーマット
が異なる場合は、第１のゲーム機用カートリッジ５０か
ら読み出されたゲームデータを、第２のゲーム機６０で
利用可能なフォーマットに変換する必要が生じる。そこ
で、本願のアダプタ２０に収納される回路基板３０に
は、後述の図１０に示す２０の点線で囲まれる電子回路
または半導体集積回路等が実装される。
ム機６０の処理能力又は機能（その結果としてデータフ
ォーマット等）が同じであれば、アダプタ２０は第１の
ゲーム機用カートリッジ５０からのデータをそのまま第
２のゲーム機６０へ送信し、単なる形状を適合させるア
ダプタとして使用すればよい。しかしながら、第１のゲ
ーム機４０と第２のゲーム機６０のデータフォーマット
が異なる場合は、第１のゲーム機用カートリッジ５０か
ら読み出されたゲームデータを、第２のゲーム機６０で
利用可能なフォーマットに変換する必要が生じる。そこ
で、本願のアダプタ２０に収納される回路基板３０に
は、後述の図１０に示す２０の点線で囲まれる電子回路
または半導体集積回路等が実装される。
【００２４】図１０は本願第２の発明のアダプタ２０を
適用したゲーム機システム全体のブロック図である。こ
のゲームシステムでは、第１のゲーム機４０用のカート
リッジ５０を第２のゲーム機６０用のカートリッジ７０
として使用するために、カートリッジ５０を着脱するた
めのアダプタ２０が用いられる。このアダプタ２０に
は、第１のゲーム機４０に使用されている８ビットのＣ
ＰＵ（図示せず；一般にＣＰＵと呼ばれるところの中央
処理ユニットに限らず、画像処理専用ＩＣ又は画像処理
ユニットを含めた広義のものも含む。）と同じ性能を有
するＣＰＵ２０１が内蔵される。ＣＰＵ２０１は、第１
のゲーム機がモノクロ液晶表示器付ゲーム機４０であれ
ば階調画像データ（以下「階調データ」という）を発生
し、第１のゲーム機が８ビットテレビゲーム機であれば
色調画像データを発生する。ＣＰＵ２０１は、データバ
ス及びアドレスバスを介してコネクタ１０に接続され
る。ＣＰＵ２０１画像データインターフェース（以下、
「画像データインターフェース２０２が接続される。画
像データインターフェース２０２には、バッファメモリ
（以下「バツファＲＡＭ」という）２０３が接続される
とともに、データバス及びアドレスバスを介してシステ
ムＲＯＭ２０４及びコネクタ接続端子３３が接続され
る。
適用したゲーム機システム全体のブロック図である。こ
のゲームシステムでは、第１のゲーム機４０用のカート
リッジ５０を第２のゲーム機６０用のカートリッジ７０
として使用するために、カートリッジ５０を着脱するた
めのアダプタ２０が用いられる。このアダプタ２０に
は、第１のゲーム機４０に使用されている８ビットのＣ
ＰＵ（図示せず；一般にＣＰＵと呼ばれるところの中央
処理ユニットに限らず、画像処理専用ＩＣ又は画像処理
ユニットを含めた広義のものも含む。）と同じ性能を有
するＣＰＵ２０１が内蔵される。ＣＰＵ２０１は、第１
のゲーム機がモノクロ液晶表示器付ゲーム機４０であれ
ば階調画像データ（以下「階調データ」という）を発生
し、第１のゲーム機が８ビットテレビゲーム機であれば
色調画像データを発生する。ＣＰＵ２０１は、データバ
ス及びアドレスバスを介してコネクタ１０に接続され
る。ＣＰＵ２０１画像データインターフェース（以下、
「画像データインターフェース２０２が接続される。画
像データインターフェース２０２には、バッファメモリ
（以下「バツファＲＡＭ」という）２０３が接続される
とともに、データバス及びアドレスバスを介してシステ
ムＲＯＭ２０４及びコネクタ接続端子３３が接続され
る。
【００２５】アダプタ２０に装着されるカートリッジ５
０は、不揮発性メモリ（例えば、リード・オンリ・メモ
リ；以下「ＲＯＭ」という）５５を内蔵する。ＲＯＭ５
５は複数の記憶領域を含む。或る記憶領域はカートリッ
ジ５０をアダプタ２０に適用するためのデータを記憶す
るレジスタファイルを含み、例えば動作スタート（電源
投入による立ち上げ）時に正当性の判断に使用されるＩ
Ｄデータと、ゲームソフトメーカのコードと、カラーパ
レット設定識別コードとを記憶する。他の記憶領域は、
モノクロ表示のための画像表示データを記憶する画像表
示データ記憶領域であって、少なくともゲームのための
複数のキャラクタデータと複数のキャラクタを表示制御
するためのプログラムデータを記憶する。具体的には、
キャラクタデータを記憶する記憶領域は、各キャラクタ
が８×８ドットで構成されるので、１つのキャラクタデ
ータを１ドットにつき２ビットで４種類の階調を表す階
調データ（例えば、黒を「１１」，濃い灰を「１０」，
薄い灰を「０１」，白を「００」からなる４階調）とし
て記憶する。従って、ＲＯＭ５５のキャラクタ記憶領域
は、１キャラクタにつき８ビット×８バイトの２倍のエ
リアを（１６バイト）で記憶するので、最大表示可能な
キャラクタ数の１６倍の記憶容量（バイト）を有する。
０は、不揮発性メモリ（例えば、リード・オンリ・メモ
リ；以下「ＲＯＭ」という）５５を内蔵する。ＲＯＭ５
５は複数の記憶領域を含む。或る記憶領域はカートリッ
ジ５０をアダプタ２０に適用するためのデータを記憶す
るレジスタファイルを含み、例えば動作スタート（電源
投入による立ち上げ）時に正当性の判断に使用されるＩ
Ｄデータと、ゲームソフトメーカのコードと、カラーパ
レット設定識別コードとを記憶する。他の記憶領域は、
モノクロ表示のための画像表示データを記憶する画像表
示データ記憶領域であって、少なくともゲームのための
複数のキャラクタデータと複数のキャラクタを表示制御
するためのプログラムデータを記憶する。具体的には、
キャラクタデータを記憶する記憶領域は、各キャラクタ
