JPH07206355A - エスカレータ冠水検知装置 - Google Patents

エスカレータ冠水検知装置

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JPH07206355A
JPH07206355A JP504794A JP504794A JPH07206355A JP H07206355 A JPH07206355 A JP H07206355A JP 504794 A JP504794 A JP 504794A JP 504794 A JP504794 A JP 504794A JP H07206355 A JPH07206355 A JP H07206355A
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JP
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escalator
water
detection
lower machine
machine room
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JP504794A
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Mamoru Higaki
守 檜垣
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Mitsubishi Electric Building Solutions Corp
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Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 下部機械室への所定水位以上の浸水を検知し
てエスカレータ全体が水に濡れることを防止するエスカ
レータ冠水検知装置を提供する。 【構成】 ピット32内に溜まる水の水位が上昇し、1
00の位置まで水が溜まると、第1の浸水検知部2の抵
抗値が変化し、第1の検出部14から浸水検知信号が報
知手段26に出力され、報知手段26はエスカレータ下
部機械室に水が浸水したとして警報を発する。更に、1
02の位置まで水が溜まると、第2の浸水検知部4の抵
抗値が変化し、第2の検出部12から所定の浸水検知信
号が運転制御手段に出力され、運転制御手段は、エスカ
レータの運転を停止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、エスカレータ下部機
械室の冠水を検知するエスカレータ冠水検知装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、下部乗降口が屋外に接するエス
カレータにおいて、複数の踏み段プレートを有する移送
ベルトの下端部が収納された下部機械室には、冠水防止
対策として、排水溝または排水設備が設けられており、
雨天時の冠水に対応している。
【0003】図6は、エスカレータの下部機械室の側断
面を示す概略図である。
【0004】エスカレータの下部機械室30は、コンク
リート等により形成されたピット32によって構成され
ており、ピット32の内部にはオイルパン34が設けら
れている。そして、下部機械室30内には、複数の踏み
段プレート24を有する移送ベルト(図示せず)が巻回
されたエスカレータ下端部のローラ22が収納されてい
る。
【0005】そして、屋外に接し、利用者の乗降する下
部乗降口には、作業者が下部機械室30へ出入りするた
めの開閉自在なマンホール蓋36が設けられている。下
部機械室30には、冠水防止対策として、図示しない排
水溝または排水設備が設けられている。
【0006】次に動作について説明する。
【0007】大雨等により道路上に雨水があふれ出して
冠水した際、下部乗降口の床面の高さが路面とあまり変
わらない場合、マンホールや踏み段プレート24の隙間
等から下部機械室30内に水が侵入し、ピット32内に
水が溜まる(例えば、図6の100の位置まで溜ま
る)。そして、ピット32内に侵入した水は排水溝また
は排水設備により排水される。この時、踏み段プレート
の軌跡の最下部、即ち図中の踏み段プレート24aが水
に漬かって濡れることはない。
【0008】しかし、排水量よりも雨水の侵入量が多く
なると、ピット32内に溜まる水の水位が上昇する。図
中の踏み段プレート24bが冠水する位置まで(図6の
102の位置まで)水が溜まると、踏み台プレート24
