JPH07204687A - 実験動物用尿石防止剤溶解器及びその使用方法 - Google Patents

実験動物用尿石防止剤溶解器及びその使用方法

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JPH07204687A
JPH07204687A JP1488594A JP1488594A JPH07204687A JP H07204687 A JPH07204687 A JP H07204687A JP 1488594 A JP1488594 A JP 1488594A JP 1488594 A JP1488594 A JP 1488594A JP H07204687 A JPH07204687 A JP H07204687A
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JP
Japan
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dissolver
water
drug
toy
outflow
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JP1488594A
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Eiji Takemura
英二 竹村
Hiroki Nanba
博樹 南場
Mitsuo Takamine
満男 高峰
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Nippon Soda Co Ltd
Original Assignee
Nippon Soda Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】洗浄水タンクを有しない水洗式実験動物飼育架
台に設置でき、かつ、効果的に尿石防止剤を溶解し洗浄
水に添加する溶解器及びその使用方法を提供する。 【構成】薬剤及び薬液を収納する本体、本体に設けられ
た薬液流出孔、及び本体の上部又は側面部に設けられた
溶解水流入口を有することを特徴とする実験動物用尿石
防止剤溶解器及びその使用方法。 【効果】本発明の実験動物用尿石防止剤溶解器及びその
使用方法は、薬剤を効率的かつ薬剤投入後の時間に関係
なく一定量づつの薬剤を洗浄水に溶解させ、水洗式実験
動物飼育架台の「トイ」面の尿石を効率的に防止するも
のである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、実験動物用尿石防止剤
溶解器に係り、更に詳しくは、一定時間毎に洗浄水を流
し、実験動物が排出したフン尿を水洗除去する水洗式実
験動物飼育架台の洗浄水中に微少量ずつ添加することに
より架台のフン尿受けの「トイ」に付着する尿石を効果
的に防止する薬剤の溶解器及びその使用方法に関する。
【0002】
【従来の技術】実験動物を底がかご状のケージ内で飼育
し、このケージを動物が排出したフン尿を受ける「ト
イ」を有する架台に設置し、一定時間毎に洗浄水を「ト
イ」に流し排出されたフン尿を洗い流す方法は、実験動
物の飼育方法として広く採用されている。
【0003】しかしながら、この架台は長時間使用する
と「トイ」に尿の分解により生成する尿石と呼ばれるス
ケールが強固に付着し、悪臭を発生させ、かつ雑菌の繁
殖を増加させ、実験動物の飼育環境を悪化させることが
知られている。従来、この尿石は一定期間毎に強酸性の
洗浄剤で溶解除去するか、毎日スチールだわし等により
研磨して物理的に除去してきた。
【0004】一方、本発明者は酸性物質と界面活性剤の
混合物を「トイ」の洗浄水中に微小量ずつ添加すること
により、「トイ」への尿石の付着を防止する薬剤(特願
平4−158517)及びその薬剤を洗浄水中に効果的
に溶解させる溶解器(特願平4−158518)を提案
し、一部実用に供している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】水洗式実験動物飼育架
