JPH072018U - 成形用金型 - Google Patents
成形用金型Info
- Publication number
- JPH072018U JPH072018U JP3810293U JP3810293U JPH072018U JP H072018 U JPH072018 U JP H072018U JP 3810293 U JP3810293 U JP 3810293U JP 3810293 U JP3810293 U JP 3810293U JP H072018 U JPH072018 U JP H072018U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- shots
- shot
- die
- shot counter
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- Pending
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- Presses And Accessory Devices Thereof (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 煩雑な記帳を必要とせず、リアルタイムで金
型個々の累積ショット数を直接確認できるように工夫し
た成形用金型を提供する。 【構成】 金型1(1A、1B)に、該金型1(1A、
1B)が型締め又は型開される毎にショット数を加算し
て、その累積ショット数を表示するショットカウンタ2
を取り付ける。
型個々の累積ショット数を直接確認できるように工夫し
た成形用金型を提供する。 【構成】 金型1(1A、1B)に、該金型1(1A、
1B)が型締め又は型開される毎にショット数を加算し
て、その累積ショット数を表示するショットカウンタ2
を取り付ける。
Description
【0001】
本考案は、樹脂材料の射出成形や板金のプレス成形等に用いられる成形用金型 に関するものである。
【0002】
例えば射出成形用金型では、修理の要否や廃棄の時期を知る上で、金型のショ ット数を把握しておくことが最も重要な管理項目として挙げられる。
【0003】 従来、金型のショット数管理には、主に次のような方法が採られている。 第1は、成形現場でその都度ショット数を備え付けの台帳等に記載して行く方 法である。 第2は、成形機の運転信号等を現場端末から収集して管理部門のホストコンピ ュータに入力し、成形機の運転状態をホストコンピュータで群管理するシステム である。
【0004】
しかしながら、第1の方法では、記帳に手間が掛かる難があり、他方、第2の 方式では、コスト的に高くつく上、成形機で稼動中の金型を見ても直接ショット 数を確認できない不便さがあり、いずれも一長一短がある。
【0005】 本考案は、このような現状の問題点に鑑みて、煩雑な記帳を必要とせず、リア ルタイムで金型個々の累積ショット数を直接確認できるように工夫した成形用金 型を提供するものである。
【0006】
本考案に基づく成形用金型では、上記の目的を達成するための手段として、金 型自体に、該金型が型締め又は型開される毎にショット数を加算して、その累積 ショット数を表示するショットカウンタを取り付けている。
【0007】
このショットカウンタ付金型では、稼動中の金型の累積ショット数が当該金型 に取り付けられたショットカウンタによりリアルタイムで表示される。
【0008】
図1は本考案に係る射出成形用金型の実施例を示し、図において、1Aは金型 1の分割された固定型(又は可動型)、1Bは同可動型(又は固定型)を示す。 ここにおいて、片側の固定型1Aの側面には、合わせ面1aの近傍に位置してシ ョットカウンタ2が取り付けられ、反対側の可動型1Bの側面には、合わせ面1 bの近傍に位置して突起(被検出体)3が設けられて、型締め状態で、対向位置 に設置されたショットカウンタ2と突起3とが互いに近接され、型開状態で両者 が離反されるようになっている。
【0009】 ショットカウンタ2は、図2に示すように、近接スイッチ4と、カウンタ5と 、ディジタル表示器(LCD)6と、それらの動作電源7とを具備してなる。こ のショットカウンタ2は、金型1の型締め時において、対向位置に設けられた突 起3が離反位置から近接位置に変位される毎に、内蔵の近接スイッチ4がスイッ チONしてパルス信号(ショット信号)を発生し、このパルス信号を入力するカ ウンタ5が逐次ショット数を加算して表示器6に出力し、表示器6からその累積 ショット数がディジタル表示されるようになっている。
【0010】 図3は、金型1に対するショットカウンタ2の取付構造の具体例を示したもの で、ショットカウンタ2を断熱、緩衝性能に優れる耐熱、防振材で形成された取 付台8を介して金型面に取り付けるようにしている。このようにすれば、既設、 新設のものを問わず、金型1に対するショットカウンタ2の取り付けが簡単に行 えるものとなる。
【0011】 このように構成されたショットカウンタ付金型であれば、稼動中の金型1(1 A、1B)の累積ショット数が当該金型1(1A、1B)に取り付けられたショ ットカウンタ2の表示器6にリアルタイムで表示され、現場で一目瞭然となる。
【0012】 なお、実施例では、ショットカウンタによるショット数の加算を金型の型締め に連動させて行う方式を例示したが、これは型開に連動させて行うものに置き換 えてもよい。また、ショットカウンタの接点には、近接スイッチのような非接触 型のものに代えて、リミットスイッチのような接触型のものを使用することもで きる。
【0013】 また、本考案に基づくショットカウンタ付金型は、射出成形用金型のみならず 、ショット数に応じて金型寿命等の管理が求められる成形用金型には広汎に適用 可能である。