bが濡れるだけでなく、特に上りエスカレータの場合、
踏み台プレート24bの屈曲部で水を汲み上げてしま
う。従って、踏み段プレート24の移動に伴いピット3
2内に溜まった水が徐々に上部機械室まで運ばれてしま
う。
【0009】踏み段プレート24が濡れていることが発
見され、エスカレータの管理者に報知されて初めて管理
者はエスカレータの運転を休止し、マンホール蓋36を
開放して下部機械室30が冠水しているか否か確認し、
エスカレータ会社にメンテナンス等の処置を依頼する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
エスカレータでは、踏み段プレート24の軌跡のうち図
中24bで示す位置に順次移動する踏み段プレート24
が冠水し、踏み段プレート24が濡れていることが発見
されるまでエスカレータの冠水が検知されない。この間
に、踏み段プレート24の移動に伴い水が徐々に上部機
械室まで運ばれてしまい、全ての踏み段プレート24が
濡れてしまう。すなわち、エスカレータ全体が水に濡れ
た状態となり、エスカレータ全体の電気的絶縁が低下
し、また、機器内部の潤滑不足を招くという問題があっ
た。
【0011】従って、このような場合には、オーバーホ
ールをしなければならず、メンテナンスコストが上昇す
るという問題があった。
【0012】本発明は、上記のような課題を解消するた
めになされたもので、下部機械室への所定水位以上の浸
水を検知してエスカレータ全体が濡れることを防止する
エスカレータ冠水検知装置を提供することを目的として
いる。
【0013】
【課題を解決するための手段】複数の踏み段プレートを
有する移送ベルトの下端部が下部機械室に収容されたエ
スカレータにおいて、前記下部機械室内の所定高さに支
持され、水によって電気特性が変化する少なくとも一つ
の浸水検知手段と、前記浸水検知手段の電気特性の変化
を検出し、前記電気特性の変化に基づいて所定の浸水検
知信号を出力する検出手段と、を有することを特徴とす
る。
【0014】前記浸水検知手段は、前記下部機械室内に
ほぼ水平に支持されていることを特徴とする。
【0015】前記浸水検知手段は、ほぼ平行に配置され
た導体と、前記導体に接続され、水より高抵抗の抵抗部
と、前記導体と前記抵抗部とを、水の浸透可能に覆う絶
縁材から構成される被覆部と、から構成されていること
を特徴とする。
【0016】前記検出手段から出力される浸水検知信号
によって、エスカレータの前記下部機械室が浸水したこ
とを報知する報知手段と、前記浸水検知信号によってエ
スカレータの動作停止を行う運転制御手段と、のうち少
なくともいずれか一方の手段を有することを特徴とす
る。
【0017】複数の踏み段プレートを有する移送ベルト
の下端部が下部機械室に収容されたエスカレータにおい
て、前記下部機械室内の所定高さにほぼ水平に支持さ
れ、水によって電気特性が変化する第1の浸水検知手段
と、前記第1の浸水検知手段の電気特性の変化を検出
し、前記電気特性の変化に基づいて所定の浸水検知信号
を出力する検出手段と、前記第1の検出手段からの浸水
検知信号によって、エスカレータの前記下部機械室が浸
水したことを報知する報知手段と、前記第1の浸水検知
線よりも高い位置にほぼ水平に支持され、水によって電
気特性が変化する第2の浸水検知手段と、前記第2の浸
水検知手段の電気特性の変化を検出し、前記電気特性の
変化に基づいて所定の浸水検知信号を出力する検出手段
と、前記第2の検出手段からの浸水検知信号によって、
エスカレータの動作停止を行う運転制御手段と、を有す
ることを特徴とする。
【0018】前記第1の浸水検知手段は、前記下部機械
室内における前記踏み段プレートの軌跡の最下部よりも
低い位置にほぼ水平に支持され、前記第2の浸水検知手
段は、少なくとも前記最下部によりも高い位置にほぼ水
平に支持されていることを特徴とする。
【0019】
【作用】本発明では、エスカレータの下部機械室内の所
定高さに支持され、水によって電気特性が変化する浸水
検知部を設け、検出部がこの浸水検知部の電気特性の変
化を検出して所定の浸水検知信号を出力する。従って、
浸水検知部の配設位置までの浸水が起きるとこれを確実
に検出して、報知したりエスカレータの動作を停止した
りすることができ、エスカレータ全体の電気的絶縁低下
や、機器内部の潤滑不足等を回避するためのメンテナン
スコストが上昇せず、更に冠水検知を自動的に行うので
エスカレータの無人制御化等にも有利となる。
【0020】また、浸水検知部を請求項3のように、ほ
ぼ平行に配置された導体と、導体に接続された抵抗部と
