JPH07211084A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPH07211084A
JPH07211084A JP1792694A JP1792694A JPH07211084A JP H07211084 A JPH07211084 A JP H07211084A JP 1792694 A JP1792694 A JP 1792694A JP 1792694 A JP1792694 A JP 1792694A JP H07211084 A JPH07211084 A JP H07211084A
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line
semiconductor device
transistor
potential
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Sunao Shibata
直 柴田
Tadahiro Omi
忠弘 大見
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    • G11C7/16Storage of analogue signals in digital stores using an arrangement comprising analogue/digital [A/D] converters, digital memories and digital/analogue [D/A] converters 

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 簡単な構造で、電力消費が少なく、且つ精度
の高い多値及びアナログのデータを記憶する半導体装置
を提供する。 【構成】 多値またはアナログデータのメモリセルを複
数個有する半導体装置において、メモリセルのデータが
出力されるデータ出力線105と、メモリセルにデータ
を転送するデータ入力線105と、メモリセルよりデー
タ出力線へのデータ出力を制御するデータ読出し制御用
信号線115と、データ入力線よりメモリセルへのデー
タ書き込みを制御するデータ書き込み制御用信号線11
4とを有し、メモリセルが第1のMOS型トラジスタ1
01を有し、第1のMOS型トラジスタのゲート電極1
06が第2のMOS型トラジスタ107を介してデータ
入力線に接続されるとともに、第2のMOS型トラジス
タのゲート電極がデータ書き込み制御用信号線に接続さ
れ、第1のMOSトランジスタのソース電極がデータ出
力線に適宜接続されたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置に係り、特
に多値や、アナログ情報を記憶するメモリ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体メモリは年々集積度が増大
し、現在、16メガビットダイナミックメモリ(DRA
M)が量産されている。研究試作段階のものでは、64
Mビット、256MビットのDRAMがすでに開発され
ている。これらのメモリはダイナミックメモリと呼ば
れ、半導体基板上に形成されたコンデンサに電荷を蓄
え、この電荷の有無に対応して、「1」もしくは「0」
のバイナリ・デジタル情報を表現している。しかしなが
ら、コンデンサーに蓄えられた電荷は、PN接合の逆方
向リーク電流、トランジスタのサブスレッショールド電
流、あるいは、α粒子の侵入により半導体基板内に生成
された電子・ホール対等によって失われるため、コンデ
ンサーの容量Csは余り小さくすることができず、30
fF程度以上の必要とされている。コンデンサの容量C
sは、 Cs=ε0εrS/d [F] で表される。ここで、ε0は真空の誘電率(8.85×
10-14F/cm)、εrは電極間絶縁膜の比誘電率(例
えばSiO2では3.9)、Sは電極面積、dは絶縁膜
の膜厚である。
【0003】比例縮小則に従って、デバイスの平面素寸
法が1/aに縮小されると、面積Sは1/a2、dは1
/aとなるため、Csは1/aで減少し、メモリの高集
積化とともに、信号電荷はどんどん減少することにあ
る。
【0004】従って、30fFのCsを確保するために
は、例えばTa25のようなεrの大きな材料を絶縁膜
として用いるか、Sを相対的に大きくするしか手段がな
い。しかし、SiO2以外の材料は、Si34膜(εr
7.5)を除いて、十分使用に耐える信頼性を持った材
料の開発が遅れており、なかなか実用化しないのが現状
である。また、Sを相対的に大きくする手法として、3
次元構造をもった電極上にコンデンサを形成することに
より、大きな表面積を得る方法(トレンチキャパシタや
スタックトキャパシタ)があるが構造が複雑となり、製
造が困難である等の問題がある。
【0005】さらにメモリセルに蓄えられた電荷Q
Mは、多数のメモリセルの接続されているデータ線(ビ
ット線)に所定のセルより取り出すことにより、「1」
もしくは「0」のデータとして読み出される。今、メモ
リセルに書き込まれた信号電圧をVsとすると、ビット
線に読み出されたVs’は、 Vs’≒(Cs/CB)Vs (Cs≪CB) となる。つまり高集積化により、CBが大きくなるに従
いVS’はどんどん小さくなっていくという問題があっ
た。
【0006】これらの問題を解決する一つの有利な方法
として、一つのメモリセルに、「1」もしくは「0」の
