JPH07203256A - カメラのファインダー装置 - Google Patents

カメラのファインダー装置

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JPH07203256A
JPH07203256A JP5337136A JP33713693A JPH07203256A JP H07203256 A JPH07203256 A JP H07203256A JP 5337136 A JP5337136 A JP 5337136A JP 33713693 A JP33713693 A JP 33713693A JP H07203256 A JPH07203256 A JP H07203256A
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JP
Japan
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camera
signal processing
signal
image
film
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JP5337136A
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English (en)
Inventor
Masaki Higashihara
正樹 東原
Noriyoshi Osozawa
憲良 遅澤
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/50Constructional details
    • H04N23/51Housings
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/50Constructional details
    • H04N23/55Optical parts specially adapted for electronic image sensors; Mounting thereof
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/60Control of cameras or camera modules
    • H04N23/63Control of cameras or camera modules by using electronic viewfinders
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/60Control of cameras or camera modules
    • H04N23/665Control of cameras or camera modules involving internal camera communication with the image sensor, e.g. synchronising or multiplexing SSIS control signals

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 実際にフィルムを現像して得られる写真のイ
メージを撮影者が簡単に確認できるようにする。 【構成】 設定された露光条件でフィルムが露光された
ときに得られる写真画像と等価な被写体像を表示手段D
の表示面上に表示するような信号処理を信号処理手段C
により行うように構成して、例えば、撮像素子Bから得
られた映像信号にフィルム特性を考慮したガンマ補正
や、表示装置の発光特性を考慮したガンマ補正を行った
り、フィルムのカラー特性(色温度)を考慮したホワイ
トバランス調整や、フィルムの感度とカメラの露出とか
らファインダー像の明るさを制御するようにしたりする
ことにより、撮影によって得られる写真画像とほぼ等価
な被写体像を表示手段Dに常に表示できるようにして、
失敗写真の撮影を防止できるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カメラ等に用いられる
ファインダー装置に関し、特に、銀塩フィルムカメラに
設けられるファインダー装置に用いて好適なものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、銀塩フィルムカメラにおいては、
撮影レンズを透過してきた光束を撮像素子上に導き、こ
の撮像素子の出力信号を使って表示装置に被写体像を表
示するようにしたファインダー装置が提案されている。
【0003】また、特開平1−133037号公報にお
いては、図10に示すようなカメラのファインダー装置
が提案されている。図10において、撮影レンズ101
を透過した光束は、ミラー108を介して撮像素子10
9上に被写体像を結び、上記撮像素子109により電気
信号に光電変換される。
【0004】そして、上記光電変換された電気信号は、
カメラコントロールユニット120を介してメモリ装置
121に与えられて蓄えられる。上記メモリ装置121
に蓄えられた電気信号をモニタ122、あるいはプリン
タ123に出力することによって、銀塩フィルム露光時
