JPH07203116A - 無線ファクシミリ装置 - Google Patents

無線ファクシミリ装置

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JPH07203116A
JPH07203116A JP5334208A JP33420893A JPH07203116A JP H07203116 A JPH07203116 A JP H07203116A JP 5334208 A JP5334208 A JP 5334208A JP 33420893 A JP33420893 A JP 33420893A JP H07203116 A JPH07203116 A JP H07203116A
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communication speed
voltage level
communication
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JP5334208A
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English (en)
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Yukari Hashibe
ユカリ 橋辺
Takeshi Namekawa
毅 滑川
Masayuki Mogi
雅幸 茂木
Ikuo Kitajima
郁夫 北島
Satoshi Fukuda
聡 福田
Hidenori Hayashi
秀則 林
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Panasonic System Solutions Japan Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Graphic Communication Systems Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 前頁の無線受信電圧レベルに適した通信速度
を次頁の通信速度とする。 【構成】 受信レベル検知手段により親機との無線通信
の受信電圧レベルを検知し、記憶手段に受信電圧レベル
とこれに最適の通信速度を定めた通信速度テーブルを記
憶しておき、通信速度設定手段で、前頁の画信号送信中
の受信電圧レベルに対応した通信速度を通信速度テーブ
ルより読み出して次頁の通信速度に設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、親機と無線通信を行う
ファクシミリ装置に係わり、前頁の無線の受信電圧レベ
ルに応じて次頁の通信速度を設定する無線ファクシミリ
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】親機となるファクシミリ装置と子機とな
るファクシミリ装置とを無線で結び、親機は電話回線に
より通信相手機と接続する通信システムが用いられてい
る。図1はこのようなシステムを示す。子機として電話
機を用いるものは既に広く普及している。このようなシ
ステムの例として車載の自動車電話無線と接続され、自
動車電話の無線回線を用いてファクシミリ通信を行うも
のがある。
【0003】このような無線ファクシミリ通信において
は、電波の受信電圧レベルが変動し、受信電圧レベルが
低下するとファクシミリ通信の品質が低下するため、受
信電圧レベルが低い場合は通信速度を低下させるという
ように、受信電圧レベルの変動に対してファクシミリ通
信の通信速度を変化させ、ファクシミリ通信の品質を確
保する制御が行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】受信電圧レベルを検出
し、通信速度を決定する場合、通信速度を決定する送信
側からトレーニングチェック信号(TCF)を出力し、
このチェック期間(1つの通信速度のトレーニングチェ
ック期間は1秒弱)の受信電圧レベルで通信速度を決定
する。このため、通信開始時点には受信電圧レベルが良
好であっても通信原稿を電送している期間の受信電圧レ
ベルと異なる場合が多く、良好な品質の画像を得る通信
速度に設定されない場合が多かった。また、トレーニン
