JPH07200503A - マルチプロセッサ - Google Patents

マルチプロセッサ

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JPH07200503A
JPH07200503A JP35104393A JP35104393A JPH07200503A JP H07200503 A JPH07200503 A JP H07200503A JP 35104393 A JP35104393 A JP 35104393A JP 35104393 A JP35104393 A JP 35104393A JP H07200503 A JPH07200503 A JP H07200503A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
write
central processing
data
cpu
address data
Prior art date
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Application number
JP35104393A
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English (en)
Inventor
Yoji Mori
洋二 毛利
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 暴走を開始した、あるCPUの動作が他のC
PUの動作に影響を与えないマルチプロセッサを提供す
る。 【構成】 データ書き込みが禁止される領域である書込
禁止領域を指定する書込禁止アドレスデータを格納し、
CPU1からライト信号が供給されている場合であって
供給されたアドレスデータが上記書込禁止アドレスデー
タに一致するときにはライト信号の送出を中止する書込
禁止領域指定手段20を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の中央演算処理装
置を有するマルチプロセッサに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数の中央演算処理装置(以下、
CPUと記す)を内蔵し、アドレスバス、データバスを
共用したマルチプロセッサのシステムは、図4に示すよ
うな構成である。即ち、発振子2を有する発振回路3か
ら周波数φの信号がCPUクロック発生回路4に供給さ
れ、該CPUクロック発生回路4は上記周波数φの信号
に基づいてデューティ比を異ならせてそれぞれ周波数φ
1、φ2、…φnの信号を生成し、この周波数φ1、φ
2、…φnの信号をCPU1−1、1−2、…1−n
(以下、総称してCPU1と記載する場合もある)にそ
れぞれ対応して供給する。それぞれのCPU1は、アド
レス信号をアドレスバスセレクタ5へ送出し、データを
データバスセレクタ6へ送出し、リード・ライトの指示
信号をR/Wセレクタ7へそれぞれ送出する。アドレス
バスセレクタ5の出力側には上記CPU1にて共用する
共通アドレスバス8が接続され、データバスセレクタ6
の出力側には上記CPU1にて共用する共通データバス
12が接続され、共通アドレスバス8及び共通データバ
ス12にはROM9、RAM10、周辺回路11がそれ
ぞれ接続される。又、アドレスバスセレクタ5の出力側
にはアドレスデコーダ13が接続される。
【0003】アドレスバスセレクタ5は、CPUクロッ
ク発生回路4から供給されるアドレスバス切換信号(A
BCHG)にて、各CPU1から供給されるアドレスデ
ータのいずれかのアドレスデータを選択し選択したアド
レスデータを共通アドレスバス8へ送出する。又、アド
レスデコーダ13は、供給されるアドレスデータに基づ
きチップセレクト信号を発生し、該チップセレクト信号
をROM9、RAM10、周辺回路11へそれぞれ送出
する。データバスセレクタ6は、CPUクロック発生回
路4から供給されるデータバス切換信号(DBCHG)
にて、各CPU1から供給されるデータのいずれかのデ
ータを選択し選択したデータを共通データバス12へ送
出する。R/Wセレクタ7は、CPUクロック発生回路
4から供給されるリード、ライト切換信号(R/WCH
G)にて、各CPU1から供給されるリード又はライト
を指示する信号(以下単に、リードライト信号と記す)
のいずれかを選択し選択したリードライト信号をROM
9、RAM10、周辺回路11へ送出する。尚、RAM
10における記憶領域は、各CPU1が共にデータの読
み書きを行える共用記憶領域と、各CPU1がそれぞれ
データの読み書きを専用に行える専用記憶領域とに区分
される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したような構成で
は、複数のCPU1の内、いずれか一つのCPUについ