バイナリデジタルのデータではなく、例えば0、1、
2、3、4、5、……7といった、多値データ(この例
では8値)を蓄える、多値メモリがある。こうすれば、
一つのメモリセルで、三つのメモリセル(3ビット)と
同じ情報を蓄えることができるため、メモリセルの寸法
を小さくしなくても実効的にメモリ容量を増加させるこ
とができる。
【0007】多値メモリは、単に1つのメモリセル当た
りのデータ量が増えるだけでなく、もっと重要な用途が
ある。それは、多値情報処理や、画像情報処理への応用
である。
【0008】前者は、バイナリ・デジタル情報処理の限
界を突破する技術として注目されている。すなわち、バ
イナリ・デジタルの論理に比べ、同じ論理機能の実現に
際し、必要な素子数・配線数を非常に少なくできるとい
うメリットがある。しかし、これまで有効な多値メモリ
がなかったため、一般的に受け入れられる技術とはなっ
ていなかった。これまで利用可能な多値メモリとして
は、多値データをバイナリ・データにコーディングし
て、従来のバイナリメモリに多値データ記憶させる方法
が用いられている。この手法では、データの格納、読み
出しに際し、必ずそれぞれA/D、D/A変換が必要で
あり、ハードウェアが複雑になるばかりか、メモリの動
作に時間がかかるなどの問題がある。あるいは、A/D
とD/Aコンバータを直列接続し、出力を入力にフィー
ドバックすることにより多値レベルを回路的に保持する
メモリも実現されているが、回路が非常に複雑となるば
かりか直流電流を流しながらデータを保持しているた
め、電力消費が増大するという問題がある。
【0009】また、画像処理では、多値、もしくはアナ
ログの情報をそのまま記憶し、必要に応じて出力するこ
とが非常に重要であるが、これまで精度よく、アナログ
データを記憶できるメモリセルは存在しなかった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上の問題
点を解決するためになされたものであり、簡単な構造
で、電力消費が少なく、且つ精度の高い多値及びアナロ
グのデータを記憶する半導体装置を提供することを目的
としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、多値もしくは
アナログデータを記憶する機能をもったメモリセルを複
数個有する半導体装置において、前記メモリセルに記憶
されているデータが出力されるデータ出力線と、前記メ
モリセルに記憶すべきデータを転送するデータ入力線
と、前記メモリセルより前記データ出力線へのデータ出
力を制御するデータ読出し制御用信号線と、前記データ
入力線より前記メモリセルへのデータ書き込みを制御す
るデータ書き込み制御用信号線とを有し、前記メモリセ
ルが第1の導電型の半導体基板上の形成された第1のM
OS型トラジスタを有し、前記第1のMOS型トラジス
タのゲート電極が第2のMOS型トラジスタを介して前
記データ入力線に接続されるとともに、前記第2のMO
S型トラジスタのゲート電極が前記データ書き込み制御
用信号線に接続され、前記第1のMOSトランジスタの
ソース電極が前記データ出力線に適宜接続されるように
構成されたことを特徴とする。
【0012】
【作用】本発明の構成により、多値もしくはアナログの
データを高精度に格納、記憶するとともに、必要に応じ
てその値を読み出すことのできるメモリ装置が、簡単な
構造でしかも少ない電力消費で実現することができ、高
感度メモリが容易に実現できるばかりでなく、次世代の
情報処理技術として注目される多値論理情報処理実現
や、様々な分野での応用が期待されている画像情報処理
の高速化に大きく貢献するものである。
【0013】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明を詳細に説明す
る。
【0014】(実施例1)図1は本発明の第1の実施例
を示す回路図である。図は、多値もしくはアナログデー
タを保持する1つのメモリセルを示している。101
は、例えばNMOSトランジスタであり、そのドレイン
電極102は電源電圧VDD(例えば5V)に接続され、
そのソース電極103は、NMOSトランジスタ104
を介してデータ入出力線105に接続されている。10
6は、NMOS101のゲート電極であり、NMOSト
ランジスタ107を介してデータ入出力線105に接続
されている。また108は、電荷蓄積用のコンデンサC
sであり、一方の電極108aはゲート電極106に接
続され、対向電極108bは、直流の電位に接続されて
いる。ここでは接地電位の場合を示していたが、これは
電源電位VDDもしくは、中間のでの、例えばVDD/2等
の電位であっても差し支えない。このコンデンサは、例
えば半導体基板との間に形成されたMOSキャパシタを
用いてもよいし、あるいは、多結晶シリコンの電極上に
SiO2やSi34あるいはオキシナイトライドやTa2
5等の絶縁膜を介してた結晶シリコン電極を形成した
コンデンサを用いてもよい。その実現方法は、特に限定
されることはない。
【0015】次に、このメモリセルの動作を説明する。
【0016】説明には、4値のデータの書く込み、読み
出しを例に行うが、これ以外の多値の場合も全く同様で
ある。4値のデータ、0、1、2、3、の電圧レベルを
それぞれ例えば、0V、VDD/3、2VDD/3、VDD
し、VDDは例えば5Vであるとする。今、データ2、即
