JPH07208756A - 空気調和機 - Google Patents
空気調和機Info
- Publication number
- JPH07208756A JPH07208756A JP6002970A JP297094A JPH07208756A JP H07208756 A JPH07208756 A JP H07208756A JP 6002970 A JP6002970 A JP 6002970A JP 297094 A JP297094 A JP 297094A JP H07208756 A JPH07208756 A JP H07208756A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat exchanger
- copper
- condensed water
- water
- drip pan
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】放熱フィン３ｂに付着した塵埃を含んだ凝縮水
を、凝縮水排水の妨げにならない熱交換器３の下側全面
に設置された多数の孔を有する銅製の水きり板５に接触
させ、水きり板の下側中央部の水受け４の溝４ａに流し
込み、滑らかに水受け下流部へ流して排水する。 【効果】のろ発生に伴う、異臭の発生防止，メンテナン
ス（水受けの清掃）の回数が減少する。
を、凝縮水排水の妨げにならない熱交換器３の下側全面
に設置された多数の孔を有する銅製の水きり板５に接触
させ、水きり板の下側中央部の水受け４の溝４ａに流し
込み、滑らかに水受け下流部へ流して排水する。 【効果】のろ発生に伴う、異臭の発生防止，メンテナン
ス（水受けの清掃）の回数が減少する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、室内側空気調和機にお
ける凝縮水排水の円滑化、および、のろ発生防止，のろ
発生に伴う異臭発生防止の方法に関する。
ける凝縮水排水の円滑化、および、のろ発生防止，のろ
発生に伴う異臭発生防止の方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】特開昭63−201439号公報によれば、空内
機の水受け下流部に金属繊維入り樹脂製網を設置し、凝
縮水中に金属イオンを溶出させ金属イオンの防菌防藻作
用を利用することにより、凝縮水ののろ化を防止する方
法が発明されている。
機の水受け下流部に金属繊維入り樹脂製網を設置し、凝
縮水中に金属イオンを溶出させ金属イオンの防菌防藻作
用を利用することにより、凝縮水ののろ化を防止する方
法が発明されている。
【０００３】従来技術は、のろ化防止効果のある樹脂製
網を水受け下流部に設置しているため、逆に排水性を悪
くする要因を含んでいた。
網を水受け下流部に設置しているため、逆に排水性を悪
くする要因を含んでいた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術では、のろ
化防止効果のある樹脂製網を水受け下流部に設置してい
たために、逆に排水性を悪くするという問題があった。
化防止効果のある樹脂製網を水受け下流部に設置してい
たために、逆に排水性を悪くするという問題があった。
【０００５】本発明の目的は、排水性を損なうことな
く、のろ化を防止し、凝縮水の排水を滑らかに行わせる
ことにある。
く、のろ化を防止し、凝縮水の排水を滑らかに行わせる
ことにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、凝縮水の排水の妨げにならない熱交換器
下面に銅板を設置し、かつ水受けの溝を排水口側に傾け
たものを設け、銅イオンを凝縮水滴下時に溶出させるこ
とにより、銅イオンの防菌防藻作用を利用できるように
した。
め、本発明は、凝縮水の排水の妨げにならない熱交換器
下面に銅板を設置し、かつ水受けの溝を排水口側に傾け
たものを設け、銅イオンを凝縮水滴下時に溶出させるこ
とにより、銅イオンの防菌防藻作用を利用できるように
した。
【０００７】
【作用】凝縮水滴下時に凝縮水が排水の妨げにならない
様、熱交換機下側全面に設置された銅板に接触すること
により銅イオンが溶出する銅には微量作用があるため、
銅イオンの働きで、凝縮水中の微生物が殺菌される。こ
の殺菌された凝縮水が水受けの排水口側に傾けている溝
を流れるため、水受け上でののろの発生を抑制でき滑ら
かに排水される。
様、熱交換機下側全面に設置された銅板に接触すること
により銅イオンが溶出する銅には微量作用があるため、
銅イオンの働きで、凝縮水中の微生物が殺菌される。こ