て、プログラム実行の制御ができない、いわゆる暴走状
態に陥ったときには、複数のCPU1にてRAM10等
を共用していることから、例えば暴走状態に陥ったCP
Uは他のCPUが使用している記憶領域にまでデータの
書き込み動作を行ってしまい他のCPUにまで暴走の影
響が及び、従ってマルチプロセッサのシステム全体が暴
走するという問題点があった。又、上述したように、あ
るCPUが何らかの原因で暴走した場合、他のCPUが
使用しているメモリや周辺装置の内容も破壊される可能
性があるので、暴走状態に陥ったときにはマルチプロセ
ッサのシステム全体をリセットする必要があるという問
題点があった。
【0005】尚、マルチプロセッサシステムにおける各
メモリボードの記憶保護方式に関する従来技術として、
例えば特開平1−180655号公報に開示される発明
が挙げられる。この公報に開示される発明においては、
各プロセッサに含まれるメモリはそれぞれのプロセッサ
内のローカルバスを介してそれぞれのプロセッサ内のC
PUと接続され、他のプロセッサに含まれるメモリに対
してデータの書き込み動作が行える領域を許可するレジ
スタを設け、該レジスタの格納情報が各CPUのプログ
ラムに通知されるようにしたことから、他系のプロセッ
サにおけるCPUが上記領域をライトすることができ
る。上記公報に開示される発明の記憶保護方法は一つの
CPUボードに一つのメモリボードを接続しシステムバ
スを経由して他系のCPUのメモリをアクセスするた
め、各CPUのプログラムは他系のメモリをアクセスす
る場合、システムバスが空いていることを確認するとい
う問題点がある。よって上記公報に開示の記憶保護方法
においても上述した問題点が存在する。本発明はこのよ
うな問題点を解決するためになされたもので、暴走を開
始した、あるCPUの動作が他のCPUの動作に与える
影響を最小限に抑えることができるマルチプロセッサを
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の中央演
算処理装置と、該中央演算処理装置のそれぞれに所定の
クロック信号を送出する発振手段と、上記複数の中央演
算処理装置が送出するアドレスデータが供給されこの内
いずれのアドレスデータを送出するかを選択するアドレ
スバス選択手段と、上記複数の中央演算処理装置が送出
するデータが供給されこの内いずれのデータを送出する
かを選択するデータバス選択手段と、上記複数の中央演
算処理装置が送出するリードライト信号が供給されこの
内いずれのリードライト信号を送出するかを選択するリ
ードライト信号選択手段と、上記複数の中央演算処理装
置にて共用し、上記アドレスバス選択手段が送出するア
ドレスデータを伝送する共通アドレスバスと、上記複数
の中央演算処理装置にて共用し、上記データバス選択手
段が送出するデータを伝送する共通データバスと、上記
共通アドレスバス及び上記共通データバスに接続され、
上記複数の中央演算処理装置にて共用する共用記憶領域
と自己以外の他の中央演算処理装置においてデータ書き
込みが禁止される領域であり各中央演算処理装置にてそ
れぞれ専用する専用記憶領域とを有し、上記リードライ
ト信号選択手段から供給されるリードライト信号により
情報の読み書きが行こなわれる半導体記憶手段と、を備
えたマルチプロセッサにおいて、上記中央演算処理装置
のそれぞれに対応してそれぞれ設けられ、上記アドレス
データ及び上記リードライト信号が供給され上記リード
ライト信号を上記リードライト信号選択手段へ送出する
ものであり、上記対応して設けられる他の中央演算処理
装置における上記専用記憶領域に該当する上記半導体記
憶手段における書込禁止領域を指定する書込禁止アドレ
スデータを格納し、対応する中央演算処理装置からライ
ト信号が供給されている場合であって供給されたアドレ
スデータが上記書込禁止アドレスデータに一致するとき
には上記リードライト信号選択手段へのライト信号の送
出を中止する書込禁止領域指定手段を備えたことを特徴
とする。
【0007】
【作用】このように構成することで書込禁止領域指定手
段は、対応するCPUによるデータ書き込みができない
書込禁止領域を指定する書込禁止アドレスデータを格納
し、上記対応するCPUから上記書込禁止アドレスデー
タが供給されたときにはデータ書込みを指示するライト
信号を送出しない。上記書込禁止領域は、上記対応する
CPU以外の他のCPUがデータ書き込みを専用に行え
る領域であることから、それぞれのCPUに対してそれ
ぞれ上記書込禁止領域を設けることで、書込禁止領域指
定手段は、あるCPUが暴走しても他のCPUのデータ
書込領域にデータを書き込む動作を防止でき書き込まれ
ているデータの損傷を防止することができるように作用
する。
【0008】
【実施例】本発明のマルチプロセッサの一実施例につい
て図を参照し以下に説明する。図1は第1実施例につい
て示した図である。尚、図1において上述した図4に示