ち2VDD/3の電位をこのメモリセル、書き込む動作に
ついて説明する。
【0017】先ず、データ2を指示する信号がセンスア
ンプ109の入力端子110に、スイッチ111を導通
させることにより入力される。そうすると、センスアン
プは、その出力端子112に2VDD/3の電圧を出力す
るが、この電圧はスイッチ113を導通させることによ
りデータ入出力線に伝えられ、その電位を2VDD/3に
固定する。次いでデータ書き込み制御用の信号線114
に正の電圧を印加し、NMOSトランジスタ107を導
通させることにより、コンデンサ108を充電する。
【0018】このとき、電極108a(106)の電位
Mが入出力線105の電位と等しくなるように、線号
線114の電位VDMは十分高くする必要がある。なぜな
ら、VM=VDM−VT(VTはNMOS107の閾電圧
で、基板バイアス効果を考慮した値である)となるから
であり、データ3を正確に書き込むためには、VDM>V
DD+VTとしなければならない。これには、例えば、よ
く知られたブートストラップ回路等を用いればよい。こ
れによって、単一の電源VDDを用いて、VDDより高い電
圧を簡単に発生させることができる。次いで、VDMを0
とすることにより、トランジスタ107をオフし、デー
タを電荷の形でコンデンサCsに蓄えることができる。
【0019】次にデータの読み出し動作について説明す
る。データ読み出しに際には、まずデータ入出力線10
5の電位を0Vにリセットする。これには、例えば配線
105にスイッチをつけアースラインに接続すればよ
い。次に、データ読み出し制御用信号線115の電位V
DRを正の値とすることにより、NMOSトランジスタ1
04を導通させ、NMOS101のソース103をデー
タ入出力線105に接続する。こうすれば、電源VDD
りトランジスタ101、104を介し電流が配線105
に供給され、容量CB116を充電する。容量CBは配線
105が有する浮遊容量である。配線105の電位VB
の上昇とともにトランジスタ104がオフすることがな
いように、VDRは十分大きな値とすべきであり、例え
ば、VDR>VDD+VTとすればよい。ここで、VTはNM
OS104の閾値であり、特に−VDDの基板バイアスが
印加されたときの値である。ブートストラップ回路等を
用いてこのようにVDRを設定することにより、VB=V
DDとなったときにも、トランジスタ104を導通状態に
保つことができる。今、トランジスタ101の閾電圧を
TMと表すと、入出力線105の電位がVB=VM−VTM
となるまでCBの充電は続く。
【0020】この条件が満たされた時点で、NMOS1
01はオフ状態となり、電流の供給がストップするから
である。つまり、VBには、メモリセルに保持されたデ
ータVMに対応した電圧レベルが出力されることにな
る。データ保持中の電荷のリーク等による減少は極めて
少ないため無視することができるとし、且つVTM=0と
設定されているとすると、この説明の例では、VB=2
DD/3となり、正しく書き込んだデータがそのまま読
み出せることになる。
【0021】実際には、保持期間中の電荷の減少や、基
板バイアス効果によるNMOSトランジスタ101の閾
電圧の増加があるため、正確にVB=2VDD/3となら
ず、一般的には、データ2に対応するVB への読み出し
電位VB2は、 VB2=2VDD/3−ΔVM−ΔVTM ……(1) となる。ここでΔVMはメモリ電荷の減少分を表してお
り、ΔVTMは、基板バイアス効果によるVTMの増加分を
表している。即ち、VTM(Vsub =−VB2)=VTM(V
sub =0)+ΔVTMと表したときのΔVTMである。(但
し、ここではVTM(Vsub =0)=0Vとしている。) 従って、(1)式で表されるデータを元の多値データ2
DD/3に復元する必要があり、その目的のために用い
るのがセンス・アンプ109である。このセンスアンプ
の具備すべき機能は、例えばスイッチ118をオンする
ことにより、VBの値をモニターし、その値がデータ2
に対応する所定のセンスレベルVs2を越えたときにその
出力電圧Voutを元のデータ2VDD/3に等しくする機
能である。具体的には、例えば本発明の第4の実施例
(図7)に示したような回路を用いればよい。図2は、
メモリセルに書き込んだデータ0,1,2,3に対応す
る電位と、データ入出力線に読み出される電位VBの関
係の一例に示したもので、VB 1,VB2はそれぞれデータ
1,2に対応する出力電位を表している。
【0022】例えばデータ2のセンスレベルはVs2は、
B1<Vs2<VB2の条件を満たすように設計すべきであ
る。
【0023】一般に、各データのセンスレベルVsiは、 Vsi=(i/3)VDD −ΔVM−ΔVTM−αi ……(2) (i=1,2,3) の形で表され、αiはVB(i-1)<Vsi<VBiとなるよう
に決定されるべきである。0のデータをセンスするレベ
ルは小さな正の値とし、これを越えなければ109は0
Vを出力すればよい。
【0024】VB >Vsiの条件が満たされるや否や、た
だちにVout=(i/3)VDDとすることにより、正確
に復元された多値データをVoutに出力し、これを外部
に読み出すことができる。
【0025】この読み出し動作の間、スイッチ113は
オフしておいてもよいし、あるいはオンしておいてもよ
い。オンした場合には、VBが各センスレベルに達する
や否や、VBの値は、即座に対応する多値データレベル
にまで上昇されるため、所定のVMに対応する値にまで
