JPH07203452A - 動画像符号化装置 - Google Patents

動画像符号化装置

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JPH07203452A
JPH07203452A JP33452893A JP33452893A JPH07203452A JP H07203452 A JPH07203452 A JP H07203452A JP 33452893 A JP33452893 A JP 33452893A JP 33452893 A JP33452893 A JP 33452893A JP H07203452 A JPH07203452 A JP H07203452A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 適応動き補償予測符号化の性能をほとんど低
下させることなく、回路規模を縮小した予測モード決定
器を提供することにある。 【構成】 第一の予測モード評価部10は、ブロック毎
に入力画像とメモリ14に保持された符号化済み画像か
ら順方向予測と逆方向予測の動きベクトルを探索し、得
られた動きベクトルを第二の予測モード評価部11と符
号化部13に供給し、予測誤差評価値を予測モード選択
部12に供給し、第二の予測モード評価部15は、10
で得られた順方向予測と逆方向予測の予測誤差評価値か
ら内挿予測の予測誤差評価値を推定し12に供給し順方
向予測の予測誤差評価値と逆方向予測の予測誤差評価値
の和に0.4375を乗じた値を内挿予測の予測誤差評
価値とし、12は、順方向予測モード、逆方向予測モー
ド、内挿予測モードの予測誤差評価値から最小値となる
予測モードを選択し、予測モードを13へ供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、動画像の圧縮符号化装
置に関する。特に、適応動き補償予測符号化に関する。
【0002】
【従来の技術】動画像圧縮符号化技術は、動画像信号の
高い時間相関、空間相関、および人間の視覚特性を利用
して、膨大な情報量を大幅に圧縮する技術である。この
動画像符号化技術は幾つもの要素技術から成り立ってい
る。
【0003】フレーム間予測符号化技術は、動画像信号
の時間方向の相関を利用する技術であり、フレーム間予
測符号化方式は、符号化処理済の先行フレームから現フ
レームの予測を行い、予測誤差信号を伝送する方式であ
る。このフレーム間予測符号化方式を改良した方式とし
て、画像の動きを考慮した動き補償フレーム間予測符号
化方式や、フレーム間予測をフィールド間予測に置き換
えたフィールド間予測符号化方式、二つのフィールドか
ら予測を行うデュアルフィールド予測符号化方式、未来
のフレームを先行して符号化しておくことで、過去と未
来から内挿を行う内挿予測符号化方式がある。更に、こ
れらの複数の予測符号化方式を適応的に切り替える適応
予測符号化方式がある。
【0004】変換符号化技術は、複数の信号を線形変換
することで情報量を圧縮する技術であり、前記適応予測
符号化方式に対しては、予測誤差信号に対して空間方向
(水平、垂直方向)に適用されるのが普通である。この
変換によって、画像信号の空間方向の冗長性が顕現す
る。変換符号化方式にも、前述の適応予測符号化方式と
同様に、フレームでの変換符号化や、フィールドでの変
換符号化や、水平方向だけの変換符号化など複数の変換
方式を適応的に切り替える適応変換符号化方式がある。
【0005】可変長符号化技術は、信号レベルの確率分
布の偏りを用いて情報量を圧縮する技術であり、前記適
応予測符号化方式の動きベクトルや、前記適応変換符号
化方式の変換係数に適用されるのが普通である。
【0006】一般に用いられている動画像圧縮符号化技
術は、これらの技術を用いることで、非常に高い圧縮率
を実現している。
【0007】国際標準であるMPEG−1方式(ISO
IS11172−2)では、符号化順を入れ換えるこ
とで、時間的に順方向となる過去のフレームからの動き
補償予測(順方向予測)だけでなく、時間的に逆方向と
なる未来のフレームからの動き補償予測(逆方向予測)
や、過去と未来の両方から動き補償予測(内挿予測)を
可能にしている。例えば、ITU−R Rec.601
準拠の動画像を4Mbits/secで符号化する場
合、内挿予測の導入により、SNRが最大2dB程度改
善する。順方向予測、逆方向予測、内挿予測の動作例を
図4に示す。