す構成部分と同じ構成部分については同じ符号を付し、
又、その説明は省略する。第1実施例では、図4に示す
マルチプロセッサの構成に対して書込禁止領域指定回路
20−1、20−2、…20−n(総称して書込禁止領
域指定回路20と記す場合もある)を設けた。即ち、C
PU1−1に対応して書込禁止領域指定回路20−1を
設け、CPU1−2に対応して書込禁止領域指定回路2
0−2を設け、以下同様に、CPU1−nに対応して書
込禁止領域指定回路20−nを設け、それぞれのCPU
1から書込禁止領域指定回路20に対してアドレスデー
タ及びリードライト信号を送出する。各書込禁止領域指
定回路20は上記リードライト信号をR/Wセレクタ7
へ送出する。このような書込禁止領域指定回路20は、
上記RAM10へのデータの書き込みが行えない書込禁
止領域を示す書込禁止アドレスデータを格納している。
即ち、CPU1−1に対応する書込禁止領域指定回路2
0−1には、CPU1−1がデータの書き込みを行えな
い書込禁止領域に関する書込禁止アドレスデータが格納
されており、CPU1−2に対応する書込禁止領域指定
回路20−2には、CPU1−2がデータの書き込みを
行えない書込禁止領域に関する書込禁止アドレスデータ
が格納されている。以下、同様に書込禁止領域指定回路
20−nに至るまで各書込禁止領域指定回路20には、
CPU1がデータの書き込みを行えない書込禁止アドレ
スデータが格納されている。尚、書込禁止領域とは、例
えば書込禁止領域指定回路20−1を例に取ると、RA
M10における上述した専用記憶領域の内、CPU1−
1の専用記憶領域以外の領域、換言するとRAM10に
おける専用記憶領域の内、CPU1−1以外の他のCP
U1−2等の専用記憶領域に該当する領域である。
【0009】このように構成される第1実施例における
動作を説明する。尚、マルチプロセッサ全体の動作は基
本的に上述した内容と変わらないので、書込禁止領域指
定回路20の動作のみについて説明する。書込禁止領域
指定回路20は、対応するCPU1からライト信号が供
給されている場合、CPU1から供給されるアドレスデ
ータと、格納している書込禁止アドレスデータとが一致
するか否かの判断を行う。即ち、書込禁止領域指定回路
20は、対応するCPU1からリード信号が供給されて
いるときには、供給されるアドレスデータに関係なくそ
のまま上記リード信号をR/Wセレクタ7へ送出する。
一方、対応するCPU1からライト信号が供給されてい
るときには、書込禁止領域指定回路20は、CPU1か
ら供給されるアドレスデータが書込禁止アドレスデータ
に一致するか否かを判断し、CPU1から供給されるア
ドレスデータが書込禁止アドレスデータに一致しない場
合には、供給されるライト信号をR/Wセレクタ7へ送
出し、CPU1から供給されるアドレスデータが書込禁
止アドレスデータに一致する場合には、R/Wセレクタ
7に対してライト信号の送出は行わない。よってこのと
きR/Wセレクタ7はライト信号をRAM10に対して
送出しないので、CPU1が送出したアドレスデータに
対応するRAM10の領域にはデータの書き込みは行わ
れない。
【0010】このように書込禁止領域指定回路20に予
め書込禁止アドレスデータを格納しておき、CPU1が
ライト信号を送出している場合、CPU1が上記書込禁
止アドレスデータに一致するアドレスデータを送出した
ときにはRAM10に対してデータの書き込みは行われ
ないことから、他のCPUの専用記憶領域に記憶されて
いるデータへの損傷を防止することができる。従ってあ
るCPUが暴走を開始したとしても他のCPUの動作に
与える影響を最小限に抑えることができる。
【0011】第2実施例;第1実施例における書込禁止
領域指定回路20においては、格納している書込禁止ア
ドレスデータを変えることはできないが、第2実施例で
は書込禁止アドレスデータを可変としたものである。図
2は第2実施例におけるマルチプロセッサの構成を示す
が、図1に示す構成部分と同じ構成部分については同じ
符号を付し、又、その説明は省略する。第2実施例で
は、書込禁止アドレスデータを変更するためのプログラ
ムを記憶する書込禁止領域指定プログラムROM30を
設け、該書込禁止領域指定プログラムROM30の出力
側を書込禁止領域指定回路21−1,21−2,…21
−n(総称して書込禁止領域指定回路21と記す場合も
ある)のそれぞれの入力側に接続する。尚、書込禁止領
域指定回路21におけるその他の接続関係は上述した書
込禁止領域指定回路20における場合と同一であるので
説明は省略する。尚、このようなROM30には、書込
禁止領域の領域指定のデータが内蔵されており、その内
蔵データの出力が書込禁止領域指定回路に出力され、ま
た書込禁止領域指定回路にはアドレス信号とRW信号が
入力されており、書込禁止領域のアドレスが入力された
とき、RW信号でライト信号が出力されないため、書込