台の「トイ」に付着した尿石を強酸性の洗浄剤で溶解除
去する方法は、尿石と洗浄剤との反応により刺激性のガ
ス、ミスト等を発生させるために、実験動物を飼育した
状態では作業を実施できない。また、作業を実施する際
には飼育中の実験動物を他の施設に移動して行わねばな
らず、頻繁に作業を実施することは困難であり、除去後
の一定期間は「トイ」への尿石付着は微少量であるが、
その後は多量の尿石が付着した状態で実験動物を飼育し
なければならなくなる。
【0006】上記の毎日「トイ」をスチールだわし等で
人力により研磨する方法は有効であり、実験動物への影
響も少ないが、この作業を完全に実施するには、多くの
飼育要員が必要で経済上問題があり実際に実施されてい
る例は少ない。
【0007】一方、本発明者等が提案し、実用に供して
いる酸性物質と界面活性剤の混合物を「トイ」の洗浄水
中に微小量ずつ添加することにより、「トイ」への尿石
の付着を防止する薬剤とその薬剤を洗浄水中に効果的に
溶解させる溶解器を使用する方法は、上記の方法に比し
て、実験動物への影響もなく、作業者に過度の労力を掛
けることもなく尿石が防止できる優れた方法であるが、
溶解器が洗浄水タンク内に設置して使用するタイプのも
のであるため、洗浄水タンクを有しない方式の水洗式実
験動物飼育架台には使用できない。
【0008】すなわち、本発明の目的は、洗浄水タンク
を有しない水洗式実験動物飼育架台に設置でき、効果的
に尿石防止剤を溶解し洗浄水に添加する溶解器及び該溶
解器の使用方法を提供することである。
【0009】
【問題点を解決するための方法】本発明者等は、鋭意研
究の結果、薬剤を収納する溶解器を水洗式実験動物飼育
架台の「トイ」の最上部に設置し、洗浄水の一部を溶解
器内に取り入れて薬剤を溶解させ、薬剤を溶解させた洗
浄水(以下、薬液と記す)を「トイ」に流すことによ
り、「トイ」に付着する尿石の発生を効果的に防止する
ことが可能であること、及び溶解器の構造を溶解器内に
流入する溶解水流入速度と溶解器から流出する薬剤を溶
解した薬液の流出速度とを調節して、洗浄水が流れてい
る間に溶解器内が満水になり、洗浄水が流れ終わった後
も薬液が流出する構造のものとすると、初期に流れる洗
浄水には少量の薬剤しか添加されず、糞尿が洗い流され
た後に流れる最終洗浄水中に高濃度の薬剤を添加できる
ため、効果的に「トイ」の尿石を防止できることを見出
し、本発明を完成させた。
【0010】本発明の溶解器は、薬剤及び薬液を収納す
る本体、本体に「トイ」を洗浄する洗浄水の一部を溶解
器内に取り入る溶解水流入口、及び底部又は側面下部に
薬剤を溶解した薬液を「トイ」に流出させる薬液流出孔
から構成される。
【0011】本発明の溶解器において、薬液流出孔は溶
解器内に満水状態の薬液が洗浄水が「トイ」面を流れる
時間の1.5〜4倍、具体的には、溶解器内に満水状態
の薬液が15秒〜8分で流出する開孔面積を有するもの
であることが好ましく、本体に流入する溶解水の流入量
が薬液の流出速度の2〜5倍の流入速度となる様に溶解
水の流入量を調節できる構造のものにすることが好まし
い。
【0012】以下、本発明を本発明の一実施態様を示す
図1〜図16の例により更に詳細に説明する。
【0013】図1〜図5に示す溶解器(以下溶解器Aと
記す)は、図1に示す様に「トイ」の最上部に「トイ」
を横断する形で設置された洗浄パイプの孔から洗浄水を
一定時間毎に流出させ、「トイ」を洗浄するタイプの水
洗式実験動物飼育架台(以下架台Aと記す)に設置して
使用するに適したものである。
【0014】このタイプの飼育架台の特徴としては、洗
浄水の水量が少なくてすむ反面、洗浄水だけでは「ト
イ」の動物の糞尿を充分に洗い落とすことができないた
め、洗浄水を洗浄水パイプから「トイ」に流すと同時に
「トイ」面を「トイ」の両サイドのチェーン等に取り付
けたブラシやゴム製のワイパーで自動的に擦って糞尿を
「トイ」から洗い落とし下流の糞尿受けに排出させる装
置と組み合わされて使用される場合が多く、かつ「ト
イ」の傾斜角度が小さい場合が多いことが挙げられる。
【0015】図6〜図12に示す溶解器(以下溶解器B
と記す)は、図6に示す様に「トイ」の最上部に設置さ
