JPH0720037A - タイタプレート - Google Patents
タイタプレートInfo
- Publication number
- JPH0720037A JPH0720037A JP18896593A JP18896593A JPH0720037A JP H0720037 A JPH0720037 A JP H0720037A JP 18896593 A JP18896593 A JP 18896593A JP 18896593 A JP18896593 A JP 18896593A JP H0720037 A JPH0720037 A JP H0720037A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wells
- optical
- measurement
- light
- side wall
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- Optical Measuring Cells (AREA)
- Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 タイタプレートにおいて隣接するウェルから
の光学的妨害がない光学解析が行える。 【構成】 ウェルと呼ばれる測定部の側壁に遮光性部材
を採用して隣接するウェルからの妨害光の影響の除去を
行うタイタプレート。
の光学的妨害がない光学解析が行える。 【構成】 ウェルと呼ばれる測定部の側壁に遮光性部材
を採用して隣接するウェルからの妨害光の影響の除去を
行うタイタプレート。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は一度に多試料の光学分析
を行う連続する少なくとも２個単位以上のウェルと呼ば
れる液体試料を保存する測定単位のセルを持つ光学測定
用のタイタプレートにおいて、隣接するウェルからの光
学的干渉作用を無くして精度良くしかも高い再現性でウ
ェルの光学測定を行う新規高精度光学測定用タイタプレ
ートに関する。
を行う連続する少なくとも２個単位以上のウェルと呼ば
れる液体試料を保存する測定単位のセルを持つ光学測定
用のタイタプレートにおいて、隣接するウェルからの光
学的干渉作用を無くして精度良くしかも高い再現性でウ
ェルの光学測定を行う新規高精度光学測定用タイタプレ
ートに関する。
【０００２】
【従来の技術】現在分子生物学を中心とする生化学の分
野においては、例えば免疫反応の分析・臨床分析におい
て短時間に多数の微量な試料を保存分析する必要があ
る。この目的に際して現在合計で２×ｎ（ｎは自然数）
個のウェルと呼ばれる光学測定セルを連続に持つタイタ
プレートと呼ばれる一体型の光学測定用容器が頻繁に使
用されている。このタイタプレートにおいては一度に多
数のしかも微量な試料をそのウェルと呼ばれる測定セル
に分注できると同時に、その後それらのウェルの中の試
料を容易に光学分析できるため近年生化学を中心とする
幅広い分野で用いられている。
野においては、例えば免疫反応の分析・臨床分析におい
て短時間に多数の微量な試料を保存分析する必要があ
る。この目的に際して現在合計で２×ｎ（ｎは自然数）
個のウェルと呼ばれる光学測定セルを連続に持つタイタ
プレートと呼ばれる一体型の光学測定用容器が頻繁に使
用されている。このタイタプレートにおいては一度に多
数のしかも微量な試料をそのウェルと呼ばれる測定セル
に分注できると同時に、その後それらのウェルの中の試
料を容易に光学分析できるため近年生化学を中心とする
幅広い分野で用いられている。
【０００３】これらタイタプレートにおいては主に該ウ
ェル中の液体試料の光学測定を行うことを特徴として一
度に多試料の分析ができるため頻繁に利用さている。ま
た該タイタプレートの中では８×１２の行と列からなる
９６穴タイタプレート用は大きさ・処理能力とも特に生
化学用試料について適切で広く分析に採用され、また該
９６穴プレート用の各種の光学測定用分析機器も多数販
売されている。それらタイタプレートの光学的分析にお
いては、大多数の場合光学セルの垂直方向の光学測定が
行われている。即ち該タイタプレートにおいては液を保
持し高い精度で垂直方向の光学測定を行う都合上、通常
の吸光度を測定する分析においては底部に透明な部材を
採用してウェル中の試料溶液の光学的測定を行ってい
る。また、側壁部材においても底部と同様の透明性素材
を採用した一体成形型の構造が採用されている。
ェル中の液体試料の光学測定を行うことを特徴として一
度に多試料の分析ができるため頻繁に利用さている。ま
た該タイタプレートの中では８×１２の行と列からなる
