JPH07200911A - 硬貨を識別する方法および装置 - Google Patents

硬貨を識別する方法および装置

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JPH07200911A
JPH07200911A JP6308018A JP30801894A JPH07200911A JP H07200911 A JPH07200911 A JP H07200911A JP 6308018 A JP6308018 A JP 6308018A JP 30801894 A JP30801894 A JP 30801894A JP H07200911 A JPH07200911 A JP H07200911A
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coins
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高速でかつ低コストで硬貨を確実に識別する
ことができる方法と装置を提供する。 【構成】 硬貨を識別するために、硬貨は回転可能な穴
あきディスク12として形成された分離装置によって分
離される。そして、硬貨が穴あきディスク12の穴28
内にあるときに、識別測定が行われる。測定を行うため
に、例えば光バリヤ26あるいは誘導性または容量性感
知装置が使用される。穴28内にある硬貨に加速または
減速作用を加える位置決め装置によって、測定中、硬貨
は正確に定めた位置に保持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、硬貨が個々の硬貨を収
容するための回転可能なディスクとして形成された分離
装置によって分離され、分離された硬貨が少なくとも1
回の測定によって識別され、分離された硬貨が受け入れ
区画室内にあるときに、前記測定が行われる、硬貨を識
別するための方法と、受け入れ区画室を備えた回転可能
なディスクとして形成された分離装置と、各々の硬貨の
特性を測定するために設けられ、軌道の範囲内に配置さ
れた感知装置とを備え、この軌道が穴あきディスクの回
転から生じ、かつ受け入れ区画室に所属し、更に各々の
受け入れ区画室内に硬貨が存在することによって生じる
感知装置からの信号から、各々の硬貨の寸法およびまた
は識別を決定する評価コンピュータが設けられている硬
貨を識別するための装置とに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の方法と装置は英国特許第212
8795号明細書によって知られている。この解決策の
場合、ディスクの外周の方へ開放した受け入れ区画室の
側縁は、ディスクの中心の方へ収束している。この測定
手段では、測定中、硬貨がその寸法に関係なく、正確に
定められた測定位置に保持される。定置された二つの測
定ステーションを通過するときに、硬貨の寸法、すなわ
ち直径が感知される。そのために、各々の測定ステーシ
ョンで、光バリヤ装置が使用される。この光バリヤ装置
は半径方向移動線に沿って配置された或る数の光バリヤ
を備えている。硬貨が測定ステーションを通過するとき
に、硬貨の大きさに応じて、多くのまたは少ない光バリ
ヤが遮断される。硬貨の寸法は発生する信号から評価ユ
ニットで決定される。この装置では、ディスクが評価ユ
ニットの操作に調子を合わせて段階的に回転させられ
る。
【0003】この公知の装置の場合には、電子式測定お
よび評価装置が比較的に高価である。更に、この装置の
クロック調速された操作モードは非常に高い操作速度で
実施できない。
【0004】更に、それらの寸法の測定と異なる方法で
硬貨を識別することが知られている。例えば英国特許第
2135492号明細書には、渦電流が各々の硬貨に加
えられる硬貨検出方法が開示されている。この場合、渦
電流の低下が観察され、そのとき発生する実際の値が所
望の値と比較され、各々の硬貨が比較値に基づいて検出
される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、高速
でかつ低コストで確実に硬貨を識別することができる硬
貨識別方法と装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的は方法の発明に
おいては、加速または減速によって、硬貨が受け入れ区
画室の特別な位置へ動かされ、この位置で、硬貨が受け
入れ区画室の縁に当接し、測定中この位置に保持される
ことによって達成され、装置の発明においては、穴あき
ディスクの受け入れ区画室内に配置された各々の硬貨に
加速作用または減速作用を加え、少なくとも感知装置の
領域内で、受け入れ区画室の縁に接触するよう前記硬貨
を動かす位置決め装置が設けられていることによって達
成される。
【0007】例えば、送光器と受光器を備えた光バリヤ
の光ビームが、受け入れ区画室の領域内で、ディスクの
方へ向けられ、受光器の信号から、ディスクの受け入れ
区画室に収容された個々の硬貨の大きさに関する結論が
引き出されるように測定が行われる。
【0008】穴の形をした受け入れ区画室の場合には、
光バリヤの光ビームは、穴あきディスクの穴の幾何学中
心によって描かれた軌道の半径方向内側または外側の位
置の方へ向けられる。本発明による装置の場合には、他
の感知装置、例えば誘導性およびまたは容量性感知装置
が使用可能である。
【0009】硬貨がディスク内で分離された状態にある
ときに測定が行われるので、ディスクの下流に測定装置
を装着するための付加的な費用が省略される。ディスク
の受け入れ区画室は好ましくは、最も大きな硬貨の直径
よりも大きく選定すべきであるが、最も小さな硬貨の直
径の2倍よりも小さいと有利である。受け入れ区画室内
に位置する各々の硬貨の弦に沿った測定が、光ビームに
よって行われる。従って、受け入れ区画室内の個々の硬
貨は、その前縁と後縁によって、光バリヤの光ビームに
影響を与える。もし、光バリヤが通過式光バリヤとし
て、すなわちディスクの片側に送光器を備え、ディスク
の他方の側に受光器を備えている光バリヤとして形成さ