れた太いパイプから洗浄水を一定時間毎に流出させ、
「トイ」を洗浄するタイプの水洗式実験動物飼育架台
(以下架台Bと記す)に設置して使用するに適するもの
である。
【0016】このタイプの飼育架台の特徴としては、多
量の洗浄水を短時間に「トイ」面に流し、その流水の勢
いで「トイ」の糞尿を洗い落とし下流の糞尿受けに排出
させる方式のため、ブラシやワイパー等の装置は必要な
いが多量の洗浄水を勢いよく「トイ」面に流す必要があ
り、かつ「トイ」も比較的大きな傾斜角度を有している
ことが多いことが挙げられる。
【0017】なお、図6には電磁弁の開閉により洗浄水
を流す方式の装置が記載されているが、洗浄水を流す方
式にはこの他に架台の上部に洗浄水のタンクを設けてお
き、そのタンクに少量ずつ洗浄水を注入し一定水量にな
るとサイホンにより洗浄水をながす方式、洗浄水をタン
クに貯めておき、一定時間になると電磁弁や電磁石によ
りフロ−ト弁を作動させることによりタンク内の洗浄水
を流す方式の架台も架台Bに含まれる。
【0018】溶解器A、B共に本体(1)の形状は薬剤
を収納し、かつ薬剤を溶解した薬液を一時的に収納でき
る構造であれば特に制限はないが、好まし形としては上
部に開口部を有し、横に長い直方体等の形状が挙げられ
る。
【0019】本体(1)の容量は「トイ」の幅や長さに
よっても異なるが、0.5リットル〜5リットル程度の
容量のものが好ましく使用される。本体の容量が0.5
リットルより少ないと洗浄水の流出終了後に「トイ」面
に流出する薬液の量が少なくなるため、「トイ」面を薬
液で充分覆うことができなくなり尿石を効果的に防止で
きず、本体の容量が大きくなりすぎると洗浄水の流出終
了後に「トイ」面に溶解器から流出する薬液の濃度が低
下するため効果的な防止効果が期待できない。
【0020】薬液流出孔(2)は、溶解器A、B共に本
体(1)の底部又は側面下部に設けられ、複数の孔が溶
解器の幅いっぱいに広がって設けられていると、薬液が
「トイ」面に広がり易くより好ましい。
【0021】薬液流出孔の開口面積すなわち薬液流出速
度は、「トイ」に流れる洗浄水のパイプからの流出時間
によって異なるが、通常、本体(1)に収納された薬液
が洗浄水が流出終了後洗浄水が流れている時間の1.5
〜4倍程度の時間の流出速度である。通常の洗浄水流出
時間は、架台Bの場合で10〜30秒、架台Aの場合で
30秒〜2分程度であることから、薬液流出孔の開口面
積は本体に満水状態の薬液の薬液流出孔からの流出時間
が15秒〜8分となるような面積とすることが好まし
い。
【0022】すなわち、薬液の本体からの流出時間が
「トイ」を洗浄水が流れている時間の1.5倍より短い
と、溶解器内に溜まっていた高濃度の薬液が「トイ」に
洗浄水が流れている間に流出してしまい、洗浄水が流れ
終わった後に溶解器より流れ出し、「トイ」の尿石の溶
解除去に最も効果を発揮する最終流出薬液中の薬剤濃度
が低下してしまうため好ましくない。また、溶解水の本
体からの流出時間が「トイ」を洗浄水が流れている時間
の4倍より長いと最終流出薬液の濃度は高濃度となるが
流出水の勢いがなくなり、かつ「トイ」面の洗浄水が排
出され「トイ」に乾いた部分を生じるため薬液を「ト
イ」面全体に行き渡らせることが困難となり、尿石の防
止ができない部分が「トイ」面に生じてしまうため好ま
しくない。
【0023】なお、薬液流出孔が本体側面下部に設けら
れている場合は、常に溶解器内に一定量の薬液が残留し
ており、かつその中に薬剤の一部が浸漬した状態で存在
するため、1〜4時間に一回洗浄されることが通常状態
である実験動物飼育架台にあっては、洗浄水が流される
際には、溶解器の底に残留している薬液は飽和濃度に近
い高濃度の薬液になっており、それが流入してくる溶解
水で希釈されて薬液として「トイ」に流出していく。薬
液流出孔が本体の底部に設けられている場合は薬液は溶
解器内には残留せず、溶解器内の薬剤が溶解水と接触す
るのは溶解器内に溶解水が流入し排出されるまでの比較
的短時間の間のみとなる。従って、薬液流出孔を側面下
部に設ける溶解器には比較的溶けにくい薬剤を使用し、
薬液流出孔を底部に設ける溶解器には溶け易い薬剤を使
