JPH07202606A - リミッタ回路 - Google Patents

リミッタ回路

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JPH07202606A
JPH07202606A JP6194273A JP19427394A JPH07202606A JP H07202606 A JPH07202606 A JP H07202606A JP 6194273 A JP6194273 A JP 6194273A JP 19427394 A JP19427394 A JP 19427394A JP H07202606 A JPH07202606 A JP H07202606A
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transistor
terminal
circuit
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current
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JP6194273A
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English (en)
Inventor
Natale Aiello
ナターレ・アイエッロ
Sergio Palara
セルジオ・パラーラ
Salvatore Scaccianoce
サルヴァトーレ・スキアッチァノーセ
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CORIMME Consorzio per Ricerca Sulla Microelettronica nel Mezzogiorno
Original Assignee
CORIMME Consorzio per Ricerca Sulla Microelettronica nel Mezzogiorno
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K17/00Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking
    • H03K17/08Modifications for protecting switching circuit against overcurrent or overvoltage
    • H03K17/081Modifications for protecting switching circuit against overcurrent or overvoltage without feedback from the output circuit to the control circuit
    • H03K17/0812Modifications for protecting switching circuit against overcurrent or overvoltage without feedback from the output circuit to the control circuit by measures taken in the control circuit
    • H03K17/08126Modifications for protecting switching circuit against overcurrent or overvoltage without feedback from the output circuit to the control circuit by measures taken in the control circuit in bipolar transitor switches
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
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    • H03K17/08Modifications for protecting switching circuit against overcurrent or overvoltage
    • H03K17/082Modifications for protecting switching circuit against overcurrent or overvoltage by feedback from the output to the control circuit
