JPH0720222Y2 - 洗面台等における排水装置 - Google Patents

洗面台等における排水装置

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JPH0720222Y2
JPH0720222Y2 JP4442189U JP4442189U JPH0720222Y2 JP H0720222 Y2 JPH0720222 Y2 JP H0720222Y2 JP 4442189 U JP4442189 U JP 4442189U JP 4442189 U JP4442189 U JP 4442189U JP H0720222 Y2 JPH0720222 Y2 JP H0720222Y2
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drainage
pipe
valve
drain
drain plug
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JP4442189U
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Inventor
伊藤  嘉浩
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丸一株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、洗面台等における排水装置の改良に関し、さ
らに詳しくは、押上レバーの操作により弁部材を押上げ
て排水栓の排水通路を開放するように構成した、所謂
「ポップアップ式弁」を備えた排水装置の改良に関す
る。
(従来の技術) 従来の、この種の弁部材を備えた洗面台等における排水
装置としては、例えば本考案の出願人によつて先に出願
された実願昭61-53317号の考案のように、「内部に排水
通路を形成した排水栓本体と、該排水栓本体の上記排水
通路に対して着脱自在に嵌装させた該排水通路の開閉用
弁本体と、該弁本体の長手軸方向へ摺動自在に嵌合させ
た排水中の落下物捕捉用の目皿と、上記弁本体を所要高
さ位置にまで押し上げる該弁本体の押上レバーと、該押
上レバーの操作機構とから成り、該押上レバーの操作機
構は、上記押上レバーの回動軸と、該回動軸の回動操作
レバーと、操作用ワイヤの一端部を上記操作レバーに掛
着し、且つ、その他端部を該操作レバーの操作用摘部に
掛着させたレリーズワイヤ機構から構成されていること
を特徴とする洗面台等における排水装置」のようなもの
が知られている。
(考案が解決しようとする課題) 然るに、上記のものを含めて従来のこの種の排水装置
は、第3図に略示するように、その排水栓本体aを洗面
台等の排水口部に取付けるために排水栓上管bの下方突
出部の外周に螺着した締付けナットcと、該排水栓上管
bの下端に排水栓下管dを接続するために該排水栓上管
bの外周に螺着した接続用ナットeとは距離fを隔てゝ
離れているため、排水が隙間gの部分を伝って矢印で示
すように外部に洩出するのを避け難いと言った問題があ
った。
さらに、その弁昇降杆は長さ寸法を長短に変更調節でき
るように構成されていないため、洗面台等の機種が変っ
て排水栓本体の長さが変ったような場合は、それに対応
して長さ寸法の異なった弁昇降杆を備えた弁部材に取替
えないと、押上げレバーによる弁部材の押上げが不可能
或は困難乃至は不十分になると言った問題があった。
本考案は、上記の二つの問題を同時に解決することを課
題として開発されたものであって、排水の伝い洩れを防
止すると共に、弁部材の弁昇降杆の長さ寸法を所要長さ
に適宜に調節できる特長を備えた洗面台等における排水
装置を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記の課題を解決する手段として、本考案では、内部に
排水通路を形成した排水栓本体と、該排水栓本体の上記
排水通路内に昇降自在に内装した該排水通路の開閉用弁
部材と、該弁部材を所要の位置まで押上げる弁部材の押
上げレバーと、該押上げレバーの操作機構とから成る洗
面台等における排水装置において、上記排水栓本体を洗
面台等の排水口部に嵌着する排水栓上管と該排水栓上管
の下部に連結する排水栓下管とにより組立て、分割可能
に構成し、洗面台等の排水口部に嵌着した排水栓上管の
下方突出部の外周に締付けナットを螺着して該排水栓上
管を洗面台等の排水口部に締着するように構成すると共
に、該締付けナットの外周に被嵌させた状態で、下部内
周側に受鍔を突設した上記排水栓下管の接続用ナットを
螺着して排水栓上管の下端に排水栓下管を締着接続可能
に構成したことを特徴とし、さらに、上記弁部材を弁本
体と該弁本体の下面中央部から下方に延設した所要長さ
の弁昇降杆と該弁昇降杆の所定の外周位置に固設した昇
降杆の安定ガイド部材及び該安定ガイド部材の上部にお
いて昇降杆に遊嵌した目皿とにより構成すると共に、該
弁昇降杆の長さ寸法を長短に調節可能に構成したことを
特徴とする洗面台等における排水装置を開発し、採用し
た。
(作用) 本考案では、排水栓上管と排水栓下管とにより排水栓本
体を構成し、洗面台等の排水口部に嵌着した排水栓上管
の下方突出部の外周に締付けナットを螺着して該排水栓
上管を洗面台等の排水口部締着するように構成すると共
に、該締付けナットの外周に被嵌させた状態で、下部内
周側に受鍔を突設した上記排水栓下管の接続用ナットを
螺着して排水栓上管の下端に排水栓下管を締着接続可能
に構成したので、締付ナットに対する接続用ナットの被
嵌と言った二重ナット構造に基づいて、排水栓上管と締
付けナットとの間の微細な間隙から浸入した排水は、第
2図に矢印で示すように、常に締付けナットの内面を伝
って排水栓下管の内部に確実に導入される。
また、弁部材の弁昇降杆は、第2図に略示するように、
その長さ寸法を長短に調節できるので、洗面台等の機種
によって排水栓本体の長さ寸法が変っても、押上レバー