の殺菌された凝縮水が水受けの排水口側に傾けている溝
を流れるため、水受け上でののろの発生を抑制でき滑ら
かに排水される。
【０００８】
【実施例】図１は本発明の一実施例を示した、空調機の
室内ユニットの断面図である。
室内ユニットの断面図である。
【０００９】１はキャビネットで、２は送風機、送風機
２の吹き出し口２ａの前方に熱交換器３，熱交換器３の
下部には水受け４が配置されている。熱交換器３は冷媒
を通過させる銅製のパイプ３ａと、放熱フィン３ｂとで
構成されている。３ｃは冷媒取入口管、３ｄは冷媒出口
管を示し、いずれもパイプ３ａに接続してある。
２の吹き出し口２ａの前方に熱交換器３，熱交換器３の
下部には水受け４が配置されている。熱交換器３は冷媒
を通過させる銅製のパイプ３ａと、放熱フィン３ｂとで
構成されている。３ｃは冷媒取入口管、３ｄは冷媒出口
管を示し、いずれもパイプ３ａに接続してある。
【００１０】水受け４には熱交換器３の底面に接する中
央部分に溝４ａを設け溝４ａの先端には凝縮水排水口４
ｂが設けてある。
央部分に溝４ａを設け溝４ａの先端には凝縮水排水口４
ｂが設けてある。
【００１１】５は水きり板で銅板で多数の孔を有したも
ので、水受け４の溝４ａを覆いかつ熱交換器３の底面全
面に配置してある。
ので、水受け４の溝４ａを覆いかつ熱交換器３の底面全
面に配置してある。
【００１２】６は吸い込みグリル、７はエアフィルタで
吸い込みグリルの内側に配置されている。
吸い込みグリルの内側に配置されている。
【００１３】８は吹き出しグリルを示す。９は凝縮水排
水配管を示す。
水配管を示す。
【００１４】この構成の作用を以下に説明する。
【００１５】室外機から室内機に冷媒を送られたもの
は、熱交換器３の冷媒取入口管３ｃからパイプ３ａ，冷
媒出口管３ｂを通過し室外機に戻される。
は、熱交換器３の冷媒取入口管３ｃからパイプ３ａ，冷
媒出口管３ｂを通過し室外機に戻される。
【００１６】一方、室内の空気は室内機の送風機２によ
り吸い込みグリル６から取り入れ、エアフィルタ７を通
過させ、送風機２の吹き出し口２ａより熱交換器３の放
熱フィン３ｂを通過させ、熱交換され冷風、または温風
となり吹き出しグリル８より室内に吹き出される。
り吸い込みグリル６から取り入れ、エアフィルタ７を通
過させ、送風機２の吹き出し口２ａより熱交換器３の放
熱フィン３ｂを通過させ、熱交換され冷風、または温風
となり吹き出しグリル８より室内に吹き出される。
【００１７】このとき冷房時では、室内の空気が熱交換
器３を通過させる時凝縮水が発生する。この凝縮水は放
熱フィン３ｂを伝わり、熱交換器３の底面全面に配置し
てある水きり板５に接触し、水受け４の溝４ａに集めら
れ水受け４の凝縮水排水口４ｂより凝縮水排水配管９で
屋外に排出される。
器３を通過させる時凝縮水が発生する。この凝縮水は放
熱フィン３ｂを伝わり、熱交換器３の底面全面に配置し
てある水きり板５に接触し、水受け４の溝４ａに集めら
れ水受け４の凝縮水排水口４ｂより凝縮水排水配管９で
屋外に排出される。
【００１８】熱交換器３および水受け４には、エアフィ
ルタ７で濾過できなかった塵埃、空調機休止時に吹き出
しグリル８側より塵埃が入り付着する。この塵埃は冷房
時には凝縮水により水受け４の溝４ａに集められ水受け
４のドレン排水口４ｂより凝縮水排水配管９より屋外に
排出される。
ルタ７で濾過できなかった塵埃、空調機休止時に吹き出
しグリル８側より塵埃が入り付着する。この塵埃は冷房
時には凝縮水により水受け４の溝４ａに集められ水受け
４のドレン排水口４ｂより凝縮水排水配管９より屋外に
排出される。
【００１９】水受け４の下流部は、図２に示すように、
塵埃が溜りやすく、長期間の内に腐敗あるいは、のろと
なり凝縮水排水を困難にする。また、水受け下流部に樹
脂製網を設けることにより、のろの発生を抑制すること
ができるが、樹脂製網に塵埃が付着し凝縮水排水を困難
にする。
塵埃が溜りやすく、長期間の内に腐敗あるいは、のろと
なり凝縮水排水を困難にする。また、水受け下流部に樹
脂製網を設けることにより、のろの発生を抑制すること
ができるが、樹脂製網に塵埃が付着し凝縮水排水を困難
にする。
【００２０】本実施例では、放熱フィン３ｂに付着した
塵埃を含んだ凝縮水を凝縮水排水の妨げにならない熱交
換器３下側全面に設置された、多数の孔を有する銅板５
に接触させ、銅の微量作用（銅イオンによる微生物の殺
菌効果）により凝縮水を殺菌し、銅板５の下側中央部の
水受け４の溝４ａに流れ込み、滑らかに水受け下流部へ
流れ排水されるため、水のつまり，のろの発生を抑制で
