JPH072084A - 油圧マスタシリンダ - Google Patents
油圧マスタシリンダInfo
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- JPH072084A JPH072084A JP34095193A JP34095193A JPH072084A JP H072084 A JPH072084 A JP H072084A JP 34095193 A JP34095193 A JP 34095193A JP 34095193 A JP34095193 A JP 34095193A JP H072084 A JPH072084 A JP H072084A
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- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T11/00—Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator without power assistance or drive or where such assistance or drive is irrelevant
- B60T11/10—Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator without power assistance or drive or where such assistance or drive is irrelevant transmitting by fluid means, e.g. hydraulic
- B60T11/16—Master control, e.g. master cylinders
- B60T11/232—Recuperation valves
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T11/00—Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator without power assistance or drive or where such assistance or drive is irrelevant
- B60T11/04—Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator without power assistance or drive or where such assistance or drive is irrelevant transmitting mechanically
- B60T11/06—Equalising arrangements
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
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- B60T11/00—Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator without power assistance or drive or where such assistance or drive is irrelevant
- B60T11/10—Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator without power assistance or drive or where such assistance or drive is irrelevant transmitting by fluid means, e.g. hydraulic
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- B60T11/20—Tandem, side-by-side, or other multiple master cylinder units
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)
- Valves And Accessory Devices For Braking Systems (AREA)
- Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 弁の所望の弁作動クリヤランスを設定するた
めに改良された手段を組み込んでいる油圧マスタシリン
ダを提供することにある。 【構成】 油圧マスタシリンダはシリンダ本体（１）お
よびストツパ手段（１４）とからなる。シリンダ本体
（１）が該シリンダ本体内で摺動可能なピストン（２）
により支持される弁座（５）と協働する弁要素（６）を
収容し、該弁要素と弁座が弁の開閉を許容する２つの位
置間で相対的に可動であり、前記ストツパ手段（１４）
が前記ピストン（２）の撤退位置に関して前記弁座
（５）に対して全開位置に前記弁要素を保持すべく配置
され、前記ストツパ手段（１４）は前記マスタシリンダ
の構成要素間に存在する許容誤差に依存して前記弁要素
の前記全開位置に設定すべく調整可能である。
めに改良された手段を組み込んでいる油圧マスタシリン
ダを提供することにある。 【構成】 油圧マスタシリンダはシリンダ本体（１）お
よびストツパ手段（１４）とからなる。シリンダ本体
（１）が該シリンダ本体内で摺動可能なピストン（２）
により支持される弁座（５）と協働する弁要素（６）を
収容し、該弁要素と弁座が弁の開閉を許容する２つの位
置間で相対的に可動であり、前記ストツパ手段（１４）
が前記ピストン（２）の撤退位置に関して前記弁座
（５）に対して全開位置に前記弁要素を保持すべく配置
され、前記ストツパ手段（１４）は前記マスタシリンダ
の構成要素間に存在する許容誤差に依存して前記弁要素
の前記全開位置に設定すべく調整可能である。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、主として車両油圧マス
タ制動装置に使用するための、かつその閉止要素がシリ
ンダ本体内で摺動可能なピストンにより支持される弁座
と協働する弁を収容するシリンダ本体を含み、前記弁要
素と弁座が弁の開閉を許容する２つの位置間で相対的に
可動である油圧マスタシリンダに関する。
タ制動装置に使用するための、かつその閉止要素がシリ
ンダ本体内で摺動可能なピストンにより支持される弁座
と協働する弁を収容するシリンダ本体を含み、前記弁要
素と弁座が弁の開閉を許容する２つの位置間で相対的に
可動である油圧マスタシリンダに関する。
【０００２】
【従来の技術】ピストンが撤退されるときシリンダの圧
力室の流体回復を許容するために、通常の型のマスタシ
リンダの弁の閉止要素はピストンが該ピストンを貫通す
る軸により撤退されかつ固定ストツパと係合されるとき
その開放位置に保持される。ピストンの撤退位置はマス
タシリンダ構体およびその関連のサーボブースタの構成
要素間に存在する多数の許容誤差に依存しかつこれらの
許容誤差が各構体において異なるので、マスタシリンダ
の作動サイクル中の適宜な時間での弁の正確な閉止およ
び全開を保証するために製造ラインで各構体の固定スト
ツパの位置を極めて正確に設定する必要がある。
力室の流体回復を許容するために、通常の型のマスタシ
リンダの弁の閉止要素はピストンが該ピストンを貫通す
る軸により撤退されかつ固定ストツパと係合されるとき
その開放位置に保持される。ピストンの撤退位置はマス
タシリンダ構体およびその関連のサーボブースタの構成
要素間に存在する多数の許容誤差に依存しかつこれらの
許容誤差が各構体において異なるので、マスタシリンダ
の作動サイクル中の適宜な時間での弁の正確な閉止およ
び全開を保証するために製造ラインで各構体の固定スト
ツパの位置を極めて正確に設定する必要がある。
【０００３】この問題を取り扱うのに向けられた従来の
１つの提案において、固定ストツパはシリンダ孔を横方
向に横切って延びるピンの形でありそして複数の異なる
直径のピンが組み立てられたマスタシリンダに遭遇され
る許容誤差に依存する正確な弁作動をできるだけ密接に
提供するために適宜な大きさのピンの、組み立て中の選
択を許容するように設けられる。
１つの提案において、固定ストツパはシリンダ孔を横方
向に横切って延びるピンの形でありそして複数の異なる
