JPH07199814A - タックラベル - Google Patents

タックラベル

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JPH07199814A
JPH07199814A JP33604693A JP33604693A JPH07199814A JP H07199814 A JPH07199814 A JP H07199814A JP 33604693 A JP33604693 A JP 33604693A JP 33604693 A JP33604693 A JP 33604693A JP H07199814 A JPH07199814 A JP H07199814A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
label
base material
printing layer
solid printing
Prior art date
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Pending
Application number
JP33604693A
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English (en)
Inventor
Kazuo Nishijima
和夫 西嶋
Tsutomu Nakamura
力 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Seal Inc
Original Assignee
Fuji Seal Inc
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Publication date
Application filed by Fuji Seal Inc filed Critical Fuji Seal Inc
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Publication of JPH07199814A publication Critical patent/JPH07199814A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 基材層がプラスチック製のものである場合の
タックラベルにおいて、該基材層とベタ印刷層との損傷
剥離を生じることなく、隠ぺい性を備えてなるタックラ
ベルを提供することにある。 【構成】 プラスチック製のラベル基材層1 と、該基材
層1 の上部に設けられたベタ印刷層2 と、該ベタ印刷層
2 の上部に設けられた表示印刷層3 とを備えてなるタッ
クラベルにおいて、前記ラベル基材層1 の上部には、該
基材層1 の全周縁部4 に露出部5 が形成されてなるよう
ベタ印刷層2 が設けられて構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、コーラ瓶や醤
油瓶等内容物の色が濃色を有する透明、或いは半透明の
容器に装着されるタックラベルに関する。
【0002】
【従来の技術】一般にタックラベルは、種々素材からな
る粘着性を有するプラスチック製、或いは紙製のラベル
基材層と、該基材層の上部に設けられた表示印刷層とか
ら構成され、瓶、缶、PETボトル等の容器に装着され
ていた。
【0003】ところが、前記容器の内容物がコーラや醤
油等、その色が濃色を有するものであると、前記表示印
刷があまり目立たなくなってしまう問題が発生した。
【0004】そこで、図5で示すように、前記タックラ
ベルの構成を種々素材からなるラベル基材層31と、該基
材層31の上部に設けられた厚塗可能で隠ぺい性を大とす
るスクリーン印刷が施されたベタ印刷層32と、該ベタ印
刷層32の上部に設けられた表示印刷層33とからなるタッ
クラベルが案出された。
【0005】該ラベルは、剥離シート34上に粘着剤35を
介して連続的に設けられた前記基材層31、ベタ印刷層3
2、表示印刷層33よりなる積層シート体36を所定間隔毎
にダイカット刃37等にてハーフカットし、該カット部38
より剥がして、図6に示すように、内容物39が充填され
た瓶40等に装着されるものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記基材層
31がプラスチック製のものである場合は紙製のものに比
べて、特にベタ印刷層32の定着性が悪く、上記ハーフカ
ットする際、カット刃37と接触するベタ印刷層32の周縁
部41において、該ベタ印刷層32の損傷は免れなかった
(図6及び図7参)。
【0007】また、前記タックラベルでは、他のものと
衝突した際でも、前記ベタ印刷層32の周縁部41におい
て、該ベタ印刷層32が非常に剥離損傷しやすく、外観を
損なうことが多かった。
【0008】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたもので、基材層がプラスチック製のもので
ある場合のタックラベルにおいて、該基材層とベタ印刷
層との損傷剥離を生じることなく、隠ぺい性を備えてな
るタックラベルを提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するためになされたものであり、その技術的手段は、
プラスチック製のラベル基材層1 と、該基材層1 の上部
に設けられたベタ印刷層2 と、該ベタ印刷層2 の上部に
設けられた表示印刷層3 とを備えてなるタックラベルに
おいて、前記ラベル基材層1 の上部には、該基材層1 の
全周縁部4 に露出部5 が形成されてなるようベタ印刷層
2 が設けられてなることである。
【0010】
【作用】本発明のタックラベルは、ラベル基材層1 、ベ
タ印刷層2 、表示印刷層3 の3層を備えてなる積層体構
成であって、前記ラベル基材層1 の全周縁部4 に露出部
5 が形成されてなるよう、ベタ印刷層2 の面積が該ラベ
ル基材層1 の面積より小さく設けられているので、ハー
フカットする際のカット刃15との接触や、他のものとの
衝突によっても、ラベルの端部にはベタ印刷層2 がな
く、破損する恐れはない。
【0011】また、前記ベタ印刷層2 に施す印刷をスク
リーン印刷にすると、該スクリーン印刷は、インキ塗模
を厚くすることができるので、更に隠ぺい性を向上させ
ることができ、ベタとしての機能を充分に発揮し得る。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面に基づ
き説明する。
【0013】図1で示すように、本発明に係るタックラ
ベルは、種々素材からなる透明のプラスチック製のラベ
ル基材層1 と、該基材層1 の上層に設けられた隠ぺい性
を大とするスクリーン印刷が施された着色ベタ印刷層2
と、該ベタ印刷層2 の上層に設けられた絵柄や文字等を
スクリーン印刷した表示印刷層3 とからなるものであ
る。
【0014】前記ベタ印刷層2 はその面積をラベル基材
層1 の面積より小さく設けることにて、ラベル基材層1
の全周縁部4 に透明の露出部5 が形成されている。
【0015】前記プラスチック製のラベル基材層1 とし
ては、ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム
等のポリエステルフィルムや、延伸ポリプロピレン、ナ
イロン、ポリ塩化ビニルフィルム等の種々の素材が挙げ
られ、どのような素材であっても使用可能である。
【0016】前記ラベル基材層1 の全周縁部4 に露出部
5 が形成されていることにて、ダイカット等を使用して
ハーフカットする際のカット刃15との接触時や、他のも
のと衝突した際、前記ベタ印刷層2 の周縁部6 には該被
衝突物が直接当接されることがないので、該ベタ印刷層
2 が損傷剥離する恐れもなく、また、それによって外観
を損なうこともない。
【0017】また、前記ラベル基材層1 の周縁部4 の露
出部5 が透明であることによって、該露出されたラベル
基材層1 は全く目立たず、従来のタックラベルと同様の
外観を有するように成されているので、端部に、ベタ印
刷層2 が存在しなくとも、該ラベルの端部にベタ印刷層
2 が切欠されている状態は一見わからず、充分にベタと
しての機能(表示印刷層3 が非常に浮きだして見える)
を発揮でき、視認性や装飾性に非常に富んだものとな
る。
【0018】次に、本発明のタックラベルを作成する方
法について詳述する。
【0019】図1〜図3に示すように、広幅の剥離シー
ト7 上に粘着剤8 を介して前記基材層1 を設け、その上
層に一定間隔をおいて、例えば、酸化チタン顔料等を多
く含有した白色などの隠ぺい性インキをスクリーン印刷
等により、5〜30μm程度の肉厚に印刷し、所定形状
のベタ印刷層2 を設けることにて台紙付き原紙シートを
作成し、ロールに巻き取る。
【0020】更に前記台紙付き原紙シートを巻出し、そ
の上部に、印刷ユニット(インキングユニット及び紫外
線乾燥ランプ等を備えてなる。)を使用して、各種絵柄
や文字などを紫外線硬化型のインキを用いた印刷を施し
て多色の表示印刷層3 を設けることで原紙ラベルシート
9 を作成する。
【0021】次に、前記原紙ラベルシート9 を、図1で
示すように、ダイカット14にて所定間隔毎にカット刃15
を当圧させ、前記基材層1 のカット及び剥離シート7 の
ハーフカットを施すことにて複数個のタックラベルが一
シート上に作成される。
【0022】前記作成されたタックラベルを使用する際
は、カット部16より剥がして、図3で示すように、コー
ラや醤油などの内容物17が充填された瓶18等に装着す
る。
【0023】尚、上記実施例では、ベタ印刷層2 と表示
印刷層3 を別工程にて施行したが、同一印刷機で別々に
印刷、例えば、双方をスクリーン印刷にて形成させても
良い。また、前記カット部16は、図4で示すように、送
られてきた原紙ラベルシート9 上でダイロール19を回転
させることにて形成させても良い。
【0024】更に、ベタ印刷層2 は前記実施例のように
スクリーン印刷によって形成するだけでなく、凸版印刷
や、オフセット印刷等により形成させても勿論良い。
【0025】
【発明の効果】本発明のタックラベルは、ラベル基材
層、ベタ印刷層、表示印刷層の3層を備えてなる構成で
あって、前記ラベル基材層の全周縁部に露出部が形成さ
れてなるように該基材層の上部にベタ印刷層が設けられ
ており、該ベタ印刷層の損傷しやすい周縁部とラベル基
材層の周縁部が面一にはなっていないので、ハーフカッ
トする際のカット刃との接触や、他のものと衝突して
も、該ベタ印刷層の周縁部と直接当接することがなく、
該ベタ印刷層が剥がれたり、破損する恐れはない。
【0026】また、前記ベタ印刷層がスクリーン印刷層
であると、更に、隠ぺい性を大とするので、ベタとして
の機能を充分発揮できて、非常に視認性や装飾性に富ん
だものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るタックラベルの一実施例を示す断
面図。
【図2】同、製造工程におけるタックラベルを示す正面
図。
【図3】同、使用様態要部断面図。
【図4】同、一製造工程を示す説明図。
【図5】従来のタックラベルを示す断面図。
【図6】従来のタックラベルの使用様態要部断面図。
【図7】従来のタックラベルの正面図。
【符号の説明】
1 ラベル基材層 2 ベタ印刷層 3 表示印刷層 4 ラベル基材層の周縁部 5 ラベル基材層の周縁露出部 6 ベタ印刷層の周縁部 9 原紙ラベルシート