    • H03K17/0826Modifications for protecting switching circuit against overcurrent or overvoltage by feedback from the output to the control circuit in bipolar transistor switches
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 パワートランジスタ(T'p)からこれに接続さ
れた負荷(ZL)へ通される最大電流のためのリミッタ回路
は、偏差増幅器(1')、ドライバ段(P')、及び負荷電流(I
L)検出手段(Rs)に加えて、帰還回路ブロック(2)を備え
ている。この帰還回路ブロックは、(T'p)の制御端子と
偏差増幅器内部の電流発生器との間に接続されている。 【効果】 帰還回路ブロックを導入することにより、オ
ープンリング装置の利得を下げてこの装置を安定させ且
つ負荷電流のどんな増大時にもスムーズに減少させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、パワートランジスタ
から、このトランジスタの一方の出力端子と電源の第1
端子との間に接続された負荷へ通される最大電流のため
のリミッタ回路に関するものである。
【0002】特に、この発明は、パワートランジスタか
ら、このトランジスタの第1出力端子と電源の第1極と
の間に接続された負荷へ通される最大電流のためのリミ
ッタ回路であって、制御信号を受けるようになっている
入力端子及び前記トランジスタの制御端子に接続された
出力端子を有する、前記トランジスタのためのドライバ
段と、電流発生器が組み込まれ、且つ2個の入力端子及
び前記ドライバ段に接続された出力端子を有する偏差増
幅器と、前記トランジスタの第2出力端子に接続された
第1端子、及び前記電源の第2極に接続された第2端子
を有し、前記負荷に流される電流を検出するための回路
手段と、を備えたリミッタ回路に関するものである。
【0003】
【従来の技術】パワートランジスタの出力端子に接続さ
れた負荷を通る最大電流を制限する方法は沢山ある。最
も広く使用されている方法は、偏差増幅器を備えた帰還
回路網を提供する。偏差増幅器は、その一方の入力端子
が基準電源に接続され且つ他方の入力端子が負荷を流れ
る電流を検出する回路手段に接続される反面、その出力
端子がトランジスタの制御端子に接続されている。偏差
増幅器は、基本的には、基準電圧とその他方の入力端子
に印加された電圧(負荷を流れる電流と共に上昇する)
とを比較する。これら2つの電圧が互いに等しくなろう
とする時に、偏差増幅器の出力はトランジスタの制御端
子での電流を制限し、従って負荷に接続された出力端子
での電流を制限する。
【0004】図1は、パワートランジスタTpから負荷
ZLへ流される電流ILを制限するための慣用のリミッ
タ回路の一例をブロック図で示す。負荷ZLは電源Va
の第1端子と出力端子即ちトランジスタTpのコレクタ
との間に接続され、電流IL検出手段は他の出力端子即
ちトランジスタTpのエミッタに接続された抵抗Rsか
ら成る。
【0005】偏差増幅器1の2つの入力端子A,Bには
それぞれ基準電源Vrの正極、抵抗Rsの一端が接続さ
れている。偏差増幅器1の出力端子を、トランジスタT
pの制御端子即ちベースに直接接続しても良いが、図示
のようにトランジスタTpのドライバ段Pのノードに接
続しても良い。トランジスタTpのベース電流を無視す
ると、負荷ZLを流れるのと同一の電流ILが抵抗Rs
にも流れるので、大地に対する電圧降下(これは抵抗R
sの両端間で起こる)は電流ILと共に増大する。この
電圧が基準電圧Vrを越えようとすると、偏差増幅器1
の出力はトランジスタTpのベースに供給される電流従
ってそのコレクタ電流を、ドライバ段Pを介して制限す
る。このような負帰還トランジスタ回路は、上述したよ
うに特に負荷が誘導型の場合に不安定になるかもしれな
い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような負帰還構成
で直面する主な問題は安定性の問題であり、特にトラン
ジスタに接続された負荷が誘導性である場合に問題があ
る。事実、この型の負荷は不所望なポールを伝達関数に
導入するので、偏差増幅器がカットインするやいなやト
