JPH07205152A - 塗装プラスチック成形体の処理方法及び再生方法 - Google Patents

塗装プラスチック成形体の処理方法及び再生方法

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JPH07205152A
JPH07205152A JP307794A JP307794A JPH07205152A JP H07205152 A JPH07205152 A JP H07205152A JP 307794 A JP307794 A JP 307794A JP 307794 A JP307794 A JP 307794A JP H07205152 A JPH07205152 A JP H07205152A
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JP
Japan
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plastic molded
coating film
molded product
anhydride
coated
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JP307794A
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English (en)
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Toshio Kato
藤 敏 夫 加
Mitsumasa Minafuji
藤 光 雅 皆
Yukitaka Goto
藤 幸 孝 後
Takao Tayano
孝 夫 田谷野
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Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
Mitsubishi Chemical Corp
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Publication date
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    • Y02W30/62Plastics recycling; Rubber recycling

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  • Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)
  • Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 塗膜をプラスチック成形体より分離除去せず
に再生し、表面外観を損なうことのない安価なプラスチ
ック再生品を得る。 【構成】 表面の少なくとも一部が塗装されたプラスチ
ック成形体を、破砕或いは破砕せずに、酸無水物を該プ
ラスチック成形体100重量部に対して0.01〜10
重量部添加して、実質上に水の不存在下に180〜32
0℃の温度で溶融混練して、塗膜を分解反応で微細化さ
せることを特徴とする、塗装プラスチック成形体の処理
方法。及び、更に、これを再度溶融成形する塗装プラス
チック成形体の再生方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、塗装されたプラスチッ
ク成形体を安価で良好な再生品に再生するための処理及
び再生方法に関するものである。更に詳細には、塗膜を
プラスチック成形体より積極的に分離除去するのではな
く、変質化、微細化させることによりプラスチック素材
中に混合分散させて、再生品の物性を低下させず、ま
た、表面外観を損なうことのない程度にまで微細分散す
る、安価で、かつ低公害の再生処理技術に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、プラスチックは使用後に焼却した
り、他のごみと一緒に土の中に埋めていた。しかし、該
