JPH07208224A - 電動パワーステアリングのアイドル回転制御装置 - Google Patents

電動パワーステアリングのアイドル回転制御装置

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JPH07208224A
JPH07208224A JP769794A JP769794A JPH07208224A JP H07208224 A JPH07208224 A JP H07208224A JP 769794 A JP769794 A JP 769794A JP 769794 A JP769794 A JP 769794A JP H07208224 A JPH07208224 A JP H07208224A
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JP
Japan
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idle
current
battery
control
battery current
Prior art date
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Pending
Application number
JP769794A
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English (en)
Inventor
Kazuhisa Nishino
一寿 西野
Yuji Takatsuka
有史 高塚
Shunichi Wada
俊一 和田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 バッテリ電流を検出するための特別な装置を
用いることなく、平均バッテリ電流によって、エンジン
の負荷に応じたアイドルアップ制御を行うことを可能と
すること。 【構成】 バッテリ3に接続された電動モータ1の電流
を検出するモータ平均電流検出手段9と該電動モータを
PWM駆動するデューティ比を決定するデューティ比決
定手段10とからの出力に基づいて前記バッテリ電流の
平均値を推定するバッテリ電流推定手段16と、停車状
態判定手段17が停車状態を判定したとき前記バッテリ
電流手段16で推定したバッテリ電流が設定値を越えて
いるとアイドルアップ制御を実行するアイドルアップ制
御手段21とを具備したこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電動モータを動力源
とするパワーステアリング装置を備えた自動車エンジン
における電動パワーステアリングのアイドル回転制御装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図11は例えば特開平3−18635号
公報に示された従来のアイドル回転制御装置を示す概要
図である。図11において、101は停車状態と走行状
態との判別信号を出力する車速センサ、102はパワー
ステアリング装置の動力源としての電動モータの使用電
流が据切り操舵時に対応した所定値を越える大電流使用
時であるか否かの判別信号を出力する電流センサ、10
3は車速センサ101および電流センサ102からの判
別信号に応じてアイドルアップ用アクチュエータに制御
指令を出力する制御ユニットである。上記制御ユニット
103は、車速センサ101が停車状態の判別信号を出
力し、かつ電流センサ102が大電流使用時の判別信号
を出力するときのみ出力する据切り操舵判別部104を
備え、この据切り操舵判別部104の出力に応じ、フィ
ルタ回路105、タイマ回路106、アイドルアップ用
のアクチュエータ駆動回路107を介してアイドルアッ
プの制御指令を、ISCバルブ108に出力するように
構成されている。
【0003】次に動作について説明する。車速センサ1
01が停車状態の特別信号を出力し、かつ電流センサ1
02が大電流使用時の特別信号を出力することで制御ユ
ニット103の据切り操舵判別部104がISCバルブ
108にアイドルアップの制御指令を出力する。従って
アイドリング運転時においては停車中の据え切り操舵時
にのみアイドルアップし、発進する場合はアイドルアッ
プが解除されるので、急発進の危険が回避される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の電動パワーステ