の被写体像、あるいはフィルム露光直前の被写体像を確
認することができるようにしている。これによって、撮
影が成功したか失敗したのか、あるいはどのような写真
が撮影されたのかをすぐに確認することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例ではフィルムの感光特性、あるいは表示装置である
モニタ122やプリンタ123の発光特性、濃度特性を
考慮した信号処理がなされていなかった。
【0006】このため、実際にフィルムを現像して得ら
れる写真と、モニタ122やプリンタ123で得られた
映像との間に差が生じてしまい、撮影時に誤った判断を
してしまう可能性があるという欠点があった。
【0007】また、上記従来例では撮影が成功したか失
敗したかは、撮影終了後でなければ分からないため、失
敗写真を撮影するのを未然に防止することができない問
題があった。このため、撮影者は満足できる写真を撮影
するために、フィルムを更に使用しなければならなかっ
た。
【0008】本発明は上述の問題点に鑑み、実際にフィ
ルムを現像して得られる写真と同じようなイメージを撮
影者が簡単に確認することができるようにすることを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のカメラのファイ
ンダー装置は、銀塩カメラに設けられるファインダー装
置であって、被写体像を電気信号に変換するための撮像
素子から出力される信号に所定の処理を施す信号処理手
段を有し、上記信号処理手段によって処理した被写体像
を表示手段の表示面上に表示させるようにしたカメラの
ファインダー装置において、上記信号処理手段によって
所定の信号処理を行うことにより、設定された露光条件
でフィルムが露光されたときに得られる写真画像と等価
な被写体像を表示手段に表示するようにしている。
【0010】
【作用】本発明によれば、設定された露光条件でフィル
ムが露光されたときに得られる写真画像と等価な被写体
像を表示手段の表示面上に表示するような信号処理を行
うようにした。したがって、例えば、撮像素子から得ら
れた映像信号にフィルム特性を考慮したガンマ補正や、
表示装置の発光特性を考慮したガンマ補正や、フィルム
のカラー特性(色温度)を考慮したホワイトバランス調
整や、フィルムの感度とカメラの露出からファインダー
像の明るさを制御したりすることにより、撮影によって
得られる写真画像とほぼ等価な被写体像をファインダー
に常に表示することができるようになり、これによっ
て、自分のイメージ通りの写真を撮影することができる
か否かを簡単に確認することができるので、失敗写真の
撮影を防止することが可能となる。
【0011】
【実施例】以下、本発明のカメラのファインダー装置の
一実施例を図面を参照して説明する。図1は、本発明の
カメラのファインダー装置の基本的な機能構成を示すブ
ロック図である。
【0012】図1に示したように、本実施例のカメラの
ファインダー装置は、カメラ光学系A、撮像素子B、信
号処理手段C、表示手段D、プリンタE、光学系制御手
段F、露光条件設定手段Gによって構成されている。
【0013】光学系制御手段Fは、露光条件設定手段G
から入力される露光条件、すなわち、絞り値やシャッタ
ー速度およびフィルムの感度情報等に従ってカメラ光学
系Aを制御するために設けられている。本実施例におい
ては、光学系制御手段Fからカメラ光学系Aに向けて露
光制御信号F1 を出力して光学系の露光制御を行うよう
にするとともに、上記露光制御信号F1 を信号処理手段
Cにも供給するようにしている。
【0014】図2の機能構成図に示すように、本実施例
の信号処理手段Cは、撮像素子Bから与えられる映像信
号を処理するための手段を種々具備している。なお、本
実施例においては、ガンマ補正手段C1、ホワイトバラ
ンス調節手段C2、第1の光量落ち補正手段C3、第2
の光量落ち補正手段C4、ファインダー像制御手段C
5、表示制御手段C6等を設けた例を示している。
【0015】これらの各手段のうち、第1の光量落ち補
正手段C3は撮影レンズの瞳とファインダー光学系によ
って発生する周辺光量落ちを補正するために設けられて
いるものである。また、第2の光量落ち補正手段C4
は、撮影レンズの瞳情報とクイックリターンミラー位置
情報からミラー切れによる光量落ち情報を演算し、ミラ
ー切れによる光量落ちを補正するために設けられてい
る。
【0016】図3は、光学レイアウトの説明図であり、
一眼レフカメラでの使用例である。図3の状態は、撮影
前の被写体観察状態であり、撮影レンズ1を透過した光
束は、ハーフミラー2によってファインダー系へ進む光
束と焦点検出装置3へ進む光束とに分けられる。
【0017】ファインダー系へ進む光束は、先ず、コン
デンサーレンズ5a,5b、プリズム6及びミラー7に
よって再結像レンズ8、フィルター9を経てセンサー1
0の受光部に達する。
【0018】ここで、コンデンサーレンズ5a,5b
は、センサー10への光量を増やすためのものであり、
特にセンサー周辺部のかげりを防止するために設けられ
ているものである。このため、コンデンサーレンズ5
a,5bのパワーは再結像レンズ8及び撮影レンズ1の
瞳位置によって決まるものであり、撮影レンズを交換す
