JPH07200140A - 表示装置用指示位置検出装置 - Google Patents

表示装置用指示位置検出装置

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JPH07200140A
JPH07200140A JP35154493A JP35154493A JPH07200140A JP H07200140 A JPH07200140 A JP H07200140A JP 35154493 A JP35154493 A JP 35154493A JP 35154493 A JP35154493 A JP 35154493A JP H07200140 A JPH07200140 A JP H07200140A
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JP35154493A
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Ryoichi Konno
良一 今野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 大画面における位置の指示を容易にする。 【構成】 半透光性のスクリーン13の背面に、スクリ
ーン13上の位置情報を与えるバーコードが多数配列さ
れた位置情報層と、スクリーン13および位置情報層を
透過した光を受光する受光素子とを設け、指示装置14
によってスクリーン13上に照射され、スクリーン13
および位置情報層を透過した光を受光素子によって受光
し、この受光素子の出力信号に基づいてスクリーン13
上の位置情報を判別する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報処理用表示装置、
コンピュータ用表示装置、ゲーム機、会議等のプレゼン
テーション用表示装置等において、表示装置の表示面上
の指示位置を検出する表示装置用指示位置検出装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、表示装置の表示面上において位置
を指示する方法としては、以下のような方法があった。
第1の方法は、CRT(ブラウン管)や液晶ディスプレ
イ上にある指示用カーソルを、マウスやジョイスティッ
クから入力される位置データを基にして表示する方法で
ある。第2の方法は、同様のディスプレイ前面に格子状
にLED(発光ダイオード)光源と受光素子からなる位
置検出装置を設け、指等でディスプレイ上を触れると光
源からの光が遮られ、これにより指示位置を検出する方
法である。第3の方法は、同様のディスプレイ前面に透
明導電膜を設け、指等でディスプレイ上を触れると抵抗
値や静電容量が変化し、これを検出することにより指示
位置を検出する方法である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のような従来の技
術は、2種類に大別することができる。第1の種類は、
接触型や遮光型に代表されるような、表示面に直接触れ
て指示する箇所を示さなければならない形式を採る指示
装置(ポインティングデバイス)である。第2の種類
は、マウスやジョイスティックのような、それを操作す
ることで生じる移動量を計算し、その結果を画面にカー
ソルとして表示し、その表示された結果を見ながら移動
量を手元で調整することにより、指示したい箇所にカー
ソルを持って行くものである。
【0004】ところで、上述のような従来の技術は、主
としてCRTや液晶表示装置に適用されるものである
が、映画のスクリーンのような大画面を表示装置として
用いた場合、第1の種類では物理的にアクセスが困難で
あり、第2の種類ではマウス等、手元の指示装置から移
動量を計算するためのコンピュータまで、長い配線を必
要とし、且つシステムの原理上、カーソルは連続的に表
示を続けなければならないことから、画面の読みやすさ
を妨げ、目障りであるという問題点がある。
【0005】そこで、本発明の目的は、大画面における
位置の指示を容易にすることのできる表示装置用指示位
置検出装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、半透光性の表示用スクリーン上に可視光を照射し
て、スクリーン上の位置を指示する位置指示手段と、ス
