JPH0721070Y2 - 充電機能付き二次電池パッケージ - Google Patents

充電機能付き二次電池パッケージ

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JPH0721070Y2
JPH0721070Y2 JP3536188U JP3536188U JPH0721070Y2 JP H0721070 Y2 JPH0721070 Y2 JP H0721070Y2 JP 3536188 U JP3536188 U JP 3536188U JP 3536188 U JP3536188 U JP 3536188U JP H0721070 Y2 JPH0721070 Y2 JP H0721070Y2
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voltage
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signal
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光孝 宮林
浩 栗原
日男 橋爪
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三菱油化株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は交流電源電圧を直流に変換して得られる直流電
圧により常時小形の二次電池を充電しつつコンピュータ
のメモリに直流電圧を供給し、停電時等に二次電池の電
圧をメモリに供給して記憶を保持すると共に、停電等を
検出し、その検出信号でメモリの書き込み動作を禁止し
メモリをプロテクトする信号を出力する充電機能付き二
次電池パッケージに係り、特に二次電池の電圧が許容範
囲以下に低下したことを検出して二次電池よりメモリへ
の電力の供給を停止する機能を有する充電機能付き二次
電池パッケージに関する。
〔従来の技術〕
従来は交流電源電圧を直流に変換して得られる直流電圧
を入力し、充電用電圧とメモリの作動(書き込み等)用
電圧を出力する充電回路と、充電用電圧により常時、充
電される小形の二次電池と、停電時にこの二次電池の電
圧をメモリに供給して記憶保持に供するダイオードとが
別々に独立しており、それぞれ接続されていた。
〔考案が解決しようとする課題〕
従来にあっては、そのため部品数が多くなり、取り扱い
が煩雑になり、部品間を接続する必要があるだけでな
く、停電時にメモリの書き込み動作を禁止しメモリをプ
ロテクトする機能を有していないので、メモリが誤動作
するおそれがある。また、停電時等にメモリに電力を供
給する二次電池の電圧が許容範囲以下に低下したことを
検出し、二次電池よりメモリへの電力を遮断する機能を
有していないので、二次電池が過放電するおそれがあ
る。
〔考案の概要〕
本考案の第1パッケージは上記の課題を解決するため、
第1図示のように直流電圧Viを入力して充電用電圧Vzを
ダイオードD2を介して出力する充電回路1と、充電用電
圧Vzにより常時充電される小形の二次電池2と、直流電
圧Viが許容範囲以下に低下したことを検出して直流電圧
ViのメモリMへの供給を遮断する電源監視回路3と、直
流電圧ViのメモリMへの供給が遮断されたとき,二次電
池2の電圧をメモリMに供給するダイオードD1と、二次
電池2の電圧が許容範囲以下に低下したことを検出して
二次電池2よりメモリMへの電力の供給を停止する過放
電防止回路4と、電源監視回路3の出力信号を入力しメ
モリMの書き込み動作を禁止して,メモリMをプロテク
トする信号を出力するメモリプロテクトロジック回路5
とをパックしてなる構成としたものである。
第1パッケージにおいて直流電圧Viが許容範囲内にある
場合は当該直流電圧Viが充電回路1に入力すると、充電
回路1よりダイオードD2を通して出力する充電用電圧Vz
