JPH07201944A - エレクトロマイグレーション評価パターンおよび評価装置 - Google Patents

エレクトロマイグレーション評価パターンおよび評価装置

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JPH07201944A
JPH07201944A JP5350954A JP35095493A JPH07201944A JP H07201944 A JPH07201944 A JP H07201944A JP 5350954 A JP5350954 A JP 5350954A JP 35095493 A JP35095493 A JP 35095493A JP H07201944 A JPH07201944 A JP H07201944A
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JP
Japan
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test pattern
heating element
pattern
electromigration
evaluation
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Application number
JP5350954A
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English (en)
Inventor
Kazuhide Koyama
一英 小山
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Publication of JPH07201944A publication Critical patent/JPH07201944A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03CCHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
    • C03C27/00Joining pieces of glass to pieces of other inorganic material; Joining glass to glass other than by fusing
    • C03C27/06Joining glass to glass by processes other than fusing
    • C03C27/10Joining glass to glass by processes other than fusing with the aid of adhesive specially adapted for that purpose

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、恒温槽を用いないで半導体装置の
配線に対する高温(250℃〜350℃)でのエレクト
ロマイグレーション(以下EMと記す)耐性の評価を低
コストで実現する。 【構成】 EM評価パターン1 は、基板11に形成した試
験パターン21と、これに直接接触することなくその近傍
に設けた発熱体31とからなる。この発熱体31は、1本ま
たは複数本の配線からなり、試験パターン21の側方、上
方および下方のうちのいづれか1箇所または複数箇所に
設けられていて、シリコン、金属シリサイド、高融点金
属または高融点金属を含む材料で形成されている。EM
評価装置2は、上記EM評価パターン1 と、その試験パ
ターン21に接続した電源51と、同試験パターン21に接続
した電圧計61と、その発熱体31に接続した加熱電源52と
からなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置の配線に対
するエレクトロマイグレーションを評価するためのエレ
クトロマイグレーション評価パターンおよび評価装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の配線のエレクトロマイグレ
ーション耐性を評価するには、一般的に以下のような方
法が行われる。すなわち、エレクトロマイグレーション
評価パターンを形成した試験チップをパッケージに組み
込んで、そのパッケージを恒温槽の中に入れ、150℃
