JPH07205237A - 射出成形機の型締めユニット - Google Patents
射出成形機の型締めユニットInfo
- Publication number
- JPH07205237A JPH07205237A JP2345894A JP2345894A JPH07205237A JP H07205237 A JPH07205237 A JP H07205237A JP 2345894 A JP2345894 A JP 2345894A JP 2345894 A JP2345894 A JP 2345894A JP H07205237 A JPH07205237 A JP H07205237A
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- JP
- Japan
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- platen
- mold clamping
- movable platen
- crosshead
- eject
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 型締めユニットであって、型締め機構におけ
るクロスヘッド用ガイドロッドの支持板を必要とせず、
また、可動プラテンの金型取り付け面にエジェクト機構
のプレート用ガイドロッドを取り付ける孔を形成する必
要がないものに構成する。 【構成】 ３プラテン型の型締めユニット１に関する。
型締め機構６とエジェクト機構９を備える。型締め機構
はクロスヘッド１５が型締め用駆動装置１０で前後移動
される構成のものであり、エジェクト機構は、エジェク
トプレート２０とこれを前後に移動するプレート駆動装
置２１を有する。クロスヘッドとエジェクトプレート
が、可動プラテン４とリアプラテン３間にタイバー５と
平行に配置された共通のガイドロッド２６によって前後
方向の移動が案内される。
るクロスヘッド用ガイドロッドの支持板を必要とせず、
また、可動プラテンの金型取り付け面にエジェクト機構
のプレート用ガイドロッドを取り付ける孔を形成する必
要がないものに構成する。 【構成】 ３プラテン型の型締めユニット１に関する。
型締め機構６とエジェクト機構９を備える。型締め機構
はクロスヘッド１５が型締め用駆動装置１０で前後移動
される構成のものであり、エジェクト機構は、エジェク
トプレート２０とこれを前後に移動するプレート駆動装
置２１を有する。クロスヘッドとエジェクトプレート
が、可動プラテン４とリアプラテン３間にタイバー５と
平行に配置された共通のガイドロッド２６によって前後
方向の移動が案内される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、射出成形機の型締め
ユニットに関する。
ユニットに関する。
【０００２】
【従来の技術】射出成形機では、型締めユニットのクラ
ンプ空間に配置した金型を型締めし、これに射出ユニッ
ト側から溶融樹脂を射出して樹脂の成形を行う。型締め
ユニットのタイプには種々なものが存在するが、電動式
では３プラテン型で型締め機構にトグルリンクを用いた
ものが多い。
ンプ空間に配置した金型を型締めし、これに射出ユニッ
ト側から溶融樹脂を射出して樹脂の成形を行う。型締め
ユニットのタイプには種々なものが存在するが、電動式
では３プラテン型で型締め機構にトグルリンクを用いた
ものが多い。
【０００３】図２，図３は、電動式の３プラテン型型締
めユニット１の例であって、固定プラテン２、リアプラ
テン３および可動プラテン４を備える。固定プラテン２
とリアプラテン３が４本のタイバー５で結合され、固定
プラテン２とリアプラテン３間のタイバー５に可動プラ
テン４が前後移動可能に装着されている（固定プラテン
側を前方とする）。なお、図３は機構を単純化して示し
ている。
めユニット１の例であって、固定プラテン２、リアプラ
テン３および可動プラテン４を備える。固定プラテン２