【0008】図4(a)では、過去のフレームN−1か
ら動きベクトルVy=0で動き補償予測し、図4(b)
では、未来のフレームN+1から動きベクトルVy=−
0.5で動き補償予測し、図4(c)では、それらの平
均をとることで、線形内挿している。
【0009】現在標準化作業中のMPEG−2方式(I
SO CD13818−2)では、順次走査画像の符号
化に有効なフレーム予測とインターレース走査画像の符
号化に有効なフィールド予測の二つの予測モードを、M
PEG−1方式から継承した順方向予測、逆方向予測、
内挿予測の3つの予測モードに組み合わせることが可能
である。
【0010】図5に順方向予測におけるフレーム予測と
フィールド予測の動作を示す。図5(a)のフレーム予
測では、画像を順次走査として、過去のフレームN−1
から動きベクトルVy=0.5で動き補償予測してお
り、図5(b)のフィールド予測では、画像をインター
レース走査として、それぞれのフィールドを過去のフレ
ームN−1のそれぞれのフィールドから動きベクトルV
y=1およびVy=0.5で動き補償予測している。
【0011】MPEG−2方式には、時間的に順方向と
なる過去の2つのフィールドから動き補償予測を行うデ
ュアルフィールド予測も含まれている。デュアルフィー
ルド予測の動作は内挿予測とほぼ同じであり、デュアル
フィールド予測を導入した場合の改善は、内挿予測を導
入した場合と同程度である。図6にデュアルフィールド
予測の動作を示す。デュアルフィールド予測では、フレ
ームNの符号化対象フィールドの同パリティフィールド
となる2つ前のフィールドだけでなく、異パリティフィ
ールドとなる1つ前のフィールドも予測に用い、内挿予
測と同様に両フィールドの動き補償予測の結果を平均し
て用いる。このデュアルフィールド予測に用いることの
できる動きベクトルは、同パリティフィールドへの動き
ベクトル(f0x,f0y)と異パリティフィールドへ
の動きベクトル(f1x,f1y)を1組の動きベクト
ルセット(f0x,f0y,f1x,f1y)として、
次式のように制限されている。
【0012】 2×f1x=(2×f0x)//2+dx (1) 2×f1y=(2×f0y)//2+dy+e (2) ここで、//演算子は四捨五入整数除算、f0x,f0
y,f1x,f1yは0.5画素精度の動きベクトル、
dx,dyは−1から1までの整数であり、eは符号化
対象フィールドがフレーム内で上に位置する場合は−
1、下に位置する場合は1である。
【0013】ところが、このように高度に適応的な符号
化方式の最高性能を引き出すには、利用可能な多くのモ
ードを適切に選択する必要がある。特に、適応動き補償
予測符号化においては、全予測モードの予測誤差の評価
が要求される。つまり、単純な動き補償フレーム間予測
符号化に比べ、予測モード決定に必要な予測画像生成が
非常に多くなる。このため、動画像符号化装置を実現す
る場合に、適応動き補償予測符号化部の予測モード決定
器の回路規模が大きくなってしまうという問題がある。
【0014】従来方式の予測モード決定器を用いた動画
像符号化装置を第一の例を図7に示す。同装置の適応予
測符号化は、第一の予測モード群として、単一のフレー
ムしか参照しない順方向予測モードと逆方向予測モード
を備え、第二の予測モード群として、順方向予測と逆方
向予測の平均値を用いる内挿予測モードを備えている。
同図において、適応予測符号化の予測モード決定は、第
一の予測モード群を評価する第一の予測モード評価部1
0と、第二の予測モード群を評価する第二の予測モード
評価部11と、予測モード選択部12によって行われて
いる。動画像は、Inputから符号化処理順に入力さ
れ、16画素x16ラインのブロック単位で、第一の予
測モード評価部10と、第二の予測モード評価部11
と、符号化部13に供給される。
【0015】第一の予測モード評価部10は、ブロック
毎に、入力画像とメモリ14に保持された符号化済み画
像から、順方向予測および逆方向予測の動きベクトルを
探索し、得られた動きベクトル(図ではFwd/Bwd
MV)を第二の予測モード評価部11と符号化部13
に供給するとともに、得られた予測誤差評価値(図では
Fwd/Bwd MAE)を予測モード選択部12に供
給する。
【0016】第二の予測モード評価部11は、ブロック
毎に、第一の予測モード評価部10で得られた順方向予
測および逆方向予測の動きベクトルと、メモリ14に保
持された符号化済み画像から、内挿予測画像を生成し、