が８×８ドットで構成されるので、１つのキャラクタデ
ータを１ドットにつき２ビットで４種類の階調を表す階
調データ（例えば、黒を「１１」，濃い灰を「１０」，
薄い灰を「０１」，白を「００」からなる４階調）とし
て記憶する。従って、ＲＯＭ５５のキャラクタ記憶領域
は、１キャラクタにつき８ビット×８バイトの２倍のエ
リアを（１６バイト）で記憶するので、最大表示可能な
キャラクタ数の１６倍の記憶容量（バイト）を有する。
【００２６】そして、ＣＰＵ２０１は、カートリッジ５
０内のＲＯＭ５５に記憶されている画像表示データに基
づいてキャラクタ毎に複数階調からなる階調データを発
生し、ドットマトリクス液晶表示器に表示させるための
タイミングに同期して階調データを画像データインター
フェース２０２へ出力する。画像データインターフェー
ス２０２には、ＣＰＵ２０１によって第１のゲーム機用
に処理された画像データ（例えば、各ドットに対応する
階調データ）を一時記憶するためのバッファＲＡＭ２０
３が接続される。バッファＲＡＭ２０３は、ＣＰＵ２０
１が第１のゲーム機４０用の階調データを発生するタイ
ミングが第２のゲーム機６０の表示タイミングと異なる
ので、同期調整のために使用される。Ｖ−ＲＡＭ２０３
は、例えば２０キャラクタ分の階調データを記憶可能な
容量を１ブロックとしたとき、４ブロック分の記憶容量
を有する。また、ＣＰＵ２０１は、ＲＯＭ５５に記憶さ
れている音源データに基づいて音声信号を出力し、コネ
クタ端子３３の音声信号出力端子へ与える。このような
ＣＰＵ２０１による画像データの発生は、例えば特開平
２−２１０５６２号（ＵＳＰ．５１３４３９１）の技術
が用いられる。画像データインターフェース２０２は、
階調データをバッファＲＡＭ２０３に一時記憶させると
ともに、第２のゲーム機６０に含まれるＣＰＵ６２から
の割込信号毎に１ブロック分の階調データを読出制御す
る。これよって、液晶表示器の表示タイミングに同期し
て発生される階調データがバッファＲＡＭ２０３からデ
ータバス，アドレスバス，コネクタ端子３３及びコネク
タ６３を介してＷ−ＲＡＭ６４へ転送されるので、第２
のゲーム機６０からモニタのラスタスキャンに同期した
タイミングで出力されることになる。また、データバス
及びアドレスバスには、システムＲＯＭ２０４が接続さ
れる。システムＲＯＭ２０４は、ＣＰＵ６２によって実
行されかつ第１のゲーム機用４０の階調データを第２の
ゲーム機６０に適合する画像表示データに変換するため
のプログラム及びその他のプログラムを記憶している。
また、データバスには、コントローラインターフェース
２０５が接続され、その出力がＣＰＵ２０１に与えられ
る。コントローラインターフェース２０５は、ゲームモ
ードにおけるコントローラ８０の操作状態を示すデータ
がＣＰＵ６２から供給されたとき、そのデータをＣＰＵ
２０１へ転送する。さらに、ＣＰＵ６２には、インター
フェース６７を介してコントローラ（操作器）８０が接
続される。そして、コントローラ８０の操作状態を表す
データが一定周期でＣＰＵ６２に読み込まれ、キャラク
タの表示状態を変化制御するための指令信号として使用
される。
０内のＲＯＭ５５に記憶されている画像表示データに基
づいてキャラクタ毎に複数階調からなる階調データを発
生し、ドットマトリクス液晶表示器に表示させるための
タイミングに同期して階調データを画像データインター
フェース２０２へ出力する。画像データインターフェー
ス２０２には、ＣＰＵ２０１によって第１のゲーム機用
に処理された画像データ（例えば、各ドットに対応する
階調データ）を一時記憶するためのバッファＲＡＭ２０
３が接続される。バッファＲＡＭ２０３は、ＣＰＵ２０
１が第１のゲーム機４０用の階調データを発生するタイ
ミングが第２のゲーム機６０の表示タイミングと異なる
ので、同期調整のために使用される。Ｖ−ＲＡＭ２０３
は、例えば２０キャラクタ分の階調データを記憶可能な
容量を１ブロックとしたとき、４ブロック分の記憶容量
を有する。また、ＣＰＵ２０１は、ＲＯＭ５５に記憶さ
れている音源データに基づいて音声信号を出力し、コネ
クタ端子３３の音声信号出力端子へ与える。このような
ＣＰＵ２０１による画像データの発生は、例えば特開平
２−２１０５６２号（ＵＳＰ．５１３４３９１）の技術
が用いられる。画像データインターフェース２０２は、
階調データをバッファＲＡＭ２０３に一時記憶させると
ともに、第２のゲーム機６０に含まれるＣＰＵ６２から
の割込信号毎に１ブロック分の階調データを読出制御す
る。これよって、液晶表示器の表示タイミングに同期し
て発生される階調データがバッファＲＡＭ２０３からデ
ータバス，アドレスバス，コネクタ端子３３及びコネク
タ６３を介してＷ−ＲＡＭ６４へ転送されるので、第２
のゲーム機６０からモニタのラスタスキャンに同期した
タイミングで出力されることになる。また、データバス
及びアドレスバスには、システムＲＯＭ２０４が接続さ
れる。システムＲＯＭ２０４は、ＣＰＵ６２によって実
行されかつ第１のゲーム機用４０の階調データを第２の
ゲーム機６０に適合する画像表示データに変換するため
のプログラム及びその他のプログラムを記憶している。
また、データバスには、コントローラインターフェース
２０５が接続され、その出力がＣＰＵ２０１に与えられ
る。コントローラインターフェース２０５は、ゲームモ
ードにおけるコントローラ８０の操作状態を示すデータ
がＣＰＵ６２から供給されたとき、そのデータをＣＰＵ
２０１へ転送する。さらに、ＣＰＵ６２には、インター
フェース６７を介してコントローラ（操作器）８０が接
続される。そして、コントローラ８０の操作状態を表す
