JPH07199589A - カラー画像形成装置 - Google Patents

カラー画像形成装置

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JPH07199589A
JPH07199589A JP5338106A JP33810693A JPH07199589A JP H07199589 A JPH07199589 A JP H07199589A JP 5338106 A JP5338106 A JP 5338106A JP 33810693 A JP33810693 A JP 33810693A JP H07199589 A JPH07199589 A JP H07199589A
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intermediate transfer
coupling
driving force
photoconductor
main body
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JP5338106A
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Takeshi Deki
剛 出来
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 速度ムラをなくしバンディングのない画像を
得ると共に、プロセスカートリッジの着脱を容易に行え
るカラー画像形成装置を提供する。 【構成】 感光体2と中間転写体3とを一体に収納した
プロセスカートリッジ1を用い、このプロセスカートリ
ッジ1を装置本体8内にセットし感光体2から中間転写
体3へトナー像の転写を順次行うことによりカラー画像
の形成を行うカラー画像形成装置において、感光体2及
び中間転写体3に各々別個に連結され駆動力を伝達する
駆動力伝達手段13,14を装置本体8側に設け、それ
ら別個に連結された駆動力伝達手段13,14に駆動力
を伝達する1個の駆動源15を装置本体8側に設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、中間転写体を用いるカ
ラー画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、画像形成装置はプロセスカート
リッジが着脱自在となるような構成となっており、この
プロセスカートリッジ内には主に、感光体の他に、現像
手段、クリーニング手段、帯電手段、除電手段等が設け
られている。このような構造をもつプロセスカートリッ
ジが画像形成装置に装着された場合において、装置本体
側からプロセスカートリッジ側への駆動力の伝達手順と
しては、まず、装置本体内に設けられた駆動源からの駆
動力をカップリング等を介して感光体に伝達し、この感
光体からの駆動力をカートリッジ内に設けたギヤ等を介
して現像手段やクリーニング手段等に伝達している。こ
のような駆動伝達方法の具体的な例(第一の従来例)と
しては、例えば、特開平4−136873号公報に「多
色画像形成装置の駆動機構」という名称で開示されてい
るものがある。これは、像担持体と複数個の現像ユニッ
トを含む主カートリッジと、単一の現像ユニットを含む
副カートリッジとを、装置本体に対して着脱自在に構成
してなるカラー画像形成装置において、装置本体内の駆
動源側からの駆動力を主カートリッジ及び副カートリッ
ジ側に伝達する機構に関するものである。この場合、ま
ず、装置本体側の駆動源と主カートリッジとの間で駆動
力の伝達を行い、次に、その主カートリッジ内に設けら
れた駆動伝達部材(この部材は電磁クラッチのON/O
FFによって駆動制御される)によって副カートリッジ
への駆動力の伝達が行われる。
【0003】また、一般に、カラー画像形成装置におい
ては、プロセスカートリッジ内に感光体等の他に、転写
紙に転写する前に複数色のトナー像を重ねるための中間
転写体を備えている。このような中間転写体と感光体と
を一つのプロセスカートリッジ内に収めて、ある一定期
間使用した後に一体に交換する方式の装置(第二の従来
例)がある。この場合、感光体と中間転写体との間の駆
動力の伝達方式としては、前述したような画像形成装置
の場合と同様な駆動方式により伝達を行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来例
においては、装置本体側の駆動源(モータ)からの駆動