焼却で大気中の炭酸ガス濃度が上昇し、地球の温暖化を
促進することになり、また、土の中に埋めても微生物に
よって分解されず、そのまま残存することから、その埋
蔵される量も増える一方で、その処理に困っているとい
う問題があった。
【0003】近年、資源の再利用や、地球環境の保全の
ために、プラスチックのリサイクル化が叫ばれるように
なって、益々この問題が重要になってきた。しかし、使
用済みのプラスチックをリサイクルして再利用するため
には、困難な種々の問題を解決しなければならない。そ
の問題点の一つとして、最終製品として使用されるプラ
スチックは、その素材に単一成分を使用することもある
が、異種材料を複合化することによって最終製品が得ら
れることが多く、このような複合化された最終製品を、
使用の後に、そのまま異種材料を分離せずに再使用する
と、それぞれのプラスチックの素材自体が有している本
来の優れた物性が著しく損なわれてしまって、そのよう
な素材より再生された製品は必要とする強度などの物性
が得られなかったり、外観などの意匠性も著しく損なわ
れたものとなってしまう。例えば、プラスチックに塗装
を施した最終製品を、使用後にそのまま粉砕して、押出
機にて再度ペレット化し、成形機にて再度成形すると、
得られた再生品は上記プラスチックの表面に形成されて
いた塗膜が微分散されず、再生品中にそのまま残存し、
この塗膜が再生樹脂中の混練一体化を阻止して、再生品
の物性を著しく低下させたり、表面外観も著しく低下さ
せてしまって、実用品となるような製品を得ることがで
きなかった。
【0004】従って、プラスチックに塗装を施した最終
製品から塗膜を剥離除去する技術として、以下に示す
〜等の種々の技術が考えられる。しかしながら、これ
ら技術から得られる製品はいずれも実用性に問題があ
る。 塗装されたプラスチック製品から塗膜を除去する方
法としては、押出機内でプラスチックを溶融し、溶融し
ない塗膜を金網などのスクリーンにより濾別分離する方
法も考えられるが、このような方法はスクリーンの目詰
まりが起こり、押出圧力が著しく増加して押出量が減少
し生産量が著しく低下すると共に、塗膜の除去効果が悪
く良好な再生品を得ることができない。また、スクリー
ンでの閉塞による生産効率の低下をカバーするために自
動化されたフィルター交換器を装備したり、濾過面積を
大きく取ることも考えられるが、いずれの方法も満足す
ることができる技術ではない。
【0005】 塗装されたプラスチック製品から塗膜
を除去するために、強アルカリを大量に用いて塗膜を加
水分解し洗浄して、製品中に塗膜を混入させない方法も
考えられるが、別途廃水処理などの設備が必要になるこ
とから、かえって処理コストが高くなり、現実的な技術
ではない。
【0006】 塗装されたプラスチック製品から塗膜
を除去するために、有機溶媒を用いて塗膜を膨潤剥離し
て除去する方法も有効な方法であると考えられるが、コ
ストが高くなると共に、有機溶媒の使用による環境汚染
等も懸念される。
【0007】 特開平2−273207号公報には、
プラスチック表面の塗膜を軟質の研磨材を用いてブラス
ト加工して、剥離し、再生する方法が提案されている。
しかし、該方法は塗装表面が複雑な形状をしている場合
においては処理効率が低下するばかりでなく、完全に塗
膜を除去することは困難である。また、形状の異なる製
品を連続的に処理するには不向きな技術である。
【0008】 塗装プラスチック成形体を混練機を用
いて水で分解させる方法、すなわち、反応促進剤として
ジブチル錫ラウリレート等の有機錫化合物を使用する方
法、が提案されているが、ここで用いられる有機錫化合
物は有害になる可能性がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記のように塗装され
たプラスチック成形体を、如何に低コストで、かつ高品
質のプラスチック成形体にリサイクルできる技術を完成
することができるか否かについては、環境問題の観点か
らだけでなく、経済的な点を無視して実施することがで
きないので、産業界において極めて重大な局面に立たさ
れているのが現状である。本発明は塗装されたプラスチ
ック成形体の有効な処理方法及び再生方法に関するもの