入力画像と比較して予測誤差の評価を行い、得られた予
測誤差評価値(図ではIntp MAE)を予測モード
選択部12に供給する。
【0017】予測モード選択部12は、順方向予測モー
ド、逆方向予測モード、内挿予測モードの予測誤差評価
値から、最小値となる予測モードを選択し、選択した予
測モード(図ではPred Mode)を符号化部13
へ供給する。符号化部13は、第一の予測モード評価部
10で得られた順方向予測および逆方向予測の動きベク
トルと、予測モード選択部12で得られた予測モードを
用いて、入力画像を適応予測符号化し、得られたローカ
ルデコード画像を、メモリ14に供給する。
【0018】メモリ14は、第一の予測モード評価部1
0と第二の予測モード評価部11と符号化部13から、
動き補償予測の参照画像として読み出せるように、ロー
カルデコード画像を保持する。
【0019】従来方式の予測モード決定器を用いた動画
像符号化装置を第二の例を図8に示す。同装置の適応予
測符号化は、第一の予測モード群として、単一のフィー
ルドしか参照しない、同パリティフィールド予測モード
と異パリティフィールド予測モードを備え、第二の予測
モード群として、複数のフィールドを参照するデュアル
フィールド予測モードを備えている。同図において、適
応予測符号化の予測モード決定は、第一の予測モード群
を評価する第一の予測モード評価部20と第二の予測モ
ード群を評価する第二の予測モード評価部21と予測モ
ード選択部22によって行われている。
【0020】動画像は、Inputから符号化処理順に
入力され、16画素x16ラインのブロック単位で、第
一の予測モード評価部20と、第二の予測モード評価部
21と、符号化部23に供給される。
【0021】第一の予測モード評価部20は、ブロック
毎に、入力画像とメモリ24に保持された符号化済み画
像から、同パリティフィールド予測および異パリティフ
ィールド予測の動きベクトルを探索し、得られた動きベ
クトル(図ではF0/F1MV)を第二の予測モード評
価部21と符号化部23に供給するとともに、得られた
予測誤差評価値(図ではF0/F1 MAE)を予測モ
ード選択部22に供給する。
【0022】第二の予測モード評価部21は、ブロック
毎に、デュアルフィールド予測の動きベクトルセット探
索を行う。前記デュアルフィールド予測の動きベクトル
セットの制限に基づいて、第一の予測モード評価部20
で得られた同パリティフィールド予測および異パリティ
フィールド予測の動きベクトルからそれぞれ9つのベク
トルセット、合計18のベクトルセットを、探索すべき
候補ベクトルセットとする。各候補ベクトルセット毎
に、メモリ24に保持された符号化済み画像からデュア
ルフィールド予測画像を生成し、入力画像と比較して予
測誤差の評価する。最小の予測誤差評価値を示す候補ベ
クトルセットを動きベクトルセットとして選択すること
で、最適な動きベクトルセットを探索する。得られた予
測誤差評価値(図ではDu MAE)を予測モード選択
部22に供給するとともに、動きベクトルセット(図で
はDu MV)を符号化部23に供給する。
【0023】予測モード選択部22は、同パリティフィ
ールド予測モード、異パリティフィールド予測モード、
デュアルフィールド予測モードの予測誤差評価値から、
最小値となる予測モードを選択し、選択した予測モード
(図ではPred Mode)を符号化部23へ供給す
る。
【0024】符号化部23は、第一の予測モード評価部
20で得られた同パリティフィールド予測および異パリ
ティフィールド予測の動きベクトルと、第二の予測モー
ド評価部21で得られたデュアルフィールド予測の動き
ベクトルセットと、予測モード選択部22で得られた予
測モードを用いて、入力画像を適応予測符号化し、得ら
れたローカルデコード画像を、メモリ24に供給する。
【0025】メモリ24は、第一の予測モード評価部2
0と第二の予測モード評価部21と符号化部23から、
動き補償予測の参照画像として読み出せるように、ロー
カルデコード画像を保持する。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】適応動き補償予測符号
化の性能を引き出すには、全予測モードの予測誤差の評
価が要求され、単純な動き補償フレーム間予測符号化に
比べ、予測モード決定に必要な予測画像生成が非常に多
くなる。このため、動画像符号化装置を実現する場合
に、適応動き補償予測符号化部の予測モード決定器の回
路規模が大きくなってしまうという問題がある。