を、水の浸透が可能で絶縁性の被覆部で覆って構成した
場合、浸水検知部を下部機械室内にほぼ水平に支持すれ
ば、水位が上昇して浸水検知部に水が浸透する際、浸水
検知部全体に一様に浸透するため浸水の検知を極めて正
確に行うことができる。
【0021】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図を用いて説明
する。
【0022】(実施例1)図1は、本発明の実施例に係
るエスカレータ冠水検知装置を示す斜視図である。
【0023】エスカレータ冠水検知装置は、図1に示す
ように、架台20を有しており、架台20の縦フレーム
10にはそれぞれ上下方向に複数の穴10aが穿設され
ている。そして、縦フレーム10の穴10aにはそれぞ
れフレーム6、8がほぼ水平に嵌入されている。
【0024】フレーム6には、第1の浸水検知部2がほ
ぼ水平に支持され、この第1の浸水検知部2には第1の
検出部14が接続されている。第1の検出部14は、架
台20の上部に配設されかつ第1の浸水検知部2の抵抗
等の電気特性を検出し、浸水によって第1の浸水検知部
2の電気特性が変化すると、所定の浸水検知信号を図2
の報知手段26に出力する。
【0025】また、2つのフレーム8によって、第2の
浸水検知部4がほぼ水平に支持されており、第2の浸水
検知部4には第2の検出部12が接続されている。第2
の検出部12は、架台1の上部に配設されかつ第2の浸
水検知部4の抵抗等の電気特性を検出し、浸水によって
第2の浸水検知部4の電気特性が変化すると、所定の浸
水検知信号を図2の運転制御手段56や監視手段54に
出力する。
【0026】第1の検出部14は、図2に示すように、
第1の検出回路60と、警報回路62とから構成されて
いる。警報回路62は、浸水検知信号として警報信号を
報知手段26へ出力する回路である。報知手段26は、
外部出力線18a及びリレー64を介して第1の検出器
14に接続され、エスカレータの下部機械室30が冠水
したことを所定の警報として報知する手段である。
【0027】第2の検出部12は、第2の検出回路50
と、出力回路52とから構成されている。出力回路52
は第2の検出回路50からの出力信号を受信し所定の浸
水検知信号を出力する回路である。
【0028】第2の検出部12には、外部出力線16a
を介してエスカレータの運転制御手段56が接続されて
いる。運転制御手段56は、第2の検出部12からの浸
水検知信号を受信して下部機械室が冠水状態であると判
断し、エスカレータの運転を停止制御する制御部であ
る。また、第2の検出部12には、外部出力線16bを
介してビル管理等を行う監視手段54が接続されてい
る。なお、第1の検出部14及び第2の検出部12は電
源70から電力供給を受けている。
【0029】次に、エスカレータ冠水検知装置を複数の
踏み段プレートを有する移送ベルトの下端部が収容され
る下部機械室に配置した場合について、図3の下部機械
室の概略断面図を用いて説明する。
【0030】架台20は、下部機械室30内に配置され
ており、第1の浸水検知部2の配置される高さは図中1
00の位置、第2の浸水検知部4が配置される高さは図
中102の位置である。ここで高さ100は、下部機械
室30内における踏み段プレート24の軌跡の最下部
(図中24aで示した踏み段プレート)よりも低い位置
である。高さ102は、踏み段プレート24bの屈曲部
が浸水する高さである。なお、第1の浸水検知部2及び
第2の浸水検知部4の位置は、縦フレーム10に穿設さ
れた複数の穴10aを任意に選択してフレーム6、8を
嵌入することによって変更できる。
【0031】次に第1及び第2の浸水検知部2、4の構
造について、図4を用いて説明する。
【0032】導体40がほぼ平行に2本配置され、この
2本の導体40間には水(一般的な水であって純水では
ない)より高抵抗の抵抗部が接続されている。導体40
と抵抗部は、絶縁性の綿等の繊維を編んで構成された被
覆部42によって覆われ、基台44に取り付けられてい
る。ここで、被覆部42は、少なくとも平行に配置され
た2本の導体40間において水の浸透性を有していれば
よく、繊維に限らず孔を設けた絶縁性の樹脂等によって
構成してもよい。
【0033】浸水検知部は、乾燥時には2本の導体40
間は、接続された抵抗部以外は絶縁されているため高い
抵抗値を示す。下部機械室への浸水によって水位が上昇
し浸水検知部が水に漬かると、被覆部42が水を含むこ
とによって、平行に配置された2本の導体40間で水に
よる短絡が発生し、その抵抗値は低下する。