力をカップリング等を介して感光体に伝達し、この感光
体に伝達された駆動力をギヤ等により連結された現像手
段や中間転写体に伝達している。特に、カラー画像形成
装置の場合、感光体から中間転写体へ複数のギヤを介し
て駆動力を伝達すると、ギヤによる振動やブレ、歯の精
度等によって中間転写体の速度が大きくなり、転写紙上
に形成されたカラー画像上にバンディングが発生する。
【0005】また、本体側の駆動源とプロセスカートリ
ッジ側の感光体や中間転写体との連結手段として、ギヤ
を使用せず、カップリングを用い、プロセスカートリッ
ジを上方に着脱するような方式の装置においては、カッ
プリングを連結軸方向に待避させて駆動伝達を解除する
のが最も着脱が容易となるが、前述したような従来の装
置においてはそのような着脱機構にまで十分配慮して作
られていないため、着脱時の作業が不便である。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、感光体と中間転写体とを一体に収納したプロセスカ
ートリッジを用い、このプロセスカートリッジを装置本
体内にセットし前記感光体から前記中間転写体へトナー
像の転写を順次行うことによりカラー画像の形成を行う
カラー画像形成装置において、前記感光体及び前記中間
転写体に各々別個に連結され駆動力を伝達する駆動力伝
達手段を前記装置本体側に設け、それら別個に連結され
た駆動力伝達手段に駆動力を伝達する1個の駆動源を前
記装置本体側に設けた。
【0007】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
発明において、装置本体側の駆動源からプロセスカート
リッジ側の中間転写体へ駆動力を伝達する駆動力伝達手
段に、両歯タイミングベルトを有するようにした。
【0008】請求項3記載の発明では、請求項1記載の
発明において、プロセスカートリッジ側の感光体及び中
間転写体と装置本体側の駆動力伝達手段との連結手段と
してそれぞれカップリングを用い、これら2個のカップ
リングが連結軸方向に一体に移動可能となるように前記
カップリング間を連結部材により連結した。
【0009】請求項4記載の発明では、請求項3記載の
発明において、連結部材により連結軸方向に一体に移動
可能なカップリングからなる連結手段に、装置本体側の
筐体に設けられた押接部材に連動して駆動源から感光体
及び中間転写体への駆動力の設定・解除を行うカップリ
ング連結解除機構を付設した。
【0010】
【作用】請求項1記載の発明においては、感光体及び中
間転写体の駆動源を同一とし、しかも、駆動源からの駆
動力を感光体を介さずに駆動力伝達手段により直接中間
転写体に伝達しているため、プロセスカートリッジ内に
は第一の従来例のような駆動伝達部材を備える必要がな
くなり、これによりプロセスカートリッジ側の構成の簡
素化を図ることが可能となる。また、感光体及び中間転
写体に各々接続される駆動力伝達手段を各々独立して装
置本体側に設けているため、感光体と中間転写体との速
度の同期をとり、従来のような速度ムラをなくすことが
可能となる。
【0011】請求項2記載の発明においては、装置本体
から中間転写体へ駆動力を伝達する駆動力伝達手段に両
歯タイミングベルトを用いたことにより、感光体と中間
転写体との同期を一段と正確にとることが可能となり、
これにより速度ムラを極力抑えることが可能となる。
【0012】請求項3記載の発明においては、2個のカ
ップリングを一つの連結部材で連結しているため、両方
のカップリングの駆動伝達の連結又は解除を1回の動作
で同時に行うことが可能となる。
【0013】請求項4記載の発明においては、プロセス
カートリッジのセット時には、押接部材の連結部材への
押接に連動してカップリング連結解除機構が動作して感
光体及び中間転写体がカップリングを介して装置本体側
と連結され、これとは逆に、プロセスカートリッジの解
除時には、押接部材の連結部材からの離間に連動してカ
ップリング連結解除機構が動作して感光体及び中間転写
体をカップリングから離脱させて装置本体側から解除さ
せることが可能となる。
【0014】
【実施例】請求項1記載の発明の一実施例を図1〜図3
に基づいて説明する。まず、カラー画像形成装置の全体
構成の概略を図3に基づいて述べる。プロセスカートリ
ッジ1内には、感光体2と、ベルト状の中間転写体3と
が収納されている。中間転写体3は駆動ローラ3aと従
動ローラ3bとの間に張られて設けられているが、この