とリアプラテン３が４本のタイバー５で結合され、固定
プラテン２とリアプラテン３間のタイバー５に可動プラ
テン４が前後移動可能に装着されている（固定プラテン
側を前方とする）。なお、図３は機構を単純化して示し
ている。
【０００４】リアプラテン３と可動プラテン４は型締め
機構６で結合されると共に可動プラテン４と固定プラテ
ン２間が金型を装着するためのクランプ空間７とされて
いる。符号８は固定プラテン２の金型取り付け面に形成
された金型取り付け用のタップ孔で一定のパターンを形
成している。タップ８は可動プラテン４の金型取り付け
面にも形成されている。
機構６で結合されると共に可動プラテン４と固定プラテ
ン２間が金型を装着するためのクランプ空間７とされて
いる。符号８は固定プラテン２の金型取り付け面に形成
された金型取り付け用のタップ孔で一定のパターンを形
成している。タップ８は可動プラテン４の金型取り付け
面にも形成されている。
【０００５】また、可動プラテン４にエジェクト機構９
が設けられている。型締め機構６は型締め用駆動装置１
０とトグルリンク１１（鎖線で示している）で構成さ
れ、型締め用駆動装置１０はボールねじ１２とボールナ
ット１３および型締め用モーター１４を備える。ボール
ねじ１２は前後方向に配置されて後端部がリアプラテン
３に軸支され型締め用モーター１４で駆動回転される。
ボールナット１３はトグルリンク１１のクロスヘッド１
５と一体に構成され、ボールねじ１２の前部に螺合され
ている。
が設けられている。型締め機構６は型締め用駆動装置１
０とトグルリンク１１（鎖線で示している）で構成さ
れ、型締め用駆動装置１０はボールねじ１２とボールナ
ット１３および型締め用モーター１４を備える。ボール
ねじ１２は前後方向に配置されて後端部がリアプラテン
３に軸支され型締め用モーター１４で駆動回転される。
ボールナット１３はトグルリンク１１のクロスヘッド１
５と一体に構成され、ボールねじ１２の前部に螺合され
ている。
【０００６】トグルリンク１１は射出成形機において通
常に使用される構造のもので、後端がリアプラテン３
に、前端が可動プラテン４に結合され、かつ、中間部の
屈折点がクロスヘッド１５に回動可能に結合され、ボー
ルねじ１２が駆動回転されてクロスヘッド１５が前後に
移動されると前後方向に伸縮される。この場合、クロス
ヘッド１５は左右の両側に配置されたクロスヘッド用ガ
イドロッド１６によって前後方向の移動が案内される。
常に使用される構造のもので、後端がリアプラテン３
に、前端が可動プラテン４に結合され、かつ、中間部の
屈折点がクロスヘッド１５に回動可能に結合され、ボー
ルねじ１２が駆動回転されてクロスヘッド１５が前後に
移動されると前後方向に伸縮される。この場合、クロス
ヘッド１５は左右の両側に配置されたクロスヘッド用ガ
イドロッド１６によって前後方向の移動が案内される。
【０００７】クロスヘッド用ガイドロッド１６は、タイ
バー５と平行に配置され、後端がリアプラテン３に固定
される共に、前端が上下のタイバー５に装着された支持
板１７に固定されている。支持板１７の前後方向位置は
連結杆１８で維持される。すなわち、クロスヘッド用ガ
イドロッド１６は後方のリアプラテン３と前方の支持板
１７との間に橋架されてクロスヘッド１５を支持し、さ
らに、クロスヘッド１５はロッドに支持されることによ
って、後端がリアプラテン３に軸支されているボールね
じ１２の前部を支持している。
バー５と平行に配置され、後端がリアプラテン３に固定
される共に、前端が上下のタイバー５に装着された支持
板１７に固定されている。支持板１７の前後方向位置は
連結杆１８で維持される。すなわち、クロスヘッド用ガ
イドロッド１６は後方のリアプラテン３と前方の支持板
１７との間に橋架されてクロスヘッド１５を支持し、さ
らに、クロスヘッド１５はロッドに支持されることによ
って、後端がリアプラテン３に軸支されているボールね
じ１２の前部を支持している。
【０００８】エジェクト機構９は、可動プラテン４を前