による弁部材の押上作用に支障を来たすことがない。
(実施例) 次下に、本考案の実施例を添付図面に基づいて説明すれ
ば、第1図及び第2図において、1は夫々本考案に係る
機種を異にする排水装置(要部)であって、鎖線で略示
したオーバーフロー機能を有する二重構造の洗面台Aの
排水口部に嵌装させた状態を示している 上記排水装置
1は、内部に排水通路2aを夫々形成した排水栓上管2bと
排水栓下管2cとから構成された排水栓本体2と、該排水
栓本体2の上記排水通路2a内に、上方から挿脱可能に且
つ昇降可能に嵌挿させた弁部材3と、該弁部材3の下端
を押して押上げる押上レバー4と、図示していないが、
該押上レバー4を作動させる公知の手動式操作機構とか
ら構成されている。
而して、上記排水栓本体2の排水栓上管2bの上方部に設
けたオーバーフロー水の導入口2dの開設部を上記洗面台
Aの二重構造式排水口部に嵌挿配置し、排水栓上管2bの
外周面に設けた雄ネジ部に、内周面に雌ネジ部を設けた
短管状の締付ナット5を被嵌螺着することにより、該排
水栓上管2bを洗面台Aの排水口部に締着する。次に、上
記排水栓本体2の排水栓下管2Cの上部に、上部外周縁に
フランジF1を突設した管継手2eを嵌着し、そのフランジ
F1を、下部内周側に受鍔F2を突設した接続用ナット6の
該受鍔F2により受止させて排水栓下管2cの上部に該接続
用ナット6を取付け、この接続用ナット6を上記排水栓
上管2bの外周に被嵌した状態で螺着することにより両上
下の管2b、2cを緊密に連結して、排水栓本体2を洗面台
Aの排水口部に取付けてある。
また、排水栓本体2の排水通路2a内に嵌挿させた前記弁
部材3は、該排水通路2aの上方開口部(排水栓上管2bの
上方開口部)2fを開閉する弁本体3aと、該弁本体3aの下
面中央部から下方に延設した所要長さの金属製の弁昇降
杆3bと、弁本体3aの下側に所要の間隔を保って弁昇降杆
3bの外周に固設した流路Rを放射状に有する弁昇降杆3b
の安定ガイド部材3cと、弁本体3aと安定ガイド部材3cと
の間において弁昇降杆3bに遊嵌した2枚の目皿3dとから
構成されている。
さらに、この実施例では、上記安定ガイド部材3cに対し
て、該部材3cより上方の弁昇降杆3bは該安定ガイド部材
3cに固設し、該安定ガイド部材3cより下方の弁昇降杆3b
は該安定ガイド部材3cと螺着した構造を採用している。
即ち、安定ガイド部材3cの中心軸線に沿って所要長さの
螺孔3eを設けると共に、下方の弁昇降杆3bの上端部に所
要長さの螺杆部3fを設けて、該安定ガイド部材3cの螺孔
3dに螺挿した弁昇降杆3bを進退させることにより、弁昇
降杆3bの長さ寸法を長短自在に調節できるように構成し
たものであって、図において、3gは螺合関係にある弁昇
降杆3bと安定ガイド部材3cとの妄動を防止するためのロ
ックナット、7は排水栓下管の周側に連通突設した押上
レバー4の挿通管、8はパッキングを夫々示すものであ
る。
なお、弁昇降杆3bの長さ寸法の調節構造は上記の構造に
限定されるものではなく、弁昇降杆3b自体を伸縮自在に
構成してもよい。
次に、上記実施例に基づいて作用を説明すれば、第1図
において、排水栓上管2bとパッキング8との間の微細な
隙間イの部分から不可避的に浸入した排水は、排水栓上
管2と締付ナット5との螺合部の隙間口を伝って排水通
路2aの方に導入されるが、このとき、排水栓上管2bの下
方部外周には接続用ナット6が被嵌された状態で螺着さ
れているため、上記隙間イ及びロを伝って来た浸入排水
は外部に洩出することなく、矢印で示すように確実に排
水通路2a内に導入される。
また、洗面台Aの種類によって、例えば第2図に示すよ
うに排水栓本体2の長さ寸法が若干長くなったような場
合には、前記の安定ガイド部材3cに螺合した下側の弁昇
降杆3bを弛めて必要寸法だけ長くすることにより、押上
レバー4による弁部材3の押上げを支障なく行なうこと
ができる。
なお、押上レバー4により押上げられた弁部材3の下降
は、通常は弁部材3の自重で行なわれるものであるが、
リターンニングスプリング(図示せず)を装設して積極
的に下降復帰させてもよい。
(考案の効果) 本考案によれば、その構成に基づいて、次の効果を達成
できるものである。
(1) 洗面台等の排水口部に嵌着した排水栓本体の排
水栓上管の下方突出部の外周に締付けナットを螺着して
該排水栓上管を洗面台等の排水口部に締着するように構
成すると共に、該締付けナットの外周に被嵌させた状態
で、下部内周側に受鍔を突設した排水栓本体の排水栓下
管の接続用ナットを螺着して排水栓上管の下端に排水栓
下管を締着接続可能に構成したので、排水栓上管と締付
けナットとの螺着部の隙間に排水の1部が浸入しても、
その浸入排水は排水通路内に確実に導入されて外部に洩
出することがないので、洗面台等の排水装置の設備周辺
を排水で汚損することがなく、衛生的である。
(2) 弁昇降杆の長さ寸法を長短に調節可能に構成し
たので、洗面台等の機種が変って、その排水栓本体の長
さ寸法が変っても、その変化に対応して弁昇降杆の長さ
寸法を随時に変更でき、したがって押上レバーによる弁
部材の押上げを支障なく達成できる至便性があり、長さ
寸法が異なった弁昇降杆を備えた多種のサイヅの弁部材
を準備する必要がないので経済的である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は弁部材の
下降時における1部を省略した1部縦断正面図、第2図
は第1図に示すものとは機種を異にする洗面台の排水装
置における弁部材の上昇時における1部を省略した1部
縦断正面図、第3図は従来の排水装置の1部を省略した
1部縦断正面図である。 (符号の説明) 1……排水装置、3b……弁昇降杆 2……排水栓本体、3c……安定ガイド部材、2a……排水
通路、3d……目皿、2b……排水栓上管、4……押上レバ
ー、2c……排水栓下管、5……締付ナット、3……弁部
材、6……接続用ナット 3a……弁本体、