ランジスタが発振し始めがちであることを考慮して負帰
還トランジスタの周波数補償を行うのが難しくなる。
【0007】ヨーロッパ特許第0151764−B号に
開示された回路は効果的な補償を行う例であり、即ち帰
還回路網中の偏差増幅器がカットインして負荷電流を制
限する時でさえ安定なままである負帰還パワートランジ
スタから成る。この回路では、帰還回路網中に、ダイオ
ード接続されたトランジスタ及びトランジスタを備えた
回路手段を接続することにより、トランジスタの伝達関
数が変えられる。後者のトランジスタは、そのベースが
回路ノード(基準電位即ちアース電位に対するその電圧
が負荷電流に応じて変わる)に接続され、且つそのエミ
ッタが偏差増幅器の入力段の一脚に接続された抵抗と接
続され、偏差増幅器の他方の入力端子は定電位に保持さ
れる。ダイオードは、その一方の端子が負荷を流れる電
流を“検知”する抵抗に接続され、且つ他方の端子が上
記トランジスタのベース抵抗従って偏差増幅器の−入力
端子に接続されている。ダイオードの両端間の電圧が変
動すると、これを反映して負荷電流も変動し、これら変
動は対数型即ち全く限界に近いことが知られている。従
って、そのように適度な電圧変動は、定電位に保持され
ない偏差増幅器入力端子に伝送される。
【0008】前記回路手段をパワートランジスタの帰還
回路網へ導入すると、局部的な作用を生じ、その全効果
はオープン・リング装置の電圧利得を下げ、もってこの
装置に安定性を与える。しかしながら、負荷電流を制限
する際の偏差増幅器の作用はまだぴくぴくしようとし、
負荷電流が一定値に落ち着く前に負荷電流の増大を突然
停止させる。
【0009】この発明の下記の技術的問題は、パワート
ランジスタからその出力端子に接続された負荷へ通され
る最大電流のためのリミッタ回路を提供し、このリミッ
タ回路では、負荷電流のどんな増大も、鋭い制限効果に
よることなく且つ安定な状態を維持しながら、徐々に少
なくすることができる。
【0010】
【課題を解決するための手段】この問題は、特許請求の
範囲の請求項1に開示されたように、特にその特徴部分
によって解決されることができる。
【0011】
【実施例】以下、この発明を、添付図面に示した一実施
例について詳しく説明する。図2に示すのはこの発明の
リミッタ回路のブロック図である。図1のブロック図と
比較してまず目に付くことは帰還回路ブロック2が設け
られたことである。この帰還回路ブロック2は、その入
力端子がパワートランジスタT'pの制御端子に接続さ
れ且つ出力端子が偏差増幅器1’内部の電流発生器に接
続されている。図1と同様に、負荷電流ILを検出する
ための回路手段は抵抗Rsで表され、この抵抗Rsはト
ランジスタT'pの、負荷ZLに接続されていない出力
端子と電源の端子即ちアース端子との間に接続されてい
る。しかしながら、そのようなIL検出手段は種々の方
法で実施でき、例えば上述したヨーロッパ特許に教示さ
れているように抵抗及びこれと並列の抵抗分圧器(その
第3の内部検出端子を介してアクセスできる)で実施で
きる点で、抵抗Rsに限ることはない。いずれにして
も、そのようなIL検出手段には負荷電流ILと事実上
一致するとみなせる電流が入力されるので、大地に対す
る電圧は負荷電流と共に増大する。図2には偏差増幅器
1’も示され、この偏差増幅器1’は、その入力端子
B’がトランジスタT'pの、負荷ZLに接続されてい
ない出力端子に接続され且つ他方の入力端子A’が抵抗
R3を介してアース端子に接続されている。この方法で
は、入力端子A’での対地電圧は、抵抗R3を流れる電
流が変わると変わる。偏差増幅器1’の出力端子C’は
図1のようにトランジスタT'pのドライバ段P’のノ
ードに接続され、矢張りトランジスタT'pの制御端子
を流れる電流従って負荷電流を適正に制限する。
【0012】帰還回路ブロック2は、抵抗Rs及びトラ
ンジスタT'pのドライバ段P’に接続された偏差増幅
器1’によって形成された“主”帰還回路網内の帰還回
路網を構成する。即ち、帰還回路ブロック2は、装置を
安定化し従って偏差増幅器1’の動作閾値をドライブし
て負荷電流をスムーズに制限するために主として向けら
れている“局部”帰還回路網を形成する。帰還回路ブロ
ック2には、その入力端子の接続点に鑑み、抵抗Rsの
両端間の電圧(負荷電流ILと共に変わる)と、トラン
ジスタT'pの制御端子と抵抗Rsに接続された出力端
子との間に現れる電圧(トランジスタT'pの動作状態
と共に変わる)との和である電圧が入力される。帰還回