れていると、受け入れ区画室の縁と硬貨の前縁との間の
自由空間を最初に通過する光ビームは、硬貨の前縁によ
って遮蔽され、そして硬貨の後縁によって再び解放され
る。光バリヤの信号の下降エッジとその後の立ち上がり
エッジの間の距離の測定は、硬貨の弦長さの測定であ
り、この弦長さはディスクの受け入れ区画室内に位置す
る種類の硬貨の特性を示す。
【0010】上述の測定の代わりにまたは加えて、受け
入れスペースの各々の縁と硬貨の前縁との間の隙間の測
定を行うことができる。これに加えてまたは代わりに、
各々の硬貨の後縁と受け入れスペースの縁との間の隙間
の大きさを測定することができる。この三つの測定の各
々またはその組み合わせは、個々の硬貨を識別するため
に使用可能である。というのは、測定値が各々の硬貨の
大きさの特性であるからである。例えば本物の硬貨と受
け入れられない硬貨が同じ寸法を有することが起こり得
るので、本物の硬貨と受け入れられない硬貨を識別する
ために、他の測定結果、例えば合金、厚さ、レリーフ、
イメージ、溝の測定によって生じる測定結果を使用する
ことができる。この他の測定結果は、慣用のごとく発生
し得る。硬貨がディスク内に位置している間、上述の少
なくとも幾つかの測定を実施することができる。
【0011】しかしながら、ディスクが不均一に動くや
否や、硬貨はもはや受け入れ区画室内に正しく位置しな
くなり、測定エラーを生じることになる。第1の隙間の
測定を行うことによって、チェックを行うことができ
る。第1の隙間の測定の場合のように、この測定も特性
値を生じる。両測定値が同じ直径を示すときには、実際
には、測定領域内のディスク、ひいては硬貨が非常に均
一に進んだと仮定することができる。しかしながら、こ
れは絶対条件ではない。というのは、硬貨が前後に揺れ
動くことがあるからである。
【0012】一方の隙間の測定と、硬貨の弦の測定を同
様に行うことができる。二つの隙間の測定と弦の測定
は、最適な方法である。三つの値は、硬貨を充分に識別
するために、同じ直径を示さなればならない。しかし、
これは比較的に高いコストの電子装置を必要とする。と
いうのは、コンピュータが測定範囲全体にわたって直径
の決定に関連するからである。
【0013】時間測定として測定を行うことができる。
この種の測定は、測定中、穴あきディスクの回転速度を
一定に保持する必要がある。これは、もし適切であれば
チェックされ、そして他の評価のために、前記判断基準
が満たされる場合にこのような測定が用いられる。充分
に検出されなかった硬貨または例えば装置の切換時のデ
ィスクの速度変化の結果としての測定が不完全の場合の
硬貨は、ディスクの外へ放出可能であり、新たな測定の
ために再供給可能である。
【0014】しかしながら、変位測定として測定を行う
ことができ、測定装置、例えば増分変換器が使用され
る。この変換器はディスクに直接または間接的に連結さ
れ、その結果ディスクの特別な回転が変位測定装置の対
応する運動を生じる。変位測定装置の変位測定信号は、
光バリヤ信号の対応するエッジの間の距離を評価するた
めに使用可能である。その結果、前記測定は回転速度の
変化または変動と無関係である。
【0015】光ビームによって受け入れ区画室の前縁と
後縁を検出することにより、測定の開始と終わりを決定
することは必ずしも必要ではない。これは、異なる信号
によって、例えばこの縁またはこの縁の隣のスタート点
に印しを付ける信号によって達成可能である。
【0016】ディスクおおびまたはディスクの縁の印し
を感知することによって、対応する信号を発生させるこ
とができる。しかしながら、この印しは変位測定装置に
よって読み出し可能であり、例えば変位測定装置の解像
度により、1000個に一つの割合でパルスが光ビーム
と交叉する個所に受け入れ区画室の縁に印しを付けるか
または測定で使用可能な隣接個所に印しを付ける。
【0017】測定時間窓を決定することができる。この
測定時間窓の間、ディスクの受け入れ区画室は光ビーム
を経て移動する。更に、この測定時間窓の間に発生する
ような測定信号だけを決定することができる。
【0018】ディスクの受け入れ区間内の硬貨の位置を
安定させるために、円形と異なる穴形状、例えば二つの
真っ直ぐな側部を有する穴形状を使用することができ
る。この側部はディスクの回転方向にあるいはその反対
方向に収束している。
【0019】本発明による方法の場合、および本発明に
よる装置の場合、一般的な用途では、各々の硬貨の充分
な識別を生じない測定はすべて、適当な放出装置によっ
て捕集ホッパーへ硬貨を戻すために利用可能である。こ
の捕集ホッパーはディスクに硬貨を供給する。その結
果、硬貨はディスクによって再び受け取られ、測定され
る。
【0020】本発明による方法と装置は受け入れられな
い硬貨を明確に検出するが、測定が不均一な状態で起こ
るということが考えられ、この不均一な状態では、充分
にはっきりと認識することができない。その結果、測定
の信頼性が疑わしくなる。そのため、受け入れられない
硬貨は受け入れ不能な硬貨区画室に直接送られないで、
先ず最初にホッパーに戻される。
【0021】従って、一連の測定の最後に、受け入れら
れない硬貨が増大し、その結果、複数、例えば2個また
は3個以上の受け入れられない硬貨が順々に直接検出さ
れる。これは、測定が均一状態では確実に行われ、硬貨
が実際に受け入れ不能であるということを確かめるため
に使用可能である。この受け入れられない硬貨はその
後、受け入れられない硬貨区画室へ分離されるかまたは
精密な検査のために一つだけ選ばれる。
【0022】この方法および装置によって、受け入れら
れない硬貨は、コストの増大によって充分に検出されな
いで、新たな直径試験のために供給され、全体としてコ
ストの低減を生じる。
【0023】穴あきディスク内の個々の硬貨を識別した
後で、例えばヨーロッパ特許出願公開第209675号
に開示されているように、硬貨は選別区間に供給される
かあるいは識別および各々の硬貨の数の結果として、硬
貨の全体の額が選別しないで検出可能である。
【0024】
【実施例】次に、実施例によって本発明を詳しく説明す