データが一定周期でＣＰＵ６２に読み込まれ、キャラク
タの表示状態を変化制御するための指令信号として使用
される。
【００２７】なお、違法にコピーあるいは改編された偽
物のゲーム機用カートリッジを排除するために、アダプ
タ内に真正品と偽物の判別を行うプログラムを記憶させ
ておき、偽物のカートリッジが装着された場合に当該ゲ
ームの実行を不可能にするように構成してもよい。
物のゲーム機用カートリッジを排除するために、アダプ
タ内に真正品と偽物の判別を行うプログラムを記憶させ
ておき、偽物のカートリッジが装着された場合に当該ゲ
ームの実行を不可能にするように構成してもよい。
【００２８】
【発明の効果】本願の第１の発明によれば、基板の主面
に直交する方向の外力に対して充分な強度を有し、容易
に基板が折れ曲がったり破損したりするのを防止でき、
第１の基板を第２の基板に対して安定的に保持すること
ができる。本願の第２の発明によれば、第１のゲーム機
用カートリッジを確実かつ安定した状態で第２のゲーム
機で使用可能に維持することができる。また、データフ
ォーマットが異なるゲーム機間でもカートリッジを共用
することができる。
に直交する方向の外力に対して充分な強度を有し、容易
に基板が折れ曲がったり破損したりするのを防止でき、
第１の基板を第２の基板に対して安定的に保持すること
ができる。本願の第２の発明によれば、第１のゲーム機
用カートリッジを確実かつ安定した状態で第２のゲーム
機で使用可能に維持することができる。また、データフ
ォーマットが異なるゲーム機間でもカートリッジを共用
することができる。
【図１】第１の発明の一実施例のコネクタ１０の平面図
である。
である。
【図２】図１実施例のコネクタ１０の底面図である。
【図３】図１実施例のコネクタ１０の右側面図である。
【図４】図１実施例のコネクタ１０の線〓−〓に沿った
断面図である。
断面図である。
【図５】第２の発明の一実施例のアダプタ２０が適用さ
れるゲーム機システムの使用状態を示す斜視図である。
れるゲーム機システムの使用状態を示す斜視図である。
【図６】図４実施例のアダプタ２０の平面図である。
【図７】図４実施例のアダプタ２０の正面図である。
【図８】図４実施例のアダプタ２０の線〓−〓に沿った
断面図である。
断面図である。
【図９】図４実施例のアダプタ２０の構造を示す分解斜
視図である。
視図である。
【図１０】第２の発明のアダプタを適用したゲーム機シ
ステム全体のブロック図である。
ステム全体のブロック図である。
１０ ：コネクタ １１ ：ハウジング １２ ：つば部 ２０ ：アダプタ ２１ ：ハウジング ２２ ：挿入口 ２０１：ＣＰＵ ２０２：画像データインターフェース ２０３：バッファＲＡＭ ２０４：システムＲＯＭ ３０ ：アダプタ回路基板（第２の基板） ４０ ：第１のゲーム機 ５０ ：第１のゲーム機用カートリッジ ５２ ：カートリッジ基板（第１の基板） ５５ ：プログラムＲＯＭ ６０ ：第２のゲーム機 ６１ ：挿入口 ６０ ：第２のゲーム機 ６２ ：ＣＰＵ ６４ ：Ｗ−ＲＡＭ（ワーキングメモリ） ６５ ：ビデオプロセッサ ６６ ：Ｖ−ＲＡＭ（ビデオメモリ） ７０ ：第２のゲーム機用カートリッジ ８０ ：コントローラ（操作器）
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成６年５月２６日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００１４
【補正方法】変更
【補正内容】
【００１４】
【実施例】図１は本願発明のコネクタの一実施例を示す
平面図、図２は底面図、図３は右側面図、図４は図１の
線 − に沿った断面図である。以下には、図１ないし
図４を参照して本願発明のコネクタを説明する。コネク
タ１０は、合成樹脂等の絶縁性材料によって一体的に成
形されたハウジング１１を含む。ハウジング１１は、横
長で肉厚の薄い直方体の底部の一部を下方に延ばし、そ
の側面から見て断面「コ」字状に形成され、底部の左右
両側に取付片１１１，１１２を形成している。このハウ
ジング１１の長手方向の一方辺１１３には、接続電極１
３を嵌合するための孔（または溝）１１４が一定間隔で
形成される。ハウジング１１の長手方向の他方辺１１５
には、その下部に接続電極１３の開放端部を裏面へ露出
するための開口部１１６が長手方向に沿って複数個形成
される。ハウジング１１の底面は、図３左方向に延長さ
れ、つば部１２を構成する。帯状の導電性金属板を断面
「Ｌ」字状に折り曲げて、接続電極１３が形成され、ハ
ウジング１１からその両端を露出した状態で保持される
（図４参照）。接続電極１３の一方端１３ａはつば部１
２よりも上方に位置し、第１のゲーム機用カートリッジ
５０（図５参照）の基板５１が挿入されたとき、これと
弾性的に接触する。接続電極１３の他方端１３ｂはハウ
ジング１１の底面から突出し、アダプタ回路基板３０
（図９参照）に形成されるスルーホール３１に接続され
る。
平面図、図２は底面図、図３は右側面図、図４は図１の
線 − に沿った断面図である。以下には、図１ないし
図４を参照して本願発明のコネクタを説明する。コネク
タ１０は、合成樹脂等の絶縁性材料によって一体的に成
形されたハウジング１１を含む。ハウジング１１は、横
長で肉厚の薄い直方体の底部の一部を下方に延ばし、そ
の側面から見て断面「コ」字状に形成され、底部の左右
両側に取付片１１１，１１２を形成している。このハウ
ジング１１の長手方向の一方辺１１３には、接続電極１
３を嵌合するための孔（または溝）１１４が一定間隔で
形成される。ハウジング１１の長手方向の他方辺１１５