用すると薬剤の溶解速度がうまくコントロールすること
ができる。また、本体の底に薬液流出孔を設ける溶解器
にあっても、孔を溶解器の片側に寄せて薬剤収納部と薬
液流出孔との間に適当な高さの堰を設けると、側面に薬
液流出孔を設けた場合と同様に溶解器内に常時薬液を残
留させることが可能となる。
【0024】溶解水流入口(3)は、洗浄水の一部を溶
解水として溶解器本体内に取り入れるために設けられ、
溶解器の底面、側面下部、側面上部、溶解器の上面開口
部等任意の位置に設けることが可能であるが、溶解器の
下部に残留している高濃度薬液を均一に希釈する効果、
取り付けの便利さを考慮すると側面下部に好ましく設け
られる。
【0025】図1、図6は、洗浄水パイプより取水具と
取り入れ管により溶解水を溶解器内に取り入れる場合を
示しているが、架台Aにあっては洗浄水が溶解器に直接
当たる位置に上部に蓋をした溶解を設置し、洗浄水流出
時に溶解器上部に設けられた開口部より洗浄水の一部を
直接溶解器内に取り入れる構造とすることも可能であ
る。
【0026】溶解水取り入れ管(4)は、溶解水取水具
(9)で取水した洗浄水の一部を溶解水として溶解水流
入口(3)に導入するために設置され、途中に溶解水流
入量調節具(5)が設けられる。溶解水取り入れ管
(4)は、各種公知の配管材質のものが使用可能であ
り、設置の容易さから、軟質ビニール管、軟質ゴム管、
硬質塩化ビニール管等が好ましく使用される。
【0027】溶解水流入量調節具(5)は、本体への溶
解水取り入れ量を調節できるものであれば構造や材質に
制限はなく、公知の各種コック、バルブ、オリフィス等
が使用できる。また、特別な装置を設けず溶解水取り入
れ管(4)の一部を狭くしたり、溶解水取り入れ管の太
さを選択することで調節してもよいし、溶解水取水具
(9)の構造で溶解水の取り入れ量を調節する方法を採
用することもできる。
【0028】溶解水取水具(9)は、洗浄水の一部を取
水する構造であれば特に制限はなく、洗浄水流出管の構
造に合わせて各種公知の構造のものが使用される。架台
Bにおいては、洗浄水の流出速度が遅くなると「トイ」
上の糞尿の洗浄効果が減少するため、図7に示す様な流
水中に受け口付の取水管を設置する等の洗浄水流出速度
を制限しない構造が好ましく採用される。ただし、浄水
流出管の出口に洗浄水の流出を制限する構造のものであ
っても、図8〜10に示す様に洗浄水の流出速度が若干
遅くなっても「トイ」に洗浄水が充分広がり、フン尿の
洗浄効果が減少しない構造のものであれば使用すること
ができる。
【0029】なお図1及び図6には洗浄水パイプから洗
浄水の一部を取水する構造の装置を例示したが、洗浄水
とは別配管で溶解水供給専用の配管を設置し、電磁弁等
の働きで一定時間毎に溶解水を溶解器に供給する構造を
溶解水取水具として採用することも可能である。
【0030】オーバーフロー口(6)は溶解水の流入水
量が多すぎ、本体上部より薬液がオーバーフローする際
に、「トイ」外部等に薬液が流出するのを防止する目的
で所望により本体の側面上部に設けられる。
【0031】溶解器支持具(8)は、溶解器を洗浄水の
流れを妨げることなく「トイ」の面上や「トイ」の側板
に設置する目的で設けられる。図1に示す様に架台Aに
おいては洗浄水の流速が比較的緩やかであり、かつ「ト
イ」の傾斜も緩やかであるため比較的低い足を溶解器の
底に設ける構造をとることができるが、図6に示す様に
架台Bにおいては洗浄水の流速が速く、かつ「トイ」の
傾斜も急であるため支持具を「トイ」面に設置すること
は困難であり、「トイ」の側板に渡す形の支持具が好ま
しく採用される。但し、支持具の構造はこの2種に限定
されるものではなく、溶解器を「トイ」部に洗浄水の流
れを妨げることなく設置できるものであれば各種任意の
構造の装置が採用可能である。
【0032】薬剤(7)は、酸性物質を主成分とする成
形体が好ましく使用されるが、洗浄水に添加されて「ト
イ」面へ尿石の付着を防止できる薬剤であれば、その成
分は特に限定されず任意の薬剤が使用できる。
【0033】薬剤は図1に示す様に溶解器本体内部に1
