JPH0720872Y2 - 電線端子の圧着装置 - Google Patents

電線端子の圧着装置

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JPH0720872Y2
JPH0720872Y2 JP40141890U JP40141890U JPH0720872Y2 JP H0720872 Y2 JPH0720872 Y2 JP H0720872Y2 JP 40141890 U JP40141890 U JP 40141890U JP 40141890 U JP40141890 U JP 40141890U JP H0720872 Y2 JPH0720872 Y2 JP H0720872Y2
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JP
Japan
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electric wire
base plate
terminal
anvil
crimping
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JP40141890U
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JPH0494294U (ja
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川 靖 石
本 功 松
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Japan Automatic Machine Co Ltd
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Japan Automatic Machine Co Ltd
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  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、電線のストリップ部に
端子を圧着してかしめ付けする電線加工機における電線
端子の圧着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】既に提案されているこの種の電線加工機
における電線端子の圧着装置は、図4乃至図9に示され
るように構成されている。
【0003】図4乃至図9において、電線加工機におけ
る機枠1には、かしめ付け装置2としての台枠(ベース
板ともいう)3が設けられており、この台枠3の両側に
は、図6に示されるように、一対の条堤4が並設されて
いる。又、この両条堤4の間には、移動調整板5が前後
方向(図5において左右)に摺動するように設けられて
おり、この移動調整板5の一端部には、垂下片5aが垂
設されている。さらに、上記台枠3の垂下片5aの近く
には、ブラケット3aが付設されており、このブラケッ
ト3aには、つまみ6aを有する調整螺杆6が回転自在
に軸装されており、この調整螺杆6のねじ部6bは上記
垂下片5aに螺装されている。さらに又、上記移動調整
板5の他端上部には、アンビル7が設けられており、こ
のアンビル7の上位の台枠3には、上下動する可動刃8
が電線WのストリップWaと連鎖状に連結された端子群
のうちの1つの端子Wbとを圧着してかしめ付けすると
共に連鎖状の端子群から端子Wbを切り離すように設け
られている。又、図4に示されるように、上記機枠1の
傍らには、電線Wを把持して上記かしめ付け装置2へ案
内する周知の旋回腕杆9が往復回動するようにして枢着
されており、この旋回腕杆9の自由端部9aには、主ガ
イド筒体10が旋回腕杆9に対して直交し、しかも、上
記電線Wを引き通して設けられており、この主ガイド筒
体10の前端部には、案内筒体11が取付けボルト12
で着脱自在に挿着されており、この案内筒体11は異な
る電線Wの太さに応じて交換できるようになっている。
【0004】従って、上述した電線加工機における電線
端子の圧着装置は、図4に示されるように、予め、上記
主ガイド筒体10及び案内筒体11に上記電線Wを引き
通し、上記旋回腕杆9を回動して上記かしめ付け装置2
のアンビル7上に移送すると、このかしめ付け装置2の
アンビル7と上下動する可動刃8が電線Wのストリップ
Waと連鎖状に連結された端子群のうちの1つの端子W
bとを圧着してかしめ付けすると共に連鎖状の端子群か
ら端子Wbを切り離す。しかして、かしめ付け装置2が
かしめ付けを終了すると、上記旋回腕杆9を復動して元
の位置に復帰するようになっている。
【0005】他方、図5、図7乃至図9に示されるよう
に、例えば、電線Wの太さやこれに圧着される各端子W
bの大きさに合わせて上記アンビル7の水平位置を前後
に調整する場合、上記調整螺杆6のつまみ6aを指先で
つまんで回すことにより、この調整螺杆6のねじ部6b
に螺合する垂下片5aと一体の移動調整板5を前後(図
5において左右)に摺動して上記アンビル7の水平位置
を前後に調整するようになっている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た電線加工機における電線端子の圧着装置は、上記かし
め付け装置2のアンビル7との前後位置を電線Wの太さ
やこれに圧着される各端子Wbの大きさに合わせて、そ
の都度調整することを余儀無くされ、少量多品種の電線
端子の圧着作業には、取扱い操作が面倒であるばかりで
なく、時間と労力を費やし、量産による省力化が困難で