直径のピンが組み立てられたマスタシリンダに遭遇され
る許容誤差に依存する正確な弁作動をできるだけ密接に
提供するために適宜な大きさのピンの、組み立て中の選
択を許容するように設けられる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】適宜なピンの選択が試
験および誤差により製造ラインでの望ましくない手順で
あるだけでなく、多くの場合に、選択されたピンが遭遇
される許容誤差の特別な組み合わせに適切に整合されな
いため該選択されたピンはより劣っている理想的な弁設
定を提供する。
験および誤差により製造ラインでの望ましくない手順で
あるだけでなく、多くの場合に、選択されたピンが遭遇
される許容誤差の特別な組み合わせに適切に整合されな
いため該選択されたピンはより劣っている理想的な弁設
定を提供する。
【０００５】本発明の目的はその弁の所望の弁作動クリ
ヤランスを設定するために改良された手段を組み込んで
いる油圧マスタシリンダを提供することにある。
ヤランスを設定するために改良された手段を組み込んで
いる油圧マスタシリンダを提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、シリン
ダ本体とストツパ手段とからなる油圧マスタシリンダに
おいて、前記シリンダ本体が該シリンダ本体内で摺動可
能なピストンにより支持体される弁座と協働する弁要素
を収容し、前記弁要素と弁座が弁の開閉を許容する２つ
の位置間で相対的に可動であり、前記ストツパ手段が前
記ピストンの撤退位置に関して前記弁座に対して全開位
置に前記弁要素を保持すべく配置され、前記ストツパ手
段は前記マスタシリンダの構成要素間に存在する許容誤
差に依存して前記弁要素の前記全開位置に設定すべく調
整可能である油圧マスタシリンダが提供される。
ダ本体とストツパ手段とからなる油圧マスタシリンダに
おいて、前記シリンダ本体が該シリンダ本体内で摺動可
能なピストンにより支持体される弁座と協働する弁要素
を収容し、前記弁要素と弁座が弁の開閉を許容する２つ
の位置間で相対的に可動であり、前記ストツパ手段が前
記ピストンの撤退位置に関して前記弁座に対して全開位
置に前記弁要素を保持すべく配置され、前記ストツパ手
段は前記マスタシリンダの構成要素間に存在する許容誤
差に依存して前記弁要素の前記全開位置に設定すべく調
整可能である油圧マスタシリンダが提供される。
【０００７】好ましくは、ストツパ手段がシリンダ本体
を通って横方向に延在しかつ好都合には弁要素に対して
カム作用を行うことにより、弁座に対して漸次前記弁要
素の位置を変えるべく作動し得る。
を通って横方向に延在しかつ好都合には弁要素に対して
カム作用を行うことにより、弁座に対して漸次前記弁要
素の位置を変えるべく作動し得る。
【０００８】好都合な配置において、ストツパ手段がそ
の長手方向軸線のまわりに回転可能でありかつその軸線
のまわりの前記ストツパ手段の回転時カム作用を行うべ
く配置された偏心部分を有する。
の長手方向軸線のまわりに回転可能でありかつその軸線
のまわりの前記ストツパ手段の回転時カム作用を行うべ
く配置された偏心部分を有する。
【０００９】本発明を以下に、例として、添付図面を参
照して説明する。
照して説明する。
【００１０】
【実施例】図面を参照すると、これらはほぼ通常のマス
タシリンダの１部分を示し、そのシリンダ本体の１部分
が符号１で見られることができ、それとともに、当該技
術に精通した者には理解されるように、シリンダ本体内
で摺動可能でかつ直接作動の１次ピストン（図示せず）
に結合されかつそれと同時に可動である２次ピストン２
を見ることができる。該２次ピストン２はマスタシリン
ダ容器（図示せず）とシリンダ１の圧力室４との間を連
通する貫通通路３を有し、圧力室４に隣接する該通路３
の端部が、その可動弁要素がキヤリヤ本体７にカシメる
ことにより固定されるボール６として示される、中央弁
として例示される、弁機構の１部分を形成する弁座５を
備えている。キヤリヤ本体７は取り囲みばね反作用カツ
プ９を支持するピストンの中空筒状延長部８内に収納さ
れる。ピストン復帰ばね１０はカツプ９を取り囲みかつ
該カツプの半径方向フランジ１１に対して一端で支持
し、ばねの他端がシリンダ本体の閉止端に当接する。さ