９６穴タイタプレート用は大きさ・処理能力とも特に生
化学用試料について適切で広く分析に採用され、また該
９６穴プレート用の各種の光学測定用分析機器も多数販
売されている。それらタイタプレートの光学的分析にお
いては、大多数の場合光学セルの垂直方向の光学測定が
行われている。即ち該タイタプレートにおいては液を保
持し高い精度で垂直方向の光学測定を行う都合上、通常
の吸光度を測定する分析においては底部に透明な部材を
採用してウェル中の試料溶液の光学的測定を行ってい
る。また、側壁部材においても底部と同様の透明性素材
を採用した一体成形型の構造が採用されている。
【０００４】ところでこれら光学測定用タイタプレート
においては、短時間に多試料の分析は出来るものの各ウ
ェル当りの再現性あるいは隣接するウェルからの光学的
干渉作用がしばしば見受けられやや精度に欠けるという
欠点を抱えていた。即ちこれら光学的干渉作用とは隣接
するウェルの透過・反射光が側壁部の透明性の部材を透
過して目的のウェルに入り込み該ウェルの光学的測定に
悪影響を及ぼすからに他ならなかった。
においては、短時間に多試料の分析は出来るものの各ウ
ェル当りの再現性あるいは隣接するウェルからの光学的
干渉作用がしばしば見受けられやや精度に欠けるという
欠点を抱えていた。即ちこれら光学的干渉作用とは隣接
するウェルの透過・反射光が側壁部の透明性の部材を透
過して目的のウェルに入り込み該ウェルの光学的測定に
悪影響を及ぼすからに他ならなかった。
【０００５】
【考案が解決しようとしている問題点】本考案は以上の
観点から、底部を透明な部材とする連続する少なくとも
２個単位の測定液を入れるウェルと呼ばれる測定単位セ
ルから構成される光学測定用タイタプレートにおいて、
側壁部材に遮光性部材を採用することによって、精度が
高く隣接するウェルからの光学的干渉を無くし試料の光
学測定において信頼性の高いタイタプレートを提供する
ためになされたものである。
観点から、底部を透明な部材とする連続する少なくとも
２個単位の測定液を入れるウェルと呼ばれる測定単位セ
ルから構成される光学測定用タイタプレートにおいて、
側壁部材に遮光性部材を採用することによって、精度が
高く隣接するウェルからの光学的干渉を無くし試料の光
学測定において信頼性の高いタイタプレートを提供する
ためになされたものである。
【０００６】
【問題を解決するための手段】而してかかる目的の実現
のためになされた本考案よりなるタイタプレートの特徴
は、底部が光透過性透明部材からなる測定液を入れるウ
ェルと呼ばれる測定セルから構成される光学測定用タイ
タプレートにおいて、側壁部を遮光性部材にして隣接す
るウェルからの光学的干渉作用を完全に遮断させたこと
にある。
のためになされた本考案よりなるタイタプレートの特徴
は、底部が光透過性透明部材からなる測定液を入れるウ
ェルと呼ばれる測定セルから構成される光学測定用タイ
タプレートにおいて、側壁部を遮光性部材にして隣接す
るウェルからの光学的干渉作用を完全に遮断させたこと
にある。
【０００７】即ち隣接するウェルから発生・由来する光
学的測定に対する妨害光を遮光性部材によって完全に遮
断したものであり、これによって隣接するウェルからの
光学的干渉を除去して測定ウェル中の試料の光学測定に
際して精度ある分析を可能にしたタイタプレートを提供
するものである。
学的測定に対する妨害光を遮光性部材によって完全に遮
断したものであり、これによって隣接するウェルからの
光学的干渉を除去して測定ウェル中の試料の光学測定に
際して精度ある分析を可能にしたタイタプレートを提供
するものである。
【０００８】また、遮光部材からなる側壁部が透明部材
からなる底部に関して位置的に底部部材の下部まで存在
・配置して底部を完全に上下から囲う構造にして透明な
部材からなる底部部材に斜め上、横方向および斜め下方
向から進入する干渉光をも完全に遮断することにより、
更により精度の高い光学測定が行われることを見いだし
たものである。
からなる底部に関して位置的に底部部材の下部まで存在
・配置して底部を完全に上下から囲う構造にして透明な
部材からなる底部部材に斜め上、横方向および斜め下方
向から進入する干渉光をも完全に遮断することにより、
更により精度の高い光学測定が行われることを見いだし
たものである。
【０００９】さらには底部部材としてレンズ部材を使用
することにより縦方向の光をレンズの集光機能により正
確に一点に集光させることができ、例えば例外なく測定
ウェル中の光の大部分を特定位置の検出部に導くことが
できるため感度および信頼性がさらに飛躍的に高くなる
ことを見いだし本考案を完成したものである。
