JPH07201493A - マグネトロンプラズマエッチング用磁場発生装置 - Google Patents

マグネトロンプラズマエッチング用磁場発生装置

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JPH07201493A
JPH07201493A JP5351141A JP35114193A JPH07201493A JP H07201493 A JPH07201493 A JP H07201493A JP 5351141 A JP5351141 A JP 5351141A JP 35114193 A JP35114193 A JP 35114193A JP H07201493 A JPH07201493 A JP H07201493A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 マグネトロンエッチング装置に組み込むに際
して、エッチング室を大型化したり、試料台の移動距離
を長くしたりせずに、所望の水平磁場均一性を得ること
ができる、ダイポールリング磁石より成るマグネトロン
プラズマエッチング用磁場発生装置を提供すること。 【構成】 複数の異方性セグメント柱状磁石をリング状
に配置したダイポールリング磁石より成るマグネトロン
プラズマエッチング用磁場発生装置において、上記複数
の異方性セグメント柱状磁石の一部分である、複数個の
異方性セグメント柱状磁石の側面の全部あるいは一部分
に、磁化の方向が上記異方性セグメント柱状磁石の軸方
向である、異方性セグメント磁石を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、均一性の良好な磁場を
発生させるマグネトロンプラズマエッチング用磁場発生
装置に関する。本発明に係るマグネトロンプラズマエッ
チング用磁場発生装置は、電気電子分野で行われている
マグネトロンエッチングに用いて好適である。
【0002】
【従来の技術】マグネトロンにより生成される高密度の
プラズマ(マグネトロンプラズマ)を利用してエッチン
グを行う、マグネトロンエッチング(ドライエッチン
グ)は、従来より広く行われている。
【0003】図4に従来のマグネトロンエッチング装置
の一例(平面型2極放電エッチング装置)を示す。
【0004】図4(a)はマグネトロンエッチング装置
の縦断面図であり、断面以外の図示は図面を簡略にする
ために省略してある。また、図4(b)は図4(a)の
マグネトロンエッチング装置の一部分を便宜上分離して
描いた斜視図であり、マグネトロンエッチング装置にお
ける電子の運動を説明するための図である。
【0005】平行平板の両極板10及び12の間にウエ
ーハ14が設けられ、極板12の裏面にマグネトロンプ
ラズマエッチング用磁場発生装置18が設置される。マ
グネトロンプラズマエッチング用磁場発生装置18は、
例えば、ドーナツ状の永久磁石22の孔の中に円板状の
永久磁石24を配置し、これら永久磁石22及び24の
上面をヨーク26で接続した構造になっている(図4
(b)の分離図参照)。
【0006】極板12は接地し、極板10には高周波電
圧を印加する。図4(a)に、極板10が陰極となった
場合に発生する電場の向きを、矢印20で示す。
【0007】上記マグネトロンプラズマエッチング用磁
場発生装置18により、両極板間に磁力線28a及び2
8b(図4(a))あるいは磁力線30(図4(b))
で表わされる磁場が作られる。
【0008】マグネトロンエッチングを行う際、図4の
マグネトロンエッチング装置をプロセスガス(通常ハロ
ゲンガスを使用)を封入した容器内に載置する。放電に
より気体はイオン化され、このとき生じた電子32は、
矢印20の向きの電場と磁力線30で表される磁場(の
電場に垂直な成分)との作用により、ドリフト運動をし
ながら無限軌道34を描く。その結果、電子32はウエ
ーハ14の面上付近に束縛され、気体のイオン化を促進
する。そこで新たに生成された電子も無限軌道34を描
き、気体を更にイオン化する。したがってイオン化効率
が非常に高く、高密度プラズマを生成することができ
る。
【0009】このため、マグネトロンエッチング方式に
は、通常の高圧放電方式と比較して2〜3倍の効率が得
られるという利点がある。
【0010】しかし、図4のマグネトロンプラズマエッ
チング用磁場発生装置18の作る磁場においては、電場
に垂直な磁場成分(図4のウエーハ14の面に水平な成
分。以下、水平磁場と表現する)が一様な分布を示さな
い。
【0011】図5にこの様子を示す。グラフの横軸r
は、ウエーハ14の中心を原点とし、原点からウエーハ
面上に沿いウエーハ周辺部に向かって測った距離であ
り、縦軸Bは、距離rの位置における水平磁場強度を表
わす。図5より、水平磁場強度が場所により大きく異な
ることがわかる。
【0012】水平磁場強度の強い領域ほど気体のイオン
化が促進されて高密度なプラズマが生成される。したが
って、ウエーハの一部を集中的にエッチングする等、品
質上の問題が生じる。更に、不均一なプラズマ密度のた
めにウエーハ面内に電位分布が生じ(チャージアッ
プ)、よってウエーハが破壊されるという問題も起こ
る。
【0013】上記の問題を解決するため、複数の異方性
セグメント磁石をリング状に配置した磁石(以下、ダイ
ポールリング磁石と呼ぶ)を磁場発生装置として使用す
る試みが為された。
【0014】図6に、ダイポールリング磁石より成る磁
場発生装置の一例をマグネトロンエッチング装置に用い
た場合について示す。図6(a)に上記磁場発生装置を
用いたマグネトロンエッチング装置の平面図(一部省略
してある)を、図6(b)には図6(a)を切断線AB
に沿って切断した断面図(断面以外の図示は図面を簡略
にするために省略してある)を示す。
【0015】ダイポールリング磁石は円筒形であり、複
数の異方性セグメント柱状磁石40を非磁性の架台42
に収めた構造である。各柱状磁石40の中に描かれた矢
印は、それぞれの柱状磁石の磁化の向きを表している。
図6のように磁化の向きを配置することにより、ダイポ
ールリング磁石内の中央部に矢印43で示す向きの磁場
が生成される。
【0016】マグネトロンエッチング装置に用いる場
合、ダイポールリング磁石の内部には、極板36、37
及びウエーハ38が図6(b)のように設けられる。両
極板36及び37間に高周波電圧を印加し、例えば記号
44の向き(図6(a))、または矢印45の向き(図
6(b))の電場を発生させる。この電場と、上述の矢
印43の向きの磁場の作用で、図4同様にプラズマを生
成・束縛することができる。
【0017】このとき、ダイポールリング磁石の長さ方
向(図6(b)の縦方向)の中央断面付近と、プラズマ
生成空間46(エッチングを行う空間。図4におけるウ
エーハ14の面上に相当する空間)とが一致するよう、
ウエーハ38の位置を調節する(図6(b)参照)。
【0018】これは、ダイポールリング磁石の中央部に
は原理的に水平磁場(矢印43の向きの磁場)のみが存
在し、且つ、ダイポールリング磁石の中央部における磁
場均一性の方がダイポールリング磁石の端部における磁
場均一性よりも良いからである。即ち、ダイポールリン
グ磁石の中央部には、均一密度のプラズマが生成され、
均一なエッチングが行われるからである。
【0019】図7に、上記ダイポールリング磁石より成
る磁場発生装置(図6)による水平磁場の様子を示す。
【0020】図7は、プラズマ生成空間46の中央断面
(直線CDを含み、ダイポールリング磁石の長さ方向に
垂直な面)の直線CD上における水平磁場強度を表わし
たグラフである。グラフの横軸rは、プラズマ生成空間
46の中心点48を原点とし、原点から直線CDに沿い
直線CDの方向に測った距離(図中右向きを正とした)
であり、縦軸Bは、距離rの位置における水平磁場(矢
印43(図6)の向きの磁場)の強度を表わす。また、
Lはプラズマ生成空間46の半径の大きさである。
【0021】図7のグラフより、ダイポールリング磁石
より成る磁場発生装置(図6)による水平磁場強度の均
一性は、従来の磁場発生装置(平面型2極放電スパッタ
リング装置(図4))による水平磁場強度の均一性(図
5)に比べ、格段に良くなっていることがわかる。
【0022】しかし、磁場均一性を充分に良くするため
には、ダイポールリング磁石の長さ(図6のRL)を長
くする必要がある。しかし、マグネトロンエッチング装
置に使用する場合、ダイポールリング磁石の小型化が望
まれる。図8にマグネトロンエッチングを行う装置の全
体図を示し、小型化の必要性について説明する。
【0023】マグネトロンエッチングは、マグネトロン
エッチング装置を組み込んだエッチング室(A)、ウエ
ーハを載置しておくカセット室(B)、及び、カセット
室(B)のウエーハをエッチング室(A)へ搬送するア
ームを設けたロードロック室(C)から成る装置により
行われる。
【0024】各室は弁49を設けた通路により接続され
ている。カセット室(B)に載置された複数のウエーハ
50の内の1枚が、ロードロック室(C)の搬送アーム
54によりエッチング室(A)へと搬送される。搬送さ
れたウエーハ52をエッチング室(A)の電極板56の
上に載置した後、上記電極板56と一体になった試料台
58をエッチング位置(破線で描いた位置)60まで移
動させる。電極板56及び62による電場と、磁場発生
装置64による磁場との作用により、マグネトロンプラ
ズマを生成・束縛してエッチングを行う。このとき、矢
印66の向きにプロセスガスが注入され、矢印68の向
きに排気が行われている。
【0025】したがって、マグネトロンエッチング装置
に使用するダイポールリング磁石が長いと、エッチング
位置60までの試料台58の移動距離が長くなる。即
ち、エッチング室を大型化する必要が生じると共に、試
料台の移動距離が長い分、多くの駆動エネルギーが必要
となり、製造及び運転費用が高価になるという問題があ
る。
【0026】このため、ダイポールリング磁石の長さR
Lをあまり長くすることができず、従来、プラズマ生成
空間46における磁場の均一性をあまり良好にすること
ができないという問題があった。
【0027】したがって、マグネトロンエッチング装置
に組み込むに際して、エッチング室を大型化したり、試
料台の移動距離を長くしたりせずに、所望の水平磁場均
一性を得られる、ダイポールリング磁石より成る磁場発
生装置が望まれている。
【0028】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、マグ
ネトロンエッチング装置に組み込むに際して、エッチン
グ室を大型化したり、試料台の移動距離を長くしたりせ
ずに、所望の水平磁場均一性を得ることができる、ダイ
ポールリング磁石より成るマグネトロンプラズマエッチ
ング用磁場発生装置を提供することである。
【0029】
【課題を解決するための手段】複数の異方性セグメント
柱状磁石をリング状に配置したダイポールリング磁石よ
り成るマグネトロンプラズマエッチング用磁場発生装置
において、上記複数の異方性セグメント柱状磁石の一部
分である、複数個の異方性セグメント柱状磁石の側面の
全部あるいは一部分に、磁化の方向が上記異方性セグメ
ント柱状磁石の軸方向である、異方性セグメント磁石を
設ける。
【0030】
【実施例】図1に、上述のダイポールリング磁石より成
る磁場発生装置(図6)を改良した、本発明に係るマグ
ネトロンプラズマエッチング用磁場発生装置の一例を示
す。図1(a)は本発明に係るマグネトロンプラズマエ
ッチング用磁場発生装置の平面図であり、図1(b)は
図1(a)の切断線EFに沿った断面図である(断面以
外の図示は図面を簡略にするために省略してある)。
【0031】上記本発明に係る磁場発生装置をマグネト
ロンエッチングに用いる際には、図6の従来例と同様
に、磁場発生装置内に極板等を設ける。簡略化のため、
図1には極板等の図示を省略する。
【0032】本発明に係るマグネトロンプラズマエッチ
ング用磁場発生装置に用いるダイポールリング磁石(図
1)は、複数の異方性セグメント柱状磁石70(1)〜
70(16)を非磁性の架台72に収めた構造である。
各柱状磁石の中に描かれた矢印は、それぞれの柱状磁石
の磁化の向きを表している。図1のように磁化の向きを
配置することにより、ダイポールリング磁石内の中央部
に矢印73で示す向きの磁場が生成される。
【0033】柱状磁石の数は、8個以上とし、通常8個
から32個の間で選ばれる。図1には16個の柱状磁石
を設けた場合を示す。また、柱状磁石の断面形状(図1
(a)に現われている形状)は任意であり、例えば、円
や長方形などの断面形状でも良いが、図1には製造費用
が安価になる正方形断面の場合を例示した。
【0034】本発明の特徴は、上記複数の柱状磁石70
(1)〜70(16)の一部分である、複数個の柱状磁
石の側面の全部あるいは一部分に、磁化の方向が上記異
方性セグメント柱状磁石の軸方向である、異方性セグメ
ント磁石74を設けた点にある。
【0035】図1には、上記複数の柱状磁石70(1)
〜70(16)の一部分である柱状磁石70(16)、
70(1)、70(2)、及び、70(8)、70
(9)、70(10)の各々の一側面に、異方性セグメ
ント磁石74(16)、74(1)、74(2)、及
び、74(8)、74(9)、74(10)を設けた場
合を示す。
【0036】図1(a)に示したように、各異方性セグ
メント磁石74(16)、74(1)、74(2)、及
び、74(8)、74(9)、74(10)の磁化方向
は柱状磁石70の軸方向であり、その向きはそれぞれ符
号76(16)、76(1)、76(2)、及び、76
(8)、76(9)、76(10)で表わす向きとし
た。これは、図1(b)には矢印78(1)、78
(9)で表わした。
【0037】図2を用いて、従来の磁場発生装置(図
6)と本発明に係る磁場発生装置(図1)による発生磁
場の様子の違いを説明する。
【0038】図2(a)は、従来の、ダイポールリング
磁石より成る磁場発生装置(図6)による磁場の様子
を、図6(b)と同一の断面図(一部は省略した)内に
示した図である。破線は磁力線82であり、磁力線82
に描かれた矢印は磁力線82の向きを表わす。
【0039】図2(b)は、同様にして、本発明に係
る、ダイポールリング磁石より成る磁場発生装置(図
1)による磁場の様子を、図1(b)と同一の断面図
(一部は省略した)内に示した図である。破線は磁力線
84であり、磁力線84に描かれた矢印は磁力線84の
向きを表わす。
【0040】図2(a)よりわかるように、従来の磁場
発生装置(図6)においては、ダイポールリング磁石の
長さ方向の中央断面付近で磁場が水平になっている。こ
のため、従来は、ウエーハ(図示せず)の位置を調節し
て、プラズマ生成空間80(図1参照)をダイポールリ
ング磁石の長さ方向の中央断面付近と一致させてエッチ
ングを行っている。
【0041】一方、図2(b)より、本発明に係る磁場
発生装置(図1)においては、ダイポールリング磁石の
下端面付近に発生する磁場が水平になっていることがわ
かる。これは、ダイポールリング磁石による磁場が、異
方性セグメント磁石74(磁化の向きが矢印78の向
き)による磁場により補正されるためである。
【0042】したがって、プラズマ生成空間80は、ダ
イポールリング磁石の長さ方向の中央断面付近ではな
く、ダイポールリング磁石の下端面付近に一致させれば
良い。よって、図8のエッチング室において、エッチン
グ位置60は下方で良いことになる。即ち、試料台58
の移動距離を短くすることができ、それに応じてエッチ
ング室も小さくて済む。
【0043】しかも、本発明に係る磁場発生装置(図
1)における、ダイポールリング磁石の下端面付近に発
生する水平磁場の均一性は、従来の磁場発生装置(図
6)に比べ、良好である。
【0044】図3において従来の磁場発生装置(図6)
と本発明に係る磁場発生装置(図1)の比較を行い、上
述の点について説明する。図3(a)は従来の磁場発生
装置で、エッチング室に組み込めるよう長さRL1が短
く、下端面とプラズマ生成空間46(中央断面部分)と
する部分との距離をL1とした装置である。一方、図3
(b)は本発明に係る磁場発生装置で、長さRL2は長
く(RL2>RL1)、下端面とプラズマ生成空間80
(下端面付近部分)とする部分との距離をL2とした装
置である。
【0045】ここで、L1=L2とした場合、本発明に
係る磁場発生装置がプラズマ生成空間80に発生させる
水平磁場の均一性の方が良好である。即ち、試料台の移
動距離を従来と等しく保った場合には、本発明に係る磁
場発生装置を用いれば、エッチング位置における水平磁
場均一性を従来よりも上げることができる。
【0046】ただし、本発明に係るマグネトロンプラズ
マエッチング用磁場発生装置(図1)が生成する磁場
は、従来のマグネトロンプラズマエッチング用磁場発生
装置(図4)が生成するドーナツ状の磁場とは異なり、
一方向のみの水平磁場である。よって、電子はドリフト
運動を行って一方向に進み、無限軌道を描かない。しか
し、ダイポールリング磁石をその周に沿って回転させた
り、印加電源に高周波電源を用いたりすることにより、
電子のドリフト運動の向きを変えて無限軌道を描かせる
ことができる。
【0047】
【発明の効果】本発明に係るマグネトロンプラズマエッ
チング用磁場発生装置によれば、マグネトロンエッチン
グ装置に組み込むに際して、エッチング室を大型化した
り、試料台の移動距離を長くしたりせずに、所望の水平
磁場均一性を得ることができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るマグネトロンプラズマエッチング
用磁場発生装置を説明するための図。
【図2】本発明に係るマグネトロンプラズマエッチング
用磁場発生装置(図1)に発生する水平磁場の様子を表
す図。
【図3】従来のマグネトロンプラズマエッチング用磁場
発生装置(図6)と本発明に係るマグネトロンプラズマ
エッチング用磁場発生装置(図1)との比較を行うため
の図。
【図4】従来のマグネトロンプラズマエッチング用磁場
発生装置を用いたマグネトロンエッチング装置(平面型
2極放電エッチング装置)を説明するための図。
【図5】従来のマグネトロンプラズマエッチング用磁場
発生装置(図4)に発生する水平磁場強度の分布を表す
図。
【図6】従来の、ダイポールリング磁石を使用したマグ
ネトロンプラズマエッチング用磁場発生装置を説明する
ための図。
【図7】従来の、ダイポールリング磁石を使用したマグ
ネトロンプラズマエッチング用磁場発生装置(図6)に
発生する水平磁場強度の分布を表す図。
【図8】マグネトロンエッチングを行う装置の全体を説
明する図。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の異方性セグメント柱状磁石をリン
    グ状に配置したダイポールリング磁石より成るマグネト
    ロンプラズマエッチング用磁場発生装置において、 上記複数の異方性セグメント柱状磁石の一部分である、
    複数個の異方性セグメント柱状磁石の側面の全部あるい
    は一部分に、 磁化の方向が上記異方性セグメント柱状磁石の軸方向で
    ある、異方性セグメント磁石を設けた、 ことを特徴とするマグネトロンプラズマエッチング用磁
    場発生装置。
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