後方向に貫通して配置されるエジェクトピン１９を備え
たエジェクトプレート２０とこれを前後に移動するプレ
ート駆動装置２１で構成されている。エジェクトプレー
ト２０は、前端を可動プラテン４に固定した複数本のプ
レート用ガイドロッド２２に案内され、エジェクト用モ
ーター２３でボールねじ２４が駆動回転されることによ
り前後に移動される。プレート用ガイドロッド２２の前
端は、可動プラテン４に貫通して形成された前後方向の
孔に先端部が嵌合され、可動プラテン４の金型取り付け
面側から差し込まれた固定ねじ２５により取り付けられ
ている。
後方向に貫通して配置されるエジェクトピン１９を備え
たエジェクトプレート２０とこれを前後に移動するプレ
ート駆動装置２１で構成されている。エジェクトプレー
ト２０は、前端を可動プラテン４に固定した複数本のプ
レート用ガイドロッド２２に案内され、エジェクト用モ
ーター２３でボールねじ２４が駆動回転されることによ
り前後に移動される。プレート用ガイドロッド２２の前
端は、可動プラテン４に貫通して形成された前後方向の
孔に先端部が嵌合され、可動プラテン４の金型取り付け
面側から差し込まれた固定ねじ２５により取り付けられ
ている。
【０００９】そして、型締め用モーター１４が駆動され
るとトグルリンク１１が伸縮され、これにより、可動プ
ラテン４が前後に移動されてクランプ空間７に装着され
た金型が開閉および型締めされる。また、型開き時には
エジェクト用モーター２３によってボールねじ２４が駆
動回転され、可動プラテン４に対してエジェクトプレー
ト２０が前後に移動されて、成形された樹脂製品が突き
出される。
るとトグルリンク１１が伸縮され、これにより、可動プ
ラテン４が前後に移動されてクランプ空間７に装着され
た金型が開閉および型締めされる。また、型開き時には
エジェクト用モーター２３によってボールねじ２４が駆
動回転され、可動プラテン４に対してエジェクトプレー
ト２０が前後に移動されて、成形された樹脂製品が突き
出される。
【００１０】この際、トグルリンク１１が収縮されて可
動プラテン４とリアプラテン３の間隔が小さくなると、
可動プラテン４におけるタイバー５が貫通した突出部分
が支持板１７と干渉する危険があるので、リアプラテン
３と可動プラテン４間の距離を大きく取っている。この
干渉の危険は、トグルリンク１１が伸縮距離の大きな５
点リンクの場合に大きくなる。
動プラテン４とリアプラテン３の間隔が小さくなると、
可動プラテン４におけるタイバー５が貫通した突出部分
が支持板１７と干渉する危険があるので、リアプラテン
３と可動プラテン４間の距離を大きく取っている。この
干渉の危険は、トグルリンク１１が伸縮距離の大きな５
点リンクの場合に大きくなる。
【００１１】また、前記のようにエジェクト機構９のプ
レート用ガイドロッド２２は前端が可動プラテン４の前
方からねじ込む固定ねじ２５により取り付けられている
ので、可動プラテン４の前面側（金型取り付け面）に孔
を形成する必要がある。このため、金型取り付け面にタ
ップ８の必要なパターンを形成出来ない場合がある。
レート用ガイドロッド２２は前端が可動プラテン４の前
方からねじ込む固定ねじ２５により取り付けられている
ので、可動プラテン４の前面側（金型取り付け面）に孔
を形成する必要がある。このため、金型取り付け面にタ
ップ８の必要なパターンを形成出来ない場合がある。
【００１２】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、型締め機
構におけるクロスヘッド用ガイドロッドの支持板を必要
とせず、また、可動プラテンの金型取り付け面にエジェ
クト機構のプレート用ガイドロッドを取り付けるための
孔を形成する必要がない型締めユニットの提供を課題と
する。
構におけるクロスヘッド用ガイドロッドの支持板を必要
とせず、また、可動プラテンの金型取り付け面にエジェ
クト機構のプレート用ガイドロッドを取り付けるための