路ブロック2は上記入力電圧の関数である電流I1を出
力するためのものであり、この電流I1は偏差増幅器
1’の内部電流発生器に流れることにより抵抗R3を通
るのが認められるべき電流ひいては偏差増幅器1’の入
力端子A’の対地電圧を調整する。このように、上述し
た特性を持つ帰還回路ブロック2を導入することにより
且つ偏差増幅器1’の入力端子(A’及びB’)に特定
された回路接続により、これら入力端子の一方(B’)
の対地電圧は負荷電流及びトランジスタT'pの動作状
態に応じて変えられる。この偏差増幅器1’のためのカ
ットイン閾値は、従ってそのようなパラメータに応じて
変わる。
【0013】帰還回路ブロック2を縦続接続された2つ
の回路ブロック3及び4(図2には示さない)に分ける
ことを考察しよう。第1の回路ブロック3は開リング装
置の利得を下げるのに有効であり、そして第2の回路ブ
ロック4はその出力端子(偏差増幅器1’の内部電流発
生器に接続された)に電流I1(第1の回路ブロック3
の2個の端子間に流れる電流I2従って第1の回路ブロ
ック3の入力端子に印加される電圧の関数である)を供
給するのに有効である。第1の回路ブロック3は基本的
には抵抗を備え、そして第2の回路ブロック4は第1の
回路ブロック3を流れ且つ例えばバイポーラトランジス
タの出力端子によって供給される電流(I2)によって
ドライブされる電流(I1)発生器を備える。上記バイ
ポーラトランジスタは、その他方の出力端子(これに帰
還回路ブロック2の出力端子が接続されている)に接続
された抵抗を有し、そしてDC電圧発生器が上記バイポ
ーラトランジスタの制御端子と上記抵抗の間に接続され
ている。もちろん、上記電流(I1)発生器があたかも
被ドライブ電圧と見なされることを何も禁じない。
【0014】この構成は、この発明の望ましい実施例の
回路図を示す図3に一番良く示されている。図3におい
て、図2に示した種々の回路ブロックは破線で囲まれて
いるので、この実施例では下記のことを認識できる。パ
ワートランジスタT'pは、ダーリントン接続された2
個のトランジスタT10及びT11から成る。第1の回
路ブロック3は、抵抗R2及びダイオードD1の直列接
続体を含む。第2の回路ブロック4は、トランジスタT
1、抵抗R1、及びDC電圧発生器V0を備える。
【0015】ドライバ段P’は、制御信号INによって
作動されるドライバ回路5を備え、その出力端子はトラ
ンジスタT9の制御端子に接続され、その出力端子はト
ランジスタT10従ってトランジスタT'pの制御端子
に接続されている。
【0016】偏差増幅器1’は、2個のトランジスタT
5及びT6から成る差動型の入力段と、トランジスタT
7及びT8のダーリントン対から成る最終段と、ダイオ
ードD2並びにトランジスタT3及びT4から成り且つ
内部電流発生器を表すカレントミラー回路とを備えてい
る。
【0017】全回路を安定化させ且つ偏差増幅器1’の
所望動作を生じる際に帰還回路ブロック2の作用を説明
するために、負荷ZLが一例として(コイルのような)
誘導性負荷であるとして、図3の全回路の動作を今から
考察する。上述したように、これは、回路の安定性を評
価するのに最も重要な状況である。
【0018】時点t=0にて、トランジスタT'p(即
ちダーリントン対T10及びT11)は、適切な入力信
号INによってドライバ回路4から通電するように制御
される。トランジスタT11のコレクタ従って負荷イン
ピーダンスZLを通して電流ILが流れ始める。
【0019】ダイオードD1のアノードは2Vbeの対地
電圧にあり、そしてトランジスタT1のエミッタはV0
を適当にセットすることによって得られるべき電圧V1
=V0−Vbe=0.5ボルトにセットされる。Vbe−0.
5ボルトの電圧が抵抗R2の両端間に発生するのは、図
面から容易に推断することができる。抵抗R2の抵抗値
で上記電圧の値を割ることによって得られる電流I2は
ダイオードD1及び抵抗R2を通って抵抗R1に流れ、
この抵抗R1はトランジスタT1のエミッタとアースの
間に接続されている。従って、トランジスタT1のコレ
クタにてセットされた電流は抵抗R2への電流I2より
も小さいV1/R1であろう。全ての時点t>0で、負
荷ZLを流れる電流ILは抵抗Rsの両端間に電圧降下
を起こさせ、これは時間の経過につれて直線的に増大す
る。それは、負荷として誘導性負荷を仮定したからであ
る。ダイオードD1のアノードでの電圧も、負荷電流I
Lと並列に変わる電流I2と同様に、直線的に増大す
る。
【0020】しかしながら、トランジスタT1のコレク
