JPH08164170A - 病院ベッド用の書物保持具 - Google Patents

病院ベッド用の書物保持具

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Publication number
JPH08164170A
JPH08164170A JP6310483A JP31048394A JPH08164170A JP H08164170 A JPH08164170 A JP H08164170A JP 6310483 A JP6310483 A JP 6310483A JP 31048394 A JP31048394 A JP 31048394A JP H08164170 A JPH08164170 A JP H08164170A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
book
support member
hospital bed
bed
hospital
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6310483A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiji Okudera
清二 奥寺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MIYOSHI KOGYO KK
Original Assignee
MIYOSHI KOGYO KK
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Filing date
Publication date
Application filed by MIYOSHI KOGYO KK filed Critical MIYOSHI KOGYO KK
Priority to JP6310483A priority Critical patent/JPH08164170A/ja
Publication of JPH08164170A publication Critical patent/JPH08164170A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)
  • Invalid Beds And Related Equipment (AREA)
  • Accommodation For Nursing Or Treatment Tables (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 病院のベッドで入院患者が楽な姿勢で読書す
ることができる病院ベッド用の書物保持具を提供する。 【構成】 病院ベッド3の鉄柵4に基端部が組付き屈伸
自在な棒状の支持部材1と、支持部材1の先端部に回動
自在に組付き、書物5を把持する把持部材2とから構成
し、支持部材1の曲げ伸ばしと把持部材2の回動によ
り、書物5を読書に最適な位置で固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、病院のベッドで書物を
読む際に当該書物を保持する保持具に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、書物を手で持つことなく楽な姿勢
(例えば、寝ころんだまま)で読むことを可能とすべ
く、この書物を保持する保持具(書見具)が数多く創案
されている(例えば、実開昭61−29627号、実開
昭63−148460号、実開平2−121827号、
実開平4−45431号等)。
【0003】これら従来の保持具はいずれも健康な人を
対象としたもので、通常の室内やベッドあるいは浴室で
使用するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、読者が楽な姿
勢で書物を読むことのできる保持具は、健康な人以上に
病院のベッドで多くの時間を費やすことを余儀なくされ
ている入院患者にとってより必要な道具であると言え
る。入院患者はそのベッドで体力の回復を図っており、
余計な疲労の蓄積は極力避けたいからである。
【0005】この点、従来の保持具はいずれも通常の室
内やベッドあるいは浴室で使用するものであり、これら
の保持具をそのまま病院のベッドで使用するには不都合
が多すぎる。例えば、実開平2−121827号公報の
図2には、アーム付きの保持具をベッド上に置いて、寝
たままの姿勢で読書できる状態が示されているが、アー
ムとベッドとの組付き手段については何ら開示されてお
らず、例えば、アームの基端部に土台を設け、その土台
をベッド上に載置することとすると、ベッドは通常柔軟
であるため安定した姿勢に維持することができない。健
康な人であれば、保持具が不安定となってもその都度修
正することは苦にならないであろうが、入院患者にとっ
ては非常に辛い作業となってしまいかねない。
【0006】本発明は、こうした点に鑑み創案されたも
ので、病院のベッドで入院患者が楽な姿勢で読書するこ
とができる病院ベッド用の書物保持具を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】そのための手段として、
本発明は支持部材1と把持部材2とで構成した。支持部
材1は、病院ベッド3の鉄柵4に基端部が組付き屈伸自
在な棒状であり、支持部材1は、支持部材1の先端部に
回動自在に組付き、書物を把持する機能を有する。
【0008】なお、支持棒を、蛇腹状で屈曲自在の蛇腹
棒片で構成しても良いし、又、複数の棒片を回動自在に
連結した連結棒片で構成しても良い。
【0009】
【作用】本発明に係る病院ベッド用の書物保持具を使用
するには、まず支持部材1の基端部を病院ベッド3の鉄
柵4に組付ける。病院のベッド3には、患者が転落する
のを防止するため等の理由で、通常、その両端部に鉄柵
4が設けられており、本発明は、その鉄柵4を利用する
ものである。
【0010】次に、支持部材1の先端部に組付けられて
いる把持部材2に書物を把持させた後、読書する。支持
部材1は屈伸自在であり、又、把持部材2は支持部材1
に回動自在に組付けられているので、患者は自分の姿勢
に合わせて最適な距離に書物を位置させることができ
る。なお、支持部材1を蛇腹棒片で構成した場合、この
蛇腹棒片は自在に屈曲するので、折曲げ又は伸ばすこと
によって書物を自在に最適な距離に位置させることがで
きる。又、この支持部材1を複数の棒片を回動自在に連
結した連結棒片で構成した場合、その連結部分を回動す
ることによって連結棒片の曲げ伸ばしを行い、これによ
って、同様に、書物を最適な位置に移動させることが可
能である。
【0011】
【実施例】本発明の一実施例を、図1および図2に示
す。これは、支持部材1を屈曲自在な蛇腹状の蛇腹棒片
で構成し、その基端部を患者の頭部側方に位置する鉄柵
4に組付けたものである。本実施例においては、支持部
材1を深く折り曲げて、患者がベッド3に上向きに寝こ
ろんだ姿勢で正面から読書できるようにしている。患者
は、書物5を手で持つ必要がなく、かつ寝ころんで読書
できるので、疲れず身体に負担がかからない。
【0012】本実施例においては、支持部材1の基端部
を略コの字状の止め金具6として鉄柵4に係合させUボ
ルトで締結しているが、締結手段はこれに限定されるも
のではなく、例えば、支持部材1の基端部をバネで開閉
するクリップ機構とし、そのクリップを鉄柵4に挟持す
ることもできる。この場合、鉄柵4に対する取付けや取
外しを容易に行うことができるので便利である。
【0013】又、本実施例において、支持部材1と把持
部材2とを蝶ねじで締結し回動自在としているが、この
蝶ねじの取付けと取外しの際に、把持部材2が邪魔にな
らないようにするために、図3に示すように、蝶ねじを
把持部材2の上方から締め付ける構造とすると良い。な
お、この回動機構も、ねじで締結する方法に限定するも
のではなく、例えば、自在継手で行うこともできる。こ
の場合、把持部材2の回動方向をさらに自由なものとす
ることができ、便利である。
【0014】把持部材2は、書物5の中心部を保持する
固定ひも7、書物5の表紙を固定する表紙クランプ8、
および書物5の頁を固定する頁クランプ9を具備してお
り、表紙の厚い書物5をも保持できるようにしている。
本発明の他の実施例を、図4に示す。本実施例におい
て、支持部材1は三本の棒片を回動自在に連結した連結
棒片で構成している。棒片と棒片との間には回動継手10
を設け、この回動継手10の回動によって連結棒片の曲げ
伸ばしを行い、書物5を最適な距離に位置させるもので
ある。なお、本実施例においては、三本の棒片によって
連結棒片を構成しているが、当該棒片の数は限定される
ものではない。さらに自由な角度の曲げ伸ばしを行うた
めに、棒片の数をこれより増やすことも可能である。
【0015】なお、本実施例において、支持部材1と鉄
柵4との組付けは、図5に示すように、支持部材1の基
端部に設けた、前記の止め金具6に類似した形状の固定
金具11に鉄柵4を押圧する円弧状の押さえ金具12を螺子
で鉄柵4に締め付けることによって達成している。
【0016】
【発明の効果】本発明は、屈伸自在な支持部材と、当該
支持部材に回動自在に組付けられた把持部材とで構成し
たので、これら両部材を自在に折曲げ、伸ばし、あるい
は回動することによって書物を最適な位置に移動させる
ことができるので、病院ベッド上の患者は、手で書物を
持つことなく、自由な姿勢で正面から書物を読むことが
でき、よって余計な疲労が蓄積せず、病院の入院患者に
とって極めて有益である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例(使用例)を示す斜視図。
【図2】図1に示す実施例の拡大斜視図。
【図3】本発明の他の実施例を示す部分斜視図。
【図4】本発明のさらに他の実施例を示す斜視図。
【図5】図4に示す実施例の拡大斜視図。
【符号の説明】
1 支持部材 2 把持部材 3 病院ベッド 4 鉄柵 5 書物 6 止め金具 7 固定ひも 8 表紙クランプ 9 頁クランプ 10 回動継手 11 固定金具 12 押さえ金具

