JPH07204166A - 監視装置 - Google Patents

監視装置

Info

Publication number
JPH07204166A
JPH07204166A JP6006754A JP675494A JPH07204166A JP H07204166 A JPH07204166 A JP H07204166A JP 6006754 A JP6006754 A JP 6006754A JP 675494 A JP675494 A JP 675494A JP H07204166 A JPH07204166 A JP H07204166A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
body movement
person
monitoring device
signal
absence
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6006754A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2959376B2 (ja
Inventor
Takuo Shimada
拓生 嶋田
Masayoshi Miki
正義 三木
Yoshiyuki Yamauchi
美幸 山内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP6006754A priority Critical patent/JP2959376B2/ja
Publication of JPH07204166A publication Critical patent/JPH07204166A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2959376B2 publication Critical patent/JP2959376B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)
  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
  • Measuring And Recording Apparatus For Diagnosis (AREA)
  • Accommodation For Nursing Or Treatment Tables (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 振動や電磁誘導に伴うノイズの影響を低減
し、人に違和感を与えないで確実に在、不在を判定す
る。 【構成】 人の体動を検出する体動検出手段6と時系列
データに変換するデータ収集手段9と時系列データの分
散値を算出する分散値算出手段10とこの分散値により
人の在、不在を判定する判定手段11とを備えている。
これによって、人がいればたとえ安静状態を保っていて
も不在や物体と明確に区別できる。特に体動検出手段6
からの出力信号をデジタル化した時系列データに変換す
るので再現性よく判定できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えばベッド上に人が存
在するかどうかなどを判定する監視装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来この種の監視装置は、例えば第7図
及び第8図に示すように絶縁板1、金属板のアンテナ部
材2a、2b、絶縁層3、シールド4からなる記録マッ
ト5から構成され、就寝者の体動による静電荷の変化を
アンテナ部材2a、2bにより検出して体動の有無を判
定するものであった(特開昭55−160539号公
報)。
【0003】また赤外線センサや超音波センサをベッド
またはベッド周辺の壁面に配設し人が動くことにより生
じる赤外線または超音波の変化量を検出したり、マット
レス表面に配設された圧力スイッチを人の体重によって
入切させたりするものであった。
【0004】さらには検出感度が鋭敏で反応時定数の小
さいフィルム状の圧電素子を用い、この圧電素子からの
出力電圧が所定値以上であれば在状態と判定するもので
あった(特開平03−258246号公報)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、記録マットの構成が複雑で製造コストが高
い上透湿性や吸湿性がなかった。
【0006】また、赤外線や超音波を検出する構成で
は、人が入眠して体動がなくなった場合に赤外線や超音
波の変化が生じず、また圧力スイッチによる構成ではマ
ットレス上に重い荷物などをおいたままにするとスイッ
チがオンして誤動作してしまうことがあった。
【0007】また、検出感度が鋭敏な圧電素子による構
成では、寝床近傍の他者の歩行や台車、車いすの移動に
伴う振動伝搬によるノイズ、もしくはトランシーバやモ
ータなどからの電磁誘導ノイズの影響を受けやすく、ま
た1本の圧電素子を用いる方式では寝姿勢によって圧電
素子上に体表面が接触せず信号が検出できないことがあ
った。
【0008】さらに心拍や呼吸に伴う微小振動は、体表
面やベッド・寝具を通し部位ごとに伝搬遅延があり体動
に伴う引張と収縮が重なるため信号が相殺され弱められ
ることもあった。
【0009】本発明はかかる従来の課題を解決するもの
で、人に全く負担をかけずまた違和感も与えないまま確
実に在、不在を判定し、この判定結果を即座に監視者に
報知できることを目的とする。さらには人の心拍や呼吸
などの生体信号を抽出し、異常の有無や健康状態を判
定、報知することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の監視装置は、人の体動を検出する体動検出手
段と、この体動検出手段からの出力信号を時系列データ
に変換するデータ収集手段と、データ収集手段によって
収集された時系列データの分散値など統計量を算出する
統計量算出手段と、この統計量算出手段によって算出さ
れた統計量に基づき人の在、不在を判別する判定手段と
を備えたものである。
【0011】また、判定手段は少なくとも2つの閾値を
持ち、第1の閾値と第2の閾値の間に不感帯を設けて人
の在、不在を判別することを特徴とするものである。
【0012】また、データ収集手段によって収集された
時系列データの周波数成分を算出する周波数成分算出手
段と、この周波数成分算出手段により算出されたパワー
スペクトルに応じ人の在、不在を判別する判定手段とを
備えたものである。
【0013】特に体動検出手段は複数の圧電素子からな
り、寝具、寝台、座布団、椅子、便座など人体と接触す
る器具内に分散して配設されるものである。
【0014】また、体動検出手段は可撓性の同軸ケーブ
ル状の圧電素子からなり、寝具、寝台、座布団、椅子、
便座など人体と接触する器具内に配設されるものであ
る。
【0015】また統計量算出手段で算出された統計量が
所定範囲を継続して逸脱した時間を測定する継続時間測
定手段を備え、この継続時間が所定値を越えた場合に報
知する報知手段を備えたものである。
【0016】さらに判定手段での判定結果が在から不在
あるいは不在から在に状態変化した場合に報知する報知
手段を備えたものである。
【0017】またデータ収集手段によって収集された時
系列データの周波数成分のうち特定周波数帯でのパワー
スペクトルに応じ人の心拍数または呼吸数などの生体信
号を抽出する生体信号抽出手段と、この生体信号抽出手
段で抽出された生体信号の周期が所定範囲を逸脱した場
合に報知する報知手段を備えたものである。
【0018】またデータ収集手段によって収集された時
系列データの周波数成分のうち特定周波数帯でのパワー
スペクトルに応じ人の心拍数または呼吸数などの生体信
号を抽出する生体信号抽出手段と、この生体信号抽出手
段で抽出された生体信号の周期が所定範囲を継続して逸
脱した時間を測定する継続時間測定手段と、この継続時
間が所定値を越えた場合に報知する報知手段を備えたも
のである。
【0019】またデータ収集手段によって収集された時
系列データの周波数成分のうち特定周波数帯でのパワー
スペクトルに応じ人の心拍数または呼吸数などの生体信
号を抽出する生体信号抽出手段と、この生体信号抽出手
段で抽出された生体信号を記憶する記憶手段を備えたも
のである。