きる。また、長期間に渡り空調機を使用しない場合であ
っても、殺菌された凝縮水が溜るため、腐敗あるいはの
ろの発生を抑制できる。
塵埃を含んだ凝縮水を凝縮水排水の妨げにならない熱交
換器３下側全面に設置された、多数の孔を有する銅板５
に接触させ、銅の微量作用（銅イオンによる微生物の殺
菌効果）により凝縮水を殺菌し、銅板５の下側中央部の
水受け４の溝４ａに流れ込み、滑らかに水受け下流部へ
流れ排水されるため、水のつまり，のろの発生を抑制で
きる。また、長期間に渡り空調機を使用しない場合であ
っても、殺菌された凝縮水が溜るため、腐敗あるいはの
ろの発生を抑制できる。
【００２１】
【発明の効果】本発明によれば、放熱フィン３ｂに付着
した塵埃を含んだ凝縮水を熱交換器３の底面全面に配置
し、凝縮水排水の妨げにならないように設置された水き
り板５に接触させ、銅の微量作用（銅イオンによる微生
物の殺菌効果）を排水性を損なうことなく、利用するこ
とにより、のろ化を防止し、空調機の凝縮水排水を常に
円滑にできる。従って、使用者の不快感となるのろ発生
に伴う、異臭発生の防止かつ水受けの清掃の回数を減ら
すことができる。
した塵埃を含んだ凝縮水を熱交換器３の底面全面に配置
し、凝縮水排水の妨げにならないように設置された水き
り板５に接触させ、銅の微量作用（銅イオンによる微生
物の殺菌効果）を排水性を損なうことなく、利用するこ
とにより、のろ化を防止し、空調機の凝縮水排水を常に
円滑にできる。従って、使用者の不快感となるのろ発生
に伴う、異臭発生の防止かつ水受けの清掃の回数を減ら
すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施例を示す空気調和機室内側ユニ
ットの断面図。
ットの断面図。
【図２】水受けの溝および排水口部の要部の説明図。
３ｂ…放熱フィン、３ｃ…冷媒取入口管、３ｄ…冷媒出
口管、４…水受け、４ａ…溝、４ｄ…凝縮水排水口、５
…水きり板。
口管、４…水受け、４ａ…溝、４ｄ…凝縮水排水口、５
…水きり板。
Claims (1)
- 【請求項１】空内側熱交換器と水受けの間に多数の孔を
有する銅板を配置し、前記銅板の下側中央部に溝を設け
てなる水受けを有することを特徴とする空気調和機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6002970A JPH07208756A (ja) | 1994-01-17 | 1994-01-17 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6002970A JPH07208756A (ja) | 1994-01-17 | 1994-01-17 | 空気調和機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07208756A true JPH07208756A (ja) | 1995-08-11 |
Family
ID=11544237
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6002970A Pending JPH07208756A (ja) | 1994-01-17 | 1994-01-17 | 空気調和機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07208756A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100338405C (zh) * | 2002-10-29 | 2007-09-19 | 大金工业株式会社 | 空气调节装置的冷凝水排水结构 |
| JP2012184861A (ja) * | 2011-03-03 | 2012-09-27 | Inaba Denki Sangyo Co Ltd | 空調装置 |
-
1994
- 1994-01-17 JP JP6002970A patent/JPH07208756A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100338405C (zh) * | 2002-10-29 | 2007-09-19 | 大金工业株式会社 | 空气调节装置的冷凝水排水结构 |
| JP2012184861A (ja) * | 2011-03-03 | 2012-09-27 | Inaba Denki Sangyo Co Ltd | 空調装置 |
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