ることが可能なカメラでは、コンデンサーレンズ5a,
5bのパワーを可変にしておく必要がある。例えば、広
角系の撮影レンズと望遠レンズでコンデンサーレンズ5
a,5bの両方あるいは一方を交換するのがよい。
【0019】プリズム6及びミラー7は空間を効率良く
使い、更にハーフミラー2によって反転した像を元の像
に戻すために奇数回反射させるようになっている。ここ
で、センサー10の信号読み出しが通常の撮像素子の逆
方向に読み出すことができる場合、あるいは読み出した
信号の順番を並べ変える処理が可能な場合には、上記反
射回数の制限は必要ない。
【0020】再結像レンズ8は、撮影レンズ1の一次結
像面(フィルム面)と等価な面の空中像をセンサー10
の受光面に結像するように構成している。また、フィル
ター9は、赤外線を取り除くとともに、光学的なローパ
スフィルターになっている。これは、カラー画像を得る
ために二次元的に配列されたR,G,Bのフィルターの
付いた1組の受光部に同じ被写体からの光を均等に入射
させるようにするとともに、赤外光にも反応するセンサ
ーに赤外光が入射しないようにするためのものである。
【0021】このため、例えば赤外線用フィルムを使用
する場合には、赤外線除去機能ではなく、可視光除去機
能を持たせたり、光学的なローパスフィルターとセンサ
ーのR,G,Bのフィルターを付ける必要はなくなる。
【0022】センサー10の受光部に結像した画像は、
センサー10によって電気信号に変換され、処理回路1
1へと出力される。処理回路11では、センサー10や
撮影レンズ1の特性,あるいはフィルムの感度や特性、
露出情報、表示装置の発光特性を使い、各表示装置に表
示される映像を実際に撮影されたフィルムによって得ら
れる映像に近いものになるように信号を処理し、表示装
置として設けられているファインダーユニット20ある
いはリモコンユニット30へと出力される。ファインダ
ーユニット20あるいはリモコンユニット30は、カメ
ラから出力された映像信号を元にして被写体像を表示す
る。
【0023】図4および図5は、本発明の詳細な説明図
であり、図4はカメラシステム全体の電気回路図、図5
はファインダー系の詳細な電気回路図である。図4にお
いて、MPRSはカメラの制御装置で、例えば内部にC
PU(中央処理装置)、ROM,RAM,A/D変換機
能を有する1チップマイクロコンピュータである。
【0024】コンピュータMPRSは、ROMに格納さ
れたカメラのシーケンスプログラムに従って、自動露出
制御機能、自動焦点検出機能、フィルムの巻き上げ等の
カメラの一連の動作を行う。そのために、コンピュータ
MPRSは同期式通信用信号、通信選択信号を用いて、
カメラ本体内の周辺回路およびレンズ、ファインダー用
回路と通信して、各々の回路やレンズの動作を制御す
る。
【0025】LCMは、カメラとレンズ間通信バッフ
ァ、VCMはカメラと電子ファインダー装置間通信バッ
ファであり、これらのバッファLCMおよびVCMを介
してレンズ制御用マイクロコンピュータLPRS、電子
ファインダー装置の制御用マイクロコンピュータEVF
SYS−CONと通信を行う。
【0026】SDRは、焦点検出用のラインセンサー装
置SNSの駆動回路であり、マイクロコンピュータMP
RSによって制御される。OLC_DRIVEは、スイ
ッチ検知および表示用回路であり、マイクロコンピュー
タMPRSから送られてくるデータに基いてカメラの制
御状態を表示する表示部材OLCの表示を切り替える。
【0027】マイクロコンピュータEVF SYS−C
ONは、電子ファインダーEVFの制御を行うものであ
り、カメラのマイクロコンピュータMPRSと通信する
ことによって被写体の輝度情報をマイクロコンピュータ
MPRSへ送ったり、露出データやフィルムのデータ、
レンズデータ等をマイクロコンピュータMPRSから受
け取り、これらのデータをもとにして撮像素子CCDの
信号処理を行うDSPを制御する。
【0028】ここで、CCD_DRIVEは撮像素子C
CDの駆動回路であり、EVF_SYS−CONの指令
によってCCDの駆動を行うものである。また、DSP
はCCDから出力された信号を処理するためのデジタル
・シグナル・プロセッサーであり、必要なデータはメモ
リーMEMORYに記憶される。
【0029】そして、処理された信号はRGB信号ある
いはVIDEO信号の形で出力され、この信号を表示素
子LCDを駆動するLCD_DRIVEに入力し、LC
D_DRIVEによって表示素子LCDに被写体像が表
示される。
【0030】図5は、ファインダー系の電気回路ブロッ
ク図である。ここでは、表示素子及び表示素子の駆動回
路は省略してある。図5において、201は撮像素子で
あるCCD、202はCCD201を駆動するためのC
CDドライバー、203A〜203CはCCD201の
出力信号からRGB信号成分を取り出すためのサンプル
ホールド回路(以下SH回路と称する)、204A〜2
04CはCCD201の持つ固体差バラつきを調整する
ための調整アンプである。
【0031】205A〜205Cは、オートゲインコン
トロールアンプ(以下AGCアンプと称する)、206
A〜206Cはホワイトバランスアンプ(以下WBアン
プと称する)、207A〜207CはWBアンプ206
の出力をデジタルデータへ変換するためのAD変換器、