アリングのアイドル回転制御装置は以上のように構成さ
れているので、電動モータをPWM駆動する場合、デュ
ーティ比を変えてモータ電流を一定にしても、バッテリ
電圧が変化すると平均バッテリ電流も変化し、エンジン
負荷に応じたアイドルアップ制御ができなかった。その
ため、モータ電流がしきい値を越えると、バッテリ電流
が小さく、エンジン負荷が小さい場合でもアイドルアッ
プ制御を行い、燃費の低下を招いていた。また、エンジ
ン負荷が増加してもエンストしない程度にエンジン回転
数が上昇している場合でもアイドルアップ制御を行うの
で燃費の低下を招くという問題があった。さらに、バッ
テリ電流を得るためには装置の追加が必要となりコスト
アップになるなどの問題点があった。
【0005】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、バッテリ電流検出装置を特別に
設けることなく、バッテリ電圧の変化に対してもアイド
ルアップ制御を精度よく行うことを目的とする。
【0006】また、アイドルアップ制御によるハンチン
グを防止すること、不要なアイドルアップ制御をなく
し、燃費の低下を防止することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
る電動パワーステアリングのアイドル回転制御装置は、
モータ電流とPWM駆動デューティ比から平均バッテリ
電流を推定するバッテリ電流推定手段と、停車状態判定
手段が停車状態を判定したとき前記バッテリ電流推定手
段で推定したバッテリ電流が設定値を越えているとアイ
ドルアップ制御を実行するアイドルアップ制御手段を具
備したものである。
【0008】請求項2記載の発明に係る電動パワーステ
アリングのアイドル回転制御装置は、モータ電流とPW
M駆動デューティ比から平均バッテリ電流を推定するバ
ッテリ電流推定手段と、停車状態判定手段が停車状態を
判定したとき前記バッテリ電流推定手段で推定したバッ
テリ電流が第1の設定値を越えているとアイドルアップ
制御を実行し該バッテリ電流の推定値が該第1の設定値
からアイドルアップ制御時のバッテリ電圧の上昇による
バッテリ電流の低下分を減じた値より低い第2の設定値
以下になったとき該アイドルアップ制御を停止するアイ
ドルアップ制御手段を具備したものである。
【0009】請求項3記載の発明に係る電動パワーステ
アリングのアイドル回転制御装置は、電動モータの電源
側あるいはグランド側に接続したスイッチング素子の一
方を、PWM信号と操舵方向信号との論理積によってP
WM駆動するものである。
【0010】請求項4記載の発明に係る電動パワーステ
アリングのアイドル回転制御装置は、電動モータの電源
側及びグランド側に接続したスイッチング素子の両方
を、PWM信号と操舵方向信号との論理積によってPW
M駆動するものである。
【0011】請求項5記載の発明に係る電動パワーステ
アリングのアイドル回転制御装置は、モータ電流とPW
M駆動デューティ比から平均バッテリ電流を推定するバ
ッテリ電流推定手段と、停車状態判定手段が停車状態を
判定したとき前記バッテリ電流推定手段で推定したバッ
テリ電流が設定値を越えているとアイドルアップ制御を
実行し該バッテリ電流が設定値以下となる状態が設定時
間継続したとき該アイドルアップ制御を停止するアイド
ルアップ制御手段を具備したものである。
【0012】請求項6記載の発明に係る電動パワーステ
アリングのアイドル回転制御装置は、モータ電流とPW
M駆動デューティ比から平均バッテリ電流を推定するバ
ッテリ電流推定手段と、このバッテリ電流推定手段で推
定したバッテリ電流が設定値に達しエンジン回転数が設
定値以下であるときアイドルアップ制御を実行するアイ
ドルアップ制御手段を具備したものである。
【0013】請求項7記載の発明に係る電動パワーステ
アリングのアイドル回転制御装置は、モータ電流とPW
M駆動デューティ比から平均バッテリ電流を推定するバ
ッテリ電流推定手段と、このバッテリ電流推定手段で推
定したバッテリ電流が設定値に達しエンジン回転数が第
1の設定値以下であるときアイドルアップ制御を実行し
該エンジン回転数が該第1の設定値にアイドルアップに
よる上昇分を加えた値より高い第2の設定値に達したと
き該アイドルアップ制御を停止するアイドルアップ制御
手段を具備したものである。
【0014】請求項8記載の発明に係る電動パワーステ
アリングのアイドル回転制御装置は、スイッチング素子
としてトランジスタ、サイリスタ、トライアックなどの