【0014】
以上の如く、本考案のショットカウンタ付金型では、稼動中の金型の累積ショ ット数が当該金型に取り付けられたショットカウンタによりリアルタイムで表示 されるため、従前の台帳方式で必要な記帳の手間を省き、また群管理方式を採用 する場合でのコスト増や、金型を見ても直接ショット数を確認できない不便さを 解消して、稼動中の金型個々のショット数管理が現場で迅速、的確に行えるもの となる。
【図1】一実施例を示す成形用金型の簡略化した側面図
である。
である。
【図2】ショットカウンタのブロック構成図である。
【図3】ショットカウンタの取付構造例を示す断面図で
ある。
ある。
【符号の説明】 1 金型 1A 固定型(又は可動型) 1B 可動型(又は固定型) 1a、1b 合わせ面 2 ショットカウンタ 3 突起(被検出体) 4 近接スイッチ 5 カウンタ 6 ディジタル表示器(LCD) 7 動作電源 8 取付台
Claims (1)
- 【請求項1】 金型に、該金型が型締め又は型開される
毎にショット数を加算して、その累積ショット数を表示
するショットカウンタを取り付けたことを特徴とする成
形用金型。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3810293U JPH072018U (ja) | 1993-06-17 | 1993-06-17 | 成形用金型 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3810293U JPH072018U (ja) | 1993-06-17 | 1993-06-17 | 成形用金型 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH072018U true JPH072018U (ja) | 1995-01-13 |
Family
ID=12516117
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3810293U Pending JPH072018U (ja) | 1993-06-17 | 1993-06-17 | 成形用金型 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH072018U (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007069609A (ja) * | 2005-09-08 | 2007-03-22 | Otto Maenner Innovation Gmbh | 電子的なカウンタを有する射出成形型 |
KR20200134934A (ko) * | 2019-05-24 | 2020-12-02 | 위즈커넥티드 주식회사 | 무선 금형 카운터를 이용한 금형 생산 모니터링 시스템 및 방법 |
US11397550B2 (en) | 2020-02-21 | 2022-07-26 | Matsui Mfg. Co., Ltd. | Display device |
US11609744B2 (en) | 2020-02-21 | 2023-03-21 | Matsui Mfg. Co., Ltd. | Open/close counting device |
US11758310B2 (en) | 2020-10-29 | 2023-09-12 | Matsui Mfg. Co., Ltd. | Management system and calculation method |
-
1993
- 1993-06-17 JP JP3810293U patent/JPH072018U/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007069609A (ja) * | 2005-09-08 | 2007-03-22 | Otto Maenner Innovation Gmbh | 電子的なカウンタを有する射出成形型 |
JP4512073B2 (ja) * | 2005-09-08 | 2010-07-28 | オットー メナー イノヴァツィオン ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 電子的なカウンタを有する射出成形型 |
KR20200134934A (ko) * | 2019-05-24 | 2020-12-02 | 위즈커넥티드 주식회사 | 무선 금형 카운터를 이용한 금형 생산 모니터링 시스템 및 방법 |
US11397550B2 (en) | 2020-02-21 | 2022-07-26 | Matsui Mfg. Co., Ltd. | Display device |
US11609744B2 (en) | 2020-02-21 | 2023-03-21 | Matsui Mfg. Co., Ltd. | Open/close counting device |
US11758310B2 (en) | 2020-10-29 | 2023-09-12 | Matsui Mfg. Co., Ltd. | Management system and calculation method |
US11997440B2 (en) | 2020-10-29 | 2024-05-28 | Matsui Mfg. Co., Ltd. | Management device and calculation method |
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