らに他のばね１２は弁座５に向かって弁部材６を押圧す
るためにカツプの基部１０Ａとシリンダ本体７との間に
作用する。
タシリンダの１部分を示し、そのシリンダ本体の１部分
が符号１で見られることができ、それとともに、当該技
術に精通した者には理解されるように、シリンダ本体内
で摺動可能でかつ直接作動の１次ピストン（図示せず）
に結合されかつそれと同時に可動である２次ピストン２
を見ることができる。該２次ピストン２はマスタシリン
ダ容器（図示せず）とシリンダ１の圧力室４との間を連
通する貫通通路３を有し、圧力室４に隣接する該通路３
の端部が、その可動弁要素がキヤリヤ本体７にカシメる
ことにより固定されるボール６として示される、中央弁
として例示される、弁機構の１部分を形成する弁座５を
備えている。キヤリヤ本体７は取り囲みばね反作用カツ
プ９を支持するピストンの中空筒状延長部８内に収納さ
れる。ピストン復帰ばね１０はカツプ９を取り囲みかつ
該カツプの半径方向フランジ１１に対して一端で支持
し、ばねの他端がシリンダ本体の閉止端に当接する。さ
らに他のばね１２は弁座５に向かって弁部材６を押圧す
るためにカツプの基部１０Ａとシリンダ本体７との間に
作用する。
【００１１】当接ピン１３が弁要素６と符号１４で略示
されるストツパピンとの間で通路３を貫通し、ストツパ
ピンは、この特別な配置において、シリンダを通って直
径的に横方向に延在しかつシリンダがその図示された使
用の通常の水平位置にあるとき略垂直に配置されてい
る。ストツパピン１４はシリンダ壁の開口内に収納され
たその全直径部分１５，１６によりシリンダ本体内に回
転可能に支持され、その開口の１つが、図２に見られる
ことができるように、ピンのヘツド１８を受容すべく符
号１７で拡大される。ピンの部分１６と１７間のより小
さい直径部分１９はピンの長手方向軸線２０に対して偏
心して配置されかつそれが当接ピン１３に係合するピン
のこの部分である。
されるストツパピンとの間で通路３を貫通し、ストツパ
ピンは、この特別な配置において、シリンダを通って直
径的に横方向に延在しかつシリンダがその図示された使
用の通常の水平位置にあるとき略垂直に配置されてい
る。ストツパピン１４はシリンダ壁の開口内に収納され
たその全直径部分１５，１６によりシリンダ本体内に回
転可能に支持され、その開口の１つが、図２に見られる
ことができるように、ピンのヘツド１８を受容すべく符
号１７で拡大される。ピンの部分１６と１７間のより小
さい直径部分１９はピンの長手方向軸線２０に対して偏
心して配置されかつそれが当接ピン１３に係合するピン
のこの部分である。
【００１２】個々のマスタシリンダに関して、ピストン
２かつそれゆえその上の弁座５の位置はマスタシリンダ
およびその関連のブースタの多数の構成要素の累積する
軸方向の許容誤差に依存する。弁要素６と弁座との間の
相対的な運動が、使用中、弁が要求されるときその全開
位置および全閉位置を取ることができるのに常に十分で
あることが必須であるので、理解されることは、いつた
んピストン２の全撤退位置が確立されると、この位置に
関して弁要素の全開位置を設定するために調整ピン１３
の位置を調整する必要があるということである。理解さ
れることは、存在する種々の許容誤差の合計を考慮す
る、ピストン２の撤退位置が、通常の方法において、関
連のブースタに組み込まれた調整手段により通常設定さ
れ、そしてピストン２は、その全撤退位置において、ス
トツパピン１４に係合しないということである。
２かつそれゆえその上の弁座５の位置はマスタシリンダ
およびその関連のブースタの多数の構成要素の累積する
軸方向の許容誤差に依存する。弁要素６と弁座との間の
相対的な運動が、使用中、弁が要求されるときその全開
位置および全閉位置を取ることができるのに常に十分で
あることが必須であるので、理解されることは、いつた
んピストン２の全撤退位置が確立されると、この位置に
関して弁要素の全開位置を設定するために調整ピン１３
の位置を調整する必要があるということである。理解さ
れることは、存在する種々の許容誤差の合計を考慮す
る、ピストン２の撤退位置が、通常の方法において、関
連のブースタに組み込まれた調整手段により通常設定さ
れ、そしてピストン２は、その全撤退位置において、ス
トツパピン１４に係合しないということである。
