JPH07205433A - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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JPH07205433A
JPH07205433A JP2337994A JP2337994A JPH07205433A JP H07205433 A JPH07205433 A JP H07205433A JP 2337994 A JP2337994 A JP 2337994A JP 2337994 A JP2337994 A JP 2337994A JP H07205433 A JPH07205433 A JP H07205433A
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JP
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recording
ink
wiper
cleaning
ejection port
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JP2337994A
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Yoichi Tosaka
洋一 登坂
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Abstract

(57)【要約】 【目的】装置本体の大型化を招くことなく、複数のクリ
ーニング手段による記録ヘッドのインク吐出口周辺のク
リーニングを可能にし、インク吐出口の状態を常に良好
に保つとともにその耐久性を向上させる。 【構成】記録用紙2を紙送りする給紙ローラ1と記録領
域外へ移動した記録ヘッド7の吐出口82を密封するた
めに配設されたキャップ9との間であって、記録ヘッド
移動方向Xの略同一の位置に、複数の目的の異なるクリ
ーニング手段10、11、42を選択的に突出した作動
状態へ駆動可能に装着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は記録手段から被記録材へ
インクを吐出して記録を行うインクジェット記録装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】プリンター、複写機、ファクシミリ等の
機能を有する記録装置、あるいはコンピューターやワー
ドプロセッサ等を含む複合機やワークステーションの出
力機器として用いられる記録装置は、画像情報に基づい
て用紙やプラスチック薄板(OHPなど)等の被記録材
(記録媒体)に画像(文字や記号なども含む)を記録し
ていくように構成されている。前記記録装置は、使用す
る記録手段の記録方式により、インクジェット式、ワイ
ヤドット式、感熱式、熱転写式、レーザービーム式等に
分けることができる。
【0003】被記録材の搬送方向(副走査方向)と交叉
する方向に主走査する記録方式を採るシリアルタイプの
記録装置においては、被記録材を所定の記録位置にセッ
トした後、被記録材に沿って移動(主走査)するキャリ
ッジ上に搭載した記録手段(記録ヘッド)によって画像
(文字や記号等を含む)を記録し、1行分の記録を終了
した後に所定量の紙送り(副走査)を行ない、その後に
次の行の画像を記録(主走査)するという動作を繰り返
すことにより、被記録材の所望範囲に画像が記録され
る。一方、被記録材を搬送方向に送る副走査のみで記録
するラインタイプの記録装置においては、被記録材を所
定の記録位置にセットし、一括して1行分の記録を連続
的に行ないながら所定量の紙送り(ピッチ送り)を行な
い、被記録材の全体に画像が記録される。
【0004】そのうち、インクジェット式(インクジェ
ット記録装置)は、記録手段(記録ヘッド)から被記録
材にインクを吐出して記録を行なうものであり、記録手
段のコンパクト化が容易であり、高精細な画像を高速で
記録することができ、普通紙に特別の処理を必要とせず
に記録することができ、ランニングコストが安く、ノン
インパクト方式であるため騒音が少なく、しかも、多色
のインクを使用してカラー画像を記録するのが容易であ
るなどの利点を有している。中でも、紙幅方向に多数の
吐出口を配列したラインタイプの記録手段を使用するラ
イン型の記録装置は、記録の一層の高速化が可能であ
る。
【0005】特に、熱エネルギーを利用してインクを吐
出するインクジェット式の記録手段(記録ヘッド)は、
エッチング、蒸着、スパッタリング等の半導体製造プロ
セスを経て、基板上に製膜された電気熱変換体、電極、
液路壁、天板などを形成することにより、高密度の液路
配置(吐出口配置)を有するものを容易に製造すること
ができ、一層のコンパクト化を図ることができる。ま
た、IC技術やマイクロ加工技術の長所を活用すること