ようなベルト状に限らずドラム状でもよい。従動ローラ
3bはバネ3cにより付勢されている。また、感光体2
の周囲には、帯電部材4、4色(例えば、Bk,C,
M,Y)のカラートナーを収納したリボルバーの現像装
置5、クリーニング部材6などが配置されている。中間
転写体3の周囲には、プロセスカートリッジ1内の内壁
に設けられたクリーリング部材7や、装置本体8側に設
けられた前記ローラ3aに圧接する転写ローラ9(転写
手段の一種)が配置されている。この他に、装置本体1
0内には、一対のローラ10a,10bからなる定着装
置10や、レーザ光源11、ミラー12等が設けられて
いる。
【0015】このような構成において、カラー画像の作
成プロセスについて述べる。感光体2の表面を帯電器4
により帯電し、レーザ光源11から出射されたビームa
をミラー12を介して感光体2の面上に照射することに
より、その感光体2の面上にネガ潜像を形成する。その
後、4色のカラートナーを収納した現像装置5を用い
て、1色ずつ現像(例えば、Bkから開始する)を行
い、感光体2上のカラートナーを中間転写体3上に転写
する。このような一連の工程を4色分順次繰り返して行
う(例えば、Bk→C→M→Y)ことにより、中間転写
体3上の4色のカラートナーを給紙装置(図示せず)か
ら送り出された転写紙11に転写ローラ9にて転写さ
せ、定着装置10によりそのカラートナーを定着するこ
とにより、転写紙11上にカラー画像を得ることができ
る。
【0016】本実施例では、上述したようなカラー画像
形成装置において、図1及び図2に示すように、感光体
2及び中間転写体3(ここでは、その中間転写体3を駆
動する駆動ローラ3a)に各々別個に連結され駆動力を
伝達する駆動力伝達手段13,14を装置本体8側に設
け、また、それら別個に連結された駆動力伝達手段1
3,14に駆動力を伝達する1個の駆動源としてのモー
タ15を装置本体8側に設けたものである。具体的に
は、モータ15と同一の軸16上には、プーリ17と感
光体駆動用カップリング18とが設けられている。プー
リ17には片歯タイミングベルト19を介してプーリ2
0へ駆動力が伝達されるようになっている。そのベルト
途中に設けられたテンションローラ21は、片歯タイミ
ングベルト19に張力を与えるテンショナーとして機能
する。また、プーリ20はギヤ22と一体に構成されて
おり、このギヤ22はギヤ23と連結されている。ギヤ
23の軸24上には、中間転写体駆動用カップリング2
5が設けられている。この場合、モータ15と同一軸上
に配置されたプーリ17と、軸16と、感光体駆動用カ
ップリング18とは、感光体2側へ駆動力を伝達する前
記駆動力伝達手段13を構成している。また、片歯タイ
ミングベルト19と、プーリ20と、ギヤ22と、ギヤ
23と、軸24と、中間転写体駆動用カップリング25
とは、中間転写体3の駆動ローラ3a側へ駆動力を伝達
する前記駆動力伝達手段14を構成している。
【0017】このような構成において、1個のモータ1
5からの駆動力は、駆動力伝達手段13の感光体駆動用
カップリング18と、片歯タイミングベルト19を介し
て並列に配列された駆動力伝達手段14の中間転写体駆
動用カップリング25とに分岐して伝達される。そし
て、感光体駆動用カップリング18は感光体用カップリ
ング26と嵌合し、中間転写体駆動用カップリング25
は中間転写体用カップリング27と嵌合することによ
り、装置本体8側の駆動力がプロセスカートリッジ1側
へ伝達されることになる。
【0018】従って、上述したように、感光体2及び中
間転写体3の駆動源(モータ15)を同一とし、しか
も、その駆動源からの駆動力を感光体2を介さずに片歯
タイミングベルト19を介して駆動力伝達手段14によ
り直接中間転写体3に伝達しているため、プロセスカー
トリッジ1内には駆動伝達部材(第一の従来例で述べた
ようなもの)を備える必要がなくなり、これにより、プ
ロセスカートリッジ1側の構成を簡素化することができ
る。また、感光体2及び中間転写体3にそれぞれ連結さ
れる駆動力伝達手段13,14を装置本体8内で独立し
て配置しているため、感光体2と中間転写体3との速度
の同期をとることができ、これにより、両方の駆動力伝
達手段13,14の速度ムラを極力低減させ、バンディ
ングの少ない良好なカラー画像を得ることができる。
【0019】次に、請求項2記載の発明の一実施例を図
4に基づいて説明する。なお、カラー画像形成装置の構
成については前述した請求項1記載の発明の実施例で述
べたのでその同一部分についての説明は省略し、その同
