JPH0721010Y2 - 映像信号記録再生装置 - Google Patents
映像信号記録再生装置Info
- Publication number
- JPH0721010Y2 JPH0721010Y2 JP1987197869U JP19786987U JPH0721010Y2 JP H0721010 Y2 JPH0721010 Y2 JP H0721010Y2 JP 1987197869 U JP1987197869 U JP 1987197869U JP 19786987 U JP19786987 U JP 19786987U JP H0721010 Y2 JPH0721010 Y2 JP H0721010Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- video signal
- signal
- circuit
- sync
- recording
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Television Signal Processing For Recording (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本考案は、FM変調及びFM復調を利用して記録媒体に映像
信号を記録及び再生する映像信号記録再生装置に関し、
例えば、ビデオテープレコーダ（以下、単にVTRと略記
する）等に利用される。
信号を記録及び再生する映像信号記録再生装置に関し、
例えば、ビデオテープレコーダ（以下、単にVTRと略記
する）等に利用される。
（従来の技術） FM変調及びFM復調を利用して記録媒体に映像信号を記録
及び再生する従来のVTRにおいては、映像信号の同期信
号部分のS/Nの改善については特に重要視されておら
ず、何ら対策は講じられていなかった。
及び再生する従来のVTRにおいては、映像信号の同期信
号部分のS/Nの改善については特に重要視されておら
ず、何ら対策は講じられていなかった。
（考案が解決しようとする問題点） しかしながら、VTRにおいては、タイムベースコレクタ
等を用いてジッタを補償する際、同期信号のS/Nは非常
に重要であり、同期信号のS/Nの向上が要望されてい
た。
等を用いてジッタを補償する際、同期信号のS/Nは非常
に重要であり、同期信号のS/Nの向上が要望されてい
た。
（問題点を解決するための手段） 本考案は、係る事情に鑑みてなされたもので、FM変調及
びFM復調を利用して記録媒体に映像信号を記録及び再生
する装置において、信号記録系のFM変調回路の前段に映
像信号の同期信号部分を伸張する同期信号伸張手段が設
けられるとともに、信号再生系のFM復調回路の後段に映
像信号の同期信号部分を圧縮する同期信号圧縮手段が設
けられたものである。
びFM復調を利用して記録媒体に映像信号を記録及び再生
する装置において、信号記録系のFM変調回路の前段に映
像信号の同期信号部分を伸張する同期信号伸張手段が設
けられるとともに、信号再生系のFM復調回路の後段に映
像信号の同期信号部分を圧縮する同期信号圧縮手段が設
けられたものである。
（作用） 記録時、同期信号伸張手段によって同期信号のみを伸張
して周波数偏位を大きくし、再生時、同期信号圧縮手段
によって伸張した同期信号部分のみを圧縮する。これに
より、同期信号のS/Nが改善される。
して周波数偏位を大きくし、再生時、同期信号圧縮手段
によって伸張した同期信号部分のみを圧縮する。これに
より、同期信号のS/Nが改善される。
例えば、記録時に同期信号レベルを6dB上げると、周波
数偏位Δｆも6dB上がることになる。これにより、再生
時の同期信号のS/Nは、 の関係より6dB改善され、第４図（ｂ）に示すように、f
SYはfSY′となる。
数偏位Δｆも6dB上がることになる。これにより、再生
時の同期信号のS/Nは、 の関係より6dB改善され、第４図（ｂ）に示すように、f
SYはfSY′となる。
（実施例） 以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明する。
第１図は本考案の映像信号記録再生装置の概略ブロック
図であり、VTRに適用した例を示している。
図であり、VTRに適用した例を示している。
同図において、１はクランプ回路、２は同期分離回路、
３は同期信号伸張回路、４はFM変調回路、５は記録アン
プ、６は記録ヘッド、７は磁気テープ、８は再生ヘッ
ド、９はプリアンプ、10はFM復調回路、11はクランプ回
路、12は同期分離回路、13は同期信号圧縮回路である。