であり、塗膜をプラスチック成形体から積極的に分離除
去するのではなく、変質化、微細化させることによりプ
ラスチック素材中に混合分散させて、再生品の物性を低
下させず、また、表面外観を損なうことのない程度にま
で微細分散する、安価で、かつ低公害の再生処理技術を
提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
[発明の概要]本発明者らは、上記問題点に鑑みて鋭意
研究を重ねた結果、塗膜が形成されたプラスチック成形
体より塗膜を積極的に分離除去しなくとも、変質化、微
細化することによって再生品の物性に影響を及ぼさない
程度にまで改質すれば、これを再度溶融成形しても、良
好な物性を保持したままの再生成形品を得ることができ
るとの知見に基づき本発明を完成するに至ったものであ
る。すなわち、本発明の塗装プラスチック成形体の処理
方法は、表面の少なくとも一部が塗装されたプラスチッ
ク成形体を破砕或いは破砕せずに、該プラスチック成形
体100重量部に対して酸無水物を0.01〜10重量
部添加して、実質上に水の不存在下に180〜320℃
の温度で溶融混練して、塗膜を分解反応で微細化させる
ことを特徴とするものである。また、本発明のもう一つ
の発明である塗装プラスチック成形体の再生方法は、表
面の少なくとも一部が塗装されたプラスチック成形体を
破砕或いは破砕せずに、該プラスチック成形体100重
量部に対して酸無水物を0.01〜10重量部添加し
て、実質上に水の不存在下に180〜320℃の温度で
溶融混練して、塗膜を分解反応で微細化させ、これに他
の任意成分を混合し又は混合せずに溶融成形することを
特徴とするものである。
【0011】[発明の具体的説明] [I] 塗装プラスチック成形体の処理方法 (1) 原 料 (a) 塗装プラスチック成形体 本発明の塗装プラスチック成形体の処理方法において用
いられる、表面の少なくとも一部が塗装されたプラスチ
ック成形体とは、成形体基材の外表面、内表面を問わず
その一部に塗装が施されたプラスチック製品であり、こ
れらはその本来の用途にて使用された製品、或いは、使
用することを目的として製造されたが製造の途中で不良
品となってしまったもの等を意味するものである。上記
プラスチック製品とは、熱可塑性樹脂を射出成形、押出
成形、ブロー成形、トランスファー成形、プレス成形等
の各種成形方法によって、自動車のバンパー、ホイール
キャップ、サイドモール等の自動車外装部品、インスツ
ルメントパネル、レバー、内張り等の内装部品、掃除
機、洗濯機、冷蔵庫、照明器具、オーディオ機器等の電
気製品、カラーボックス、収納ケース等の各種日用雑貨
品等の各種形状に成形した成形体基材の外表面、内表面
を問わずその少なくとも一部に塗装が施されたものより
なる製品全般のことである。
【0012】(b) 成形体基材 上記熱可塑性樹脂よりなる成形体基材の具体例として
は、ポリエチレンやポリプロピレン等に代表されるオレ
フィン系樹脂、ポリエチレンテレフタレートやポリブチ
レンテレフタレート等の熱可塑性ポリエステル樹脂、ポ
リアミド、ポリカーボネート、ポリフェニレンエーテ
ル、ポリオキシメチレン等のエンジニアリング樹脂、ア
クリロニトリル・スチレン共重合体やアクリロニトリル
・スチレン・ブタジエン共重合体等のスチレン系樹脂、
又は、これら各樹脂の複合材(含むアロイ)等を用いて
成形したものを挙げることができる。これら熱可塑性樹
脂よりなる成形体基材の中では、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン等に代表されるオレフィン系樹脂又はそれを用
いた複合材で、特にそのオレフィン系樹脂成分が30重
量%以上のもの、或いは、ポリアミド、ポリカーボネー
ト、ポリフェニレンエーテル、ポリオキシメチレン等の
エンジニアリング樹脂又はその複合材、アクリロニトリ
ル・スチレン共重合体、アクリロニトリル・スチレン・
ブタジエン共重合体等のスチレン系樹脂又はその複合材
を用いて成形したものが好ましい。これら成形体基材の
中には、上記熱可塑性樹脂以外の成分、例えばタルク、
ガラス繊維、酸化チタン、カーボン等の無機フィラー、
天然ゴム、エチレン・プロピレン共重合ゴム、スチレン