【0027】本発明の目的は、適応動き補償予測符号化
の性能をほとんど低下させることなく、回路規模を縮小
した予測モード決定器を提供することにある。
【0028】
【課題を解決するための手段】本発明は、適応予測を用
いた動画像符号化装置において、適応予測の予測モード
群が、単一のフレームまたは単一のフィールドしか参照
しない予測器を用いる第一の予測モード群と、複数のフ
レームまたは複数のフィールドを参照および平均化する
予測器を用いる第二の予測モード群とに分類でき、予測
モード決定器が、第一の予測モード群を評価する第一の
予測モード評価部と、第二の予測モード群を評価する第
二の予測モード評価部と、第一の予測モード評価部およ
び第二の予測モード評価部で得られた予測誤差評価値か
ら最小の予測誤差評価値となる予測モードを選択する予
測モード選択部から構成され、第二の予測モード評価部
が、第一の予測モード評価部で得られた予測誤差評価値
から、第二の予測モード群の予測誤差評価値を推定する
ことを特徴とする。
【0029】
【作用】まず、内挿予測の動作について考える。内挿予
測は、過去からの動きベクトル(fvx,fvy)と未
来からの動きベクトル(bvx,bvy)を用いて、順
方向予測による予測値
【0030】
【数1】
【0031】と逆方向予測による予測値
【0032】
【数2】
【0033】との平均値を、予測値
【0034】
【数3】
【0035】とする。
【0036】
【数4】
【0037】式からも内挿予測が単純な平均予測である
ことがわかる。
【0038】次に、デュアルフィールド予測の動作につ
いて考える。デュアルフィールド予測は、過去の同パリ
ティフィールドから動きベクトルf0,f0yと過去の
異パリティフィールドから動きベクトルf1x,f1y
を用いて、同パリティフィールドからの予測値
【0039】
【数5】
【0040】と異パリティフィールドからの予測値
【0041】
【数6】
【0042】との平均値を、予測値
【0043】
【数7】
【0044】とする。
【0045】
【数8】
【0046】式からもデュアルフィールド予測が単純な
平均予測であることがわかる。
【0047】ここで、平均予測の予測誤差と、これに用
いられた2つの予測の予測誤差との関係を考える。例え
ば、平均予測の予測値
【0048】
【数9】
【0049】が、第一の予測値
【0050】
【数10】
【0051】と第二の予測値
【0052】
【数11】
【0053】の平均値とする。本当の画素値をp(x,
y)とすれば、予測誤差e1 (x,y)とe2 (x,
y)を用いて次のように表せる。
【0054】
【数12】
【0055】一般に、予測誤差評価値として、平均自乗
誤差(MSE)または平均絶対誤差(MAE)が用いら
れる。予測値
【0056】
【数13】
【0057】それぞれのMSEは、
【0058】
【数14】
【0059】となる。これより、MSE(p)は予測誤
差の相関係数ρに依存していることがわかる。
【0060】また、幾何平均は算術平均を越えないの
で、
【0061】
【数15】
【0062】となる。等号成立条件は、e1 (x,y)
=e2 (x,y)である。
【0063】MAEでも同様な式が成立する。予測値
【0064】
【数16】
【0065】それぞれのMAEは、
【0066】
【数17】
【0067】となる。等号成立条件は、
【0068】
【数18】
【0069】である。
【0070】以上のように、MSE、MAEどちらを用
いても、平均予測の予測誤差評価値は、これに用いられ
た2つの予測の予測誤差評価値を合計した値の0.5倍
以下になることがわかる。
【0071】実際に動画像を用いて
【0072】
【数19】
【0073】の関係を測定した結果、適当な係数を用い
ることで、平均予測の予測誤差評価値を推定できること
を確認している。
【0074】
【数20】
【0075】これらの係数α、βは、ビットレート、符
号化対象画像に依存する。
【0076】例えば、1段目で順方向予測と逆方向予測
の動きベクトル探索を行いつつMAEを求め、2段目で
内挿予測のMAEを求める適応予測符号化装置の予測モ
ード決定器の場合、1段目で得られた順方向予測と逆方
向予測のMAEに、β=0.4375として上式を適用
することで、2段目で求めるべき内挿予測のMAEを推
定できる。これにより、内挿予測画像を生成することな
く、予測モードの決定が可能になる。
【0077】
【実施例】本発明の第一の実施例を図1に沿って説明す