【0020】さらにこの記憶手段で記憶された生体信号
の変動量ないし変動速度に応じて報知する報知手段を備
えたものである。
【0021】
【作用】本発明は上記構成によって、使用者に全く負担
をかけることなく非侵襲に人の在、不在を判定する。体
動検出手段からの出力信号を時系列データに変換しその
時系列データの分散値などの統計量を算出することで人
の在と不在は分離される。また人と物、あるいは人の生
死の区別も同様になされる。これは人が存在する限りた
とえ安静状態を保っても体表面に心拍、呼吸などによる
微小振動が発生し続けているためであり、体動が全くな
い無信号状態を基準とした場合のばらつき統計量を体動
の指標として扱うことに相当している。特に体動検出手
段からの出力信号をデジタル化した時系列データに変換
するので温度変動などに左右されずに再現性よく判定す
る。
【0022】また判定手段は少なくとも2つの閾値を持
ち、第1の閾値と第2の閾値の間に不感帯を設けて人の
在、不在を判別することにより、より判定精度が向上す
る。これは人が不在状態から在状態に移行するあるいは
在状態から不在状態に移行する時は必ず大きな体動信号
が体動検出手段から出力されることと不在状態の場合は
体動が全くない無信号状態が必ず現れることを利用した
ものである。例えば第1の閾値を第2の閾値より大きい
値を設けておいた場合、第1の閾値より大きな体動信号
によって初めて不在から在に状態移行し第2の閾値より
小さな体動信号によって初めて在から不在に状態移行す
る構成となる。これにより物理的電気的ノイズに対する
耐性が強化される。
【0023】またこの時系列データの周波数成分を算出
することにより、より明確に人の在と不在は分離され
る。なぜなら人が存在する場合は、たとえ背伸びや寝返
りなどの大きな体動がなくとも人が存在する限り少なく
とも心拍や呼吸に伴う周期的な微小振動が体動信号とし
て検出できるからである。よって体動検出手段から得ら
れる信号のS/N比がとれない場合でも特定の周波数帯
に心拍や呼吸に伴う急峻なパワースペクトルがあれば、
人の存在が確認できる。
【0024】また体動検出手段を複数の圧電素子とする
ことで、体の部位ごとの体動に応じた信号が直接出力さ
れる。複数の圧電素子をベッドなどの大きな器具に配設
する場合、寝姿勢により体表面と接触する圧電素子と接
触しない圧電素子がある。体表面と接触した圧電素子か
らは体動ないし心拍、呼吸に伴う微小振動が有効に検出
される。
【0025】また体動検出手段を可撓性の同軸ケーブル
状の圧電素子で構成することにより、圧電素子そのもの
をシールドする必要がなく電磁波ノイズに強くなり、安
価で製造も容易となる。
【0026】また統計量算出手段で算出された統計量が
所定範囲を継続して逸脱した時間を測定し、この継続時
間が所定値を越えた場合に報知することで、人の体動に
応じた異常状態の有無が監視できる。
【0027】さらにこの判定手段での判定結果が在から
不在あるいは不在から在に状態変化した場合に報知する
ことにより監視者が常時本監視装置を見ていなくても有
効に人の在、不在が即時に確認できる。
【0028】また人の心拍数または呼吸数などの生体信
号を抽出し、この生体信号の周期が所定範囲を逸脱した
場合に報知することで人の異常状態の有無が監視でき
る。
【0029】またこの生体信号抽出手段で抽出された生
体信号の周期が所定範囲逸脱の場合に継続時間を測定
し、この継続時間が所定値を越えた場合に報知すること
で異常状態判定の精度が高められる。特に生死の判定が
確実になる。
【0030】またこの生体信号抽出手段で抽出されたこ
の生体信号を記憶する記憶手段を備えたことで長期間に
わたり、特定の人の生体信号のトレンドを把握すること
ができるので健康状態の推移が把握できる。また本監視
装置を作動させると連続監視がされるので、医療の専門
家がその場に立ち会わなくても必要なデータが自動的に
蓄積される。
【0031】さらに記憶手段で記憶された生体信号の変
動量ないし変動速度に応じて報知することで、循環器系
のある種の疾患を自動的に発見、報知する。
【0032】
【実施例】以下本発明の第1の実施例を図1から図3を
参照して説明する。図1は本監視装置をベッドに配設し
た際の斜視図である。図1において6は寝床上の人体の
体動を検出する体動検出手段で、ここではポリフッ化ビ
ニリデン(PVDF)等の高分子圧電材料を薄膜状にし
両面に可撓性の電極膜を付着させたものをテープ状に成
形した可撓性の圧電素子からなる。この圧電素子の外側
には電磁波ノイズからの影響を低減するようなシールド
加工と、水分や汚れから保護されるような防水加工がな
されている。体動検出手段6は図1のように人体が就寝
した際に胸部の真下に位置するようマットレス7の表面
に固定されている。この上にさらにシーツや薄手のベッ
ドパッド、毛布などを被せても構わない。8は圧電素子
からなる体動検出手段6からの出力信号をもとに人の
在、不在を判定する信号処理装置であり、ベッドサイド
または背面などに取り付けられている。つまり本監視装
置は体動検出手段6と信号処理装置8とで構成されてい
る。
【0033】図2のブロック図に示すように信号処理装
置8はデータ収集手段9、分散値算出手段10、判定手
段11、表示手段12及び記憶手段13から構成されて
いる。データ収集手段9のうち帯域増幅部9aは人の体
動信号をノイズと分離して検出できるよう図3に示すよ
うなバンドパスフィルタ(BPF)特性を持つアナログ
増幅回路である。
【0034】図4は実際に人が就寝した際の帯域増幅部
9aからの出力波形である。図4(b)は図4(a)の
図中S部の拡大図である。図4(a)から入床、離床時
や寝返り等の体動が起こった場合は大きな出力が出る
が、それ以外の安静状態の場合は心拍、呼吸などに伴う
微小振動により小さな出力が得られる。不在の場合は無
振動なのでほとんど基準電圧Vrefを保持し続ける。
【0035】図2においてこの帯域増幅された出力信号
は計時部9bが発生する基本クロック(例えば100H
z)に従ってA/D変換部9cで一定間隔毎にデータサ
ンプリングし、離散化する。データ一時記憶部9dでは
A/D変換部9cから一定間隔(例えば0.01秒)毎
に出力される時系列データviを順次記憶し、そのデー
タ総数が所定数n(例えば500個)だけ蓄積した時点
で全データ内容を分散値算出手段10に出力するととも
に以後同様の動作を繰り返す。分散値σ2は(数1)の
ように表せる。
【0036】
【数1】
【0037】
【数2】
【0038】さらに時系列データviが、無信号状態と
比較して上下にほぼ均等に振れると仮定すれば(数1)
は(数3)のように変形できる。
【0039】
【数3】
【0040】分散値算出手段10は上記(数1)または
(数3)に相当する統計計算により単位時間当たり(例
えば5秒間)の分散値σ2を都度求める。この分散値σ2
は無信号状態と比較した場合の信号のバラツキ度なの
で、体動量の指標として用いることができる。判定手段
11では分散値算出手段10で求めた分散値σ2が所定
の閾値T0より大きければ在、そうでなければ不在と判
定するものである。表示手段12は判定手段11で得た
在、不在の判定結果をその都度ランプで表示する。また
記憶手段13は分散値算出手段10で算出された体動量
の指標としての分散値を記憶しておくものである。ここ
で判定手段11、表示手段12、記憶手段13などを信
号処理装置8の外に設けることにより、距離を隔てた場
所から遠隔監視できるようにしてもよい。
【0041】図5はある入院患者の10時間分の在、不
在状態と分散値算出手段10で求めた分散値の推移を表
したものである。図5(a)は正解の在、不在結果であ
り(b)は分散値の推移、(c)は判定手段11による
判定結果である。ここでA/D変換部9cでは帯域増幅
部9aからの出力波形を100Hzでサンプリングし、
分散値算出手段10では500個つまり5秒間分の時系
列データごとに分散値を求め、在、不在の判定をその都
度行うものとした。これにより98%程度の判定正解率
で在、不在が分離できることが明らかになった。
【0042】2%程度の誤判定の要因は本監視装置の近
傍を振動発生源となるものが通過したことにより体動検
出手段6にその振動が伝搬し在と誤判定してしまったり
逆に寝返りなどの際に体動検出部6から一時的に人体が
宙に浮いて振動が検出できず不在と誤判定してしまった