クリーンの背面に設けられ、スクリーン上の位置情報を
与える位置情報層と、この位置情報層の背面に設けら
れ、位置指示手段によって照射されスクリーンおよび位
置情報層を透過した光を受光する受光手段と、この受光
手段の出力信号に基づいて、位置指示手段によって指示
されたスクリーン上の位置情報を識別する識別手段とを
表示装置用指示位置検出装置に具備させて、前記目的を
達成する。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明の表示装置用指示位置検出装置において、位置情報層
が、格子状に配置され、スクリーン上の位置情報を与え
る十の字型のバーコードを有するものである。請求項3
記載の発明は、請求項1記載の発明の表示装置用指示位
置検出装置において、位置情報層が、格子状に配置さ
れ、スクリーン上の位置情報を与える円形のバーコード
を有するものである。請求項4記載の発明は、請求項1
記載の発明の表示装置用指示位置検出装置において、位
置情報層が、ランダムに配置され、スクリーン上の位置
情報を与えるバーコードを有するものである。請求項5
記載の発明は、請求項1ないし4のいずれかに記載の発
明の表示装置用指示位置検出装置において、位置指示手
段が、それぞれ異なるタイミングで可視光を照射する複
数の指示装置を有し、識別手段が、各指示装置の照射タ
イミングに同期して各指示装置によって指示されたスク
リーン上の位置情報を識別するものである。請求項6記
載の発明は、請求項1ないし4のいずれかに記載の発明
の表示装置用指示位置検出装置において、位置指示手段
が、それぞれ異なる波長の可視光を照射する複数の指示
装置を有し、受光手段が、それぞれ前面に各指示装置が
照射する光の波長の光を透過するフィルタが設けられた
複数の受光素子を有するものである。
【0008】
【作用】請求項1記載の表示装置用指示位置検出装置で
は、位置指示手段によってスクリーン上に可視光が照射
され、このスクリーンおよび位置情報層を透過した光が
受光手段によって受光される。そして、識別手段によっ
て、受光手段の出力信号に基づいて、位置指示手段によ
って指示されたスクリーン上の位置情報が識別される。
【0009】請求項2記載の表示装置用指示位置検出装
置では、十の字型のバーコードによって、スクリーン上
の位置情報が与えられる。請求項3記載の表示装置用指
示位置検出装置では、円形のバーコードによって、スク
リーン上の位置情報が与えられる。請求項4記載の表示
装置用指示位置検出装置では、バーコードをランダムに
配置することにより、少ないバーコードで正確な位置情
報を与えることが可能となる。請求項5記載の表示装置
用指示位置検出装置では、複数の指示装置がそれぞれ異
なるタイミングで可視光を照射し、識別手段は、各指示
装置の照射タイミングに同期して各指示装置によって指
示されたスクリーン上の位置情報を識別する。請求項6
記載の表示装置用指示位置検出装置では、複数の指示装
置がそれぞれ異なる波長の可視光を照射し、これらの光
は、それぞれ、各波長の光を透過するフィルタが設けら
れた複数の受光素子によって受光される。
【0010】
【実施例】以下、本発明の表示装置用指示位置検出装置
における一実施例を図1ないし図11を参照して詳細に
説明する。図1は本実施例の表示装置用指示位置検出装
置を含むシステムの構成を示す斜視図である。このシス
テムは、ホストコンピュータ11と、このホストコンピ
ュータ11の出力装置である文字、画像等をスクリーン
に映し出す投射機(プロジェクタ)12と、文字、画像
等を表示するための半透光性スクリーン13と、このス
クリーン13と一体化された指示位置検出装置20と、
スクリーン13上に可視光を照射して、スクリーン13
上の位置を指示する位置指示手段としての指示装置14
とを備えている。本実施例では、指示装置14として
は、赤色のレーザ光を出射するHe−Neレーザを用い
ている。
【0011】図3は指示位置検出装置20の構成を示す
断面図である。この指示位置検出装置20は、スクリー
ン13の背面に設けられ、スクリーン13上の位置情報
を与える位置情報層21と、この位置情報層21の背面
に設けられた透光性の拡散板22と、この拡散板22の
背面に、規則的に配列され、指示装置14によって照射
されスクリーン13、位置情報層21および拡散板22
を透過した光を受光する複数の受光素子23と、これら