・ブタジエンゴム、アクリルニトリル・ブタジエンゴ
ム、イソプレンゴム、ウレタンゴム、スチレン・ジエン
ブロック共重合体の水添物等のゴム成分、キナクリド
ン、フェロシアンブルー等の有機顔料等の配合材を含ん
でいるものでも良い。
【0013】(c) 塗 装 上記成形体基材に塗装を施して成形体基材の表面に塗膜
を形成した塗装プラスチック成形体を形成するために用
いられる塗料としては、一般に広く用いられている有機
溶剤系塗料、水溶性樹脂塗料、水分散性樹脂塗料及び水
性エマルジョン塗料等を挙げることができる。これら塗
料の具体例としては、塗料の樹脂成分がアクリル系、エ
ポキシ系、ポリエステル系、アルキッド系等であり、架
橋成分がウレタン系、メラミン系からなる塗料を挙げる
ことができる。これら塗料は一般に成形体基材に対して
10重量%以下、好ましくは7重量%以下、特に好まし
くは5〜0.01重量%の範囲で用いられたものであ
る。プラスチック成形体基材への塗装に際しての表面改
質方法としては、プライマー塗布、プラズマ処理、或い
は、その他の技術であっても良く、これらの表面改質方
法の違いは本発明の再生処理に何等の影響を及ぼすこと
がない。
【0014】(2) 小片化処理(破砕処理) 上記塗装プラスチック成形体は、混練機で後記溶融混練
処理を行なう際に、そのままの大きさでは混練機を通す
ことができない場合には予め小片化処理(破砕処理)が
施される。小片化処理(破砕処理)を行なう場合には、
塗装プラスチック成形体をどの様な大きさになるまで破
砕を行なうかについて特別に制限されることはないが、
この小片化処理によって、一般に1cm〜1mm程度の
大きさにまで破砕或いは切削して使用することが好まし
い。このように破砕或いは切削されたプラスチックは1
mm未満の微粒子を含んでいても、或いは1cmを超え
る大きさの粒子を多少含んでいても、その後の処理に特
別な支障はない。
【0015】(3) 酸無水物の添加 (a) 添 加 上記塗装されたプラスチック成形体を溶融混練させなが
ら、その塗膜成分を分解して塗膜を変質化及び微細化さ
せるために、酸無水物を添加することが重要である。酸
無水物以外の有機モノカルボン酸やジカルボン酸等で
は、塗装されたプラスチック成形体の塗膜成分の分解反
応が有効に生じないので、塗膜の変質化や微細化を行な
うことができず、本発明の効果を発揮させることはでき
ない。
【0016】(b) 酸無水物 塗装されたプラスチック成形体に添加される酸無水物と
しては、無水酢酸、無水プロピオン酸、無水酪酸、無水
イソ酪酸、無水吉草酸、無水ヘキサン酸、無水オクタン
酸、無水ラウリン酸、無水クロトン酸、無水琥珀酸、無
水メチル琥珀酸、無水グルタル酸、無水2−メチルグル
タル酸、無水3−メチルグルタル酸、無水マレイン酸、
無水シトラコン酸、無水イタコン酸、無水2−メチレン
グルタル酸、無水3−メチレングルタル酸、無水安息香
酸、無水フタル酸、無水トリメリット酸、無水ピロメリ
ット酸、無水1,8−ナフタル酸、無水イサト酸、ヘキ
サヒドロ無水フタル酸、テトラヒドロ無水フタル酸、無
水ノルボナンジカルボン酸、無水ノルボルネンジカルボ
ン酸、無水シクロペンタンテトラカルボン酸、無水シク
ロヘキサンテトラカルボン酸、無水クロレンド酸等を挙
げることができる。これらの中で好ましい酸無水物とし
ては、無水琥珀酸、無水マレイン酸、無水フタル酸、無
水ピロメリット酸、ヘキサヒドロ無水フタル酸、テトラ
ヒドロ無水フタル酸、無水酢酸。無水プロピオン酸、無
水イソ酪酸、無水メチル琥珀酸、無水グルタル酸、無水
2−メチルグルタル酸、無水イタコン酸、無水2−メチ
レングルタル酸、無水安息香酸、無水1,8−ナフタル
酸、無水クロレンド酸を挙げることができる。特に好ま
しい酸無水物としては、無水琥珀酸、無水マレイン酸、
無水フタル酸、無水ピロメリット酸、ヘキサヒドロ無水
フタル酸、テトラヒドロ無水フタル酸を挙げることがで
きる。
【0017】(c) 添加量 上記酸無水物の添加量は、塗装プラスチック成形体の破
砕物又は未破砕物100重量部に対して、一般に0.0
1〜10重量部、好ましくは0.05〜3重量部、特に
好ましくは0.1〜2重量部の範囲である。添加量が上
記範囲を超える場合には、それ以上の効果が期待されな