には、その下部に接続電極１３の開放端部を裏面へ露出
するための開口部１１６が長手方向に沿って複数個形成
される。ハウジング１１の底面は、図３左方向に延長さ
れ、つば部１２を構成する。帯状の導電性金属板を断面
「Ｌ」字状に折り曲げて、接続電極１３が形成され、ハ
ウジング１１からその両端を露出した状態で保持される
（図４参照）。接続電極１３の一方端１３ａはつば部１
２よりも上方に位置し、第１のゲーム機用カートリッジ
５０（図５参照）の基板５１が挿入されたとき、これと
弾性的に接触する。接続電極１３の他方端１３ｂはハウ
ジング１１の底面から突出し、アダプタ回路基板３０
（図９参照）に形成されるスルーホール３１に接続され
る。
【手続補正２】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００１５
【補正方法】変更
【補正内容】
【００１５】つば部１２は、ハウジング１１の底面を延
長し、底面の左右両側に形成される取付片１１１，１１
２とほぼ同様の厚みあるいは取付片１１１，１１２より
も若干薄い肉厚に成形される。つば部１２の上面には、
第１のゲーム機用カートリッジ５０の挿入に伴う摩擦抵
抗を減少するために、ごくわずかな突出量を有するガイ
ド突条１４が形成される。ハウジング１１の底面には、
位置決め突起１５が底面方向に突出して形成される。こ
の位置決め突起１５は、アダプタ回路基板３０の位置決
め穴３２と共同して、アダプタ回路基板３０への位置決
めを容易にする。
長し、底面の左右両側に形成される取付片１１１，１１
２とほぼ同様の厚みあるいは取付片１１１，１１２より
も若干薄い肉厚に成形される。つば部１２の上面には、
第１のゲーム機用カートリッジ５０の挿入に伴う摩擦抵
抗を減少するために、ごくわずかな突出量を有するガイ
ド突条１４が形成される。ハウジング１１の底面には、
位置決め突起１５が底面方向に突出して形成される。こ
の位置決め突起１５は、アダプタ回路基板３０の位置決
め穴３２と共同して、アダプタ回路基板３０への位置決
めを容易にする。
【手続補正３】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００２０
【補正方法】変更
【補正内容】
【００２０】アダプタ回路基板（以下「回路基板」と略
称する）３０には、所望の回路パターン（図示せず）が
印刷配線によって形成される。その一端３３には第２の
ゲーム機６０のコネクタ（図１０の６２）と接続される
引出電極３４が複数形成される。回路基板３０には、Ｃ
ＰＵ，ＲＡＭ，ＲＯＭなどの複数の電子部品（図１０の
２０の枠で囲む部分内の部品）が実装される。複数の電
子部品を実装した状態で、接続電極１３の他方端１３ｂ
が回路基板３０に形成されたスルーホール３１に挿入さ
れ、回路基板３０の所定のパターンに半田付けされる。
コネクタ１０と回路基板３０との位置決めは、位置決め
突起１５と位置決め穴３２によって行われる。また、千
鳥状に２列に配列された接続電極１３と、それに対応し
て千鳥状に２列に形成されたスルーホール３１が協働し
て、回路基板３０に対するコネクタ１０の誤装着を防止
する。
称する）３０には、所望の回路パターン（図示せず）が
印刷配線によって形成される。その一端３３には第２の
ゲーム機６０のコネクタ（図１０の６２）と接続される
引出電極３４が複数形成される。回路基板３０には、Ｃ
ＰＵ，ＲＡＭ，ＲＯＭなどの複数の電子部品（図１０の
２０の枠で囲む部分内の部品）が実装される。複数の電
子部品を実装した状態で、接続電極１３の他方端１３ｂ
が回路基板３０に形成されたスルーホール３１に挿入さ
れ、回路基板３０の所定のパターンに半田付けされる。
コネクタ１０と回路基板３０との位置決めは、位置決め
突起１５と位置決め穴３２によって行われる。また、千
鳥状に２列に配列された接続電極１３と、それに対応し
て千鳥状に２列に形成されたスルーホール３１が協働し
て、回路基板３０に対するコネクタ１０の誤装着を防止
する。
【手続補正４】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００２１
【補正方法】変更
【補正内容】
【００２１】回路基板３０は、全ての電子部品およびコ
ネクタ１０を装着した後、裏側ハウジング２１Ｒに対し
て装着される。ここで、回路基板３０には、コネクタ１
０のボス１６よりも大きな径の穴３５が形成される。ボ
ス１６は、コネクタ１０を回路基板３０上に半田付した
状態で穴３５を貫通する。そして、コネクタ１０と裏側
ハウジング２１Ｒとがネジ１７によって螺着され、回路
基板３０はコネクタ１０と裏側ハウジング２１Ｒによっ
て挟持される。このようにして回路基板３０を保持する
ことにより、ネジ締め部分に発生し易い基板の割れを防
止している。また、回路基板３０には切欠き３６が形成
されており、裏側ハウジング２１Ｒのリブ２５と共同し
て、裏側ハウジング２１Ｒに対して回路基板３０が表裏
逆向きに装着されるのを防止している。
ネクタ１０を装着した後、裏側ハウジング２１Ｒに対し
て装着される。ここで、回路基板３０には、コネクタ１
０のボス１６よりも大きな径の穴３５が形成される。ボ
ス１６は、コネクタ１０を回路基板３０上に半田付した
状態で穴３５を貫通する。そして、コネクタ１０と裏側
ハウジング２１Ｒとがネジ１７によって螺着され、回路
基板３０はコネクタ１０と裏側ハウジング２１Ｒによっ
て挟持される。このようにして回路基板３０を保持する
ことにより、ネジ締め部分に発生し易い基板の割れを防
止している。また、回路基板３０には切欠き３６が形成
されており、裏側ハウジング２１Ｒのリブ２５と共同し