半導体スイッチング素子を用いるものである。
【0015】
【作用】請求項1記載の発明におけるバッテリ電流推定
手段は、モータ電流とPWM駆動デューティ比から平均
バッテリ電流を推定することにより、特別な装置を用い
ることなく簡単、かつ安価な構成でバッテリ電流の平均
値を得ることができ、アイドルアップ制御手段は停車状
態時に上記推定したバッテリ電流が設定値を越えている
とアイドルアップ制御を実行することにより、エンジン
の負荷に応じたアイドルアップ制御を精度よく行うこと
ができる。
【0016】請求項2記載の発明におけるアイドルアッ
プ制御手段は、停車状態時にバッテリ電流推定手段で推
定したバッテリ電流が第1の設定値を越えているとアイ
ドルアップ制御を実行し該バッテリ電流の推定値が該第
1の設定値からアイドルアップ制御時のバッテリ電圧の
上昇によるバッテリ電流の低下分を減じた値より低い第
2の設定値以下になったとき該アイドルアップ制御を停
止することにより、アイドルアップ制御によるハンチン
グを防止することができる。
【0017】請求項3記載の発明におけるスイッチング
素子は、電動モータの電源側あるいはグランド側の一方
を、また請求項4記載のスイッチング素子は電動モータ
の電源側及びグランド側の両方を、PWM信号と操舵方
向信号との論理積によってPWM駆動することにより、
操舵時にのみ確実にアイドルアップ制御を行うことがで
きる。
【0018】請求項5記載の発明におけるアイドルアッ
プ制御手段は、バッテリ電流推定手段で推定したバッテ
リ電流が設定値に達しエンジン回転数が第1の設定値以
下であるときアイドルアップ制御を実行し、該エンジン
回転数が該第1の設定値にアイドルアップによる上昇分
を加えた値より高い第2の設定値に達したとき該アイド
ルアップ制御を停止することにより、アイドルアップ制
御によるハンチングを防止することができる。
【0019】請求項8記載の発明におけるスイッチング
素子は半導体スイッチング素子を用いたことにより、応
答がよく、バッテリ電流推定手段はバッテリ電流を精度
よく推定することができ、この推定したバッテリ電流に
よるアイドルアップ制御を高精度に実行できる。
【0020】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1は請求項1記載の発明の実施例1を示すブロ
ック図であり、図1において、1はパワーステアリング
装置の動力源としての電動モータ、2a〜2dは電動モ
ータ1を駆動するためのブリッジ回路を構成するスイッ
チング素子としてのトランジスタであり、このブリッジ
回路の出力端子01,02間に電動モータ1を接続して
いる。
【0021】3は電動モータ1を駆動するためのバッテ
リ、4a〜4dはトランジスタ2a〜2dのゲートに駆
動信号を供給するトランジスタ駆動回路、5は操舵トル
クを検出するための操舵トルク検出手段、6は車速を検
出するための車速検出手段、7は操舵トルク検出手段5
と車速検出手段6の出力からモータ電流の目標値を決定
するための目標電流決定手段、8は電動モータ1の通電
電流を検出するためのシャント抵抗器、9はシャント抵
抗器8の端子電圧からモータ電流を検出するモータ平均
電流検出手段、10は目標電流決定手段7とモータ平均
電流検出手段9の出力を比較し電動モータ1をPWM駆
動するためのデューティ比を決定するデューティ比決定
手段、11はデューティ比決定手段10の出力に応じて
PWM信号を出力するPWM信号発生手段、12はモー
タ平均電流検出手段9とデューティ比決定手段10とP
WM信号発生手段11より構成されたモータ電流制御手
段である。
【0022】13は操舵トルク検出手段5からの出力信
号を入力し、一方向操舵、例えば右操舵時にはハイレベ
ル、他方向操舵例えば左操舵時にはロウレベルの信号を
出力する操舵方向決定手段、14は操舵方向決定手段1
3の出力信号の極性を反転するインバータ、15aはP
WM信号発生手段11と操舵方向判定手段13の出力信
号を入力とするANDゲート、15bはPWM信号発生
手段11とインバータ14の出力信号を入力とするAN
Dゲート、16はモータ平均電流検出手段9とデューテ
ィ比決定手段10の出力信号によりバッテリ電流の平均
値を推定するバッテリ電流推定手段である。
【0023】17は前記車速検出手段6の出力が設定値
以下(例えば2km/h以下)であるとき車両が停車状
態にあると判定する停車状態判定手段、18は前記バッ
テリ電流推定手段16と停車状態判定手段17の出力か