208はAD変換器207から出力されるデジタルデー
タの処理を行うためのデジタルシグナルプロセッサー
(以下DSPと称する)である。
【0032】209A〜209Cは、フィルムの感光特
性に対応するガンマ補正を行うための第1のγ回路、2
10A〜210Cは表示素子の発光特性に対応したガン
マ補正を行うための第2のγ回路、211は後述のメモ
リー216とのデータの相互通信を行うメモリーコント
ローラ、212はメモリーコントローラを介して得られ
るデータから出力として必要とされているデータを作り
出すためのマトリクス回路である
【0033】213は、マトリクス回路212から得ら
れる色差信号データR−Y,B−Yから変調色信号デー
タCを作り出すための変調回路、214はDSP208
の内部で文字合成、映像演算、シェーディング補正、フ
ィードバック・AE及びAFのための演算などを行う演
算処理ブロック、215はDSP208と後述のEVF
_クロック222や、EVF_シスコン223とデータ
またはパルスの通信を行うDSP_IFブロックであ
る。
【0034】216はメモリー、217A〜217Eは
DSP208から出力されるデジタルデータをアナログ
信号に変換するDA変換器、218A〜218EはDA
変換器217から出力されるアナログ信号の帯域制限を
行うためのフィルター、219A〜219Eは出力信号
のレベルを設定するための出力レベル調整アンプ、22
0は加算器、221A〜221Dは出力バッファであ
る。
【0035】222は、システム全体のタイミング制御
を行うEVF_クロック、223はシステム全体の制御
を行うEVF_シスコン、224はEVF_シスコン2
23に制御され、調整アンプ204、AGCアンプ20
5、WBアンプ206、出力レベル調整アンプ219を
適応的に制御するための電子ボリューム、225はカメ
ラ側のマイクロコンピュータMPRSと通信を行うため
のコネクタである。
【0036】次に、上記構成に基づいて動作を説明す
る。カメラ側のマイクロコンピュータMPRSからコネ
クタ225を介して送られてくるデータに基いて、EV
F_シスコン223はEVF_クロック222、電子ボ
リューム224、DSP208を制御する。
【0037】この制御により、先ず、EVF_クロック
222、CCDドライバー202によってCCD201
は蓄積、読みだし動作を行う。CCD201の出力信号
はSH回路203に与えられ、ここでRGB信号成分が
取り出される。次いで、調整アンプ204でCCD20
1の固体差バラつきの補正が行われた後、MPRSデー
タに基いてEVF_シスコン223、電子ボリューム2
24によって制御されるAGCアンプ205、WBアン
プ206で処理されAD変換器207でデジタルデータ
へ変換され、DSP208へ供給される。
【0038】以下に、DSP208内部での処理を説明
する。DSP208の内部では、第1のγ回路209で
フィルムの感光特性に対応するガンマ補正と、第2のγ
回路210で表示素子の発光特性に対応するガンマ補正
とが行われる。
【0039】次に、メモリーコントローラ211によっ
て制御されるメモリー216と演算処理ブロック214
において、文字合成、映像加算、シェーディング補正、
AE及びAF等のフィードバック制御のための各種演算
処理等が行われる。ここで、文字合成処理は写し込みを
行うときの日付や文字、あるいは焦点検出エリア表示、
シャッタースピード、絞り値、露出補正値、合焦、非合
焦等の撮影情報の表示を行うものである。
【0040】また、映像加算処理は多重露光撮影時、あ
らかじめ加算映像を見て確認を行うために用いられる。
また、シェーディング補正は再結像光学系や、カメラの
主ミラーによって発生する画面周辺部の光量落ち、CC
D201の持つバラツキの補正を行うものである。
【0041】各種演算及び補正が行われたデータは、メ
モリーコントローラ211を介してマトリクス212に
送られ、出力として必要とされるデータに変換される。
本実施例においては輝度信号データY、色差信号データ
R−Y、B−Y、原色信号データR、G、Bである。こ
のうち色差信号データR−Y、B−Yは変調回路213
でさらに変調色信号データCに変換される。
【0042】ここで、第1のγ回路209、第2のγ回
路210、メモリーコントローラ211、演算処理ブロ
ック214、マトリクス212、変調回路213は、D
SP_IFブロック215を介してEVF_シスコン2
23、EVF_クロック222によって制御されるもの
であり、その制御はコネクタ225を介して得られるカ
メラ側のマイクロコンピュータMPRSのデータに基づ
く。以上の動作をもって、DSP208からは輝度信号
Y、変調色信号C、原色信号R、G、Bデータが出力さ
れる。
【0043】DSP208から得られた各種データは、
DA変調器217でアナログ信号に変換され、フィルタ
ー218で帯域制限された後、電子ボリューム224で
制御される出力レベル調整アンプ219に供給される。
【0044】ここで、輝度信号Yと変調色信号Cは出力
レベル調整アンプ219A、219Bでレベル調整され
た後、加算器220で加算され、バッファ221Aを介
してビデオ信号として出力される。また、原色信号R、
G、Bはそれぞれ出力レベル調整アンプ219C、21
