JPH07211160A - 光導波路被覆電力ケーブル - Google Patents
光導波路被覆電力ケーブルInfo
- Publication number
- JPH07211160A JPH07211160A JP6013209A JP1320994A JPH07211160A JP H07211160 A JPH07211160 A JP H07211160A JP 6013209 A JP6013209 A JP 6013209A JP 1320994 A JP1320994 A JP 1320994A JP H07211160 A JPH07211160 A JP H07211160A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical waveguide
- power cable
- layer
- refractive index
- damage
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/44—Mechanical structures for providing tensile strength and external protection for fibres, e.g. optical transmission cables
- G02B6/4401—Optical cables
- G02B6/4415—Cables for special applications
- G02B6/4416—Heterogeneous cables
Abstract
(57)【要約】
【目的】 光導波路を撚合せることなく、電力ケーブル
の全円周上に配置し、損傷検知の精度向上をはかった光
導波路被覆電力ケーブルを提供する。 【構成】 電力ケーブルの絶縁線心１又はこれら絶縁線
心１の複数本を撚合せた外側に、屈折率の異なる複数の
材料で多層に被覆５，６，７して光導波路４を形成し、
その外側に外部保護層８を設けた光導波路被覆電力ケー
ブル。
の全円周上に配置し、損傷検知の精度向上をはかった光
導波路被覆電力ケーブルを提供する。 【構成】 電力ケーブルの絶縁線心１又はこれら絶縁線
心１の複数本を撚合せた外側に、屈折率の異なる複数の
材料で多層に被覆５，６，７して光導波路４を形成し、
その外側に外部保護層８を設けた光導波路被覆電力ケー
ブル。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は光導波路を複合した電力
ケーブルに関するものである。
ケーブルに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図５（イ）は従来の光導波路を複合した
電力ケーブルの一例の横断面図である。図面に示すよう
に、導体２上にポリエチレン、塩化ビニル等のプラスチ
ック絶縁体３を施した絶縁線心１の複数本を光ファイバ
ユニット20と共に撚合せ、その外側にポリエチレン、塩
化ビニル等のプラスチックシース８を施して構成されて
いる。そして、上記光ファイバユニット20としては、
（１）光ファイバ線心又は光ファイバケーブル、（２）
光ファイバ通線用パイプ内に光ファイバ心線又は光ファ
イバケーブルを収納したもの、（３）図５（ロ）に示す
ように、外周上に複数の溝22を形成したスペーサ21の上
記溝22内に光ファイバ線心23を収納し、外側に押え巻き
テープを施した構造等のものが用いられる。
電力ケーブルの一例の横断面図である。図面に示すよう
に、導体２上にポリエチレン、塩化ビニル等のプラスチ
ック絶縁体３を施した絶縁線心１の複数本を光ファイバ
ユニット20と共に撚合せ、その外側にポリエチレン、塩
化ビニル等のプラスチックシース８を施して構成されて
いる。そして、上記光ファイバユニット20としては、
（１）光ファイバ線心又は光ファイバケーブル、（２）
光ファイバ通線用パイプ内に光ファイバ心線又は光ファ
イバケーブルを収納したもの、（３）図５（ロ）に示す
ように、外周上に複数の溝22を形成したスペーサ21の上
記溝22内に光ファイバ線心23を収納し、外側に押え巻き
テープを施した構造等のものが用いられる。
【０００３】図６は従来の光導波路を複合した電力ケー
ブルの他の例の横断面図である。図面に示すように、絶
縁線心１の複数本を撚合せその外側にプラスチック等の
シースを施した電力ケーブルの外周上に複数の光ファイ
バ線心23を所定のピッチで巻回し、その外側に外部保護
層12を施して構成されている。
ブルの他の例の横断面図である。図面に示すように、絶