る。すべての図において、同じ機能を有する同じ部品の
ために同じ参照数字が用いられている。
【0025】図1,2に示した本発明による硬貨識別お
よび選別(分別)装置は、識別すべき硬貨を受け取るた
めの捕集ホッパー10と、回転可能な穴あきディスク1
2を備えている。この穴あきディスクは図2に示すよう
に傾斜しており、矢印22で示す回転運動を生じるため
に、歯車機構18と軸20を介してモータ16によって
回転軸線14回りに駆動可能である。軸20の下方に位
置する穴あきディスク12の部分は、捕集ホッパー10
内に位置している。その結果、硬貨(図1,2に示して
いない)は、穴あきディスク12の穴によって上方へ搬
送され、そして硬貨識別および選別装置のフレーム24
に定置固定された光バリヤ装置を通過する。公知のごと
く、2枚の硬貨が穴あきディスクの穴内に同時に挿入さ
れることがない。
【0026】硬貨が穴あきディスク12の穴28から落
下しないようにするために、穴あきディスク12の後側
にリング30が設けられている。このリングは円の一部
の形をし、穴あきディスク12の後方に配置され、そし
て光バリヤ26の範囲においてのみ切除部を有する。リ
ングの端縁は図1において参照数字31によって示して
ある。光バリヤ26の下流のリング30の範囲には、電
磁的に操作される放出装置32が設けられている。この
放出装置は、充分に識別できない硬貨を、穴あきディス
ク12から外へ放出する働きをする。この硬貨は捕集ホ
ッパー10に落下して戻る。しかしながら、放出装置3
2は異なる構造でもよく、例えば空気噴射流によって放
出してもよい。
【0027】穴あきディスク12が傾斜しているため、
放出されない硬貨は自動的に、選別装置の斜め下向きの
レール34上に進み、このレールに沿って下方へ転動す
る。参照数字36は他の電磁式放出装置を示している。
この電磁式放出装置は、充分に検出された受け取ること
ができない硬貨を、受け取ることができない硬貨用の区
画室38内に送る。すなわち、放出装置36は受け取る
ことができない硬貨を、レール34から下方へ押す。こ
の放出装置は異なる構造であってもよい。放出装置36
は穴あきディスクと同期させることによって正しい時期
に操作されるかあるいは受け取ることができない硬貨に
接触するときにセンサによって微調整されて操作され
る。リング30は斜め下方に向いたレール34のすぐ下
で再びスタートする。
【0028】選別装置は一連の偏向装置(デフレクタ)
40を備えている。この偏向装置はレール34から異な
る距離d1〜d7をおいて設けられ、硬貨をその直径に
従って各々の区画室42内に送出する。参照数字45は
硬貨識別装置の実際の用途に依存して設計され評価コン
ピュータ44(略示してある)に接続された制御キーボ
ードを示している。この評価コンピュータには、光バリ
ヤ装置26と放出装置32,36が接続され、もし適切
であれば、他の硬貨識別機器またはコンピュータ、例え
ばもし銀行で使用するときには、参照数字46で示すデ
ィスプレイが評コンピュータ44に接続される。このデ
ィスプレイは計数された本物の硬貨の全体の額を表示す
る。
【0029】選別は他の原理に従って行うことができ
る。例えば、斜めのレールは固定された偏向装置の代わ
りに、自動的に動作する偏向装置を備えていてもよい。
能動的に駆動される選別装置、例えば固定された自動動
作または操作の偏向装置を備えたベルトまたはチェーン
式選別装置を使用することができる。
【0030】図2に示すように、光バリヤ26は送光器
48と受光器50からなっている。この送光器と受光器
は両方共、評価コンピュータ44に接続されている。図
2には更に、増分変換器52が示してある。この増分変
換器のディスクがモータ16の軸54の端部に装着され
ている。このような増分変換器の場合一般的であるよう
に、検出部分53は、ディスクの回転の結果として、微
細に分解されたパルス列を発生する。このパルス列は同
様に、コンピュータ44に伝達される。次に、硬貨を識
別するための方法について、他の図を参照して一層詳細
に説明する。図3は図1,2の穴あきディスク12の詳
細を示している。この穴あきディスクは円形の三つの穴
28を備えている。この穴の中心56は、穴あきディス
ク12が回転中心軸線14回りに回転するときに、円形
軌道58を描く。この軌道は図3において一点鎖線で示
してある。60は、光バリヤ26の光ビームの横断面を
示している。この光ビームは穴あきディスク12の面を
通過する。光ビームが予想される最も小さなおよび最も
大きな本物の硬貨を検出できるようにするために、光ビ
ーム60は軌道56の半径方向内側に位置している。し
かしながら、最小の硬貨を検出できれば、光ビーム60
を軌道58の半径方向外側に配置してもよい。光ビーム
60は穴あきディスク12の面上で円形軌道80を描
く。
【0031】図3は更に、二つの印し62を示してい
る。この印しは、変形例の場合には、対応するセンサ
(図示していない)と協働する。このセンサは、印しを
感知するときに信号を発生し、この信号は測定時間窓を
生じるためあるいは時間測定窓を構成するために役立
つ。好ましい実施例の場合には、印し62は穴の形をし
ている。この穴には透明なプラスチックまたは暗い(光
を反射する)プラスチックが充填され、光バリヤの形の
センサ(図示していない)によって感知される。穴62
にプラスチックを充填することによって、汚れによる穴
の閉塞が避けられる。測定時間窓が生じると、この測定
時間窓は、測定時間窓の中、すなわち二つの隣り合う二
つの穴62の間でのみ測定ができるように、使用可能で
ある。“穴”62は、増分変換器52のパルス列からの
特別なパルスによって、電子的な方法で作ることがで
き、これは同じ目的を達成するよう働く。すなわち、実
際の窓62は設ける必要がない。
【0032】図4〜7は、穴あきディスク12の回転時
の、穴28内の1マルク硬貨64による測定原理を示し
ている。図4の段階では、穴66が光ビーム60を横切
っている。その結果、それまで穴あきディスク12の材
料によって遮断されていた光ビームは、遮断が解放さ
れ、これは図8の光バリヤ出力信号の立ち上がりエッジ
