JPH0719948A - 車両のエンジン音の抽出・識別方法 - Google Patents

車両のエンジン音の抽出・識別方法

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JPH0719948A
JPH0719948A JP16451393A JP16451393A JPH0719948A JP H0719948 A JPH0719948 A JP H0719948A JP 16451393 A JP16451393 A JP 16451393A JP 16451393 A JP16451393 A JP 16451393A JP H0719948 A JPH0719948 A JP H0719948A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 かけ離れた値の基本周波数を補正することに
より、基本周波数の乱れが頻繁に発生するような場合で
も、信頼性の高い車両のエンジン音の抽出・識別を行な
うことができる車両のエンジン音の抽出・識別方法を提
供する。 【構成】 車両のエンジン音を音響センサで検出し、該
エンジン音信号を周波数分析し、測定音パターンデータ
を抽出し、車両のエンジン音の抽出・識別を行なう車両
のエンジン音の抽出・識別方法において、周波数分析回
路26で周波数分析されたエンジン音信号に基づいて、
基本周波数抽出回路27で基本周波数を求め、該基本周
波数を基本周波数補正回路28で補正して、真の基本周
波数を求め、該真の基本周波数に基づいて測定音パター
ンデータを抽出し、車両のエンジン音を識別する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特定された領域を通過
する車両に搭載するエンジン音(以下、発音体という)
から発生した音波を、音響センサで検出し、そのエンジ
ン音信号を周波数分析し、測定音パターンデータを抽出
し、車両のエンジン音の抽出・識別を行なう車両のエン
ジン音の抽出・識別方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置としては「特願平3
−268224号」、「特願平4−134267号」に
提案されるものがあり、特定された領域を通過する発音
体が発生した音波を探知して、任意の時刻における音波
を周波数分析し、これから、その時刻における基本周波
数を抽出して、周波数分析結果の周波数を基本周波数で
正規化し、レベルも数階調に数値化して分別し、基本周
波数の高調波次数(以下、高調波次数という)に対する
数値化されたレベルの区分値を羅列したもの(以下、パ
ターンデータという)を求める。このパターンデータに
は、エンジン構造データに対応した特徴がある。
【0003】この測定された音波のパターンデータ(以
下、測定音パターンデータという)と、予め用意して、
登録された各種の車種に対する複数個の標準パターンデ
ータ(以下、登録パターンデータという)とを比較照合
し、その結果、一致しているか、最も近似している登録
パターンデータに対応する車種をもって、対象とする発
音体の車種と推定するようにしていた。
【0004】図4はかかる従来の車種識別の方法を示す
装置のブロック図である。この図に示すように、発音体
1の発生した音波S1は、音響センサ2で検知され、音
響電気変換されて、アナログの音響電気信号S2として
出力される。この音響電気信号S2は、送端機3で必要
レベルまで増幅され、また、必要に応じて更に、変調増
幅され、検知信号S3として、伝送系を介して受端機4
に送られる。ここで、伝送系は、有線又は無線のいずれ
であってもよい、また必要に応じて中継するようにして
もよい。
【0005】検知信号S3は、受端機4で所要レベルま
で増幅され、また、必要に応じて、更に、復調増幅さ
れ、エンジン音信号S4となり、ろ波器5で、周波数帯
域を限定したエンジン音信号S5として、周波数分析回
路6で周波数分析されたエンジン音信号S6となる。基
本周波数抽出回路7では、周波数分析されたエンジン音
信号S6からピーク群の周波数レベルとを羅列した一連
のピークデータS8と、基本周波数データS7とを抽出
する。
【0006】測定音パターンデータ作成回路8では、ピ
ークデータS8と基本周波数データS7とから、測定パ
ターンデータS9が作成され、この測定パターンデータ
S9は、登録パターンデータファイル10から読み出さ
