JPH0720707B2 - 熱印字ヘッド - Google Patents

熱印字ヘッド

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JPH0720707B2
JPH0720707B2 JP3795289A JP3795289A JPH0720707B2 JP H0720707 B2 JPH0720707 B2 JP H0720707B2 JP 3795289 A JP3795289 A JP 3795289A JP 3795289 A JP3795289 A JP 3795289A JP H0720707 B2 JPH0720707 B2 JP H0720707B2
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JP
Japan
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partial glaze
electrode portion
electrode
check
print head
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弘朗 大西
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Rohm Co Ltd
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Rohm Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、熱印字ヘッドに関する。
(従来の技術) 第3図は従来例の熱印字ヘッドの部分平面図であり、第
4図は第3図のIV−IV線に沿う断面図である。これらの
図に示される熱印字ヘッド1において、2は絶縁基板、
3は絶縁基板2上に所定幅(図中のA−B方向)でかつ
所定長(図中のC−D方向)に形成された部分グレー
ズ、4はこの部分グレーズ3上を含む絶縁基板2上に形
成された抵抗体層、5と6はそれぞれ抵抗体層4上に形
成されたアルミニウム等からなる個別電極とコモン電極
である。抵抗体層4の内、部分グレーズ3上において個
別電極5とコモン電極6とが相対向する箇所の抵抗体層
は部分グレーズ3上で位置決めされて形成された発熱体
7となる。
8a〜8eおよび8a′〜8e′はそれぞれ、部分グレーズ3の
幅方向、つまり、図中のA−B方向における部分グレー
ズ3の中心と発熱体7の中心との位置ずれをチェックす
るための位置ずれチェックマークである。なお、本明細
書において、この位置ずれチェックマークを総称すると
きは位置ずれチェックマーク8ということにする。
この位置ずれチェックマーク8は、発熱体7が形成され
ていない部分グレーズ3の幅方向端部9を図中のA−B
方向に横断するようにして部分グレーズ3上と絶縁基板
2上とにかけてエッチングにより互いに等間隔で形成さ
れている。
このような従来例の熱印字ヘッド1において、それぞれ
絶縁基板2上にスクリーン印刷等の手法で形成された部
分グレーズ3と発熱体7とのそれぞれの上記中心位置が
ずれていると、図示しない印字紙に対して発熱体7が正
確に接触することができなくなって印字品位の劣化の原
因になる。
(発明が解決しようとする課題) そこで、この熱印字ヘッド1においては、上記中心位置
のずれのチェックのために、部分グレーズ3の幅方向端
部9が位置ずれチェックマーク8に対してどの程度ずれ
ているかを目視確認し、その目視確認の結果、例えば図
例のように位置ずれチェックマーク8の内、符号で8c、
8c′がその幅方向端部9と一致していれば、位置ずれは
ゼロであるとし、そのチェックマーク8の内、8bと8dと
の間、8b′と8d′との間にその幅方向端部9が位置して
いれば、位置ずれはゼロではないが、印字品位の劣化に
それほどの影響はないとし、8dと8eとの間、8d′と8e′
との間にその幅方向端部9が位置していれば、位置ずれ
が大きすぎて印字品位の劣化に大きな影響があるとして
いた。
ところで、このような位置ずれチェックマーク8の精度
をより上げて上記中心位置の位置ずれをできるだけ小さ
くする技術的要求があるが、そのためには、各位置ずれ
チェックマーク8同士の間隔を狭くする必要があった。
しかしながら、位置ずれチェックマーク8同士のピッチ
間隔を狭くすると、それらがコモン電極6をエッチング
して形成されるものであるがために、オーバーエッチン
グ、つまり、位置ずれチェックマーク8を構成するコモ
ン電極6の内周壁10がサイドエッチングされてしまって
その位置ずれチェックマーク8の幅寸法Wが殆ど目視確
認できない程度に薄くなってしまい、結果的には位置ず
れのチェックが不能になるという課題があった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、位
置ずれチェックマーク同士のピッチ間隔を狭くして位置
ずれチェックの精度を上げるようにしても、その位置ず
れチェックマークのサイドエッチング量を低く抑えられ
るようにして、結果的に位置ずれチェックマークの幅寸
法が十分に得られることでその目視確認が十分に行うこ
とができるようにすることを目的としている。
(課題を解決するための手段) このような目的を達成するために、本発明の熱印字ヘッ
ドにおいては、絶縁基板上に所定幅でかつ所定長に形成
された部分グレーズと、この部分グレーズ上に位置決め
されて形成された発熱体と、この部分グレーズの形成領