グチェック信号により通信速度を決める場合、相手方が
通信機能として有する通信可能な最高速度から順に遅い
通信速度へと通信速度を相手方に示しながら通信速度を
決定するため、この決定に時間がかかっていた。例え
ば、相手側は9600bpsの能力はあるが、通信状況
から4800bps以下でないと正常な通信ができない
場合でも、9600bps,7200bpsなどと相手
側の固有の通信機能である9600bpsから順に通信
可能かを相手側へ問い合わせていた。
【0005】また、受信の場合、1頁あたりエラーライ
ン数が多い場合は次頁の通信速度は変更するが、ある基
準値以下の場合はそのエラーライン数を認め、次頁の通
信速度も前頁の通信速度と同じに設定するようにしてい
る。しかし、この通信速度は前頁受信中の無線の受信電
圧レベルに対してて最適の速度となっていない場合が多
く、最適の通信速度を用いれば、エラーラインの数をさ
らに減少させることが可能になる。
【0006】本発明は上述の問題点に鑑みてなされたも
ので、次頁の通信速度を前頁の無線受信電圧レベルから
得られる最適の通信速度となるようにし、またトレーニ
ングによる通信速度決定の際は、受信電圧レベルから得
られた最適の通信速度から始めるようにして、トレーニ
ングの時間を短縮するようにし、さらに受信した電文の
エラーライン数の少ない場合も、受信電圧レベルから得
られる最適の通信速度にすることによりさらにエラーラ
イン数を少なくするようにした無線ファクシミリ装置を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、親機との無線通信の受信電圧レベルを検知する受信
レベル検知手段と、受信電圧レベルに適した親機との通
信速度を定めた通信速度テーブルを記憶する記憶手段
と、前頁の画信号送信中の受信電圧レベルに対応した通
信速度を前記通信速度テーブルより読み出して次頁の通
信速度に設定する通信速度設定手段とを備えたものであ
る。
【0008】また、親機との無線通信の受信電圧レベル
を検知する受信レベル検知手段と、受信電圧レベルに適
した親機との通信速度を定めた通信速度テーブルを記憶
する記憶手段と、前頁の画信号受信中の受信電圧レベル
に対応した通信速度を前記通信速度テーブルより読み出
して次頁の通信速度が読み出した通信速度となるよう通
信相手機を誘導する通信速度設定手段とを備えたもので
ある。
【0009】
【作用】子機は無線により親機と通信し、親機は電話回
線により相手機と接続されている。子機と親機間の無線
の受信電圧レベルによって相手機と子機とのファクシミ
リ通信画信号の品質が決まり、受信電圧レベルが低い時
は通信速度を低くすることにより品質の低下を防止する
ことができる。そこで無線の受信電圧レベルによって最
適の通信速度を予め定めて記憶手段に記憶しておき、子
機より相手機へ送信する場合、通信速度は送信側の子機
が決定するので、前頁を送信したときの受信電圧レベル
を受信検知手段で検知しておき、この検知した受信電圧
レベルに対応する通信速度を記憶手段から読み出して、
その通信速度で次頁の送信を行うことにより品質の高い
画信号を相手機へ送信することができる。なお、前頁の
受信電圧レベルを決定するに当たっては、前頁送信期間
中の平均値や、最悪値など受信電圧レベルを代表するこ
とのできる値を用いる。これにより、従来のようにトレ
ーニングチェック時の短期間のデータにより定めていた
通信速度に対し、十分長期間のデータに基づき通信速度
を求めているので、安定した通信速度を設定することが
できる。
【0010】相手機から親機を介して子機が受信する場
合、通信速度を決定するのは、相手機が子機に問い合わ
せをしながら行うが、子機の無線受信電圧レベルに適し
た通信速度になるよう子機が相手機を誘導してゆくこと
はできる。前頁受信時無線の受信電圧レベルを受信レベ
ル検知手段で検知し、この値に応じた通信速度を次頁の
通信速度を決定するときに記憶手段から読み出してお
く。次頁の通信を開始するにあたり、通常のファクシミ
リ通信手順では、子機の通信能力を相手機に知らせ、こ
れに基づき相手機はトレーニングチェック信号により子
機の通信機能の最も高い通信速度から順に低い方へと問
い合わせてくるが、この場合子機は受信電圧レベルから
決定した通信速度を相手機に知らせることにより最適の
通信速度の決定を迅速に行うことが可能となる。また、