くなりコスト的に不利となるので好ましくはない。ま
た、上記範囲未満の場合には処理の効果を十分に発揮す
ることができなくなるので好ましくない。
【0018】(4) 溶融混練処理 (a) 実質上に水の不存在下 溶融混練処理は、実質上に水の不存在下に行なわれる。
この「実質上に水の不存在下」とは、本発明の効果を著
しく低下させない程度の範囲内でなら水が存在していて
も良いことを意味する。従って、プラスチック成形体の
表面に付着した砂、泥、油等の汚れを水によって洗浄処
理した場合は、ある程度の乾燥処理が必要である。別の
方法として、次項の溶融混合物の最初の混練部分で酸無
水物を添加する前に、脱水脱気する方法も可能である。
【0019】(b) 溶融混練 本発明の塗装プラスチック成形体の処理方法において行
なわれる溶融混練処理においては、塗装プラスチック成
形体の破砕物或いは未破砕物に、塗膜成分を分解させて
変質化するための物質である上記酸無水物を添加し、こ
れを混練機内で溶融状態で混練することにより変質化さ
せ、該混練機内の混練用回転軸と溶融状態のプラスチッ
クとの剪断力によって上記変質した塗膜を微細化させ
て、該塗膜をプラスチック基材中に均一に分散させ、プ
ラスチック基材の物性が再生品の物性に影響を及ぼさな
い程度にまで改質する。この様な溶融混練処理は、下記
の温度、時間等の条件下で溶融混練されることによって
実施される。
【0020】<処理温度>上記溶融混練処理の温度は、
成形体の基材プラスチックの種類と塗料用樹脂の熱的性
質とも関係するが、180〜320℃、好ましくは20
0〜300℃の温度範囲内で行なわれる。上記範囲未満
の処理温度であると処理時間が長くなったり、処理が不
完全となるので避けなければならない。また、上記範囲
を超える処理温度であると原料が著しく劣化するように
なるので好ましくない。
【0021】<処理時間>上記溶融混練処理に要する時
間も、成形体の基材プラスチックの種類や、塗膜の厚み
及び素材の種類等によって異なるが、一般に0.1〜5
分間、好ましくは0.1〜3分間が適当である。上記範
囲未満の処理時間であると、処理が不完全となり、物性
が不良となるので避けなければならない。また、上記範
囲を超える処理時間であると原料が劣化して物性が不良
となるので望ましくない。
【0022】<処理効果>プラスチック成形体の塗膜は
一般に溶融し難いが、上記溶融混練処理を施すことによ
って、酸無水物の存在下で上記処理条件下に処理されて
塗膜を構成する重合体の分解が促進され、塗膜が微細化
されて、塗膜成分が再生品の物性に影響を及ぼさない程
度になる。
【0023】(c) 溶融混練処理装置 <溶融混練装置>本発明の塗装プラスチック成形体の処
理方法における溶融混練処理工程に用いられる溶融混練
処理装置としては、成形体基材のプラスチックを溶融
し、処理媒体の酸無水物を無水物のまま接触させること
のできる装置である。該溶融混練処理で使用することが
できる溶融混練機の具体例としては、ロール、ブラベン
ダープラストグラフ、ニーダー、一軸又は二軸の押出機
等、通常の混練用機器があるが、作業性及び後述の濾過
のし易さの点で一軸又は二軸の押出機を使用することが
最も好ましい。
【0024】(5) 濾 過 上記溶融混練処理を施した材料は、これにより良好な物
性を保持した再生成形品を得ることができるが、溶融混
練処理の後、十分に処理されない一部の塗膜が再生成形
品中に残存していると再生成形品の物性を低下させる虞
があるので、これら一部の塗膜を押出機に装着した目開
きが一般に10〜120μm、好ましくは16〜40μ
mの金属網フィルターで除去することにより、更に良好
な物性を保持した再生成形品を得ることができる。該フ
ィルターの目開きが小さすぎると目詰まり等で作業効率
が上がらない。一方、大きすぎると濾過効果が十分でな
くなるので好ましくない。一般的に混練機により塗装プ
ラスチック成形体を溶融混練し、フィルターで濾過する
方法は、混練機の機械的な細分化する能力のみでは、塗
膜を細分化して基材樹脂と均一化させることができる効
果は小さく、フィルターを使用しても目詰まりが激しく
なるだけで実用的ではなかった。これに対して、塗装プ
ラスチック成形体の塗膜を混練機を用いて溶融しなが