る。同図における適応予測符号化は、第一の予測モード
群として、単一のフレームしか参照しない順方向予測モ
ードと逆方向予測モードを備え、第二の予測モード群と
して、順方向予測と逆方向予測の平均値を用いる内挿予
測モードを備えている。同図において、適応予測符号化
の予測モード決定は、第一の予測モード群を評価する第
一の予測モード評価部10と第二の予測モード群を評価
する第二の予測モード評価部15と予測モード選択部1
2によって行われている。
【0078】動画像は、Inputから符号化処理順に
入力され、16画素x16ラインのブロック単位で、第
一の予測モード評価部10と、符号化部13に供給され
る。第二の予測モード評価部15は、第一の予測モード
評価部10で得られた順方向予測および逆方向予測の予
測誤差評価値から、内挿予測の予測誤差評価値を推定
し、予測モード選択部に供給する。この推定では、順方
向予測の予測誤差評価値と逆方向予測の予測誤差評価値
の和に、0.4375を乗じた値を、内挿予測の予測誤
差評価値とする。
【0079】第一の予測モード評価部10、予測モード
選択部12、符号化部13、メモリ14は従来方式と同
じである。
【0080】本発明の第二の実施例を図2に沿って説明
する。同図における適応予測符号化は、第一の予測モー
ド群として、単一のフィールドしか参照しない、同パリ
ティフィールド予測モードと異パリティフィールド予測
モードを備え、第二の予測モード群として、同パリティ
フィールド、異パリティフィールドともに参照するデュ
アルフィールド予測モードを備えている。同図におい
て、適応予測符号化の予測モード決定は、第一の予測モ
ード群を評価する第一の予測モード評価部25と第二の
予測モード群を評価する第二の予測モード評価部26と
予測モード選択部22によって行われている。
【0081】動画像は、Inputから符号化処理順に
入力され、16画素x16ラインのブロック単位で、第
一の予測モード評価部25と、符号化部23に供給され
る。第一の予測モード評価部25は、ブロック毎に、入
力画像とメモリ24に保持された符号化済み画像から、
同パリティフィールド予測および異パリティフィールド
予測の動きベクトルを探索し、得られた動きベクトル
(図ではF0/F1MV)を符号化部23に供給すると
ともに、得られた予測誤差評価値(図ではF0/F1
MAE)を予測モード選択部22に供給する。また、動
きベクトル探索で得られた全予測誤差評価値(図ではM
AE)を第二の予測モード評価部26に供給する。
【0082】第二の予測モード評価部26は、ブロック
毎に、デュアルフィールド予測の動きベクトルセット探
索を行う。第一の予測モード評価部25で探索した範囲
内の前記デュアルフィールド予測の動きベクトルセット
の制限に基づく全てのベクトルセットを候補ベクトルセ
ットとして、各候補ベクトルセット毎に、第一の予測モ
ード評価部25で得られた同パリティフィールド予測お
よび異パリティフィールド予測の全予測誤差評価値か
ら、候補ベクトルセットの同パリティフィールド予測の
動きベクトルに対応する予測誤差評価値と、候補ベクト
ルセットの異パリティフィールド予測の動きベクトルに
対応する予測誤差評価値を参照し、デュアルフィールド
予測の予測誤差評価値を推定する。
【0083】この推定では、同パリティフィールド予測
の予測誤差評価値と異パリティフィールド予測の予測誤
差評価値の和に、0.4375を乗じた値を、デュアル
フィールド予測の予測誤差評価値とする。予測誤差評価
値の推定値が最小となる候補ベクトルセットを、動きベ
クトルセットとして選択することで、デュアルフィール
ド予測の動きベクトルセットを探索する。推定された予
測誤差評価値(図ではDu MAE)を予測モード選択
部22に供給するとともに、動きベクトルセット(図で
はDu MV)を符号化部23に供給する。予測モード
選択部22、符号化部23、メモリ24は従来方式と同
じである。
【0084】本発明の第三の実施例を図3に沿って説明
する。同図における適応予測符号化は、第一の予測モー
ド群として、単一のフィールドしか参照しない、同パリ
ティフィールド予測モードと異パリティフィールド予測
モードを備え、第二の予測モード群として、同パリティ
フィールド、異パリティフィールドともに参照するデュ
アルフィールド予測モードを備えている。同図におい
て、適応予測符号化の予測モード決定は、第一の予測モ
ード群を評価する第一の予測モード評価部27と第二の