により、記録手段の長尺化や面状化(2次元化)が容易
であり、記録手段のフルマルチ化および高密度実装化も
容易である。
【0006】記録ヘッドから被記録材へインク滴を飛翔
させて記録を行う上記インクジェット記録装置において
は、記録ヘッド(その吐出口近傍)に付着したインクを
清掃するためのクリーニング手段が不可欠になってい
る。このような記録ヘッドのクリーニングには、大きく
分けて2つの目的がある。
【0007】第1の目的はインク滴を吐出する吐出口の
近傍の未乾燥インクを除去することであり、この目的を
達成するためには、ゴム等から成るシート材のエッジに
より比較的弱い力で擦り取る(拭き取る)方法が採られ
ている。第2の目的は、吐出口の近傍の乾燥してしまっ
たインクを除去することであり、この目的を達成するた
めには、発泡ウレタン材等により比較的強い力で擦り取
る方法が採られている。ここで、後者の比較的強い力で
擦り取る方式に統一しない理由は、必要でない時まで強
い力で擦ると記録ヘッドの寿命を縮めてしまうからであ
る。
【0008】このような2種類のクリーニング手段を用
いる構成として、例えば、給紙ローラとキャップとの間
に、ゴムシートから成るワイパー(ワイピング部材)と
発泡ウレタンから成る拭き部材とを所定間隔位置に配設
する構成が採られている。これら2種類のクリーニング
手段は、それぞれ独立して、後退位置と前進位置(作動
位置)との間で移動するように構成されている。
【0009】そこで、記録をしていない状態において、
記録ヘッドを搭載したキャリッジは吐出口がキャップと
対向する位置へ移動し、キャップは該吐出口を覆うよう
に記録ヘッドに当接する。この状態では、吐出口がキャ
ップで密封され、該吐出口内のインクの蒸発が抑制され
るので、長期間放置されてもインクは固着しにくくな
る。記録を行う時には、先ずキャップを記録ヘッドから
後退(離隔)させ、該記録ヘッド(キャリッジ)を被記
録材(記録用紙等)の方へ移動させる。この時、前記ワ
イパーあるいは前記拭き部材が記録ヘッドと当接(摺
擦)する位置に突出していれば、該記録ヘッドを搭載し
たキャリッジの移動とともに該記録ヘッドのクリーニン
グが行われる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
インクジェット記録装置においては、前記ワイパーおよ
び前記拭き部材がキャリッジ移動方向に所定間隔で配置
されているので、装置本体の幅寸法が大きくなり、記録
装置の小型化が難しいという不都合がある。さらに、記
録ヘッドの吐出口面を良好な状態に保つために、上記2
種類のクリーニング手段の他に、例えばインクを吸収す
る吸収体を吐出口面に接近させて配置し、記録すること
により吐出口近傍に付着するインクを吸い取るようなク
リーニング手段を設ける場合があり、このようなクリー
ニング手段が増えるほど装置本体が大型になるという不
都合もある。
【0011】本発明はこのような従来技術に鑑みてなさ
れたものであり、本発明の目的は、装置本体の大型化を
招くことなく、複数のクリーニング手段による記録手段
のクリーニングを行うことができ、それによって吐出口
の状態を良好に保ち、その耐久性も向上させ得るインク
ジェット記録装置を提供することである。
【0012】
【課題解決のための手段】請求項1の発明は、記録手段
から被記録材へインクを吐出して記録を行うインクジェ
ット記録装置において、被記録材を搬送するための給紙
ローラと記録領域外へ移動した記録手段の吐出口を密封
するためのキャップとの間の略同一位置に、複数の目的
の異なるクリーニング手段を選択的に作動位置へ突出し
得るように配設した構成を採ることにより、上記目的を
達成するものである。
【0013】請求項2の発明は、上記請求項1の構成に
加えて、記録手段が記録領域とキャップとの間を移動す
ることによって、突出したクリーニング手段により記録
手段の吐出口面がクリーニングされる構成を採ることに
より、一層効率よく上記目的を達成するものである。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。なお、各図面を通して、同じ部分または対応部分
は同じ符号で示されている。図1は本発明を適用したイ
ンクジェット記録装置の一実施例の要部構成を示す模式
的斜視図であり、図2は図1のインクジェット記録装置
の模式的平面図である。図1および図2において、1は
被記録材2を所定量づつ紙送りする給紙ローラであり、
3はガイドレール4に沿って矢印X方向(主走査方向)
に往復移動可能に案内支持されたキャリッジであり、該
キャリッジ3上にはヘッドユニット5が搭載されてい
る。本実施例では、前記給紙ローラ1はプラテンを兼ね
ており、前記ガイドレール4はこの給紙ローラ1に平行
に設置されている。
【0015】前記キャリッジ3の側壁部6には前記ヘッ
ドユニット5を着脱するための着脱機構が設けられてい
る。前記ヘッドユニット5は、記録ヘッド(記録手段)
