JPH0591460U - 万能鏡 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 自分で自分の体又は姿を鏡に写し、写らない
部分を万能鏡に写して両手を自由に使って、手入れ又は
見るための物である。 【構成】 鏡（１）を有する通常の鏡台本体（７）に、
枠（２）を設け、これに止めネジ（８）を設けた移動自
在な支持部材（３）を設け、これにフレキシブルチュブ
（４）を設け、これの先端に方向自在部（５）を介し
て、鏡（６）を設ける。以上の構成からなる万能鏡であ
る。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、鏡の利用方法と構造の改良に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来は、自分の後頭部や背面部を見る時は鏡の前で、手鏡などを片手に持つ て見ることが出来た。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

これは、次のような欠点があつた。 片手で手鏡を持つと髪の手入れ等、片手では思うように出来ず、背中や裏側 を充分に見ることも出来ず不便であった。 本案はこれらの欠点を解消するためになされたものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

鏡（１）を有する通常の鏡台本体（７）に、枠（２）を設け、これに止めネ ジ（８）を設けた移動自在な支持部材（３）を設け、これにフレキシブルチュブ （４）を設け、これの先端に方向自在部（５）を介して、鏡（６）を設ける。 以上の構成からなる万能鏡である。

【０００５】

【作用】

髪の手入れの時は、鏡（１）の前に座し、鏡（６）が後頭部を写すようにフ レキシブルチュブ（４）を曲げ、更に支持部材（３）を適当な位置に移動し止め ネジ（８）でセットし、髪全体を見ながら両手を自由に使って髪の手入れをする ことが出来る、その他背中や、背面部等を写して手入れ等他の方法も行うことが 出来る。

【０００６】

【実施例】 以下、本案の実施例について説明する。 イ） 鏡（１）及び止めネジ（１０）を有する伸縮自在な鏡台本体（７）に 、鏡（１）の外側に沿うように円形に形成した、枠（２）をネジ（９）で装着す る、これに止めネジ（８）を設けた、筒状の移動自在な支持部材（３）を設け、 これにフレキシブルチュブ（４）を方向自在に設け、このフレキシブルチュブ（ ４）の先端に方向自在部（５）を設け、この方向自在部（５）の一端に鏡（６） の縁を取り付ける。 ロ） 尚、鏡（６）を遠隔操作するために、遠隔操作装置を設けることもで きる。 ハ） 本案は以上のような構成で、これを使用して、髪の手入れ又は着付け を行う時は、鏡（１）の前に座し、鏡（６）が後頭部又は背面部を写すようにフ レキシブルチュブ（４）を曲げ、更に支持部材（３）を適当な位置に移動し止め ネジ（８）でセットし、後頭部又は背面部を見ながら両手を自由に使って髪の手 入れ又は着付けを行う事が出来る、その他背中や物の裏面を写して見る事が出来 る。 ニ） 万能鏡の保管や輸送の時はネジ（９）を外して分解することが出来る 。

【０００７】

【考案の効果】

本考案は、自分で自分の体又は姿の見えない部分を万能鏡に写して見ること が出来、傷の治療又は体の手入れ着付けには、片手に手鏡を持たずに、両手を自 由に使って行うことが出来る、その他物の裏側を見るのにも使うことができ、更 に輸送又は保管の時はネジ（９）をはずし分解することが出来、持ち運び保管に も大変便利である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の斜視図である。

【符号の説明】

（１）は鏡 （２）は枠 （３）は支持部材 （４）はフレキシブルチュウブ （５）は方向自在部 （６）は鏡 （７）は鏡台本体 （８）は止めネジ （９）はネジ （１０）は止めネジ

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】鏡（１）を有する鏡台本体（７）に、枠
   （２）を設け、これに止めネジ（８）を有する支持部材
   （３）を設け、これにフレキシブルチュブ（４）を設
   け、これに方向自在部（５）を介して鏡（６）を設けて
   成る万能鏡である。