JPH0720566Y2 - 電子測量機械 - Google Patents

電子測量機械

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JPH0720566Y2
JPH0720566Y2 JP1985085741U JP8574185U JPH0720566Y2 JP H0720566 Y2 JPH0720566 Y2 JP H0720566Y2 JP 1985085741 U JP1985085741 U JP 1985085741U JP 8574185 U JP8574185 U JP 8574185U JP H0720566 Y2 JPH0720566 Y2 JP H0720566Y2
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JP
Japan
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battery
battery package
surveying machine
handle member
right columns
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JP1985085741U
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JPS61202011U (ja
Inventor
隆 小峯
Original Assignee
旭精密株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 「考案の利用分野」 この考案は、トータルステーション等、電源を必要とす
る電子測量機械、特に取手部材とバッテリーパッケージ
の取付構造に関するものである。
「従来の技術」 一般にトータルステーション等の電子測量機械には、距
離測定及び角度測定を電子的に行うために電子回路が内
蔵されており、野外等における測量作業では、この電子
回路の電源として携帯用のバッテリーが必要であり、ま
た、持運びのため電子測量機械に取手を取付ける必要が
ある。
電子測量機械の電源としての前記バッテリーは、長時間
の使用と充電を可能にする必要上、その構造が相当に大
型であり、従来は測量機械据え付け用の三脚に取り付
け、測量機械本体とは接続コードで接続していたが、接
続コードが望遠鏡部又は測距部の回転操作を伴う測量作
業の邪魔になったり、測量ポイントの移動の際にその都
度バッテリーと測量機械本体とを分離して運搬し、再度
接続する煩雑な作業の繰り返しを必要とする等の問題が
あった。
この点を解決した従来のこの種の電子測量機械は、実開
昭58-24015号公報に記載のように、電子測量機械の望遠
鏡部又は測距部を支持する左右の支柱の上端部に、前記
支柱を延長するように中空状のバッテリー収納部を着脱
自在に設け、前記バッテリーを左右に振り分けて収納
し、これら左右のバッテリー収納部の上部を、左右のバ
ッテリーを電気的に直列接続するためのコードが内部を
連通する中空状の連結部で連結し、前記バッテリー部が
三脚等に張り出すことがなくなると共に、バッテリーと
測量機機体とを接続するコードを不要にし、測量の邪魔
にならないようにする一方、前記バッテリー収納部が取
手脚部分となり、連結部が取手部分となるようにした構
成を具備している。
「考案が解決しようとする問題点」 しかるに、上記従来のものは、バッテリーが相当に大型
であるから、前記公報記載のようにバッテリーを縦置き
にする場合でも、或いは本願添付図面の第8図及び第9
図に示すように横置きにする場合でも、電子測量機械の
左右の支柱1′の上端部には、前記支柱1′を上方にそ
のまま大きく延長するように中空状のバッテリー収納部
3′を大きく突出して設ける必要があり、電子測量機械
をそれだけ縦方向に角の張った形で大型化しなければな
らない問題がある一方、前記左右のバッテリー収納部
3′、及び、その上端部の左右のバッテリー4′を電気
的に直列接続するためのコードを収容した細い連結部
2′は、いずれも中空状で、強度的に十分な強さを有す
る構造ではないから、取手部材として測量機械本体の重
量(約6kg)を支持する場合に、破断して測量機械本体
を取り落とすようなことはないとしても、前記バッテリ
ー収納部3′と支柱1′との取付部に緩みが生じたり、
連結部2′やバッテリー収納部に撓みが生じた場合に
は、左右の支柱1′間に不都合な力が加わり、支柱1′
が支持する望遠鏡や測距部に測量上の悪影響を及ぼす重
大な問題が生じることとなるから、強度上、バッテリー
収納部3′と支柱1′との取付部を始め全体的に相当に
大型にして強固に構成する必要があり、小型化すること
には困難な問題があった。
また、取手部材としての強度上、バッテリー収納部を金
属で成形すると、接続端子が露出しているバッテリーが
接触してショートする危険があり、これを防止するた
め、内部に絶縁対策を充分に施す必要があり、この絶縁
装備を内部に要することにより電源構造としてバッテリ
ー収納部が大型化する問題があった。
従って、従来の構成では、バッテリー収納部を支柱の上
端部に設けてしまうと、それ以外に、支柱の上端部に取
手部材等を余分に取り付けることがスペース的に到底で
きない問題があった。
「問題点を解決するための手段」 そこで、本考案は前記従来のバッテリー収納部の装着に
よる測量機械本体の支柱部分の大型化の問題を解決する