部7とインクタンク部8とを一体化した交換可能なイン
クジェットカートリッジで構成されている。そして、記
録ヘッド部7の被記録材2と対向する面にはインク滴を
吐出するための吐出口群が形成されている。
【0016】前記ヘッドユニット5の記録ヘッド部7
は、熱エネルギーを利用してインクを吐出するインクジ
ェット記録手段であって、熱エネルギーを発生するため
の電気熱変換体を備えたものである。また、前記記録ヘ
ッド部7は、前記電気熱変換体によって印加される熱エ
ネルギーにより生じる膜沸騰による気泡の成長、収縮に
よって生じる圧力変化を利用して、吐出口よりインクを
吐出させ、記録を行なうものである。
【0017】図3は、前記記録手段(記録ヘッド)7の
インク吐出部の構造を模式的に示す部分斜視図である。
図3において、被記録材(記録用紙等)2と所定の隙間
(例えば、約0.5〜2.0ミリ程度)をおいて対面す
る吐出口面81には、所定のピッチで複数の吐出口82
が形成され、共通液室83と各吐出口82とを連通する
各液路84の壁面に沿ってインク吐出用のエネルギーを
発生するための電気熱変換体(発熱抵抗体など)85が
配設されている。本例においては、ヘッドユニット5
は、前記吐出口82がキャリッジ3の走査方向と交叉す
る方向に並ぶような位置関係で、該キャリッジ3に搭載
されている。こうして、画像信号または吐出信号に基づ
いて対応する電気熱変換体85を駆動(通電)して、液
路84内のインクを膜沸騰させ、その時に発生する圧力
によって吐出口82からインクを吐出させる記録ヘッド
7が構成されている。
【0018】図1および図2において、9はゴム状弾性
材から成るキャップ、10はシート状のゴム状弾性体か
ら成るワイパー(ワイピング部材)、11は発泡ウレタ
ン等のインク吸収性の高い材質で形成された拭き部材で
ある。前記キャップ9はキャップホルダー12に支持さ
れ、前記ワイパー10はワイパーホルダー13に支持さ
れ、前記拭き部材11は拭き部材ホルダー14に支持さ
れている。前記ワイパー10は、吐出口82の近傍に付
着して未乾燥(液状)のインクを比較的弱い力で擦り取
る(拭き取る)ためのクリーニング手段であり、前記拭
き部材11は、吐出口82の近傍に付着して乾燥してし
まったインク(固着インク)を比較的強い力で擦り取る
ためのクリーニング手段である。
【0019】前記キャップ9、前記ワイパー10および
前記拭き部材11は、記録ヘッド7の吐出口面81に当
接する前進(作動)位置と該吐出口面81から離隔する
後退位置との間で、それぞれ独立して矢印Y方向に移動
可能に構成されている。前記キャップ9は、記録領域外
へ移動した記録ヘッド7(ヘッドユニット5)の吐出口
を密封し、長期間放置などにおける吐出口近傍のインク
の乾燥を抑制するためのものである。そして、前記ワイ
パー10および前記拭き部材11は、被記録材2を搬送
するための前記給紙ローラ1と前記キャップ9との間の
略同一位置において選択的に作動位置へ突出し得るよう
に配設されている。
【0020】本実施例では、ワイパー10および拭き部
材11は、ワイパー10の方がヘッドユニット5寄り
に、拭き部材11の方がヘッドユニット5から遠くなる
側に、キャリッジ移動方向の略同一位置で互いに重なる
ように配置されている。そして、本実施例では、図2に
示すように、ワイパー10および拭き部材11から成る
2種類のクリーニング手段の幅寸法(キャリッジ3の移
動方向の最大寸法)は、拭き部材11自体の幅およびワ
イパーホルダー自体の厚みのみの合算値で決定され、2
種類のクリーニング手段を個々に配置する従来構成より
大幅に減少させることができる。
【0021】図2において、A〜Cの一点鎖線はそれぞ
れ記録ヘッド7の吐出口82の位置を表し、線Aはキャ
ップ9でキャッピングされる位置を、線Bは記録を開始
する位置を、線Cは最大記録幅の位置を、それぞれ表し
ている。この時、記録装置に必要な幅Wは、W1 +W2
+W3 +W4 +W5 で表される。W1 +W5 はヘッドユ
ニット5と着脱機構6とを合算した幅であり、W2 は記
録領域に対応して必要な記録ヘッド7の移動距離であ
り、W3 は給紙ローラ1の軸受に必要な幅である。これ
らのW1 、W2 、W3 、W5 の寸法、すなわち上記W4
以外の各部の寸法は、ヘッドユニット5が保持すべきイ
ンクの量や記録可能な被記録材2のサイズといった記録
装置の仕様から殆ど決定されてしまうものである。これ
に対し、上記W4 の寸法は、記録装置の仕様とは直接関
係がなく、ワイパー10および拭き部材11の構成およ
び配置によって決定されてしまうものである。
【0022】更に具体例を挙げて説明する。最近の小型
プリンタの外形寸法は、いわゆるA4ファイルサイズを
目安とすることが多い。これはプリンタ不使用時の収納
性を良くするためであるが、その横幅は310mm以下
となっている。この寸法から外観部品の厚みおよび片側
6mmづつのクリアランスを差し引くと、上記幅Wに相