縁線心１の複数本を撚合せその外側にプラスチック等の
シースを施した電力ケーブルの外周上に複数の光ファイ
バ線心23を所定のピッチで巻回し、その外側に外部保護
層12を施して構成されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の光導波路を複合した電力ケーブルは、電力ケーブルの
絶縁線心と光ファイバユニットとを撚合せるか、電力ケ
ーブルの外周上に光ファイバ線心等を巻付けて構成され
ているため、光ファイバに過度な曲げ応力が加わり、光
ファイバの伝送損失の増加や破断という問題があった。
の光導波路を複合した電力ケーブルは、電力ケーブルの
絶縁線心と光ファイバユニットとを撚合せるか、電力ケ
ーブルの外周上に光ファイバ線心等を巻付けて構成され
ているため、光ファイバに過度な曲げ応力が加わり、光
ファイバの伝送損失の増加や破断という問題があった。
【０００５】又ケーブルの損傷検知に際しては、従来構
造では光ファイバ線心又は光ファイバユニットが、電力
ケーブルの円周上の一ヶ所又は複数ヶ所に間隔をおいて
配置された構成であるため、例えばケーブルに加わる外
部応力の検知においても、光ファイバ線心のあるヶ所に
おいては可能であるが、その間隔部では外部応力の検知
が出来ず、損傷検知の精度向上のためにはケーブルの全
円周上にわたって多数の光ファイバを配置する必要があ
った。
造では光ファイバ線心又は光ファイバユニットが、電力
ケーブルの円周上の一ヶ所又は複数ヶ所に間隔をおいて
配置された構成であるため、例えばケーブルに加わる外
部応力の検知においても、光ファイバ線心のあるヶ所に
おいては可能であるが、その間隔部では外部応力の検知
が出来ず、損傷検知の精度向上のためにはケーブルの全
円周上にわたって多数の光ファイバを配置する必要があ
った。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の問題点を
解消し、光導波路を撚合せることなく、電力ケーブルの
全円周上に配置し、損傷検知の精度向上を可能にした光
導波路被覆電力ケーブルを提供するもので、その特徴
は、電力ケーブルの絶縁線心又はこれら絶縁線心の複数
本を撚合せた外側に、屈折率の異なる複数の材料で多層
に被覆して光導波路を形成し、その外側に外部保護層を
設けたことにある。
解消し、光導波路を撚合せることなく、電力ケーブルの
全円周上に配置し、損傷検知の精度向上を可能にした光
導波路被覆電力ケーブルを提供するもので、その特徴
は、電力ケーブルの絶縁線心又はこれら絶縁線心の複数
本を撚合せた外側に、屈折率の異なる複数の材料で多層
に被覆して光導波路を形成し、その外側に外部保護層を
設けたことにある。
【０００７】
【実施例】図１は本発明の光導波路被覆電力ケーブルの
一具体例の横断面図である。図面に示すように、導体２
上にポリエチレン、塩化ビニル等の絶縁体３を施した絶
縁線心１上に、光導波路４が形成されており、その外側
にポリエチレン、塩化ビニル等のプラスチックシース８
を施して構成されている。
一具体例の横断面図である。図面に示すように、導体２
上にポリエチレン、塩化ビニル等の絶縁体３を施した絶
縁線心１上に、光導波路４が形成されており、その外側
にポリエチレン、塩化ビニル等のプラスチックシース８
を施して構成されている。
【０００８】そして、上記光導波路４は、屈折率がn1の
材料の被覆層５と、屈折率がn2の材料の被覆層６、及び
屈折率がn1の被覆層７を順次多層状に施して形成されて
おり、屈折率n1の被覆層５，７はクラッド層、屈折率n2
の被覆層６はコア層として用いられる。上記コア層をな
す屈折率n2の被覆層６の材質としてはＰＭＭＡ（ポリメ
チルメタアクリレート樹脂）、クラッド層をなす屈折率
n1の被覆層５，７の材質としてはフッ素系樹脂、フッ化
ビニリデン系樹脂、フッ化ＰＭＭＡ系樹脂等が挙げら
れ、通常の押出機を用いて押出被覆される。
材料の被覆層５と、屈折率がn2の材料の被覆層６、及び
屈折率がn1の被覆層７を順次多層状に施して形成されて
おり、屈折率n1の被覆層５，７はクラッド層、屈折率n2
の被覆層６はコア層として用いられる。上記コア層をな
す屈折率n2の被覆層６の材質としてはＰＭＭＡ（ポリメ
チルメタアクリレート樹脂）、クラッド層をなす屈折率
n1の被覆層５，７の材質としてはフッ素系樹脂、フッ化
ビニリデン系樹脂、フッ化ＰＭＭＡ系樹脂等が挙げら
れ、通常の押出機を用いて押出被覆される。
【０００９】図２は本発明の光導波路被覆電力ケーブル
の他の具体例の横断面図で、絶縁線心１上に形成した光
導波路４の外側に金属シース９が施され、その上に防食
