JPH0720704B2 - 熱転写プリンタ - Google Patents

熱転写プリンタ

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JPH0720704B2
JPH0720704B2 JP30806687A JP30806687A JPH0720704B2 JP H0720704 B2 JPH0720704 B2 JP H0720704B2 JP 30806687 A JP30806687 A JP 30806687A JP 30806687 A JP30806687 A JP 30806687A JP H0720704 B2 JPH0720704 B2 JP H0720704B2
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JP
Japan
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platen
thermal head
ink sheet
printing paper
cam
Prior art date
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JP30806687A
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正一郎 林
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は例えば、熱転写プリンタのインクシートを印
字用紙からはく離する機構に関するものである。
〔従来の技術〕
第2図は例えば、発明協会公開技報Vol.12-33,公技番号
87−9364に示された従来のインクシートはく離機構を示
す側面図であり、図において、(1)はサーマルヘツド
(8)が取り付けられたヒートシンク、(2)はピン、
(3)はこのピンを中心に回転可能に取付けられた腕
部、(4)は腕部(3)に一端が取付けられ、ピン
(2)を中心として時計方向に腕部を附勢するバネ、
(5)はプラテン、(6)は印字用紙、(7)はインク
シートで、プラテン(5)は重ね合された印字用紙
(6)及びインクシート(7)を巻込む。(8)は重ね
合された印字用紙(6)及びインクシート(7)を介し
てプラテン(5)に圧接され転写を行うサーマルヘツ
ド、(9)はヒートシンク(1)に固定され、上記ピン
(2)が設けられ、また、上記バネ(4)の他端を取付
ける支え板、(10)は腕部(3)の一端に取付けられた
はく離用ローラである。
次に動作について説明する。第2図は印字中の状態を示
す図であり、第2図において、プラテン(5)を時計方
向に回転駆動することにより、A方向により進行してき
た印字用紙(6)とインクシート(7)はサーマルヘツ
ド(8)とプラテン(5)の圧接部に挿入され、サーマ
ルヘツド(8)の加熱によつてインクシート(7)のイ
ンクが印字用紙(6)に加熱転写された後、はく離用ロ
ーラ(10)の位置まで送られる。インクシート(7)と
印字用紙(6)とは、はく離用ローラ(10)によつては
く離され、インクシート(7)はB方向へ、印字用紙
(6)はC方向へ送られる。
重ね印字を行うカラープリンタ、あるいは印字用紙のみ
送る場合においては、カム,ソレノイド等(図示せず)
の手段により、サーマルヘツド(8)をプラテン(5)
から引き離し、印字用紙(6),インクシート(7)を
単独で動作をさせることができるように構成されてい
る。
いま、サーマルヘツド(8)をプラテン(5)から引き
離す際を考えると、はく離用ローラ(10)は、腕部
(3)がバネ(4)によつて時計方向に附勢されている
ので、プラテン(5)方向に押圧されている。従つて、
はく離用ローラ(10)はバネ(4)の力の作用によつ
て、オーバートラベルを生じ、インクシート(7)及び
印字用紙(6)を介してプラテン(5)の表面をこすり
ながら引き離される。
また、逆にサーマルヘツド(8)をプラテン(5)に圧
接していく際も同様に、はく離用ローラ(10)はそのオ
ーバートラベル分インクシート(7)及び印字用紙
(6)を介してプラテン(5)の表面をこすりながら圧
接される。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の熱転写プリンタのインクシートはく離機構は以上
のように構成されているので、サーマルヘツド(8)を
プラテン(5)から引き離すとき、またサーマルヘツド
(8)をプラテン(5)に圧接するとき、はく離用ロー
ラ(10)がインクシート(7)の裏面から、インクシー
ト(7),印字用紙(6)を介してプラテン(5)の表
面をこするため、インクシート(7)のインクが、印字
用紙(6)に転写され印字用紙(6)が汚れるという問
題点があつた。
この発明は、上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、サーマルヘツドをプラテンから引き離す、
また、サーマルヘツドをプラテンに圧接する動作をして
も印字用紙が汚れることを防止できる熱転写プリンタの
インクシートはく離機構を得ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係る熱転写プリンタのインクシートはく離機
構は、サーマルヘツドと、はく離用ローラをプラテンに
対して個別に圧接,引き離し動作出来る構造とし、サー
マルヘツドとプラテンが圧接しているときのみはく離用
ローラがプラテンから接離できるようにしたものであ
る。
〔作用〕
この発明においては、はく離用ローラをサーマルヘツド
とプラテンが圧接しているときに動作させるため、圧接
するときには、サーマルヘツドがプラテンに圧接した
後、はく離用ローラが圧接され、引き離すときには、は
く離用ローラがプラテンから引き離された後、サーマル
ヘツドが引き離される。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を図について説明する。第1
図において、(1)〜(8)及び(10)は、第2図に示
したものと同一又は相当部分であり、それらの説明は省
略する。(11)はヒートシンク(1)に取付けられ、バ
ネ(4)が引つ掛けられているバネ掛けピン、(12)は
サーマルヘツド(8)にプラテン(5)への圧接力を与
えるヘツドバネ、(13)はサーマルヘツド(8)及びは
く離用ローラ(10)を動作させるカムで、サーマルヘツ
ド(8)は外面で、はく離用ローラは内面のカム溝で動
作される。(14)は腕部(3)の一端に設けたピンで、
カム(13)のカム溝に挿入されている。(15)はヒート
シンク(1)を保持し、サーマルヘツド(8)のUP DOW
Nの回転中心となるシヤフトである。
次に動作について説明する。第1図は印字中の状態を示
す図であり、第1図において、プラテン(5)を時計方
向に回転駆動することにより、A方向より進行してきた
印字用紙(6)とインクシート(7)はサーマルヘツド
(8)とプラテン(5)の圧接部において加熱転写され
た後、はく離用ローラ(10)の位置まで送られる。その
後、はく離用ローラ(10)によつてはく離されて、イン
クシート(7)はB方向へ、印字用紙(6)はC方向へ
送られる。
次に、印字用紙(6)とインクシート(7)を個別に動
作させるため、サーマルヘツド(8)をプラテン(5)
から引き離す場合、カム(13)を反時計方向(D方向)
へ回転する。カム(13)をD方向へ回転させると、先ず
カム(13)の内面に設けられた溝カムによりピン(14)
が溝にそつて移動し、腕部(3)はピン(2)を中心に
バネ(4)の引張力に抗して反時計方向に回転し、はく
離用ローラ(10)をプラテン(5)から引き離す。その
後カム(13)の外面がヒートシンク(1)下面に当つて
これを押し上げ、ヘツドバネ(12)をたわませながら、
サーマルヘツド(8)をプラテン(5)から引き離す。
この状態において、カム(13)は図示の状態からD方向
へ180°回転された状態にある。
サーマルヘツド(8)がプラテン(5)から引き離され
た状態で、インクシート(7)及び印字用紙(6)を所
定の位置に移動した後、サーマルヘツド(8)をプラテ
ン(5)に圧接させる場合は、カム(13)をさらにD方
向へ回転させる。カム(13)をD方向へ回転させると、
サーマルヘツド(8)はバネ(19)の力により、第1図
に示すように、プラテン(5)に圧接された状態とな
る。その後、カム(13)の溝カムによりピン(14)が溝
にそつて移動し、腕部(3)を時計方向に回転するの
で、プラテン(5)から引き離されていたはく離用ロー
ラ(10)がプラテン(5)に圧接し、図示の状態にな
る。
なお、上記実施例ではサーマルヘツド(5)及びはく離
用ローラ(10)の駆動用カム(13)をその外面及び内面
をカムとして使用することにより、一体化したカムとし
たが、それぞれを別個のカムで駆動するようにしてもよ
い。
また、上記実施例ではサーマルヘツド,はく離用ローラ
の駆動にカムを用いたが、ソレノイド等別の駆動方法に
よつても同様の効果を得ることができる。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によれば、サーマルヘツドがプ
ラテンに圧接している状態のときだけ、はく離用ローラ
がプラテンに圧接,引き離し動作できるようにし、イン
クシートはく離用ローラがプラテン表面をこすらない様
に構成したので、印字用紙の汚れを防止することができ
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による熱転写プリンタのサ
ーマルヘツド部を示す側面図、第2図は従来の熱転写プ
リンタのサーマルヘツド部を示す側面図である。 図において、(1)はヒートシンク、(3)は腕部、
(5)はプラテン、(6)は印字用紙、(7)はインク
シート、(8)はサーマルヘツド、(10)ははく離用ロ
ーラ、(13)はカムである。 なお、各図中、同一符号は同一あるいは相当部分を示す
ものとする。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B41J 25/30 U