〜200℃程度の温度雰囲気に所定の時間だけ放置す
る。その間に、試験チップに所定の電流を流して、エレ
クトロマイグレーション耐性の評価を行う。または加熱
したホットプレート上に試験チップを放置した状態で、
エレクトロマイグレーション耐性の評価を行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、配線材
料が多様化して、タングステン(W)、チタン(Ti)
等の高融点金属や銅(Cu)などが配線材料に用いられ
ると、高温(例えば250℃〜300℃程度)でのエレ
クトロマイグレーション試験が必要になる。このような
高温での試験を、従来のように恒温槽を用いて行ったの
では、基板やパッケージソケットが試験温度に耐えられ
ない。このため、上記のような高温でのエレクトロマイ
グレーション耐性の評価はできない。また種々の温度で
のエレクトロマイグレーション耐性の評価を同時に行う
には、多数の恒温槽が必要になる。このため、評価装置
のコストがかかる。また恒温槽の代わりにホットプレー
トで行っても、種々の温度でのエレクトロマイグレーシ
ョン耐性の評価を同時に行うには、多数のホットプレー
トが必要になる。したがって、上記同様に評価装置のコ
ストがかかる。
【0004】本発明は、高温でのエレクトロマイグレー
ション耐性の評価を簡単にかつ低コストで行うのに優れ
たエレクトロマイグレーション評価パターンおよび評価
装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するためになされたエレクトロマイグレーション評価
パターンおよび評価装置である。すなわち、エレクトロ
マイグレーション評価パターンは、エレクトロマイグレ
ーションを評価するためのもので基板に形成した試験パ
ターンと、この試験パターンに直接接触することなく当
該試験パターンの近傍に設けた発熱体とからなる。
【0006】上記発熱体は1本または複数本の配線から
なる。そして当該発熱体は、試験パターンの側方、上方
および下方のうちのいづれか1箇所または複数箇所に、
当該試験パターンに直接接触することなく設けられてい
る。または、試験パターンの上方および下方のいずれか
一方または両方に、当該試験パターンに直接接触するこ
となくかつ立体的に交差する状態に設けられている。そ
して上記発熱体は、シリコン、金属シリサイド、高融点
金属または高融点金属を含む材料で形成される。
【0007】エレクトロマイグレーション評価装置は、
上記エレクトロマイグレーション評価パターンと、その
試験パターンに接続した電源と、同試験パターンに接続
した電圧計と、その発熱体に接続した加熱電源とからな
る。
【0008】
【作用】上記エレクトロマイグレーション評価パターン
では、基板に設けたエレクトロマイグレーションの試験
パターンの近傍に当該試験パターンに直接接触すること
なく発熱体を設けたことから、発熱体を発熱させること
によって、試験パターンは加熱される。このため、エレ
クトロマイグレーションの評価試験を行う際に、恒温槽
は必要としない。また発熱体に流す電流を調節すること
によって、当該発熱体の発熱量が変わる。このため、低
温(例えば150℃程度)から高温(例えば350℃程
度)までの温度範囲で、試験パターンは加熱される。
【0009】上記発熱体を1本または複数本の配線で形
成したものでは、試験パターンに沿って発熱体をレイア
ウトすることが容易になる。したがって、試験パターン
は発熱体によって均一に加熱される。さらに発熱体を複
数本の配線で形成したものでは、十分な発熱量が確保さ
れる。
【0010】上記発熱体を、試験パターンの側方、上方
および下方のうちのいづれか1箇所または複数箇所に、
当該試験パターンに直接接触することなく設けたもの、
または試験パターンの上方および下方のいずれか一方ま
たは両方に当該試験パターンに直接接触することなくか
つ立体的に交差する状態に設けたものでは、発熱量が十
分に確保される。したがって、加熱効果も大きくなる。
【0011】また、上記発熱体をシリコン、金属シリサ
イド高融点金属または高融点金属を含む材料で形成した
ことから、試験パターンを、例えば350℃程度の高温
に加熱しても、発熱体が断線することはない。
【0012】上記エレクトロマイグレーション評価装置
では、エレクトロマイグレーション評価パターンの発熱
体に接続した加熱電源から当該発熱体に電流を流すこと
によって、当該発熱体を発熱させる。この発熱によっ