前頁のエラーライン数が所定の基準より少ない場合、次
の頁も前頁と同じ通信速度とすることが通常行われる
が、この場合にも子機側から受信電圧レベルに基づく通
信速度とするよう相手機を誘導することが可能となり、
頁当たりのエラーライン数がさらに減少する。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0012】図1は本実施例の子機と、関連する装置と
を表す図面である。本実施例の子機1はファクシミリ機
能を有するファクシミリ部と親機2と無線通信をする無
線部からなる。親機2は電話回線4により相手機3と通
信するファクシミリ通信機能と子機1と無線通信を行う
無線機能を有している。子機1が相手機3と通信する場
合、親機2は両者の中継を行う。
【0013】図2は子機の構成を示すブロック図であ
る。子機は通信部を無線部とした外は通常のファクシミ
リ装置となっている。制御部11は全体の制御を行い、
モデム12は送信データを変調し、受信データを復調す
る。受信レベル検知部13は後述する無線部25の受信
電圧レベルを検知する。符号化復号化部14は送信する
データを符号化してデータの圧縮を行い、受信したデー
タを復号化して符号化前のデータに復元する。スキャナ
15は送信する原稿を読み取り、プリンタ16は受信し
たデータの印刷、また送信する原稿のコピーを行い、イ
ンターフェイス17を介して制御部11などと接続され
る。
【0014】テンキー18は宛先の電話番号などの入力
に用いられ、ダイアラCPU19は入力された電話番号
により宛先への発信を行う。パネル20にはテンキー1
8から入力した数値やオペレータへの指示などが表示さ
れ、サブCPU21により表示が制御される。インター
フェス22はダイアラCPU19とサブCPU21をバ
ス25に接続する。ROM23は本装置を作動させるプ
ログラムやデータなどを格納し、RAM24はROM2
3から読み出したプログラムやデータなどを展開すると
共に制御部11が動作する作業エリアとなる。無線部2
5は親機2との無線通常を行い、バス26は上述した各
部、各装置間の信号を伝達する。
【0015】図3は通信速度テーブルを示し、ROM2
3に格納されている。通信速度は子機1が親機2を介
し、相手機3とファクシミリ通信を行う場合の通信速度
である。受信電圧レベル範囲は、子機1と親機2が無線
通信する場合の受信レベル検知部13で検知する受信電
圧レベルの範囲を示し、受信電圧レベル範囲における最
適の通信速度を示している。
【0016】次に子機1より親機2を介して相手機3に
画信号を送信する場合について説明する。図4は送信フ
ロー図である。フェーズB処理で相手機3との通信モー
ド、通信速度などを設定し、画信号送信の準備を完了す
る(ST1)。続いて画信号を1頁分送信する(ST
2)。この送信期間中受信レベル検知部13は親機2と
の無線受信電圧レベルを検知し、1頁送信する期間の平
均値を求める。なお、その期間の最悪値をとってもよ
い。つまりその期間の受信電圧レベルを代表する値を求
める。この平均値に基づき図3で説明した通信速度テー
ブルより対応する通信速度Vを読み出す(ST3)。
【0017】次に送信する次の頁があるかを調べ(ST
4)、無ければ、手順終了信号EOPを送信する(ST
5)。次の頁がある場合は、モード変更があるかを調べ
る(ST6)、モード変更とは原稿のサイズをA4から
A5にするとか、送信する線密度の変更、通信速度の変
更などである。モード変更が無ければ、現在の通信速
度、つまり前頁の通信速度はST3で読み出した通信速
度Vと等しいかまたは異なっているかを調べ(ST
7)、異なっている時、およびST6でモード変更があ
る時はメッセージ終了通知EOMを送出する。この信号
が出されるとファクシミリメッセージの頁終了を示し、
フェーズBの始めに手順が戻ることを表す。
【0018】ST7において現在の通信速度と通信速度
Vとが等しい時は、次頁も同じ速度とすればよいのでマ
ルチページ信号MPSを送出する(ST9)。この信号
はファクシミリメッセージ(画信号)のページ終了を示
し、フェーズC、つまり画信号を送信するST2の始め
に手順が戻ることを表す。ST5,ST8,ST9のい
ずれかで送出した信号の応答がくるまで待ち(ST1
0)、子機1からの送出信号に応じた処理をする(ST