予測モード群を評価する第二の予測モード評価部28と
予測モード選択部22によって行われている。
【0085】動画像は、Inputから符号化処理順に
入力され、16画素x16ラインのブロック単位で、第
一の予測モード評価部27と、符号化部23に供給され
る。第一の予測モード評価部27は、ブロック毎に、入
力画像とメモリ24に保持された符号化済み画像から、
同パリティフィールド予測および異パリティフィールド
予測の動きベクトルを探索し、得られた動きベクトル
(図ではF0/F1MV)を符号化部23に供給すると
ともに、得られた予測誤差評価値(図ではF0/F1
MAE)を予測モード選択部22に供給する。また、第
二の予測モード評価部28での候補ベクトルセットに対
応する予測誤差評価値(図ではMAE)を、第二の予測
モード評価部28に供給する。
【0086】第二の予測モード評価部28は、デュアル
フィールド予測の動きベクトルセット探索を行う。前記
デュアルフィールド予測の動きベクトルセットの制限に
基づいて、第一の予測モード評価部27で得られた同パ
リティフィールド予測および異パリティフィールド予測
の動きベクトルから、それぞれ9つのベクトルセット、
合計18のベクトルセットを、探索すべき候補ベクトル
セットとする。各候補ベクトルセット毎に、第一の予測
モード評価部27で得られた同パリティフィールド予測
および異パリティフィールド予測の予測誤差評価値か
ら、候補ベクトルセットの同パリティフィールド予測の
動きベクトルに対応する予測誤差評価値と、候補ベクト
ルセットの異パリティフィールド予測の動きベクトルに
対応する予測誤差評価値を参照し、デュアルフィールド
予測の予測誤差評価値を推定する。この推定では、同パ
リティフィールド予測の予測誤差評価値と異パリティフ
ィールド予測の予測誤差評価値の和に、0.4375を
乗じた値を、デュアルフィールド予測の予測誤差評価値
とする。予測誤差評価値の推定値が最小となる候補ベク
トルセットを、動きベクトルセットとして選択すること
で、デュアルフィールド予測の動きベクトルセットを探
索する。推定された予測誤差評価値(図ではDu MA
E)を予測モード選択部22に供給するとともに、動き
ベクトルセット(図ではDu MV)を符号化部23に
供給する。予測モード選択部22、符号化部23、メモ
リ24は従来方式と同じである。
【0087】
【発明の効果】予測画像を生成することなく予測モード
を決定できる予測モード決定器が構成でき、メモリアク
セス量と演算量の削減により回路規模を縮小できる。ま
た、この発明を適用した場合の適応動き補償予測符号化
方式の性能は、ITU−R Rec.601準拠の動画
像を4Mbits/secで符号化する場合に、SNR
が0.2dB程度下がるだけであり、ほとんど劣化しな
い。
【0088】本発明の第一の実施例(図1)による効果
は、従来例1(図7)と比較することで明らかとなる。
第一の予測モード評価部10は同一であるが、第二の予
測モード評価部11が予測画像生成と予測誤差評価が必
要なのに対して、第二の予測モード評価部15はブロッ
ク当り1回の推定しか行わない。例えば、動きベクトル
の探索範囲を(±7.5,±7.5)として、16画素
x16ラインの1ブロック処理する場合、従来例1は、
1602画素のメモリアクセスが必要になるのに対し
て、本発明の第一の実施例では、1024画素のメモリ
アクセスに抑えることが可能である。
【0089】また、第一の予測モード評価部10はメモ
リアクセスをパイプライン処理できるが、第二の予測モ
ード評価部11は、第一の予測モード評価部10で得ら
れた動きベクトルに従って予測画像生成を行うので、メ
モリアクセスがランダムアクセスとなり、回路が複雑に
なる。
【0090】本発明の第二の実施例(図2)および本発
明の第三の実施例(図3)による効果は、従来例2(図
8)と比較することで明らかとなる。第一の予測モード
評価部20と第一の予測モード評価部25、第一の予測
モード評価部27は、第二の予測モード評価部に何を供
給するかが違うだけで、メモリアクセス量と演算量は同
じである。
【0091】しかし、第二の予測モード評価部21が1
8の各候補ベクトルセットに対して予測画像生成と予測
誤差評価が必要なのに対して、第二の予測モード評価部
26は探索範囲の各候補ベクトルセットに対して各1回
の推定しか行わなず、第二の予測モード評価部28は1
8の各候補ベクトルセットに対して各1回の推定しか行
わない。例えば、動きベクトルの探索範囲を(±7,±