【００１３】マスタシリンダ内部構成要素の組み立てお
よびそのブースタへのマスタシリンダの接続の前に、ス
トツパピン１４が凹所１７から除去されたそのヘツド１
８配置され、ピンはかくして回転が自由となる。マスタ
シリンダおよびブースタの組み立て後組み合わせは完了
されかつピストン２の最終撤退位置が、例えばブースタ
において、ストツパピン１４が弁座５に対する弁要素６
のクリヤランスＹがピストン２が撤退されるとき弁を通
る自由な流体の流れを許容するように所望の値に達する
まで部分１９の偏心ずれＸの程度を変化すべく回転させ
られるので、前述された必要な調整を行うことにより設
定され、これは、通常の方法において、マスタシリンダ
容器から圧力シリンダ４の回復を許容するのに必要であ
る。図１は対応して大きい偏心部分１９の対応するずれ
により、クリヤランスＹに関して不十分な値を示す。ス
トツパピン１４が矢印Ｒの方向に回転されるので、偏心
部分１９は、それが図２に示される所望の値に達するま
で弁座でクリヤランスＹを増大する、当接ピン１３にカ
ム作用を行い、ずれの値Ｘは対応する量だけ減少する。
この設定方法は通路３を通って付与された流体によりジ
グ中でマスタシリンダにより実施され、その結果正確な
弁開放クリヤランスがそれを通る流体流れを測定するこ
とにより、または他の適宜な方法において決定され得
る。
よびそのブースタへのマスタシリンダの接続の前に、ス
トツパピン１４が凹所１７から除去されたそのヘツド１
８配置され、ピンはかくして回転が自由となる。マスタ
シリンダおよびブースタの組み立て後組み合わせは完了
されかつピストン２の最終撤退位置が、例えばブースタ
において、ストツパピン１４が弁座５に対する弁要素６
のクリヤランスＹがピストン２が撤退されるとき弁を通
る自由な流体の流れを許容するように所望の値に達する
まで部分１９の偏心ずれＸの程度を変化すべく回転させ
られるので、前述された必要な調整を行うことにより設
定され、これは、通常の方法において、マスタシリンダ
容器から圧力シリンダ４の回復を許容するのに必要であ
る。図１は対応して大きい偏心部分１９の対応するずれ
により、クリヤランスＹに関して不十分な値を示す。ス
トツパピン１４が矢印Ｒの方向に回転されるので、偏心
部分１９は、それが図２に示される所望の値に達するま
で弁座でクリヤランスＹを増大する、当接ピン１３にカ
ム作用を行い、ずれの値Ｘは対応する量だけ減少する。
この設定方法は通路３を通って付与された流体によりジ
グ中でマスタシリンダにより実施され、その結果正確な
弁開放クリヤランスがそれを通る流体流れを測定するこ
とにより、または他の適宜な方法において決定され得
る。
【００１４】弁要素６の位置がいつたん正しく設定され
ると、ストツパピン１４は矢印Ｆにより示される方向に
軸方向に動かされ、ヘツド１８は該ヘツド上のスプライ
ン１８Ａが所望しない回転に対してストツパピンを係止
するために孔１７の内面を変形するように凹所１７に強
制される。代替的に、ヘツド１８は凹所１７内に自由に
配置されかつ解放可能な回転防止係止手段が、例えばマ
スタシリンダの使用の間中、さらに他の回転調整が要求
されるときピンが解放され得るように設けられる。さら
に他の代替物として、また外部シリンダ壁に取着される
小さなハウジング内にヘツドを収納しかつその所望市内
回転を阻止するためにこのハウジングに対してヘツドを
係止することができる。
ると、ストツパピン１４は矢印Ｆにより示される方向に
軸方向に動かされ、ヘツド１８は該ヘツド上のスプライ
ン１８Ａが所望しない回転に対してストツパピンを係止
するために孔１７の内面を変形するように凹所１７に強
制される。代替的に、ヘツド１８は凹所１７内に自由に
配置されかつ解放可能な回転防止係止手段が、例えばマ
スタシリンダの使用の間中、さらに他の回転調整が要求
されるときピンが解放され得るように設けられる。さら
に他の代替物として、また外部シリンダ壁に取着される
小さなハウジング内にヘツドを収納しかつその所望市内
回転を阻止するためにこのハウジングに対してヘツドを
係止することができる。
【００１５】調整可能なストツパが回転可能な偏心体と
してここでは説示されるけれども、直線的に可動なクサ
ビ状ストツパを使用して同一の作用を提供することも可