ら、酸無水物で分解された塗膜は、混練機により細分化
され易くなっている。ただ、塗膜のごく一部分は、十分
に細分化されないで残存することがあるため、これをフ
ィルターで濾過することを付加することにより除去し
て、更に良好な物性を保持した再生成形品とすることが
できる。
【0025】[II] プラスチック成形体の再生 (1) 配 合 上記溶融混練処理した成形体のプラスチック基材は、再
生利用されるが、この際に未使用のプラスチックや他の
付加的成分を混ぜて使用することもできる。未使用のプ
ラスチックは処理品のプラスチックと同種のプラスチッ
クでも異種のプラスチックを使用しても良い。また、他
の付加的成分の例としては例えば以下のものを挙げるこ
とができる。すなわち、ヒンダードフェノール系、硫黄
系、燐系等の酸化防止剤、ヒンダードアミン系、トリア
ゾール系、ベンゾフェノン系、ベンゾエート系、ニッケ
ル系、サリチル酸系等の光安定剤、帯電防止剤、滑剤、
過酸化物等の分子量調整剤、金属不活性化剤、有機及び
無機系の核剤、中和剤、制酸剤、防菌剤、蛍光増白剤、
充填剤、難燃助剤等が挙げられる。
【0026】(2) 成 形 上記溶融処理した成形体基材の成形方法としては、射出
成形、押出成形、ブロー成形、トランスファー成形、プ
レス成形などの各種成形方法を採用することができる。
成形条件はプラスチックの性質、成形品の形状等によっ
て適宜設定される。
【0027】(3) 塗 装 成形体基材の再生成形品は、前記有機溶剤系塗料、水溶
性樹脂塗料、水分散性樹脂塗料及び水性エマルジョン塗
料などの塗料を再度塗布することによって、再び塗装プ
ラスチック成形体とすることもできる。
【0028】(4) 製 品 上記再生プラスチック成形体は、各種工業製品として再
度適用することができる。具体的には、自動車のバンパ
ー、ホイールキャップ、サイドモール等の自動車外装部
品、インスツルメントパネル、レバー、内張り等の内装
部品、掃除機、洗濯機、冷蔵庫、照明器具、オーディオ
機器等の電気製品、カラーボックス、収納ケース等の各
種日用雑貨品等を挙げることができる。
【0029】
【実施例】本発明の塗装プラスチック成形体の処理方法
及びその再生方法について、更に詳細に説明するため、
以下にその実施例及び比較例を挙げて具体的に説明す
る。下記の実施例及び比較例中の評価は以下に示す評価
方法により測定したものである。 [I] 評価方法 (1) IZOD衝撃強度 JIS−K7203に準拠し23℃と−30℃で測定し
た。 (2) 製品外観 射出成形品(120mm×80mm、厚み2mm)の表
面を目視にて観察し、下記の評価基準にて評価を行なっ
た。 ○ :塗膜を含まない基材のみで成形した成形品表面と
同等で表面荒れが観察されないもの、 ○:基材のみで成形した表面とほぼ同等であるが、表
面に小さな凹凸が少し観察されるもの、 × :塗膜の一部が表面に観察され表面荒れが著しいも
の、
【0030】[II] 実験例 実施例1 (1) 破砕処理 使用済みのウレタン結合を含む塗膜付きポリプロピレン
複合材自動車バンパーを、ホーライ社製BO−3084
型破砕機により約5mm角程度の大きさにまで破砕し
た。 (2) 溶融混練処理 この塗装プラスチック製品の破砕物に、無水フタル酸
を、破砕物100重量部に対し、0.5重量部の割合で
添加し、東芝機械社製TEM35二軸押出機を用いて、
バレル設定温度250℃、スクリュウ回転数250rp
mの条件下で、1分間溶融混練処理した後、ペレタイザ
ーでペレットを製造した。 (3) 成 形 上記ペレットを日本製鋼社製J−100型射出成形機に
て、成形温度210℃、射出圧500kg/cm2 の条
件下で成形して、再生品の物性測定用の試験片を得た。 (6) 物性測定 上記成形機により成形された試験片を用いて、前記物性
の測定方法により物性の測定を行なった。その結果を表
1に示す。
【0031】実施例2 (1) 破砕処理 使用済みのウレタン結合を含む塗膜付きポリプロピレン
複合材自動車バンパーを、ホーライ社製BO−3084
型破砕機により約5mm角程度の大きさにまで破砕し
た。 (2) 溶融混練処理 この塗装プラスチック製品の破砕物に、無水マレイン酸
を、破砕物100重量部に対し、0.5重量部の割合で