一部分については同一符号を用いる。本実施例では、請
求項1記載のカラー画像形成装置(図3参照)におい
て、装置本体8側の駆動源(モータ15)からプロセス
カートリッジ1側の中間転写体3へ駆動力を伝達する駆
動力伝達手段14の伝達系内に両歯タイミングベルト2
8を設けたものである。具体的には、図4に示すよう
に、モータ15と同一の軸16上のプーリ17に、前述
したような片歯タイミングベルト19を用いる代わり
に、両歯タイミングベルト28を掛けた。また、この両
歯タイミングベルト28は、そのプーリ17の他に、3
つのプーリ29,30,31間で掛け渡されている。こ
のようにモータ15からプロセスカートリッジ1側の中
間転写体3へ駆動力を伝達する駆動力伝達手段14内の
途中の伝達系に両歯タイミングベルト27を用いたこと
により、感光体2と中間転写体3との間の同期を前述し
た請求項1記載の発明の実施例の場合よりも一段と正確
にとることができるようになり、これにより速度ムラを
極力抑えることができ、バンディングの一段と少ない最
良のカラー画像を得ることができる。
【0020】次に、請求項3記載の発明の一実施例を図
5に基づいて説明する。なお、前述した請求項1,2記
載の発明の実施例と同一部分についての説明は省略し、
その同一部分については同一符号を用いる。本実施例で
は、請求項1記載のカラー画像形成装置(図3参照)に
おいて、プロセスカートリッジ1側の感光体2及び中間
転写体3と装置本体8側の駆動力伝達手段13,14と
の連結手段としてそれぞれカップリングを用い、これら
2個のカップリングが連結軸方向Xに一体に移動可能と
なるようにカップリング間を連結部材により連結したも
のである。この場合、連結手段に用いられるカップリン
グとしては、すでに請求項1記載の実施例(図1参照)
で用いた感光体駆動用カップリング18及び中間転写体
駆動用カップリング25に相当するものであり、感光体
駆動用カップリング18は感光体用カップリング26と
連結され、中間転写体駆動用カップリング25は中間転
写体用カップリング27と連結される。
【0021】ここでは、特に、感光体駆動用カップリン
グ18と中間転写体駆動用カップリング25との間を連
結部材32により連結し、これら2個のカップリング1
8,25が連結軸方向Xに一体に移動可能となるように
したことに特徴がある。また、これらそれぞれのカップ
リング18,25と軸16,24上に設けられたストッ
パー具33a,33b(これらはストッパー板33によ
り連結されている)との間には、圧縮スプリング34,
35が取付けられている。従って、このように2個のカ
ップリング18,25を一つの連結部材32で連結した
ことにより、両方のカップリング18,25の駆動伝達
の連結又は解除を1回の動作で同時に行うことができ、
これによりプロセスカートリッジ1の着脱動作を容易化
させることができる。また、本実施例では、軸24上に
直接プーリ20を設けて、そのプーリ20と中間転写体
駆動用カップリング25とを同一軸とした構成となって
おり、図1のようにギヤ22,23等を介していないた
め、ギヤ独自の振動、ブレ、歯の精度を考慮する必要が
なくなり、その分、速度ムラを低減させ、バンディング
のない良好なカラー画像を得ることができる。
【0022】次に、請求項4記載の発明の一実施例を図
6及び図7に基づいて説明する。なお、前述した請求項
1〜3記載の発明の実施例と同一部分についての説明は
省略し、その同一部分については同一符号を用いる。本
実施例では、請求項3記載のカラー画像形成装置(図3
参照)において、連結部材32により連結軸方向Xに一
体に移動可能なカップリング(感光体駆動用カップリン
グ18、中間転写体駆動用カップリング25)からなる
連結手段に、装置本体8側の筐体(ここでは、上構造体
36a)に設けられた押接部材37に連動して、駆動源
(モータ15)から感光体2及び中間転写体3への駆動
力の設定・解除を行うカップリング連結解除機構38を
付設したものである。以下、具体例を挙げて述べる。
【0023】まず、図7において、装置本体8における
筐体(ワニ口開放型)は、上構造体36aと下構造体3
6bとに分割されている。プロセスカートリッジ1の着
脱時には、上構造体36aを開放するようになってい
る。その上構造体36aに取付けられた押接部材37を
連結部材32の一端の突起部32aに押接又は離間させ
ることにより、連結部材32及びカップリング18,2
5をプロセスカートリッジ1側のX方向に移動させるこ