当するインクジェット記録装置の幅は298mmとな
る。一方、最大記録領域の幅はA4サイズのカットシー
ト紙を対象とした場合203mmとなり、必要な記録ヘ
ッド7の上記移動距離W2 はこの寸法にキャリッジ3の
加減速領域を両側に10mmづつ追加した223mmと
なる。
【0023】また、上記W3 を5mmとし、ヘッドユニ
ット5の幅とキャリッジ3への着脱機構の幅とを含めた
1 +W5 の値を60mm程度として、クリーニング部
材を配置するスペース幅W4 を計算すると、W4 =10
mmとなる。したがって、目的の異なる複数のクリーニ
ング手段をそれぞれ独立して横に並べる従来構成では、
A4ファイルサイズ内に2種類以上のクリーニング手段
をこのW4 の幅内に配置することは殆ど不可能である
が、図1および図2で説明した実施例によれば、このW
4 の幅内に複数の異なるクリーニング手段を配置するこ
とが可能になり、記録装置の小型化を実現することがで
きる。
【0024】さらに、本実施例では、それぞれのクリー
ニング手段の擦り力は目的に合わせて適正値に設定でき
るので、比較的強い力で擦るように設定された1種類の
クリーニング手段を用いる従来のクリーニング機構に比
べ、記録ヘッド7の耐久性を向上させることもできる。
こうして、本実施例によれば、装置本体の大型化を招く
ことなく、複数のクリーニング手段による記録手段のク
リーニングを行うことができ、それによって吐出口の状
態を良好に保ち、その耐久性も向上させ得るインクジェ
ット記録装置が提供される。
【0025】図4〜図6は本発明によるインクジェット
記録装置の各クリーニング手段の作動機構の第1実施例
を示す模式的側面図であり、図4はワイパーおよび拭き
部材とも吐出口面に当接しない状態を示し、図5はワイ
パーでクリーニングを行う時の状態を示し、図6は拭き
部材でクリーニングを行う時の状態を示す。次に、図4
〜図6を参照して前記ワイパー10および前記拭き部材
11の作動機構の構成および動作を説明する。
【0026】図4〜図6において、ワイパーホルダー1
3にはダボ15、16とスリット17が設けられ、ダボ
15は固定されたベース部材に設けられた略円弧状スリ
ット18と摺動可能に嵌合し、前記スリット17は同じ
ベース部材に設けられたダボ19に摺動可能に嵌合して
いる。また、駆動レバー20とばね21がダボ15を挟
むように保持しているため、ワイパー10とワイパーホ
ルダー13は図4に示すように記録ヘッド7の吐出口面
81に接触しない位置に静止している。
【0027】拭き部材ホルダー14はスリット22とば
ね掛け23を有し、また、該拭き部材ホルダー14はレ
バー24の軸25に回動可能に軸支されている。レバー
24は軸26を中心に回動可能であり、該レバー24は
ダボ27を有し、また、該レバー24の先端部にはばね
掛け28が設けられている。ばね掛け28と拭き部材ホ
ルダー14のばね掛け23との間には引っ張りばね29
が張設され、レバー24と拭き部材ホルダー14を図中
左方向へ付勢している。
【0028】図4〜図6において、スリット22には、
ベース部材のダボ30が摺動可能に嵌合しており、図4
に示すごとく、拭き部材ホルダー14がこれ以上左へ移
動するのを止めている。駆動レバー20は軸31を中心
に回動可能に軸支され、該駆動レバー20の一端部32
はワイパーホルダー13のダボ15に当接し、該駆動レ
バー20の他端部には延伸部33が設けられている。ま
た、ばね21が駆動レバー20に取り付けられ、ワイパ
ーホルダー13のダボ15を駆動レバー20に接する方
向に付勢している。
【0029】前記駆動レバー20は更に別の機構によっ
て駆動されるが、本発明とは関連が少ないため、その詳
細説明は省略する。図4の状態では、2種類のクリーニ
ング手段とも、すなわちワイパー10および拭き部材1
1とも記録ヘッド7に当接する位置にないので、キャリ
ッジ3がガイドレール4に沿って往復移動しても、記録
ヘッドのクリーニング動作は行われない。
【0030】次に、図5を参照して、ワイパー10によ
ってクリーニングを行う時の動作を説明する。図5にお
いて、駆動レバー20が不図示機構によって右旋回する
と、ダボ15を介してワイパーホルダー13は右方向に
移動し、記録ヘッド7の吐出口面81に当接(摺擦)可
能になる。この状態で記録ヘッド7の吐出口82が図2
中の幅W4 の範囲を移動すると、ゴム状弾性体の板状ブ
レードから成るワイパー10による吐出口82近傍のク
リーニング(拭き取り)が行われる。
【0031】次に、図6を参照して、拭き部材11によ
ってクリーニングを行う時の動作を説明する。駆動レバ
ー20が不図示機構によって左旋回すると、ワイパーホ
ルダー13はばね21によって右旋回するように揺動
し、ワイパー10は図中下方向に移動する。ある程度駆
動レバー20が左旋回すると、延伸部33がレバー24
のダボ27に当接し、レバー24をばね29に抗して右