れた登録パターンデータS10と登録パターンデータ比
較回路9で比較照合される。その結果、両者が一致して
いるか、又は最も近似している登録パターンデータS1
0に対応する車種を選出し、識別車種データS11とし
て表示装置11に表示する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、基本周
波数は車両の走行路面の状態等に基づく負荷の変動、雑
音等による揺らぎ以外に、不規則に大きくかけ離れた値
がみられ、このかけ離れた値は、基本周波数の乱れとし
て、測定音パターンデータ抽出による解析の対象から除
外されていた。
【0008】このため、基本周波数の乱れが頻繁に発生
するような場合は、基本周波数を基にして抽出した測定
音パターンデータの信頼性が低くなり、ひいては、最終
的な車種識別に影響するという問題があった。本発明
は、以上述べた、車両のエンジン音を音響センサで検出
し、該エンジン音信号を周波数分析し、測定音パターン
データを抽出し、車両のエンジン音の抽出・識別を行な
う車両のエンジン音の抽出・識別方法において、かけ離
れた値の基本周波数を補正することにより、基本周波数
の乱れが頻繁に発生するような場合でも、信頼性の高い
車両のエンジン音の抽出・識別を行なうことができる車
両のエンジン音の抽出・識別方法を提供することを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、車両のエンジン音を音響センサで検出
し、該エンジン音信号を周波数分析し、測定音パターン
データを抽出し、車両のエンジン音の抽出・識別を行な
う車両のエンジン音の抽出・識別方法において、周波数
分析されたエンジン音信号に基づいて基本周波数を求
め、該基本周波数を補正して真の基本周波数を求め、該
真の基本周波数に基づいて測定音パターンデータを抽出
し、車両のエンジン音を識別するようにしたものであ
る。
【0010】また、前記車両のエンジン音の識別にエン
ジン構造データを参照することができる。
【0011】
【作用】本発明によれば、発音体が発生した音波を探知
して、任意の時刻における音波を周波数分析し、これか
ら、その時刻における基本周波数を抽出した時、基本周
波数に走行路面の状態等に基づく負荷の変動、雑音等に
よりかけ離れた値が存在しても、基本周波数を補正する
ことにより、このかけ離れた値から真の基本周波数を抽
出することにより、信頼性の高いパターンデータが得ら
れ、車両のエンジン音を確実に識別することができ、車
種識別の確率を向上させることができる。
【0012】また、上記車両のエンジン音の識別にあた
り、必要に応じ、エンジン構造データを参照させること
により、更に、車種識別の確率を向上させることができ
る。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。図1は本発明の実施例を示す車
両のエンジン音の抽出・識別方法をを示す装置のブロッ
ク図である。この図に示すように、発音体21の発生し
た音波S11は、音響センサ22により検知され、この
音響センサ22から出力されるアナログの音響電気信号
S12は、送端機23に入力にされる。この送端機23
の出力は、伝送系を介して受端機24で受けられ、この
受端機24の出力は、ろ波器25に入力され、このろ波
器25の出力は、周波数分析回路26に入力される。こ
の周波数分析回路26の出力は、基本周波数抽出回路2
7に入力される。この基本周波数抽出回路27の基本周
波数データS18出力は、基本周波数補正回路28に接
続され、基本周波数抽出回路27のピークデータS17
出力は、測定音パターンデータ作成回路29のピークデ
ータ入力端子に接続され、更に、必要に応じて、基本周
波数抽出回路27のエンジン構造データS24出力を、
パターンデータ比較回路30のエンジン構造データ入力
端子に接続することも可能である。
【0014】基本周波数補正回路28の真の基本周波数
データS19出力は、測定音パターンデータ作成回路2
9の真の基本周波数データS19入力端子に接続され、
基本周波数補正回路28の周波数補正データS20出力
は測定音パターンデータ作成回路29の周波数補正デー
タS20入力端子に接続され、測定音パターンデータ作
成回路29の出力は、パターンデータ比較回路30の測
定音パターンデータS21入力端子に接続され、登録パ