とができる。なお、押接部材37は、ワニ口開放型の装
置でない場合には、解除レバー等を用いて構成すること
もできる。
【0024】次に、図6(a)(b)において、カップ
リング連結解除機構38の構成及び動作について述べ
る。カップリング連結解除機構38は、連結部材32の
中間位置に取付けられた回動の支点となる軸39と、こ
の軸39が固定された第一支持板40と、軸16(又は
軸24)と嵌合する第一支持具41と、第一支持具41
と同一軸上の第二支持具42と、この第二支持具42に
固定された第二支持板43と、圧縮スプリング34と、
軸16と、この軸16の軸心16aと、固定軸16bと
から構成されている。なお、ここでは、感光体2と嵌合
する側の構成について述べるが、中間転写体3と嵌合す
る側の構成も同様なものと考えられる。
【0025】そこで、まず、図6(a)に示すように、
プロセスカートリッジ1を装置本体8内にセットする場
合には、上構造体36aの押接部材37が連結部材32
の突起部32aを下方に押し下げることにより、軸39
を支点として連結部材32がR方向に回動し、これに伴
って感光体駆動用カップリング18が移動して感光体用
カップリング26と嵌合し、これにより駆動力が装置本
体8側からプロセスカートリッジ1側へ伝達される。ま
た、図6(b)に示すように、プロセスカートリッジ1
を装置本体8から取り出す(駆動力を解除する)場合に
は、上構造体36aの押接部材37が連結部材32の突
起部32aから離れることにより、圧縮スプリング34
の復元力が作用して軸16がXa方向に移動し、これに
より感光体駆動用カップリング18と感光体用カップリ
ング26との嵌合が解除され、プロセスカートリッジ1
の装置本体8からの離脱を行うことができる。このよう
に装置の開閉動作に連動してカップリング18,26に
おける着脱動作を容易に行うことができる。
【0026】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、感光体と中間転
写体とを一体に収納したプロセスカートリッジを用い、
このプロセスカートリッジを装置本体内にセットし前記
感光体から前記中間転写体へトナー像の転写を順次行う
ことによりカラー画像の形成を行うカラー画像形成装置
において、前記感光体及び前記中間転写体に各々別個に
連結され駆動力を伝達する駆動力伝達手段を前記装置本
体側に設け、それら別個に連結された駆動力伝達手段に
駆動力を伝達する1個の駆動源を前記装置本体側に設け
たので、プロセスカートリッジ内には第一の従来例で述
べたような駆動伝達部材を設ける必要がなくなり、これ
によりプロセスカートリッジ内の構成の簡素化を図りコ
ンパクトなユニットとすることができる。また、駆動力
伝達手段は装置本体側に各々独立して配置されているた
め、感光体と中間転写体との速度の同期をとって従来の
ような速度ムラをなくすことができ、これにより、バン
ディングの少ない良好な画像を得ることができる。
【0027】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、装置本体側の駆動源からプロセスカートリ
ッジ側の中間転写体へ駆動力を伝達する駆動力伝達手段
に、両歯タイミングベルトを有するようにしたので、感
光体と中間転写体との同期を一段と正確にとって速度ム
ラを極力抑えることができ、これにより、バンディング
の一段と少ない良好な画像を得ることができる。
【0028】請求項3記載の発明は、請求項1記載の発
明において、プロセスカートリッジ側の感光体及び中間
転写体と装置本体側の駆動力伝達手段との連結手段とし
てそれぞれカップリングを用い、これら2個のカップリ
ングが連結軸方向に一体に移動可能となるように前記カ
ップリング間を連結部材により連結したので、両方のカ
ップリングの駆動伝達の連結又は解除を1回の動作で同
時に行うことができ、これにより、プロセスカートリッ
ジ1の着脱動作を容易化させることができる。
【0029】請求項4記載の発明は、請求項3記載の発
明において、連結部材により連結軸方向に一体に移動可
能なカップリングからなる連結手段に、装置本体側の筐
体に設けられた押接部材に連動して駆動源から感光体及
び中間転写体への駆動力の設定・解除を行うカップリン
グ連結解除機構を付設したので、プロセスカートリッジ
のセット時には、押接部材の連結部材への押接に連動し
てカップリング連結解除機構が動作して感光体及び中間
転写体がカップリングを介して装置本体側と連結され、