て、裏側ハウジング２１Ｒに対して回路基板３０が表裏
逆向きに装着されるのを防止している。
【手続補正５】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００２４
【補正方法】変更
【補正内容】
【００２４】図１０は本願第２の発明のアダプタ２０を
適用したゲーム機システム全体のブロック図である。こ
のゲームシステムでは、第１のゲーム機４０用のカート
リッジ５０を第２のゲーム機６０用のカートリッジ７０
として使用するために、カートリッジ５０を着脱するた
めのアダプタ２０が用いられる。このアダプタ２０に
は、第１のゲーム機４０に使用されている８ビットのＣ
ＰＵ（図示せず；一般にＣＰＵと呼ばれるところの中央
処理ユニットに限らず、画像処理専用ＩＣ又は画像処理
ユニットを含めた広義のものも含む。）と同じ性能を有
するＣＰＵ２０１が内蔵される。ＣＰＵ２０１は、第１
のゲーム機がモノクロ液晶表示器付ゲーム機４０であれ
ば階調画像データ（以下「階調データ」という）を発生
し、第１のゲーム機が８ビットテレビゲーム機であれば
色調画像データを発生する。ＣＰＵ２０１は、データバ
ス及びアドレスバスを介してコネクタ１０に接続され
る。ＣＰＵ２０１には、画像データインターフェース２
０２が接続される。画像データインターフェース２０２
には、バッファメモリ（以下「バツファＲＡＭ」とい
う）２０３が接続されるとともに、データバス及びアド
レスバスを介してシステムＲＯＭ２０４及びコネクタ接
続端子３３が接続される。
適用したゲーム機システム全体のブロック図である。こ
のゲームシステムでは、第１のゲーム機４０用のカート
リッジ５０を第２のゲーム機６０用のカートリッジ７０
として使用するために、カートリッジ５０を着脱するた
めのアダプタ２０が用いられる。このアダプタ２０に
は、第１のゲーム機４０に使用されている８ビットのＣ
ＰＵ（図示せず；一般にＣＰＵと呼ばれるところの中央
処理ユニットに限らず、画像処理専用ＩＣ又は画像処理
ユニットを含めた広義のものも含む。）と同じ性能を有
するＣＰＵ２０１が内蔵される。ＣＰＵ２０１は、第１
のゲーム機がモノクロ液晶表示器付ゲーム機４０であれ
ば階調画像データ（以下「階調データ」という）を発生
し、第１のゲーム機が８ビットテレビゲーム機であれば
色調画像データを発生する。ＣＰＵ２０１は、データバ
ス及びアドレスバスを介してコネクタ１０に接続され
る。ＣＰＵ２０１には、画像データインターフェース２
０２が接続される。画像データインターフェース２０２
には、バッファメモリ（以下「バツファＲＡＭ」とい
う）２０３が接続されるとともに、データバス及びアド
レスバスを介してシステムＲＯＭ２０４及びコネクタ接
続端子３３が接続される。
【手続補正６】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００２５
【補正方法】変更
【補正内容】
【００２５】アダプタ２０に装着されるカートリッジ５
０は、不揮発性メモリ（例えば、リード・オンリ・メモ
リ；以下「ＲＯＭ」という）５５を内蔵する。ＲＯＭ５
５は複数の記憶領域を含む。或る記憶領域はカートリッ
ジ５０をアダプタ２０に適用するためのデータを記憶す
るレジスタファイルを含み、例えば動作スタート（電源
投入による立ち上げ）時に正当性の判断に使用されるＩ
Ｄデータと、ゲームソフトメーカのコードと、カラーパ
レット設定識別コードとを記憶する。他の記憶領域は、
モノクロ表示のための画像表示データを記憶する画像表
示データ記憶領域であって、少なくともゲームのための
複数のキャラクタデータと複数のキャラクタを表示制御
するためのプログラムデータを記憶する。具体的には、
キャラクタデータを記憶する記憶領域は、各キャラクタ
が８×８ドットで構成されるので、１つのキャラクタデ
ータを１ドットにつき２ビットで４種類の階調を表す階
調データ（例えば、黒を「１１」，濃い灰を「１０」，
薄い灰を「０１」，白を「００」からなる４階調）とし
て記憶する。従って、ＲＯＭ５５のキャラクタ記憶領域
は、１キャラクタにつき「８ビット×８」バイトの２倍
のエリア（１６バイト）で記憶するので、最大表示可能
なキャラクタ数の１６倍のバイト数の記憶容量を有す
る。
０は、不揮発性メモリ（例えば、リード・オンリ・メモ
リ；以下「ＲＯＭ」という）５５を内蔵する。ＲＯＭ５
５は複数の記憶領域を含む。或る記憶領域はカートリッ
ジ５０をアダプタ２０に適用するためのデータを記憶す
るレジスタファイルを含み、例えば動作スタート（電源
投入による立ち上げ）時に正当性の判断に使用されるＩ
Ｄデータと、ゲームソフトメーカのコードと、カラーパ
レット設定識別コードとを記憶する。他の記憶領域は、
モノクロ表示のための画像表示データを記憶する画像表
示データ記憶領域であって、少なくともゲームのための
複数のキャラクタデータと複数のキャラクタを表示制御
するためのプログラムデータを記憶する。具体的には、
キャラクタデータを記憶する記憶領域は、各キャラクタ
が８×８ドットで構成されるので、１つのキャラクタデ
ータを１ドットにつき２ビットで４種類の階調を表す階
調データ（例えば、黒を「１１」，濃い灰を「１０」，
薄い灰を「０１」，白を「００」からなる４階調）とし
て記憶する。従って、ＲＯＭ５５のキャラクタ記憶領域
は、１キャラクタにつき「８ビット×８」バイトの２倍
のエリア（１６バイト）で記憶するので、最大表示可能
なキャラクタ数の１６倍のバイト数の記憶容量を有す
る。
【手続補正７】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００２６
