JPH0217426A - 液体試料用の分析セル - Google Patents

液体試料用の分析セル

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JPH0217426A
JPH0217426A JP16592988A JP16592988A JPH0217426A JP H0217426 A JPH0217426 A JP H0217426A JP 16592988 A JP16592988 A JP 16592988A JP 16592988 A JP16592988 A JP 16592988A JP H0217426 A JPH0217426 A JP H0217426A
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JP
Japan
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plate
bubbles
analysis cell
specimen
constituting
Prior art date
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Pending
Application number
JP16592988A
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English (en)
Inventor
Kunihiko Hosonuma
細沼 邦彦
Yasushi Naito
康司 内藤
Ryoichi Inada
良一 稲田
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KIYOUSEKI SEIHIN GIJUTSU KENKYUSHO KK
Original Assignee
KIYOUSEKI SEIHIN GIJUTSU KENKYUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、液体試料用分析セル、特に簡易型光学式分析
装置に好適な液体試料用分析セルに関するものである。
(従来の技術) 潤滑油をはじめとする各種液体試料の性状変化や成分分
析を光学的に行なう光学式分析装置が広く実用化されて
いる。この光学式分析装置では、液体試料を透明な分析
セル内に収容し、これに特定波長光の光を投射し、その
透過光を光検出器で受光して液体試料の吸光度が測定さ
れる。
従来の光学式分析装置に用いられる分析セルは、分析セ
ルで生ずる吸収の影響を低減するため平板状の石英ガラ
ス等が用いられ、第3図に示ずよにう石英ガラス板を接
着剤で貼り合わせた直方体のセルが用いられていた。
(発明が解決しようとする課題) 従来の分析セルは石英ガラス板を貼り合せた構造とされ
ているため、セルによる吸収作用を受けない利点が達成
されるだけであり、分析すべき液体材料によっては以下
に述べる種々の欠点があった。例えば、潤滑油のように
比較的粘性の高い液体試料について分析を行なう場合、
試料注入時に気泡が生じてしまい、この気泡が試料収容
空間のエツジ部や側壁部上に付着する不都合があった。
この気泡が付着すると試料の厚みが変化し、測定誤差を
生じる。又極く少量の試料を用い、しかも潤滑油のよう
に粘性の高い試料の場合、試料収容空間の光軸方向の厚
さをできるだけ薄く、例えば1薗以下とする必要がある
が、薄い分析セルを使用する場合試料油を充填する際、
気泡が内側壁部に付着し易く、容易にこれを解消し難い
のである。
さらに、簡易型の分析装置を用いてエンジン油の劣化度
等をガソリンスタンド等の現場において簡易に測定しよ
うとする場合分析セルを使い捨てで使用するため、安価
なことも必要である。さらに、薄形の分析セルを用いて
分析を行なう場合試料の注入口となる開口部の幅が小さ
いので、試料充填作業が面倒である。
従って、本発明の目的は極く少量の試料の光学分析に用
いるセル構造であって、上述した欠点を解消し、分析セ
ル内に気泡が滞留するのを防止すると共に、安価で使い
捨てで使用できる分析セルを提供するものである。
(課題を解決するための手段) 本発明による液体試料用の分析セルは、透明な前部プレ
ートと、この前部プレートに所定の間隔を以て平行に配
置されている透明な後部プレートと、これら前部及び後
部両プレートとの間に上方の開口部を除いて閉じるよう
に設けられ、開口部に向けて拡開するテーパ状のスペー
サプレートを具え、これら3個のプレートを互いに結合
したことを特徴とするものである。
(作 用) 例えばエンジン油の劣化状況を簡易に分光分析で把握す
る際、新油に比べ、劣化油は粘度が高くなっており、例
えばセルの厚さ0.2〜0.5mmのような薄型セルを
用いると、エンジン油をセル中に充填する際、気泡が入
り込み、この気泡をとり除(ことは非常に困難なことで
ある。このため、本発明の分析セルは、試料収容空間を
画成するスペーサプレートに開口部に向けて拡開するよ
うにテーパを設ける。発生した気泡は上方へ向けて移動
し易くなり、気泡発生後上方に移動して直ちに消滅する
。これにより、気泡の滞留による測定精度に及ぼす悪影
響を除去することができる。
(実施例) 第1図は本発明による液体試料用分析セルの一例の構成
を示すものであり、第1図aは斜視図、第1図すは正面
図、第1図Cは第1図すのI−■線断面図である。入射
窓を構成する前部プレート1と出射窓を構成する後側プ
レート2との間にスペーサプレート3を配置し、これら