と考えられる。しかしながら5秒間隔程度の高頻度で在
と不在の状態反転を繰り返すことがあり得ない場合は、
判定手段11による判定出力を5秒毎ではなく例えば1
分毎程度に変更することにより判定正解率はほぼ100
%に高められることは明らかである。むろん5秒間隔ご
とに仮の判定結果を一旦出しておき、それを複数個集め
て多数決させることで総合的な判断を下してもよい。
【0043】本発明は上記構成によって、使用者に全く
負担をかけることなく非侵襲に人の在、不在を判定する
ことができる。特に体動検出手段6からの出力信号を時
系列データに変換しその時系列データの分散値を算出す
ることで人の在と不在は分離できる。特に単位時間ごと
の体動量の指標として分散値算出手段10で分散値を求
め記憶手段13に記憶することにより、長時間にわたる
人の状態監視が簡単に行える。A/D変換部9cから出
力される生の時系列データをそのまま蓄積していくと膨
大なデータ量となってしまうのに対し意味のある体動情
報に圧縮して記憶手段13に蓄積する方が安価に実現で
きデータ解析も簡単になるという効果がある。これによ
り例えば一晩の体動量から睡眠深度や床づれ発生の予知
など健康状態を推定することなどに適応できる。
【0044】尚、ここでは体動量を示す指標として分散
値を用いたが、これは本発明を拘束するものではない。
例えば時系列データを統計処理することで単位時間当た
りの体動量を導出するのに標準偏差、2乗平均化、モー
ド、メディアンなどを用いてもよいし、サンプリングさ
れた時系列データをさらにデジタル信号処理によって波
形整形してもよい。分散値などの統計量算出の前処理と
してさらにローパスフィルタ(LPF)をかけたり補間
処理、包絡線処理を施してもよい。また単位時間ごとに
判定するのでなく体動検出手段6からの出力値を積算
し、所定体動量に到達するまでに要した時間から在、不
在を判定してもよい。また体動検出手段6は圧電素子で
なく、例えば導電ゴムや導電カーボンなどからなる感圧
抵抗素子を用いてもよい。
【0045】次に本発明の第2の実施例を図6、図7参
照して説明する。本実施例が第1の実施例と異なるのは
判定手段11が2つの閾値を持ち、第1の閾値T1と第
2の閾値T2の間に不感帯を設けて人の在、不在を判別
する点にある。
【0046】図6は判定手段11の動作を示したフロー
チャートである。まずステップ111では初期状態を
「不在」と設定しておき、ステップ112で分散値算出
手段10で算出された分散値σ2を読み込んだ後、ステ
ップ113で現在の状態が「在」ならステップ114に
進み、「不在」ならステップ115に進む。ステップ1
14では読み込んだ分散値σ2が第1の閾値T1より小さ
ければステップ116で「不在」状態に変更後ステップ
117に進み、そうでなければそのままステップ117
に進んで現在状態を出力し、ステップ112に戻る。一
方ステップ115では読み込んだ分散値σ2が第2の閾
値T2より大きければステップ118で「在」状態に変
更後ステップ117に進み、そうでなければそのままス
テップ117に進んで現在状態を出力し、同様にステッ
プ112に戻る。ここで定めた第1の閾値T1及び第2
の閾値T2は一定であり、0<T1<T2とする。
【0047】つまり本実施例は、第1の閾値T1より大
きな体動信号によって初めて不在から在に状態移行し第
2の閾値T2より小さな体動信号によって初めて在から
不在に状態移行するよう、論理判定条件にシュミット構
造を持たせたものである。これは図4(a)からも明ら
かなように人が不在状態から在状態に移行するあるいは
在状態から不在状態に移行する時は必ず大きな体動信号
が体動検出手段から出力されること、不在状態の場合は
体動が全くない無信号状態が必ず現れることを利用した
ものである。
【0048】図7は図5で示した第1の実施例と全く同
じデータを用いて10時間分の在、不在状態と分散値算
出手段10で求めた分散値の推移を表したものである。
図7(a)は正解の在、不在結果、図7(b)は分散値
の推移であり、図7(c)は判定手段11による判定結
果である。ここでA/D変換部9cでは帯域増幅部9a
からの出力波形を100Hzでサンプリングし、分散値
算出手段10では500個つまり5秒間分の時系列デー
タごとに分散値を求め、在、不在の判定をその都度行う
ものとした。これにより100%の判定正解率で在、不
在が分離でき、物理的電気的ノイズに対する耐性が強化
されたことが証明された。
【0049】次に本発明の第3の実施例を図8、図9を
参照して説明する。図8において第1の実施例と同じ機
能ブロックには同一番号を付与し、説明を省略する。本
実施例が第1の実施例と異なるのはデータ収集手段9に
よって収集された時系列データの周波数成分を算出する
周波数成分算出手段14と、この周波数成分算出手段1
4により算出されたパワースペクトルに応じ人の在、不
在を判別する判定手段15を備えたことにある。周波数
成分算出手段14は安静時の人の微小振動に伴う周波数
成分(例えば0.5〜2.0Hz)のみを抽出し、その
周波数帯域におけるパワースペクトル密度の総量すなわ
ちパワーPを出力する。
【0050】図4(a)から明らかなように人が存在す
る場合は、入床、離床、寝返りなどに伴う大きな体動が
あるか心拍や呼吸などに伴う微小振動があるかのいずれ
かに大別できる。大きな体動は波形の振幅が非常に大き
く比較的高い周波数成分のみを有する一過性の(つまり
非周期的な)信号である。一方、心拍や呼吸などに伴う
微小振動は波形の振幅そのものは小さい反面、特定の周
波数帯域に集中する周期的信号が継続して認められる。
一般に安静時の人の心拍数は38〜110回/分(0.
63〜1.8Hz)、呼吸数は10〜20回/分(0.
17〜0.33Hz)の範囲に分布するといわれている
が、体動検出手段6がこの生体信号を検出しているため
である。
【0051】つまり人が安静状態にある場合体動検出手
段6から得られる信号は人の心拍及び呼吸に伴う振動が
重畳されたものであり、出力信号からこのような周期性
のある信号が抽出される場合は、たとえ体動量(すなわ
ち出力信号の振幅)は小さくても人の存在が確認できる
ことになる。
【0052】周波数成分算出手段14はフィルタ部14
a、波形整形部14b、FFT算出部14cからなり、
これらは全てデジタル信号処理手段によって実現されて
いる。フィルタ部14aはバタワースなどの巡回型バン
ドパスフィルタであり、心拍信号抽出に必要な周波数成
分を通す。フィルタ部14aで得られた波形をさらに波
形整形部14bでは基本周期成分が強調されるように包
絡線処理などで変換後、FFT算出部14cで特定周波
数帯域(例えば0.5〜2.0Hz)におけるパワース
ペクトルを算出する。
【0053】次に判定手段15の動作を図9フローチャ
ートを用いて説明する。まずステップ151で分散値算
出手段10で算出された分散値σ2を読み込み、ステッ
プ152でこの読み込んだ分散値σ2が第3の閾値T3よ
り小さい分散値であれば、ステップ152に移行して現
在の状態を「不在」と判定しステップ151に戻る。そ
うでなければステップ154へ行き、読み込んだ分散値
σ2が第4の閾値T4より大きい分散値であれば、ステッ
プ155に移行して現在の状態を「在」と判定しステッ
プ151に戻る。ここで定めた第3の閾値T3及び第4
の閾値T4は一定であり0<T3<T4とする。読み込ん
だ分散値σ2がT3≦σ2≦T4である場合はステップ15
6に進み、周波数成分算出手段14で算出されたパワー
Pを読み込み、ステップ157でそのパワーPが第5の
閾値T5より大きければステップ155に進み現在状態
を「在」と判定する一方、そうでなければステップ15
3に進み現在状態を「不在」と判定する構成である。
【0054】上記構成において、周波数成分算出手段1
4が安静時の人の判別に必要な特定周波数帯域のパワー
Pを抽出し判定手段15に伝えることにより、振幅の大
きさと周波数成分の両面から人の判別できるようになっ
た。よって体動検出手段6から得られる信号のS/N比
がとれない場合でも特定の周波数帯域におけるパワーつ
まり心拍や呼吸に伴う周期性振動が認められれば、人の
存在が確認できる。具体的には毛布や着衣量などによっ
て人体と体動検出手段6との距離が離れていたり、高齢
者などで拍動量が弱く体表面の微小振動が体動検出手段
6に伝わりにくい状況下でもうまく人の在、不在判定が