【補正方法】変更
【補正内容】
【００２６】そして、ＣＰＵ２０１は、カートリッジ５
０内のＲＯＭ５５に記憶されている画像表示データに基
づいてキャラクタ毎に複数階調からなる階調データを発
生し、ドットマトリクス液晶表示器に表示させるための
タイミングに同期して階調データを画像データインター
フェース２０２へ出力する。画像データインターフェー
ス２０２には、ＣＰＵ２０１によって第１のゲーム機用
に処理された画像データ（例えば、各ドットに対応する
階調データ）を一時記憶するためのバッファＲＡＭ２０
３が接続される。バッファＲＡＭ２０３は、ＣＰＵ２０
１が第１のゲーム機４０用の階調データを発生するタイ
ミングが第２のゲーム機６０の表示タイミングと異なる
ので、同期調整のために使用される。Ｖ−ＲＡＭ２０３
は、例えば２０キャラクタ分の階調データを記憶可能な
容量を１ブロックとしたとき、４ブロック分の記憶容量
を有する。また、ＣＰＵ２０１は、ＲＯＭ５５に記憶さ
れている音源データに基づいて音声信号を出力し、コネ
クタ端子３３の音声信号出力端子へ与える。このような
ＣＰＵ２０１による画像データの発生は、例えば特開平
２−２１０５６２号（ＵＳＰ．５１３４３９１）の技術
が用いられる。画像データインターフェース２０２は、
階調データをバッファＲＡＭ２０３に一時記憶させると
ともに、第２のゲーム機６０に含まれるＣＰＵ６２から
の割込信号毎に１ブロック分の階調データを読出制御す
る。これよって、液晶表示器の表示タイミングに同期し
て発生される階調データがバッファＲＡＭ２０３からデ
ータバス，アドレスバス，コネクタ端子３３，ＣＰＵ６
２及びコネクタ６３を介してＷ−ＲＡＭ６４へ転送され
るので、第２のゲーム機６０からモニタのラスタスキャ
ンに同期したタイミングで出力されることになる。ま
た、データバス及びアドレスバスには、システムＲＯＭ
２０４が接続される。システムＲＯＭ２０４は、ＣＰＵ
６２によって実行されかつ第１のゲーム機４０用の階調
データを第２のゲーム機６０に適合する画像表示データ
に変換するためのプログラム及びその他のプログラムを
記憶している。また、データバスには、コントローライ
ンターフェース２０５が接続され、その出力がＣＰＵ２
０１に与えられる。コントローラインターフェース２０
５は、ゲームモードにおけるコントローラ８０の操作状
態を示すデータがＣＰＵ６２から供給されたとき、その
データをＣＰＵ２０１へ転送する。さらに、ＣＰＵ６２
には、インターフェース６７を介してコントローラ（操
作器）８０が接続される。そして、コントローラ８０の
操作状態を表すデータが一定周期でＣＰＵ６２に読み込
まれ、キャラクタの表示状態を変化制御するための指令
信号として使用される。
０内のＲＯＭ５５に記憶されている画像表示データに基
づいてキャラクタ毎に複数階調からなる階調データを発
生し、ドットマトリクス液晶表示器に表示させるための
タイミングに同期して階調データを画像データインター
フェース２０２へ出力する。画像データインターフェー
ス２０２には、ＣＰＵ２０１によって第１のゲーム機用
に処理された画像データ（例えば、各ドットに対応する
階調データ）を一時記憶するためのバッファＲＡＭ２０
３が接続される。バッファＲＡＭ２０３は、ＣＰＵ２０
１が第１のゲーム機４０用の階調データを発生するタイ
ミングが第２のゲーム機６０の表示タイミングと異なる
ので、同期調整のために使用される。Ｖ−ＲＡＭ２０３
は、例えば２０キャラクタ分の階調データを記憶可能な
容量を１ブロックとしたとき、４ブロック分の記憶容量
を有する。また、ＣＰＵ２０１は、ＲＯＭ５５に記憶さ
れている音源データに基づいて音声信号を出力し、コネ
クタ端子３３の音声信号出力端子へ与える。このような
ＣＰＵ２０１による画像データの発生は、例えば特開平
２−２１０５６２号（ＵＳＰ．５１３４３９１）の技術
が用いられる。画像データインターフェース２０２は、
階調データをバッファＲＡＭ２０３に一時記憶させると
ともに、第２のゲーム機６０に含まれるＣＰＵ６２から
の割込信号毎に１ブロック分の階調データを読出制御す
る。これよって、液晶表示器の表示タイミングに同期し
て発生される階調データがバッファＲＡＭ２０３からデ
ータバス，アドレスバス，コネクタ端子３３，ＣＰＵ６
２及びコネクタ６３を介してＷ−ＲＡＭ６４へ転送され
るので、第２のゲーム機６０からモニタのラスタスキャ
ンに同期したタイミングで出力されることになる。ま
た、データバス及びアドレスバスには、システムＲＯＭ
２０４が接続される。システムＲＯＭ２０４は、ＣＰＵ
６２によって実行されかつ第１のゲーム機４０用の階調
データを第２のゲーム機６０に適合する画像表示データ
に変換するためのプログラム及びその他のプログラムを
記憶している。また、データバスには、コントローライ
ンターフェース２０５が接続され、その出力がＣＰＵ２
０１に与えられる。コントローラインターフェース２０
５は、ゲームモードにおけるコントローラ８０の操作状
態を示すデータがＣＰＵ６２から供給されたとき、その
データをＣＰＵ２０１へ転送する。さらに、ＣＰＵ６２
には、インターフェース６７を介してコントローラ（操
作器）８０が接続される。そして、コントローラ８０の
操作状態を表すデータが一定周期でＣＰＵ６２に読み込
まれ、キャラクタの表示状態を変化制御するための指令
信号として使用される。
【手続補正８】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図１】
【図２】
【図３】
【図４】
【図５】
【図６】
【図７】
【図８】
【図９】
【図１０】
Claims (5)