孔を形成する必要がない型締めユニットの提供を課題と
する。
【００１３】
【課題を解決するための手段】３プラテン型の型締めユ
ニットに関する。リアプラテンと可動プラテンが型締め
機構で結合されると共に可動プラテンにエジェクト機構
が設けられる。型締め機構は型締め用駆動装置とトグル
リンクで構成される。型締め用駆動装置はボールねじ・
ナットと型締め用モーターを備える。
ニットに関する。リアプラテンと可動プラテンが型締め
機構で結合されると共に可動プラテンにエジェクト機構
が設けられる。型締め機構は型締め用駆動装置とトグル
リンクで構成される。型締め用駆動装置はボールねじ・
ナットと型締め用モーターを備える。
【００１４】ボールねじは前後方向に配置されて型締め
用モーターで駆動回転されるものであり、後端部がリア
プラテンに軸支され、前部にトグルリンクのクロスヘッ
ドと一体のボールナットが螺合されている。トグルリン
クは後端がリアプラテンに、前端が可動プラテンに結合
され、かつ、中間部がクロスヘッドに結合されてクロス
ヘッドが前後移動することにより伸縮される構造を有す
る。
用モーターで駆動回転されるものであり、後端部がリア
プラテンに軸支され、前部にトグルリンクのクロスヘッ
ドと一体のボールナットが螺合されている。トグルリン
クは後端がリアプラテンに、前端が可動プラテンに結合
され、かつ、中間部がクロスヘッドに結合されてクロス
ヘッドが前後移動することにより伸縮される構造を有す
る。
【００１５】エジェクト機構は、可動プラテンを前後方
向に貫通して配置されるエジェクトピンを備えたエジェ
クトプレートとこれを前後に移動するプレート駆動装置
で構成される。クロスヘッドとエジェクトプレートが、
可動プラテンとリアプラテン間にタイバーと平行に配置
された共通のガイドロッドによって前後方向の移動が案
内される。次の構成を備えることは好ましい。クロスヘ
ッドとエジェクトプレートに共通のガイドロッドが、前
端を可動プラテンの後面側に設けた取り付け部に固定さ
れ、後端がリアプラテンに前後方向で摺動可能に貫通し
て支持されていること。
向に貫通して配置されるエジェクトピンを備えたエジェ
クトプレートとこれを前後に移動するプレート駆動装置
で構成される。クロスヘッドとエジェクトプレートが、
可動プラテンとリアプラテン間にタイバーと平行に配置
された共通のガイドロッドによって前後方向の移動が案
内される。次の構成を備えることは好ましい。クロスヘ
ッドとエジェクトプレートに共通のガイドロッドが、前
端を可動プラテンの後面側に設けた取り付け部に固定さ
れ、後端がリアプラテンに前後方向で摺動可能に貫通し
て支持されていること。
【００１６】
【作用】クロスヘッドとエジェクトプレートが、可動プ
ラテンとリアプラテン間にタイバーと平行に配置された
共通のガイドロッドによって前後方向の移動が案内され
る構成は、従来のクロスヘッド用ガイドロッドの前部を
支持する支持板の必要をなくする。クロスヘッドとエジ
ェクトプレートに共通のガイドロッドが、前端を可動プ
ラテンの後面側に設けた取り付け部に固定され、後端が
リアプラテンに前後方向で摺動可能に貫通して支持され
た構成は、可動プラテンの金型取り付け面にロッドを固
定するための孔を設ける必要をなくする。
ラテンとリアプラテン間にタイバーと平行に配置された
共通のガイドロッドによって前後方向の移動が案内され
る構成は、従来のクロスヘッド用ガイドロッドの前部を
支持する支持板の必要をなくする。クロスヘッドとエジ
ェクトプレートに共通のガイドロッドが、前端を可動プ
ラテンの後面側に設けた取り付け部に固定され、後端が
リアプラテンに前後方向で摺動可能に貫通して支持され
た構成は、可動プラテンの金型取り付け面にロッドを固
定するための孔を設ける必要をなくする。
【００１７】
【実施例】図１は、図３に対応する図であり、射出成形
機における型締めユニット１を示している。型締めユニ
ット１は、固定プラテン２（図１では図示していな
い）、リアプラテン３、可動プラテン４を備え、固定プ