できるようになる。また体動検出手段6からの出力信号
に商用電源や無線電波などから高周波ノイズが重畳して
もこれをうまく分離して必要な信号だけを取り出すこと
ができるという効果がある。
【0055】また周波数成分算出手段14をデジタル信
号処理で行なっているため、帯域増幅部9aの回路構成
は簡単化できる。特に心拍や呼吸に伴う周期性振動を通
過させたい場合、非常に低周波であるため従来のアナロ
グ回路では非常に大きな値を持った信号伝送用コンデン
サ(例えば数10μF程度)がどうしても必要になる。
これでは装置全体が大きくなってしまう上、値そのもの
の精度も確保しにくく温度変動などに対する再現性にも
問題があったが、これらの課題を解消できる。
【0056】次に本発明の第4の実施例を図10、図1
1を参照して説明する。本実施例が第3の実施例と異な
るのは体動検出手段6が体の部位ごとの体動を独立して
測定できるよう複数(図10では6a〜6iの9点)の
圧電素子を用い、信号処理装置8にそれぞれ別の信号と
して入力させることにある。信号処理装置8は図8で示
した第3の実施例と同様の構成であるが、分散値算出手
段10における分散値σ2算出や周波数成分算出手段1
4における特定周波数帯域のパワーP算出は各圧電素子
の出力波形からそれぞれ独立に求め、判定手段15では
そのうちの最大値にのみ着目して在、不在の判定を下す
構成である。
【0057】図11に人が安静状態でベッドに横たわっ
た場合に体動検出手段6(6a〜6iの9点)からの出
力波形と同時に他の測定装置によるポリグラフによって
得られた呼吸、心拍の出力波形(20秒間)を示す。こ
の測定では被験者はベッド中央に位置したため、6b、
6e、6fの部位に特に大きな信号が出ている。振幅は
胸部位置に相当する6bが最も大きいが、心拍に伴う周
期振動に関しては、脚部に相当する6hが静脈流(血
流)を特徴的に捉えている。また6bは呼吸信号に心拍
信号が重畳したようになっていることがわかる。
【0058】上記構成において体動検出手段6を複数の
圧電素子とすることで、体の部位ごとの体動に応じた信
号が直接出力される。人が就寝している場合、寝姿勢は
逐次変化する可能性がある。従来のように1箇所にしか
圧電素子を配置していない場合、ある時点まで体がうま
く圧電素子の上に乗り信号検出できていてもちょっとし
た寝返りなどで体とマットレス7との間に隙間が生じ、
以後全く信号が検出できなくなる危険性があったが、本
実施例によりベッド上のほとんど全てが検出領域となり
死角がなくなった。また心拍や呼吸に伴う微小振動は体
表面やマットレス7を通し遅延しながら伝搬するのであ
るが、1本の圧電素子を長く配設した方式では引張と収
縮が重なり全体として得られる信号が相殺されやすいの
に比べ、本実施例では各部位別の体動だけを検出できる
ので信号の周期的特徴をつかみやすい。さらに体の部位
ごとの体動量を検出できるので、就寝中どの部位の体動
が起こっているかが監視でき、床ずれ部位の特定や体動
なし時間測定による床づれ予防がより精度よく行える。
【0059】尚、使用する圧電素子の数は多ければ多い
ほど当然空間分解能が上がるが、一方信号処理速度や記
憶容量もその分必要となるのでベッドに適応する場合、
数点から10数点とするのが実用的である。
【0060】次に本発明の第5の実施例を図11を用い
て説明する。本実施例が第1〜第4の実施例と異なるの
は、体動検出手段6に可撓性の同軸ケーブル状の圧電素
子を用いたことにある。この同軸ケーブルからなるこの
体動検出手段6は、中心部に銅からなる導電性の芯線6
01があり、その外側にピエゾゴム602がある。さら
にその外側は編み目状のグランド電極603で覆われ、
その外側は被覆604で覆われている。この同軸ケーブ
ルが屈曲ないし圧迫を受けるとピエゾゴム602が自発
分極し、芯線601−グランド電極603間に電位差が
生じるしくみとなっている。
【0061】上記構成において体動検出手段6を可撓性
の同軸ケーブル状の圧電素子にすることにより、圧電素
子そのものをシールドする必要がなく電磁波ノイズに強
くなり、安価で製造も容易となる。
【0062】次に本発明の第6の実施例を図13を用い
て説明する。本実施例が図2に示した第1の実施例と異
なるのは、判定手段11での判定結果が在でありかつ分
散値算出手段10で算出された分散値が所定値を下回っ
ている場合、その継続時間を測定する継続時間測定手段
16を設けた点と、この継続時間測定手段16で測定さ
れた継続時間が所定値(例えば2時間)を越えれば外部
の集中監視センター17に通報する報知手段18を備え
たことにある。さらにこの報知手段18は、判定手段1
1での判定結果が在状態から不在状態に変化した場合及
び不在状態から在状態に変化した場合にも外部の集中監
視センターに通報する構成を備えた。
【0063】つまりベッドに人がいるにもかかわらず一
定時間(例えば2時間)連続して体動がほとんどない場
合、床づれ発生の危険性が高まっていると見なして集中
監視センターに通報あるいは監視対象となる人の在、不
在状態が反転した場合にも同様に通報する構成である。
ここで報知手段18はシリアルデータ通信手段を有し、
通信回線19を介して集中監視センター17に接続する
ことでテレメータシステムを構築している。
【0064】一般に健常人であれば就寝中でも数10分
程度ごとになんらかの体動を起こすことが知られている
が、体力の弱った老人や障害者の一部は自ら体動を起こ
すことができず床ずれを起こしやすい。また床づれは一
晩あるいは数時間で急速に進行するので従来はまだ体動
が起こせる老人に対しても介護者が一定時間ごと強制的
に体位交換の作業をしていたが、本監視装置は床づれ発
生の危険があれば即座に集中監視センター17に通報す
るので床づれ発生を未然に防ぐとともに介護者の負担を
大変軽くし、就寝者の眠りも妨げないという効果があ
る。一方在、不在状態が反転した場合に通報することで
夜間における痴呆性老人の徘徊やベッドからの転落事故
などが遠隔から即座に発見できる。
【0065】報知手段18は床づれ発生の危険がある場
合や在、不在の状態が反転した場合にのみ集中監視セン
ター17に通報するので通信回線19を占有しなくても
よい。つまり通信回線19を他用途に兼用したり、本監
視装置を複数台接続し1:nの通信システムにすること
も簡単である。
【0066】尚、この集中監視センター17は本監視装
置と同一構内にあっても、屋外の遠隔地にあっても構わ
ない。また報知手段18は通信回線19を介して遠隔通
報するのでなく、信号処理装置8内に設けた緊急ブザー
や緊急ランプなどを駆動する構成でもよい。
【0067】次に本発明の第7の実施例を図14、図1
5、図16を用いて説明する。図14が図2に示した第
1の実施例と異なるのは、データ収集手段9によって収
集された時系列データの周波数成分のうち特定周波数帯
でのパワースペクトルに応じ人の心拍数を抽出する生体
信号抽出手段20と、この生体信号抽出手段20で抽出
された心拍数が所定範囲を逸脱したか否かを判定する第
1の判定手段21と、生体信号抽出手段20で抽出され
た心拍数が所定範囲を継続して逸脱した時間を測定する
継続時間測定手段22と、この継続時間が所定値を越え
たか否かを判定する第2の判定手段23と、生体信号抽
出手段20で抽出された心拍数を表示する表示手段24
及び心拍数を記憶する記憶手段25と、この記憶手段2
5で記憶された心拍データからゆらぎ量を算出するゆら
ぎ量算出手段26と、このゆらぎ量算出手段26で算出
されたゆらぎ量が所定範囲内か否かを判定する第3の判
定手段27を備え、さらに第1の判定手段21、第2の
判定手段23、第3の判定手段27いずれかにおいて判
定条件成立の場合、報知する報知手段28を備えたもの
である。
【0068】生体信号抽出手段20は心拍用フィルタ部
20a、心拍用波形整形部20b、自己相関関数算出部
20c、心拍数算出部20dからなり、これらは全てデ
ジタル信号処理手段によって実現されている。心拍用フ
ィルタ部20aはバタワースなどの巡回型バンドパスフ
ィルタであり、心拍信号抽出に必要な周波数成分を通
す。心拍用フィルタ部20aで得られた波形をさらに心
拍用波形整形部20bでは心拍におけるR波が強調され
るように2乗化処理で変換する。一般に心拍のP、Q、
R、S各波のうちでもR波が最も高い周波数成分を持ち