- 【請求項１】第１の基板を第２の基板に対して着脱自在
に接続するためのコネクタであって、 帯状の導電性金属板を断面「Ｌ」字状に折り曲げて形成
され、かつその一方端が前記第１の基板に弾性的に接触
し、その他方端が前記第２の基板に電気的に接続される
複数の接続電極、 絶縁性材料によって成形され、その第１の方向に沿って
前記複数の接続電極を互いに接触しない状態で嵌合し、
かつ各接続電極の両端を露出して保持するハウジング、 前記第２の基板に対向する前記ハウジングの一方面を、
前記接続電極の一方端方向に延長して形成されるつば
部、 前記つば部の他方面に、前記第１の基板の装着方向に沿
って形成されるガイド突条、および前記ハウジングの前
記一方面に形成される取付部を備えた、コネクタ。 - 【請求項２】前記複数の接続電極は、千鳥状に２列に配
列される、請求項１に記載のコネクタ。 - 【請求項３】メモリを内蔵する第１のゲーム機用カート
リッジを第２のゲーム機に適合させるためのアダプタで
あって、 表側ハウジングおよび裏側ハウジングからなり、前記第
２のゲーム機への挿入部分が当該第２のゲーム機に適合
する形状に形成されたケース、 前記表側ハウジングに形成され、前記第１のゲーム機用
カートリッジが挿入される開口部、 前記第２のゲーム機に接続される端部を露出した状態で
前記ケースに収納されかつその一方主面に電子部品が装
着されたアダプタ回路基板、および前記アダプタ回路基
板の他方主面に装着されかつ前記第１のゲーム機用カー
トリッジを着脱自在に接続するコネクタを備え、 前記コネクタは、 帯状の導電性金属板を断面「Ｌ」字状に折り曲げて形成
され、かつその一方端が前記第１のゲーム機用カートリ
ッジの基板に弾性的に接触し、その他方端が前記アダプ
タ回路基板に電気的に接続される複数の接続電極と、 絶縁性材料によって成形され、その第１の方向に沿って
前記複数の接続電極を互いに接触しない状態で嵌合し、
かつ各接続電極の両端を露出して保持するハウジング
と、 前記アダプタ回路基板に対向する前記ハウジングの一方
面を、前記接続電極の一方端方向に延長して形成される
つば部と、 前記つば部の他方面に、前記第１のゲーム機用カートリ
ッジの装着方向に沿って形成されるガイド突条と、 前記ハウジングの前記一方面に形成される取付部とを含
んで構成されることを特徴とする、アダプタ。 - 【請求項４】前記複数の接続電極は、千鳥状に２列に配
列され、 前記アダプタ回路基板は前記複数の接続電極に対応して
スルーホールが千鳥状に２列に形成されかつその平面形
状が非対称に形成される、請求項３に記載のアダプタ。 - 【請求項５】前記アダプタ回路基板は、前記第１のゲー
ム機用カートリッジのメモリに記憶されたゲーム制御の
ためのデータを、前記第２のゲーム機の表示制御に適合
するデータに変換して第２のゲーム機に転送するデータ
転送手段をさらに含む、請求項３に記載のアダプタ。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6023669A JPH07211410A (ja) | 1994-01-25 | 1994-01-25 | コネクタおよびそれを用いたアダプタ |
| US08/377,587 US5759104A (en) | 1994-01-25 | 1995-01-24 | Connector and adapter utilizing connector |
| EP95300457A EP0664580B1 (en) | 1994-01-25 | 1995-01-25 | Connector and adapter utilizing connector |
| DE69500891T DE69500891T2 (de) | 1994-01-25 | 1995-01-25 | Verbinder und diesen Verbinder nutzenden Adapter |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6023669A JPH07211410A (ja) | 1994-01-25 | 1994-01-25 | コネクタおよびそれを用いたアダプタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07211410A true JPH07211410A (ja) | 1995-08-11 |
Family
ID=12116903
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6023669A Pending JPH07211410A (ja) | 1994-01-25 | 1994-01-25 | コネクタおよびそれを用いたアダプタ |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5759104A (ja) |
| EP (1) | EP0664580B1 (ja) |
| JP (1) | JPH07211410A (ja) |
| DE (1) | DE69500891T2 (ja) |
Families Citing this family (19)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1088861C (zh) * | 1997-10-15 | 2002-08-07 | 姚立和 | 插卡式存储器的转接器 |
| US6315669B1 (en) * | 1998-05-27 | 2001-11-13 | Nintendo Co., Ltd. | Portable color display game machine and storage medium for the same |