することにより縦方向の光をレンズの集光機能により正
確に一点に集光させることができ、例えば例外なく測定
ウェル中の光の大部分を特定位置の検出部に導くことが
できるため感度および信頼性がさらに飛躍的に高くなる
ことを見いだし本考案を完成したものである。
【００１０】本考案による透明部材とは少なくとも２０
０〜１０００ｎｍの波長の一部分においてにおいて吸光
度が０．１ＡＢＳ（吸光度単位）以下のものであれば何
等その形状・材質に限定されるものではないが、特にポ
リプロピレン・ポリカーボネイト・ポリスチレン・塩化
ビニール等の光透過性樹脂が好ましい。
０〜１０００ｎｍの波長の一部分においてにおいて吸光
度が０．１ＡＢＳ（吸光度単位）以下のものであれば何
等その形状・材質に限定されるものではないが、特にポ
リプロピレン・ポリカーボネイト・ポリスチレン・塩化
ビニール等の光透過性樹脂が好ましい。
【００１１】また、本考案による遮光性部材とは少なく
とも２００〜１０００ｎｍの波長の一部分において吸光
度が０．５ＡＢＳ以上のものであるなら何等その形状・
材質に限定されるものではないが、特に遮光性色素を含
んだポリプロピレン・ポリカーボネイト等の樹脂が好ま
しい。
とも２００〜１０００ｎｍの波長の一部分において吸光
度が０．５ＡＢＳ以上のものであるなら何等その形状・
材質に限定されるものではないが、特に遮光性色素を含
んだポリプロピレン・ポリカーボネイト等の樹脂が好ま
しい。
【００１２】透明部材と遮光部材においては同じ材質に
限られるわけではなく、同じ材質であっても異なる材質
であっても何等限定されるものではない。
限られるわけではなく、同じ材質であっても異なる材質
であっても何等限定されるものではない。
【００１３】ここで言う光学測定とは、試料溶液の光学
的性質を測定する測定方法であるならば特にその方法は
限定されるものではないが、試料溶液の吸光度を測定す
る吸光分析・測定液に一定の波長の光を照射して該光に
よって新たに生じる異なる波長の光を測定する蛍光分析
・反応によって新たに生じる光を分析する生物発光・化
学発光分析等が好ましい。
的性質を測定する測定方法であるならば特にその方法は
限定されるものではないが、試料溶液の吸光度を測定す
る吸光分析・測定液に一定の波長の光を照射して該光に
よって新たに生じる異なる波長の光を測定する蛍光分析
・反応によって新たに生じる光を分析する生物発光・化
学発光分析等が好ましい。
【００１４】ここで言う連続するウェルとは、各測定ウ
ェルがそれぞれ等間隔に配置された一体型のものならそ
の間隔・ウェルの大きさ・連続するウェルの方向に何等
限定されるものではない。
ェルがそれぞれ等間隔に配置された一体型のものならそ
の間隔・ウェルの大きさ・連続するウェルの方向に何等
限定されるものではない。
【００１５】また本考案のタイタプレートにおける連続
する試料用単位セルすなわちウェル数については少なく
とも２個単位以上なら特にその個数・形状に限定される
ものではないが、光学測定の多数処理の必要性から８×
ｎ、１２×ｎ（ｎは自然数）あるいは８×１２行列の９
６個単位のウェルが特に好ましい。
する試料用単位セルすなわちウェル数については少なく
とも２個単位以上なら特にその個数・形状に限定される
ものではないが、光学測定の多数処理の必要性から８×
ｎ、１２×ｎ（ｎは自然数）あるいは８×１２行列の９
６個単位のウェルが特に好ましい。
【００１６】
【作用】本考案によれば、側壁部の遮光性部材は単に溶
液試料を保持するばかりでなく、隣接するウェルからの
光学的干渉作用を遮閉することにある。この状態におい
ては隣接するウェルから生成される反射光・発光・蛍光
等の光が該側壁部の遮光性部材の機能によって測定ウェ
ルそのものすなわちウェルの底部透明性部材にまで到達
しないことにある。そこで隣接するウェルからの影響・
干渉を受けずに測定ウェル中の被測定溶液の高精度で高
感度な光学測定が可能になる。
液試料を保持するばかりでなく、隣接するウェルからの
光学的干渉作用を遮閉することにある。この状態におい
ては隣接するウェルから生成される反射光・発光・蛍光
等の光が該側壁部の遮光性部材の機能によって測定ウェ
ルそのものすなわちウェルの底部透明性部材にまで到達
しないことにある。そこで隣接するウェルからの影響・
干渉を受けずに測定ウェル中の被測定溶液の高精度で高
感度な光学測定が可能になる。
【００１７】
【実施例】以下本考案の実施例について図面に基づいて
具体的に説明する。なお、本考案はこの実施例にのみ限
定されるものではない。
具体的に説明する。なお、本考案はこの実施例にのみ限
定されるものではない。
【００１８】第１図は本実施例の一実施形態を示すタイ