振幅も大きいことが知られている。そこでR−R間隔を
もとに基本周期を導く構成とした。次に自己相関関数算
出部20cでは心拍用波形整形部20bで変換された波
形に対し(数4)のような自己相関関数R(τ)あるい
はこれを正規化して(数5)のような自己相関係数C
(τ)を算出する。
【0069】
【数4】
【0070】
【数5】
【0071】
【数6】
【0072】さらに心拍数算出部20dでは自己相関関
数算出部20cの算出結果から、時系列データの基本周
期Tを算出し、これを1分間当たりの心拍数として出力
する構成である。
【0073】図15に人が安静状態でベッドに横たわっ
た場合に体動検出手段6からの出力波形(30秒間)を
基に、データ収集手段9の出力波形15(a)、心拍用
フィルタ部20aの出力波形15(b)、心拍用波形整
形部20bの出力波形15(c)、自己相関関数算出部
20cの出力波形15(d)をそれぞれ示す。15
(d)のグラフで横軸は時間ずらし量τであり、縦軸は
自己相関係数C(τ)である。心拍数算出部20dは最
初のピーク点である基本周期Tを算出し、このピーク点
におけるτの値が0.1<τ<5.0でかつC(τ)の
値が0.2以上であれば正しい心拍数が検出されたと判
定し1分間当たりの心拍数を出力する。そうでなければ
「測定不能」の判定結果を出力する。基本周期Tの検出
は例えば15(d)のデータをさらにFFT演算しパワ
ースペクトル検出によって判定してもよい。15(d)
の例では基本周期Tは0.85秒なのでこの人の心拍数
は1分間当たり71拍であることがわかる。圧電素子か
らなる体動検出手段6では、寝返りなど大きな体動があ
る場合心拍数が一時的に「測定不能」となるが、安静状
態になれば測定可能状態に戻ることになる。生体信号抽
出部20からの心拍数信号の出力頻度は、図15に示し
たような30秒間の時系列データを用いて30秒ごとに
行なうものとしてもよいし逐次対象とする時系列データ
をずらしていくことでもっと頻般(例えば5秒ごと)に
してもよい。
【0074】第1の判定手段21には閾値可変の設定部
21aがあり、生体信号抽出手段20から心拍数が出力
されかつこの設定部21aで定めた範囲(例えば20〜
200拍/分)を逸脱した場合、異常判定出力する。
【0075】継続時間測定手段22には閾値可変の設定
部22aがあり、生体信号抽出手段20から出力された
心拍数がこの設定部22aで定めた範囲(例えば30〜
150)を継続して逸脱した時間を出力する。
【0076】第2の判定手段23には閾値可変の設定部
23aがあり、継続時間測定手段22から出力された継
続時間がこの設定部23aで定めた値(例えば5分間)
を越えた場合、異常判定出力する。
【0077】記憶手段25は、FIFO(ファーストイ
ンファーストアウト)メモリで構成され生体信号抽出手
段20から出力された心拍数を長期間(例えば最新1週
間分)蓄積し、さらにゆらぎ量算出手段26が図16に
示されるような心拍数のヒストグラムから分散値によっ
て心拍数のゆらぎ量を算出する。あるいはゆらぎ量とし
て心拍数の推移(時系列データ)を周波数分析によって
パワースペクトルの傾きが周波数の何乗分の1に相当す
るかを算出する。
【0078】第3の判定手段27には閾値可変の設定部
27aがあり、ゆらぎ量算出手段26で算出されたゆら
ぎ量がこの設定部27aで定めた範囲を越えた場合、異
常判定出力する。これは健常人の心拍は長期間で見ると
ある範囲内でゆらいでおり、ゆらぎが全くない場合は何
らかの異常であることを利用したものである。また人が
入床後眠りに入った場合、必要となる代謝量が減ること
から心拍数や呼吸数に関して徐波化が見られることを利
用したものである。
【0079】報知手段28は、第1の判定手段21、第
2の判定手段23、第3の判定手段27からのいずれか
が異常判定出力をすれば条件成立の場合、アラームラン
プを点灯しまたブザーを駆動する。
【0080】上記構成において人の心拍数から人の異常
状態の有無を監視できる。特に複数の判定条件を備えた
ことで異常状態判定の精度が高められる。また長期間に
わたり、特定の人の生体信号のトレンドを把握すること
ができるので健康状態の推移が把握できる。本監視装置
を作動させると連続監視がされるので、医療の専門家が
その場に立ち会わなくても必要なデータが自動的に蓄積
される。また心拍のゆらぎ量から循環器系の疾患も自動
的に発見できる。
【0081】尚、ここで算出する生体信号は呼吸数など
を用い、無呼吸症などによる突然死を防止する構成にし
てもよい。同一の信号から心拍と呼吸とを分離し異常判
定の条件を複合化してもよい。また体動量や体動部位に
ついて異常判定を行ってもよい。また生体信号から異常
判定する場合、1分間当たりの心拍数など値そのもので
はなく変化率や長期的な変動傾向から判断してもよい。
また時間帯や季節に応じて判定条件となる閾値を変えて
いってもよい。報知手段28は図13で示した第6の実
施例同様、集中監視センターなどに通報するテレメータ
システムを構築してもよい。体動検出手段6に圧電素子
を複数箇所設けてもよい。また本監視装置は人を例にと
って説明したが、動物など他の生物に適応しても構わな
い。
【0082】
【発明の効果】以上の説明から明らかのように本発明の
監視装置によれば、次の効果が得られる。
【0083】(1)使用者に負担をかけたり違和感を与
えることなく在、不在あるいは生死を判定できる。人が
いる限りどんなに安静状態を保っていても不在や物体と
確実に区別できる。特に時系列データを信号処理するこ
とにより温度変動などの環境要因に左右されず再現性よ
く判定できる。また装置全体の小型化が図れる。
【0084】(2)電気的物理的ノイズに強くなり、誤
判定がなくなる。 (3)得られる信号の振幅自体が小さくても確実に判定
できる。
【0085】(4)体の部位ごとの体動に応じた信号が
直接検出できるので、どんな姿勢でもまたどんな安静状
態でも人が生きている限り体表面から発生する振動を確
実に検出できる。
【0086】(5)安価で製造も容易となる。 (6)遠隔にいる監視者に緊急情報だけを即座に伝える
ことができる。また複数台を接続した集中管理システム
が容易に構築できる。
【0087】(7)人の健康状態や異常の有無が監視で
きる。 (8)長期間にわたり、生体信号のトレンドを把握する
ことができるので健康状態の推移が簡単に把握できる。
医療の専門家がその場に立ち会わなくても必要なデータ
が蓄積され遠隔診断または事後診断ができる。
【0088】(9)生体信号の変動量ないし変動速度に
応じてある種の疾患が自動的に発見できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における監視装置の斜視
【図2】同装置のブロック図
【図3】同装置における帯域増幅部9aのフィルタ特性
【図4】(a)同装置における帯域増幅部9aからの出
力波形を示した図 (b)同装置における帯域増幅部9aからの出力波形の
うちS部の拡大図
【図5】同装置における判定手段11による判定結果を
示した図
【図6】本発明の第2の実施例における監視装置の判定
手段11の動作を説明するフローチャート
【図7】同装置における判定手段11による判定結果を
示した図
【図8】本発明の第3の実施例における監視装置のブロ
ック図
【図9】同装置における判定手段15の動作を説明する
フローチャート
【図10】本発明の第4の実施例における監視装置の斜
視図
【図11】同装置における帯域増幅部9aからの出力波
形及びポリグラフ測定結果を示した図
【図12】本発明の第5の実施例における監視装置の体
動検出手段6の構造図
【図13】本発明の第6の実施例における監視装置のブ
ロック図
【図14】本発明の第7の実施例における監視装置のブ
ロック図
【図15】(a)同装置におけるデータ収集手段9の出
力波形を示す図 (b)同装置における心拍用フィルタ20aの出力波形
を示す図 (c)同装置における心拍用波形整形部20bの出力波
形を示す図 (d)同装置における自己相関関数算出部20cの出力
波形を示す図
【図16】同装置における記憶手段25で蓄積された心
拍数の分布図
【図17】従来の監視装置の断面図
【図18】同装置のA−A線断面図
【符号の説明】
6 体動検出手段 8 信号処理装置 9 データ収集手段 10 分散値算出手段 11 判定手段 12 表示手段 13 記憶手段