添加し、東芝機械社製TEM35二軸押出機を用いて、
バレル設定温度250℃、スクリュウ回転数250rp
mの条件下で、1分間溶融混練処理した後、ペレタイザ
ーでペレットを製造した。 (3) 成 形 上記ペレットを日本製鋼社製J−100型射出成形機に
て、成形温度210℃、射出圧500kg/cm2 の条
件下で成形して、再生品の物性測定用の試験片を得た。 (6) 物性測定 上記成形機により成形された試験片を用いて、前記物性
の測定方法により物性の測定を行なった。その結果を表
1に示す。
【0032】実施例3 (1) 破砕処理 使用済みのウレタン結合を含む塗膜付きポリプロピレン
複合材自動車バンパーを、ホーライ社製BO−3084
型破砕機により約5mm角程度の大きさにまで破砕し
た。 (2) 溶融混練処理 この塗装プラスチック製品の破砕物に、無水フタル酸
を、破砕物100重量部に対し、0.5重量部の割合で
添加し、東芝機械社製TEM35二軸押出機を用いて、
バレル設定温度250℃、スクリュウ回転数250rp
mの条件下で、1分間溶融混練処理した後、押出機出口
に目開き40μmの金網フィルターで濾過しながら押し
出し、ペレタイザーでペレットを製造した。 (3) 成 形 上記ペレットを日本製鋼社製J−100型射出成形機に
て、成形温度210℃、射出圧500kg/cm2 の条
件下で成形して、再生品の物性測定用の試験片を得た。 (6) 物性測定 上記成形機により成形された試験片を用いて、前記物性
の測定方法により物性の測定を行なった。その結果を表
1に示す。
【0033】比較例1 実施例1の「 (1) 破砕処理」において製造した塗装プ
ラスチック製品の破砕物を、「 (2) 溶融混練処理」に
て添加した無水フタル酸を添加せずに東芝機械社製TE
M35二軸押出機を用いて、バレル設定温度250℃、
スクリュウ回転数250rpmの条件下で、1分間溶融
混練処理した後、ペレタイザーでペレットを製造した。
上記ペレットを実施例1の「 (3) 成 形」にて用いた
射出成形機にて、再生品の物性測定用の試験片を成形
し、物性の測定を行なった。その結果を表1に示す。
【0034】実施例4 (1) 破砕処理 使用済みのメラミン結合を含む塗膜付きポリプロピレン
複合材自動車バンパーを、ホーライ社製BO−3084
型破砕機により約5mm角程度の大きさにまで破砕し
た。 (2) 溶融混練処理 この塗装プラスチック製品の破砕物に、無水フタル酸
を、破砕物100重量部に対し、0.5重量部の割合で
添加し、東芝機械社製TEM35二軸押出機を用いて、
バレル設定温度250℃、スクリュウ回転数250rp
mの条件下で、1分間溶融混練処理した後、ペレタイザ
ーでペレットを製造した。 (3) 成 形 上記ペレットを日本製鋼社製J−100型射出成形機に
て、成形温度210℃、射出圧500kg/cm2 の条
件下で成形して、再生品の物性測定用の試験片を得た。 (6) 物性測定 上記成形機により成形された試験片を用いて、前記物性
の測定方法により物性の測定を行なった。その結果を表
2に示す。
【0035】実施例5 (1) 破砕処理 使用済みのウレタン結合を含む塗膜付きポリプロピレン
複合材自動車バンパーを、ホーライ社製BO−3084
型破砕機により約5mm角程度の大きさにまで破砕し
た。 (2) 溶融混練処理 この塗装プラスチック製品の破砕物に、無水マレイン酸
を、破砕物100重量部に対し、0.5重量部の割合で
添加し、東芝機械社製TEM35二軸押出機を用いて、
バレル設定温度250℃、スクリュウ回転数250rp
mの条件下で、1分間溶融混練処理した後、ペレタイザ
ーでペレットを製造した。 (3) 成 形 上記ペレットを日本製鋼社製J−100型射出成形機に
て、成形温度210℃、射出圧500kg/cm2 の条
件下で成形して、再生品の物性測定用の試験片を得た。 (6) 物性測定 上記成形機により成形された試験片を用いて、前記物性
の測定方法により物性の測定を行なった。その結果を表
2に示す。
【0036】比較例2 実施例4の「 (1) 破砕処理」において製造した塗装プ
ラスチック製品の破砕物を、「 (2) 溶融混練処理」に
て添加した無水フタル酸を添加せずに東芝機械社製TE
M35二軸押出機を用いて、バレル設定温度250℃、