により小形の二次電池2が常時、充電されると共に電源
監視回路3より出力する作動用電圧VoによりメモリMの
記憶保持がなされる。この場合、電源監視回路3から信
号が出力されず、メモリプロテクトロジック回路5によ
ってメモリMがプロテクトされることはなく、通常の書
き込み動作が行われる。
直流電圧Viが許容範囲以下に低下または停電した場合
は、電源監視回路3によりその旨検出され直流電圧Viが
許容範囲以下となったとき、充電回路1の充電は停止
し、それまで充電されていた二次電池2の電圧がダイオ
ードD1を通してメモリMに供給され記憶保持が継続され
る。
この場合、電源監視回路3からの出力信号がメモリプロ
テクトロジック回路5に入力され、その出力信号▲
▼によりメモリMの書き込みが禁止され、停電時までの
メモリMの記憶保持が行われる。
二次電池2の電圧が許容範囲以下に低下した場合には過
放電防止回路4によりその旨検出され、二次電池2より
メモリMへの電力が停止されて過放電が防止される。
本考案の第2パッケージは同じ課題を解決するため、第
2図示のように直流電圧Viを入力して充電用電圧Vzをダ
イオードD2を介して出力する充電回路1と、充電用電圧
Vzにより常時充電される小形の二次電池2と、直流電圧
Viが許容範囲以下に低下したことを検出して直流電圧Vi
のメモリMへの供給を遮断する電源監視回路3と、直流
電圧ViのメモリMへの供給が遮断されたとき,二次電池
2の電圧をメモリMに供給するダイオードD1と、二次電
池2の電圧が許容範囲以下に低下したことを検出して二
次電池2よりメモリMへの電力の供給を停止する過放電
防止回路4と、停電検出回路6の出力に基づく中央処理
装置CPUの▲▼信号を入力しメモリMの書き込
み動作を禁止してメモリMをプロテクトする信号を出力
するメモリプロテクトロジック回路5とをパックしてな
る構成としたものである。
この第2パッケージにおいては、停電検出回路6の出力
に基づく中央処理装置CPUの▲▼信号がメモリ
プロテクトロジック回路5に入力され、その出力信号▲
▼によりメモリMの書き込みが禁止され、停電時ま
でのメモリMの記憶保持が行われる以外、第1パッケー
ジと全く同様の動作を行う。
本考案の第3パッケージは同じ課題を解決するため、第
3図示のように直流電圧Viを入力して充電用電圧Vzをダ
イオードD2を介して出力する充電回路1と、充電用電圧
Vzにより常時充電される小形の二次電池2と、直流電圧
Viが許容範囲以下に低下したことを検出して直流電圧Vi
のメモリMへの供給を遮断する電源監視回路3と、直流
電圧ViのメモリMへの供給が遮断されたとき,二次電池
2の電圧をメモリMに供給するダイオードD1と、二次電
池2の電圧が許容範囲以下に低下したことを検出して二
次電池2よりメモリMへの電力の供給を停止する過放電
防止回路4と、停電検出回路6の出力に基づく中央処理
装置CPUの▲▼信号と電源監視回路3の出力を
入力しメモリMの書き込み動作を禁止してメモリMをプ
ロテクトする信号を出力するメモリプロテクトロジック
回路5とをパックしてなる構成としたものである。
この第3パッケージは中央処理装置CPUの▲▼
信号と電源監視回路3の出力がメモリプロテクトロジッ
ク回路5に入力される以外、第1または第2パッケージ
と全く同様である。
〔考案の具体的説明〕
以下図面に基づいて本考案の実施例を説明する。
第1図(a),(b)はそれぞれ本考案パッケージの第
1実施例の構成を示すブロック図及びその斜視図、第4
図は本考案パッケージの第1実施例の構成を示す接続図
である。
第1図においてViは交流電源の電圧を直流に変換した得
られる直流電圧、3はこの直流電圧Viを入力し,この直
流電圧Viが許容範囲以下に低下したことを検出する電源
監視回路である。
この電源監視回路3は例えば第4図示のように電圧Viラ
インと制御NPN形トランジスタTr2のベース間にツェナー
ダイオードDz1と抵抗R1の直列回路が接続され、この制