らアイドルアップを行うかどうかを判定するアイドルア
ップON/OFF判定手段、30はアイドルアップON
/OFF判定手段18の出力によりアイドルアップの制
御指令を出力するアイドルアップ制御指令出力手段であ
り、例えば右操舵した場合トランジスタ2aがPWM動
作、トランジスタ2cがオン、トランジスタ2b及び2
dがオフとなり、逆に左操舵した場合トランジスタ2b
がPWM動作、トランジスタ2dがオン、トランジスタ
2a及び2cがオフするように構成されている。なお、
上記アイドルアップON/OFF判定手段18とアイド
ルアップ制御指令出力手段30はアイドルアップ制御手
段21を構成している。
【0024】次に実施例1の動作について説明する。先
ず、バッテリ電流推定方法を図2を用いて説明する。図
2は右操舵した場合の動作波形を示すもので、(a)は
トランジスタ2a、(b)はトランジスタ2b、(c)
はトランジスタ2c、(d)はトランジスタ2dの動作
波形、(e)は電動モータ1の印加電圧波形、(f)は
モータ電流IM の波形、(g)はバッテリ電流波形、
(h)はモータ平均電流検出手段9の出力波形である。
なお、モータ電流IM 波形を厳密に示すと、(f)に示
すように、三角波になるが、実際には、PWMの周期T
をモータの時定数に対して十分小さくするので、三角波
の変動ΔIM は、非常に小さく、モータ電流波形は直線
として処理することができる。
【0025】ここで、デューティ比をD(ton/
T)、モータ電流以外の消費電流をIo、トランジスタ
2a〜2dのスイッチングロスなどによる効率をηとす
ると、図示のバッテリ電流の平均値IBOは、 IBO=(IM ×D)/η+Io ・・・・・・・・(1) の演算をバッテリ電流推定手段16で行うことにより推
定できる。なお、効率ηはデューティ比Dによって変化
するが、デューティ比の変化による平均バッテリ電流の
変化量は小さいので、変化ηは一定値としてもよい。
【0026】次にアイドルアップ制御ON/OFF判定
手段18について図3を用いて説明する。図3におい
て、(a)はバッテリ電流推定手段16の出力、(b)
は停車状態判定手段17の出力、(c)はアイドルアッ
プ制御ON/OFF判定手段18の出力であり、停車状
態判定手段17が停車と判定し且つ平均バッテリ電流の
推定値が設定値IBth (例えば10A)を越えた場合、
アイドルアップ制御ON/OFF判定手段18からアイ
ドルアップON信号を出力し、このアイドルアップON
信号を受けたアイドルアップ制御指令出力手段30が指
令信号を出力し、アイドルアップ制御を実行する。
【0027】本実施例1は上記の構成により、特別な装
置を付加することなく平均バッテリ電流を推定すること
ができ、この推定した平均バッテリ電流を用いてエンジ
ン負荷に応じたアイドルアップ制御を精度よく行うこと
ができる。
【0028】実施例2.図4は請求項4記載の発明の実
施例2を説明するブロック図である。前記図1に示す実
施例1と同一部分には同一符号を付して重複説明を省略
した図4において、15a,15cはPWM信号発生手
段11と操舵方向判定手段13の出力を入力するAND
ゲート、15b,15dはPWM信号発生手段11とイ
ンバータ14の出力を入力するANDゲートである。
【0029】従って、ANDゲート15a〜15dの出
力端に接続されたトランジスタ駆動回路4a〜4dは、
例えば右操舵した場合トランジスタ2a及び2cがPW
M動作、トランジスタ2b及び2dがオフとなり、逆に
左操舵した場合トランジスタ2b及び2dがPWM動
作、トランジスタ2a及び2cがオフするように構成さ
れている。
【0030】次に本実施例2の動作について説明する。
先ず、バッテリ電流推定方向を図5を用いて説明する。
図5は右操舵した場合の動作波形を示すもので、(a)
はトランジスタ2a、(b)はトランジスタ2b、
(c)はトランジスタ2c、(d)はトランジスタ2d
の動作波形、(e)は電動モータ1の印加電圧波形、
(f)はモータ電流IM の波形、(g)はバッテリ電流
波形、(h)はモータ平均電流検出手段9の出力波形で
ある。
【0031】本実施例2において、トランジスタ2a及
び2cをPWM駆動し、トランジスタ2b及び2dをオ
フすることによって、モータ1を駆動する場合、トラン
ジスタ2a,2cがオンの間は、経路Aで電流が流れる
ため、出力端子01の電位はグランドに対し約VB とな
り、出力端子02の電位はグランドに対し約0Vとなる
ので(抵抗器8の抵抗値は小さく該抵抗器による電圧ド