３は同期信号伸張回路、４はFM変調回路、５は記録アン
プ、６は記録ヘッド、７は磁気テープ、８は再生ヘッ
ド、９はプリアンプ、10はFM復調回路、11はクランプ回
路、12は同期分離回路、13は同期信号圧縮回路である。
次に、上記構成のVTRの動作を説明する。
記録時においては、クランプ回路１により映像信号の同
期先端レベルを一定にする。このクランプ回路１の出力
信号S1（白100％の場合の映像信号）の波形を第３図
（ａ）に示す。クランプ処理された映像信号S1は、同期
信号伸張回路３により同期信号部分のみを伸張させる。
同期信号伸張回路３は、同期分離回路２からのパルスに
より、同期信号期間のみ映像信号S1を6dB伸張する回路
である。第２図（ａ）に同期信号伸張回路３のブロック
図を示す。同図において、14はスイッチ回路、15は6dB
アンプ回路であり、同期信号期間のみスイッチ回路14を
端子ｃ側に切換えて、6dBアンプ回路15を映像信号S1が
通過するようにしたものである。このように構成された
同期信号伸張回路３を第３図（ａ）に示した映像信号S1
が通過すると、当該映像信号S1は、同図（ｂ）に示すよ
うに同期信号のみ6dB伸張された映像信号S1′として出
力される。この映像信号S1′はFM変調回路４で、FM変調
され、記録アンプ５及び記録ヘッド６によって磁気テー
プ７に記録される。この時の周波数分布は、第４図
（ａ）に示す状態から同期信号伸張によって同図（ｂ）
に示すようになる。すなわち、fSYがfSY′となる。
期先端レベルを一定にする。このクランプ回路１の出力
信号S1（白100％の場合の映像信号）の波形を第３図
（ａ）に示す。クランプ処理された映像信号S1は、同期
信号伸張回路３により同期信号部分のみを伸張させる。
同期信号伸張回路３は、同期分離回路２からのパルスに
より、同期信号期間のみ映像信号S1を6dB伸張する回路
である。第２図（ａ）に同期信号伸張回路３のブロック
図を示す。同図において、14はスイッチ回路、15は6dB
アンプ回路であり、同期信号期間のみスイッチ回路14を
端子ｃ側に切換えて、6dBアンプ回路15を映像信号S1が
通過するようにしたものである。このように構成された
同期信号伸張回路３を第３図（ａ）に示した映像信号S1
が通過すると、当該映像信号S1は、同図（ｂ）に示すよ
うに同期信号のみ6dB伸張された映像信号S1′として出
力される。この映像信号S1′はFM変調回路４で、FM変調
され、記録アンプ５及び記録ヘッド６によって磁気テー
プ７に記録される。この時の周波数分布は、第４図
（ａ）に示す状態から同期信号伸張によって同図（ｂ）
に示すようになる。すなわち、fSYがfSY′となる。
一方、再生時においては、再生ヘッド８からの再生信号
をプリアンプ９で増幅し、FM復調回路10で復調して、第
３図（ｂ）に示すような映像信号S1′が再生される。こ
の映像信号S1′をクランプ回路11に入力して同期先端レ
ベルを一定に揃え、同期信号圧縮回路13によって同期信
号部分を−6dB圧縮して、第３図（ａ）に示すような元
の映像信号S1に復元する。第２図（ｂ）に同期信号圧縮
回路13のブロック図を示す。同図において、16はスイッ
チ回路、17は−6dBアンプ回路であり、同期信号期間の
みスイッチ回路16を端子ｃ側に切換えて、クランプ回路
11を通った第３図（ｂ）に示す映像信号S1′を−6dBア
ンプ回路17に通すようにしたものである。これにより、
同期信号部分のみ−6dB圧縮された元の映像信号S1を得
ることができる。
をプリアンプ９で増幅し、FM復調回路10で復調して、第
３図（ｂ）に示すような映像信号S1′が再生される。こ
の映像信号S1′をクランプ回路11に入力して同期先端レ
ベルを一定に揃え、同期信号圧縮回路13によって同期信
号部分を−6dB圧縮して、第３図（ａ）に示すような元
の映像信号S1に復元する。第２図（ｂ）に同期信号圧縮
回路13のブロック図を示す。同図において、16はスイッ
チ回路、17は−6dBアンプ回路であり、同期信号期間の
みスイッチ回路16を端子ｃ側に切換えて、クランプ回路
11を通った第３図（ｂ）に示す映像信号S1′を−6dBア
ンプ回路17に通すようにしたものである。これにより、
同期信号部分のみ−6dB圧縮された元の映像信号S1を得
ることができる。
（考案の効果） 以上説明したように、本考案の映像信号記録再生装置に
よれば、同期信号のS/Nの改善を図ることにより、タイ
ムベースコレクタのジッタ処理等において精度を向上さ
せることができる。
よれば、同期信号のS/Nの改善を図ることにより、タイ
ムベースコレクタのジッタ処理等において精度を向上さ