て、当該エレクトロマイグレーション評価パターンの試
験パターンが加熱される。このとき、試験パターンに接
続されている電源から当該試験パターンに電流を流し
て、エレクトロマイグレーション耐性の評価を行う。そ
の評価は、同試験パターンに接続した電圧計で試験パタ
ーンに印加される電圧を測定することによって行われ
る。
【0013】
【実施例】本発明の実施例を図1の概略構成図により説
明する。図では、エレクトロマイグレーション(以下E
Mと略記する)評価パターン1とエレクトロマイグレー
ション(EM)評価装置2とを合わせて示す。
【0014】図に示すように、基板11にはEMを評価
するための試験パターン21が形成されている。上記試
験パターン21には、その一端に二つの端子21a,2
1bが設けられていて、その他端に二つの端子21c,
21dが設けられている。上記試験パターン21の近傍
には、それに直接接触することなく発熱体31が設けら
れている。この発熱体31は、図に示したように、試験
パターン21の両側方に沿ってかつ例えば絶縁膜(図示
せず)を介して設けられている。そして、発熱体31の
両端には端子31a,31bが設けられている。上記の
如くに、EM評価パターン1は構成されている。
【0015】さらに上記端子21aと21cには、当該
試験パターン21に一定の電流を供給する電源51が接
続されている。また上記端子21b,21dには、試験
パターン21に印加される電圧を測定する電圧計61が
接続されている。そして上記発熱体31の両端子31
a,31bには、上記発熱体31に電流を供給する加熱
電源52が接続されている。上記の如くに、EM評価装
置2は構成されている。
【0016】上記EM評価パターン1では、試験パター
ン21の近傍に、直接接触することなく発熱体31が設
けられていることから、当該発熱体31を高温に発熱さ
せることによって、試験パターン21は加熱される。例
えば、発熱体31を長さ500μm、幅9.5μm、厚
さ0.5μmのタングステン線で形成する。このような
発熱体31の200℃における抵抗はおよそ20Ωにな
る。そこで、上記発熱体31に0.4Aの電流を流すと
発熱量はおよそ3.2Wになる。そして、ニュートンの
冷却法則を用いて、2次元における簡単な伝熱シミュレ
ーションを行う。仮定として、発熱体31の上面側は室
温とし、当該発熱体31の下方および側方には均等に熱
が逃げるとする。このような仮定のもとに、試験パター
ン21の温度を予測すると、およそ180℃〜190℃
程度になる。したがって、試験パターン21を加熱した
状態でEM評価を行うことが可能になる。また、試験パ
ターン21を発熱体31で加熱することから、試験パタ
ーン21を加熱するための恒温槽は必要としない。
【0017】次に上記EM評価装置2を用いたEM評価
方法を説明する。
【0018】試験パターン21の端子21a,21cの
所定の位置に電源51を接続し、上記端子21b,21
dの所定の位置に電圧計61を接続する。また発熱体3
1の端子31a,31bには加熱電源52を接続する。
【0019】まず予め、発熱体31に流す電流と試験パ
ターン21が加熱される温度との電流−温度関係を、上
記EM評価パターン1とほぼ同等のEM評価パターンに
よって求めておく。
【0020】そして、求めた電流−温度関係に基づい
て、加熱電源52から発熱体31に電流を流して、当該
発熱体31を発熱させ、その発熱によって試験パターン
21を加熱する。その状態で、電源51から試験パター
ン21に電流を流して、当該試験パターン21のEM耐
性の試験を行う。
【0021】また試験パターンを複数設けた場合の発熱
体の配置例を、図2に示す発熱体の第1配置例のレイア
ウト図によって説明する。
【0022】図に示すように、基板11上には複数の試
験パターン21,22が配設されている。また上記基板
11上には、上記試験パターン21,22の側方に沿っ
た状態にかつ絶縁膜(図示せず)を介した状態に、発熱
体31が配設されている。上記発熱体31には、その両
端の端子31a,31bに加熱電源52が接続される。
【0023】このように、試験パターン21,22に沿
った状態に発熱体31を配設することから、試験パター
ン21,22は均等に加熱される。このため、試験パタ
ーン21,22には、温度むらがほとんど発生しない。
【0024】次に発熱体の第2配置例を、図3に示す第
2配置例のレイアウト図によって説明する。
【0025】図に示すように、基板11上には試験パタ