タでの電流はI1=V1/R1−I2であるとした。I
2が直線的に増大するので、I1は時間の経過につれて
直線的に減少する。トランジスタT1はまたそれ自体の
電流I1をトランジスタT3及びT4に流させる。その
理由は、D2、T3及びT4がカレントミラー回路を形
成するからである。電流I1はトランジスタT5及び抵
抗R3を流れるので、電圧VA’=R3×I1も時間の
経過につれて直線的に減少し、もって電流I2従って負
荷電流ILの変動に追従する。偏差増幅器1’の入力端
子B’での電圧は、抵抗Rsの非アース端子への接続に
鑑みて、Rs×IL(ただし、Rsは20ミリオームの
最適値を持つ。)であるので、ILと同じパターンであ
る。他方、VA’及びVB’は偏差増幅器1’への入力電
圧を表す。入力他方A’での電圧が入力端子B’での電
圧よりも高いので、トランジスタT6は飽和され且つト
ランジスタT7及びT8をオフ状態に保持するので、偏
差増幅器1’は作動されない。VB’がVA’を超えよう
とすると、偏差増幅器1’の入力段は不平衡になろうと
し且つ最終段のトランジスタT7及びT8を導通させ、
これらトランジスタT7及びT8はトランジスタT9の
ベースから電流を引き出すことによりトランジスタT1
0及びT11即ちT'pのベース電流を少なくし、もっ
て負荷ZLを流れる電流ILを制限する。しかしなが
ら、この点で、T10及びT11のVbeもこれらトラ
ンジスタの不飽和の結果として低下するので、D1のア
ノード電圧従ってI2も減少する。これはI1に反映す
るので、VB’は上昇させられる。
【0021】図3に示した回路の動作態様を、図4の
(A)及び(B)のグラフで要約する。図4の(A)に
示されたグラフは負荷電流ILの経時変化を表し、この
経時変化は図3のこの発明に係るリミッタ回路により最
大値に対して適用された制限作用による。最初はVA
>VB’であるので、負荷電流ILが最初は直線的に増
大することが理解できる。VB’がVA’に近付くと、入
力端子A’での電圧は図4の(B)に示したように下降
する代わりに上昇し始め、VB’のパターンに追従す
る。VB’は(オームの法則の直線性に鑑みて)負荷電
流ILのパターンを反映する。詳しく云えば、負荷電流
ILは図4の(A)のカーブの湾曲部沿いにしばしの間
増大し、やがて負荷ZLに流されるべき電流が保持され
なければならない最大値を表す値Imaxにて一定にな
る。図4の(A)のカーブは、以前に何が述べられた
か、即ち図3のこの発明に係るリミッタ回路が負荷電流
ILを制限する際にスムーズな作用を行い、負荷電流I
Lの増大中にどんな突然のしゃ断を起こさせず且つ発振
も発生させずに、所要の最大値まで徐々に減少させる。
【0022】図5はこの発明の他の実施例を示す。この
実施例は図3に示したものと同様であるが、バイポーラ
(BJT)及びユニポーラ(MOSFET)能動部品を
有する混合技術を下記のように利用する。パワートラン
ジスタT'pはここではバイポーラトランジスタT2の
みから成る。偏差増幅器1’は図3のものと同一構成で
あるが、専らユニポーラ能動部品を使用し、最終段はト
ランジスタM6のみから成る。
【0023】ドライバ段P’はドライバ回路5及びユニ
ポーラトランジスタM7を備え、このトランジスタM7
の出力(ドレイン)端子はトランジスタT2(即ちT'
p)の制御(ベース)端子に接続されている。
【0024】第2の回路ブロック4は図3のものと同じ
である(トランジスタT1はここでもバイポーラ型であ
る)反面、第1の回路ブロック3は抵抗R2のみから成
る。
【0025】
【発明の効果】帰還回路ブロックを導入することによ
り、オープンリング装置の利得を下げてこの装置を安定
させ且つ負荷電流のどんな増大時にもスムーズに減少さ
せる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パワートランジスタを介して負荷へ通される電
流のための従来のリミッタ回路のブロック図である。
【図2】この発明に係るリミッタ回路を示すブロック図
である。
【図3】この発明の望ましい一実施例の回路図である。
【図4】(A)は図3の回路中の負荷が誘導性負荷であ
るときにこの負荷を流れる電流を示すグラフであり、そ
して(B)は図3に示した偏差増幅器の2個の入力端子
に現れる対地電圧のレベル図である。
【図5】バイポーラとユニポーラが混合した構成部品を
用いるこの発明の他の実施例の回路図である。
【符号の説明】