11)。EOMを送出した場合は、ディジタル識別信号
DISが送られてきて、相手機3の受信機能を知らせて
くる(ST12)。これに対し子機1からディジタル命
令信号DCSを送信し、通信速度Vを指示して(ST1
3)、フェースB処理の始めに戻る(ST1)。これに
より通信速度Vを設定することができる。またMPSを
送信したときは、前頁送信と同じ速度であり、この速度
は通信速度テーブルから読み出した通信速度Vと同じで
あるので、次頁もこの通信速度とするので画信号処理の
ST2の始めに戻る。またEOPを送出した場合は、切
断命令信号DCNを送出し、送信を終了する(ST1
5)。以上により送信を終了する以外は次頁の通信速度
は前頁の受信電圧レベルに応じた最適の通信速度Vとな
る。
【0019】図5は子機より相手機への送信シーケンス
図である。子機1は親機2を介して相手機3にファクシ
ミリ送信を行う。相手機3からDISにより受信通信機
能を知らせてくると、子機1はDCSにより受信電圧レ
ベルより定めた通信速度Vで通信する指示を出し
(A)、トレーニングチェックTCFを送信する
(B)。これはファクシミリ画信号を受信するモデムの
トレーニングを確かめ、この伝送速度でチャネルが使用
できるかをチェックするものである。これに対して相手
機3より肯定を示す受信準備確認信号CFRが送信され
てくると、画信号PIXを通信速度Vで送信する
(C)。
【0020】画信号PIX1頁分送信した後、この期間
の受信電圧レベルに基づく通信速度Vを通信速度テーブ
ルより読み出し、これが画信号を送信した時の通信速度
と異なる場合、EOMで画信号の頁終了を送信し
(D)、再びフェーズBに戻り通信速度などの設定に入
る旨通知する。これに対し、相手機3よりEOMに対す
る肯定信号であるメッセージ確認信号MCFが送られる
と共に再びDISが送信されてくる。ここで子機1は新
たに定めた通信速度Vを相手機3に通知し(A1)、こ
の通信速度Vでトレーニングに入る(B1)。相手機の
CFRを得て、通信速度Vで画信号PIXを送信する
(C1)。以降に送信すべき原稿の頁が続く時はA1,
B1,C1を繰り返すことにより前頁の受信電圧レベル
に基づく最適の速度で次頁を送信することができ、高品
質の画信号を相手機3に送信することが可能となる。
【0021】図6は前頁と次頁を同じ通信速度で送信す
る場合の送信シーケンス図を示す。AからCまでのシー
ケンスは図5と同じである。Cにおける受信電圧レベル
に基づき通信速度テーブルより通信速度Vを読み出した
ところ、Cにおける画信号PIXの送信速度と同じくな
ったので、次頁の通信速度は前頁と同じ速度にするた
め、マルチページ信号MPSを送信する(D)。これは
図4におけるST14に当たり、前頁と同じ通信速度で
ST2の画信号PIX送信に入る(E)。
【0022】次に子機の受信について説明する。子機1
は親機2を介して相手機3よりファクシミリで画信号を
受信する。受信する場合、通信速度の決定は送信元であ
る相手機3が行うので、子機1は受信電圧レベルに応じ
た最適な通信速度Vとなるよう相手機3を誘導する。図
7は受信フロー図を示す。
【0023】図7では、フェーズCの画信号受信処理よ
り説明する(ST21)、画信号PIXを受信終了する
と相手機3からのポストメッセージとしてEOM,MP
S,EOPのいずれかを受信する(ST22)。EOM
は通信速度再設定、MPSは同じ通信速度の設定、EO
Pは手順終了を示す。また画信号受信中に受信電圧レベ
ルを検知し、通信速度テーブルより対応する通信速度V
を読み出しておく(ST23)。
【0024】図8は受信した頁のエラーライン数と次頁
の通信速度を設定するトレーニング信号との関係を示す
ものである。エラーラインの数は一例を示したものであ
る。従来は1頁当たりのエラーライン数が0〜64の場
合は、許容できるものとして、次頁の通信速度を前頁の
ものと同じくしていたが、本発明では、このエラーライ
ン数をさらに減少させるため、この場合でも通信速度を
受信電圧レベルによって決まる通信速度Vに設定する。
エラーライン数が1頁当たり65〜128の場合はリト
レーニング肯定信号RTPを送出し、トレーニングを要
求して通信速度を再設定することを表し、エラーライン
数が1頁当たり129以上の場合は、所定の品質の画信
号は得られないので、リトレーニング否定信号RTNを
送出し受信を打ち切るようにする。