ーン21が配設されている。また上記基板11上には、
試験パターン21の側方に折り返す状態にかつ絶縁膜
(図示せず)を介した状態に、発熱体31が形成されて
いる。当該発熱体31の両端には端子31a,31bが
形成されている。そして各端子31a,31bには加熱
電源52が接続される。
【0026】このように、発熱体31を試験パターン2
1の側方に折り返す状態に形成することにより、発熱体
31が発生する発熱量は、試験パターン21を高温に加
熱するのに十分な発熱量になる。
【0027】上記発熱体31は1本の配線で形成した
が、複数の配線で形成したものの配置例を、図4に示す
発熱体の第3配置例のレイアウト図で説明する。
【0028】図に示すように、基板11上には複数の試
験パターン21が配設されている。また上記基板11上
には、試験パターン21の側方に沿ってかつ絶縁膜(図
示せず)を介した状態に、複数本の発熱体31,32が
形成されている。発熱体31の両端には端子31a,3
1bが形成され、発熱体32の両端には端子32a,3
2bが形成されている。そして各端子31a,31b,
32a,32bには加熱電源52が接続される。なお発
熱体の本数は2本に限定されることはなく、適宜選択さ
れる。
【0029】このように、複数本の発熱体31,32を
設けたことにより、発生する発熱量は、試験パターン2
1を高温に加熱するのに十分な発熱量になる。
【0030】次に発熱体の第4配置例を、図5に示す発
熱体の第4配置例の断面図により説明する。
【0031】図に示すように、基板11上には試験パタ
ーン21が形成されている。この試験パターン21を覆
う状態に上記基板11上には絶縁膜71が形成されてい
る。そして上記試験パターン21上には、上記絶縁膜7
1を介して発熱体35が設けられている。この発熱体3
5は、例えば2本の配線36,37から形成されてい
る。上記例では、発熱体35を2本の配線36,37で
形成したが、発熱体35を形成する配線の本数は2本に
限定されることはなく、1本または3本以上であっても
差し支えない。
【0032】次に発熱体の第5配置例を、図6に示す発
熱体の第5配置例の断面図により説明する。
【0033】図に示すように、基板11上には発熱体3
8が形成されている。上記発熱体38は複数の配線3
9,40で形成されている。さらに上記発熱体38を覆
う状態に上記基板11上には絶縁膜71が形成されてい
る。そして上記発熱体38上には、上記絶縁膜71を介
して試験パターン21が形成されている。上記例では、
発熱体38を2本の配線39,40で形成したが、発熱
体38を形成する配線の本数は2本に限定されることは
なく、1本または3本以上であっても差し支えない。
【0034】また発熱体の第6配置例を、図7に示す発
熱体の第6配置例の断面図により説明する。
【0035】図に示すように、基板11上には発熱体4
1,42が形成されている。上記発熱体41,42を覆
う状態に上記基板11上には絶縁膜72が形成されてい
る。上記発熱体41,42上には上記絶縁膜72を介し
て試験パターン21が形成されている。その試験パター
ン21の側方における上記絶縁膜72上には発熱体4
3,44が設けられている。さらに、上記試験パターン
21と上記発熱体43,44とを覆う状態に上記絶縁膜
72上には絶縁膜73が形成されている。上記試験パタ
ーン21上の上記絶縁膜73上には発熱体45,46が
形成されている。当該図では、発熱体41〜46を試験
パターン21の側方、上方および下方に、絶縁膜72,
73を介して設けたが、例えば、試験パターン21の上
方と下方、または試験パターン21の側方と上方、もし
くは試験パターン21の側方と下方とに、発熱体を設け
てもよい。
【0036】このように、試験パターン21の側方、上
方および下方のいずれかの複数箇所に発熱体41〜46
を設けたことにより、発熱量は十分に確保される。この
ため、試験パターン21を加熱する効果は大きくなる。
【0037】次に発熱体の第7配置例を、図8に示す発
熱体の第7配置例のレイアウト図により説明する。
【0038】図に示すように、基板11上には、試験パ
ターン21が形成されている。この試験パターン21を
覆う状態に上記基板11上には絶縁膜(図示せず)が形
成されている。さらに試験パターン21の上方には上記
絶縁膜(図示せず)を介して、当該試験パターン21に
対して立体的に複数回交差する状態に発熱体47が設け
られている。そして上記発熱体47は、図示したように