個ずつ横並びに設置することもできるし、図6に示す様
に溶解器内に薬剤ホルダー(10)を設置し、縦に数個
の薬剤を積み重ねた状態で設置することもできる。なお
図6では薬剤ホルダーを1本のみ設置した場合を示して
あるが、薬剤ホルダーは複数個設置することも可能であ
る。
【0034】薬剤ホルダー(10)は、下部に溶解水と
薬剤を接触させうる開口部を有し、上部に積み重ねられ
た薬剤の転倒を防止できるガイドを有する構造であれば
任意の構造をとり得ることができ、籠状の筒、スリット
を有する箱状等その形状に制限はない。
【0035】薬剤の溶解速度の調節は、薬剤の溶解性に
よって調節する他に、溶解器内に常時溜まっている薬液
の有無と溜まっている薬液の量、溜まっている薬液に薬
剤をどの程度浸漬させるか等の方法により達成される。
通常、水洗式実験動物飼育架台の洗浄は1〜4時間間隔
で実施されるため、薬剤を溶解器内の溜まり水に浸漬さ
せておくと、溜まり水はほぼ薬剤の主成分の飽和濃度と
なる。適当な飽和溶解度の薬剤の場合は、溶解器を常時
薬液の一部が溶解器内に溜まる構造のものとし、薬剤を
浸漬状態で設置し、溶解器内に常時溜まる薬液の量を調
節することにより薬剤溶解速度を調節する方法が好まし
く採用される。
【0036】本発明の溶解器は、通常は固形の尿石防止
剤を洗浄水の一部に溶解させ薬液として「トイ」面上に
流出させ「トイ」面の尿石の発生を防止する目的で使用
されるが、一定時間毎に一定量の薬剤を溶解器内に供給
させる装置と組み合わせて使用することにより、粉末や
液体状態の薬剤に対しても固形の薬剤と同様の効果を発
揮することができる。
【0037】この場合は、溶解器内に常時薬液の一定量
が残留する構造であることが好ましく、液体の薬剤をポ
ンプ等で溶解器内に供給する場合には薬剤の供給よる溶
解器内残留水の増加により薬液流出孔より薬剤成分を含
有した薬液が目的時以外の時にオーバーフローにより流
出することを防止するため、図13、図14に示す様な
液状薬剤保持タンクを溶解器内に設置するか、図15、
図16に示す様に薬液流出孔の構造を工夫して液状の薬
剤を溶解器内に供給しても溶解器内残留薬液が薬液流出
孔からオーバーフローにより流出しない構造とすること
が好ましい。
【0038】図10、図11において、(11)は液状
薬剤を保持しておくタンクであり、定量ポンプ等で薬剤
供給管(14)より供給される液状薬剤をうけて一時的
に貯蔵する構造となっている。液状薬剤保持タンクの下
部は液状薬剤サイホン管(12)により溶解器の下部の
残留薬液部と繋がっており、サイホン管の最上部には外
部にサイホン管内の空気を排出する逆止弁が設けられて
いる。
【0039】図13、図14において、飼育架台の洗浄
時には液状薬剤保持タンク(11)内には液状薬剤がタ
ンク上部まで溜められており、所定時間になり洗浄水が
流れると溶解器内には洗浄水の一部が溶解水として溶解
器器内に流入してくると、溶解水流入量が薬液流出量よ
り多いため溶解器内の希薄薬液の水位は上昇し、サイホ
ン管内の空気を逆止弁(13)より排出する。洗浄水の
流出が終了し、溶解器内に溶解水が流入しなくなり溶解
器内の希薄薬液の水位が降下すると、逆止弁(13)が
閉まった状態になるため、液状薬剤保持タンク(11)
内の液状薬剤がサイホン管を通って溶解器内に流入し、
溶解器内の希薄薬液と混合され薬液流出孔より「トイ」
面に流出し、尿石の発生を効果的に防止する。
【0040】図15、図16に示す溶解器は、薬液流出
孔に薬液排出サイホン管(15)を設け、本来ならば溶
解水流出孔の位置に有るはずの残留溶解水の水位をより
下位まで低下させ、液状薬剤が溶解器内に供給されても
目的時以外に薬液が溶解水流出孔から流出しない様に工
夫したものであり、薬液排出サイホン管(15)は、全
ての溶解水流出孔に設うける必要はなく、1〜3個の溶
解水流出孔に設けられる。
【0041】図15、図16において、飼育架台の洗浄
時には溶解器下部に液状薬剤が溜められており、所定時
間になり洗浄水が流れると溶解器内には洗浄水の一部が
溶解水として溶解器内に流入し、液状薬剤と混合し適当
濃度の薬液となり一部が薬液流出孔から「トイ」面に流