Aで生じる。これは言うまでもなく、操作エッジであ
る。この操作エッジは、急な切換エッジを達成するため
に、実際の出力信号を微分することによって発生する。
【0033】光ビーム60は穴の縁66と硬貨64の前
縁72との間の第1の隙間70内で遮断されないままで
ある。その結果、光バリヤの対応する出力信号は図8に
おいてその最大振幅Hを有する。
【0034】図5の段階では、硬貨64の前縁72が光
ビーム60に達して横切ると、光バリヤ信号は降下エッ
ジBを生じる。光バリヤの出力信号は値0に戻る。図6
までの他の段階では、光ビーム60は、硬貨24の前縁
72と後縁74との間の領域によって遮断されたままで
ある。後縁74が光ビーム60を横切り、光ビームを解
放し、図8における立ち上がりエッジCを生じる。その
とき、光バリヤの出力信号は再びその最大高さHに達す
る。穴あきディスク12が更に回転し、光ビームが他の
隙間76内に位置するとき、信号レベルは値Hのままで
ある。図7の段階で穴の縁66が光ビームを横切ると、
光ビームは再び遮断され、信号は再び値0に低下する。
硬貨64を有する穴28内での測定は終了し、次の穴2
8のためのその後の測定が続く。図8において光バリヤ
信号の、再び立ち上がるエッジは、破線で示してある。
【0035】図8の垂直なエッジAとBの間の距離は、
円軌道80に沿って測定した、隙間70の寸法に相当す
る。図8のエッジBとCの間の距離は、円軌道80によ
って示した弦79に沿った硬貨64の寸法に相当する。
図8のエッジCとDの間の距離は、円軌道80に沿って
測定した隙間76の寸法に相当する。
【0036】硬貨が穴内で図示した位置に正確にあると
仮定すると、隙間70の寸法と、隙間76の寸法と、弦
79の長さはそれぞれ、1マルク硬貨の特性長さに充分
に対応する。その結果は、硬貨はエッジAとB、BとC
およびまたはCとDの間の距離を決定することによって
充分に識別可能である。
【0037】測定が行われ評価された結果、それぞれの
硬貨を充分に識別できないときには、硬貨は放出装置3
2によって捕集容器10に放出されて戻され、再試験さ
れる。この方法は小さな公差を許容する。なぜなら、疑
念があると、“ノー”と言えるからである。公差を小さ
くすることができるので、識別の信頼性は高い。
【0038】基本的な測定として、穴あきディスクの回
転中に硬貨によって遮断される弧状の弦79を測定する
ことができる。穴の寸法は含まれない。この長さの決定
は、測定期間中の穴あきディスクの回転速度が一定であ
ると仮定すると、時間測定として行うことができ、また
変位測定として行うこともできる。この変位について
は、好ましくは、測定される穴あきディスクがなす角度
である。この角度は穴あきディスク自体で測定すること
もできるが、これは比較的に不正確であるので、この角
度は好ましくは、例えば2700回転/分で回転するモ
ータ軸上で増分ディスク52によって測定される。この
種の角度測定の必要条件は、モータ軸上の増分ディスク
と穴あきディスクの間に一定の変速比があることであ
る。これはしばしば、歯車機構がそれらの間に設けられ
ている場合であり、この歯車機構は好ましくは遊びのな
いように設計すべきである。技術的には幾つかの解決策
が考えられる。
【0039】時間測定の場合には、この時間測定のため
に、評価コンピュータ44内にあるクロック信号が使用
される。増分変換器の信号の結果として、コンピュータ
44は、測定中穴あきディスク12の回転速度が一定で
あるかどうかを検出する。例えば穴あきディスク12の
スタート時に、回転速度が一定でない場合には、穴あき
ディスク12の回転速度が一定になるまで、放出装置3
2を介して、硬貨を捕集容器10内に送出して戻すこと
ができる。通常は、穴あきディスクのスタートと停止
は、測定を行うには理想的ではない。これらの相での測
定が考慮されず、これらの相では硬貨が捕集容器に送出
されて戻されるので、付加的な停止モータは不必要であ
る。
【0040】例えば混合硬貨の抵抗によって生じる、動
作の変動の場合には、硬貨は同様に容器10内に送出さ
れて戻される。というのは、安定した測定が保証されな
いからである。
【0041】変位測定の場合には、増分変換器52から
の信号は、エッジAとBおよびまたはBとCおよびまた
はCとDの間の変位長さを測定するために、評価コンピ
ュータ44で利用される。
【0042】変位測定の結果として、穴あきディスク1
2の回転速度の変化は、直接的には測定値に誤差を生じ
ない。しかしながら、穴あきディスク12の回転速度の
変動は、硬貨の戻りの不所望な動き等を生じ、その結果
例えば、測定中、10ペニヒ硬貨は図9に従って三つの
異なる位置を取り得る。従って、三つのすべての測定、
すなわち二つの隙間の寸法と、硬貨の弦長さの寸法に誤
差が生じ得る。その結果、穴あきディスク12の回転速
度が変動するときには、変位の測定の場合にも、念のた
めに、硬貨は放出装置32によって容器10内に送出さ
れて戻される。
【0043】図9に示す穴あきディスク12の穴内での
硬貨の動きは、穴あきディスク12の回転速度の変化の
場合にだけでなく、他の理由によっても生じる。図9
は、硬貨が穴内で安定した位置にないことを、二つの隙
間70,76の寸法の異なる値がどのようにして知らせ
るかを示している。この場合、硬貨は捕集容器に放出さ
れて戻される。
【0044】図10は5マルク硬貨による同じ状態を原
理的に示している。この例では、5マルク硬貨は選別さ
れる硬貨のうち最も大きな直径を有する。この場合も、
二つの隙間70,76が互いに異なっている。この隙間
は硬貨の大きさにより、図9の例の場合よりもはるかに
小さい。しかしながら、硬貨の位置の変化は、光バリヤ
26の信号の結果として検出可能である。
【0045】図11は穴28の変形を示している。この
変形は硬貨の位置を安定させるために役立つ。この変形
は上側領域が円形であるが、下側領域は内側に収斂する
真っ直ぐな二つの側部90,92を備えている。この側
部は、硬貨の戻り運動等を充分に回避する。
【0046】図12は変形された装置を示している。こ
の場合、光バリヤビーム60による硬貨の弦長さおよび