御NPN形トランジスタTr2のベース,エミッタ間には抵抗
R2が接続されておりエミッタはアースに接続されてい
る。制御NPN形トランジスタTr2によって制御される被制
御PNP形トランジスタTr1のエミッタ,コレクタは電圧ラ
インに介挿され、この被制御PNP形トランジスタTr1のベ
ースと制御NPN形トランジスタTr2のコレクタ間には抵抗
R3が接続されており、制御NPN形トランジスタTr2のコレ
クタと被制御PNP形トランジスタTr1のコレクタ(電圧Vo
ライン)間には抵抗R4が接続されて構成されている。
1は充電回路であり、直流電圧Viを入力して充電用電圧
VzをダイオードD2を介して出力する。
この充電回路1は、例えば電源監視回路3の被制御PNP
形トランジスタTr1のエミッタとアース間に抵抗R5とツ
ェナーダイオードDz2の直列回路が接続され、抵抗R5
ツェナーダイオードDz2との接続点に抵抗R6が接続され
てなる。
また、本考案パッケージをコンピュータに装着する前の
保管時に、二次電池2が放電することを防止するため、
二次電池2とダイオードD2間を切断しておき、パッケー
ジをコンピュータ本体に装着する際に電池接続端子Sで
接続するようにされている。
ダイオードD2のカソードとアース間には二次電池2及び
電圧検出用ICが並列に接続され、そのICの出力は抵抗R7
を介して電界効果トランジスタTr3のゲートに接続され
ており、このトランジスタTr3のドレイン,ソースはダ
イオードD2のカソード(二次電池2の正電極)とダイオ
ードD1のアノード間に接続され、このダイオードD1のカ
ソードは電圧Voライン(電源監視回路3の被制御トラン
ジスタTr1のコレクタ)に接続されている。電圧検出用I
C,抵抗R7及び電界効果トランジスタTr3は過放電防止回
路4を構成している。
5はメモリプロテクトロジック回路で、電源監視回路3
の出力信号に基づいてメモリMの記憶動作を禁止しメモ
リMをプロテクトする信号を出力するものである。
このメモリプロテクトロジック回路5は、第4図のよう
に、電源監視回路3の制御NPNトランジスタTr2のコレク
タ電圧と、コントロールバスからのチップセレクト信号
を入力し、メモリMのチップセレクト▲▼端子に書
き込みを禁止する2入力オアロジック回路LC1よりな
る。
以上の充電回路1、二次電池2、ダイオードD1,D2、電
源監視回路3,過放電防止回路4及びメモリプロテクトロ
ジック回路5とを第1図(b)示のようにパックして1
チップ化し、本考案パッケージ7を構成する。
上記の構成において直流電圧Viが許容範囲内にある場合
は、当該直流電圧ViによりツェナーダイオードDz1、抵
抗R1,R2を通して電流が流れ、抵抗R2に発生する電圧に
より制御NPN形トランジスタTr2のベース,エミッタを経
て電流が流れ、この電流によりトランジスタTr2のコレ
クタ,エミッタ間が導通する。この導通によって被制御
PNP形トランジスタTr1のエミッタ,ベース、抵抗R3及び
トランジスタTr2のコレクタ,エミッタを経て電流が流
れ、これによって被制御PNP形トランジスタTr1のコレク
タ,エミッタ間が導通する。
一方、直流電圧Viにより抵抗R5を経てツェナーダイオー
ドDz2に電流が流れ、そのツェナー電圧Vzにより抵抗
R6,ダイオードD2を経て二次電池2が常時、充電される
と共に、出力側電圧Voラインの作動用電圧Voによりメモ
リMの記憶保持がなされる。
この場合、トランジスタTr2のコレクタ電圧から、Lレ
ベルの信号がロジック回路LC1の一方の入力端子に入力
される。また、端子▲▼にはLレベルのセレ
クト信号が入力されるので、ロジック回路LC1の他方の
入力端子はLレベルとなる。
その結果、この回路LC1の出力はLレベルとなり、メモ
リMは通常の書き込み動作を行うことになる。
直流電圧Viが許容範囲以下に低下又は停電した場合に
は、抵抗R2に発生する電圧が低下してトランジスタTr2
のコレクタ,エミッタ間の導通が遮断されるため、トラ