Bが上昇する時間がスイッチ113をオフした場合よ
り短くなり、読み出し動作を高速化することができる。
【0026】また、Voutの値が確定した後、スイッチ
113をオンし、書き込み動作を実行すれば再び復元さ
れたデータがメモリセルに格納されることになり、デー
タのリフレッシュが行われる。
【0027】以上、本発明により実施された多値ダイナ
ミックメモリは、従来のバッテリーのダイナミックメモ
リとは動作原理が全く異なっている。即ち、データを表
現している、コンデンサーCsに蓄えられている電荷を
直接読み出すのではなく、その電荷をトランジスタ10
1を用いたソースフォロワ回路で間接的に読み出してい
るのが大きな特徴である。その読み出しはデータに対し
非破壊的であり、且つ電流増幅されるため、Cs/CB
比でその読み出し電圧が減少することはない。また、上
で説明したように正確に、多値データを増幅して読み出
すことができる。さらに、このソースフォロワ回路の負
荷は、CBという容量負荷であるため、直流電流の流れ
ることは一切なく、消費電力を十分小さくすることが可
能である。
【0028】また多値のレベル数に関しては回路動作の
精度、製造プロセスの精度との兼ね合いで決まるもので
あり、これらの精度を十分高いものとすることにより、
数多くのレベルのデータの保持が可能であり、大容量メ
モリが容易に実現できる。さらに、多値論理回路におけ
る、データレジスタ、メモリ回路としての応用が可能で
ある。またアナログデータをそのまま保持するメモリと
しても使える。この場合は、109のセンスアンプに代
わり、アナログのアンプを用いればよい。このように、
簡単な構造で、高精度で、低消費電力の多値及びアナロ
グメモリが実現できた。
【0029】図2に於いて、VBとVMの関係を表すカー
ブ201は、できるだけ45°の直線202に近づける
ことが望ましい。それには、まずリーク電流等を十分小
さくすることにより、電荷の減少分ΔVMを小さくすれ
ばよい。たとえばウルトラクリーン化技術で作成したP
N接合では、1μm角のPN接合の逆方向リーク電流が
10-18A程度であり、30fFのCsに8値のデータを
保持した場合、ΔVM=50mVとなる時間は約100
0秒である。各レベル間の電圧差が約700mVである
ことを考えると全く問題にならない。
【0030】リフレッシュのサイクルを数100m秒〜
数秒の間隔で行えば、ΔVM=0とみなすことができ
る。
【0031】VBとVMの差を決定している主な原因はΔ
TMであり、これは、NMOSトランジスタ101の基
板バイアス効果にある閾値の増加分である。このΔVTM
を小さくするためは、例えば、トランジスタ101を形
成するP型半導体領域のアクセプタ濃度NAを十分小さ
くしてやればよい。たとえばNA=1×1015cm-3
下とすればΔVTMはほとんど無視することができる。
【0032】あるいは、トランジスタ101を形成する
P型半導体領域をN型基板中に設けられたP型のウェル
とし、そのウェルの電位をトランジスタ101のソース
103の電位と等しくなるように接続してやればよい。
こうすれば、ソース103の電位によらず、トランジス
タ101の基板バイアスは0Vとなるため、ΔVTM=0
とすることができる。
【0033】上記実施例では、トランジスタ101の閾
電圧VTMを0Vとしたが、これは、VTM>0であっても
TM<0であってもよいことは言うまでもない。VTM
0としたデプレション型トランジスタを用いることによ
り、VB>VMとすることができる。また、トランジスタ
101,104,107はNMOSトランジスタの場合
についてのみ説明したが、これらはすべてPMOSトラ
ンジスタであってもよい。
【0034】また、4値のデータに関して、0と3のデ
ータをそれぞれ0V,5V(VDD)としたが、これは例
えば0.5V,4.5Vのようにオフセットをもってい
てもよい。また各レベルは必ずしも均等な電圧間隔に設
定されている必要もない。これらはすべて回路の設計に
係る事項であり、特に本発明によって限定されるもので
はない。これは、109のセンスアンプの機能に関して
も同様である。
【0035】また図1に於いては、1つのセンスアンプ
109にデータ入出力線105を介して接続されるメモ
リセルはただ1つしか描かれていないが、これはあくま
でも説明の目的のためであり、複数個接続してもよいこ
とは言うまでもない。
【0036】(実施例2)本発明の第2の実施例を図3
に示す。
【0037】図3に於いて、301はNMOSトランジ
スタであり、302はそのゲート電極である。このゲー
ト電極302より見たトランジスタ301の閾電圧VTM
は、例えばVM=VDDと設定されている。ゲート電極3
02は、NMOSトランジスタ303を介してデータ入
出力ライン304に接続されている。また、NMOSト
ランジスタ301のソース電極305は、直接データ入
出力ライン304に接続されている。
【0038】306はコントロールゲートであり、ゲー
ト電極302とは容量的に結合されている。その容量の
大きさをCsと表す。コートロールゲート306、及び
トランジスタ301のドレイン電極307は共にデータ
読み出し制御用信号線308に接続されている。また、
NMOSトランジスタ303のゲート電極309は、デ
ータ書き込み制御用信号線310に接続されている。
【0039】次にこのメモリセルの動作について説明す
る。説明は第1の実施例と同様に0,1,2,3の4値