1本の配線で形成される。または図示しないが、複数本
の配線で形成してもよい。
【0039】次に発熱体の第8配置例を、図9に示す発
熱体の第8配置例のレイアウト図により説明する。
【0040】図に示すように、基板11上には、発熱体
48が形成されている。この発熱体48は、複数回折り
返す状態に形成した配線からなる。さらに上記発熱体4
8を覆う状態に上記基板11上には絶縁膜(図示せず)
が形成されている。さらに発熱体48の上方には上記絶
縁膜(図示せず)を介して、当該発熱体48に対して立
体的に複数回交差する状態に試験パターン21が設けら
れている。そして上記発熱体48は、図示したように1
本の配線で形成してもよく、または図示しないが、複数
本の配線で形成してもよい。
【0041】また、上記図8で説明したように試験パタ
ーン21の上方に発熱体47を設けるとともに、上記図
9で説明したように試験パターン21の下方に発熱体4
8を設けてもよい。さらに上記図8,図9によって説明
した構成に付け加えて、試験パターン21の側方にも絶
縁膜(図示せず)を介して発熱体(図示せず)を設けて
もよい。
【0042】上記図8,図9で説明したように発熱体4
7,48を設けたものでは、発熱量が十分に確保でき
る。このため、試験パターン21を加熱し易くなるの
で、加熱効果が大きくなる。
【0043】上記実施例および発熱体の各配置例では、
発熱体を線状に形成したが、例えば薄膜状に形成して、
試験パターン21を絶縁膜を介して包み込むまたは覆う
状態に形成してもよい。
【0044】上記発熱体31,32,35,38,41
〜48は、電源51から電流を流した際に、十分な発熱
量を発することが求められるとともに、高温(例えば2
50℃〜350℃程度)に加熱してもその温度に耐える
ことができる必要がある。そこで、当該発熱体31,3
2,35,38,41〜48は、シリコン(例えば、多
結晶シリコン)、金属シリサイド〔例えばチタンシリサ
イド(TiSi2 ),タングステンシリサイド(WSi
2 ),モリブデンシリサイド(MoSi2 )等〕、高融
点金属〔例えば、チタン(Ti),タングステン
(W),モリブデン(Mo)等〕または高融点金属を含
む材料〔チタンタングステン(TiW),ニッケルクロ
ム(NiCr),窒化酸化チタン(TiON)等〕から
形成される。
【0045】上記のような材料で発熱体31,32,3
5,38,41〜48を形成することにより、試験パタ
ーン21を高温に加熱するとが可能になる。
【0046】上記試験パターン21および上記発熱体3
1,32,35,38,41〜48を形成するには、成
膜技術とリソグラフィー技術とエッチング技術とを主と
した通常のパターン形成技術によって行えばよい。ま
た、上記発熱体31,32,35,38,41〜48を
絶縁膜(図示せず)を介して積層構造に形成することも
可能である。
【0047】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
エレクトロマイグレーションの試験パターンの近傍にそ
れに直接接触することなく発熱体を設けたので、発熱体
を発熱させることによって試験パターンを加熱して、エ
レクトロマイグレーション評価を行うことができる。こ
のため、恒温槽でエレクトロマイグレーションの評価試
験を行う必要がないので、その評価試験の簡単化が図れ
る。よって、試験コストを低減できる。また発熱体に流
す電流を調節することによって、当該発熱体の発熱量を
変えることができるので、低温(例えば150℃程度)
から高温(例えば350℃程度)までの温度範囲で、試
験パターンを加熱することが可能になる。
【0048】さらに、発熱体を1本または複数本の配線
で形成したものでは、試験パターンに沿って発熱体をレ
イアウトできるので、試験パターンを均一に加熱するこ
とができる。さらに発熱体を複数本の配線で形成したも
のでは、十分な発熱量を確保することができる。したが
って加熱効果が大きくなる。
【0049】また、発熱体を、試験パターンの側方、上
方および下方のうちのいづれか1箇所または複数箇所
に、当該試験パターンに直接接触することなく設けたも
の、または試験パターンの上方および下方のいずれか一
方または両方に当該試験パターンに直接接触することな
くかつ立体的に交差する状態に設けたので、発熱量を十
分に確保することができる。したがって加熱効果が大き
くなる。
【0050】さらにまた、発熱体をシリコン、金属シリ
サイド高融点金属または高融点金属を含む材料で形成し