ンジスタTr1のベース電圧が上昇してトランジスタTr1
エミッタ,コレクタ間の導通が遮断されると同時に充電
回路1は動作せず、それまで充電されていた二次電池2
の電圧が電界効果トランジスタTr3のドレイン,ソース
及びダイオードD1を通してメモリMに供給され、記憶保
持が維持される。
この場合、電源監視回路3のトランジスタTr2のコレク
タ電圧が上昇して、Hレベルの信号がロジック回路LC1
の一方の入力端子に入力されるため、当該回路LC1より
Hレベルの信号がメモリMのチップセレクト端子に入力
され、これによってメモリMの書き込み動作が禁止さ
れ、メモリMがプロテクトされてそれまでの記憶保持を
行う。
また、充電回路1は順方向にダイオードD2,D1、電界効
果トランジスタTr3のドレイン,ソースを介して電源監
視回路3に並列に接続されているので、二次電池2の電
力がダイオードD1を通してメモリMに供給される以外、
他に供給されて消費されることはなく、電力損失をこう
むるおそれはない。
即ち、二次電池2よりダイオードD2により抵抗R6,ツェ
ナーダイオードDz2を通して電流が流れることがないば
かりでなく電源監視回路3の被制御PNP形トランジスタT
r1のオフにより電界効果トランジスタTr3のドレイン,
ソース、ダイオードD1,抵抗R5,ツェナーダイオードDz
2を通して電流が流れることがないので、充電回路1で
電力消費されることはない。
二次電池2の電圧が許容範囲以下に低下した場合には電
圧検出用ICによりその旨検出され、電界効果トランジス
タTr3のドレイン,ソース間が遮断されるので、二次電
池2よりメモリMへの電力が遮断されて過放電が防止さ
れる。
第2図(a),(b)はそれぞれ本考案パッケージの第
2実施例の構成を示すブロック図及びその斜視図、第5
図は第2実施例の構成を示す接続図である。
この第2実施例は第1実施例において電源監視回路3の
出力信号をメモリプロテクトロジック回路5に入力し、
これより出力する信号によりメモリMの書き込み動作を
禁止してメモリMをプロテクトする手段に代え、停電検
出回路6の出力に基づく中央処理装置CPUの▲
▼信号をメモリプロテクトロジック回路5に入力し、こ
れより出力する信号によりメモリMの書き込み動作を禁
止してメモリMをプロテクトする手段とする以外、第1
実施例と全く同様に説明することができる。
即ち、第2実施例におけるメモリプロテクトロジック回
路5は、第5図示のように例えば中央処理装置CPUのHAL
T信号(メモリプロテクト端子▲▼への信号)をL
レベルからHレベルへと変換して出力するノット回路LC
0と、停電検出回路6のACL信号によりリセットを解除し
てノット回路LC0からHレベルの信号を入力して出力Q
をHレベルへと変換するフリップフロップ回路FFと、こ
のフリップフロップ回路FFの出力レベル(Hレベル)と
コントロールバスからのチップセレクト信号を入力しメ
モリMのチップセレクトCS端子に書き込みを禁止する信
号を入力する2入力ロジック回路LC2とよりなる。
二次電池2が常時充電されると共に出力側電圧V0ライン
の電圧V0によりメモリMの動作がなされている場合、メ
モリプロテクトロジック回路5のリセット端子には停電
検出回路6のACL信号が入力されず、フリップフロップ
回路FFのリセットが働いており、フリップフロップ回路
FFの出力端子Qよりの出力はLレベルにあり、このLレ
ベルの信号をコントロールバスからのチップセレクト信
号がロジック回路LC2に入力され、その結果このロジッ
ク回路LC2の出力レベルはLレベルとなり、メモリMは
通常の書き込み動作を行うことになる。
また、二次電池2の電圧がメモリMに供給され、記憶保
持が維持されている場合、メモリプロテクトロジック回
路5のリセット端子には停電検出回路4の▲▼信
号が入力し、フリップフロップ回路FFのリセットを解除
し、メモリプロテクトロジック回路5のメモリプロテク