9D、219Eでレベル調整された後、バッファ221
B、221C、221Dを介してR、G、B信号として
出力される。
【0045】図6は、カメラの制御プログラムの全体の
流れを説明するためのフローチャートである。先ず、不
図示の電源スイッチがオンとなると、コンピュータMP
RSへの給電が開始され、コンピュータMPRSはRO
Mに格納されたシーケンスプログラムの実行を開始す
る。
【0046】上記操作にて、プログラムの実行が開始さ
れると、ステップP300を経てステップP301に進
み、ここでレリーズボタンの第1段階押下により、オン
となるスイッチSW1の状態検知がなされる。そして、
スイッチSW1がオフのときには、ステップP302に
進み、測光タイマーの作動状態を検出する。そして、測
光タイマーが作動中であり、更にその値が所定時間(こ
の場合5秒)より小さければステップP310へ進み、
そうでなければステップP303で制御用のフラグ変数
を全てクリアし初期化する。上記ステップP301、3
02、303はスイッチSW1がオンとなるか、あるい
は電源スイッチがオフされるまで繰り返し実行される。
【0047】そして、スイッチSW1がオンした時点
で、ステップP301からステップP304へ移行す
る。ステップP304では、撮像素子を使って被写体輝
度を測定する測光動作を行う。この測光が終わるとステ
ップP305へ進み、フィルムの露光を行うための露出
(シャッタースピード、絞り値)を、フィルム感度と測
光データから演算する。
【0048】ステップP305を終了すると、次に、ス
テップP306へ進み、ファインダー用の表示装置に被
写体像を出力する。ステップP307、308は焦点調
節動作であり、ステップP307にて焦点検出を行い、
ステップP308にてステップP307で得られた焦点
検出結果に基いてレンズ駆動を行う。そして、次のステ
ップP309にて測光タイマーをリセットし、タイマー
のカウント値を0に戻してステップP301に戻る。
【0049】次に、スイッチSW1がオン状態からオフ
状態になると、ステップP310へ進む。ここでは、上
記測光、露出演算、ファインダー表示動作のみを行い、
動作終了後にステップP301へ戻る。このため、測光
タイマーはリセットされることはなく、所定の時間(こ
の場合5秒)ステップP310、311、312を繰り
返す。
【0050】このように、スイッチSW1オンでファイ
ンダー機能が作動するようにしたのは、撮像素子や各種
マイクロコンピュータや電気回路を作動させるために多
くの電力を消費するので、不必要に電力を消費すること
を防止するためである。また、スイッチSW1オフ後、
所定時間にわたってファインダー機能を動作させるの
は、スイッチSW1オン状態をキープする際に不図示の
レリーズボタンを押す指の力がゆるんだり,他の操作部
材を操作中に一瞬スイッチSW1がオフになったとき
に、それまで設定した設定値がリセットされたりファイ
ンダーが見えなくなるなどの悪影響をなくすためであ
る。このため、安定した大きな電源を使用しているとき
には、この測光タイマーの時間を長くするか、あるいは
電源スイッチをオンすると常時ファインダー機能を動作
させるようにしても良い。
【0051】そして、スイッチSW1オン状態からレリ
ーズボタンがさらに押し込まれて、スイッチSW2がオ
ンすると割り込み機能によって、いずれのステップにあ
っても直ちにステップP320へ移行してレリーズ動作
を開始する。
【0052】ステップP321では、レンズ駆動を実行
中かどうかを判別し、停止していれば直ちにステップP
322へ進み、駆動中であれば停止するのを待ってステ
ップP322へ進む。ステップP322では、カメラの
クイックリターンミラーアップを行う。このクイックリ
ターンミラーアップは、図4に示したモータ制御用信号
M2F,M2Rをミラー制御回路MDR2に供給し、モ
ータMTR2を制御することで実行される。
【0053】次のステップP323では、先のステップ
P305で既に演算されている絞り制御値をバッファ回
路LCMを介してレンズ内制御回路LPRSへ送出して
絞り制御を行わせる。
【0054】ステップP322、323のミラーアップ
と絞り制御が完了したか否かは、ステップP324で検
知するわけであるが、ミラーアップはミラーに付随した
不図示の検知スイッチにて確認することができ、絞り制
御はレンズに対して所定の絞り値まで駆動したか否かを
通信によって確認する。
【0055】そして、いずれかが未完了の場合には、こ
のステップで待機し引き続き状態検知を行い、両者の制
御終了が確認されると、ステップP325へ移行する。
ステップP325では、先のステップP305で演算さ
れたシャッタースピードにてシャッタの制御を行い、フ
ィルムを露光する。
【0056】シャッターの制御が終了すると、次のステ
ップP326ではレンズに対して絞りを開放状態にする
ように命令を上述の通信動作にて送り、引き続いてステ
ップP327でミラーダウンを行う。ミラーダウンは、
ミラーアップと同様にモータ制御用信号M2F,M2R
を用いてモータMTR2を制御することで実行される。
【0057】次のステップP328では、ステップP3
21と同様にミラーダウンと絞り開放が完了するのを待
つ。そして、ミラーダウンと絞り開放が完了するとステ