T'p パワートランジスタ Va 電源の第1極 ZL 負荷 IL 負荷電流 IN 制御信号 P’ ドライバ段 1’ 偏差増幅器 A’,B’ 偏差増幅器の入力端子 C’ 偏差増幅器の出力端子 Rs,R3,R2,R1 抵抗 2 帰還回路ブロック 3 第1の回路ブロック 4 第2の回路ブロック T1,T2 バイポーラトランジスタ V0 DC電圧発生器 T9 出力トランジスタ 5 ドライバ回路 T5,T6 トランジスタ T7,T8:T10,T11 ダーリントン接続のト
ランジスタ D2,T3,T4:M1,M2,M3 カレントミラ
ー回路 D1 ダイオード M7,M4,M5,M6 シングルポール型のトラン
ジスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ナターレ・アイエッロ イタリア国、95123 カタニア、ヴィア・ デイ・ピッチョーニ 3 (72)発明者 セルジオ・パラーラ イタリア国、95026 アチ・カステッロ、 フランツィオーニ・アチトレッツァ、ヴィ ア・リヴォルノ 103 (72)発明者 サルヴァトーレ・スキアッチァノーセ イタリア国、95018 リポスト、ヴィア・ ピエルサンティ・マッタレッラ 3

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パワートランジスタ(T'p)から、このト
    ランジスタの第1出力端子と電源の第1極(Va)との間に
    接続された負荷(ZL)へ通される最大電流のためのリミッ
    タ回路であって、 制御信号(IN)を受けるようになっている入力端子及び前
    記トランジスタ(T'p)の制御端子に接続された出力端子
    を有する、前記トランジスタ(T'p)のドライバ段(P')
    と、 電流発生器が組み込まれ、且つ2個の入力端子(A',B')
    及び前記ドライバ段(P')に接続された出力端子(C')を有
    する偏差増幅器(1')と、 前記トランジスタ(T'p)の第2出力端子に接続された第
    1端子、及び前記電源の第2極に接続された第2端子を
    有し、前記負荷(ZL)に流される電流(IL)を検出する回路
    手段(Rs)と、 を備えたリミッタ回路において、 前記トランジスタ(T'p)の制御端子に接続された入力端
    子、及び前記偏差増幅器(1')内部の前記電流発生器に接
    続された出力端子を有する帰還回路ブロック(2)を設
    け、 前記偏差増幅器(1')の入力端子(A')が抵抗性素子(R3)を
    介して前記電源の第2極に接続され、且つ前記偏差増幅
    器(1')の入力端子(B')が前記検出回路手段(Rs)の第1端
    子に接続されている、 ことを特徴とするリミッタ回路。
  2. 【請求項2】 前記帰還回路ブロック(2)は、第1の回
    路ブロック(3)及びこれと縦続接続された第2の回路ブ
    ロック(4)を備え、前記第1の回路ブロック(3)は、その
    入力端子が前記トランジスタ(T'p)の制御端子に接続さ
    れ且つ前記トランジスタ(T'p)の利得を下げるのに有効
    であり、そして前記第2の回路ブロック(4)は電流(I1)
    被駆動電流発生器を備え、この電流発生器は、その出力
    端子が前記偏差増幅器の内部電流発生器に接続され、前
    記第1の回路ブロック(3)によって共通の端子を通して
    供給される電流(I2)の関数である電流を供給することを
    特徴とする請求項1のリミッタ回路。
  3. 【請求項3】 前記第1の回路ブロック(3)が抵抗(R2)
    を含むことを特徴とする請求項2のリミッタ回路。
  4. 【請求項4】 前記第2の回路ブロック(4)は、バイポ
    ーラトランジスタ(T1)、DC電圧発生器(V0)、及び抵抗
    (R1)を含み、前記トランジスタ(T1)の第1出力端子が前
    記偏差増幅器(1')の前記内部電流発生器に接続され、前
    記トランジスタ(T1)の第2出力端子が前記抵抗(R1)の第
    1端子に接続され、前記DC電圧発生器(V0)が前記トラ
    ンジスタ(T1)の制御端子と前記抵抗(R1)の第2端子との
    間に接続され、そして前記第1の回路ブロック(3)が更
    に前記抵抗(R1)の第1端子に接続されていることを特徴
    とする請求項2のリミッタ回路。
  5. 【請求項5】 前記ドライバ段(P')は、前記制御信号(I
    N)によって作動され且つ出力トランジスタ(T9)の制御端
    子に接続されたドライバ回路(5)を含み、前記出力トラ