出すると同時に溶解器内に溜められる。洗浄水の流出が
終了し、溶解器内の薬液の水位が降下し、薬液流出孔の
位置になると通常の薬液流出孔(2)からの薬液の流出
は停止するが、薬液サイホン管(15)からの流出は継
続され溶解器内の残留薬液を排出し、液状薬剤が供給さ
れても薬液が目的時以外に薬液流出孔からオーバーフロ
ーにより流出しない位置まで水位が低下する。
【0042】
【作用】水洗式実験動物飼育架台の「トイ」に発生する
尿石は尿中のカルシウム化合物が尿中の有機物や糞を取
り込んで「トイ」面にスケール状に付着したものであ
り、「トイ」の水洗が1〜4時間に1回程度であるた
め、洗浄除去されるまでの間に糞尿は微生物の作用で分
解したり、乾燥し固形化したりし僅かずつながら「ト
イ」に付着し、時間の経過に伴い厚いスケールとして付
着するものである。
【0043】時間が経過して厚いスケールに成長した尿
石は前述の様に除去困難となるが、1回の洗浄の度に発
生する尿石は微少量であり、薄い濃度の薬剤でも充分に
除去可能である。本発明者らが提案した尿石防止剤は、
薬液が「トイ」面に存在することにより尿石の発生が抑
制されることに着目し、酸性物質を含有する薬剤を洗浄
水に微少量ずつ溶解させるものである。
【0044】本発明の溶解器を「トイ」部に設置して使
用すると、洗浄水が流される毎に、その一部が取水具
(9)により取水され(もしくは専用の配管より一定時
間毎に供給され)、溶解水として溶解水取り入れ管
(4)を通って溶解水流入口(3)より溶解器本体
(1)の中に流入し、溶解器内に設置された薬剤(7)
を溶解するか、もしくは溶解器内部に薬剤を溶解し溜ま
っている高濃度の薬液を希釈して薬液流出孔から「ト
イ」面に流出し、薬剤の作用により「トイ」面上に付着
する実験動物の尿が変質したカルシウム化合物と有機物
の混合物である尿石の付着を防止する。
【0045】溶解水の本体への流入速度は、薬液流出孔
からの薬液の流出速度の2〜5倍、好ましくは、洗浄水
の流出終了時に本体内がほぼ満水状態になるか若干薬液
が溶解器上部のオーバーフロー口(6)から溶解器外部
に溢れる状態になるように、溶解水取り入れ管(4)の
途中に設置された溶解水流入量調節具(5)や溶解水取
水具(8)で調節されるため、本体内部には洗浄水の流
出が終了した時点で薬液でほぼ満水状態になる。
【0046】溶解器下部の薬液流出孔(2)からの薬液
の流出速度は、洗浄水が「トイ」面を流れている時間に
対し、溶解器に満水状態の薬液が1.5〜4倍になる様
調節されている。従って、洗浄水が流れている間にも一
部の薬液が流出するが、大部分の薬液は洗浄水の流出が
終了した後に「トイ」面に流出することになり、「ト
イ」上のフン尿が洗浄水で洗い流され、「トイ」面に付
着した微少量の尿石が露出した状態で洗浄水に希釈され
ない薬液と接触するため、効果的に尿石を除去し、「ト
イ」面に薬液が残存するため再度動物のフン尿が排出さ
れても尿石の発生を最小限に抑制することができる。
【0047】
【実施例】本発明を、実施例によりさらに詳細に説明す
る。ただし、本発明の範囲は、下記実施例により何等限
定されるものではない。
【0048】1)溶解器と薬剤 (実施例1)図1〜5に示す構造を有する幅50センチ
メートル、高さ4センチメートル、奥行き6センチメー
トル、容量1.2リットルの本体の手前側面の底より1
センチメートルの高さの位置に5個、両脇の側面の同一
位置に1個ずつ2.5ミリメ−トルの孔を開けた溶解器
Aを架台に設置し、溶解水が50秒で満水になる様に溶
解水取り入れ管の途中に設置したコックで溶解水量を調
節した。溶解器内に満水状態の薬液が流出に要する時間
は60秒であった。この溶解器内に直径5センチメート
ル、厚み3センチメートルの円板形に加圧成形したコハ
ク酸錠剤8個を横に並べて投入した。
【0049】(実施例2)図6、11及び12に示す構
造で、図8〜11に示す取水具を有する幅50センチメ
ートル、高さ8センチメートル、奥行き6センチメート
ル、容量2.4リットルの本体の底部手前側の位置に、
7個の2.5ミリメートルの孔を開けた溶解器Bを架台
に設置し、溶解水が20秒で満水になる様に溶解水取り
