JPH0720074A - 降雨・雪検出用センサ - Google Patents
降雨・雪検出用センサInfo
- Publication number
- JPH0720074A JPH0720074A JP18684893A JP18684893A JPH0720074A JP H0720074 A JPH0720074 A JP H0720074A JP 18684893 A JP18684893 A JP 18684893A JP 18684893 A JP18684893 A JP 18684893A JP H0720074 A JPH0720074 A JP H0720074A
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- JP
- Japan
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- snow
- rainfall
- electrodes
- sensor
- snowfall
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 安価で、小型で、降雨と降雪の両方を検出で
き、凍結による検出機能の低下をも防止できるようにす
る。 【構成】 外部に露出し且つ対向した一対の電極1、2
を屋外に設置し、降雪または降雨により両電極1、2間
が水分で短絡されると両電極1、2間のインピーダンス
が低下して、降雪または降雨が検出されるようにした降
雨・雪検出用センサにおいて、両電極1、2の双方又は
片側の電極を通電可能とした。
き、凍結による検出機能の低下をも防止できるようにす
る。 【構成】 外部に露出し且つ対向した一対の電極1、2
を屋外に設置し、降雪または降雨により両電極1、2間
が水分で短絡されると両電極1、2間のインピーダンス
が低下して、降雪または降雨が検出されるようにした降
雨・雪検出用センサにおいて、両電極1、2の双方又は
片側の電極を通電可能とした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えば、ロードヒィーテ
ィングなどの融雪設備の運転制御に使用される降雨・雪
検出用センサに関するものである。
ィングなどの融雪設備の運転制御に使用される降雨・雪
検出用センサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】降雨や降雪を検出するセンサには、従来
より各種のものがあり、その主なものとして次の様なも
のがあった。 .雪による乱反射を利用して降雪や積雪を検出する乱
反射型センサ。 .内部に数w〜十数wの小容量ヒータを内蔵して雪を
溶かし、解けた水分を検出すると共に凍結を防止する水
分検出型センサ。
より各種のものがあり、その主なものとして次の様なも
のがあった。 .雪による乱反射を利用して降雪や積雪を検出する乱
反射型センサ。 .内部に数w〜十数wの小容量ヒータを内蔵して雪を
溶かし、解けた水分を検出すると共に凍結を防止する水
分検出型センサ。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記のセンサは次
の様な問題があった。 .前記の乱反射型センサは一般に高価であるため、住
宅用融雪装置等の小規模の設備に採用するとコスト高に
なり、採用が難しい。また、一般的に大型であるため扱
いにくい。 .前記の水分検出型センサは内部にヒータを内蔵する
ため小型化に限度がある。また、部品点数も多くなるた
め高価になる。
の様な問題があった。 .前記の乱反射型センサは一般に高価であるため、住
宅用融雪装置等の小規模の設備に採用するとコスト高に
なり、採用が難しい。また、一般的に大型であるため扱
いにくい。 .前記の水分検出型センサは内部にヒータを内蔵する
ため小型化に限度がある。また、部品点数も多くなるた
め高価になる。
【0004】本発明の目的は、安価で、小型で、降雨と
降雪の両方を検出でき、また、凍結による検出機能の低
下を防止できる降雨・雪センサを提供することにある。
降雪の両方を検出でき、また、凍結による検出機能の低
下を防止できる降雨・雪センサを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の降雨・雪検出用
センサは図1に示す様に、外部に露出し且つ対向した一
対の電極1、2間が降雪または降雨による水分で短絡さ
れると、両電極1、2間のインピーダンスが低下して降
雪または降雨が検出されるようにした降雨・雪検出用セ
ンサにおいて、両電極1、2の双方又は片側の電極を通
電可能としたものである。
センサは図1に示す様に、外部に露出し且つ対向した一
対の電極1、2間が降雪または降雨による水分で短絡さ
れると、両電極1、2間のインピーダンスが低下して降
雪または降雨が検出されるようにした降雨・雪検出用セ
ンサにおいて、両電極1、2の双方又は片側の電極を通
電可能としたものである。
【0006】
【作用】本発明の降雨・雪検出用センサでは図2に示す
ヒータ兼用の電極1に電流を通すと降雨・雪検出用セン
サ3のほぼ全面が加温され、その熱で降雪が溶かされ、
また凍結も防止される。このため降雨、降雪があればそ
れらの水分で必ず両電極1、2間のインピーダンスが低
下し、その低下から降雨、降雪を検出することができ
る。
ヒータ兼用の電極1に電流を通すと降雨・雪検出用セン
サ3のほぼ全面が加温され、その熱で降雪が溶かされ、
また凍結も防止される。このため降雨、降雪があればそ