のデータのうち、2のデータの書き込み、読み出しを例
として行う。
【0040】まず書き込みに際しては、データ入出力ラ
インの電位を、データ2に対応した電圧、2VDD/3に
設定する。
【0041】次に、第1の実施例と同様に、信号線31
0の電位VDMをVDM>VDD+VTとなるようにして、ト
ランジスタ303をオンする。このとき信号線308の
電位VDRは0Vとしておく。こうすると、ゲート電極3
02の電位は、データ入出力線304の電位と等しくな
る。
【0042】この状態でVDM=0としてトランジスタ3
03をオフすると、データは電荷として、コンデンサー
sに蓄えられる。これで書き込み動作が完了する。
【0043】次に、読み出し動作について説明する。読
み出しは、まず入出力データ線304の電位VBを0V
にリセットした後、読み出したいセルの接続されている
データ読み出し制御用信号線308のみをVDDに引き上
げることにより行われる。こうするとNMOSトランジ
スタ301を通してVDDより電流が流れ、データ入出力
線304の容量CB311が充電され、その電位VBが上
昇する。これは、CBを負荷とするNMOSトランジス
タ301を用いたソースフォロワ回路であり、その出力
Bは VB =ΦF−VTM ……(3) となるまで上昇をつづける。ここで、VTMはNMOS3
01の基板バイアス効果を考慮した閾値であり、ΦF
ゲート電極302の電位である。ゲート電極302とコ
ントロールゲート306との間の容量はCsであるが、
ゲート電極302からみた、Cs以外のすべての容量を
0と表すとΦFは ΦF=VM+{Cs/(C0+Cs)}・VDD ……(4) と表される。ここでVM はゲート電極302に書き込ん
だデータの電位であり、今の例ではVM =2VDD/3で
ある。
【0044】またCs≫C0としておくと、ΦF=VM+V
DDとなり、(3)式よりVBの値は、VB=2VDD/3と
なり、書き込んだデータがそのまま読み出せる。
【0045】センスアンプの動作に関しては、説明は省
略したが、それは、第1の実施例と同様である。
【0046】図4は、図3に示した回路を2層ポリシリ
コンCMOSプロセスで試作したテストデバイスの顕微
鏡写真であり、写真中の番号は図3の番号と対応する。
写真ではデータ入出力線304が2本別々に分かれて試
作されているが、測定に際しては図3と同様に外部で接
続して動作を測定した。計測の結果を図5に示す。
【0047】304には約5pFの容量を接続して測定
したため動作が遅いが、実際の回路ではCBが小さいた
めもっと高速に動作させることができる。
【0048】ここで、NMOSトランジスタ301の閾
電圧をVTM=VDD(5V)と電源電圧に等しい値とした
のは次の理由による。
【0049】データの読み出し時、非選択セルにおいて
はVDR=0に保たれているが、VBは正の電位に上昇す
る。これは同じデータ入出力線304に接続された他の
選択されたセルからそのメモリの内容が読み出された為
である。今、非選択セルに書き込まれているデータが3
のデータであったとすると、ゲート302の電位VM
5Vである。しかるにVTM=5Vであるためトランジス
タ301はオンすることがない。
【0050】もし、VTM<5Vであれば、トランジスタ
301はオンして電流が、配線304より、トランジス
タを介して0になっている信号線308に流れるため、
Bを充電する時間が長くなる。つまりデータの読み出
しに時間がかかることになる。したがって、非選択セル
のトランジスタ301がオンする事態を避けるため、閾
値VTMは、VMの最大値5Vよりも大きくすることが望
ましい。
【0051】しかし、VTM>5Vとすると、(3)、
(4)式から明らかなように、その読み出し出力電圧
は、VMより小さくなる。図5の実験結果はこのような
例を示している。データが、1,2,3と大きくなるに
従い、読み出しデータの減少分が増加しているのは、基
板バイアス効果でVTMが大きくなったためである。しか
しながら、このような読み出しデータの減少は図1のセ
ンスアンプ109を用いることで問題なく解決する。
【0052】第2の実施例のように、VMの最大値5V
にたいしてVTM=5Vとすると、非選択セルでもわずか
にもれ電流が発生する。これを避けるためには、例えば
Mの最大値を例えば4.0Vといった具合に5Vより
小さくとってやればよい。またこの場合には、VTMは5
Vよりも小さく、たとえば4.5Vとしてもよい。基板
バイアス効果をなくすためにトランジスタ301をp−
ウェル内に形成し、そのウェルの電位をそのソース電極
305と同電位となるように結線してもよいことは言う
までもない。
【0053】また、VTM=5Vという高い値に決定する
のは、直流の基板バイアスを基板に印加することによっ
て行ってもよい。
【0054】(実施例3)上記説明では、VDR=0Vの
状態でデータの書き込みを行ったが、これは例えば、V
DR=5Vでデータの書き込みを行ってもよい。この場
合、セルにデータ0(0V)が書き込まれていると、V
DR=0としたときゲート電極302の電位は−5Vとな
る。従ってNMOSトランジスタ303はオンして書き
込んだデータは破壊されてしまう。
【0055】この問題を解決するために発明されたのが
本発明の3の実施例であり、図6にその回路図を示す。
トランジスタ601がPMOSトランジスタとなってい
る以外はすべて図3と同じであり、各部には同じ番号が