【0025】図7において、ST21で受信した頁のエ
ラーライン数を調べ、それを大中小に分け(ST2
4)、大のときはリトレーニング否定信号RTNを送出
し、受信を打ち切る(ST25)。また中の時はリトレ
ーニング肯定信号RTPを送出し、トレーニング信号の
送信を促す(ST26)。また小のときは前頁の通信速
度とST23における受信電圧レベルから決まる通信速
度Vとを比較し(ST27)、異なっていればRTPを
送出し、通信速度Vにするためトレーニング信号の送信
を促す(ST26)。同じ速度であればST22で出さ
れたポストメッセージMPSを肯定する応答信号(メッ
セージ確認信号MCF)を送出し、次頁の画信号受信処
理(ST21)に入る。
【0026】ST26でRTPを送出した場合、ST2
2で受信したポストメッセージの種類により処理が異な
る。受信したポストメッセージが手順終了信号EOPの
場合は、DCNを受信して通信を終了する(ST3
0)。メッセージ終了信号EOMの場合は、フェーズB
に戻り通信速度の再設定になるため、DISを送出し、
子機1の通信能力を知らせるが、この場合、受信電圧レ
ベルに対応した通信速度Vを送出する(ST31)。
【0027】ST22で受信したポストメッセージが前
頁の通信速度と同一の通信速度とするMPSであった場
合、またはST31でDISを送出した後、相手機3は
ディジタル命令信号DCSにより通信速度を知らせて
き、続いてその通信速度でトレーニングチェック信号T
CFを送信してくる(ST33)。この通信速度が受信
電圧レベルに対応した通信速度Vである場合(ST3
4)、画信号の受信準備確認信号CFRを送出して(S
T36)、ST21の画信号受信処理の始めに入る。な
おST31のDISでは通信速度Vを相手機3に知らせ
ているので、ST33のTCFで送信されてくるのは通
信速度Vであり、ST36よりST21へ移る。ST3
4で通信速度Vでない場合は、トレーニング失敗信号F
TTを送出し(ST35)、トレーニング信号TCFを
受け入れることはできないので再トレーニングを要求す
る。これに対し相手機3は前のトレーニング信号より一
段低い通信速度のトレーニング信号を送出し、この通信
速度が通信速度Vになるまでトレーニングを繰り返す。
以上により次頁の通信速度は前頁の受信電圧レベルに対
応した最適の速度である通信速度Vで送信されてくるこ
とになり、画信号の品質を確保することができる。
【0028】図9は次頁受信の際、送信側が通信速度変
更の要あるかを尋ねてきたときの受信シーケンスであ
る。子機1はDISで自己の通信能力を知らせる際、受
信電圧レベルにより通信速度テーブルから読み出した通
信速度Vを知らせると(A)、相手機3よりその通信速
度Vでトレーニングを行う旨のDCS信号が送られ、続
いてその通信速度Vでトレーニングチェック信号TCF
が送られてくるので、了承する旨の受信準備確認信号C
FRを送信する(B)。すると通信速度Vで画信号PI
Xが送信されてくる。1頁の画信号受信終了後、メッセ
ージ終了信号EOMが送られ通信速度などの設定するフ
ェーズBの始めに戻る旨を相手機3が知らせてくる。こ
れに対し、子機1は画信号受信中、受信電圧レベルを検
知しており、この受信電圧レベルに対応した通信速度V
と受信した頁のエラーライン数を考慮してEOMを肯定
するメッセージ確認信号MCFを出力する(C)。引き
続いてDIS信号で通信速度Vを送出すると(A1)、
A,Bと同じ手順でトレーニング信号が通信速度Vで送
られ、この通信速度Vで画信号PIXが送られてくる。
これにより前頁の受信電圧レベルに最適の通信速度Vで
次頁の受信が行われる。
【0029】図10は次頁受信の際、送信側が前頁と同
じ通信速度でよいか尋ねてきたときの受信シーケンスで
ある。前頁の画信号PIXを送信後、次頁も同一通信速
度とする旨のMPS信号が送信されてきたとき、前頁の
画信号受信中の受信電圧レベルに対応した通信速度Vが
前頁の通信速度と同一の場合、MPSを肯定する旨のM
CF信号を送出する(A)。すると前頁と同じ通信速度
Vで次頁の画信号PIXが送信されてくる。引き続い
て、この通信速度と同じで次頁の通信をしたい旨のMP
S信号が送られてくる。画信号PIXを受信中の受信電
圧レベルの値に対応する通信速度Vがこの画信号を受信
した通信速度と変わった場合、通信速度Vとするため、
MPSに対して、トレーニング信号を要求するRTP信