れらの水分で必ず両電極1、2間のインピーダンスが低
下し、その低下から降雨、降雪を検出することができ
る。
【0007】
【実施例】図1に本発明の降雨・雪検出用センサの一実
施例を示す。図1の4はベースボードであり、これには
セラミック板やガラスエポキシ板等の電子回路基板と同
様のものが使用される。この材質はコスト面から好まし
い。ガラスエポキシ板の場合は金属露出部以外の耐候性
と親水性を得るために塗装を施すのが望ましい。
施例を示す。図1の4はベースボードであり、これには
セラミック板やガラスエポキシ板等の電子回路基板と同
様のものが使用される。この材質はコスト面から好まし
い。ガラスエポキシ板の場合は金属露出部以外の耐候性
と親水性を得るために塗装を施すのが望ましい。
【0008】図1の1、2はベースボード4の上に対向
させて配線した一対の電極である。このうち、一方の電
極1は水分検出専用であり、他方の電極2は水分検出で
き且つ通電可能なヒータ兼用のものである。本発明の降
雨・雪検出用センサは屋外に設置されるので、電極1、
2には銅等の耐腐食性の高い金属箔を用いるのが適す
る。この場合、露出面の保守を容易または不要とするた
め、電極1、2に金メッキ等を施すのが望ましい。
させて配線した一対の電極である。このうち、一方の電
極1は水分検出専用であり、他方の電極2は水分検出で
き且つ通電可能なヒータ兼用のものである。本発明の降
雨・雪検出用センサは屋外に設置されるので、電極1、
2には銅等の耐腐食性の高い金属箔を用いるのが適す
る。この場合、露出面の保守を容易または不要とするた
め、電極1、2に金メッキ等を施すのが望ましい。
【0009】図1の一方の電極1は検出長を長くするた
め、その直線部5から側方に均等間隔で分岐路6を設け
て櫛型構造にしてある。
め、その直線部5から側方に均等間隔で分岐路6を設け
て櫛型構造にしてある。
【0010】図1の他方の電極2はその直線部7と、前
記電極1の分岐路6の外側を囲む様に細長矩形状に蛇行
させた蛇行部8と、二つの端子9、10を備えてなる。
この二つの端子9、10間のヒータ発熱量は0.01〜
0.03W/cm2 程度にしてある。両端子9、10間
の水分検出用電源は交流として電蝕を防止するのが望ま
しい。両端子9、10間のヒータ電源は検出感度を高く
するためには直流にすることもできる。
記電極1の分岐路6の外側を囲む様に細長矩形状に蛇行
させた蛇行部8と、二つの端子9、10を備えてなる。
この二つの端子9、10間のヒータ発熱量は0.01〜
0.03W/cm2 程度にしてある。両端子9、10間
の水分検出用電源は交流として電蝕を防止するのが望ま
しい。両端子9、10間のヒータ電源は検出感度を高く
するためには直流にすることもできる。
【0011】水分検出型の降雨・雪検出器は一般に地上
数m以上の場所に設置されるため、強度的の要求は少な
い。このため本発明の降雨・雪検出用センサのベースボ
ード4及び電極1、2はプリント基板と同様の構造とす
ることが可能である。
数m以上の場所に設置されるため、強度的の要求は少な
い。このため本発明の降雨・雪検出用センサのベースボ
ード4及び電極1、2はプリント基板と同様の構造とす
ることが可能である。
【0012】
【使用例】本発明の降雨・雪検出用センサ3は図2に示
す様に、水分検出回路11、ヒータ電源回路12、外気
温センサ13、外気温変換器14、降雨雪判定器15等
と組合わせて使用する。
す様に、水分検出回路11、ヒータ電源回路12、外気
温センサ13、外気温変換器14、降雨雪判定器15等
と組合わせて使用する。
【0013】図2の降雨・雪検出用センサ3の端子9、
10間にヒータ電源回路12から電源を供給して水分検
出兼ヒータ用の電極2に電流を流し、降雨・雪検出用セ
ンサ3の全面を加熱する。この熱により雪が溶かされて
両電極1、2間のインピーダンスが低下し、水分検出回
路11で水分検出され、それが降雪判定器に入力され
る。
10間にヒータ電源回路12から電源を供給して水分検
出兼ヒータ用の電極2に電流を流し、降雨・雪検出用セ
ンサ3の全面を加熱する。この熱により雪が溶かされて
両電極1、2間のインピーダンスが低下し、水分検出回
路11で水分検出され、それが降雪判定器に入力され
る。
【0014】他方、このとき図2の外気温センサ13で
検出されたデータが外気温変換器14において外気温に
変換され、それが降雪判定器に入力される。この外気温
と前記水分検出回路11からのデータに基づいて降雪判
定器で降雪が判定される。この場合、図1の水分検出回
路11で水分が検出され、外気温変換器14において変
換された外気温が、例えば1℃以下なら雪、1℃以上な
ら雨と判定される。
検出されたデータが外気温変換器14において外気温に
変換され、それが降雪判定器に入力される。この外気温
と前記水分検出回路11からのデータに基づいて降雪判
定器で降雪が判定される。この場合、図1の水分検出回
路11で水分が検出され、外気温変換器14において変
換された外気温が、例えば1℃以下なら雪、1℃以上な
ら雨と判定される。
【0015】
【発明の効果】本発明の降雨・雪検出用センサは、ヒー
タと水分検出器とが兼用で、しかも小型になるでの扱い
易く、便利であり、また、凍結による検出機能低下も防
止できる。
タと水分検出器とが兼用で、しかも小型になるでの扱い
易く、便利であり、また、凍結による検出機能低下も防
止できる。
【図1】本発明の降雨・雪検出用センサの一例を示す平
面図。
面図。
【図2】本発明の降雨・雪検出用センサの使用例を示す
ブロック説明図。