逆に、プロセスカートリッジの解除時には、押接部材の
連結部材からの離間に連動してカップリング連結解除機
構が動作して感光体及び中間転写体をカップリングから
離脱させ装置本体側から解除させることができ、これに
より、装置の開閉動作に連動してカップリング部におけ
る着脱動作を一段と容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1記載の発明の一実施例であるカップリ
ング部における駆動力伝達手段の構成を示す平面図であ
る。
【図2】駆動力伝達手段の接続状態の概要を示す模式図
である。
【図3】カラー画像形成装置の全体構成を示す縦断側面
図である。
【図4】請求項2記載の発明の一実施例である両歯タイ
ミングベルトを用いた場合の駆動力伝達手段の接続状態
の概要を示す模式図である。
【図5】請求項3記載の発明の一実施例であるカップリ
ング間を連結部材により連結した場合の構成を示す平面
図である。
【図6】請求項4記載の発明の一実施例を示すものであ
り、(a)はカップリングのセット時の動作状態を示す
側面図、(b)はカップリングの解除時の動作状態を示
す側面図である。
【図7】ワニ口開閉型の装置における開放状態を示す側
面図である。
【符号の説明】
1 プロセスカートリッジ 2 感光体 3 中間転写体 8 装置本体 13,14 駆動力伝達手段 15 駆動源 28 両歯タイミングベルト 32 連結部材 36a 筐体 37 押接部材 38 カップリング連結解除機構 X 連結軸方向

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体と中間転写体とを一体に収納した
    プロセスカートリッジを用い、このプロセスカートリッ
    ジを装置本体内にセットし前記感光体から前記中間転写
    体へトナー像の転写を順次行うことによりカラー画像の
    形成を行うカラー画像形成装置において、前記感光体及
    び前記中間転写体に各々別個に連結され駆動力を伝達す
    る駆動力伝達手段を前記装置本体側に設け、それら別個
    に連結された駆動力伝達手段に駆動力を伝達する1個の
    駆動源を前記装置本体側に設けたことを特徴とするカラ
    ー画像形成装置。
  2. 【請求項2】 装置本体側の駆動源からプロセスカート
    リッジ側の中間転写体へ駆動力を伝達する駆動力伝達手
    段は、両歯タイミングベルトを有することを特徴とする
    請求項1記載のカラー画像形成装置。
  3. 【請求項3】 プロセスカートリッジ側の感光体及び中
    間転写体と装置本体側の駆動力伝達手段との連結手段と
    してそれぞれカップリングを用い、これら2個のカップ
    リングが連結軸方向に一体に移動可能となるように前記
    カップリング間を連結部材により連結したことを特徴と
    する請求項1記載のカラー画像形成装置。
  4. 【請求項4】 連結部材により連結軸方向に一体に移動
    可能なカップリングからなる連結手段に、装置本体側の
    筐体に設けられた押接部材に連動して駆動源から感光体
    及び中間転写体への駆動力の設定・解除を行うカップリ
    ング連結解除機構を付設したことを特徴とする請求項3
    記載のカラー画像形成装置。
JP5338106A 1993-12-28 1993-12-28 カラー画像形成装置 Pending JPH07199589A (ja)

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JP5338106A JPH07199589A (ja) 1993-12-28 1993-12-28 カラー画像形成装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002182537A (ja) * 2000-12-11 2002-06-26 Canon Inc 画像形成装置
JP2007233229A (ja) * 2006-03-03 2007-09-13 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
JP2013057821A (ja) * 2011-09-08 2013-03-28 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置

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