ップP329へ移行する。ステップP329では、図4
に示したモータ制御用信号MIF,M1Rをモータ制御
回路MDR1に供給し、モータMTR1を制御すること
でフィルム1駒分が巻き上げられる。以上がカメラの全
体シーケンスである。
【0058】図8は、図6のステップP304、310
の測光サブルーチンのフローチャートである。測光サブ
ルーチンがコールされると、カメラ側のマイクロコンピ
ュータMPRSからEVFーシスコン223へ測光動作
を行うように、コネクター225を介して通信がなされ
る。
【0059】これにより、EVFーシスコン223が測
光動作をスタートすると、図8のステップP401へ進
み、CCD駆動を始める。これは、EVFークロック2
22及びCCDドライバー202によってCCD201
の蓄積、読み出し動作を行える状態にするものである。
【0060】次のステップP402では、CCDドライ
バー202によって制御される電荷蓄積の時間設定を行
い、第1回目の蓄積動作であれば所定の値に設定し、そ
うでなければ格納されている蓄積時間に設定する。
【0061】ステップP403では、ステップP402
で設定された時間、蓄積動作を行うべくCCD201を
制御する。蓄積動作が終了するとステップP404へ進
み、蓄積した電荷をEVFークロック222に同期して
転送し、信号を読み出す。
【0062】読み出された信号は、ステップP405に
て、SH回路203A〜203Cを経てRGB信号成分
が取り出される。次のステップP406では、EVFー
シスコン223によって制御される電子ボリューム22
4によってゲインを制御されたAGCアンプ205A〜
205Cで各RGB信号を増幅する。このときのゲイン
は、第1回目の信号読み出しであれば、所定のゲインか
ら始め、そうでなければ、所定のアドレスに格納された
データに基いて決定される。
【0063】次のステップP407では、ホワイトバラ
ンス調整を行うべくEVFーシスコン223によって制
御される電子ボリューム224によって各WBアンプ2
06A〜206Cのゲインが制御される。このときの
R、G、B各信号のゲインは、撮影に使用するフィルム
の情報に基いて決定される。
【0064】ステップP407の処理が終了した信号
は、次のステップP408でデジタルデータに変換さ
れ、DSP208へ入力される。そして、ステップP4
09にてフィルムのγ補正が行われた後、ステップP4
10へ進む。
【0065】ステップP410では、デジタルデータと
して得られたR、G、B各信号の積分処理がなされ、こ
の処理によって得られる積分値は被写体像の輝度に起因
する値である。すなわち、被写体輝度が高いときには大
きく、また、低いときには小さくなる。
【0066】次のステップP411では、ステップP4
10で得られた積分値が所定値EAより小さいかどうか
が判定され、積分値が所定値EAより小さければ、ステ
ップP412へ進み、そうでなければステップP413
へ移行する。積分値がEAより小さい場合には、A/D
変換されて得られたデジタルデータのレベルが低く、積
分値の中でA/D変換による量子化誤差の占める割合が
大きくなり、測定データの信頼性が低いと判断し、デー
タの再処理を行うべくステップP412へ移行する。
【0067】ステップP412では、A/D変換器に入
力される信号レベルが低すぎるので、CCDの蓄積時間
の延長、AGCのゲインを大きくするべく、それぞれの
パラメーターの記憶されているアドレスのデータを書き
かえて、再度ステップP402へ戻り、データの取り込
み動作を行う。
【0068】ステップP411で積分値が小さ過ぎない
場合にはステップP413へ進み、積分値が大き過ぎな
いかどうか判断を行う。ステップP413では、積分値
が所定値EBと比較する。そして、積分値が所定値EB
より大きいときには、ステップP414へ進み、そうで
ないときにはステップP415へ移行する。
【0069】積分値が所定値EBより大きいときには、
A/D変換器に到る信号のレベルがA/D変換器の使用
レンジより高く飽和しているために、実際の被写体輝度
より低い輝度であると誤判断してしまう。このような不
都合を防止するために、ステップP414にてA/D変
換器に入力される信号のレベルを下げるために、CCD
の蓄積時間の短縮、AGCアンプのゲインを下げるよう
に、各パラメーターの値が格納されているアドレスのデ
ータを更新する。そして、ステップP402へ戻り、再
度データ取り込みの動作を行う。
【0070】一方、ステップP413の判定の結果、積
分値が適正な範囲内であればステップP415へ進む。
ステップP415では、適正な積分値が得られたCCD
の蓄積時間、およびAGCアンプのゲインの値を所定の
アドレスに格納し、更に、カメラ側のマイクロコンピュ
ータMPRSへCCDの蓄積時間、AGCアンプのゲイ
ン及び積分値を出力し、このサブルーチンをリターンす
る。
【0071】図9は、図6のステップP305、311
の露出演算サブルーチンのフローチャートである。ステ
ップP500にて露出演算サブルーチンがコールされる
と、カメラ側のマイクロコンピュータMPRSは上述し
た測光サブルーチンで得られたCCDの蓄積時間、AG
Cアンプのゲイン、積分値のデータ及びCCDの感度、