たので、350℃程度の高温でエレクトロマイグレーシ
ョン耐性の試験を行うことが可能になる。
【0051】本発明のエレクトロマイグレーション評価
装置では、加熱電源から発熱体に電流を流すことによっ
て当該発熱体を発熱させるので、加熱電源からの電流に
よって発熱体の発熱量を調節することができる。このた
め、試験パターンの加熱温度を自在に制御することがで
きるので、所望の温度でエレクトロマイグレーション評
価試験を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の概略構成図である。
【図2】発熱体の第1配置例のレイアウト図である。
【図3】発熱体の第2配置例のレイアウト図である。
【図4】発熱体の第3配置例のレイアウト図である。
【図5】発熱体の第4配置例の断面図である。
【図6】発熱体の第5配置例の断面図である。
【図7】発熱体の第6配置例の断面図である。
【図8】発熱体の第7配置例のレイアウト図である。
【図9】発熱体の第8配置例のレイアウト図である。
【符号の説明】
1 EM評価パターン 2 EM評価装置 11 基板 21 試験パター
ン 22 試験パターン 31 発熱体 32 発熱体 35 発熱体 38 発熱体 41〜46 発熱
体 47 発熱体 48 発熱体 51 電源 52 加熱電源 61 電圧計

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エレクトロマイグレーションを評価する
    ためのもので基板に形成した試験パターンと、 前記試験パターンに直接接触することなく当該試験パタ
    ーンの近傍に設けた発熱体とからなることを特徴とする
    エレクトロマイグレーション評価パターン。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のエレクトロマイグレーシ
    ョン評価パターンにおいて、 前記発熱体は、1本または複数本の配線からなることを
    特徴とするエレクトロマイグレーション評価パターン。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載のエレクト
    ロマイグレーション評価パターンにおいて、 前記発熱体は、前記試験パターンの側方、前記試験パタ
    ーンの上方および前記試験パターンの下方のうちのいづ
    れか1箇所または複数箇所に、当該試験パターンに直接
    接触することなく設けられていることを特徴とするエレ
    クトロマイグレーション評価パターン。
  4. 【請求項4】 請求項1または請求項2記載のエレクト
    ロマイグレーション評価パターンにおいて、 前記発熱体は、前記試験パターンの上方および下方のい
    ずれか一方または両方に、当該試験パターンに対して直
    接に接触することなくかつ立体的に交差する状態に設け
    られていることを特徴とするエレクトロマイグレーショ
    ン評価パターン。
  5. 【請求項5】 請求項1〜請求項4のうちのいずれか1
    項に記載のエレクトロマイグレーション評価パターンに
    おいて、 前記発熱体は、シリコン、金属シリサイド、高融点金属
    または高融点金属を含む材料からなることを特徴とする
    エレクトロマイグレーション評価パターン。
  6. 【請求項6】 請求項1〜請求項5のうちのいずれか1
    項に記載のエレクトロマイグレーション評価パターンを
    用いたエレクトロマイグレーション評価装置であって、 エレクトロマイグレーションを評価するためのもので基
    板に形成した試験パターンと当該試験パターンに直接接
    触することなく当該試験パターンの近傍に設けた発熱体
    とからなるエレクトロマイグレーション評価パターン
    と、 前記試験パターンに電流を供給するもので当該試験パタ
    ーンに接続した電源と、前記試験パターンに接続した電
    圧計と、 前記発熱体に電流を供給するもので当該発熱体に接続し
    た加熱電源とからなることを特徴とするエレクトロマイ
    グレーション評価装置。
JP5350954A 1993-12-28 1993-12-28 エレクトロマイグレーション評価パターンおよび評価装置 Pending JPH07201944A (ja)

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