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】人の体動を検出する体動検出手段と、前記
    体動検出手段からの出力信号を時系列データに変換する
    データ収集手段と、前記データ収集手段によって収集さ
    れた前記時系列データの分散値など統計量を算出する統
    計量算出手段と、前記統計量算出手段によって算出され
    た前記統計量に基づき人の在、不在を判別する判定手段
    とを備えた監視装置。
  2. 【請求項2】判定手段は少なくとも2つの閾値を持ち、
    第1の閾値と第2の閾値の間に不感帯を設けて人の在、
    不在を判別する請求項1記載の監視装置。
  3. 【請求項3】人の体動を検出する体動検出手段と、前記
    体動検出手段からの出力信号を時系列データに変換する
    データ収集手段と、前記データ収集手段によって収集さ
    れた前記時系列データの周波数成分を算出する周波数成
    分算出手段と、前記周波数成分算出手段により算出され
    たパワースペクトルに応じ人の在、不在を判別する判定
    手段とを備えた監視装置。
  4. 【請求項4】体動検出手段は複数の圧電素子からなり、
    寝具、寝台、座布団、椅子、便座など人体と接触する器
    具内に分散して配設される請求項1または3記載の監視
    装置。
  5. 【請求項5】体動検出手段は可撓性の同軸ケーブル状の
    圧電素子からなり、寝具、寝台、座布団、椅子、便座な
    ど人体と接触する器具内に配設される請求項1または3
    記載の監視装置。
  6. 【請求項6】統計量算出手段で算出された統計量が所定
    範囲を継続して逸脱した時間を測定する継続時間測定手
    段を備え、継続時間が所定値を越えた場合に報知する報
    知手段を備えた請求項1記載の監視装置。
  7. 【請求項7】判定手段での判定結果が在から不在あるい
    は不在から在に状態変化した場合に報知する報知手段を
    備えた請求項1または3記載の監視装置。
  8. 【請求項8】データ収集手段によって収集された時系列
    データの周波数成分のうち特定周波数帯でのパワースペ
    クトルに応じ人の心拍数または呼吸数などの生体信号を
    抽出する生体信号抽出手段と、前記生体信号抽出手段で
    抽出された前記生体信号の周期が所定範囲を逸脱した場
    合に報知する報知手段を備えた請求項3記載の監視装
    置。
  9. 【請求項9】データ収集手段によって収集された時系列
    データの周波数成分のうち特定周波数帯でのパワースペ
    クトルに応じ人の心拍数または呼吸数などの生体信号を
    抽出する生体信号抽出手段と、前記生体信号抽出手段で
    抽出された前記生体信号の周期が所定範囲を継続して逸
    脱した時間を測定する継続時間測定手段と、継続時間が
    所定値を越えた場合に報知する報知手段を備えた請求項
    3記載の監視装置。
  10. 【請求項10】データ収集手段によって収集された時系
    列データの周波数成分のうち特定周波数帯でのパワース
    ペクトルに応じ人の心拍数または呼吸数などの生体信号
    を抽出する生体信号抽出手段と、前記生体信号抽出手段
    で抽出された前記生体信号を記憶する記憶手段を備えた
    請求項3記載の監視装置。
  11. 【請求項11】記憶手段で記憶された生体信号の変動量
    ないし変動速度に応じて報知する報知手段を備えた請求
    項9記載の監視装置。
JP6006754A 1994-01-26 1994-01-26 監視装置 Expired - Fee Related JP2959376B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6006754A JP2959376B2 (ja) 1994-01-26 1994-01-26 監視装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6006754A JP2959376B2 (ja) 1994-01-26 1994-01-26 監視装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07204166A true JPH07204166A (ja) 1995-08-08
JP2959376B2 JP2959376B2 (ja) 1999-10-06