ターンデータファイル31の出力は、パターンデータ比
較回路30の登録パターンデータS22入力端子に接続
され、パターンデータ比較回路30の出力は、表示装置
32に入力される。
【0015】そこで、発音体21の発生した音波S11
は、音響センサ22で検知され、音響電気変換されて、
アナログの音響電気信号S12となり、この音響電気信
号S12は送端機23で必要レベルまで増幅され、ま
た、必要に応じて更に、変調増幅され、検知信号S13
として、伝送系を介して受端機24に送られる。ここ
で、伝送系は、有線又は無線のいずれでもよい。また、
必要に応じて中継するようにしてもよい。
【0016】検知信号S13は、受端機24で所要レベ
ルまで増幅され、また、必要に応じて更に、復調増幅さ
れ、エンジン音信号S14となり、ろ波器25で、分析
に必要な帯域のみを取り出し、周波数帯域を限定したエ
ンジン音信号S15として、周波数分析回路26で周波
数分析され、周波数分析されたエンジン音信号S16と
なる。
【0017】図2は周波数分析されたエンジン音信号の
概念を示している。この図に示すように、周波数分析さ
れたエンジン音信号S16は、基本周波数抽出回路27
において、まず、所定レベルLTH以上のレベルを持つピ
ーク群S16a,S16b,S16c,…を検出し、こ
の一連のピーク群の周波数とレベルとをピークデータS
17として、測定音パターンデータ作成回路29のピー
クデータ入力端子に加える。所定レベルLTHの値は、ピ
ーク群S16a,S16b,S16c,…中の最大レベ
ルであるS16aのレベルを基準にして決められる。
【0018】基本周波数抽出回路27においては、更
に、ピークデータS17を各ピークについて、自己周波
数fのm/n倍(m,nは正の整数)(例えば、2分の
1倍、2分の3倍、…3分の1倍、3分の2倍、3分の
4倍、…2倍、3倍、…、等)の値が、他のピークの周
波数と一致するか、または極めて近似しているものを抽
出し、この抽出されたピークの数の最も多い元のピーク
の周波数fの1/nの周波数をもって、ピークデータS
17の基本周波数とし、基本周波数データS18として
出力する。ピークデータS17は、各ピークの周波数と
数段階に数値化されたレベル階調とを羅列した形で構成
される。
【0019】なお、この基本周波数は、エンジン構造デ
ータのシリンダレイト(以下、CRという)であり、元
のピークの周波数fは、エンジン構造データのエンジン
ファイアレイト(以下、EFRという)であるか、又は
そのEFRの1/2の値である。また、必要に応じて、
CR及びEFR又はEFRの1/2が、エンジン構造デ
ータS24として、パターンデータ比較回路30に入力
される。
【0020】ここで、更に基本周波数抽出回路の処理過
程例について詳細に説明する。 (1)図3に示すように、1次処理されたエンジン音信
号の中から基準レベルよりレベルの高い数個以上のデー
タを抽出し、これらのデータの周波数を、f1,f2
3 ……fn とする。この周波数の精度は、分析幅を十
分小さく設定することにより、精度を上げることができ
る。
【0021】(2)分割次数をm、高調波次数をk(m
=1〜p,k=1〜qの整数)とし、 (a)周波数系列f1 ,f2 ,f3 ……fn の各周波数
に対応するレベル系列をl1 ,l2 ,l3 ……ln
し、この中で、高周波成分をもつ周波数の最もレベルの
高い周波数を抽出し、基本周波数fs とする(図3参
照)。高周波成分を持たない場合は、レベルの高い周波
数を基本周波数とする。
【0022】(b)レベル系列l1 ,l2 ,l3 ……l
n 中、最もレベルの高い値lMAXを検索し、(1)式に
より、レベルの閾値lTH を決定する。 lTH =lMAX ×δ …(1) ここで、0<δ<1.0である。周波数系列f1
2 ,f3 ……fn の中から求められる閾値lTH以上の
レベルを持つ周波数系列をft1,ft2,ft3……ftg
する。
【0023】(c)一つのft1及びmに対して、(2)
〜(5)式より、cm 及びδimkを求める。 cm =fs /m …(2) k=INT(fti/cm ) 又はk=INT(fti/cm )+1 …(3) ここで、INTは整数部を表す。
【0024】 fimk =cm ×k …(4) δimk =(fti−fimk )/cm …(5) この(c)により求められる|δimk |k=1 〜q (δ