または隙間の長さの測定に加えて、硬貨の異なる性質、
例えば合金を測定するために、プローブ(センサ)84
が設けられている。この測定の結果は評価コンピュータ
44に伝達され、硬貨の識別のために考慮される。プロ
ーブ84は例えば、英国特許第2135492号明細書
によって知られているような誘導性プローブまたは感知
装置およびまたは容量性プローブである。
【0047】図12は更に、各々の硬貨を穴から直接放
出できるように、放出装置32を位置決めできることを
示している。これは、放出装置32の制御信号の減速が
もはや不要であるので、有利である。
【0048】硬貨64の隙間70,76の寸法を測定す
るために、図8の光バリヤ信号のエッジA,Dの代わり
に、印し62およびまたは増分変換器からの電子信号に
よって印しを付けられた位置を使用することができる。
同様に、位置は時間測定窓を開閉可能である。その結
果、評価コンピュータ44は、この時間測定窓内で生じ
る測定値だけを考慮する。すなわち、穴の縁66が光バ
リヤ26を離れる前に、測定が開始され、従って穴の縁
と硬貨の間の隙間が測定される。幾何学的な理由から、
この測定は、丸い硬貨64が穴28内に正確に位置する
ことにより、硬貨の大きさを決定する。動的状態の結果
として、穴あきディスクが均一に動くときに、各々の硬
貨の直径について、特有な測定値が得られる。この測定
値は機械で学習可能である。
【0049】これらの信号を減速することによって、例
えば、カーブ軌道80と交叉する、穴あきディスク12
の穴の縁66の位置をシミュレーションすることができ
る。光バリヤは、上述の通過式光バリヤでなくてもよ
く、反射式の光バリヤでもよい。この反射式の光バリヤ
の場合には、光学式の受信器は、穴あきディスクに関し
て光学式の送信器と同じ側に配置される。
【0050】上述の実施例は選別機械を備えているが、
選別原理を省略し、単に金銭計数機械または硬貨試験手
段として装置を動作させることができる。実際には、す
べての硬貨が、光ビームまたは他の感知装置、例えばイ
メージ読み取り装置の領域で、常に所望の位置を取るこ
とができるようにするために、および異なる位置または
位置の変化によって、信頼性のない測定結果にならない
ようにするために、硬貨の位置決め装置を備えた穴あき
ディスク装置を使用することがきわめて重要である。
【0051】図13はこのような位置決め装置の第1の
例を示している。この位置決め装置は、ブラシ102に
よって形成された機械的なブレーキ装置の形をしてい
る。このブラシは穴あきディスクの他の側に配置された
固定支持装置104によって支持されている。支持装置
104は例えばリング30またはフレーム24の変形例
であってもよい。ブラシ102は実際には、支持装置1
04にねじで連結された固定手段106によって支持さ
れている。
【0052】ブラシの長さは図示よりも長くまたは短く
することができる。硬貨にブレーキ作用を加えるため
に、ブラシがあらゆる硬貨と接触するすることだけが重
要である。
【0053】このブレーキ作用は図14に概略的に示し
てあり、この実施例では、長方形のブラシの縦辺が、図
13の矢印XI方向に示すように、穴あきディスク12
の穴28の直径よりも幾分小さくなっている。更に、図
14から判るように、光バリヤの光ビーム60がブラシ
を通過できるようにするために、ブラシ102は円形の
切欠き108を備えている。本実施例では、送光器(図
示していない)は例えば固定手段106に設けられ、受
光器(同様に図示していない)は、支持装置104に取
付けられている。
【0054】図14に示すように、穴あきディスク12
によって矢印方向22に進む硬貨64は、ブラシ102
に達する前に、穴28の下側領域に位置している。しか
し、穴の下側領域の半径方向最も内側の位置65ではな
い。到着する硬貨64の位置を正確にすることは、本実
施例では重要ではない。穴あきディスクの回転中、ブラ
シ102の毛は硬貨64に接触し、硬貨にブレーキ作用
および位置決め作用を生じる。その結果、硬貨は、ブラ
シ102の影響を受けている領域内で、図14の左側の
穴の縁に支持され、左側の穴の縁の領域67において、
穴の中心の円形軌道が穴の縁と交叉する位置で穴の縁に
接触する。各々穴28がブラシの作用の領域を出て、例
えば図14の右側の位置に達した後で、硬貨64はブラ
シによって位置決めされた位置から、図示の位置69の
位置へ転動する。
【0055】図15は変形実施例を示している。この場
合、光バリヤの代わりに、誘導性およびまたは容量性感
知装置84が使用されている。この場合、ブラシの円形
の切欠き108は、誘導性およびまたは容量性プローブ
84のために充分なスペースを提供するために、直径が
大きくなっている。穴28内での硬貨の位置決めに関し
て、この変形実施例の動作は、図13,14の実施例と
同一であり、従ってこれ以上詳細に説明しない。
【0056】図16は、図13,14の実施例と同様な
装置を示している。この場合、硬貨がブラシ102によ
る位置決めの後で能動的に駆動されて、安定した位置を
占めるようにするために、穴あきディスク12の穴28
は異なる形をしている。そのために、図16の実施例の
穴28は、図11の穴の形に類似している。しかし、穴
の真っ直ぐな領域90,92は半径方向内側に収斂しな
いで、穴の中心の軌道58の領域において穴あきディス
クの周方向に収斂している。正確に言うと、穴あきディ
スクの回転22の方向に見たとき、穴28の後側の領域
に収斂している。
【0057】機械的なブレーキ作用を有する位置決め装
置は、図13〜16に示しものと異なる構造でもよい。
機械的なブレーキ作用を生じる他の例が図17,18に
示してある。この場合、ブレーキ作用は板片110によ
って生じる。この板片は本実施例では可動のフラップと
して形成され、固定手段106に連接され、ヒンジ11
2の回りを揺動する。概略的に示したばね114は、可
動のフラップ110を穴あきディスクの方へ押圧する。
その結果、硬貨が穴あきディスクの各々の穴内でブレー
キ装置100を通過するときに、フラップ110の自由
端116が識別すべき硬貨に接触する。本実施例でも、