ラテン２とリアプラテン３が４本のタイバー５で結合さ
れ、そのタイバー５に可動プラテン４が前後方向で移動
可能に装着されている。固定プラテン２と可動プラテン
４の間は金型を取り付けるクランプ空間７とされ、リア
プラテン３と可動プラテン４は型締め機構６で結合され
ている。型締め機構６はトグルリンク１１（同、図示し
ていない）、ボールねじ１２、ボールナット１３、型締
め用モーター１４および前記のボールナット１３と一体
に構成されたクロスヘッド１５を備える。トグルリンク
１１は前端を可動プラテン４に、後端をリアプラテン３
に結合され、中間がクロスヘッド１５に結合されてい
る。
機における型締めユニット１を示している。型締めユニ
ット１は、固定プラテン２（図１では図示していな
い）、リアプラテン３、可動プラテン４を備え、固定プ
ラテン２とリアプラテン３が４本のタイバー５で結合さ
れ、そのタイバー５に可動プラテン４が前後方向で移動
可能に装着されている。固定プラテン２と可動プラテン
４の間は金型を取り付けるクランプ空間７とされ、リア
プラテン３と可動プラテン４は型締め機構６で結合され
ている。型締め機構６はトグルリンク１１（同、図示し
ていない）、ボールねじ１２、ボールナット１３、型締
め用モーター１４および前記のボールナット１３と一体
に構成されたクロスヘッド１５を備える。トグルリンク
１１は前端を可動プラテン４に、後端をリアプラテン３
に結合され、中間がクロスヘッド１５に結合されてい
る。
【００１８】また、可動プラテン４の後面にはエジェク
ト機構９が構成されており、エジェクト機構９はエジェ
クトピン１９、エジェクトプレート２０、エジェクト用
モーター２３などを備える。これらは従来と同様に図２
のように構成されるので、具体的な構成については詳し
い説明を省略する。
ト機構９が構成されており、エジェクト機構９はエジェ
クトピン１９、エジェクトプレート２０、エジェクト用
モーター２３などを備える。これらは従来と同様に図２
のように構成されるので、具体的な構成については詳し
い説明を省略する。
【００１９】そして、クロスヘッド１５とエジェクトプ
レート２０は共通のガイドロッド２６によって前後方向
の移動が案内される。ガイドロッド２６は可動プラテン
４とリアプラテン３間に、左右両側でタイバー５と平行
に配置されており、この実施例において、ガイドロッド
２６の先端は可動プラテン４の後面側に設けた取り付け
部２７に固定され、後端はリアプラテン３に前後方向で
摺動可能に貫通して支持されている。符号２８はスリー
ブでガイドロッド２６の前後方向摺動を滑らかにしてい
る。
レート２０は共通のガイドロッド２６によって前後方向
の移動が案内される。ガイドロッド２６は可動プラテン
４とリアプラテン３間に、左右両側でタイバー５と平行
に配置されており、この実施例において、ガイドロッド
２６の先端は可動プラテン４の後面側に設けた取り付け
部２７に固定され、後端はリアプラテン３に前後方向で
摺動可能に貫通して支持されている。符号２８はスリー
ブでガイドロッド２６の前後方向摺動を滑らかにしてい
る。
【００２０】この型締めユニット１が稼働されると型締
め駆動機構６によってクロスヘッド１５がガイドロッド
２６に案内されて前後に移動され、クランプ空間に取り
付けられた金型を開閉および型締めする。金型は固定プ
ラテン２、可動プラテン４の金型取り付け面におけるタ
ップ孔８を利用して固定されている。型締めされた金型
に射出ユニット側から溶融樹脂が射出され、その保圧、
冷却後、金型が開かれてエジェクト機構９が稼働され、
エジェクトプレート２０がガイドロッド２６を案内して
前進される。これにより、エジェクトピン１９によって
成形された樹脂製品が金型からが突き落とされる。な
お、ガイドロッド２６は可動プラテン４の前後移動と共
に移動し、リアプラテン３の後方に突出する量が増減す
る。
め駆動機構６によってクロスヘッド１５がガイドロッド
２６に案内されて前後に移動され、クランプ空間に取り