付いている。VDM=5Vとしておけば、302の電位が
負となってもPMOSはオンしないので、データはその
まま保持される。データ書き込み時はVDM=0Vとして
PMOS601をオンさせればよい。
【0056】(実施例4)本発明の第4の実施例を図7
に示す。
【0057】図において、701a,701bは多値メ
モリセルであり、これは、例えば図1、図3、図6等の
いずれを用いても良い。702はデータ入出力線であ
り、703はセンスアンプであり、その一例がここに具
体的に示されている。
【0058】703において、704の回路ブロックは
3ビットのA/Dコンバータであり、アナログ信号を3
ビットのデジタル信号に変換して、A0,A1,A2に出
力する回路である。ここで、A0が最下位ビット(LS
B)である。
【0059】705a,705b,705cはインバー
タであり、その反転電圧はそれぞれVs2,Vs4,Vs6
即ちデータ2,4,6のセンスレベルと等しくなってお
り、Vinが各センスレベルを越えるに従い、バイナリコ
ードの出力が1→2、3→4、5→6といった具合に変
化する。706a,706bはニューロンMOSトラン
ジスタを用いたインバータであり、705a〜705c
のインバータとともにA/Dコンバータ回路を実現して
いる。この回路の動作は公知であり、文献(T.Shibata
and T.Ohmi, “Neuron MOS binary-logic integrated c
ircuits:Part II, Simplifying techniques of circuit
configurationand their practical applications,”I
EEE Trans. Electron Devices, Vol.40, No.5, pp.974-
979(1993).)に詳しく記述されている。
【0060】バイナリコードされた出力が、0→1、2
→3、4→5、6→7と変化するためのセンスレベル
は、ニューロンMOSインバータ706a,706bの
キャパシタの大きさの設計により自在にコントロールす
ることが可能であり、これらのレベルを所定のVs1,V
s3,Vs5,Vs7とすることは極めて容易である。これら
は前述の文献により公知であるため、ここでの説明は省
略する。707はニューロンMOSを用いたD/Aコン
バータであり、バイナリコードでこれを3ビットの多値
レベルのデータをアナログデータに戻す回路であり、こ
れも次の文献でその動作は公知である(T.Shibata and
T.Ohmi, "A functional MOS transistor featuring gat
e-level weighted sum and threshold operations, "IE
EE Trans.Electron Devices, Vol.39, No.6, pp.1444-1
455(1992))。
【0061】即ち、図のように、A/Dコンバータ、D
/Aコンバータと直列接続することにより、8値のデー
タ用のセンスアップが実現できる。ここでは、ニューロ
ンMOSを用いたA/Dコンバータ、D/Aコンバータ
を示したが、これはその回路が非常に簡略化されるから
である。その他の回路技術を用いて、A/D、D/Aコ
ンバータを実現してもよいことは言うまでもない。
【0062】この回路の動作は、Vinの値をセンスし
て、それを対応する値レベルのデータを順次Voutに出
力する回路である。スイッチ708は、開・閉どちらの
状態で用いても本回路は第1の実施例の説明で述べたセ
ンスアップとしての機能を果たす。しかし、スイッチ7
08は閉の状態を用いるのがのより望ましい。即ち、7
03の回路にフィードバックをかけることにより、より
正確に多値レベルが決まることになる。さらにD/Aコ
ンバータを構成するNMOS、PMOSに電流駆動力の
大きなトランジスタを用いれば、Vinのレベルをセンス
すると急速にそのレベルを所定の多値レベルに持ち上げ
ることができ、回路動作の高速化を達成することができ
る。
【0063】さらにスイッチ709を開としてデータ入
出力ラインを切り離してもセンスアップは、その多値デ
ータを回路的に保持することができるためさらに都合が
よく、本発明の第6〜9の実施例が可能となる。
【0064】スイッチ710は外部よりの多値入力信号
をセンスアップに入力するためのスイッチである。71
0をオンするときに、スイッチ709は開であっても閉
であってもかまわない。
【0065】本実施例は、A/D,D/Aコンバータを
組み合わせたセンスアップを用いた場合について説明し
ているが、これ以外のいかなるセンスアップを用いても
よいことは言うまでもない。
【0066】(実施例5)本発明の第1〜第4の実施例
では、いずれも一本のデータ入出力線(105、30
4、702)を用いて、データの入力並びにデータの出
力を行っていた。データの入力と出力を別々のデータ線
を開いて行ってもよいことは言うまでもない。
【0067】図8は、このような例を示す本発明の第5
の実施例であり、801、802はそれぞれデータの入
力線及び出力線である。803、804はそれぞれ入
力、出力をコントロールするスイッチである。805は
多値のメモリセルであり、これは、第1〜第3の実施例
で示したいずれのセルを用いてもよい。但し、第2、第
3の実施例のセルを用いる場合には、データ読み出しを
制御するスイッチ804は不要で直接結線すればよい。
読み出しは、図3、図6のデータ読み出し制御用信号線