ト端子▲▼に停電検出回路6の出力信号▲▼
によって中央処理装置CPUに割り込みをかけ、この装置C
PUにより出力する▲▼信号をノット回路LC0
入力させてこれよりLレベルからHレベルへと信号を変
換させ、この出力信号をフリップフロップ回路FFに入力
させて出力端子Qよりの出力をHレベルへと変換させ
る。このHレベルの信号をロジック回路LC2の一方の入
力端子に入力し、他方の入力端子にはチップセレクト信
号が入力する。その結果、ロジック回路LC2の出力をH
レベルとする。この信号がメモリMのチップセレクト端
子に入力されて、これよりメモリMの書き込み動作が禁
止され、メモリMがプロテクトされる。このようにして
それ迄の記憶保持を行う。
第3図は本考案パッケージの第3実施例の構成を示すブ
ロック図、第6図は第3実施例の構成を示す回路図であ
る。
この第3実施例は第1,第2実施例を合体してなるもの
で、電源監視回路3の出力信号と、停電検出回路6の出
力に基づく中央処理装置CPUの▲▼信号をメモ
リプロテクトロジック回路5に入力し、これより出力信
号によりメモリMの書き込み動作を禁止してメモリMを
プロテクトする手段とする以外、第1実施例と同様に説
明することができる。
即ち、第3実施例におけるメモリプロテクトロジック回
路5は、第6図示のように例えば中央処理装置CPUのHAL
T信号(メモリプロテクト端子▲▼への信号)をL
レベルからHレベルへと変換して出力するノット回路LC
0と、停電検出回路4のACL信号によりリセットを解除し
てノット回路LC0からのHレベルの信号を入力して出力
QをHレベルへと変換するフリップフロップ回路FFと、
このフリップフロップ回路FFの出力レベル(Hレベル)
と電源監視回路3の制御NPNトランジスタTr2のコレクタ
電圧を入力とする2入力オアロジック回路LC1と、この
回路LC1の出力とコントロールバスからのチップセレク
ト信号を入力しメモリMのチップセレクト▲▼端子
に書き込みを禁止する信号を出力する2入力ロジック回
路LC2とよりなる。
二次電池2が常時充電されると共に出力側電圧V0ライン
の電圧V0によりメモリMの動作がなされている場合、メ
モリプロテクトロジック回路5のリセット端子には停電
検出回路4のACL信号が入力されずフリップフロップ回
路FFのリセットが働いており、フリップフロップ回路FF
の出力端子Qよりの出力はLレベルにあり、また、電源
監視回路3の制御NPNトランジスタTr2のコレクタ電圧の
信号もLレベルにあり、この2つのLレベルの信号がロ
ジック回路LC1に入力される。その結果このロジック回
路LC1の出力レベルはLレベルとなり、この出力がさら
にロジック回路LC2の一方の入力端子に入力される。
また、端子▲▼にはチップセレクト信号が入
力され、ロジック回路LC2の他方の入力端子はLレベル
となる。
その結果、この回路LC2の出力はLレベルとなり、メモ
リMは通常の書き込み動作を行うことになる。
また、二次電池2の電圧がメモリMに供給され、記憶保
持が維持されている場合、メモリプロテクトロジック回
路5のリセット端子には停電検出回路6のACL信号が入
力し、フリップフロップ回路FFのリセットを解除し、さ
らにメモリプロテクトロジック回路5のメモリプロテク
ト端子▲▼に停電検出回路6の出力信号ACLによっ
て中央処理装置CPUに割り込みをかけ、この装置CPUより
出力する▲▼信号をロジック回路LC0に入力さ
せてロジック回路LC0によりLレベルからHレベルへと
信号を変換させ、この出力信号をフリップフロップ回路
FFに入力させて出力端子Qよりの出力をHレベルへと変
換させる。このHレベルの信号をロジック回路LC1の一
方の入力端子に入力してロジック回路LC2の一方の入力
端子に入力する。
一方、電源監視回路3のトランジスタTr2のコレクタ電
圧が上昇して、Hレベルの信号がロジック回路LC1の他
方に入力端子に入力してロジック回路LC1の出力をHレ