光バリヤの光ビームがフラップ110によって遮られな
いように、ブレーキは切欠き108を備えている。フラ
ップ110または穴あきディスク寄りのフラップの側は
プラスチックからなっている。その結果、著しい摩耗を
生じないで、充分な摩擦が得られる。
【0058】しかし、ブレーキ装置は異なる構造をして
いてもよい。例えば、空気ノズルによって形成してもよ
い。この空気ノズルは、指向性空気噴流によって、硬貨
を順々に位置する穴の方へ押す。電磁的なブレーキ装置
(図示していない)も考えられる。
【0059】しかしながら、位置決め装置はブレーキ装
置として形成する必要はない。例えば、硬貨を穴の先縁
の方へ押しつけるために、加速装置として形成すること
ができる。更に、位置決め装置によって硬貨を穴の上側
または下側の縁または穴のあらゆる位置にも押しつける
ことができる。
【0060】図19と図20は、硬貨を穴の前縁に押し
つけるように形成された位置決め装置を示している。そ
のために、本実施例の位置決め装置は2本の循環ベルト
120,122を備えている。このベルトは案内プーリ
124,126と、モータ128によって駆動されるプ
ーリ130の周りを循環する。案内プーリ124,12
6と駆動プーリ130の軸は互いに平行にかつ穴あきデ
ィスクの面に対して平行に配置されている。2本のベル
トを設けなくてもよい。すなわち、この実施例は1本の
ベルトによっても実施可能である。更に、2本以上のベ
ルトを設けてもよい。
【0061】この実施例において、案内プーリ124,
126は弾性的な懸吊手段132,134に支持されて
いる。その結果、各々のプーリ124,126は穴あき
ディスクの方へ常に押圧され、従って、穴28が通過す
るときに、一部が穴内へ押圧され、各々の硬貨に確実に
接触する。その結果、ベルト120,122は硬貨に確
実に位置決め作用を生じる。
【0062】ベルト120,122の循環の速度が、ベ
ルトの領域の穴あきディスクの表面速度よりも速くなる
ように選定されると、穴あきディスクの個々の穴28内
にある硬貨は、穴あきディスクに対して加速され、穴の
前縁に押しつけられる。その結果、硬貨は測定中安定し
た位置を占める。図19,20に示した装置はブレーキ
装置としても使用することができる。この場合、ベルト
の循環速度が、ベルトの領域の穴あきディスクの表面速
度よりも遅く選定されるかあるいは反対方向に向けられ
る。
【0063】図19,20の位置決め装置100が穴の
前縁で硬貨を位置決めするように構成されると仮定し
て、図21〜26を参照して動作のモードを簡単に説明
する。図21は、穴あきディスクを位置決め装置まで矢
印方向22に回転させることによって、穴あきディスク
12によって前進させた硬貨64を示している。この実
施例では、測定は光バリヤ(図示していない)の光ビー
ム60によって行われる。穴あきディスク12が図21
に示す位置から図22に示す位置へ移動すると、硬貨2
4はベルト120,122の作用範囲内に達し、図22
に示すように穴の前縁に位置決めされる。この実施例で
は、硬貨64の前縁の測定は好ましくは電子的に開始さ
れる。なぜなら、装置の実際の設計に依存して、光ビー
ム60の領域内で穴28と硬貨64の前縁の間に隙間が
存在しないことがないからである。
【0064】ディスク12が図23の位置に更に動くと
きに、光ビーム60は硬貨64によって遮られる。図2
4の位置に達するときにのみ、光ビームは硬貨によって
再び解放される。正確に言うと、図25に従って、穴2
8の後縁が光ビーム60を交叉するまで解放される。
【0065】従って、本実施例では、図22,24の位
置の間の穴あきディスクの通過時の硬貨の弦または図2
4と26の位置の間での穴あきディスクの回転中の円形
軌道に沿った隙間の幅あるいはこの両者が測定される。
【0066】硬貨の位置決めの結果として、信頼できる
測定を行うために、二つ以上ではない測定あるいは、も
し適切であれば、一つだけの測定が行われる。その結
果、コンピュータによって行われる作業が制限され、コ
ンピュータのプログラムが簡単になり、識別手順を迅速
に行うことができる。
【0067】図26は、硬貨がベルト120,122の
作用範囲を出たときに、硬貨64が穴28内の他の位置
69を占めることを示している。図19〜26の位置決
め装置は他の感知装置、例えば誘導性およびまたは容量
性感知装置と協働し得ることは言うまでもない。更に、
複数の異なる感知装置、例えば光バリヤと誘導性および
または容量性測定装置を同時に使用することができる。
【0068】図13〜26に示したいろいろな位置決め
装置100を、感知装置のきわめて広い範囲、例えばイ
メージ読み取り装置と共に、使用可能である。
【0069】
【発明の効果】本発明による硬貨の識別方法と装置は、
高速でかつ低コストで確実に硬貨を識別することができ
るという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による硬貨識別および選別装置を示す図
である。
【図2】図1の硬貨識別および選別装置の側面図であ
る。
【図3】図1,2による構造の穴あきディスクの一部を
概略的に示す図である。
【図4】1マルク硬貨を識別するための測定のときの段
階を示す図である。
【図5】1マルク硬貨を識別するための測定のときの他
の段階を示す図である。
【図6】1マルク硬貨を識別するための測定のときの他
の段階を示す図である。
【図7】1マルク硬貨を識別するための測定のときの他
の段階を示す図である。
【図8】図4〜7に従って測定するときの光バリヤ信号
を示すグラフである。
【図9】測定中の10ペニヒ硬貨の三つの位置を概略的
に示す図である。
【図10】測定中の5マルク硬貨の三つの異なる位置を
概略的に示す図である。
【図11】測定される硬貨の位置を安定化するための変
形された穴の形状を示す図である。
【図12】検出装置の変形実施例を示す図である。
【図13】定置されたブラシの形をした位置決め装置を
備えた本発明による装置を示す図である。
【図14】図13の矢印方向XIで示すように、ブラシ
を備えた図13の穴あきディスクを概略的に示す図であ