Family

ID=11646982

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6006754A Expired - Fee Related JP2959376B2 (ja) 1994-01-26 1994-01-26 監視装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2959376B2 (ja)

Cited By (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001070256A (ja) * 1998-07-29 2001-03-21 Denso Corp 生体モニタ装置
JP2001204694A (ja) * 2000-01-26 2001-07-31 Matsushita Electric Works Ltd 生体情報検出装置
WO2003000126A1 (fr) * 2001-06-25 2003-01-03 Advanced Medical Inc. Detecteur biophysiologique
JP2004216006A (ja) * 2003-01-17 2004-08-05 Kinden Corp 超音波振動感知センサを用いた人の状態判別装置及びこれを利用した人の状態判別方法
JP2005177313A (ja) * 2003-12-22 2005-07-07 France Bed Co Ltd ベッド装置
JP2007050054A (ja) * 2005-08-16 2007-03-01 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 離床前動作検出装置、離床前動作検出システム、離床前動作検出プログラム、記録媒体及び離床前動作検出方法
JP2007202847A (ja) * 2006-02-02 2007-08-16 Matsushita Electric Works Ltd 在床検出装置
US7276030B2 (en) 2002-07-29 2007-10-02 Fujitsu Ten Limited Method and apparatus for detecting human body in a vehicle
JP2007283030A (ja) * 2006-04-20 2007-11-01 Tanita Corp 睡眠時呼吸状態判定装置
JP2008049023A (ja) * 2006-08-28 2008-03-06 Japan Radio Co Ltd 介護支援システム
JP2008307204A (ja) * 2007-06-14 2008-12-25 Daikin Ind Ltd 生体信号処理装置
JP2009160001A (ja) * 2007-12-28 2009-07-23 Tanita Corp 睡眠評価装置及び睡眠評価方法
US7674967B2 (en) 2005-03-22 2010-03-09 Sony Corporation Body movement detecting apparatus and method, and content playback apparatus and method
JP2012061151A (ja) * 2010-09-16 2012-03-29 Daikin Industries Ltd 離床判定装置
CN103169475A (zh) * 2011-12-20 2013-06-26 株式会社百利达 出现在床上的确定装置和睡眠测量装置
JP2014050703A (ja) * 2012-09-04 2014-03-20 Hill-Rom Services Inc 患者可動性の表面評価システムおよび方法
JP2015062067A (ja) * 2014-10-07 2015-04-02 株式会社ニコン 撮影レンズ、撮影装置及び撮影システム
JP2015096831A (ja) * 2013-11-15 2015-05-21 沖電気工業株式会社 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
JP2017202057A (ja) * 2016-05-10 2017-11-16 株式会社北電子 情報処理装置及び情報処理プログラム
JP2018500063A (ja) * 2014-11-14 2018-01-11 インテル コーポレイション ウェアラブル・デバイスにおける超低電力連続心拍数センシング
WO2020071374A1 (ja) * 2018-10-02 2020-04-09 コニカミノルタ株式会社 状態監視装置および状態監視方法
CN111436939A (zh) * 2020-03-17 2020-07-24 佛山市台风网络科技有限公司 健康监测方法、系统、计算机设备及可读存储介质
CN111771291A (zh) * 2019-01-31 2020-10-13 住友理工株式会社 压电传感器及其制造方法
WO2021039288A1 (ja) * 2019-08-30 2021-03-04 住友理工株式会社 存否判定装置
KR102236461B1 (ko) * 2020-08-19 2021-04-06 주식회사 피플멀티 생체정보와 환경정보를 이용한 헬스케어 모니터링 시스템
JP2021100579A (ja) * 2019-07-10 2021-07-08 パラマウントベッド株式会社 異常通報システム及びスマートフォン

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102603248B1 (ko) * 2022-07-29 2023-11-16 주식회사 무니스 수면 중 뒤척임 측정 방법

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55160539A (en) * 1979-03-13 1980-12-13 Instrumentarium Oy Medical device for monitoring or recording or monitoring and recording motion of human body on bed
JPS63277034A (ja) * 1987-05-08 1988-11-15 Touitsu Kogyo Kk 胎児心拍計数装置
JPS6427534A (en) * 1987-07-23 1989-01-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd Pulse wave meter
JPH03258246A (ja) * 1990-03-09 1991-11-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd 入眠判定装置および在床判定装置
JPH0422334A (ja) * 1990-05-16 1992-01-27 Yuhshin Co Ltd 人の異常状態検出装置
JPH04348741A (ja) * 1991-05-28 1992-12-03 Matsushita Electric Works Ltd 睡眠状態判定装置
JPH0542129A (ja) * 1991-08-09 1993-02-23 Toyota Motor Corp 覚醒度判定装置
JPH05176898A (ja) * 1991-05-23 1993-07-20 Haim Shtalryd 運動検出器およびこれを含む無呼吸監視装置
JPH06225864A (ja) * 1993-02-04 1994-08-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd 就寝装置