ある。さらに、上記調整螺杆6のつまみ6aを指先でつ
まんで回すことにより、この調整螺杆6のねじ部6bに
螺合する垂下片5aと一体の移動調整板5を前後に摺動
して上記アンビル7の水平位置を前後に調整するように
なっている関係上、0.1mm以下の微調整が極めて困難
であるばかりでなく、微調整の再現性が難しい等の問題
がある。
【0007】本考案は、上述した事情に鑑みてなされた
ものであって、かしめ付け装置のアンビルの前後位置を
電線の太さやこれに圧着される各端子の大きさに合わせ
て簡単に所定の位置を調整して電線のストリップと連鎖
状に連結された端子群のうちの1つの端子との圧着によ
るかしめ付けを前後に偏倚しないように正常な状態に圧
着してかしめ付けするようにし、少量多品種の量産によ
る省力化や品質の向上を図るようにした電線端子の圧着
装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案は、アンビルと可
動刃で端子と電線のストリップとをかしめ付けする圧着
装置を備えた電線加工機において、この電線加工機の機
枠の上に設置された複数個の支持台と、この支持台のそ
れぞれの上部に設けられ、スライド溝を有する案内部材
と、このスライド溝に案内条堤を摺動自在に嵌装させた
ベース板と、このベース板の上に端子と電線のストリッ
プとを載置するように設けられたアンビルと、上記ベー
ス板の裏面に連結杆を介して垂設された滑り子と、この
滑り子に螺入され、上記ベース板を前後に動かす調整螺
杆と、この調整螺杆の端部に設けられ、ベース板の移動
量を検出するエンコーダーとを具備したことを特徴とす
るものである。
【0009】
【作用】本考案は、かしめ付け装置のアンビルの位置を
電線の太さやこれに圧着される各端子の大きさに合わせ
て上記調整螺杆を回転することにより、上記エンコーダ
ーで計測しながら、上記調整螺杆に螺装された滑り子及
び連結杆を介して上記ベース板と一体のアンビルを前後
方向へ摺動して所定の位置に調整し、電線のストリップ
と連鎖状に連結された端子群のうちの1つの端子との圧
着によるかしめ付けを前後に偏倚しないようにして正常
な状態にかしめ付けするようにし、品質の向上を図るよ
うにしたものである。
【0010】
【実施例】以下、本考案を図示のー実施例について説明
する。
【0011】なお、本考案は、上述した具体例と同一構
成部材には、同じ符号を付して説明する。
【0012】図1乃至図4において、符号1は、電線加
工機における機枠であって、この機枠1の上には、4個
の支持台20が設置されており、この各支持台20の上
部には、横断面がコの字状の案内部材21が設けられて
いる。この各案内部材21の上面にはスライド溝22が
形成されており、この各スライド溝22には、ベース板
(台枠ともいう)23の案内条堤24が摺動自在に嵌装
されている。さらに、このベース板23の一端の上面に
は、アンビル25が端子Wbと電線WのストリップWa
とを載置するように設けられており、上記ベース板23
の裏面中央部には、一対の連結杆26が突設されてい
る。さらに又、この各連結杆26の直下に位置する上記
機枠1には、一対の軸受27が設置されており、この両
軸受27には、例えば、ボールネジのような調整螺杆2
8が上記各スライド溝22と平行して軸装されており、
この調整螺杆28の中程には、滑り子29が上記連結杆
26を上下方向へ昇降できるように緩く連結して螺装さ
れている。又、上記調整螺杆28の一端部28aには、
プーリー30、接手31及びエンコーダー32が順に付
設されており、このエンコーダー32は図示されない回
転表示器に上記調整螺杆28の回転量を表示するように
なっている。さらに、上記プーリー30には、例えば、
パルスモータのようなモータ33の出力軸33aがタイ
ミングベルト34を介して連結されており、このモータ
33は、電線Wの太さやこれに圧着される各端子Wbの
大きさに合わせて上記アンビル25の前後位置を調整す
る時に駆動するようになっている。
【0013】他方、図4に示されるように、上記機枠1
の傍らには、電線Wを把持して上記かしめ付け装置2へ
案内する周知の旋回腕杆9が往復回動するようにして枢
着されており、この旋回腕杆9の自由端部9aには、主
ガイド筒体10が旋回腕杆9に対して直交し、しかも、
上記電線Wを引き通して設けられており、この主ガイド
筒体10の前端部には、案内筒体(ガイドノズル)11
が取付けボルト12で着脱自在に挿着されており、この
案内筒体11は異なる電線Wの太さに応じて交換できる
ようになっている。
【0014】以下、本考案の作用について説明する。
【0015】従って、今、電線Wの端部にストリップ加
工を施した電線をかしめ付け装置2へ移送して端子Wb
をかしめ付けする場合、図1及び図4において、予め、
例えば、電線Wの太さやこれに圧着される各端子Wbの
大きさに合わせて上記アンビル25の前後位置を調整す
るには、上記モータ33が、電線Wの太さやこれに圧着
される各端子Wbの大きさに合わせて駆動すると、上記
モータ33の出力軸33aがタイミングベルト34を介
してプーリー30と一体の上記調整螺杆28を回転する
から、この上記調整螺杆28に螺合している滑り子29
が上記連結杆26を介して上記ベース板23と一体の上
記アンビル25の前後位置を調整すると同時に、上記エ
ンコーダー32がその作動量を図示されない回転表示器
に表示し、電線Wの太さやこれに圧着される各端子Wb
の大きさに合わせて上記アンビル25の前後位置を調整
するようになっている。
【0016】このようにして、本考案は、上記調整螺杆
28を回転すると同時に上記エンコーダー32がその回
転量を図示されない回転表示器に表示して、上記ベース