ファインダー光学系の明るさなどの固有データを取り込
む。
【0072】次のステップP502では、不図示の露出
補正を行う操作部材の操作に連動してオン・オフするス
イッチSWA,SWBの状態を検知することによって露
出補正量を検知する。
【0073】ステップP503では、撮影レンズの開放
Fナンバー、実効Fナンバー等の瞳情報をレンズ側マイ
クロコンピュータLPRSと通信することに取り込む。
そして、ステップP504では、図4のスイッチ部材S
WSの状態を検知することによって、フィルムパトロー
ネの外周に設けられた導通、非導通部からなる信号パタ
ーンを読み取り、これによって装填されたフィルムの感
度、ラチチュード撮影可能枚数などのデータを取り込
む。
【0074】ステップP505では、ステップP501
〜504で得られたデータをもとに、フィルムの露光を
行うときのシャッタースピード、絞り値を演算する。こ
こでは、まず第1にステップP501で得られたデータ
をもとにして被写体の輝度を演算し、この被写体輝度情
報、フィルム感度、撮影レンズの明るさからシャッター
スピードと絞り値を演算する。そして、演算が終了する
とステップP506にてこのサブルーチンをリターンす
る。
【0075】図7は、図6のステップP306、312
のファインダー表示サブルーチンのフローチャートであ
る。このサブルーチンでは、先の露出演算サブルーチン
で得られた露出で撮影を行ったときに得られる写真とほ
ぼ等価な映像をファインダーあるいは表示装置に表示す
るものである。
【0076】ステップP600にてフィインダー表示が
開始されると、ステップP601に進み、ここではカメ
ラ側マイクロコンピュータMPRSとEVFーシスコン
との通信によって、露出演算サブルーチンで得られたシ
ャッタースピード、絞り値及びフィルム感度の情報をE
VFーシスコンへ入力する。
【0077】そうすると、EVFーシスコンではステッ
プP601で得たデータをもとに、CCD蓄積時間、A
GCアンプのゲインを演算する。このとき、CCD蓄積
時間は、可能な限りシャッタースピードと同じ露光時間
となるように設定する。これは、動いている被写体を撮
影しようとしているときに、高速シャッタースピードで
動きを止めたり、あるいは、低速シャッタースピードで
流し撮りを行う際の効果を確認できるようにするためで
ある。
【0078】ただし、CCDの蓄積時間をシャッター秒
時と同じにした場合に、AGCアンプの制御範囲内で
は、撮影される写真とファインダーの表示画像との明る
さの差が所定範囲内に収まらなくなり、写真と表示画像
の相関性が失われるときには、両者の明るさが同じにな
るようにCCDの蓄積時間を制御するようにする。この
とき、AGCアンプのゲインはCCDの蓄積時間とシャ
ッター秒時が近い値になるように、制御範囲の上限ある
いは下限で制御する。
【0079】次のステップP603では、ステップP6
02で得られた蓄積時間、電荷蓄積を行うように、CC
DドライバーでCCDを制御する。そして、蓄積動作が
終了するとステップP604で電荷を転送し、信号の読
み出しを行う。これにより読み出された信号は、ステッ
プP605にてサンプルホールドされて、R、G、B信
号が取り出される。
【0080】ステップP606では、ステップP602
で演算されたゲインに制御されたAGCアンプによっ
て、R、G、B信号を増幅する。また、次のステップP
607で、WBアンプによってホワイトバランス調整を
行う。このホワイトバランス調整は、フィルムのカラー
特性に対応して調整すものであり、撮影光の色温度によ
って調整するものではない。このため、デイライト用フ
ィルムとタングステン光用フィルムとでは、ホワイトバ
ランスの設定値を変更しなければならない。
【0081】次のステップP608では、ホワイトバラ
ンス調整の終わった信号のA/D変換器によってデジタ
ルデータに変換し、DSP208へと入力する。DSP
208の内部では、ステップP609のフィルムの感光
特性に対応したがガンマ補正を行い、次に、ステップP
610の表示素子の発光特性に対応したガンマ補正を行
う。
【0082】そして、ステップP611の画像処理工程
では、ファインダー光学系、主ミラー2及び撮影レンズ
の相互作用によって発生する光学的な周辺光量落ち、あ
るいはCCDの持つシェーディングなどの補正を行う。
更に、日付の写し込みを行うモードが設定されている場
合には、実際に写真の中で日付が写し込まれるのと同等
な場所に、ほぼ等価な大きさで日付が表示されるよう
に、文字を被写体の画像信号と合成する。
【0083】次のステップP612では、D/A変換に
よって画像処理されたデジタルデータをアナログ映像信
号として出力し、ステップP613にてフィルターで帯
域制限した後にステップP614にて適切な出力レベル
で表示装置に映像信号を出力する。そして、ステップP
615にて表示装置によって被写体像を表示する。
【0084】
【発明の効果】本発明は上述したように、請求項1の発
明によれば、設定された露光条件でフィルムが露光され
たときに得られる写真画像と等価な被写体像を表示手段
の表示面上に表示するような信号処理を行うようにした
ので、電子ファインダーを持つ銀塩カメラのファインダ
ー像と撮影される写真との相関性を高くすることができ