ために、測量機械本体の望遠鏡部を中間に支持する左右
の支柱の前記望遠鏡部の上方を跨いで横向きにバッテリ
ー収納部を有するバッテリーパッケージの取付脚部を、
前記バッテリー収納部が左右の支柱間に跨がるように、
前記左右の支柱の上端部内側に着脱自在に取付ける一
方、前記左右の支柱の上端部の前記バッテリーパッケー
ジの取付脚部の外側に固定ネジ等の着脱式固定手段によ
り取手部材を固定し、且つ、前記バッテリーパッケージ
のバッテリー収納部の上方部位に相対して前記取手部材
の把持部が位置するように設けたことを特徴とする電子
測量機械を提供するものである。
「作用」 上記の構成からなる本考案電子測量機械によれば、バッ
テリーを左右の支柱の中間の望遠鏡部の上方に位置する
バッテリー収納部に収容することができるから、バッテ
リーパッケージを左右の支柱を跨ぐ横長の構造にするこ
とができ、支柱の縦方向にはそれだけ突出しない小型の
構造にすることができると共に、バッテリーパッケージ
の取付脚部を、小型にして前記左右の支柱の上端部内側
に着脱自在に取付けることも容易にでき、それにより、
前記左右の支柱の上端部の前記バッテリーパッケージの
取付脚部の外側には固定ネジ等の着脱式固定手段により
取手部材を強固に固定することができ、取手部材とバッ
テリーパッケージとを分離して、それぞれを測量機械本
体の上端部において別個に着脱自在とすることにより、
取手部材により測量機械本体を強固に支持し安全に運搬
することができる一方、バッテリーパッケージ自体には
測量機械本体の重量が一切作用しない構造とし、強度面
においてバッテリーパッケージをできるだけ小型にで
き、金属等の強度のある部材を使用することなく絶縁材
料である合成樹脂により成形することを可能とし、これ
によって特別な絶縁装備を要することなく内部電源構造
を簡素化して更に小型化ができ、従って、バッテリー収
納部の上方部位に相対して把持部が位置するように設け
た取手部材も左右の支柱から上方にそれほど大きく突出
しない小型の構造にすることができる等の作用がある。
「実施例」 以下本考案に係る電子測量機械を図面に示す実施例に基
いて詳細に説明すると、測量機械本体1はその左右の支
柱2,2間に望遠鏡部3を俯仰回転自在に支承してなり、
この支柱2,2の上端には、前記望遠鏡部3の上方を跨い
でバッテリー収納部6aを有するバッテリーパッケージ6
が設けてある。前記バッテリーパッケージ6の取付脚部
は、前記バッテリー収納部6aが左右の支柱間に横向きに
跨がるように、前記左右の支柱2,2の上端部内側に着脱
自在に取付けてある一方、前記左右の支柱2,2の上端部
の前記バッテリーパッケージ6の取付脚部の外側に固定
ネジ5等の着脱式固定手段により取手部材4を固定し、
且つ、前記バッテリーパッケージ6のバッテリー収納部
6aの上方部位に相対して前記取手部材4の把持部が位置
するように設けてある。
実施例の場合、バッテリーパッケージ6の左右の取付脚
部の外側には係合凸部8が設けられ、これを各支柱2,2
の上端部の外側の取手部材4の取付基部の内側に設けた
左右一対のアリ溝9にスライド自在に係合することによ
り着脱自在に取付けられるように構成されている。
また、実施例の場合、左右の支柱2の上端後部には、枢
軸10を支点として回動する係脱レバー11が支柱2の前後
方向に設けられ、その前方先端に上向き鉤形に突設した
係止フック12を押上バネ13によって上方に突出するよう
に構成されており、バッテリーパッケージ6を支柱2,2
の上端部にスライド係合させるとき、その底面で係止フ
ック12を押下げながら摺動し、バッテリー収納部6aが支
柱2の上端後部に設けられたストッパー14に当接したと
き、バッテリー収納部6aの底面に設けた凹部15に係止フ
ック12が係合してバッテリーパッケージ6を支柱2に自
動的に固定するようになっている。
一方、支柱2,2の上端部からバッテリーパッケージ6を
取外す場合には、係脱レバー11の指当て部を押すことに
より係止フック12が凹部15から外れ、バッテリーパッケ
ージ6を取外せるようになっている。
実施例の場合、バッテリーパッケージ6は合成樹脂等の
絶縁材料によって形成されたバッテリー収納部6aと蓋部
6bとから成り、その内部には所要数のバッテリー7が装
填されている。
また、バッテリー収納部6aの底面にはバッテリー7の電
力が通電される接触板16が設けられ、バッテリーパッケ
ージ6を支柱2,2に装着する際に支柱2の上端に設けた
接点部17の接点板18に接触し、蓋部6b又はバッテリー収
納部6aに設けた電源スイッチ19をONすることにより、バ
ッテリー7の電力が接点板17を介して測量機械本体1内
の各種電子回路に供給されるようになっている。
なお、図中20はバッテリー7が充電式である場合に必要
な充電用コネクターであり、21は付属品として必要に応
じて取手部材4に着脱自在に取付けるコンパスである。
上記実施例の構成において、電子測量機械の通常の測定
時にはバッテリーパッケージ6を支柱2上に取付けてお
いて、それに装填されたバッテリー7の電力を使用す
る。
なお、測量機械本体1を持運ぶときには、取手部材4を
使用するが、このときバッテリーパッケージ6には本体
1の重量が何ら作用することはないため、バッテリーパ
ッケージ6として絶縁材料で軽量な合成樹脂を使用で
き、特別な絶縁対策を要することなく電気的絶縁を確保
することができる。
この場合、バッテリーパッケージ6のバッテリー収納部