ベルに変換し、さらにこの信号をロジック回路LC2の一
方の入力端子に入力し、他方の端子にはチップセレクト
信号が入力する。その結果、ロジック回路LC2の出力を
Hレベルとする。この信号がメモリMのチップセレクト
端子に入力されて、これによりメモリMの書き込み動作
が禁止され、メモリMがプロテクトされる。
このようにしてそれ迄の記憶保持を行う。
以上の第2実施例及び第3実施例ではプロテクトロジッ
ク回路5がCPUのHALT信号と停電検出回路6の出力また
はCPUのHALT信号と電源監視回路3の出力と停電検出回
路4の出力を入力し、メモリMの書き込み動作を禁止し
てメモリMをプロテクトする信号を出力する場合を説明
したが、CPUのHALT信号のみあるいはCPUのHALT信号と電
源監視回路の出力を入力し、メモリMの書き込み動作を
禁止してメモリMをプロテクトする信号を出力する場合
も同様に説明することができる。
第1図及び第4図の本考案パッケージによれば、充電回
路1と小形二次電池2、電源監視回路3とダイオード
D1,D2と過放電防止回路4とプロテクトロジック回路5
とをパックしてなるので、一部品として取り扱うことが
でき、各部の接続を不要にできることは勿論、直流電圧
Viが許容範囲以下に低下した場合にはメモリMの書き込
み動作を禁止でき、メモリMの誤動作を防止してそれ迄
の記憶保持を維持することができるばかりでなく、充電
回路1は順方向にダイオードD2,D1及び過放電防止回路
4のスイッチング素子Tr3を介して電源監視回路3に並
列に接続されているので、二次電池2の電力がダイオー
ドD1を通してメモリMに供給される以外、他に供給され
て消費されることはなく、無駄に電力を損失するおそれ
はない。
また、二次電池2の電圧が許容範囲以下に低下した場合
には過放電防止回路4によりその旨検出し、二次電池2
よりメモリMへの電力を停止させて過放電を防止でき
る。
第2図及び第5図の本考案パッケージ,及び第3図及び
第6図の本考案パッケージによれば、上記第1図及び第
4図の本考案パッケージと同様の効果を奏する以外、停
電検出回路6の出力信号ACLによって中央処理装置CPUに
割り込みをかけ、この装置CPUより出力するHALT信号に
より、またはこのCPUのHALT信号と電源監視回路3によ
り、あるいはCPUのHALT信号と電源監視回路3と停電検
出回路6の出力によりメモリMの書き込み動作を禁止で
き、また、直流電圧Viが許容範囲以下に低下した場合に
もメモリMの書き込み動作を禁止でき、メモリMの誤動
作を防止してそれ迄の記憶保持を維持することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図(a),(b)はそれぞれ本考案パッケージの第
1実施例の構成を示すブロック図及びその斜視図、第2
図(a),(b)はそれぞれ本考案パッケージの第2実
施例の構成を示すブロック図及びその斜視図、第3図は
本考案パッケージの第3実施例の構成を示すブロック
図、第4図は本考案パッケージの第1実施例の構成を示
す接続図、第5図は第2実施例の構成を示す接続図、第
6図は第3実施例の構成を示す回路図である。 1……充電回路、2……二次電池、3……電源監視回
路、4……過放電防止回路、5……メモリプロテクトロ
ジック回路、6……停電検出回路、Vi……直流電圧、Vz
……充電用電圧、D1,D2……ダイオード、M……メモ
リ、CPU……中央処理装置。

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】直流電圧Viを入力して充電用電圧Vzをダイ
    オードD2を介して出力する充電回路1と、充電用電圧Vz
    により常時充電される小形の二次電池2と、直流電圧Vi
    が許容範囲以下に低下したことを検出して直流電圧Viの
    メモリMへの供給を遮断する電源監視回路3と、直流電
    圧ViのメモリMへの供給が遮断されたとき,二次電池2