号を送信する(B)。
【0030】RTPに対してトレーニング信号の通信速
度をDCSで知らせてくると、それに続いてその通信速
度でトレーニングチェックTCF信号が送信されてく
る。この通信速度が通信速度Vとなっていないときはト
レーニング失敗信号FTTを送信し、再トレーニングを
要求する(C)。これに対し、DCS,TCFにより一
段低い通信速度のトレーニング信号を送信してくる。こ
の通信速度が通信速度Vであれば画信号の受信準備確認
信号CFRを送信すると(D)、この通信速度Vで画信
号PIXが送信されてくる。なお、(D)において通信
速度Vでないときは、(C)におけるFTTを送信し、
(C)を繰り返すことにより通信速度Vにすることがで
きる。このように子機1は通信速度を受信電圧レベルに
最適の通信速度Vとなるよう相手機3を誘導することが
できる。なお、図5,図6,図9,図10のシーケンス
図はCCITT(国際電信電話諮問委員会)の規準に従
ったものである。
【0031】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は前頁受信中の受信電圧レベルを検知し、これに適した
通信速度で次頁の通信を行うので、親機と子機の無線の
受信電圧レベルが変動した場合も良好な品質の画信号を
得ることができる。また、トレーニングにより通信速度
を設定する場合も、受信電圧レベルに適した通信速度を
用いて迅速に設定することができる。また、受信した頁
のエラーライン数が所定値未満で従来なら次頁を前頁と
同じ通信速度で通信する場合でも、受信電圧レベルに最
適の通信速度とすることによりさらにエラーライン数を
減少させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の子機と親機および親機と接続する相
手機との関係を示す図
【図2】本実施例の子機の構成を示すブロック図
【図3】通信速度テーブルの一例を示す図
【図4】子機より相手機への送信フロー図
【図5】子機より相手機への送信シーケンス図
【図6】前頁と次頁を同じ通信速度で送信する場合の送
信シーケンス図
【図7】子機の受信フロー図
【図8】受信した頁のエラーライン数と次頁の通信速度
を設定するトレーニング信号との関係を示す図
【図9】次頁受信の際、送信側が通信速度変更を尋ねた
時の受信シーケンス図
【図10】次頁受信の際、前頁と同じ通信速度を尋ねた
時の受信シーケンス図
【符号の説明】 1 子機 2 親機 3 相手機 4 電話回線
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/32 K (72)発明者 北島 郁夫 東京都目黒区下目黒2丁目3番8号 松下 電送株式会社内 (72)発明者 福田 聡 東京都目黒区下目黒2丁目3番8号 松下 電送株式会社内 (72)発明者 林 秀則 東京都目黒区下目黒2丁目3番8号 松下 電送株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 親機との無線通信の受信電圧レベルを検
    知する受信レベル検知手段と、受信電圧レベルに適した
    親機との通信速度を定めた通信速度テーブルを記憶する
    記憶手段と、前頁の画信号送信中の受信電圧レベルに対
    応した通信速度を前記通信速度テーブルより読み出して
    次頁の通信速度に設定する通信速度設定手段とを備えた
    ことを特徴とする無線ファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 親機との無線通信の受信電圧レベルを検
    知する受信レベル検知手段と、受信電圧レベルに適した
    親機との通信速度を定めた通信速度テーブルを記憶する
    記憶手段と、前頁の画信号受信中の受信電圧レベルに対
    応した通信速度を前記通信速度テーブルより読み出して
    次頁の通信速度が読み出した通信速度となるよう通信相
    手機を誘導する通信速度設定手段とを備えたことを特徴
    とする無線ファクシミリ装置。
JP5334208A 1993-12-28 1993-12-28 無線ファクシミリ装置 Pending JPH07203116A (ja)

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