層10を施して構成されている。
の他の具体例の横断面図で、絶縁線心１上に形成した光
導波路４の外側に金属シース９が施され、その上に防食
層10を施して構成されている。
【００１０】図３は本発明の光導波路被覆電力ケーブル
のさらに他の具体例の横断面図である。図面に示すよう
に、導体２上に絶縁体３を施した絶縁線心１の３本を撚
合せ、その上に押え巻テープ11を施して電力ケーブルコ
アを構成し、その外側に屈折率n1の被覆層５、屈折率n2
の被覆層６、屈折率n1の被覆層７を順次設けて光導波路
４を形成し、その外側に金属シース９及び防食層10を設
けて構成されている。勿論、この場合金属シース９及び
防食層10の代りに、図１に示すようにプラスチックシー
ス８を設けてもよい。
のさらに他の具体例の横断面図である。図面に示すよう
に、導体２上に絶縁体３を施した絶縁線心１の３本を撚
合せ、その上に押え巻テープ11を施して電力ケーブルコ
アを構成し、その外側に屈折率n1の被覆層５、屈折率n2
の被覆層６、屈折率n1の被覆層７を順次設けて光導波路
４を形成し、その外側に金属シース９及び防食層10を設
けて構成されている。勿論、この場合金属シース９及び
防食層10の代りに、図１に示すようにプラスチックシー
ス８を設けてもよい。
【００１１】上述のように構成された本発明の光導波路
被覆電力ケーブルにおいて、プラスチックシースあるい
は金属シースと防食層に穴あけ加工を施し、ケーブルの
一端より光を送ることで、その光の一部が光導波路から
漏光し、穴あきの形状が浮かび上がる。従って、例えは
図４に示すような矢印の形状の穴あけ加工を施すことに
より例えば洞道等において、非常時の人間避難誘導用と
して利用することができる。
被覆電力ケーブルにおいて、プラスチックシースあるい
は金属シースと防食層に穴あけ加工を施し、ケーブルの
一端より光を送ることで、その光の一部が光導波路から
漏光し、穴あきの形状が浮かび上がる。従って、例えは
図４に示すような矢印の形状の穴あけ加工を施すことに
より例えば洞道等において、非常時の人間避難誘導用と
して利用することができる。
【００１２】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光導波路
被覆電力ケーブルによれば、光導波路を用いて光通信が
行えるのみならず、ケーブルの全外周にわたって光導波
路が形成されているので、任意のヶ所の損傷に対しても
光伝送損失の増加が発生するので精度よくケーブルの損
傷を検知することが可能となる。
被覆電力ケーブルによれば、光導波路を用いて光通信が
行えるのみならず、ケーブルの全外周にわたって光導波
路が形成されているので、任意のヶ所の損傷に対しても
光伝送損失の増加が発生するので精度よくケーブルの損
傷を検知することが可能となる。
【００１３】又ケーブルのシースや防食層に穴あけ加工
を施すことにより、光の一部が漏光し、照明用としても
利用可能である。
を施すことにより、光の一部が漏光し、照明用としても
利用可能である。
【図１】本発明の光導波路被覆電力ケーブルの一具体例
の横断面図である。
の横断面図である。
【図２】本発明の光導波路被覆電力ケーブルの他の具体
例の横断面図である。
例の横断面図である。
【図３】本発明の光導波路被覆電力ケーブルのさらに他
の具体例の横断面図である。
の具体例の横断面図である。
【図４】本発明における穴あけ加工例の説明図である。
【図５】図５（イ）は従来の光ファイバ複合電力ケーブ
ルの一例の横断面図、図５（ロ）は光ファイバユニット
の一例の横断面図である。
ルの一例の横断面図、図５（ロ）は光ファイバユニット
の一例の横断面図である。
【図６】従来の光ファイバ複合電力ケーブルの他の例の
横断面図である。
横断面図である。
１ 絶縁線心 ２ 導体 ３ 絶縁体 ４ 光導波路 ５，６，７ 屈折率の異なる被覆層 ８ プラスチックシース ９ 金属シース 10 防食層
Claims (2)
- 【請求項１】 電力ケーブルの絶縁線心又はこれら絶縁
線心の複数本を撚合せた外側に、屈折率の異なる複数の
材料で多層に被覆して光導波路を形成し、その外側に外
部保護層を設けたことを特徴とする光導波路被覆電力ケ
ーブル。 - 【請求項２】 外部保護層に穴あけ加工を施し、光導波
路から漏光するように構成した請求項１記載の光導波路