スクリュウ回転数250rpmの条件下で、1分間溶融
混練処理した後、ペレタイザーでペレットを製造した。
上記ペレットを実施例1の「 (3) 成 形」にて用いた
射出成形機にて、再生品の物性測定用の試験片を成形
し、物性の測定を行なった。その結果を表2に示す。
【0037】
【表1】
【0038】
【表2】
【0039】
【発明の効果】このような本発明の塗装プラスチック成
形体の処理方法は、塗膜をプラスチック成形体より分離
せずに、塗装されているプラスチック成形体を破砕し、
これに分解反応を生じせしめる酸無水物を添加し、混練
機で溶融混練しつつ、塗膜成分を分解、変質化し微細化
させることにより再生することができるので、物性、表
面外観を損なうことのないプラスチックを安価にリサイ
クルすることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 23:00 25:00 (72)発明者 田谷野 孝 夫 三重県四日市市東邦町1番地 三菱油化株 式会社四日市総合研究所内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表面の少なくとも一部が塗装されたプラス
    チック成形体を破砕或いは破砕せずに、該プラスチック
    成形体100重量部に対して酸無水物を0.01〜10
    重量部添加して、実質上に水の不存在下に180〜32
    0℃の温度で溶融混練して、塗膜を分解反応で微細化さ
    せることを特徴とする、塗装プラスチック成形体の処理
    方法。
  2. 【請求項2】塗膜を微細化させた後、目開き10〜12
    0μmの金属製網フィルターで濾過する請求項1に記載
    の塗装プラスチック成形体の処理方法。
  3. 【請求項3】プラスチック成形体が、オレフィン系樹
    脂、エンジニアリング樹脂又はスチレン系樹脂製の成形
    体である、請求項1又は2に記載の塗装プラスチック成
    形体の処理方法。
  4. 【請求項4】塗装が、その塗料の樹脂成分がアクリル系
    又はポリエステル系のいずれかであり、架橋成分がウレ
    タン系或いはメラミン系である、請求項1又は2に記載
    の塗装プラスチック成形体の処理方法。
  5. 【請求項5】表面の少なくとも一部が塗装されたプラス
    チック成形体を破砕或いは破砕せずに、該プラスチック
    成形体100重量部に対して酸無水物を0.01〜10
    重量部添加して、実質上に水の不存在下に180〜32
    0℃の温度で溶融混練して、塗膜を分解反応で微細化さ
    せた後、これに他の任意成分を混合し又は混合せずに溶
    融成形することを特徴とする、塗装プラスチック成形体
    の再生方法。
  6. 【請求項6】塗膜を微細化させた後、目開き10〜12
    0μmの金属製網フィルターで濾過する請求項5に記載
    の塗装プラスチック成形体の再生方法。
  7. 【請求項7】プラスチック成形体が、オレフィン系樹
    脂、エンジニアリング樹脂又はスチレン系樹脂製の成形
    体である、請求項5又は6に記載の塗装プラスチック成
    形体の再生方法。
  8. 【請求項8】塗装が、その塗料の樹脂成分がアクリル系
    又はポリエステル系のいずれかであり、架橋成分がウレ
    タン系或いはメラミン系である、請求項5又は6に記載
    の塗装プラスチック成形体の再生方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004058481A (ja) * 2002-07-30 2004-02-26 Nissan Motor Co Ltd リサイクル樹脂製品の製造方法及び自動車用樹脂部品

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2004058481A (ja) * 2002-07-30 2004-02-26 Nissan Motor Co Ltd リサイクル樹脂製品の製造方法及び自動車用樹脂部品

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