6aの上方部位に相対して前記取手部材4の把持部が位置
するように設けてあるから、バッテリーパッケージ6を
取付けたまま取手部材4の把持部を持って、測量機械本
体1を持運ぶことができる。
次に、付属部品としてのコンパス21を使用するときに
は、バッテリー7の磁気的影響を避けるためにバッテリ
ーパッケージ6を支柱2,2上から取外し、この状態で取
手部材4にコンパス21を取付けることができる。
「考案の効果」 以上の通り、本考案に係る電子測量機械によれば、測量
機械本体の望遠鏡部を中間に支持する左右の支柱の前記
望遠鏡部の上方を跨いで横向きにバッテリー収納部を有
するバッテリーパッケージの取付脚部を、前記バッテリ
ー収納部が左右の支柱間に跨がるように、前記左右の支
柱の上端部内側に着脱自在に取付ける一方、前記左右の
支柱の上端部の前記バッテリーパッケージの取付脚部の
外側に固定ネジ等の着脱式固定手段により取手部材を固
定し、且つ、前記バッテリーパッケージのバッテリー収
納部の上方部位に相対して前記取手部材の把持部が位置
するように設けた構成を有するから、バッテリーを左右
の支柱の中間の望遠鏡部の上方に位置するバッテリー収
納部に収容することができると共に、バッテリーパッケ
ージを左右の支柱を跨ぐ横長の構造にすることができ、
支柱の縦方向にはそれだけ突出しない小型の構造にする
ことができる効果があり、且つ、バッテリーパッケージ
の取付脚部を、小型にして前記左右の支柱の上端部内側
に着脱自在に取付けることも容易にでき、それにより、
前記左右の支柱の上端部の前記バッテリーパッケージの
取付脚部の外側には固定ネジ等の着脱式固定手段により
取手部材を強固に固定することができ、取手部材とバッ
テリーパッケージとを分離して、それぞれを測量機械本
体の上端部において別個に取付けることにより、取手部
材により測量機械本体を強固に支持し安全に運搬するこ
とができる一方、バッテリーパッケージ自体には測量機
械本体の重量が一切作用しない構造とし、強度面におい
てバッテリーパッケージをできるだけ小型にできる効果
があり、更に、金属等の強度のある部材を使用すること
なく絶縁材料である合成樹脂により成形することを可能
とし、これによって特別な絶縁装備を要することなく内
部電源構造を簡素化して更に小型化ができ、従って、バ
ッテリー収納部の上方部位に相対して把持部が位置する
ように設けた取手部材も左右の支柱から上方にそれほど
大きく突出しない小型の構造にすることができる効果が
ある等、従来のバッテリー収納部の装着による測量機械
本体の支柱部分の大型化の問題を解決する相乗的効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る電子測量機械の一実施例を示す
正面図、第2図はその実施例の要部の部分破断正面図、
第3図は同縦断側面図、第4図はバッテリーパッケージ
を取外した状態を示す部分正面図、第5図は同部分側面
図、第6図は取手とバッテリーパッケージを取外した状
態を示す部分正面図、第7図は同部分側面図、第8図は
従来の測量機械におけるバッテリーアタッチメント取付
状態を示す部分破断正面図、第9図は同縦断側面図であ
る。 1……測量機械本体 2……支柱 3……望遠鏡部 4……取手部材 5……固定ネジ 6……バッテリーパッケージ 6a……バッテリー収納部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】測量機械本体の望遠鏡部を中間に支持する
    左右の支柱の前記望遠鏡部の上方を跨いで横向きにバッ
    テリー収納部を有するバッテリーパッケージの取付脚部
    を、前記バッテリー収納部が左右の支柱間に跨がるよう
    に、前記左右の支柱の上端部内側に着脱自在に取付ける
    一方、前記左右の支柱の上端部の前記バッテリーパッケ
    ージの取付脚部の外側に固定ネジ等の着脱式固定手段に
    より取手部材を固定し、且つ、前記バッテリーパッケー
    ジのバッテリー収納部の上方部位に相対して前記取手部
    材の把持部が位置するように設けたことを特徴とする電
    子測量機械。
JP1985085741U 1985-06-05 1985-06-05 電子測量機械 Expired - Lifetime JPH0720566Y2 (ja)

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JPS61202011U JPS61202011U (ja) 1986-12-18
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Families Citing this family (3)

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JP2514852Y2 (ja) * 1988-04-08 1996-10-23 旭精密 株式会社 取手付き電子測量機械
JP6559054B2 (ja) * 2015-11-30 2019-08-14 株式会社トプコン 測量装置
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JPS5839579U (ja) * 1981-09-10 1983-03-15 株式会社測機舎 キ−ボ−ド着脱式光波距離計

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