能である。さらに他の可能性は、調整の幾らかの繊細さ
がかかる装置により犠牲にされるかも知れないけれど
も、交互に作動され得る複数の異なる直径部分を有する
ピンを使用することである。ピストン中の弁インサート
５は、要求されるように、金属またはゴムまたはプラス
チツクのごとき比較的弾力のある材料にすることができ
る。他の型の弁が記載された中央弁に代わって使用され
ることが可能で、そして理解されるこことは、弁座がピ
ストンの前方面により設けられ、その場合に図示のボー
ル６が弾性材料の弁要素に置き換えられることができる
ということである。
してここでは説示されるけれども、直線的に可動なクサ
ビ状ストツパを使用して同一の作用を提供することも可
能である。さらに他の可能性は、調整の幾らかの繊細さ
がかかる装置により犠牲にされるかも知れないけれど
も、交互に作動され得る複数の異なる直径部分を有する
ピンを使用することである。ピストン中の弁インサート
５は、要求されるように、金属またはゴムまたはプラス
チツクのごとき比較的弾力のある材料にすることができ
る。他の型の弁が記載された中央弁に代わって使用され
ることが可能で、そして理解されるこことは、弁座がピ
ストンの前方面により設けられ、その場合に図示のボー
ル６が弾性材料の弁要素に置き換えられることができる
ということである。
【００１６】理解されることは、本発明が弁６を設定す
るための簡単かつ好都合な手段を提供し、製造ラインで
迅速な実行を可能にし、従来の幾つかの提案に比して、
組み立てられたマスタシリンダの処理量を増加できると
いうことである。
るための簡単かつ好都合な手段を提供し、製造ラインで
迅速な実行を可能にし、従来の幾つかの提案に比して、
組み立てられたマスタシリンダの処理量を増加できると
いうことである。
【００１７】
【発明の効果】叙上のごとく、本発明は、シリンダ本体
とストツパ手段とからなる油圧マスタシリンダにおい
て、前記シリンダ本体が該シリンダ本体内で摺動可能な
ピストンにより支持体される弁座と協働する弁要素を収
容し、前記弁要素と弁座が弁の開閉を許容する２つの位
置間で相対的に可動であり、前記ストツパ手段が前記ピ
ストンの撤退位置に関して前記弁座に対して全開位置に
前記弁要素を保持すべく配置され、前記ストツパ手段は
前記マスタシリンダの構成要素間に存在する許容誤差に
依存して前記弁要素の前記全開位置に設定すべく調整可
能である構成としたので、弁の所望の弁作動クリヤラン
スを設定するための改良された手段を組み込んでいる油
圧マスタシリンダを提供することができる。
とストツパ手段とからなる油圧マスタシリンダにおい
て、前記シリンダ本体が該シリンダ本体内で摺動可能な
ピストンにより支持体される弁座と協働する弁要素を収
容し、前記弁要素と弁座が弁の開閉を許容する２つの位
置間で相対的に可動であり、前記ストツパ手段が前記ピ
ストンの撤退位置に関して前記弁座に対して全開位置に
前記弁要素を保持すべく配置され、前記ストツパ手段は
前記マスタシリンダの構成要素間に存在する許容誤差に
依存して前記弁要素の前記全開位置に設定すべく調整可
能である構成としたので、弁の所望の弁作動クリヤラン
スを設定するための改良された手段を組み込んでいる油
圧マスタシリンダを提供することができる。
【図１】第１作動条件においてその構成要素とともに、
本発明の油圧マスタシリンダの１部分を示す長手方向断
面図である。
本発明の油圧マスタシリンダの１部分を示す長手方向断
面図である。
【図２】代替の作動条件においてマスタシリンダの構成
要素を示す、図１と同様な長手方向断面図である。
要素を示す、図１と同様な長手方向断面図である。
１ マスタシリンダ（シリンダ本体） ２ ２次ピストン ３ 貫通通路 ４ 圧力室 ５ 弁座 ６ 弁要素（ボール） ７ キヤリヤ本体 ８ 中空筒状延長部 １０ 復帰ばね １３ 当接ピン １４ ストツパピン １８ ヘツド １８Ａ スプライン １９ 偏心部分（小さな直径部分）
Claims (12)
- 【請求項１】 シリンダ本体とストツパ手段とからなる
油圧マスタシリンダにおいて、前記シリンダ本体が該シ
リンダ本体内で摺動可能なピストンにより支持される弁
座と協働する弁要素を収容し、前記弁要素と弁座が弁の
開閉を許容する２つの位置間で相対的に可動であり、前
記ストツパ手段が前記ピストンの撤退位置に関して前記