ブロック説明図。
1、2は電極
Claims (1)
- 【請求項1】 外部に露出し且つ対向した一対の電極
(1)、(2)間が降雪または降雨による水分で短絡さ
れると、両電極(1)、(2)間のインピーダンスが低
下して降雪または降雨が検出されるようにした降雨・雪
検出用センサにおいて、両電極(1)、(2)の双方又
は片側の電極を通電可能としたことを特徴とする降雨・
雪検出用センサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18684893A JPH0720074A (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 降雨・雪検出用センサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18684893A JPH0720074A (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 降雨・雪検出用センサ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0720074A true JPH0720074A (ja) | 1995-01-24 |
Family
ID=16195706
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18684893A Pending JPH0720074A (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 降雨・雪検出用センサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0720074A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1138156A (ja) * | 1997-07-14 | 1999-02-12 | Sanden Corp | 降雪検知装置 |
JP2003516539A (ja) * | 1999-12-08 | 2003-05-13 | ゼンジリオン アクチエンゲゼルシャフト | 容量型センサー |
US8633047B2 (en) | 2011-09-02 | 2014-01-21 | Sensirion Ag | Method for manufacturing a sensor chip |
WO2015071545A1 (en) * | 2013-11-18 | 2015-05-21 | Teconer Oy | Precipitation sensor |
KR20150076896A (ko) * | 2013-12-27 | 2015-07-07 | 정한도 | 빗물감지장치 |
WO2017064784A1 (ja) * | 2015-10-15 | 2017-04-20 | 株式会社日立製作所 | 水分検出素子、ガス検出装置及び呼気検査システム |
-
1993
- 1993-06-30 JP JP18684893A patent/JPH0720074A/ja active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1138156A (ja) * | 1997-07-14 | 1999-02-12 | Sanden Corp | 降雪検知装置 |
JP2003516539A (ja) * | 1999-12-08 | 2003-05-13 | ゼンジリオン アクチエンゲゼルシャフト | 容量型センサー |
US8633047B2 (en) | 2011-09-02 | 2014-01-21 | Sensirion Ag | Method for manufacturing a sensor chip |
US9140740B2 (en) | 2011-09-02 | 2015-09-22 | Sensirion Ag | Sensor chip and method for manufacturing a sensor chip |
WO2015071545A1 (en) * | 2013-11-18 | 2015-05-21 | Teconer Oy | Precipitation sensor |
US10078156B2 (en) | 2013-11-18 | 2018-09-18 | Teconer Oy | Precipitation sensor |
KR20150076896A (ko) * | 2013-12-27 | 2015-07-07 | 정한도 | 빗물감지장치 |
WO2017064784A1 (ja) * | 2015-10-15 | 2017-04-20 | 株式会社日立製作所 | 水分検出素子、ガス検出装置及び呼気検査システム |
JPWO2017064784A1 (ja) * | 2015-10-15 | 2018-04-12 | 株式会社日立製作所 | 水分検出素子、ガス検出装置及び呼気検査システム |
US10883949B2 (en) | 2015-10-15 | 2021-01-05 | Hitachi, Ltd. | Moisture detection element, gas detection device, and breath inspection system |
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