ロップは、VB に対し無視できる)、モータ1への印加
電圧はVM の矢印の向きをプラスとすると、約VB とな
る。トランジスタ2a,2cがオフの間は、経路Bで電
流が流れるので、出力端子01の電位はグランドに対
し、約0V、出力端子02の電位はグランドに対して約
B となるので、モータ1への印加電圧はVM の矢印の
向きをプラスとすると約−VB となる。従って、電動モ
ータ1の印加電圧波形は上記図5の(e)のようにな
る。
【0032】ここで、デューティ比をD(ton/
T)、モータ電流以外の消費電流をIo、トランジスタ
2a〜2dのスイッチングロスなどによる効率をηとす
ると、デューティ比50%以上において、バッテリ電流
の平均値IBOは IBO=(IM ×(2×D−1))/η+IO ・・・・・・(2) の演算をバッテリ電流推定手段16で行うことにより推
定できる。
【0033】なお、効率ηは前記のように一定値として
もよい。また、図5において、VMはモータ電圧、VMO
はモータ電圧の平均値、IM はモータ電流、IMOはモー
タ電流の平均値、アイドルアップ制御ON/OFF判定
手段18は前記実施例1と同様の動作によってアイドル
アップ制御を実行するもので、実施例1と同様の効果が
得られる。
【0034】実施例3.図6は請求項2記載の発明の実
施例3を説明するアイドルアップ制御のタイミングチャ
ートであり、図6において、(a)はバッテリ電流推定
手段16の出力、(b)は停車状態判定手段17の出
力、(c)はアイドルアップ制御ON/OFF判定手段
18の出力である。上記停車状態判定手段18が停車と
判定した時、平均バッテリ電流の推定値が第1の設定値
Bth (例えば10A)を越えた場合、アイドルアップ
制御ON/OFF判定手段18からアイドルアップON
信号を受けたアイドルアップ制御指令出力手段30は、
指令信号を出力してアイドルアップ制御を行う。そして
平均バッテリ電流の推定値が第1の設定値IBth1からア
イドルアップ制御時のバッテリ電圧の上昇によるバッテ
リ電流の低下分を減じた値より低い第2の設定値IBth2
(例えば5A)以下になった場合アイドルアップ制御を
停止するようにしたものである。
【0035】通常、アイドルアップ制御を行うとバッテ
リ電圧が上昇し、PWM信号のデューティ比が減少する
ので、式(1)または式(2)より平均バッテリ電流も
低下することになり、アイドルアップ制御が停止する。
アイドルアップ制御が停止すると、バッテリ電圧が低下
し、上記とは反対の原理によって、バッテリ電流が増加
し、再びアイドルアップ制御に入るようなハンチングを
起こすが、本実施例2のような構成にすることによって
ハンチングを防ぐことができる。
【0036】実施例4.図7は請求項5記載の発明の実
施例4を説明するアイドルアップ制御のタイミングチャ
ートであり、図7において、(a)はバッテリ電流推定
手段16の出力、(b)は停車状態判定手段17の出
力、(c)はアイドルアップ制御ON/OFF判定手段
18の出力である。
【0037】上記停車状態判定手段18が停車と判定し
た時、平均バッテリ電流の推定値が設定値IBth を越え
た場合、アイドルアップ制御ON/OFF判定手段18
からアイドルアップON信号を受けたアイドルアップ制
御指令出力手段30は、指令信号を出力してアイドルア
ップ制御を行う。そして、平均バッテリ電流の推定値が
設定値IBth 以下(例えば10A)になった状態が設定
時間TD (例えば1秒)継続した場合、アイドルアップ
制御を停止するようにしたもので、実施例3と同様にア
イドルアップ制御によるハンチングを停止することがで
きる。
【0038】実施例5.図8は請求項6記載の発明の実
施例5を説明するブロック図である。前記図1に示す実
施例1と同一部分には同一符号を付して重複説明を省略
した図8において、19はエンジン回転数を検出するエ
ンジン回転数検出手段、20は前記バッテリ電流推定手
段16と前記エンジン回転数検出手段19からアイドル
アップを行うかどうかを判定するアイドルアップON/
OFF判定手段である。
【0039】次に本実施例5の動作を図9のアイドルア
ップ制御のタイミングチャートを用いて説明する。図9
において、(a)は実施例1と同様の方法で平均バッテ
リ電流を推定するバッテリ電流推定手段16の出力、
(b)はエンジン回転数検出手段19の出力、(c)は
アイドルアップ制御ON/OFF判定手段20の出力で
あり、エンジン回転数が設定値ENth(例えば100r