被覆電力ケーブル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6013209A JPH07211160A (ja) | 1994-01-10 | 1994-01-10 | 光導波路被覆電力ケーブル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6013209A JPH07211160A (ja) | 1994-01-10 | 1994-01-10 | 光導波路被覆電力ケーブル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07211160A true JPH07211160A (ja) | 1995-08-11 |
Family
ID=11826769
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6013209A Pending JPH07211160A (ja) | 1994-01-10 | 1994-01-10 | 光導波路被覆電力ケーブル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07211160A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007505446A (ja) * | 2003-09-09 | 2007-03-08 | ファハホーホシューレ ノルトハウゼン | 電気デバイスを妨害アークについて監視するための装置 |
| WO2008011809A1 (fr) * | 2006-07-18 | 2008-01-31 | Yibing Wang | Interface de transfert, support de transmission par cocâble, réseau lan intégrant énergie et communication et son procédé de raccordement par réseau |
| GB2486467A (en) * | 2010-12-16 | 2012-06-20 | Thermo Electron Mfg Ltd | Hybrid electrical/optical cable uses transparent insulating material as optical waveguide |
| WO2016078428A1 (zh) * | 2014-11-18 | 2016-05-26 | 中天日立射频电缆有限公司 | 内嵌光缆复合型漏泄同轴电缆及其制作方法 |
-
1994
- 1994-01-10 JP JP6013209A patent/JPH07211160A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007505446A (ja) * | 2003-09-09 | 2007-03-08 | ファハホーホシューレ ノルトハウゼン | 電気デバイスを妨害アークについて監視するための装置 |
| JP4907346B2 (ja) * | 2003-09-09 | 2012-03-28 | ファハホーホシューレ ノルトハウゼン | 電気デバイスを妨害アークについて監視するための装置 |
| WO2008011809A1 (fr) * | 2006-07-18 | 2008-01-31 | Yibing Wang | Interface de transfert, support de transmission par cocâble, réseau lan intégrant énergie et communication et son procédé de raccordement par réseau |
| GB2486467A (en) * | 2010-12-16 | 2012-06-20 | Thermo Electron Mfg Ltd | Hybrid electrical/optical cable uses transparent insulating material as optical waveguide |
| WO2012080207A1 (en) * | 2010-12-16 | 2012-06-21 | Thermo Electron Manufacturing Limited | Optical and electrical signal transmission cable and system |
| WO2016078428A1 (zh) * | 2014-11-18 | 2016-05-26 | 中天日立射频电缆有限公司 | 内嵌光缆复合型漏泄同轴电缆及其制作方法 |
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