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラスチック製のラベル基材層(1) と、
    該基材層(1) の上部に設けられたベタ印刷層(2) と、該
    ベタ印刷層(2) の上部に設けられた表示印刷層(3) とを
    備えてなるタックラベルにおいて、前記ラベル基材層
    (1) の上部には、該基材層(1) の全周縁部(4) に露出部
    (5) が形成されてなるようベタ印刷層(2)が設けられて
    なることを特徴とするタックラベル。
  2. 【請求項2】 前記ベタ印刷層(2) がスクリーン印刷層
    であることを特徴とする請求項1記載のタックラベル。
JP33604693A 1993-12-28 1993-12-28 タックラベル Pending JPH07199814A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33604693A JPH07199814A (ja) 1993-12-28 1993-12-28 タックラベル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33604693A JPH07199814A (ja) 1993-12-28 1993-12-28 タックラベル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07199814A true JPH07199814A (ja) 1995-08-04

Family

ID=18295145

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33604693A Pending JPH07199814A (ja) 1993-12-28 1993-12-28 タックラベル

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JP (1) JPH07199814A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014015222A (ja) * 2012-07-06 2014-01-30 Toyo Aluminium Kk プレススルーパックの蓋

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014015222A (ja) * 2012-07-06 2014-01-30 Toyo Aluminium Kk プレススルーパックの蓋

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