pm)以下で且つバッテリ電流の推定値が設定値IBth
(例えば10A)を越えたときアイドルアップ制御を行
うようにしたもので、この構成によって、エンジン回転
数が十分高い場合、アイドルアップ制御を停止し燃費を
改善することができる。
【0040】実施例6.図10は請求項7記載の発明の
実施例6を説明するアイドルアップ制御のタイミングチ
ャートであり、図10において、(a)は実施例1と同
様の方法で平均バッテリ電流を推定するバッテリ電流推
定手段16の出力、(b)はエンジン回転数検出手段1
9の出力、(c)はアイドルアップ制御ON/OFF判
定手段20の出力であり、バッテリ電流が第1の設定値
Bth (例えば10A)を越え且つ、エンジン回転数が
設定値ENth(例えば100rpm)以下の場合、アイ
ドルアップ制御ON/IFF判定手段20からアイドル
アップON信号を出力し、このアイドルアップON信号
を受けたアイドルアップ制御指令出力手段30は、指令
信号を出力してアイドルアップ制御を行う。そして、エ
ンジン回転数が第1の設定値ENth1 にアイドルアップ
によるエンジン回転数の増加分を加えた値より高い第2
の設定値ENth2 (例えば200rpm)を越えたらア
イドルアップ制御を停止するようにしたものである。
【0041】通常、アイドルアップ制御を行うとエンジ
ン回転数が増加する。エンジン回転数が設定値を越える
と、アイドルアップ制御は停止するのでエンジン回転数
は減少する。エンジン回転数が減少し設定値以下となる
と、再びアイドルアップ制御を行いハンチングを起こす
が、本実施例6のような構成にすることによってハンチ
ングを防ぐことができる。
【0042】実施例7.上記実施例1,2,5では、ス
イッチング素子としてトランジスタを用いているが、サ
イリスタ、トライアックなどの他の半導体スイッチング
素子を用いることもできる。このように、半導体スイッ
チング素子を用いると、機械的スイッチング素子に比べ
て応答性に優れ、バッテリ電流の平均値を高精度に得る
ことができ、アイドルアップ制御を精度よく行うことが
できる。
【0043】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、モータ電流とPWM駆動デューティ比から平均バ
ッテリ電流を推定し、停車状態時、上記推定したバッテ
リ電流が設定値を越えていると、アイドルアップ制御を
実行するように構成したので、特別な装置を用いること
なく簡単、かつ安価な構成でバッテリ電流の平均値を得
ることができ、エンジンの負荷に応じたアイドルアップ
制御を精度よく行うことができる。
【0044】請求項2記載の発明によれば、停車状態
時、推定したバッテリ電流が第1の設定値を越えている
とアイドルアップ制御を実行し該バッテリ電流の推定値
が該第1の設定値からアイドルアップ制御時のバッテリ
電圧の上昇によるバッテリ電流の低下分を減じた値より
低い第2の設定値以下になったとき該アイドルアップ制
御を停止するように構成したので、アイドルアップ制御
によるハンチングを防止することができる。
【0045】請求項3記載の発明によれば、電動モータ
の電源側あるいはグランド側の一方のスイッチング素子
を、また請求項4記載によれば、電動モータの電源側及
びグランド側の両方のスイッチング素子を、PWM信号
を操舵方向信号との論理積によってPWM駆動するよう
に構成したので、操舵時にのみ確実にアイドルアップ制
御を行うことができる。
【0046】請求項5記載の発明によれば、停車状態
時、推定したバッテリ電流が設定値を越えているとアイ
ドルアップ制御を実行し該バッテリ電流が設定値以下と
なる状態が設定時間継続したとき該アイドルアップ制御
を停止するように構成したので、アイドルアップ制御に
よるハンチングを防止することができる。
【0047】請求項6記載の発明によれば、推定したバ
ッテリ電流が設定値に達しエンジン回転数が設定値以下
であるときアイドルアップ制御を実行するように構成し
たので、エンジン回転数が十分高くアイドルアップ制御
の必要の無い場合には、アイドルアップを停止し燃費の
低下を防ぐことができる。
【0048】請求項7記載の発明によれば、推定したバ
ッテリ電流が設定値に達しエンジン回転数が第1の設定
値以下であるときアイドルアップ制御を実行し該エンジ
ン回転数が該第1の設定値にアイドルアップによる上昇
分を加えた値より高い第2の設定値に達したとき該アイ
ドルアップ制御を停止するように構成したので、アイド