板23のアンビル25を所定の位置を正確に調整し、電
線WのストリップWaと連鎖状に連結された端子群のう
ちの1つの端子Waとの圧着によるかしめ付けを正常な
状態にかしめ付けするようにし、簡単な操作で敏速に調
整して品質の向上を図ることができる。
【0017】
【考案の効果】以上述べたように本考案によれば、アン
ビルと可動刃で端子と電線のストリップとをかしめ付け
する圧着装置を備えた電線加工機において、この電線加
工機の機枠の上に複数個の支持台を設置し、この支持台
のそれぞれの上部にスライド溝を有する案内部材を設
け、この案内部材のスライド溝にベース板の各案内条堤
を嵌装し、このベース板の上にアンビルを端子と電線の
ストリップとを載置するように設け、上記ベース板の裏
面に連結杆を介して滑り子を垂設し、この滑り子にベー
ス板を前後に動かす調整螺杆を螺入し、この調整螺杆の
端部にベース板の移動量を検出するエンコーダーを設け
るようにしたので、上記アンビルの前後位置をエンコー
ダーにより正確に、しかも、敏速に調整することができ
るばかりでなく、電線のストリップと連鎖状に連結され
た端子群のうちの1つの端子との圧着によるかしめ付け
を前後に偏倚することなく、正常な状態にかしめ付けす
ることができると共に、取扱い操作も簡単であるから、
少量多品種による切替え操作も容易であり、品質の向上
を図ることができる等の優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の電線端子の圧着装置の要部を示す側面
図。
【図2】本考案の電線端子の圧着装置の要部を示す背面
図。
【図3】図1中の鎖線A−Aに沿う平面図。
【図4】既に提案されている電線端子の圧着装置を示す
側面図。
【図5】既に提案されている電線端子の圧着装置の要部
を示す側面図。
【図6】既に提案されている電線端子の圧着装置の要部
を示す背面図。
【図7】既に提案されている電線端子の圧着装置の作用
を説明するための図。
【図8】既に提案されている電線端子の圧着装置の作用
を説明するための図。
【図9】既に提案されている電線端子の圧着装置の作用
を説明するための図。
【符号の説明】
1 機枠 8 可動刃 20 支持台 21 案内部材 22 スライド溝 23 ベース板 24 案内条堤 25 アンビル 26 連結杆 28 調整螺杆 29 滑り子 32 エンコーダー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】アンビルと可動刃で端子と電線のストリッ
    プとをかしめ付けする圧着装置を備えた電線加工機にお
    いて、この電線加工機の機枠の上に設置された複数個の
    支持台と、この支持台のそれぞれの上部に設けられ、ス
    ライド溝を有する案内部材と、このスライド溝に案内条
    堤を摺動自在に嵌装させたベース板と、このベース板の
    上に端子と電線のストリップとを載置するように設けら
    れたアンビルと、上記ベース板の裏面に連結杆を介して
    垂設された滑り子と、この滑り子に螺入され、上記ベー
    ス板を前後に動かす調整螺杆と、この調整螺杆の端部に
    設けられ、ベース板の移動量を検出するエンコーダーと
    を具備したことを特徴とする電線端子の圧着装置。
JP40141890U 1990-12-21 1990-12-21 電線端子の圧着装置 Expired - Lifetime JPH0720872Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP40141890U JPH0720872Y2 (ja) 1990-12-21 1990-12-21 電線端子の圧着装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP40141890U JPH0720872Y2 (ja) 1990-12-21 1990-12-21 電線端子の圧着装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0494294U JPH0494294U (ja) 1992-08-17
JPH0720872Y2 true JPH0720872Y2 (ja) 1995-05-15

Family

ID=31879514

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JP40141890U Expired - Lifetime JPH0720872Y2 (ja) 1990-12-21 1990-12-21 電線端子の圧着装置

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JP (1) JPH0720872Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110061364A (zh) * 2018-01-18 2019-07-26 矢崎总业株式会社 具有端子的电线、端子和端子压接器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN110061364A (zh) * 2018-01-18 2019-07-26 矢崎总业株式会社 具有端子的电线、端子和端子压接器

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JPH0494294U (ja) 1992-08-17

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