入れ管の途中に設置したコックで溶解水量を調節した。
溶解器内に満水状態の薬液が流出に要する時間は30秒
であった。この溶解器内に直径5センチメートル、厚み
3センチメートルの円板形に加圧成形したマレイン酸錠
剤4個を収納したカゴ状ホルダー2本を設置した。
【0050】(実施例3)図13、14に示す構造を有
する幅50センチメートル、高さ8センチメートル、奥
行き6センチメートル、容量2.4リットルの本体の手
前側面の底より1センチメートルの高さの位置に5個、
両脇の側面の同一位置に1個ずつ2.5ミリメートルの
孔を開けた溶解器Cを架台Aに図1の様に設置し、溶解
水が60秒で満水になる様に溶解水取り入れ管の途中に
設置したコックで溶解水量を調節した。溶解器内に満水
状態の薬液が流出に要する時間は130秒であった。容
量250ミリリットルの薬剤溶解器の液状薬剤保持タン
ク内に、10%のリンゴ酸水溶液を50ミリリットル/
時の速さで定量ポンプより供給した。
【0051】(実施例4)図15、16に示す構造を有
する幅50センチメートル、高さ4センチメートル、奥
行き6センチメートル、容量1.2リットルの本体の手
前側面の底より1センチメートルの高さの位置に5個、
両脇の側面の同一位置に1個ずつ2.5ミリメートルの
孔を開けた溶解器Dを架台Aに図1の様に設置し、溶解
水が60秒で満水になる様に溶解水取り入れ管の途中に
設置したコックで溶解水量を調節した。溶解器内に満水
状態の薬液が流出に要する時間は60秒であった。溶解
器内に10%のリンゴ酸、エチレンオキサイドプロピレ
ンオキサイドブロックポリマー1%、及びソルビタンモ
ノオレート0.3%の混合水溶液を30ミリリットル/
時の速さで定量ポンプより供給した。
【0052】2)性能試験−1 兎用の飼育ケージを各段20列設置し、糞尿をケージの
下に設けた「トイ」に受け、4時間に一回30リットル
の洗浄水を電磁弁で60秒間で流すと同時にブラシで自
動的に「トイ」面を清掃し、糞尿を洗浄水流出パイプと
反対側に設置された排水管内に排出する方式の架台Aに
実施例1、3及び4の溶解器と薬剤をセットし30日間
兎を飼育した。薬剤は実施例1は6日に一回6個ずつ補
充し、実施例3、4は液剤タンクの液剤が無くならない
様に補充した。
【0053】また、薬剤を設置しない同一架台で兎を飼
育し、比較例1とした。
【0054】3)性能試験−2 兎用の飼育ケージを各段20列設置し、糞尿をケージの
下に設けた「トイ」に受け4時間に一回30リットルの
洗浄水を電磁弁で20秒間で流し、糞尿を洗浄水流出パ
イプと反対側に設置された排水管内に排出する方式の架
台Bに実施例2の溶解器と薬剤をセットし30日間兎を
飼育した。薬剤は6日に一回各ホルダーに3個(合計6
個)ずつ補充した。
【0055】また、薬剤を設置しない同一架台で兎を飼
育し、比較例2とした。
【0056】4)評価方法 試験開始後1日経過後と6日経過時の薬剤追加投入前に
実施例の架台の「トイ」からの排水を、洗浄水流出中及
び「トイ」面からの最終排水の2時期に採取し、排水中
の薬剤濃度を測定した。また、30日経過後の「トイ」
面の尿石付着状態を目視観察した。
【0057】5)試験結果 試験結果を表1に示す。なお、表中の語句は下記の事項
を示す。なお、実施例1、2の薬剤は6日後の薬剤追加
投入時において、試験期間中は各薬剤がそれぞれ少量残
存している状態であった。 ・尿石付着:30日経過後の「トイ」面への尿石付着状
況 ◎:尿石付着なし ○:尿石付着殆どなし △:尿石付着あり ×:尿石付着大
【0058】
【表1】
【0059】
【発明の効果】本発明の実験動物用尿石防止剤溶解器
は、表1に示す如く、薬剤を効率的かつ薬剤投入後の時
間に関係なく一定量づつの薬剤を洗浄水に溶解させ、水
洗式実験動物飼育架台の「トイ」面の尿石を効率的に防
止する。
【0060】従って、本発明は、水洗式実験動物飼育架
台の「トイ」に発生し、悪臭や雑菌の繁殖により実験動
物の飼育環境を悪化させる尿石の発生を防止する薬剤の
簡便かつ効率的溶解器とその使用方法であり、試験精度
の向上と飼育労力の低減による、科学的かつ産業的意義