を囲い外光の影響を取り除くための遮光性の筐体24と
を備えている。このような構成とすることで、スクリー
ン13と指示位置検出装置20とを含む表示装置の厚さ
を減ずることができる。また、位置情報層21は、例え
ば、スクリーン13の背面に、遮光性のインクを用い
て、万能方向性を有するバーコードを印刷して形成され
ている。
【0012】図4は指示位置検出装置20の変形例を示
す断面図である。この図に示す指示位置検出装置20
は、スクリーン13の背面に設けられ、スクリーン13
上の位置情報を与える位置情報層21と、この位置情報
層21の背面側に設けられた受光素子23と、位置情報
層21を透過した光を受光素子23上に集束するレンズ
群25と、これらを囲い外光の影響を取り除くための遮
光性の筐体24とを備えたものである。このような構成
とすることで、受光素子の数を減ずることができる。な
お、図3、図4のいずれの構成においても、バーコード
は、印刷でなくとも、遮光性材料によってバーコード部
を切り抜く形で作り、これをスクリーン13に密着する
ように貼りつけて形成しても良い。
【0013】図2は受光素子23の出力信号を処理して
ホストコンピュータ11へ入力する信号処理回路の構成
を示すブロック図である。この図に示すように、受光素
子23の出力信号は、アナログ−ディジタル(以下、A
/Dと記す。)変換器27によってディジタル信号に変
換され、識別手段としてのデコーダ28によってスクリ
ーン13上の位置情報に変換されてホストコンピュータ
11へ入力されるようになっている。
【0014】図5は位置情報層21に形成されたバーコ
ードの構成例を示す説明図である。この例における位置
情報層21では、位置情報を与えるバーコード2〜4個
をもって、図5(A)、(B)に示すように、1つの十
の字型のバーコードを形成し、これを多数、図5(C)
に示すように格子状に配置している。更に、図5(D)
に示すように、十の字の中心を軸として回転させた形の
バーコードを適宜配置することにより、レーザ光の走査
方向に対して万能方向性を与えている。これにより、指
示装置14の走査方向に依存せずに位置情報を与えるこ
とができる。図5(A)に示す例は、縦方向の2つのバ
ーコードに対しX座標を与え、横方向の2つのバーコー
ドに対しY座標を与えるように構成されている。また、
図5(B)に示す例は、縦横共同じバーコードを用いて
おり、XY座標を与えるようになっている。
【0015】図6は位置情報層21に形成されたバーコ
ードの他の構成例を示す説明図である。この例における
位置情報層21では、図6(A)に示すような円形のバ
ーコードを、図6(B)に示すように多数、格子状に配
置している。この例では、バーコード自身が万能方向性
を持ち、縦横斜めいずれの方向からのレーザ光の走査に
対しても、スクリーン13上の座標を与えることができ
ることとなる。これによって、指示装置14の走査方向
に依存せずに位置情報を与えることができる。
【0016】図7は位置情報層21に形成されたバーコ
ードの更に他の構成例を示す説明図である。図5、図6
に示したバーコードの配列を採った場合、確実にレーザ
光の走査にバーコードがかかるようにしようとすると、
各バーコード間の密度が高くなり、バーコード間の距離
が接近することで、図2に示すデコーダ28の負担が増
加することとなる。そこで、図7において丸印で示すよ
うに、ランダムな位置にバーコードを配置することで、
この不具合は軽減される。図7に示す配置は、言い換え
ると、図5、図6に示した格子状の配置において、格子
の密度を高くした後に、ランダムにバーコードを取り除
いたものと言える。このような構成とすることにより、
少ない数のバーコードで正確な位置情報を与えることが
でき、バーコードの密度が低くなることから、デコーダ
28の処理速度を上げる必要がなくなることから、デコ
ーダ28のコストを低減することができる。
【0017】次に、本実施例の指示位置検出装置の動作
について説明する。投射機12の入力は、指示装置14
の検出精度をそれほど必要としないのであれば、フィル
ム等を用いても差し支えはない。本実施例では、液晶シ
ャッタを用いたRGB光源を持つ投射機を用いている。
この投射機12は、ホストコンピュータ11の出力装置
として用いられており、その映し出す画像における座標
はホストコンピュータ11によって管理されている。こ
の投射機12からの画像は、スクリーン13上に映さ