旋回させる。それにしたがって、拭き部材ホルダー14
は右方向へ移動し、拭き部材11は記録ヘッド7の吐出
口面81に当接可能な位置へ突出する。
【0032】この状態で記録ヘッド7の吐出口82が図
2中の幅W4 の範囲を移動すると、発泡ウレタン等から
成る拭き部材11による吐出口82近傍のクリーニング
(拭き取り)が行われる。また、駆動レバー20が右旋
回すると、ワイパーホルダー13およびレバー24も連
動し、図4の状態に復帰する。図4〜図6の第1実施例
によれば、2種類のクリーニング部材10、11の動作
を異なる方向に設定したため、これらのクリーニング手
段の幅方向のスペースを小さくして図2中の幅W4 を小
さくすることができるだけでなく、高さ方向においても
ほぼクリーニング部材が二つ並んだスペースのみを使用
するだけであり、記録装置の大幅な小型化が可能にな
る。
【0033】図7は本発明によるインクジェット記録装
置の複数のクリーニング手段およびその作動機構の第2
実施例の構成を示す模式的側面図である。図7におい
て、駆動レバー35は軸36を中心に回動可能であり、
該駆動レバー35には前記軸36の法線方向に形成され
た孔部37が設けられており、該孔部37には拭き部材
11を支持する拭き部材ホルダー38の軸部39がスラ
イド可能に嵌合している。また、拭き部材ホルダー38
の軸部39には圧縮ばね40が嵌装され、拭き部材11
は該ばね40により突出方向へ(使用時では記録ヘッド
7へ向けて)付勢されている。
【0034】さらに、駆動レバー35のインク吸収体ホ
ルダー41の部分にはインク吸収体42が固定され、該
駆動レバー35のワイパーホルダー43の部分にはワイ
パー10が固定されている。すなわち、本実施例では、
キャリッジ3の移動方向の略同一の位置に、ワイパー1
0、拭き部材11およびインク吸収体42という目的を
異にする3種類のクリーニング手段が配設されている。
【0035】次に、図7のクリーニング手段の動作を説
明する。図7に示す状態では、インク吸収体42が記録
ヘッド7の吐出口面81と対面している。このインク吸
収体42で図7の対面状態にある時、該インク吸収体4
2と吐出口面81との間にわずかな隙間が形成されるよ
うに設定されている。吐出口82からインク滴が吐出す
ると、わずかな量ではあるが、吐出口82の周囲にイン
クが跳ねてしまうことがある。吐出口82の周囲は通常
撥水処理されているので、このインクは玉状に丸まって
付着する。
【0036】記録を続けるうちに上記玉状のインクは徐
々に大きくなり、ついには、被記録材2の上に落ちてし
まったり、吐出口82を覆って吐出不良(吐出不能)の
原因になったりする。インク吸収体42を吐出口面81
に対面させた状態(図7の状態)で、吐出口82(記録
ヘッド7)が図2中のW4 の範囲を移動すると、記録中
に吐出口面81に残ってしまったインクのうち、大きな
玉状に成長したインクを吸い取ってしまうことができ
る。すなわち、吐出口面81に付着した比較的大きなイ
ンク滴を吸い取り除去する目的のクリーニング動作が行
われる。
【0037】駆動レバー35が左旋回すると、ワイパー
10が吐出口面81と対面し、該ワイパー10による吐
出口面81のクリーニングを行い得る状態になる。そこ
で、吐出口82(記録ヘッド7)が図2中のW4 の範囲
を移動することで、第1実施例の場合と同様、比較的弱
い力で吐出口82周辺の異物を擦り取るという目的のク
リーニング動作が行われる。
【0038】駆動レバー35が右旋回すると、拭き部材
11が吐出口面81と対面し、該拭き部材11による吐
出口面81のクリーニングを行い得る状態になる。そこ
で、吐出口82(記録ヘッド7)が図2中のW4 の範囲
を移動し、拭き部材11が吐出口面81に当接すると、
ばね40に抗して拭き部材ホルダー38が駆動レバー3
5の回転中心の方向へ移動する。つまり、ばね40に発
生する弾性力により拭き部材11は吐出口面81に押し
付けられる。こうして、第1実施例の場合と同様、比較
的強い力で吐出口82周辺の異物を擦り取るという目的
のクリーニング動作が行われる。
【0039】図7の第2実施例においては、図4〜図6
の第1実施例に比べ、機構が簡略化されるとともに部品
点数が少ない分、コストダウンになるというメリットが
ある。また、拭き部材11の押し付け力をばね40によ
り発生させているので、圧力の管理が容易になる。さら
に、記録ヘッド7の耐久性が伸びるという効果もある。
吐出口面81を拭き部材11で擦る場合、付着したゴミ
などで撥水処理層を傷つけたり、ゴミそのものを吐出口
82内に押し込んでしまう危険性が考えられるが、前記
インク吸収体42によるクリーニングではそのような危
険性が無い。したがって、通常ではインク吸収体42に
よるクリーニング(インク吸収)のみを行うなど、吐出
口面81を擦って行う種類のクリーニングの回数を減ら
すことにより、記録ヘッド7の耐久性を効果的に向上さ
せることができる。
【0040】図8は本発明によるインクジェット記録装