    ンジスタ(T9)の一方の出力端子が前記パワートランジス
    タ(T'p)の制御端子に接続され、 前記偏差増幅器(1')は制御端子を介して共結された2個
    のトランジスタ(T5)及び(T6)を含み、前記トランジスタ
    (T5)の第1出力端子が前記制御端子に短絡され、前記ト
    ランジスタ(T6)の第1出力端子が出力ダーリントン回路
    (T7,T8)の制御端子に接続され、前記ダーリントン回路
    の出力端子が前記出力トランジスタ(T9)の接続端子に接
    続され、前記トランジスタ(T5)及び(T6)の前記第1出力
    端子がまたカレントミラー回路(D2,T3,T4)の出力端子に
    接続され、前記カレントミラー回路が前記偏差増幅器
    (1')の前記内部電流発生器を構成し、その入力端子が前
    記トランジスタ(T1)の前記第1出力端子に接続されてい
    る、 ことを特徴とする請求項3又は4のリミッタ回路。
  6. 【請求項6】 前記パワートランジスタ(T'p)がダーリ
    ントン構成の2個のトランジスタ(T10,T11)から成り、 前記第1の回路ブロック(3)が前記抵抗(R2)に直列接続
    されたダイオード(D1)を更に含む、 ことを特徴とする請求項5のリミッタ回路。
  7. 【請求項7】 全てのトランジスタがバイポーラ型であ
    ることを特徴とする請求項5又は6のリミッタ回路。
  8. 【請求項8】 前記パワートランジスタ(T'p)はバイポ
    ーラ型のトランジスタ(T2)であり、 前記ドライバ段(P')は、前記制御信号(IN)によって作動
    され且つシングルポール型のトランジスタ(M7)の制御端
    子に接続されたドライバ回路(5)を含み、前記トランジ
    スタ(M7)の出力端子が前記トランジスタ(T2)のベースに
    接続され、 前記偏差増幅器(1')は制御端子を介して結合された2個
    のシングルポール型のトランジスタ(M4)及び(M5)を含
    み、前記トランジスタ(M4)の第1出力端子が前記制御端
    子に短絡され、前記トランジスタ(M5)の第1出力端子が
    シングルポール型のトランジスタ(M6)の制御端子に接続
    され、前記トランジスタ(M6)の出力端子が前記トランジ
    スタ(M7)の制御端子に接続され、前記トランジスタ(M4)
    及び(M5)の前記第1出力端子がまたシングルポール部品
    (M1,M2,M3)から成るカレントミラー回路の出力端子に接
    続され、前記カレントミラー回路が前記偏差増幅器(1')
    の前記内部電流発生器を構成し、その入力端子がバイポ
    ーラ型の前記トランジスタ(T1)の前記第1出力端子に接
    続されている、 ことを特徴とする請求項3又は4のリミッタ回路。
  9. 【請求項9】 パワートランジスタ(T'p)から、このト
    ランジスタの第1出力端子と電源の第1極(Va)との間に
    接続された負荷(ZL)へ通される最大電流のためのリミッ
    タ回路であって、 制御信号(IN)を受けるようになっている入力端子及び前
    記トランジスタ(T'p)の制御端子に接続された出力端子
    を有する、前記トランジスタ(T'p)のドライバ段(P')
    と、 電流発生器が組み込まれ、且つ2個の入力端子(A',B')
    及び前記ドライバ段(P')に接続された出力端子(C')を有
    する偏差増幅器(1')と、 前記トランジスタ(T'p)の第2出力端子に接続された第
    1端子、前記電源の第2極に接続された第2端子、及び
    検出用第3端子を有し、前記負荷(ZL)に流される電流(I
    L)を検出する回路手段(Rs)と、 を備えたリミッタ回路において、 前記トランジスタ(T'p)の制御端子に接続された入力端
    子、及び前記偏差増幅器(1')内部の前記電流発生器に接
    続された出力端子を有する帰還回路ブロック(2)を設
    け、 前記偏差増幅器(1')の入力端子(A')が抵抗性素子(R3)を
    介して前記電源の第2極に接続され、且つ前記偏差増幅
    器(1')の入力端子(B')が前記検出回路手段(Rs)の第3端
    子に接続されている、 ことを特徴とするリミッタ回路。
JP6194273A 1993-08-18 1994-08-18 リミッタ回路 Pending JPH07202606A (ja)

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