動作が禁止される。ROM30は、記憶素子でマスクR
OM、EPROM、EEPROMなどを使用できる。従
って、EPROM、EEPROMなどで書込領域指定プ
ログラムROMの内容を書き換えることができる。
【0012】このように構成される第2実施例における
マルチプロセッサにおける動作を説明する。基本的な動
作は第1実施例の場合と同じである。書込禁止領域指定
回路21では書込禁止アドレスデータを変更することが
できるので、各CPU1における専用記憶領域の大きさ
を変更可能することができ本マルチプロセッサを種々の
システムに対応させることができる。
【0013】第3実施例;第3実施例における書込禁止
領域指定回路22−1、22−2、…22−n(総称し
て書込禁止領域指定回路22と記す場合もある)は、第
2実施例における書込禁止領域指定回路21をさらに発
展させたものである。図3は第3実施例におけるマルチ
プロセッサの構成を示すが、図2に示す構成部分と同じ
構成部分については同じ符号を付し、又、その説明は省
略する。第3実施例では、それぞれの書込禁止領域指定
回路22は上述した各実施例と同様にリードライト信号
をR/Wセレクタ7へ送出するとともに、対応するそれ
ぞれのCPU1をリセットさせるリセット信号を対応す
るそれぞれのCPU1へ送出する。尚、上記リセット信
号は、対応するCPU1からライト信号が供給されてい
る場合に各書込禁止領域指定回路22に格納されている
書込禁止アドレスデータに一致するアドレスデータが対
応するCPU1から供給されたときに送出される。
【0014】このように構成される第3実施例における
マルチプロセッサにおける動作を説明する。基本的な動
作は第1、第2実施例の場合と同じであり、さらに第3
実施例の書込禁止領域指定回路22では、例えばCPU
1−1から書込禁止領域指定回路22−1へライト信号
が供給されている場合に書込禁止領域指定回路22−1
に格納されている書込禁止アドレスデータに一致するア
ドレスデータがCPU1−1から供給されたときには、
書込禁止領域指定回路22−1はR/Wセレクタ7に対
してライト信号の送出を行わないだけでなく、CPU1
−1に対してCPU1−1をリセットするリセット信号
を送出する。よってCPU1−1は、ライト信号送出時
に上記書込禁止アドレスデータに一致するアドレスデー
タを送出したときにはリセットされる。このようにライ
ト信号送出時に、あるCPU1が上記書込禁止アドレス
データに一致するアドレスデータを送出した時点でその
CPU1のみがリセットされるので、暴走を開始したC
PUの動作を初期の段階で停止させることができ、暴走
による被害をより最小限にかつ未然に防ぐことができ
る。又、動作を停止させるのは暴走を開始したCPUの
みであることから、本マルチプロセッサを含むシステム
全体を迅速に正常状態へ復帰させることができる。
【0015】尚、上記第3実施例におけるマルチプロセ
ッサにおいて、例えばCPU1−1から書込禁止領域指
定回路22−1へライト信号が供給されている場合に書
込禁止領域指定回路22−1に格納されている書込禁止
アドレスデータに一致するアドレスデータがCPU1−
1から供給されたときであっても、書込禁止領域指定回
路22−1はR/Wセレクタ7に対してライト信号の送
出を行うように構成してもよい。この場合、他のCPU
1における専用領域に記憶されたデータは多少破壊され
るが、直ちにCPU1−1はリセットされ、それ以上に
被害を広めることがないからである。
【0016】尚、上述した各実施例における書込禁止領
域指定回路20,21,22は、具体的には、図5のよ
うに構成される。書き込み禁止開始アドレス入力と書き
込み禁止終了アドレス入力とCPUからのアドレスバス
とRWの入力により書き込み禁止を比較器により判定
し、書き込み禁止区間の場合ライト信号が出力されない
ようにする。
【0017】又、上記各実施例に示すマルチプロセッサ
は、1チップ上に構成されるものである。
【0018】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、C
PUがデータの書き込みを行えない書込禁止領域を指定
するための書込禁止アドレスデータを書込禁止領域指定
手段に格納し、上記CPUからライト信号が送出されて
いる場合に、上記CPUが上記書込禁止アドレスデータ
に一致するアドレスデータを上記書込禁止領域指定手段
へ送出したときには、上記書込禁止領域指定手段はライ
ト信号を送出しないようにしたことより、上記CPUに
よる上記書込禁止領域へのデータの書き込みを中止する
ことができる。上記書込禁止領域は、上記CPU以外の
他のCPUがデータ書き込みを行える領域であることか
ら、それぞれのCPUに対してそれぞれ上記書込禁止領
域を設けることで、書込禁止領域指定手段によって、あ
るCPUが暴走しても他のCPUのデータ書込領域にデ
ータを書き込むことを防止でき書き込まれているデータ