置の複数のクリーニング手段およびその作動機構の第3
実施例の構成を示す模式的側面図である。図8におい
て、駆動レバー35は軸36を中心に回動可能であり、
該駆動レバー35の第1のワイパーホルダー45の部分
には第1のワイパー46が取り付けられ、該駆動レバー
35の第2のワイパーホルダー47の部分には第2のワ
イパー48が取り付けられている。
【0041】第1のワイパー46および第2のワイパー
48は同じ材質および同じ厚みであるが、駆動レバー3
5の回転中心(軸)36からの第1のワイパーホルダー
45および第2のワイパーホルダー47までの距離は、
第1のワイパーホルダー45の方が第2のワイパーホル
ダー47よりも回転中心36に近くなるように設定され
ている。そして、回転中心36からの距離の差分だけ、
第1のワイパー46の方が第2のワイパー48より長く
なるように設定されている。
【0042】したがって、駆動レバー35を旋回させて
これらのワイパー46、48を吐出口面81に当接させ
る時の当接力は、第1のワイパー46の方が第2のワイ
パー48よりも弱くなる。そこで、インクが乾く前のク
リーニングは第1のワイパー46を使用して行い、乾い
たインクを除去する必要のあるクリーニングは第2のワ
イパー48を使用して行うように制御される。
【0043】図8のクリーニング機構においては、2種
類のクリーニング手段として、それらの当接力のみが異
なる2個のワイパー46、48が使用されている。した
がって、図8の第3実施例によれば、図7の第2実施例
と比較しても、さらに部品点数が減少し、一層のコスト
節減を図ることができる。
【0044】以上説明した実施例によれば、吐出口面8
1をクリーニングするために複数のクリーニング手段を
用意し、キャップ9と給紙ローラ1との間の略同一位置
において前記クリーニング手段が交代的に突出するよう
に構成したので、装置本体の大きさを大きくすることな
く、目的の異なる複数のクリーニング手段による吐出口
面81のクリーニングを行うことができ、それによっ
て、吐出口82の状態を常に良好に保つことができ、記
録ヘッドの耐久性も向上させることができるインクジェ
ット記録装置が得られる。
【0045】なお、前述の実施例における記録手段とし
ては吐出口からインクタンクまでを一体化したヘッドユ
ニット(インクジェットカートリッジ)5を用いたが、
記録手段の構成はこれに限られるものではなく、記録手
段とインクタンクを別々に設けるなど、任意の構成を採
ることができる。また、クリーニング手段の材質とし
て、ゴムシートやウレタン等を例示したが、これに限ら
れるものではなく、使用目的に合致する材質であれば、
任意の材質を選定することができる。
【0046】さらに、前述の実施例では、1個の記録手
段で記録する単色の記録装置の場合を例に挙げて説明し
たが、本発明は、異なる色で記録する複数の記録手段を
用いるカラー記録装置、あるいは同一色彩で異なる濃度
で記録する複数の記録手段を用いる階調記録装置、さら
には、これらを組み合わせた記録装置の場合にも、同様
に適用することができ、同様の効果を達成し得るもので
ある。
【0047】さらに、本発明は、記録ヘッドとインクタ
ンクを一体化した交換可能なヘッドカートリッジを用い
る場合、あるいは記録ヘッドとインクタンクを別体に
し、その間をインク供給用のチューブ等で接続する場合
など、記録ヘッドとインクタンクの配置構成がどのよう
な場合にも同様に適用することができ、同様の効果が得
られるものである。
【0048】なお、本発明は、インクジェット記録装置
であれば、例えば、ピエゾ素子等の電気機械変換体等を
用いる記録手段(記録ヘッド)を使用するものに適用で
きるが、中でも、熱エネルギーを利用してインクを吐出
する方式の記録手段を使用するインクジェット記録装置
において優れた効果をもたらすものである。かかる方式
によれば、記録の高密度化、高精細化が達成できるから
である。
【0049】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書、同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行なうのが好ましい。この方式は、所謂オンデマンド
型、コンティニュアス型のいずれにも適用可能である
が、特に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)
が保持されているシートや液路に対応して配置されてい
る電気熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越
える急速な温度上昇を与える少なくとも一つの駆動信号
を印加することによって、電気熱変換体に熱エネルギー
を発生せしめ、記録手段(記録ヘッド)の熱作用面に膜
沸騰させて、結果的にこの駆動信号に一対一に対応し液
体(インク)内の気泡を形成出来るので有効である。