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 病院ベッド(3) の鉄柵(4) に基端部が組
    付き屈伸自在な棒状の支持部材(1) と、 前記支持部材(1) の先端部に回動自在に組付き、書物
    (5) を把持する把持部材(2) と、から成る病院ベッド用
    の書物保持具。
  2. 【請求項2】 支持部材(1) を、蛇腹状で屈曲自在の蛇
    腹棒片で構成して成る請求項1記載の病院ベッド用の書
    物保持具。
  3. 【請求項3】 支持部材(1) を、複数の棒片を回動自在
    に連結した連結棒片で構成して成る請求項1記載の病院
    ベッド用の書物保持具。
JP6310483A 1994-12-14 1994-12-14 病院ベッド用の書物保持具 Pending JPH08164170A (ja)

Priority Applications (1)

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JP6310483A JPH08164170A (ja) 1994-12-14 1994-12-14 病院ベッド用の書物保持具

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JP6310483A JPH08164170A (ja) 1994-12-14 1994-12-14 病院ベッド用の書物保持具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08164170A true JPH08164170A (ja) 1996-06-25

Family

ID=18005782

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JP6310483A Pending JPH08164170A (ja) 1994-12-14 1994-12-14 病院ベッド用の書物保持具

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7121518B2 (en) 2003-01-24 2006-10-17 Hovde Arthur M Portable workstation and carrying case
JP2016019722A (ja) * 2014-07-14 2016-02-04 ヒル−ロム サービシズ,インコーポレイテッド 電話ドックおよびベッド頭部のロックアウト付き患者コントロールアーム

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02876B2 (ja) * 1981-04-14 1990-01-09 Asahi Chemical Ind
JPH0233632B2 (ja) * 1986-11-05 1990-07-30 Fuji Tetsuku Kk Esukareetatonosutetsupu
JP4136148B2 (ja) * 1999-01-12 2008-08-20 花王株式会社 毛髪の色の深みの評価方法

Patent Citations (3)

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