は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の薬剤溶解器の1例(溶解器A)を実際
の架台(架台A)に装着した例を表した図である。
【図2】架台Aの洗浄水パイプからの取水具の1例を表
した図である。
【図3】図2の取水具の断面図を表した図である。
【図4】溶解器Aの断面図を表した図である。
【図5】溶解器Aの図4と直角方向の断面図を表した図
である。
【図6】本発明の薬剤溶解器の別の例(溶解器B)を実
際の架台(架台B)に装着した例を表した図である。
【図7】架台Bの洗浄水パイプからの取水具の1例の断
面図を表した図である。
【図8】架台Bの洗浄水パイプからの取水具の別の例を
表した図である。
【図9】図8の取水具の断面図を表した図である。
【図10】図8の取水具の図9と直角方向の断面図を表
した図である。
【図11】溶解器Bの断面図を表した図である。
【図12】溶解器Bの図11とは直角方向の断面図を表
した図である。
【図13】溶解器Aに液状薬剤を供給する場合の溶解器
の1例の断面図を表した図である。
【図14】図13の溶解器の図13とは直角方向の断面
図を表した図である。
【図15】溶解器Aに液状薬剤を供給する場合の溶解器
の別の例の断面図を表した図である。
【図16】図15の溶解器の図15とは直角方向の断面
図を表した図である。
【符号の説明】
(1):本体 (2):薬液流出孔 (3):溶解水流入口 (4):溶解水取り入れ管 (5):溶解水流入量調節具 (6):オーバーフロー口 (7):薬剤 (8):溶解器支持具 (9):溶解水取水具 (10):薬剤ホルダー (11)液状薬剤保持タンク (12)液状薬剤サイホン管 (13)サイホン管逆止弁 (14)液状薬剤供給管 (15)薬液排出サイホン管 (A)架台Aの洗浄水流出パイプ (B)架台Aの洗浄水流出電磁弁 (C)固定バンド (D)架台Bの洗浄水流出パイプ (E)架台Bの洗浄水流出電磁弁

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】薬剤及び薬液を収納する本体、本体の底部
    又は側面下部に設けられた薬液流出孔、及び本体に設け
    られた溶解水流入口を有することを特徴とする実験動物
    用尿石防止剤溶解器
  2. 【請求項2】本体への溶解水流入口からの溶解水流入速
    度が、薬液流出孔からの薬液流出速度の2〜5倍である
    ことを特徴とする請求項1に記載の実験動物用尿石防止
    剤溶解器
  3. 【請求項3】溶解器内に満水状態にある薬液の薬液流出
    孔からの流出時間が、洗浄水が「トイ」面に流されてい
    る時間の1.5〜4倍であることを特徴とする請求項1
    及び請求項2に記載の実験動物用尿石防止剤溶解器
  4. 【請求項4】溶解器内に満水状態にある薬液の薬液流出
    孔からの流出時間が、15秒〜8分であることを特徴と
    する請求項1〜3に記載の実験動物用尿石防止剤溶解器
  5. 【請求項5】水洗式実験動物飼育架台の「トイ」部に設
    置して使用することを特徴とする請求項1〜4に実験動
    物用尿石防止剤溶解器の使用方法
JP1488594A 1994-01-13 1994-01-13 実験動物用尿石防止剤溶解器及びその使用方法 Pending JPH07204687A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005169187A (ja) * 2003-12-08 2005-06-30 Mitsubishi Rayon Co Ltd 炭酸水製造装置
JP2007535404A (ja) * 2004-04-30 2007-12-06 ナルコ カンパニー 固形剤溶解機およびその使用方法
JP2010528836A (ja) * 2007-05-30 2010-08-26 アーチ ケミカルズ,インコーポレイテッド 薬品錠剤保持装置

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Effective date: 20040308