3)として、16画素x8ラインの1ブロック処理する
場合、従来例2は、1178画素のメモリアクセスが必
要になるのに対して、本発明の第二の実施例および本発
明の第三の実施例では、512画素のメモリアクセスに
抑えることが可能である。
【0092】また、第一の予測モード評価部20と第一
の予測モード評価部25、第一の予測モード評価部27
はメモリアクセスをパイプライン処理できるが、第二の
予測モード評価部21は、第一の予測モード評価部20
で得られた動きベクトルに従って予測画像生成を行うの
で、メモリアクセスがランダムアクセスとなり、回路が
複雑になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例を示す。
【図2】本発明の第二の実施例を示す。
【図3】本発明の第三の実施例を示す。
【図4】内挿予測の動作例を示す。
【図5】フレームフィールド予測の動作例を示す。
【図6】デュアルフィールド予測の動作例を示す。
【図7】従来方式の第一の例を示す。
【図8】従来方式の第二の例を示す。
【符号の説明】
10 第一の予測モード評価部 11 第二の予測モード評価部 12 予測モード選択部 13 符号化部 14 メモリ 15 第二の予測モード評価部 20 第一の予測モード評価部 21 第二の予測モード評価部 22 予測モード選択部 23 符号化部 24 メモリ 25 第一の予測モード評価部 26 第二の予測モード評価部 27 第一の予測モード評価部 28 第二の予測モード評価部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 適応予測を用いた動画像符号化装置にお
    いて、適応予測の予測モード群が、単一のフレームまた
    は単一のフィールドしか参照しない予測器を用いる第一
    の予測モード群と、複数のフレームまたは複数のフィー
    ルドを参照および平均化する予測器を用いる第二の予測
    モード群とに分類でき、予測モード決定器が、第一の予
    測モード群を評価する第一の予測モード評価部と、第二
    の予測モード群を評価する第二の予測モード評価部と、
    第一の予測モード評価部および第二の予測モード評価部
    で得られた予測誤差評価値から最小の予測誤差評価値と
    なる予測モードを選択する予測モード選択部から構成さ
    れ、第二の予測モード評価部が、第一の予測モード評価
    部で得られた予測誤差評価値から、第二の予測モード群
    の予測誤差評価値を推定することを特徴とする動画像符
    号化装置。
  2. 【請求項2】 前記第二の予測モード評価部は、第一の
    予測モード評価部で得られた予測誤差評価値の中で、平
    均に用いる2つの予測画像に対応する予測誤差評価値
    を、和して所定の値を乗じた値を、第二の予測モード群
    の予測誤差評価値とすることを特徴とする請求項1記載
    の動画像符号化装置。
  3. 【請求項3】 前記第一の予測モード群として、過去の
    フレームから予測を行う順方向予測モードと、未来のフ
    レームから予測を行う逆方向予測モードを持ち、前記第
    二の予測モード群として、順方向予測と逆方向予測の平
    均を予測値とする内挿予測モードを持つことを特徴とす
    る請求項1記載の動画像符号化装置。
  4. 【請求項4】 前記第一の予測モード群として、インタ
    ーレース走査で同パリティのフィールドから予測を行う
    同パリティフィールド予測モードと、異パリティのフィ
    ールドから予測を行う異パリティフィールド予測モード
    を持ち、前記第二の予測モード群として、同パリティフ
    ィールド予測と異パリティフィールド予測の平均を予測
    値とするデュアルフィールド予測モードを持つことを特
    徴とする請求項1記載の動画像符号化装置。
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WO2005011286A1 (ja) * 2003-07-24 2005-02-03 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 符号化モード決定装置、画像符号化装置、符号化モード決定方法、および符号化モード決定プログラム
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