ルアップ制御によるハンチングを防止することができ
る。
【0049】請求項8記載の発明によれば、半導体スイ
ッチング素子を用いて構成したので、応答がよく、バッ
テリ電流推定手段はバッテリ電流を精度よく推定するこ
とができ、この推定したバッテリ電流によるアイドルア
ップ制御を高精度に実行することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1による電動パワーステアリ
ングのアイドル回転制御装置を示すブロック図である。
【図2】実施例1の動作波形図である。
【図3】実施例1のアイドルアップ制御のタイミングチ
ャートである。
【図4】この発明の実施例2による電動パワーステアリ
ングのアイドル回転制御装置を示すブロック図である。
【図5】実施例2の動作波形図である。
【図6】この発明の実施例3によるアイドルアップ制御
のタイミングチャートである。
【図7】この発明の実施例4によるアイドルアップ制御
のタイミングチャートである。
【図8】この発明の実施例5による電動パワーステアリ
ングのアイドル回転制御装置を示すブロック図である。
【図9】実施例5によるアイドルアップ制御のタイミン
グチャートである。
【図10】この発明の実施例6によるアイドルアップ制
御のタイミングチャートである。
【図11】従来のアイドルアップ回転制御装置を示す概
要図である。
【符号の説明】
1 電動モータ 2a〜2d トランジスタ(スイッチング素子) 3 バッテリ 9 モータ平均電流検出手段 10 デューティ比決定手段 11 PWM信号発生手段 13 操舵方向判定手段 16 バッテリ電流推定手段 17 停車状態判定手段 19 エンジン回転数検出手段 21 アイドルアップ制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B62D 127:00

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スイッチング素子を介してバッテリに接
    続された電動モータと、前記電動モータの電流を検出す
    るモータ電流検出手段と、このモータ電流検出手段で検
    出された電流を一要素として前記電動モータをPWM駆
    動するデューティ比を決定するデューティ比決定手段
    と、前記モータ電流検出手段と前記デューティ比決定手
    段とからの出力に基づいて前記バッテリ電流の平均値を
    推定するバッテリ電流推定手段と、停車状態判定手段が
    停車状態を判定したとき前記バッテリ電流推定手段で推
    定したバッテリ電流が設定値を越えているとアイドルア
    ップ制御を実行するアイドルアップ制御手段とを備えた
    電動パワーステアリングのアイドル回転制御装置。
  2. 【請求項2】 スイッチング素子を介してバッテリに接
    続された電動モータと、前記電動モータの電流を検出す
    るモータ電流検出手段と、このモータ電流検出手段で検
    出された電流を一要素として前記電動モータをPWM駆
    動するデューティ比を決定するデューティ比決定手段
    と、前記モータ電流検出手段と前記デューティ比決定手
    段とからの出力に基づいて前記バッテリ電流の平均値を
    推定するバッテリ電流推定手段と、停車状態判定手段が
    停車状態を判定したとき前記バッテリ電流推定手段で推
    定したバッテリ電流が第1の設定値を越えているとアイ
    ドルアップ制御を実行し該バッテリ電流の推定値が該第
    1の設定値からアイドルアップ制御時のバッテリ電圧の
    上昇によるバッテリ電流の低下分を減じた値より低い第
    2の設定値以下になったとき該アイドルアップ制御を停
    止するアイドルアップ制御手段とを備えた電動パワース
    テアリングのアイドル回転制御装置。
  3. 【請求項3】 PWM信号発生手段からのPWM信号及
    び操舵方向判定手段からの一方向操舵信号とによりオン
    する第1のスイッチング素子と、前記PWM信号発生手
    段からのPWM信号及び前記操舵方向判定手段からの他
    方向操舵信号とによりオンする第2のスイッチング素子
    と、前記第1のスイッチング素子と直列接続され前記他
    方向操舵信号によりオンする第3のスイッチング素子
    と、前記第2のスイッチング素子と直列接続され前記一
    方向操舵信号によりオンする第4のスイッチング素子と
    でブリッジ回路を構成し、このブリッジ回路の出力端子
