JPH07201513A - 正特性サーミスタ装置 - Google Patents

正特性サーミスタ装置

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JPH07201513A
JPH07201513A JP34920493A JP34920493A JPH07201513A JP H07201513 A JPH07201513 A JP H07201513A JP 34920493 A JP34920493 A JP 34920493A JP 34920493 A JP34920493 A JP 34920493A JP H07201513 A JPH07201513 A JP H07201513A
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JP
Japan
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temperature coefficient
positive temperature
case
coefficient thermistor
thermistor element
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JP34920493A
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Kamihito Kawashima
上人 川島
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 直径の異なる正特性サーミスタ素子でも取り
付けることのできるケースを備えた正特性サーミスタ装
置を提供する。 【構成】 ケース1の内外を貫通するよう装着された2
個の外部接続端子2,3に付設され、ケース1内で互い
に相対向するよう配設されたバネ端子4,5にて円柱状
の正特性サーミスタ素子6を弾性的に挟持すると共に、
ケース1にバネ端子4,5の挟持方向と直交する方向に
突起11,12を複数個形成することにより、直径の異
なる正特性サーミスタ素子6を保持することができるよ
うにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、圧縮機の電動機の始動
用として使用される正特性サーミスタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、主巻線と補助巻線を有する圧縮機
の電動機において、補助巻線に正特性サーミスタ素子を
直列に接続し、始動時には一時的に補助巻線に大きな電
流を流して電動機の起動トルクを増加させるようにした
ものがある。
【0003】そして、このような正特性サーミスタ装置
は、実公平4−3441号公報等に開示されており、例
えば図4に示すように不飽和ポリエステル樹脂等の絶縁
材で形成された上ケース1aと下ケース1bとからなる
ケース1と、このケース1の内外を貫通するようにケー
ス1に装着された2個の外部接続端子2,3と、この外
部接続端子2,3に付設され、ケース1内で互いに相対
向するよう配設されたバネ端子4,5と、円柱状の正特
性サーミスタ素子6とからなっている。
【0004】ここで、この対向配設されたバネ端子4,
5は正特性サーミスタ素子6の左右側壁に設けられてい
る図示しない電極を押圧して電気的に接触すると共に、
この正特性サーミスタ素子6を弾性的に挟持するための
ものである。なお、上ケース1a及び下ケース1bに
は、正特性サーミスタ素子6がバネ端子4,5の挟持方
向と直交する方向へ移動するのを阻止するための突起7
が形成されており、この突起7によりバネ端子4,5と
正特性サーミスタ素子6との安定した電気的接触が確保
できるようになっている。
【0005】ところで、この正特性サーミスタ素子6
は、直接この突起7に上端及び下端を当接させてケース
1に取付けられる場合もあるが、正特性サーミスタ素子
6を装着保持する保持板8を介してケース1に取り付け
られる場合もあり、このため突起7には、同図に示すよ
うに保持板8を側端部を挿入するための挿入溝9が形成
されるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来の正特性サーミスタ装置においては、圧縮機の出力
に応じて抵抗値の異なる正特性サーミスタ素子を使用す
る必要がある。そして、通常抵抗値が異なると正特性サ
ーミスタ素子の直径も異なるため、直径の異なる正特性
サーミスタ素子を取り付けるには正特性サーミスタ素子
の直径に応じた長さの突起を有しているケースを別々に
準備しなければならないという問題点があった。
【0007】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたものであり、直径の異なる正特性サーミス
タ素子でも取り付けることのできるケースを備えた正特
性サーミスタ装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、絶縁材からな
るケースと、このケースの内外を貫通するように該ケー
スに装着された2個の外部接続端子と、この外部接続端
子に付設され該ケース内で互いに相対向するよう配設さ
れたバネ端子と、この2個のバネ端子にて弾性的に挟持
された円柱状の正特性サーミスタ素子とからなる正特性
サーミスタ装置において、前記ケース内には、前記2個
のバネ端子の挟持方向と直交する方向に対向突設されて
直径の異なる正特性サーミスタ素子を保持するための突
起が複数個形成されているものである。
【0009】
【作用】ケースの内外を貫通するよう装着された2個の
外部接続端子に付設され、ケース内で互いに相対向する
よう配設されたバネ端子にて円柱状の正特性サーミスタ
素子を弾性的に挟持すると共に、ケース内にバネ端子の
挟持方向と直交する方向に突起を複数個形成することに
より、直径の異なる正特性サーミスタ素子を保持するこ
とができるようにする。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
【0011】図1は、本発明の一実施例に係る正特性サ
ーミスタ装置の側面断面図である。なお、同図におい