域の内、この発熱体が形成されていない前記部分グレー
ズの幅方向端部を横断するようにして当該部分グレーズ
上と前記絶縁基板上とにかけて連続形成された電極と、
この電極のエッチングにより部分グレーズの幅方向に所
定間隔毎に形成された複数の位置ずれチェックマークと
を備えたものにおいて、前記電極の内、前記位置ずれチ
ェックマーク周囲の第1の電極部分をハーフエッチング
によりその電極部分周囲の第2の電極部分よりも薄い厚
さに形成し、その第1の電極部分に前記位置ずれチェッ
クマークを形成したことを特徴としている。
(作用) 前記電極の内、前記位置ずれチェックマーク周囲の第1
の電極部分はハーフエッチングによりその電極部分周囲
の第2の電極部分よりも薄い厚さに形成してあるから、
その位置ずれチェックマークを構成する第1の電極部分
の内周壁に対するサイドエッチング量は小さくなるの
で、その第1の電極部分に前記位置ずれチェックマーク
を互いに狭い間隔で形成しても、その位置ずれチェック
マークの幅寸法が小さくなることはなくなる。その結
果、位置ずれチェックマークの間隔を狭くしても部分グ
レーズと発熱体それぞれの中心位置のずれをその位置ず
れチェックマークで目視確認することが可能となる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明す
る。第1図は本発明の実施例に係る熱印字ヘッドの部分
平面図であり、第2図は第1図のII−II線に沿う断面図
である。これらの図において、従来例に係る第3図およ
び第4図と対応する部分については同一の符号を付すと
ともに、その同一の符号に係る部分についての説明は省
略する。
本実施例の熱印字ヘッド20において、従来例と異なる構
成はつぎの通りである。
すなわち、本実施例の熱印字ヘッド20は、コモン電極6
の内、位置ずれチェックマーク8を周囲の第1の電極部
分6aをハーフエッチングすることで、その第1の電極部
分6aをそれの周囲にある第2の電極部分6bよりも薄い厚
さに形成し、その第1の電極部分6aに位置ずれチェック
マーク8をエッチング形成したものである。
したがって、本実施例では位置ずれチェックマーク8周
囲の第1の電極部分6aの厚さが薄いので、その位置ずれ
チェックマーク8を構成する第1の電極部分6aの内周壁
21に対するサイドエッチング量は小さくなるので、その
第1の電極部分6aに位置ずれチェックマーク8を互いに
狭い間隔で形成しても、その位置ずれチェックマーク8
の幅寸法が小さくなることはなくなる。その結果、位置
ずれチェックマーク8の間隔を狭くしても部分グレーズ
3と発熱体7それぞれの中心位置のずれをその位置ずれ
チェックマーク8で目視確認することが可能となる。
(発明の効果) 以上説明したことから明らかなように本発明によれば、
位置ずれチェックマーク周囲の第1の電極部分をハーフ
エッチングによりその電極部分周囲の第2の電極部分よ
りも薄い厚さに形成してあるから、その位置ずれチェッ
クマークを構成する第1の電極部分の内周壁に対するサ
イドエッチング量は小さくなる。したがって、その第1
の電極部分に前記位置ずれチェックマークを互いに狭い
間隔で形成しても、その位置ずれチェックマークの幅寸
法が小さくなることはなくなる。
その結果、位置ずれチェックマークの間隔を狭くして部
分グレーズと発熱体それぞれの中心位置のずれをその位
置ずれチェックマークで高い精度で目視確認することが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係る熱印字ヘッドの部分平面
図、第2図は第1図のII−II線に沿う断面図である。 第3図は従来例の熱印字ヘッドの部分平面図、第4図は
第3図のIV−IV線に沿う断面図である。 2…絶縁基板、3…部分グレーズ、4…抵抗体層、5…
個別電極、6…コモン電極、6a…第1の電極部分、6b…
第2の電極部分、7…発熱体、8…位置ずれチェックマ
ーク、9…部分グレーズの幅方向端部、20…熱印字ヘッ
ド、21…位置ずれチェックマークを構成する第1の電極
部分の内周壁。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】絶縁基板上に所定幅でかつ所定長に形成さ
    れた部分グレーズと、この部分グレーズ上に位置決めさ
    れて形成された発熱体と、この部分グレーズの形成領域
    の内、この発熱体が形成されていない前記部分グレーズ
    の幅方向端部を横断するようにして当該部分グレーズ上
    と前記絶縁基板上とにかけて連続形成された電極と、こ
    の電極のエッチングにより部分グレーズの幅方向に所定
    間隔毎に形成された複数の位置ずれチェックマークとを
    備えた熱印字ヘッドにおいて、 前記電極の内、前記位置ずれチェックマーク周囲の第1
    の電極部分をハーフエッチングによりその電極部分周囲
    の第2の電極部分よりも薄い厚さに形成し、その第1の
    電極部分に前記位置ずれチェックマークを形成したこと
    を特徴とする熱印字ヘッド。
JP3795289A 1989-02-16 1989-02-16 熱印字ヘッド Expired - Fee Related JPH0720707B2 (ja)

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JPH02215547A JPH02215547A (ja) 1990-08-28
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