付けられた金型を開閉および型締めする。金型は固定プ
ラテン２、可動プラテン４の金型取り付け面におけるタ
ップ孔８を利用して固定されている。型締めされた金型
に射出ユニット側から溶融樹脂が射出され、その保圧、
冷却後、金型が開かれてエジェクト機構９が稼働され、
エジェクトプレート２０がガイドロッド２６を案内して
前進される。これにより、エジェクトピン１９によって
成形された樹脂製品が金型からが突き落とされる。な
お、ガイドロッド２６は可動プラテン４の前後移動と共
に移動し、リアプラテン３の後方に突出する量が増減す
る。
【００２１】つまり、クロスヘッド１５およびエジェク
トプレート２０は共通のガイドロッド２６を案内として
前後進される。また、ガイドロッド２６は前端が可動プ
ラテン４の後面側に設けた取り付け部２７に固定され、
後端がリアプラテン３に前後方向で摺動可能に貫通して
支持されているので、従来ガイドロッド２６を支持して
いた支持板１７やこれを定位置に維持するための連結杆
１８を必要としない。さらに、ガイドロッド２６の先端
部は可動プラテン４の後面側内側に突出して形成された
取り付け部２７にナット２９で固定されるので、可動プ
ラテン４の金型取り付け面に従来のようにロッド固定用
の孔を設ける必要はない。
トプレート２０は共通のガイドロッド２６を案内として
前後進される。また、ガイドロッド２６は前端が可動プ
ラテン４の後面側に設けた取り付け部２７に固定され、
後端がリアプラテン３に前後方向で摺動可能に貫通して
支持されているので、従来ガイドロッド２６を支持して
いた支持板１７やこれを定位置に維持するための連結杆
１８を必要としない。さらに、ガイドロッド２６の先端
部は可動プラテン４の後面側内側に突出して形成された
取り付け部２７にナット２９で固定されるので、可動プ
ラテン４の金型取り付け面に従来のようにロッド固定用
の孔を設ける必要はない。
【００２２】以上は実施例であって、本発明は図示した
具体的な構成に限定されない。型締めユニット１は竪形
の場合もある。また、型締め機構６は油圧を駆動源とす
る構造の場合もある。
具体的な構成に限定されない。型締めユニット１は竪形
の場合もある。また、型締め機構６は油圧を駆動源とす
る構造の場合もある。
【００２３】
【発明の効果】型締めユニットに従来の支持板が存在し
ないので、可動プラテンが後方に移動されても、可動プ
ラテンと後方の部材との干渉が少なくなる。これによ
り、リアプラテンと可動プラテン間の間隔を比較的小さ
く設計することが可能となる。ガイドロッドはエジェク
ト機構のガイドロッドも兼ねているので構成が簡素化さ
れ、機体重量も小さくなる。機体重量が小さくなること
は、この型締めユニットを竪形として使用する場合によ
り有利になる。ガイドロッドの前端は可動プラテンの後
面側内側に突出した取り付け部に固定するので、可動プ
ラテンの金型取り付け面にロッド固定用の孔がなく、金
型取り付け面にタップ孔を設計上の支障なく自由に形成
することができる。
ないので、可動プラテンが後方に移動されても、可動プ
ラテンと後方の部材との干渉が少なくなる。これによ
り、リアプラテンと可動プラテン間の間隔を比較的小さ
く設計することが可能となる。ガイドロッドはエジェク
ト機構のガイドロッドも兼ねているので構成が簡素化さ
れ、機体重量も小さくなる。機体重量が小さくなること
は、この型締めユニットを竪形として使用する場合によ
り有利になる。ガイドロッドの前端は可動プラテンの後
面側内側に突出した取り付け部に固定するので、可動プ
ラテンの金型取り付け面にロッド固定用の孔がなく、金
型取り付け面にタップ孔を設計上の支障なく自由に形成
することができる。
【図１】平面図（一部断面）。
【図２】斜視図（従来例）。
【図３】平面図（従来例）。