て、図4と同一符号は同一または相当部分を示してい
る。
【0012】同図において、10は正特性サーミスタ装
置本体であり、この本体10の上ケース1a及び下ケー
ス1b内には複数の、本実施例においては2つの突起1
1,12がバネ端子4,5の保持方向と直交する方向に
対向突設されている。なお、これらの突起11,12は
上ケース1a及び下ケース1bとにより形成されるサー
ミスタ素子収納用空間Sに向かってそれぞれ突出長さが
異なるように形成されている。
【0013】そして、このように突出長さが異なる2つ
の突起11,12を上ケース1a及び下ケース1bに対
向突設することにより、2種類の直径の異なる正特性サ
ーミスタ素子6を保持することができるようになってい
る。なお、本実施例においては、一方の対向突設された
突起12には挿入溝9が形成されるようになっており、
これにより本実施例においては、3種類の直径の異なる
正特性サーミスタ素子6を保持することができるように
なっている。
【0014】一方、バネ端子4,5は、バネ性を有する
接続部4a,5aを介して外部接続端子2,3に付設さ
れるようになっている。そして、この接続部4a,5a
により、バネ端子4,5は挟持方向に移動可能となって
おり、後述する図2,3に示すように正特性サーミスタ
素子6の取付け位置に応じてそれぞれ挟持方向に移動し
て正特性サーミスタ素子6を挟持することができるよう
になっている。
【0015】そして、このように構成された正特性サー
ミスタ装置に直径の大きな正特性サーミスタ素子6を取
付ける場合は、同図に示すように突出長さの短い左側の
突起11に正特性サーミスタ素子6を保持させるように
して取り付けるようにする。なお、この際、左側のバネ
端子4は外部接続端子2側に移動し、右側のバネ端子5
は正特性サーミスタ素子6側に移動して正特性サーミス
タ素子6を挟持するようになる。
【0016】また、中間の直径の正特性サーミスタ素子
6を取付ける場合は、図2に示すように突出長さの長い
右側の突起12に正特性サーミスタ素子6を保持させる
ようにして取り付けるようにする。なお、この際、左側
のバネ端子4は正特性サーミスタ素子6側に移動し、右
側のバネ端子5は外部接続端子3側に移動して正特性サ
ーミスタ素子6を挟持するようになる。
【0017】さらに、直径の小さな正特性サーミスタ素
子6を取付ける場合は、図3に示すようにこの正特性サ
ーミスタ素子6を保持板8に装着した後、この保持板8
の側端部を右側の突起12の挿入溝9に挿入して正特性
サーミスタ素子6を取り付けるようにする。なお、この
際、左側のバネ端子4は正特性サーミスタ素子6側に移
動し、右側のバネ端子5は外部接続端子3側に移動して
正特性サーミスタ素子6を挟持するようになる。
【0018】このように、上ケース1a及び下ケース1
b内に突出長さが異なる2つの突起11,12を形成す
ることにより、少なくとも2種類の直径の異なる正特性
サーミスタ素子6をケース1に取り付けることができ
る。
【0019】なお、これまでの説明においては、突出長
さが異なる突起を2つ設けると共に、その一方に挿入溝
9を形成することにより3種類の直径の異なる正特性サ
ーミスタ素子6を保持することができるようにしたもの
について述べてきたが、本発明はこれに限らずサーミス
タ素子収納用空間Sが広い場合には、3つ以上の突起を
形成するようにしてもよく、また複数の突起に挿入溝9
を形成することにより、さらに多くの種類の正特性サー
ミスタ素子6をケース1に取り付けることができるよう
になる。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ケースに
バネ端子の挟持方向と直交する方向に突起を複数個形成
することにより、直径の異なる正特性サーミスタ素子を
ケースに取り付けることができる。そして、このように
一つのケースに直径の異なる正特性サーミスタ素子を取
り付けることができるようにすることにより、部品点数
を減少させることができ、コストを下げることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る正特性サーミスタ装置
の側面断面図。
【図2】上記正特性サーミスタ装置に中間の大きさの正
特性サーミスタ素子を取り付けた様子を示す図。
【図3】上記正特性サーミスタ装置に小さな正特性サー
ミスタ素子を取り付けた様子を示す図。
【図4】従来の正特性サーミスタ装置の側面断面図。
【符号の説明】
1 ケース 4,5 バネ端子 6 正特性サーミスタ素子 7,11,12 突起 8 保持板 9 挿入溝

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁材からなるケースと、このケースの
    内外を貫通するように該ケースに装着された2個の外部
    接続端子と、この外部接続端子に付設され該ケース内で
    互いに相対向するよう配設されたバネ端子と、この2個
    のバネ端子にて弾性的に挟持された円柱状の正特性サー
    ミスタ素子とからなる正特性サーミスタ装置において、 前記ケース内には、前記2個のバネ端子の挟持方向と直
    交する方向に対向突設されて直径の異なる正特性サーミ
    スタ素子を保持するための突起が複数個形成されている
    こと特徴とする正特性サーミスタ装置。
JP34920493A 1993-12-28 1993-12-28 正特性サーミスタ装置 Expired - Fee Related JP3515153B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005112229A1 (ja) * 2004-05-14 2005-11-24 Yamada Electric Mfg. Co., Ltd. 単相誘導電動機の起動装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2005112229A1 (ja) * 2004-05-14 2005-11-24 Yamada Electric Mfg. Co., Ltd. 単相誘導電動機の起動装置

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