    間に電動モータを接続したことを特徴とする請求項1ま
    たは2記載の電動パワーステアリングのアイドル回転制
    御装置。
  4. 【請求項4】 PWM信号発生手段からのPWM信号及
    び操舵方向判定手段からの、一方向操舵信号とによりオ
    ンする直列接続された第1,第3のスイッチング素子
    と、前記PWM信号発生手段からのPWM信号及び前記
    操舵方向判定手段からの他方向操舵信号とによりオンす
    る直列接続された第2,第4のスイッチング素子とでブ
    リッジ回路を構成し、このブリッジ回路の出力端子間に
    電動モータを接続したことを特徴とする請求項1または
    2記載の電動パワーステアリングのアイドル回転制御装
    置。
  5. 【請求項5】 スイッチング素子を介してバッテリに接
    続された電動モータと、前記電動モータの電流を検出す
    るモータ電流検出手段と、このモータ電流検出手段で検
    出された電流を一要素として前記電動モータをPWM駆
    動するデューティ比を決定するデューティ比決定手段
    と、前記モータ電流検出手段と前記デューティ比決定手
    段とからの出力に基づいて前記バッテリ電流の平均値を
    推定するバッテリ電流推定手段と、停車状態判定手段が
    停車状態を判定したとき前記バッテリ電流推定手段で推
    定したバッテリ電流が設定値を越えているとアイドルア
    ップ制御を実行し該バッテリ電流が設定値以下となる状
    態が設定時間継続したとき該アイドルアップ制御を停止
    するアイドルアップ制御手段とを備えた電動パワーステ
    アリングのアイドル回転制御装置。
  6. 【請求項6】 スイッチング素子を介してバッテリに接
    続された電動モータと、前記電動モータの電流を検出す
    るモータ電流検出手段と、このモータ電流検出手段で検
    出された電流を一要素として前記電動モータをPWM駆
    動するデューティ比を決定するデューティ比決定手段
    と、前記モータ電流検出手段と前記デューティ比決定手
    段とからの出力に基づいて前記バッテリ電流の平均値を
    推定するバッテリ電流推定手段と、前記バッテリ電流推
    定手段で推定したバッテリ電流が設定値に達しエンジン
    回転数が設定値以下であるときアイドルアップ制御を実
    行するアイドルアップ制御手段とを備えた電動パワース
    テアリングのアイドル回転制御装置。
  7. 【請求項7】 スイッチング素子を介してバッテリに接
    続された電動モータと、前記電動モータの電流を検出す
    るモータ電流検出手段と、このモータ電流検出手段で検
    出された電流を一要素として前記電動モータをPWM駆
    動するデューティ比を決定するデューティ比決定手段
    と、前記モータ電流検出手段と前記デューティ比決定手
    段とからの出力に基づいて前記バッテリ電流の平均値を
    推定するバッテリ電流推定手段と、前記バッテリ電流推
    定手段で推定したバッテリ電流が設定値に達しエンジン
    回転数が第1の設定値以下であるときアイドルアップ制
    御を実行し該エンジン回転数が該第1の設定値にアイド
    ルアップによる上昇分を加えた値より高い第2の設定値
    に達したとき該アイドルアップ制御を停止するアイドル
    アップ制御手段とを備えた電動パワーステアリングのア
    イドル回転制御装置。
  8. 【請求項8】 スイッチング素子として半導体スイッチ
    ング素子を用いることを特徴とする請求項1ないし請求
    項7記載のいずれかであることを特徴とする電動パワー
    ステアリングのアイドル回転制御装置。
JP769794A 1994-01-27 1994-01-27 電動パワーステアリングのアイドル回転制御装置 Pending JPH07208224A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008179247A (ja) * 2007-01-24 2008-08-07 Nsk Ltd 電動パワーステアリング装置
WO2013154101A1 (ja) * 2012-04-12 2013-10-17 三菱自動車工業株式会社 操舵アシスト装置

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