の損傷を防止することができるので、暴走を開始した、
あるCPUの動作が他のCPUの動作に与える影響を最
小限に抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のマルチプロセッサの第1実施例にお
ける構成を示すブロック図である。
【図2】 本発明のマルチプロセッサの第2実施例にお
ける構成を示すブロック図である。
【図3】 本発明のマルチプロセッサの第3実施例にお
ける構成を示すブロック図である。
【図4】 従来のマルチプロセッサにおける構成を示す
ブロック図である。
【図5】 図1ないし図3に示す書込禁止領域指定回路
の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1…CPU、2…発振子、3…発振回路、4…CPUク
ロック発生回路、5…アドレスバスセレクタ、6…デー
タバスセレクタ、7…R/Wセレクタ、8…共通アドレ
スバス、9…ROM、10…RAM、11…周辺回路、
12…共通データバス、20、21、22…書込禁止領
域指定回路、30…書込禁止領域指定プログラムRO
M。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の中央演算処理装置と、該中央演算
    処理装置のそれぞれに所定のクロック信号を送出する発
    振手段と、上記複数の中央演算処理装置が送出するアド
    レスデータが供給されこの内いずれのアドレスデータを
    送出するかを選択するアドレスバス選択手段と、上記複
    数の中央演算処理装置が送出するデータが供給されこの
    内いずれのデータを送出するかを選択するデータバス選
    択手段と、上記複数の中央演算処理装置が送出するリー
    ドライト信号が供給されこの内いずれのリードライト信
    号を送出するかを選択するリードライト信号選択手段
    と、上記複数の中央演算処理装置にて共用し、上記アド
    レスバス選択手段が送出するアドレスデータを伝送する
    共通アドレスバスと、上記複数の中央演算処理装置にて
    共用し、上記データバス選択手段が送出するデータを伝
    送する共通データバスと、上記共通アドレスバス及び上
    記共通データバスに接続され、上記複数の中央演算処理
    装置にて共用する共用記憶領域と自己以外の他の中央演
    算処理装置においてデータ書き込みが禁止される領域で
    あり各中央演算処理装置にてそれぞれ専用する専用記憶
    領域とを有し、上記リードライト信号選択手段から供給
    されるリードライト信号により情報の読み書きが行こな
    われる半導体記憶手段と、を備えたマルチプロセッサに
    おいて、 上記中央演算処理装置のそれぞれに対応してそれぞれ設
    けられ、上記アドレスデータ及び上記リードライト信号
    が供給され上記リードライト信号を上記リードライト信
    号選択手段へ送出するものであり、上記対応して設けら
    れる他の中央演算処理装置における上記専用記憶領域に
    該当する上記半導体記憶手段における書込禁止領域を指
    定する書込禁止アドレスデータを格納し、対応する中央
    演算処理装置からライト信号が供給されている場合であ
    って供給されたアドレスデータが上記書込禁止アドレス
    データに一致するときには上記リードライト信号選択手
    段へのライト信号の送出を中止する書込禁止領域指定手
    段を備えたことを特徴とするマルチプロセッサ。
  2. 【請求項2】 出力側が上記書込禁止領域指定手段の入
    力側に接続され、上記書込禁止領域指定手段における上
    記書込禁止アドレスデータを書き換える書換手段を備え
    た、請求項1記載のマルチプロセッサ。
  3. 【請求項3】 上記書込禁止領域指定手段は、上記書込
    禁止アドレスデータに一致するアドレスデータが供給さ
    れた場合には当該書込禁止領域指定手段に対応する中央
    演算処理装置をリセットするためのリセット信号をさら
    に発生し、該リセット信号を当該書込禁止領域指定手段
    に対応する中央演算処理装置へ送出する、請求項1又は
    2記載のマルチプロセッサ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2045721A2 (en) 2007-07-04 2009-04-08 Denso Corporation Multicore abnormality monitoring device
JP2011180840A (ja) * 2010-03-01 2011-09-15 Toshiba Corp プロセッサ、マルチプロセッサシステム、及びメモリアクセス不正検出方法

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