１ 型締めユニット ２ 固定プラテン ３ リアプラテン ４ 可動プラテン ５ タイバー ６ 型締め機構 ７ クランプ空間 ８ タップ孔 ９ エジェクト機構 １０ 型締め用駆動装置 １１ トグルリンク １２ ボールねじ １３ ボールナット １４ 型締め用モーター １５ クロスヘッド １６ クロスヘッド用ガイドロッド １７ 支持板 １８ 連結杆 １９ エジェクトピン ２０ エジェクトプレート ２１ プレート駆動装置 ２２ プレート用ガイドロッド ２３ エジェクト用モーター ２４ ボールねじ ２５ 固定ねじ ２６ ガイドロッド ２７ 取り付け部 ２８ スリーブ ２９ ナット
Claims (2)
- 【請求項１】 ３プラテン型の型締めユニットであっ
て、リアプラテンと可動プラテンが型締め機構で結合さ
れると共に可動プラテンにエジェクト機構が設けられて
おり、 型締め機構は型締め用駆動装置とトグルリンクで構成さ
れ、型締め用駆動装置はボールねじ・ナットと型締め用
モーターを備え、 ボールねじは前後方向に配置されて型締め用モーターで
駆動回転されるものであり、後端部がリアプラテンに軸
支され前部にトグルリンクのクロスヘッドと一体のボー
ルナットが螺合されており、 トグルリンクは後端がリアプラテンに、前端が可動プラ
テンに結合され、かつ、中間部がクロスヘッドに結合さ
れてクロスヘッドが前後移動することにより伸縮される
構造であり、 エジェクト機構は、可動プラテンを前後方向に貫通して
配置されるエジェクトピンを備えたエジェクトプレート
とこれを前後に移動するプレート駆動装置で構成されて
おり、 クロスヘッドとエジェクトプレートが、可動プラテンと
リアプラテン間にタイバーと平行に配置された共通のガ
イドロッドによって前後方向の移動が案内されているこ
とを特徴とした射出成形機の型締めユニット。 - 【請求項２】 請求項１に記載した型締めユニットであ
って、クロスヘッドとエジェクトプレートに共通のガイ
ドロッドが、前端を可動プラテンの後面側に設けた取り
付け部に固定され、後端がリアプラテンに前後方向で摺
動可能に貫通して支持されていることを特徴とした射出
成形機の型締めユニット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2345894A JPH07205237A (ja) | 1994-01-26 | 1994-01-26 | 射出成形機の型締めユニット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2345894A JPH07205237A (ja) | 1994-01-26 | 1994-01-26 | 射出成形機の型締めユニット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07205237A true JPH07205237A (ja) | 1995-08-08 |
Family
ID=12111072
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2345894A Pending JPH07205237A (ja) | 1994-01-26 | 1994-01-26 | 射出成形機の型締めユニット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07205237A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5909926A (en) * | 1996-09-04 | 1999-06-08 | Hi-Tech Seating Products, Inc. | Vehicle seating assembly |
| CN106660246A (zh) * | 2014-07-01 | 2017-05-10 | 东芝机械株式会社 | 开闭装置及成型装置 |
| WO2017164421A1 (ja) * | 2016-03-25 | 2017-09-28 | 住友重機械工業株式会社 | 射出成形機 |
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