308の電位をVDDとすることで行える。図8は、この
ことを概念的に示したものである。これらのスイッチは
NMOSを用いて、ブートストラップ回路等でそのゲー
ト電圧をVDDより高くし、アナログもしくは多値の電圧
レベルが正確に書き込み・読み出しできるようにするの
がよい。あるいは、NMOSとPMOSを並列接続し
た、いわゆるCMOSスイッチを用いてもよい。この場
合、ゲート電圧をブートストラップ回路等でVDD以上の
値としても良い。
【0068】(実施例6)図9は、本発明の第6の実施
例を示す回路図である。
【0069】901a,901b,901c,901d
は多値メモリセルであり、その内容は、図8と同様であ
る。902a,902b,902cはデータ線であり、
例えば、902bはセル901bのデータ出力線として
用いられると同時にセル901cのデータ入力線として
用いられる。
【0070】この回路は、次のように動作する。まずス
イッチ903a,903b,903cが閉となり、セル
901a,901b,901cのデータがそれぞれデー
タ線902a,902b,902cに読み出される。そ
の後スイッチ903a〜903cは開としてそれらのデ
ータは、センスアップ905a〜905cにラッチされ
る。これらのセンスアップは、例えば図7に示したもの
でそのフィードバックのスイッチ708は閉としたもの
を用いる。次いでデータ入力用のスイッチ904a〜9
04cが閉となるとこれらのデータは、メモリセル90
1b,901c,901dに読み込ませる。
【0071】即ち、以上一連の動作により、多値のデー
タがすべてとなりのセルに移動されている。つまり多値
のシフトレジスタが実現されてある。これは、多値情報
処理に於いて重要な働きをする回路である。
【0072】(実施例7)図10は、本発明の第7の実
施例を示す回路図であり、これも多値のシフトレジスタ
である。但し、本実施例では、各セル毎に共通の入出力
線を用いているが、スイッチ1001a、1001b,
1001cを上に入れるか、下に入れるかでデータシフ
トの機能を実現している。
【0073】メモリセル1002a〜1002cよりデ
ータを読み出したときは、スイッチ1001a〜100
1cを上に入れ、データをセンスアンプ1003a〜1
003cに入れる。次いで書き込みに際してはスイッチ
を下に入れることにより、データをとなりのセルに転送
することができる。単にリフレッシュするときは、スイ
ッチ1001a〜1001cを上に入れた状態で読み出
し、書き込み操作をすればよいので、メモリとしてもシ
フトレジスタとしても用いることができる。メモリセル
としては、実施例1〜3のいずれを用いてもよいことは
いうまでもない。
【0074】(実施例8)図11は本発明の第8の実施
例を示す回路図であり、スイッチマトリスク1101の
各スイッチを適宜ON、OFFすることにより、各メモ
リセル間でデータを自在に入れかえることができる。
【0075】(実施例9)図12は本発明の第9の実施
例であり、1201,1202はそれぞれ4つの多値を
メモリセルによりなる多値データのレジスタである。1
203は4本のバスラインであり、例えば多値マイクロ
プロセッサのチップ内のバスラインに相当する。スイッ
チ群1204をオンすることによりレジスタA0〜A3
多値データがバスライン1203に読み出されるととも
にセンスアンプ群1205にラッチされる。スイッチ群
1204をオフした後スイッチ群1206をオンすれば
これらの多値データレジスタB0〜B3に格納される。
【0076】このように本発明の多値メモリ技術を使え
ば、多値のマイクロプロセッサの実現が非常に容易に行
える。尚、図12に於いて、各スイッチ群は各メモリセ
ルあたり1つしか描いてないが、これはあくまで概念的
な構成を示したものであり、図10、11と同様、書き
込み、読み出し用に2ケ用いることを示している。
【0077】また、図3、図6のセルでは片方のスイッ
チは不要で、直接接続すればよいこともいうまでもな
い。
【0078】
【発明の効果】本発明により、多値もしくはアナログの
データを高精度に格納、記憶するとともに、必要に応じ
てその値を読み出すことのできるメモリ装置が、簡単な
構造でしかも少ない電力消費で実現することが可能とな
る。
【0079】その結果、高感度メモリが容易に実現でき
るばかりでなく、次世代の情報処理技術として注目され
る多値論理情報処理実現や、様々な分野での応用が期待
されている画像情報処理の高速化に大きく貢献するもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す回路図である。
【図2】メモリセルのデータとデータ入出力線に読み出
される電位の関係を示すグラフである。
【図3】本発明の第2の実施例を示す回路図である。
【図4】図3の回路のテストデバイスの顕微鏡写真であ
る。
【図5】書き込み・読み出し特性を示すグラフである。
【図6】本発明の第3の実施例を示す回路図である。
【図7】本発明の第4の実施例を示す回路図である。
【図8】本発明の第5の実施例を示す回路図である。
【図9】本発明の第6の実施例を示す回路図である。
【図10】本発明の第7の実施例を示す回路図である。
【図11】本発明の第8の実施例を示す回路図である。
【図12】本発明の第9の実施例を示す回路図である。
【符号の説明】