    の電圧をメモリMに供給するダイオードD1と、二次電池
    2の電圧が許容範囲以下に低下したことを検出して二次
    電池2よりメモリMへの電力の供給を停止する過放電防
    止回路4と、電源監視回路3の出力信号を入力しメモリ
    Mの書き込み動作を禁止して,メモリMをプロテクトす
    る信号を出力するメモリプロテクトロジック回路5とを
    パックしてなる充電機能付き二次電池パッケージ。
  2. 【請求項2】直流電圧Viを入力して充電用電圧Vzをダイ
    オードD2を介して出力する充電回路1と、充電用電圧Vz
    により常時充電される小形の二次電池2と、直流電圧Vi
    が許容範囲以下に低下したことを検出して直流電圧Viの
    メモリMへの供給を遮断する電源監視回路3と、直流電
    圧ViのメモリMへの供給が遮断されたとき,二次電池2
    の電圧をメモリMに供給するダイオードD1と、二次電池
    2の電圧が許容範囲以下に低下したことを検出して二次
    電池2よりメモリMへの電力の供給を停止する過放電防
    止回路4と、停電検出回路6の出力に基づく中央処理装
    置CPUの▲▼信号を入力しメモリMの書き込み
    動作を禁止してメモリMをプロテクトする信号を出力す
    るメモリプロテクトロジック回路5とをパックしてなる
    充電機能付き二次電池パッケージ。
  3. 【請求項3】直流電圧Viを入力して充電用電圧Vzをダイ
    オードD2を介して出力する充電回路1と、充電用電圧Vz
    により常時充電される小形の二次電池2と、直流電圧Vi
    が許容範囲以下に低下したことを検出して直流電圧Viの
    メモリMへの供給を遮断する電源監視回路3と、直流電
    圧ViのメモリMへの供給が遮断されたとき,二次電池2
    の電圧をメモリMに供給するダイオードD1と、二次電池
    2の電圧が許容範囲以下に低下したことを検出して二次
    電池2よりメモリMへの電力の供給を停止する過放電防
    止回路4と、停電検出回路6の出力に基づく中央処理装
    置CPUの▲▼信号と電源監視回路3の出力を入
    力しメモリMの書き込み動作を禁止してメモリMをプロ
    テクトする信号を出力するメモリプロテクトロジック回
    路5とをパックしてなる充電機能付き二次電池パッケー
    ジ。
  4. 【請求項4】直流電圧Viを入力して充電用電圧Vzをダイ
    オードD2を介して出力する充電回路1と、充電用電圧Vz
    により常時充電される小形の二次電池2と、直流電圧Vi
    が許容範囲以下に低下したことを検出して直流電圧Viの
    メモリMへの供給を遮断する電源監視回路3と、直流電
    圧ViのメモリMへの供給が遮断されたとき,二次電池2
    の電圧をメモリMに供給するダイオードD1と、二次電池
    2の電圧が許容範囲以下に低下したことを検出して二次
    電池2よりメモリMへの電力の供給を停止する過放電防
    止回路4と、停電検出回路6の出力と、この停電検出回
    路6の出力に基づく中央処理装置CPUの▲▼信
    号と、電源監視回路3の出力を入力しメモリMの書き込
    み動作を禁止してメモリMをプロテクトする信号を出力
    するメモリプロテクトロジック回路5とをパックしてな
    る充電機能付き二次電池パッケージ。
  5. 【請求項5】過放電防止回路4は二次電池2の電圧を監
    視し当該電圧が許容範囲以下に低下したことを検出する
    電圧検出部と、この検出部の出力により二次電池2の電
    圧のメモリMへの供給を遮断するスイッチ部とで構成さ
    れている実用新案登録請求の範囲第1項〜第4項のいず
    れかに記載の充電機能付き二次電池パッケージ。
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