【0050】この気泡の成長、収縮により吐出用開口を
介して液体(インク)を吐出させて、少なくとも一つの
滴を形成する。この駆動信号をパルス形状とすると、即
時適切に気泡の成長収縮が行なわれるので、特に応答性
に優れた液体(インク)の吐出が達成でき、より好まし
い。このパルス形状の駆動信号としては、米国特許第4
463359号明細書、同第4345262号明細書に
記載されているようなものが適している。尚、上記熱作
用面の温度上昇率に関する発明の米国特許第43131
24号明細書に記載されている条件を採用すると、更に
優れた記録を行なうことができる。
【0051】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組み合わせ構成(直線状液流路又は直角液流路)の他
に熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開示
する米国特許第4558333号明細書、米国特許第4
459600号明細書を用いた構成も本発明に含まれる
ものである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、共
通するスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開
示する特開昭59年第123670号公報や熱エネルギ
ーの圧力波を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を
開示する特開昭59年第138461号公報に基づいた
構成としても本発明は有効である。すなわち、記録ヘッ
ドの形態がどのようなものであっても、本発明によれ
ば、記録を確実に効率よく行なうことができるようにな
るからである。
【0052】さらに、前述のようなシリアルタイプのも
のであれば、装置本体に固定された記録ヘッド、あるい
は装置本体に装着されることで装置本体との電気的な接
続や装置本体からのインクの供給が可能になる交換自在
のチップタイプの記録ヘッド、あるいは記録ヘッド自体
に一体的にインクタンクが設けられたカートリッジタイ
プの記録ヘッドを用いる場合にも本発明は有効である。
【0053】また、本発明に記録装置の構成として設け
られる記録ヘッドに対しての回復手段または予備的な補
助手段等を付加することは、本発明の効果を一層安定で
きるので好ましいものである。これらを具体的に挙げれ
ば、記録ヘッドに対しての、前述のようなキャッピング
手段、クリーニング手段、吸引回復手段の他に、加圧式
の回復手段、電気熱変換体或はこれとは別の加熱素子或
はこれらの組み合わせによる予備加熱手段、記録とは別
の吐出を行なう予備吐出モードを行なうことも安定した
記録を行なうために有効である。
【0054】また、前述したように、搭載される記録ヘ
ッドの種類ないし個数についても、例えば、単色のイン
クに対応して1個のみが設けられたものの他、記録色や
濃度を異にする複数のインクに対応して複数個数設けら
れるものであってもよい。すなわち、例えば、記録装置
の記録モードとしては、黒色等の主流色のみの記録モー
ドだけではなく、記録ヘッドを一体的に構成するか複数
個の組み合わせによるか、いずれでもよいが、異なる色
の複色カラー又は、混色によるフルカラーの少なくとも
一つを備えた装置にも本発明は極めて有効である。
【0055】さらに加えて、以上説明した本発明実施例
においては、インクを液体として説明しているが、室温
やそれ以下で固化するインクであって、室温で軟化もし
くは液化するもの、あるいは、インクジェット方式で
は、インク自体を30℃以上70℃以下の範囲内で温度
調整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲にあるように
温度制御するものが一般的であるから、使用記録信号付
与時にインクが液状をなすものであればよい。加えて、
積極的に熱エネルギーによる昇温をインクの固形状態か
ら液体状態への状態変化のエネルギーとして使用せしめ
ることで防止するか、または、インクの蒸発防止を目的
として放置状態で固化するインクを用いるかして、いず
れにしても、熱エネルギーの記録信号に応じた付与によ
ってインクが液化し、液状インクが吐出されるものや、
記録媒体に到達する時点ではすでに固化し始めるもの等
のような、熱エネルギーによって初めて液化する性質の
インクを使用する場合も本発明は適用可能である。
【0056】このような場合のインクは、特開昭54−
56847号公報あるいは特開昭60−71260号公
報に記載されるような、多孔質シート凹部または貫通孔
に液状または固形物として保持された状態で、電気熱変
換体に対して対向するような形態としてもよい。本発明
においては、上述した各インクに対して最も有効なもの
は、上述した膜沸騰方式を実行するものである。
【0057】さらに加えて、本発明によるインクジェッ
ト記録装置の形態としては、コンピュータ等の情報処理