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】重ね合された印字用紙及びインクシートを
    巻込むプラテン、このプラテンに巻込まれた印字用紙及
    びインクシートを介して上記プラテンに圧接され、イン
    クシートのインクを印字用紙に転写するサーマルヘツ
    ド、上記プラテンに圧接され、転写後のインクシートと
    印字用紙とをはく離するはく離部材、上記サーマルヘツ
    ドをプラテンに圧接するときには、サーマルヘツドがプ
    ラテンに圧接した後、はく離部材を圧接せしめ、プラテ
    ンから引離すときには、はく離部材がプラテンから離れ
    た後、サーマルヘツドを離すようにしたことを特徴とす
    る熱転写プリンタ。
JP30806687A 1987-12-03 1987-12-03 熱転写プリンタ Expired - Lifetime JPH0720704B2 (ja)

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JP30806687A JPH0720704B2 (ja) 1987-12-03 1987-12-03 熱転写プリンタ

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JP30806687A JPH0720704B2 (ja) 1987-12-03 1987-12-03 熱転写プリンタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01146760A JPH01146760A (ja) 1989-06-08
JPH0720704B2 true JPH0720704B2 (ja) 1995-03-08

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JPH05247524A (ja) * 1992-03-06 1993-09-24 Fuji Denshi Kogyo Kk クランクシャフトの高周波加熱方法および装置、並びに、クランクシャフトの高周波焼入方法および装置
JP5000852B2 (ja) * 2005-02-21 2012-08-15 日本電産コパル株式会社 中間転写型熱転写印刷装置

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
公開技報87−9364

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