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部に排水通路を形成した排水栓本体と、
    該排水栓本体の上記排水通路内に昇降自在に内装した該
    排水通路の開閉用弁部材と、該弁部材を所要の位置まで
    押上げる弁部材の押上レバーと、該押上レバーの操作機
    構とから成る洗面台等における排水装置において、上記
    排水栓本体を洗面台等の排水口部に嵌着する排水栓上管
    と該排水栓上管の下部に連結する排水栓下管とにより組
    立て、分割可能に構成し、洗面台等の排水口部に嵌着し
    た排水栓上管の下方突出部の外周に締付けナットを螺着
    して該排水栓上管を洗面台等の排水口部に締着するよう
    に構成すると共に、該締付けナットの外周に被嵌させた
    状態で、下部内周側に受鍔を突設した上記排水栓下管の
    接続用ナットを螺着して排水栓上管の下端に排水栓下管
    を締着接続可能に構成したことを特徴とし、さらに、上
    記弁部材を弁本体と該弁本体の下面中央部から下方に延
    設した所要長さの弁昇降杆と該弁昇降杆の所定の外周位
    置に固設した昇降杆の安定ガイド部材及び該安定ガイド
    部材の上部において昇降杆に遊嵌した目皿とにより構成
    すると共に、該弁昇降杆の長さ寸法を長短に調節可能に
    構成したことを特徴とする洗面台等における排水装置。
JP4442189U 1989-04-14 1989-04-14 洗面台等における排水装置 Expired - Lifetime JPH0720222Y2 (ja)

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JP2545371Y2 (ja) * 1990-03-22 1997-08-25 東陶機器株式会社 排水栓装置
JP3889143B2 (ja) * 1998-01-14 2007-03-07 丸一株式会社 遠隔操作式の排水栓開閉装置

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