せることができる。
第１図は本考案の映像信号記録再生装置の概略ブロック
図、第２図（ａ）は同期信号伸張回路の概略ブロック
図、同図（ｂ）は同期信号圧縮回路の概略ブロック図、
第３図（ａ）はクランプ回路から出力される映像信号
（白100％）の波形図、同図（ｂ）は同期信号期間のみ
同期信号レベルを6dB伸張した波形図、第４図（ａ）は
第３図（ａ）に示す映像信号をFM変調した時の周波数分
布図、同図（ｂ）は第３図（ｂ）に示す映像信号をFM変
調した時の周波数分布図である。 １……クランプ回路、２……同期分離回路 ３……同期信号伸張回路、４……FM変調回路 ５……記録アンプ、６……記録ヘッド ７……磁気テープ、８……再生ヘッド ９……プリアンプ、10……FM復調回路 11……クランプ回路、12……同期分離回路 13……同期信号圧縮回路
図、第２図（ａ）は同期信号伸張回路の概略ブロック
図、同図（ｂ）は同期信号圧縮回路の概略ブロック図、
第３図（ａ）はクランプ回路から出力される映像信号
（白100％）の波形図、同図（ｂ）は同期信号期間のみ
同期信号レベルを6dB伸張した波形図、第４図（ａ）は
第３図（ａ）に示す映像信号をFM変調した時の周波数分
布図、同図（ｂ）は第３図（ｂ）に示す映像信号をFM変
調した時の周波数分布図である。 １……クランプ回路、２……同期分離回路 ３……同期信号伸張回路、４……FM変調回路 ５……記録アンプ、６……記録ヘッド ７……磁気テープ、８……再生ヘッド ９……プリアンプ、10……FM復調回路 11……クランプ回路、12……同期分離回路 13……同期信号圧縮回路
Claims (1)
- 【請求項１】FM変調及びFM復調を利用して記録媒体に映
像信号を記録及び再生する装置において、信号記録系の
FM変調回路の前段に映像信号の同期信号部分を伸張する
同期信号伸張手段が設けられるとともに、信号再生系の
FM復調回路の後段に映像信号の同期信号部分を圧縮する
同期信号圧縮手段が設けられたことを特徴とする映像信
号記録再生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987197869U JPH0721010Y2 (ja) | 1987-12-25 | 1987-12-25 | 映像信号記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987197869U JPH0721010Y2 (ja) | 1987-12-25 | 1987-12-25 | 映像信号記録再生装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01103983U JPH01103983U (ja) | 1989-07-13 |
| JPH0721010Y2 true JPH0721010Y2 (ja) | 1995-05-15 |
Family
ID=31488401
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987197869U Expired - Lifetime JPH0721010Y2 (ja) | 1987-12-25 | 1987-12-25 | 映像信号記録再生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0721010Y2 (ja) |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60187195A (ja) * | 1984-03-07 | 1985-09-24 | Sony Corp | 映像信号の記録再生装置 |
| JPS60201567A (ja) * | 1984-03-23 | 1985-10-12 | Mitsubishi Electric Corp | 磁気録画再生装置 |
| JPS61228787A (ja) * | 1985-04-03 | 1986-10-11 | Hitachi Ltd | 映像信号の記録方法 |
| JPS62256588A (ja) * | 1986-04-30 | 1987-11-09 | Sony Corp | 記録再生装置 |
-
1987
- 1987-12-25 JP JP1987197869U patent/JPH0721010Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01103983U (ja) | 1989-07-13 |
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