【0034】図1等に示した第1及び第2の検出部1
4、12は、この導体40間の抵抗値の変化を検出し、
変化した時点で浸水が発生したとして前述の浸水検知信
号を出力する。
【0035】なお、図4の浸水検知部は平板形状を有し
ている。平板形状であればこの浸水検知部の下部面と導
体40との距離が短いので、浸透する水の導体40間へ
の到達時間が短いため、短時間で浸水検知を行うことが
できる。しかし、多少浸水検知時間が長くなるものの、
断面がほぼ円形のコードとなるよう被覆部42によって
導体40と抵抗部を覆ったり、また導体40をそれぞれ
別に被覆部42で覆ってから導体40を平行配置したも
のでもよい。
【0036】なお、一般的に下部機械室の室温よりも水
の方が温度が低いことを利用して、浸水検知部として、
周囲の温度によって抵抗値(電気特性)が変化するサー
ミスタ式センサを用いても浸水が検知できる。また、こ
のサーミスタ式センサと上記図4の構造を有する浸水検
知部とを組み合わせて使用してもよい。
【0037】次に、本実施例の動作について説明する。
【0038】大雨等により道路上に雨水があふれ出して
冠水した際、下部乗降口の床面が路面とあまり変わらな
い場合や、地下に設置されたエスカレータ等では、マン
ホールや踏み段プレート24の隙間等から容易に下部機
械室30内に水が侵入し、ピット32内に溜まる。
【0039】ピット32内に侵入した水は、図示しない
排水溝または排水設備により排水される。しかし、排水
量よりも雨水の侵入量が多くなると、ピット32内には
水が溜まり始め水位が上昇する。図3の100の位置ま
で水位が上昇すると、第1の浸水検知部2が水に漬かっ
てその抵抗値が変化する。第1の浸水検知部2の抵抗状
態を検出している第1の検出部14の第1の検出回路6
0は、所定の信号を警報回路62に出力する。警報回路
62は、第1の検出回路60の出力信号を受信して、警
報信号(浸水検知信号)を報知手段(ブザー)26へ出
力する。そして、報知手段26はエスカレータの下部機
械室30が冠水したことを報知する警報を発する。この
警報を聞いた管理者は、エスカレータの運転を休止し、
マンホール蓋36を開けて下部機械室30が冠水してい
るか否か確認する。冠水していれば、エスカレータ会社
にメンテナンス等の処置を依頼する。
【0040】また、管理者が不在だったり、一度に大量
の水が下部機械室30内に流れ込んだ場合など、図3の
102の位置まで水位が上昇すると、第2の浸水検知部
4が水に漬かってその抵抗値が変化する。すると、第2
の浸水検知部4の抵抗状態を検出している第2の検出部
12の第2の検出回路50が所定の浸水検知信号を出力
回路52を介して下部機械室30の外部にある運転制御
手段56へ出力する。運転制御手段56は、この第2の
検出部12から浸水検知信号を受信してエスカレータの
下部機械室30において踏み段プレート24が冠水状態
であると判断し、エスカレータの運転を停止制御する。
この際、監視手段54にも出力回路52からの信号が出
力され、踏み段プレート24が冠水状態であることを報
知する。
【0041】なお、第1の浸水検知部2及び第1の検出
部14のみ備え、第1の浸水検知部2が配置されている
位置まで水位が上昇した場合、報知手段26により警報
を発するものとしてもよい。また、第1の検出部14か
らの浸水検知信号を監視手段54により監視し、第1の
浸水検知部2が配置されている位置まで水位が上昇した
場合、監視手段54のCRT上に警報を表示し、同時に
監視手段54のブザーを鳴動させるようにしてもよい。
【0042】(実施例2)次に、浸水検知部の実施例1
とは異なる配置例について説明する。
【0043】実施例1では、2つの浸水検知部を配置し
て浸水の水位により警報発令、エスカレータ動作停止を
行っているが、本実施例では図5に示すように、浸水検
知部4及び検出部12のみ配置することとした。浸水検
知部4が配置されている位置まで水位が上昇した場合、
運転制御手段によりエスカレータの運転を停止制御す
る。この場合、浸水検知部4を図3の100の位置に配
置すると、踏み段プレート24の軌跡の最下部、即ち図
中24aで示される踏み段プレートが冠水する前に、管
理者が不在であったり無人制御であっても確実にエスカ
レータの運転を停止できる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
エスカレータの下部機械室内の所定高さに支持され、水
によって電気特性が変化する浸水検知部を設け、検出部
がこの浸水検知部の電気特性の変化を検出して所定の浸
水検知信号を出力する。従って、浸水検知部の配設位置