れ、操作者はこの画面を見ながら、He−Neレーザか
らなる指示装置14を用いて、画面上の任意の位置を差
し示すことができる。このとき、目的箇所を指示するた
めに、操作者は指示箇所を示すため指示装置14を点灯
した後、必然的にレーザ光を点灯したままで、当該箇所
までレーザ光によってできたスポットを引きずらねばな
らず、この行為が、バーコードを走査したことになる。
【0018】スクリーン13の背後から見ると、投射機
12からの光はレーザ光に比べ、相対的に弱いことか
ら、スクリーン13により殆ど遮られてしまう。これに
対し、レーザ光はスクリーン13を透過し、バーコード
に遮られなければ、受光素子23に到達する。このバー
コードにより変調されたレーザ光は、十の字型あるいは
円形に配されXY座標情報を有するバーコードによっ
て、走査位置情報を与えられている。このとき外からの
光による擾乱を抑える目的で、遮光性の筐体24を用
い、指示位置検出部を囲う構造を採っている。また、受
光素子23は、スクリーン13を透過してくるレーザ光
を捉えるのに充分な感度を持つよう配慮して配置する。
図3に示した例では、受光素子23として、フォトダイ
オードを10cmの間を置き、格子状に配置した。この
例では、バーコードを透過してきた光を、フォトダイオ
ードが検出し易いように、バーコードの背後にレーザ光
を拡散する拡散板22を設けている。なお、図4に示す
例では、受光素子23上に集光していることから、拡散
板は必要としない。
【0019】受光素子23により電気信号に変換され、
A/D変換器27によりディジタル信号に変換されたバ
ーコードの持つ位置情報は、デコーダ28により表示面
上のX−Y座標に対応する論理データに変換される。ホ
ストコンピュータ11は、このデータと、予め投射機1
2に送出している位置情報とを比較することで、現在の
指示箇所を知ることができ、もし必要ならば、レーザ光
の消灯により最終の指示箇所を得ることができる。
【0020】図8は同時に複数箇所の指示を可能にした
変形例を示すブロック図である。なお、この例では、図
の簡明化のため投射機関連の構成は省略しているが、投
射機12からの画像はスクリーン13上に投影されてい
るものとする。この例では、それぞれ異なるタイミング
で可視光を照射する指示装置(1)121と指示装置
(2)122の2つの指示装置が設けられている。ま
た、デコーダ28の出力を、指示装置(1)出力と指示
装置(2)出力とに振り分けてホストコンピュータ11
へ送出する指示装置選択器101が設けられている。更
に、指示装置(1)121と指示装置(2)122の発
光のタイミングと、指示装置選択器101における出力
の振り分けのタイミングを発生するタイミングジェネレ
ータ102が設けられている。
【0021】この例では、指示装置(1)121および
指示装置(2)122の発光のタイミングと、指示装置
選択器101における出力の振り分けのタイミングの同
期を取ることにより、どちらの指示装置により指示され
たのかを判断する。すなわち、指示装置選択器101
は、指示装置(1)121が発光している間はデコーダ
28の出力を指示装置(1)出力とし、指示装置(2)
122が発光している間はデコーダ28の出力を指示装
置(2)出力とする。このような構成および動作によ
り、同時に複数の指示装置を用いることが可能となる。
【0022】図9は、図8に示す変形例の動作の一例を
示すタイミングチャートである。この図は、3つの指示
装置を用いた場合の例を示し、図における(1)〜
(3)は、各指示装置の点灯と、各指示装置に対応する
デコーダ28の出力の有効域をアクティブ・ローで示し
ている。この図に示すように、各指示装置を順に点灯
し、これに合わせてデコーダ28の出力を切替えを行う
ことで、各指示装置を、時間をずらして有効とする。各
々の有効域は重ならないように設定し、且つバーコード
1個分の出力時間よりは有効域の時間を充分大きく取
り、同一指示装置の有効域の繰り返し周期はできるだけ
短くなるように設定する。この例では、デコード可能
な、最も遅くバーコードを走査したときの時間を基に、
有効時間幅をその3倍に設定している。このように、有
効域を定めることにより、指示装置を1台しか使用しな
い場合においても、スクリーン面より入ってくる外光に
よる擾乱等に起因する雑音による誤動作を防止すること
ができる。