101、104、107 NMOSトランジスタ、 102 ドレイン電極、 103 ソース電極、 105 データ入出力線、 106 NMOS101のゲート電極、 108 電荷蓄積用のコンデンサ、 108a、108b 電極、 109 センスアンプ、 113、118 スイッチ、 114 データ書き込み制御用信号線、 115 データ読み出し制御用信号線、 116 浮遊容量、 301、303 NMOSトランジスタ、 302 ゲート電極、 304 データ入出力線、 305 ソース電極、 306 コントロールゲート、 307 ドレイン電極、 308 データ読み出し制御用信号線、 309 ゲート電極、 310 データ書き込み制御用信号線、 701a,701b 多値メモリセル、 702 データ入出力線、 703 センスアンプ、 704 A/Dコンバータ、 705a〜705c インバータ、 706a,706b ニューロンMOSインバータ、 707 ニューロンMOSを用いたD/Aコンバータ、 801 データの入力線、 802 データの出力線 803、804 スイッチ、 805 多値のメモリセル、 901a〜901d 多値メモリセル、 902a〜902c データ線、 903a〜903c、904a〜904c スイッチ、 905a〜905c センスアンプ、 1001a〜1001c スイッチ、 1201,1202 多値データのレジスタ、 1203 バスライン、 1204 スイッチ群、 1205 センスアンプ群、 1206 スイッチ群。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多値もしくはアナログデータを記憶する
    機能をもったメモリセルを複数個有する半導体装置にお
    いて、 前記メモリセルに記憶されているデータが出力されるデ
    ータ出力線と、 前記メモリセルに記憶すべきデータを転送するデータ入
    力線と、 前記メモリセルより前記データ出力線へのデータ出力を
    制御するデータ読出し制御用信号線と、前記データ入力
    線より前記メモリセルへのデータ書き込みを制御するデ
    ータ書き込み制御用信号線とを有し、 前記メモリセルが第1の導電型の半導体基板上の形成さ
    れた第1のMOS型トラジスタを有し、 前記第1のMOS型トラジスタのゲート電極が第2のM
    OS型トラジスタを介して前記データ入力線に接続され
    るとともに、前記第2のMOS型トラジスタのゲート電
    極が前記データ書き込み制御用信号線に接続され、前記
    第1のMOSトランジスタのソース電極が前記データ出
    力線に適宜接続されるように構成されたことを特徴とす
    る半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記データ入力線と前記データ出力線が
    同一の配線(データ入出力線)で構成されていることを
    特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記第1のMOS型トランジスタのソー
    ス電極と前記データ出力線が第3のMOS型トランジス
    タを介して接続されるとともに、前記第3のMOS型ト
    ランジスタのゲート電極が前記データ読み出し制御用信
    号線に接続されていることを特徴とする請求項1または
    2に記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記第1のMOS型トランジスタのソー
    ス電極が前記データ出力線に直接接続され、前記第1の
    MOS型トランジスタのゲート電極と容量的に結合され
    た制御ゲート電極が前記第1のMOS型トランジスタの
    ドレイン電極及び前記データ読み出し制御用信号線に接
    続されたことを特徴とする請求項1または2に記載の半
    導体装置。
  5. 【請求項5】 前記メモリセルへのデータ書き込みに際
    し、前記データ読み出し制御用信号線の電位を電源電圧
    に等しい値に保持して行うことを特徴とする請求項4に
    記載の半導体装置。
  6. 【請求項6】 前記第1のMOSトランジスタがNMO
    Sトランジスタであり、その反転閾電圧が電源電圧に略
    々等しいか、もしくは電源電圧より大きな値に設定され
    ていることを特徴とする請求項5に記載の半導体装置。
  7. 【請求項7】 前記第2のMOS型トランジスタが前記
    第1の導電型と、逆導電型の半導体基板上に形成されて
    いることを特徴とする請求項4に記載の半導体装置。
  8. 【請求項8】 前記第1の導電型と反対導電型の半導体
    基板内に前記第1の導電型の半導体領域が前記複数のメ
    モリセルの各々に対して互いに離隔したウエル領域とし
    て形成され、 各ウエルが前記第1のMOS型トランジスタのソース電
    極と電気的に接続されていることを特徴とする請求項1
    ないし7のいずれか1項に記載の半導体装置。
  9. 【請求項9】 前記メモリセルからデータ読み出しに際
    し、前記データ出力線の電位の時間的変化をモニター
    し、その電位が所定の値を超えたときに所定の電位を出
    力し、その電位をデータ入力線に伝達する回路を少なく
    とも一部に含んだことを特徴とする請求項1ないし8の
    いずれか1項に記載の半導体装置。
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