弁座に対して全開位置に前記弁要素を保持すべく配置さ
れ、前記ストツパ手段は前記マスタシリンダの構成要素
間に存在する許容誤差に依存して前記弁要素の前記全開
位置に設定すべく調整可能であることを特徴とする油圧
マスタシリンダ。 - 【請求項２】 前記ストツパ手段が前記シリンダ本体を
通って横方向に延在することを特徴とする請求項１に記
載の油圧マスタシリンダ。 - 【請求項３】 前記ストツパ手段が前記弁座に対して漸
次前記弁要素の位置を変えるべく作動し得ることを特徴
とする請求項１または２に記載の油圧マスタシリンダ。 - 【請求項４】 前記ストツパ手段が前記弁要素位置の漸
次の変化を提供するためにカム作用を行うべく作動し得
ることを特徴とする請求項３に記載の油圧マスタシリン
ダ。 - 【請求項５】 前記ストツパ手段がその長手方向軸線の
まわりに回転可能でありかつその軸線のまわりの前記ス
トツパ手段の回転時カム作用を行うべく配置された偏心
部分を有することを特徴とする請求項４に記載の油圧マ
スタシリンダ。 - 【請求項６】 前記ストツパ手段が前記シリンダ本体内
に回転可能に前記ピンを取り付けるのに役立つトラニオ
ンを形成する軸方向に間隔を置いた部分を有するピンで
あり、前記トラニオン間の前記ピンの部分が回転軸線に
対して偏心しておりかつその軸線のまわりの前記ピンの
回転時前記カム作用を行うのに役立つことを特徴とする
請求項４または５に記載の油圧マスタシリンダ。 - 【請求項７】 前記ストツパ手段が前記弁要素に接触す
べく前記弁座を貫通する力伝達要素によつて前記弁要素
と協働することを特徴とする前記請求項のいずれか１項
に記載の油圧マスタシリンダ。 - 【請求項８】 前記弁要素はその弁座との係合に向けて
ばね押圧されることを特徴とする前記請求項のいずれか
１項に記載の油圧マスタシリンダ。 - 【請求項９】 前記弁要素が前記弁座に向かう方向にば
ね押圧されることを特徴とする前記請求項のいずれか１
項に記載の油圧マスタシリンダ。 - 【請求項１０】 前記弁要素が、前記ピストンの中空軸
方向延長部内に収納されることを特徴とする、前記請求
項のいずれか１項に記載の油圧マスタシリンダ。 - 【請求項１１】 前記ストツパ手段が調整後前記シリン
ダに対して係止されることを特徴とする前記請求項のい
ずれか１項に記載の油圧マスタシリンダ。 - 【請求項１２】 前記ピンが鋸歯状ヘツドを有し、該ヘ
ツドが前記弁の調整後、前記ヘツドより僅かに小さい断
面のシリンダ壁の開口に強制され、それによりヘツド鋸
歯状部分が前記ピンを所定位置に係止するために前記開
口の壁に食い込むことを特徴とする請求項６ないし１０
のいずれか１項に記載の油圧マスタシリンダ。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| GB9225768-2 | 1992-12-10 | ||
| GB929225768A GB9225768D0 (en) | 1992-12-10 | 1992-12-10 | Hydraulic master cylinder |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH072084A true JPH072084A (ja) | 1995-01-06 |
Family
ID=10726382
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34095193A Pending JPH072084A (ja) | 1992-12-10 | 1993-12-10 | 油圧マスタシリンダ |
Country Status (4)
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|---|---|
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| JP (1) | JPH072084A (ja) |
| KR (1) | KR940014034A (ja) |
| GB (1) | GB9225768D0 (ja) |
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