る。
【図15】変形された実施例を、図14と類似して示す
概略図である。
【図16】特別な穴の形を有する、図14と類似の概略
図である。
【図17】板片の形をした位置決め装置を備えた、図1
4と類似の概略図である。
【図18】図17の装置を矢印XV−XV方向に沿って
示す概略図である。
【図19】異なる位置決め装置を備えた変形実施例の、
図17と類似の概略図である。
【図20】切断面XVII−XVIIに沿った、図19
の実施例の概略図である。
【図21】穴あきディスクの回転時の、図19の装置の
動作モードを示すための、図19と類似の概略図であ
る。
【図22】穴あきディスクの回転時の、図19の装置の
動作モードを示すための、図19と類似の概略図であ
る。
【図23】穴あきディスクの回転時の、図19の装置の
動作モードを示すための、図19と類似の概略図であ
る。
【図24】穴あきディスクの回転時の、図19の装置の
動作モードを示すための、図19と類似の概略図であ
る。
【図25】穴あきディスクの回転時の、図19の装置の
動作モードを示すための、図19と類似の概略図であ
る。
【図26】穴あきディスクの回転時の、図19の装置の
動作モードを示すための、図19と類似の概略図であ
る。
【符号の説明】
12 ディスク 26,84 感知装置 28 受け入れ区画室 44 評価コンピュータ 58 軌道 64 硬貨 66 受け入れ区画室の縁 100 位置決め装置

Claims (32)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 硬貨(64)が個々の硬貨(64)を収
    容するための回転可能なディスク(12)として形成さ
    れた分離装置によって分離され、分離された硬貨が少な
    くとも1回の測定によって識別され、分離された硬貨
    (64)が受け入れ区画室(28)内にあるときに、前
    記測定が行われる、硬貨を識別するための方法におい
    て、加速または減速によって、硬貨が受け入れ区画室
    (28)の特別な位置へ動かされ、この位置で、硬貨が
    受け入れ区画室(28)の縁に当接し、測定中この位置
    に保持されることを特徴とする硬貨を識別するための方
    法。
  2. 【請求項2】 測定が光バリヤ(26)によって行わ
    れ、この光バリヤが送光器(48)と受光器(50)を
    備え、光ビーム(60)が受け入れ区画室(28)の範
    囲内において、ディスク(12)の面の方へ向けられ、
    受光器(50)の信号から、ディスク(12)の受け入
    れ区画室(28)内に収容された個々の硬貨(64)の
    寸法およびまたは識別に関する結論が引き出されること
    を特徴とする請求項1の方法。
  3. 【請求項3】 受け入れ区画室(28)内に位置決めさ
    れた各々の硬貨(64)の弦(79)の寸法が、光バリ
    ヤ(26)によって測定されることを特徴とする請求項
    2の方法。
  4. 【請求項4】 受け入れ区画室(28)の各々の縁(6
    6)と受け入れ区画室(28)内で位置決めされた硬貨
    (64)の前縁およびまたは後縁(72,74)との間
    の隙間(70)の寸法が、光バリヤ(26)によって決
    定されることを特徴とする請求項2の方法。
  5. 【請求項5】 光ビーム(60)が硬貨(64)によっ
    て反射または遮蔽される時間が、各々の硬貨(64)を
    識別するために利用されることを特徴とする請求項2の
    方法。
  6. 【請求項6】 ディスク(12)の回転速度が測定中実
    質的に一定であるかどうか、かつ正しい値を有するかど
    うかチェックされ、硬貨を識別するために、このような
    判断基準が満たされる場合にこのような測定が使用され
    ることを特徴とする請求項1の方法。
  7. 【請求項7】 測定が変位測定として行われ、ディスク
    (12)に直接的にまたは間接的に連結された変位測定
    装置(52)が使用されることを特徴とする請求項1の
    方法。
  8. 【請求項8】 測定時間窓が決定され、この測定時間窓
    の間、ディスク(12)の受け入れ区画室(28)が光
    ビーム(60)を通って移動し、この測定時間窓の間に
    発生した測定信号だけが評価されることを特徴とする請
    求項2の方法。
  9. 【請求項9】 測定の開始およびまたは終了が、光バリ
    ヤ(26)によって発生しない信号によって行われ、か
    つ穴の縁(66)またはその隣の基準点に印しを付ける
    ことを特徴とする請求項2の方法。
  10. 【請求項10】 ディスク(12)の受け入れ区画室
    (28)内で硬貨の位置を安定させるために、円形と異
    なる形の穴が使用され、好ましくはこの穴の形が真っ直
    ぐな二つの側部(90,92)を備え、この側部がディ
    スク(12)の回転方向(22)あるいはそれと反対方
    向に収束していることを特徴とする請求項1の方法。
  11. 【請求項11】 受け入れ不能な硬貨に疑念があるとき
    およびまたは測定結果が疑わしい場合に、硬貨(64)
    が、ディスク(12)に硬貨を供給する硬貨ホッパー
    (10)に戻すことを特徴とする請求項1の方法。
  12. 【請求項12】 受け入れ不能な複数の硬貨を次々に検
    出するときにのみ、検出の信頼性が受け入れられ、受け
    取れない硬貨が分離されて出されることを特徴とする請
    求項1の方法。
  13. 【請求項13】 識別の後で、硬貨(64)が硬貨選別
    期間(34〜42)に供給され、硬測定結果として選別
    されることを特徴とする方法。
  14. 【請求項14】 識別された硬貨の全体の値が、測定の
    結果として決定されることを特徴とする請求項1の方
    法。
  15. 【請求項15】 硬貨を識別するために、誘導性および
    または容量性感知装置(84)が使用されることを特徴
    とする請求項1の方法。