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55160539A (en) * 1979-03-13 1980-12-13 Instrumentarium Oy Medical device for monitoring or recording or monitoring and recording motion of human body on bed
JPS63277034A (ja) * 1987-05-08 1988-11-15 Touitsu Kogyo Kk 胎児心拍計数装置
JPS6427534A (en) * 1987-07-23 1989-01-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd Pulse wave meter
JPH03258246A (ja) * 1990-03-09 1991-11-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd 入眠判定装置および在床判定装置
JPH0422334A (ja) * 1990-05-16 1992-01-27 Yuhshin Co Ltd 人の異常状態検出装置
JPH05176898A (ja) * 1991-05-23 1993-07-20 Haim Shtalryd 運動検出器およびこれを含む無呼吸監視装置
JPH04348741A (ja) * 1991-05-28 1992-12-03 Matsushita Electric Works Ltd 睡眠状態判定装置
JPH0542129A (ja) * 1991-08-09 1993-02-23 Toyota Motor Corp 覚醒度判定装置
JPH06225864A (ja) * 1993-02-04 1994-08-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd 就寝装置

Cited By (36)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001070256A (ja) * 1998-07-29 2001-03-21 Denso Corp 生体モニタ装置
JP2001204694A (ja) * 2000-01-26 2001-07-31 Matsushita Electric Works Ltd 生体情報検出装置
WO2003000126A1 (fr) * 2001-06-25 2003-01-03 Advanced Medical Inc. Detecteur biophysiologique
JP2003000552A (ja) * 2001-06-25 2003-01-07 Advanced Medical Kk 生体生理検出装置
US7276030B2 (en) 2002-07-29 2007-10-02 Fujitsu Ten Limited Method and apparatus for detecting human body in a vehicle
JP2004216006A (ja) * 2003-01-17 2004-08-05 Kinden Corp 超音波振動感知センサを用いた人の状態判別装置及びこれを利用した人の状態判別方法
JP2005177313A (ja) * 2003-12-22 2005-07-07 France Bed Co Ltd ベッド装置
US7674967B2 (en) 2005-03-22 2010-03-09 Sony Corporation Body movement detecting apparatus and method, and content playback apparatus and method
JP2007050054A (ja) * 2005-08-16 2007-03-01 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 離床前動作検出装置、離床前動作検出システム、離床前動作検出プログラム、記録媒体及び離床前動作検出方法
JP2007202847A (ja) * 2006-02-02 2007-08-16 Matsushita Electric Works Ltd 在床検出装置
JP4678309B2 (ja) * 2006-02-02 2011-04-27 パナソニック電工株式会社 在床検出装置
JP2007283030A (ja) * 2006-04-20 2007-11-01 Tanita Corp 睡眠時呼吸状態判定装置
JP2008049023A (ja) * 2006-08-28 2008-03-06 Japan Radio Co Ltd 介護支援システム
JP2008307204A (ja) * 2007-06-14 2008-12-25 Daikin Ind Ltd 生体信号処理装置
JP4697195B2 (ja) * 2007-06-14 2011-06-08 ダイキン工業株式会社 生体信号処理装置
JP2009160001A (ja) * 2007-12-28 2009-07-23 Tanita Corp 睡眠評価装置及び睡眠評価方法
US8622921B2 (en) 2007-12-28 2014-01-07 Tanita Corporation Sleep evaluation device and sleep evaluation method therefor
JP2012061151A (ja) * 2010-09-16 2012-03-29 Daikin Industries Ltd 離床判定装置
JP2013146532A (ja) * 2011-12-20 2013-08-01 Tanita Corp 在床判定装置および睡眠測定装置
CN103169475A (zh) * 2011-12-20 2013-06-26 株式会社百利达 出现在床上的确定装置和睡眠测量装置
KR101539492B1 (ko) * 2011-12-20 2015-07-24 가부시키가이샤 타니타 침대 위 존재 결정 장치 및 수면 측정 장치
US9119566B2 (en) 2011-12-20 2015-09-01 Tanita Corporation Present-on-bed determination apparatus and sleep measurement apparatus
JP2014050703A (ja) * 2012-09-04 2014-03-20 Hill-Rom Services Inc 患者可動性の表面評価システムおよび方法
JP2015096831A (ja) * 2013-11-15 2015-05-21 沖電気工業株式会社 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
JP2015062067A (ja) * 2014-10-07 2015-04-02 株式会社ニコン 撮影レンズ、撮影装置及び撮影システム
JP2018500063A (ja) * 2014-11-14 2018-01-11 インテル コーポレイション ウェアラブル・デバイスにおける超低電力連続心拍数センシング
JP2017202057A (ja) * 2016-05-10 2017-11-16 株式会社北電子 情報処理装置及び情報処理プログラム
WO2020071374A1 (ja) * 2018-10-02 2020-04-09 コニカミノルタ株式会社 状態監視装置および状態監視方法
JPWO2020071374A1 (ja) * 2018-10-02 2021-09-09 コニカミノルタ株式会社 状態監視装置および状態監視方法
CN111771291A (zh) * 2019-01-31 2020-10-13 住友理工株式会社 压电传感器及其制造方法
US11737710B2 (en) 2019-01-31 2023-08-29 Sumitomo Riko Company Limited Piezoelectric sensor and method for manufacturing the same
JP2021100579A (ja) * 2019-07-10 2021-07-08 パラマウントベッド株式会社 異常通報システム及びスマートフォン
WO2021039288A1 (ja) * 2019-08-30 2021-03-04 住友理工株式会社 存否判定装置
CN114072054A (zh) * 2019-08-30 2022-02-18 住友理工株式会社 存在与否判定装置
CN111436939A (zh) * 2020-03-17 2020-07-24 佛山市台风网络科技有限公司 健康监测方法、系统、计算机设备及可读存储介质
KR102236461B1 (ko) * 2020-08-19 2021-04-06 주식회사 피플멀티 생체정보와 환경정보를 이용한 헬스케어 모니터링 시스템

Also Published As

Publication number Publication date
JP2959376B2 (ja) 1999-10-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2959376B2 (ja) 監視装置
US11690519B2 (en) Apparatus, system, and method for monitoring physiological signs
US8821418B2 (en) Monitoring, predicting and treating clinical episodes
US8734360B2 (en) Monitoring, predicting and treating clinical episodes
CN108042108B (zh) 一种基于体震信号的睡眠质量监测方法与系统
JP4013195B2 (ja) 就寝状態監視装置
JP6599723B2 (ja) 生体情報取得装置及び信号処理方法
JP3661686B2 (ja) 監視装置
CN110780600A (zh) 一种具有报警功能的辅助睡眠床垫
JP4993565B2 (ja) 介護支援システム
KR101647431B1 (ko) 스마트폰을 이용한 실시간 수면 모니터링 시스템
JP2004130012A (ja) 生体信号強度測定方法、並びに就寝状態判定方法及び就寝状態監視装置
JP2002052010A (ja) 就寝状態監視装置
JP6923426B2 (ja) 異常判定装置及びそれに用いるプログラム
CA3100475A1 (en) Apparatus and a method for monitoring a patient during his sleep
EP4327743A1 (en) Sleeping state estimation system
Nakasho et al. Implementation of a vital signs monitoring system in combination with a bed-leaving detection system
JPH08317909A (ja) 就寝状態判定装置
JP2017158635A (ja) 体動波分析装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070730

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080730

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090730

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees