JPH0720104U - ハンドドライヤー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、ハンドドライヤーの風洞部の一部
を蛇腹式にすることで、ハンドドライヤーの風向を変動
させ、ハンドドライヤーによる整髪作業を容易に実施し
ようとするものである。 【構成】 電動駆動モーター内臓の送風部（３）に、蛇
腹部（１）を備えた風洞部（２）を取り付けたハンドド
ライヤーである。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、ハンドドライヤーの風洞部（２）の一部に蛇腹式部（１）を一体 化して取り付けたハンドドライヤーに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来のハンドドライヤーは、風洞部は固定しており、風向の変動はハンドドラ イヤー本体を変動させるか、整風器を風洞部の先端に取り付けた構成である。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

これには次のような欠点があった。 （イ）ハンドドライヤーの風向を変動させるためには、作業者は手首や腕を大き く頻繁に動かさなければならず、長時間ハンドドライヤーを使用することに よる身体的苦痛が大きい。 （ロ）風洞部は伸縮せず、携帯するのに不便である。 本考案は、これらの欠点を除くためになされたものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案においては、その課題を解決するための手段として、図１で示すように 風洞部（２）に蛇腹部（１）を取り付ける。

【０００５】

【構成】

本考案の蛇腹部（１）を取り付けた風洞部（２）は風向の変動及び風洞部の伸 縮のための適材適当径大の基幹部位である。

【０００６】

【実施例、作用】

本考案は、上述の様な構成であるから、これまで固定した風洞部が取り付けら れていたハンドドライヤーに比して、風向の変動が容易なため、ハンドドライヤ ー本体を希望する部位に向けるために、手首や腕を大きくまた頻繁に動かす必要 がなくなり、整髪作業が容易となり、長時間使用する作業者の身体的苦痛を軽減 することができる。また風洞部を伸縮することで、ハンドドライヤーを縮小し携 帯の利便性をたかめることができる。

【０００７】

【考案の効果】

上述の様に、従来のハンドドライヤーによる整髪作業は、風向を変動させるた めには、ハンドドライヤー本体を、手首や腕を大きくまた頻繁に動かさねばなら ず、長時間使用する作業者に身体的苦痛や疲労を強いていたが、実験の結果、本 考案を実施することにより、ハンドドライヤーの風向を容易に変動でき、作業者 の身体的苦痛や疲労を大幅に軽減できるとともに、風洞部の一部を蛇腹式にする ことにより、ハンドドライヤーの縮小が可能で携帯性が向上し、考案の効果は多 大である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の側面図。

【図２】本考案実施例の斜視図。

【図３】本考案の使用例図。

【符号の説明】

（１）は蛇腹部 （２）は風洞部 （３）は電動モーター内臓の送風部 （４）は握手部

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】図１で示す様に、中央の電動駆動モーター
   を内臓した送風部（３）に取り付けられた風洞部（２）
   の一部に蛇腹部（１）を取り付けた構成の整髪用ハンド
   ドライヤー。