プレートを接着剤によって結合して試料収容空間4を画
成する。
前部ブー)1及び後部プレート2は共に、分析光に対し
て特有の吸収ピークをもたない材料、例えば劣化したエ
ンジン油の劣化度合を検出する場合には硝酸エステルの
赤外吸収ピーク波長に対して吸収量の少ない、可塑剤が
含まれていない透明硬質塩化ビニル樹脂やポリプロピレ
ン樹脂あるいはポリメチルベンテン樹脂で構成し、その
厚さは0゜1〜0.8m程度とする。スペーサプレート
3には前記のとおり前部プレー1−1及び後部プレート
2をそれぞれ結合することによりスペーサプレートを介
して前部プレート1と後部プレート2とが互いに平行に
接着される。該スペーサプレート3には、接着する前予
め上方に向けて拡開するようにテーバが形成されている
切り込み部を形成し、この切り込み部の底部を下端に向
けて湾曲させておくのが好ましい。このスペーサプレー
ト3の厚さは、試料収容空間(即ちセル厚さ)の厚さを
規定する作用を果たすから、試料による吸収量を考慮し
て定めるのが望ましく、例えば中心波長域が6.1μm
の赤外光を用いてエンジン油の吸光度を測定する場合0
.1〜2.0胴の厚さとすることが望ましい。これら3
個のプレート1,2及び3を接着剤により相互に結合す
ることにより、光軸!と直交する方向に均一な厚さを有
し、開口部5に向けて拡開する試料収容空間4が画成さ
れる。このように構成すれば、試料収容空間4には、エ
ツジ部が存在せず下端に向けてなだらかに先細状に形成
されるので、開口部5から液体試料を注入する際気泡が
発生しにくくなると共に、気泡が発生しても直ちに上方
に向けて移動し消滅する。さらに、本例では、前部プレ
ート1及びスペースプレート3を開口部5よりも上方に
向けて延在させる。このように前部プレート1を開口部
5よりも上方に向けて延在させれば、開口部よりも上方
に延在する部分をがガイドの役割を果たすので、注入作
業を一層効率よく行なうことができる。特に、薄形の分
析セルとする場合に有効である。
第2図は本発明による分析セルの製造工程を示す分解斜
視図である。透明な硬質塩化ビニール樹脂製の前部プレ
ート板10と後部プレート板11との間に多数の切り込
み部が等間隔で形成されているスペーサプレート板12
を配置し、各プレート板を位置決めしてから接着剤によ
り結合する。これにより、多数の分析セルが結合されて
いる分析セル列が作成される。次に、互いに隣接する分
析セル間を切断し、各分析セルが作成される。尚、スペ
ーサプレート板12は不透明材料又は着色材料で構成す
るのが望ましい。着色材料で構成すれば、試料収容空間
が見分は易くなり、液体試料注入作業が容易になる。又
スペーサプレートとして両面接着剤塗付型の板を用いる
と簡単に製造できる。
(発明の効果) 以上説明したように本発明によれば、試料収容空間の側
壁部が上方の開口部に向けて拡開するようにテーバ状に
形成されているから、気泡が上方に向けて移動し易くな
り、気泡の発生による測定精度に与える悪影響を除去す
ることができる。
さらに入射窓及び出射窓を構成する透明材料を、可塑剤
が充填されていない硬質塩化ビニール樹脂で構成すれば
、分析セルにおける赤外吸収作用が低減されると共に製
造コストが安価なり、使い捨てで使用することができる
【図面の簡単な説明】
第1図a −Cは本発明による分析セルの一例の構成を
示す斜視図、正面図及び断面図、第2図は分析セルの製
造工程を示す分解斜視図、第3図は従来の分析セルの構
成を示す斜視図である。 1・・・前部プレート  2・・・後部プレート3・・
・スペーサプレート 4・・・試料収容空間  5・・・開口部第2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、光学式分析装置に用いる液体試料用の分析セルにお
    いて、透明な前部プレートと、これに所定の間隔を以て
    平行に配置されている透明な後部プレートと、これら前
    部プレート及び後部プレートとの間に、上方の開口部を
    除いて閉じるように設けられ、開口部に向けて拡開する
    テーパ状のスペーサプレートとを具え、これら3個のプ
    レートを互いに結合したことを特徴とする液体試料用の
    分析セル。 2、前記スペーサプレートの底部が下方に向けて湾曲し
    ていることを特徴とする請求項1に記載の分析セル。 3、前記前部プレートの高さを後部プレートの高さより
    も高くしたことを特徴とする請求項1に記載の液体試料
    用の分析セル。 4、前記前部プレート及び後部プレートを硬質塩化ビニ
    ル樹脂、ポリメチルベンテン樹脂、ポリプロピレン樹脂
    のいずれかで構成したことを特徴とする請求項1に記載
    の液体試料用の分析セル。 5、前記スペーサプレートの材料が不透明又は着色した
    材料であることを特徴とする請求項1から5のいずれか
    1項に記載の分析セル。
JP16592988A 1988-07-05 1988-07-05 液体試料用の分析セル Pending JPH0217426A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0581695U (ja) * 1992-03-31 1993-11-05 日本石英硝子株式会社 光学分析用セル
US5674457A (en) * 1995-04-21 1997-10-07 Hemocue Ab Capillary microcuvette
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