機器の画像出力端末として用いられるものの他、リーダ
等と組み合わせた複写装置、さらには送受信機能を有す
るファクシミリ装置の形態を採るもの等であってもよ
い。
【0058】
【発明の効果】以上の説明から明らかなごとく、請求項
1の発明によれば、記録手段から被記録材へインクを吐
出して記録を行うインクジェット記録装置において、被
記録材を搬送するための給紙ローラと記録領域外へ移動
した記録手段の吐出口を密封するためのキャップとの間
の略同一位置に、複数の目的の異なるクリーニング手段
を選択的に作動位置へ突出し得るように配設した構成と
したので、装置本体の大型化を招くことなく、複数のク
リーニング手段による記録手段のクリーニングを行うこ
とができ、それによって吐出口の状態を良好に保ち、そ
の耐久性も向上させ得るインクジェット記録装置が提供
される。
【0059】請求項2の発明によれば、請求項1の構成
に加えて、記録手段が記録領域とキャップとの間を移動
することによって、突出したクリーニング手段により記
録手段の吐出口面がクリーニングされる構成を採るの
で、一層効率よく、装置本体の大型化を招くことなく、
複数のクリーニング手段による記録手段のクリーニング
を行うことができ、それによって吐出口の状態を良好に
保ち、その耐久性も向上させ得るインクジェット記録装
置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したインクジェット記録装置の一
実施例の要部構成を示す模式的斜視図である。
【図2】図1のインクジェット記録装置の模式的平面図
である。
【図3】図1中の記録手段のインク吐出部の構造を模式
的に示す部分斜視図である。
【図4】本発明を適用したインクジェット記録装置のク
リーニング機構の第1実施例の非作動時の状態を示す模
式的側面図である。
【図5】図4のクリーニング機構がワイパーによるクリ
ーニングを行う時の状態を示す模式的側面図である。
【図6】図4のクリーニング機構が拭き部材によるクリ
ーニングを行う時の状態を示す模式的側面図である。
【図7】本発明を適用したインクジェット記録装置のク
リーニング機構の第2実施例を示す模式的側面図であ
る。
【図8】本発明を適用したインクジェット記録装置のク
リーニング機構の第3実施例を示す模式的側面図であ
る。
【符号の説明】 1 給紙ローラ 2 被記録材 3 キャリッジ 4 ガイドレール 5 ヘッドユニット 6 ヘッドユニット着脱機構 7 記録手段(記録ヘッド) 8 インクタンク 9 キャップ 10 ワイパー 11 拭き部材 12 キャップホルダー 13 ワイパーホルダー 14 拭き部材ホルダー 20 駆動レバー 24 レバー 35 駆動レバー 36 軸(回転中心) 38 拭き部材ホルダー 40 ばね 41 インク吸収体ホルダー 42 インク吸収体 43 ワイパーホルダー 45 第1のワイパーホルダー 46 第1のワイパー 47 第2のワイパーホルダー 48 第2のワイパー 81 吐出口面 82 吐出口 84 液路 85 電気熱変換体

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録手段から被記録材へインクを吐出
    して記録を行うインクジェット記録装置において、被記
    録材を搬送するための給紙ローラと記録領域外へ移動し
    た記録手段の吐出口を密封するためのキャップとの間の
    略同一位置に、複数の目的の異なるクリーニング手段を
    選択的に作動位置へ突出し得るように配設したことを特
    徴とするインクジェット記録装置。
  2. 【請求項2】 記録手段が記録領域とキャップとの間
    を移動することによって、突出したクリーニング手段に
    より記録手段の吐出口面がクリーニングされることを特
    徴とする請求項1のインクジェット記録装置。
  3. 【請求項3】 前記記録手段が、インクを吐出するた
    めに利用される熱エネルギーを発生する電気熱変換体を
    備えているインクジェット記録手段であることを特徴と
    する請求項1のインクジェット記録装置。
  4. 【請求項4】 前記記録手段が、前記電気熱変換体が
    発生する熱エネルギーによりインクに生じる膜沸騰を利
    用して、吐出口よりインクを吐出させることを特徴とす
    る請求項3のインクジェット記録装置。
JP2337994A 1994-01-24 1994-01-24 インクジェット記録装置 Pending JPH07205433A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010105181A (ja) * 2008-10-28 2010-05-13 Roland Dg Corp インクジェットプリンタ

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