【0023】図10は同時に複数箇所の指示を可能にし
た他の変形例を示すブロック図である。この例では、そ
れぞれ異なる波長の可視光を照射する指示装置(1)1
31と指示装置(2)132の2つの指示装置が設けら
れている。指示装置(1)131には緑色のレーザ光を
出射するArレーザを用い、指示装置(2)132には
赤色のレーザ光を出射するHe−Neレーザを用いてい
る。また、受光素子としては、前面に緑色の光を透過す
るフィルタ132Gが設けられた受光素子23Gと、前
面に赤色の光を透過するフィルタ132Rが設けられた
受光素子23Rの2種類の受光素子が設けられている。
これらの受光素子は、例えば図11に示すように配置さ
れている。なお、図11において、“G”は受光素子2
3Gの位置を示し、“R”は受光素子23Rの位置を示
している。
【0024】また、図10に示すように、各受光素子2
3G、23Rの出力信号は、それぞれA/D変換器27
G、27Rによってディジタル信号に変換され、デコー
ダ28G、28Rによってスクリーン13上の位置情報
に変換され、指示装置(1)出力、指示装置(2)出力
としてホストコンピュータ11へ入力されるようになっ
ている。このような構成を採ることにより、更に異なっ
た波長の光源を多数、指示装置として用いることで、同
時に多数の指示装置による位置の指示が可能となる。ま
た、外光の影響を緩和することもできる。なお、図10
に示す構成と、図8に示す構成を併用して、更に多数の
指示装置を使用可能としても良い。
【0025】以上説明したように、本実施例によれば、
これまで困難であった大画面における位置の指示を容易
にすると共に、従来、1箇所しか指示できなかったもの
を、同時に複数箇所の指示を可能とすることで、これま
でのコンピュータ画面のようなパーソナルな用途に加え
て、多数の参加者を可能とすることにより、表示画面が
大きいことにより得られるメリットを最大限有効に利用
することができる。このことにより、これまでCRT等
を用いていたため原則として一人しか相手にできなかっ
たマンマシンインタフェースの制約を取り除くことが可
能となり、同時多人数参加のゲームや、劇場等の大画面
を用いたプレゼンテーション等に、既存のパーソナルコ
ンピュータ等を用いて対応することが可能となる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように請求項1または2記
載の表示装置用指示位置検出装置によれば、半透光性の
スクリーンの背面に、スクリーン上の位置情報を与える
位置情報層と、スクリーンおよび位置情報層を透過した
光を受光する受光手段とを設け、位置指示手段によって
スクリーン上に照射され、スクリーンおよび位置情報層
を透過した光を受光手段によって受光し、この受光手段
の出力信号に基づいて、識別手段によってスクリーン上
の位置情報を識別するようにしたので、大画面における
位置の指示を容易にすることができるという効果があ
る。
【0027】また、請求項3記載の表示装置用指示位置
検出装置によれば、位置情報層が円形のバーコードを有
するので、上記効果に加え、位置情報層が万能方向性を
持ち、縦横斜めいずれの方向からの光の走査に対して
も、スクリーン上の座標を与えることができるという効
果がある。
【0028】また、請求項4記載の表示装置用指示位置
検出装置によれば、位置情報層がランダムに配置された
バーコードを有するので、請求項1または2記載の表示
装置用指示位置検出装置の効果に加え、少ない数のバー
コードで正確な位置情報を与えることができるという効
果がある。
【0029】また、請求項5記載の表示装置用指示位置
検出装置によれば、位置指示手段が、それぞれ異なるタ
イミングで可視光を照射する複数の指示装置を有し、識
別手段が、各指示装置の照射タイミングに同期して各指
示装置によって指示されたスクリーン上の位置情報を識
別するようにしたので、また、請求項6記載の表示装置
用指示位置検出装置によれば、位置指示手段が、それぞ
れ異なる波長の可視光を照射する複数の指示装置を有
し、受光手段が、それぞれ前面に各指示装置が照射する
光の波長の光を透過するフィルタが設けられた複数の受
光素子を有するので、それぞれ、上記各効果に加え、同
時に複数箇所の指示が可能になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の表示装置用指示位置検出装