タプレートの概観図である。この実施例において試料溶
液用セルは８行×１２列の計９６ウェルのタイタプレー
トである。また第２図は第１図の本実施例の一態様であ
るタイタプレートにおいてＡ−Ａ´における断面図を示
している。本実施例においてはポリスチレンからなる透
明部材で出来た底部が遮光性部材である黒色の塩化ビニ
ール樹脂によって上下から固着され周囲から挟み込まれ
た構造となっている。そのためウェルにおいては横およ
び斜めの方向からの不必要な光が底部に進入できない構
造となっている。
タプレートの概観図である。この実施例において試料溶
液用セルは８行×１２列の計９６ウェルのタイタプレー
トである。また第２図は第１図の本実施例の一態様であ
るタイタプレートにおいてＡ−Ａ´における断面図を示
している。本実施例においてはポリスチレンからなる透
明部材で出来た底部が遮光性部材である黒色の塩化ビニ
ール樹脂によって上下から固着され周囲から挟み込まれ
た構造となっている。そのためウェルにおいては横およ
び斜めの方向からの不必要な光が底部に進入できない構
造となっている。
【００１９】第３図は底部を側壁部で挟み込んだ形状の
実施例のタイタプレートにおける断面図であり、第４図
は底部がレンズである実施例のタイタプレートにおける
断面図である。
実施例のタイタプレートにおける断面図であり、第４図
は底部がレンズである実施例のタイタプレートにおける
断面図である。
【００２０】本考案による底部を側壁部では挟み込まな
い構造の８×１２行列のタイタプレートにおいて、隣接
するウェルが四方にある特定のウェルに５１０ｎｍの波
長において吸光度単位が０，０４６０になる溶液３５０
μｌを入れ隣接する８つのウェルには該波長の吸光度単
位が２に相当する液３５０μｌを入れ該波長において液
の吸光度をタイタプレート測定用吸光度測定装置（商品
名、ＭＰＲＡ４：東ソー株式会社製）により測定した。
測定の結果、吸光度は０．０４６５Ａｂｓ（吸光度単
位）であり正しい吸光度の測定を行うことができた。
い構造の８×１２行列のタイタプレートにおいて、隣接
するウェルが四方にある特定のウェルに５１０ｎｍの波
長において吸光度単位が０，０４６０になる溶液３５０
μｌを入れ隣接する８つのウェルには該波長の吸光度単
位が２に相当する液３５０μｌを入れ該波長において液
の吸光度をタイタプレート測定用吸光度測定装置（商品
名、ＭＰＲＡ４：東ソー株式会社製）により測定した。
測定の結果、吸光度は０．０４６５Ａｂｓ（吸光度単
位）であり正しい吸光度の測定を行うことができた。
【００２１】本考案による底部を側壁にて挟み込む構造
の８×１２行列のタイタプレートにおいて、隣接するウ
ェルが四方にある特定のウェルに５１０ｎｍの波長にお
いて吸光度単位が０，０４６に相当する溶液３５０μｌ
を入れ隣接する８つのウェルには該波長の吸光度単位が
２に相当する液３５０μｌを入れ該波長において液の吸
光度をタイタプレート測定用吸光度測定装置（商品名、
ＭＰＲＡ４：東ソー株式会社製）により測定した。測定
の結果、吸光度は０．０４６０Ａｂｓ（吸光度単位）で
ありきわめて正しい吸光度の測定を行うことができた。
の８×１２行列のタイタプレートにおいて、隣接するウ
ェルが四方にある特定のウェルに５１０ｎｍの波長にお
いて吸光度単位が０，０４６に相当する溶液３５０μｌ
を入れ隣接する８つのウェルには該波長の吸光度単位が
２に相当する液３５０μｌを入れ該波長において液の吸
光度をタイタプレート測定用吸光度測定装置（商品名、
ＭＰＲＡ４：東ソー株式会社製）により測定した。測定
の結果、吸光度は０．０４６０Ａｂｓ（吸光度単位）で
ありきわめて正しい吸光度の測定を行うことができた。
【００２２】
【比較例】タイタプレートが側壁部材および底部部材が
透明性のポリスチレンでできたタイタプレート（商品
名、スミロンＭＳ−３５９６Ｆ：住友ベークライト社
製）を使用する以外は実施例１と同様の条件での同じ測
定液の光学測定を行った。測定結果は該溶液の吸光度は
０．０５０Ａｂｓ（吸光度単位）と適正値とは異なった
値を示した。その原因は透明部材を側壁部材に採用する
ことにより明らかに隣接するウェルからの光学的妨害作
用を透明部材を通して検出部が受けたもので、これは側
壁部が透明部材のタイタプレートにおいては正しい試料
溶液の吸光度の測定が出来なかった事を示している。
透明性のポリスチレンでできたタイタプレート（商品
名、スミロンＭＳ−３５９６Ｆ：住友ベークライト社
製）を使用する以外は実施例１と同様の条件での同じ測
定液の光学測定を行った。測定結果は該溶液の吸光度は
０．０５０Ａｂｓ（吸光度単位）と適正値とは異なった
値を示した。その原因は透明部材を側壁部材に採用する