までの冠水が起きるとこれを確実に検出して、報知した
りエスカレータの動作を停止したりすることができ、エ
スカレータ全体の電気的絶縁低下や、機器内部の潤滑不
足等を回避するためのメンテナンスコストが上昇せず、
エスカレータの無人制御化にも貢献する。
【0045】また、浸水検知部を請求項3のように、ほ
ぼ平行に配置された導体と、導体に接続された抵抗部と
を、水の浸透が可能で絶縁性の被覆部で覆って構成した
場合、浸水検知部を下部機械室内にほぼ水平に支持すれ
ば、水位が上昇して浸水検知部に水が浸透する際、浸水
検知部全体に一様に浸透するため浸水の検知を極めて正
確に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1に係るエスカレータ冠水検知
装置を示す斜視図である。
【図2】図1のエスカレータ冠水検知装置の構成を示す
概略ブロック図である。
【図3】図1のエスカレータ冠水検知装置をエスカレー
タの下部機械室に配置した場合の概略断面図である。
【図4】本発明の実施例1に係る浸水検知部を示す概略
構成図である。
【図5】本発明の実施例2に係るエスカレータ冠水検知
装置を示す斜視図である。
【図6】従来のエスカレータの下部機械室を示す概略断
面図である。
【符号の説明】
2 第1の浸水検知部 4 第2の浸水検知部 12 第2の検出部 14 第1の検出部 24 踏み段プレート 26 報知手段 30 下部機械室 56 運転制御手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の踏み段プレートを有する移送ベル
    トの下端部が下部機械室に収容されたエスカレータにお
    いて、 前記下部機械室内の所定高さに支持され、水によって電
    気特性が変化する少なくとも一つの浸水検知手段と、 前記浸水検知手段の電気特性の変化を検出し、前記電気
    特性の変化に基づいて所定の浸水検知信号を出力する検
    出手段と、 を有することを特徴とするエスカレータ冠水検知装置。
  2. 【請求項2】 前記浸水検知手段は、 ほぼ平行に配置された導体と、 前記導体に接続され、水より高抵抗の抵抗部と、 前記導体と前記抵抗部とを、水の浸透可能に覆う絶縁材
    から構成される被覆部と、 から構成されていることを特徴とする請求項1記載のエ
    スカレータ冠水検知装置。
  3. 【請求項3】 前記浸水検知手段は、前記下部機械室内
    にほぼ水平に支持されていることを特徴とする請求項1
    又は請求項2のいずれかに記載のエスカレータ冠水検知
    装置。
  4. 【請求項4】 前記検出手段から出力される浸水検知信
    号によって、エスカレータの前記下部機械室が浸水した
    ことを報知する報知手段と、 前記浸水検知信号によってエスカレータの動作停止を行
    う運転制御手段と、のうち少なくともいずれか一方の手
    段を有することを特徴とする請求項1記載のエスカレー
    タ冠水検知装置。
  5. 【請求項5】 複数の踏み段プレートを有する移送ベル
    トの下端部が下部機械室に収容されたエスカレータにお
    いて、 前記下部機械室内の所定高さにほぼ水平に支持され、水
    によって電気特性が変化する第1の浸水検知手段と、 前記第1の浸水検知手段の電気特性の変化を検出し、前
    記電気特性の変化に基づいて所定の浸水検知信号を出力
    する検出手段と、 前記第1の検出手段からの浸水検知信号によって、エス
    カレータの前記下部機械室が浸水したことを報知する報
    知手段と、 前記第1の浸水検知手段よりも高い位置にほぼ水平に支
    持され、水によって電気特性が変化する第2の浸水検知
    手段と、 前記第2の浸水検知手段の電気特性の変化を検出し、前
    記電気特性の変化に基づいて所定の浸水検知信号を出力
    する検出手段と、 前記第2の検出手段からの浸水検知信号によって、エス
    カレータの動作停止を行う運転制御手段と、 を有することを特徴とするエスカレータ冠水検知装置。
  6. 【請求項6】 前記第1の浸水検知手段は、前記下部機
    械室内における前記踏み段プレートの軌跡の最下部より
    も低い位置にほぼ水平に支持され、 前記第2の浸水検知手段は、少なくとも前記最下部より
    も高い位置にほぼ水平に支持されていることを特徴とす
    る請求項5記載のエスカレータ冠水検知装置。
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