置を含むシステムの構成を示す斜視図である。
【図2】図1の指示位置検出装置における受光素子の出
力信号を処理してホストコンピュータへ入力する信号処
理回路の構成を示すブロック図である。
【図3】図1の指示位置検出装置の構成を示す断面図で
ある。
【図4】図1の指示位置検出装置の変形例を示す断面図
である。
【図5】図3または図4における位置情報層に形成され
たバーコードの構成例を示す説明図である。
【図6】図3または図4における位置情報層に形成され
たバーコードの他の構成例を示す説明図である。
【図7】図3または図4における位置情報層に形成され
たバーコードの更に他の構成例を示す説明図である。
【図8】同時に複数箇所の指示を可能にした指示位置検
出装置を示すブロック図である。
【図9】図8の指示位置検出装置の動作の一例を示すタ
イミングチャートである。
【図10】同時に複数箇所の指示を可能にした指示位置
検出装置の他の例を示すブロック図である。
【図11】図10における受光素子の配置を示す説明図
である。
【符号の説明】
11 ホストコンピュータ 12 投射機 13 スクリーン 14 指示装置 20 指示位置検出装置 21 位置情報層 23 受光素子

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半透光性の表示用スクリーン上に可視光
    を照射して、スクリーン上の位置を指示する位置指示手
    段と、 前記スクリーンの背面に設けられ、スクリーン上の位置
    情報を与える位置情報層と、 この位置情報層の背面に設けられ、前記位置指示手段に
    よって照射され前記スクリーンおよび位置情報層を透過
    した光を受光する受光手段と、 この受光手段の出力信号に基づいて、前記位置指示手段
    によって指示されたスクリーン上の位置情報を識別する
    識別手段とを具備することを特徴とする表示装置用指示
    位置検出装置。
  2. 【請求項2】 前記位置情報層は、格子状に配置され、
    スクリーン上の位置情報を与える十の字型のバーコード
    を有することを特徴とする請求項1記載の表示装置用指
    示位置検出装置。
  3. 【請求項3】 前記位置情報層は、格子状に配置され、
    スクリーン上の位置情報を与える円形のバーコードを有
    することを特徴とする請求項1記載の表示装置用指示位
    置検出装置。
  4. 【請求項4】 前記位置情報層は、ランダムに配置さ
    れ、スクリーン上の位置情報を与えるバーコードを有す
    ることを特徴とする請求項1記載の表示装置用指示位置
    検出装置。
  5. 【請求項5】 前記位置指示手段は、それぞれ異なるタ
    イミングで可視光を照射する複数の指示装置を有し、前
    記識別手段は、各指示装置の照射タイミングに同期して
    各指示装置によって指示されたスクリーン上の位置情報
    を識別することを特徴とする請求項1ないし4のいずれ
    かに記載の表示装置用指示位置検出装置。
  6. 【請求項6】 前記位置指示手段は、それぞれ異なる波
    長の可視光を照射する複数の指示装置を有し、前記受光
    手段は、それぞれ前面に各指示装置が照射する光の波長
    の光を透過するフィルタが設けられた複数の受光素子を
    有することを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに
    記載の表示装置用指示位置検出装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003090059A1 (en) * 2002-04-19 2003-10-30 Panko Technologies Inc. Pointing device and a presentation system using the same pointing device
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CN100350218C (zh) * 2004-02-19 2007-11-21 友达光电股份有限公司 位置编码感测装置及感测显示器上的位置的方法及系统

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