| US6565443B1 (en) | 1999-09-14 | 2003-05-20 | Innovative Gaming Corporation | System and method for verifying the contents of a mass storage device before granting access to computer readable data stored on the device |
| US7050064B2 (en) * | 1999-11-24 | 2006-05-23 | Nintendo Co., Ltd. | Method and apparatus for displaying higher color resolution on a hand-held LCD device |
| US6373462B1 (en) | 1999-12-07 | 2002-04-16 | Nintendo Co., Ltd. | Method and apparatus for displaying higher color resolution on a hand-held LCD device |
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| US6810463B2 (en) | 2000-05-24 | 2004-10-26 | Nintendo Co., Ltd. | Gaming machine that is usable with different game cartridge types |
| US7445551B1 (en) | 2000-05-24 | 2008-11-04 | Nintendo Co., Ltd. | Memory for video game system and emulator using the memory |
| US8157654B2 (en) | 2000-11-28 | 2012-04-17 | Nintendo Co., Ltd. | Hand-held video game platform emulation |
| US6672963B1 (en) | 2000-09-18 | 2004-01-06 | Nintendo Co., Ltd. | Software implementation of a handheld video game hardware platform |
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| US7003588B1 (en) * | 2001-08-22 | 2006-02-21 | Nintendo Co., Ltd. | Peripheral devices for a video game system |
| JP2005268019A (ja) * | 2004-03-18 | 2005-09-29 | Smk Corp | 電子部品取付用ソケット |
| US8016681B2 (en) * | 2004-03-31 | 2011-09-13 | Nintendo Co., Ltd. | Memory card for a game console |
| US8267780B2 (en) * | 2004-03-31 | 2012-09-18 | Nintendo Co., Ltd. | Game console and memory card |
| US7837558B2 (en) | 2004-03-31 | 2010-11-23 | Nintendo Co., Ltd. | Game console and emulator for the game console |
| US11278793B2 (en) | 2004-03-31 | 2022-03-22 | Nintendo Co., Ltd. | Game console |
| US7771280B2 (en) * | 2004-03-31 | 2010-08-10 | Nintendo Co., Ltd. | Game console connector and emulator for the game console |
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|---|---|---|---|---|
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| US4264114A (en) * | 1979-01-05 | 1981-04-28 | Mattel, Inc. | Electrical connector assembly |
| US4480835A (en) * | 1983-03-02 | 1984-11-06 | Williams Theodore R | Cartridge adapter for programmable video games |
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| JPS6251091A (ja) * | 1985-08-28 | 1987-03-05 | Nintendo Co Ltd | フロントローディング装置 |
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