  16. 【請求項16】 受け入れ区画室(28)を備えた回転
    可能なディスク(12)として形成された分離装置と、
    各々の硬貨(64)の特性を測定するために設けられ、
    軌道(58)の範囲内に配置された感知装置(26)と
    を備え、この軌道が穴あきディスク(12)の回転から
    生じ、かつ受け入れ区画室(28)に所属し、更に各々
    の受け入れ区画室(28)内に硬貨(64)が存在する
    ことによって生じる感知装置(26,84)からの信号
    から、各々の硬貨(64)の寸法およびまたは識別を決
    定する評価コンピュータ(44)が設けられている硬貨
    を識別するための装置において、穴あきディスク(1
    2)の受け入れ区画室(28)内に配置された各々の硬
    貨(64)に加速作用または減速作用を加え、少なくと
    も感知装置の領域内で、受け入れ区画室(28)の縁
    (66)に接触するよう前記硬貨を動かす位置決め装置
    (100)が設けられていることを特徴とする装置。
  17. 【請求項17】 感知装置が送光器(48)と受光器
    (50)を備えた光バリヤ(26)であることを特徴と
    する請求項16の装置。
  18. 【請求項18】 光バリヤ(26)の光ビームが、ディ
    スク(12)の受け入れ区画室(28)の幾何学中心に
    よって描かれた軌道の半径方向内側または外側の位置の
    方へ向けられていることを特徴とする請求項17の装
    置。
  19. 【請求項19】 評価コンピュータ(44)と光バリヤ
    (26)が、各々の受け入れ区画室(28)内で位置決
    めされた硬貨(64)の弦(79)に沿った測定を行う
    よう形成されていることを特徴とする請求項17の装
    置。
  20. 【請求項20】 評価コンピュータ(44)と光バリヤ
    (26)が各々の受け入れ区画室(28)の縁(66)
    と、この受け入れ区画室内に設けられた硬貨(64)の
    前縁およびまたは後縁(72,74)との間の隙間を測
    定するよう形成されていることを特徴とする請求項17
    の装置。
  21. 【請求項21】 ディスク(12)の回転に相応して、
    変位測定パルスを生じる変位測定装置(52)が設けら
    れ、変位測定装置が評価コンピュータ(44)に接続さ
    れていることを特徴とする請求項16の装置。
  22. 【請求項22】 測定時間窓を決定する装置(62)が
    設けられ、この測定時間窓内で、光バリヤ(26)から
    得られる測定信号が評価のために解放されることを特徴
    とする請求項17の装置。
  23. 【請求項23】 評価コンピュータ(44)に接続さ
    れ、各々の受け入れ区画室(28)前縁およびまたは後
    縁あるいはそれに隣接するディスク(12)の位置に電
    子的に印しを付ける装置が設けられていることを特徴と
    する請求項16の装置。
  24. 【請求項24】 受け入れ区画室(28)内での硬貨
    (64)の位置を安定させるために、受け入れ区画室が
    円形ではない穴形状、好ましくは二つの真っ直ぐな側部
    (90,92)を有する形状を有し、この側部がディス
    ク(12)の回転方向(22)またはそれと反対方向に
    収束していることを特徴とする請求項16の装置。
  25. 【請求項25】 充分に検出されなかった硬貨(64)
    を、ディスク(12)に硬貨を供給するホッパー(1
    0)に戻す放出装置(32)が設けられていることを特
    徴とする請求項16の装置。
  26. 【請求項26】 感知装置が誘導性およびまたは容量性
    感知装置(84)であることを特徴とする請求項16の
    装置。
  27. 【請求項27】 位置決め装置(100)がブレーキ装
    置(102;110)であることを特徴とする請求項1
    6の装置。
  28. 【請求項28】 ブレーキ装置が定置されたブラシ(1
    02)であり、このブラシが受け入れ区画室(28)の
    運動軌道の領域内でディスク(12)の片側に配置され
    ていることを特徴とする請求項27の装置。
  29. 【請求項29】 ブレーキ装置が板片(110)を備
    え、この板片が受け入れ区画室(28)の運動軌道の領
    域内に設けられ、ディスク(12)およびまたはその中
    に位置する硬貨(64)の方へ予備応力を加えられ、硬
    貨(64)の方へ向いた板片の面が好ましくはプレスチ
    ックからなるかあるいはプラスチックで被覆されている
    ことを特徴とする請求項27の装置。
  30. 【請求項30】 板片(110)が枢着されて取付けら
    れ、ばね(114)の圧縮作用を受けてディスク(1
    2)に対して予備応力を加えられていることを特徴とす
    る請求項29の装置。
  31. 【請求項31】 位置決め装置が少なくとも1本のベル
    ト(120,122)を備え、このベルトが受け入れ区
    画室(28)の回転軌道の領域内に配置され、モータ
    (128)によって循環させられ、ベルト(120,1
    22)の領域内でのディスク(12)の回転速度対する
    ベルトの循環速度に依存して、ブレーキ作用または加速
    作用が硬貨(64)に加えられ、その結果受け入れ区画
    室(28)内で所望の方向に硬貨を位置決めすることを
    特徴とする請求項16の装置。
  32. 【請求項32】 循環ベルト(120,122)がディ
    スク(12)の片側の領域において、二つの案内プーリ
    (124,126)の周りを案内され、このプーリの少
    なくとも一方が弾性的に懸吊され、それによって各々の
    硬貨(64)の厚さに関係なく、ベルト(120,12
    2)が常に硬貨(64)に接触することを特徴とする請
    求項31の装置。
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