ことにより明らかに隣接するウェルからの光学的妨害作
用を透明部材を通して検出部が受けたもので、これは側
壁部が透明部材のタイタプレートにおいては正しい試料
溶液の吸光度の測定が出来なかった事を示している。
【００２３】
【効果】上記実施例の説明からも明らかなように、本考
案によれば隣接する試料の光学的干渉作用が遮光部材か
らなる側壁部によって遮断される。従って隣接するウェ
ル中の試料による光学的影響を受けずに複数の試料の精
度の高い光学測定ができるという効果がある。この結
果、光学測定の信頼性が飛躍的に向上するとともに光学
的再現性の高い光学測定が可能になる。
案によれば隣接する試料の光学的干渉作用が遮光部材か
らなる側壁部によって遮断される。従って隣接するウェ
ル中の試料による光学的影響を受けずに複数の試料の精
度の高い光学測定ができるという効果がある。この結
果、光学測定の信頼性が飛躍的に向上するとともに光学
的再現性の高い光学測定が可能になる。
【図１】タイタプレートの概観図である。
【図２】タイタプレートの断面図である。
【図３】タイタプレートの断面図である。
【図４】タイタプレートの断面図である。
【符号の説明】 １ 底部 ２ 側壁部 ３ レンズ
Claims (3)
- 【請求項１】 底部が透明な部材からなる連続する少な
くとも２個単位以上の測定液を入れるウェルと呼ばれる
測定単位セルから構成される光学測定用タイタプレート
において、側壁部が遮光性部材からなることを特徴とす
るタイタプレート。 - 【請求項２】 底部が透明な部材からなる連続する少な
くとも２個単位以上の測定液を入れるウェルと呼ばれる
測定単位セルから構成される光学測定用タイタプレート
において、透明な部材からなる底部を遮光性側壁部材に
よって上下から挟み込む構造である特徴とする請求項１
のタイタプレート。 - 【請求項３】底部が透明な部材からなる連続する少なく
とも２個単位以上の測定液を入れるウェルと呼ばれる測
定単位セルから構成される光学測定用タイタプレートに
おいて、透明な部材からなる底部がレンズ構造であるこ
とを特徴とする請求項１のタイタプレート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18896593A JPH0720037A (ja) | 1993-07-01 | 1993-07-01 | タイタプレート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18896593A JPH0720037A (ja) | 1993-07-01 | 1993-07-01 | タイタプレート |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0720037A true JPH0720037A (ja) | 1995-01-24 |
Family
ID=16233033
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18896593A Pending JPH0720037A (ja) | 1993-07-01 | 1993-07-01 | タイタプレート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0720037A (ja) |
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| WO1998028075A1 (en) * | 1996-12-20 | 1998-07-02 | Imaging Research Inc. | A micro-well plate for imaging of fluorescent, chemiluminescent, bioluminescent, and colorimetric assays |
| WO2001003833A1 (fr) * | 1999-07-13 | 2001-01-18 | Commissariat A L'energie Atomique | Support d'analyse a transmission de lumiere de fluorescence |
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-
1993
- 1993-07-01 JP JP18896593A patent/JPH0720037A/ja active Pending
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