る。これにより、撮影者が自分のイメージ通りの写真を
撮影することができるか否かを簡単に確認することがで
きるようになり、失敗写真の撮影を良好に防止すること
ができる。
【0085】また、請求項2の発明によれば、フィルム
の特性や表示装置の特性を考慮したガンマ補正を行うよ
うにしたので、露出補正を行って特殊な効果を狙った撮
影のように、多くの経験と知識を必要とする撮影時に、
撮影者が撮影前に露出補正の効果を確認することがで
き、特殊な効果を狙った撮影における失敗写真の撮影を
良好に防止することができる。
【0086】また、請求項3の発明によれば、フィルム
の特性を考慮したホワイトバランス調整を行うようにし
たので、光学ファインダーでは確認が困難なカラーバラ
ンス、あるいは、カラーフィルターの効果をわかりやす
く表示することができ、これにより、失敗写真の撮影を
良好に防止することができる。
【0087】また、請求項4の発明によれば、カメラの
露出とフィルム感度とに基づいて画像の明るさ(蓄積時
間、AGCアンプのゲイン)を制御するようにしたの
で、撮影によって得られる写真画像とほぼ等価な被写体
像をファインダーに常に表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すカメラのファインダー
装置の構成図である。
【図2】信号処理手段に設けられる主要な機能を示す図
である。
【図3】本発明の実施例に関わる電子ファインダーを備
えたカメラの構成及びファインダー像表示装置の構成を
説明する図である。
【図4】本発明の実施例に関わるカメラシステム全体の
信号の流れの概略を示す電気回路図である。
【図5】本発明に関わる電子ファインダーの電気回路図
である。
【図6】本発明の実施例に関わるカメラ全体の動作を説
明するためのメインルーチンのフローチャートである。
【図7】本発明の実施例に関わるファインダー表示サブ
ルーチンのフローチャートである。
【図8】本発明の実施例に関わる測光サブルーチンのフ
ローチャートである。
【図9】本発明の実施例に関わる露出演算サブルーチン
のフローチャートである。
【図10】従来の電子ファインダーカメラの説明図であ
る。
【符号の説明】
A カメラ光学系 B 撮像素子 C 信号処理手段 C1 ガンマ補正手段 C2 ホワイトバランス調節手段 C3 第1の光量落ち補正手段 C4 第2の光量落ち補正手段 C5 ファインダー像制御手段 C6 表示制御手段 D 表示手段 E プリンタ F 光学系制御手段 F1 露光制御信号 G 露光条件設定手段

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 銀塩カメラに設けられるファインダー装
    置であって、被写体像を電気信号に変換するための撮像
    素子から出力される信号に所定の処理を施す信号処理手
    段を有し、上記信号処理手段によって処理した被写体像
    を表示手段の表示面上に表示させるようにしたカメラの
    ファインダー装置において、 上記信号処理手段によって所定の信号処理を行うことに
    より、設定された露光条件でフィルムが露光されたとき
    に得られる写真画像と等価な被写体像を表示手段に表示
    するようにしたことを特徴とするカメラのファインダー
    装置。
  2. 【請求項2】 上記信号処理手段に、少なくともフィル
    ム特性と表示手段の発光特性を考慮したガンマ補正を行
    うようにするガンマ補正手段を設けたことを特徴とする
    請求項1記載のカメラのファインダー装置。
  3. 【請求項3】 上記信号処理手段に、フィルム特性を考
    慮したホワイトバランス調節を行うようにするホワイト
    バランス調節手段を設けたことを特徴とする請求項1記
    載のカメラのファインダー装置。
  4. 【請求項4】 上記信号処理手段に、撮影レンズの瞳と
    ファインダー光学系によって発生する周辺光量落ちを補
    正するようにする第1の光量落ち補正手段を設けたこと
    を特徴とする請求項1記載のカメラのファインダー装
    置。
  5. 【請求項5】 上記信号処理手段に、撮影レンズの瞳情
    報とクイックリターンミラー位置情報とからミラー切れ
    による光量落ち情報を演算し、ミラー切れによる光量落
    ちを補正するようにする第2の光量落ち補正手段を設け
    たことを特徴とする請求項1記載のカメラのファインダ
    ー装置。
  6. 【請求項6】 上記信号処理手段に、露出補正を行った
    ときにその露出補正値に対応して、ファインダー像の明
    るさを変えるように信号処理を行うようにするファイン
    ダー像制御手段を設けたことを特徴とする請求項1記載
    のカメラのファインダー装置。
  7. 【請求項7】 上記信号処理手段に、カメラの露出情報
    である絞り値、シャッター秒時とフィルムの感度情報に
    もとづいて、撮像素子、信号処理手段を制御することに
    よって表示手段の被写体像の明るさを制御するようにす
    る表示制御手段を設けたことを特徴とする請求項1記載
    のカメラのファインダー装置。
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