imk の絶対値)の個数は、uim個である。 (d)|δimk |k=1 〜q のデータ群の平均δimAVを算
出する。
【0025】(e)1〜pの範囲でmの値を変えて、
(a)〜(d)の手順により、それぞれのmの値に対す
るuimAVを算出する。 (f)1〜gの範囲でftiの値を変えて、(a)〜
(e)の手順により、それぞれのftiの値に対するuim
個のδimAVを算出する。 (3)以上の基本周波数抽出回路の処理により、周波数
s 別、分割次数m別のp×q組のuimとδimAVが得ら
れる。
【0026】(a)このp×q組のuimとδimAVのデー
タ群の中で、uimの最も大きい組を抽出する。uimの最
も大きい組が複数個ある場合は、その中から、δimAV
最も小さい組を抽出する。δimAVの最も小さい組が、な
お、複数個ある場合は、各組におけるcm の最も小さい
組を抽出する。 (b)(a)で最後に抽出された組のcm を、エンジン
構造データの中のシリンダ・レート(CR)とし、m又
は2mをシリンダ数とする。また、この時のfim又は2
imが、エンジンファイアレイト(EFR)となる。
【0027】しかしながら、すでに述べたように基本周
波数データS18は、走行路面の状態等に基づく負荷の
変動、雑音等により、常に揺らぎがあるが、その他に大
きくかけ離れた値がみられることがあり、場合によって
は、頻繁に発生することがある。しかし、この大きくか
け離れた値の中には、基本周波数のp/q倍(p,qは
正の整数)に相当するものが多く含まれている。このこ
とは、発音体21の発生した音波S11の伝搬中におけ
る部分的なレベル変動に起因すると考えられるので、本
発明においては、基本周波数データS18を更に、基本
周波数補正回路28で補正し、真の基本周波数データS
19を求めるものである。
【0028】すなわち、基本周波数補正回路28では、
所定の単位時間ごとに、基本周波数データS18の内、
真の基本周波数データと思われるものの平均値fAVR
び標準偏差σを求め、fAVR ±σ以外の基本周波数デー
タS18については、その周波数をfEXとして、fEX
AVR の場合、fEXが(fAVR ±σ)×p/q(p,q
は正の整数値)に該当するもの、また、fEX<fAVR
場合、fEXがfAVR ×p/q±kσ(p,qは正の整数
値)に該当するものは、fEXをfEX×p/qに補正し、
これらを真の基本周波数データS19として、基本周波
数補正回路28から測定音パターンデータ作成回路29
に入力すると同時に、周波数補正の内容は、周波数補正
データS20として、基本周波数補正回路28の周波数
補正データ出力端子から、測定音パターンデータ作成回
路29の周波数補正データ入力端子に入力する。
【0029】測定音パターンデータ作成回路29では、
ピークデータS17と真の基本周波数データS19及び
周波数補正データS20から、測定音パターンデータS
21を作成する。すなわち、まず、ピークデータS17
を周波数補正データS20で補正し、更に、真の基本周
波数データS19の正数倍に一致しているか、最も近似
しているピークデータ群S16a,S16b,S16
c,…を選出し、真の基本周波数データ19で正規化す
ることにより、真の基本周波数データS19の高調波次
数と数値化されたレベル階調を羅列した測定音パターン
データS21を作成する。
【0030】パターンデータ比較回路30では、測定音
パターンデータS21と、同じ形式で作成され、予め登
録パターンデータファイル31に登録されている複数の
登録パターンデータS22とを比較参照し、各高調波次
数ごとのレベル階調の差の集計値が最も小さい登録パタ
ーンデータS22を選出し、この登録パターンデータS
22に対応する車種をもって発音体21との車種と識別
し、識別車種データS23として出力し、表示装置32
に表示させる。
【0031】なお、エンジン構造データ入力から取り入
れられたエンジン構造データS24は、パターンデータ
比較参照を行い、不確定要素が残る場合に、この不確定
要素の排除に寄与させる。なお、本発明は上記実施例に
限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の
変形が可能であり、それらを本発明の範囲から排除する
ものではない。
【0032】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、発音体が発生した音波を探知して、任意の時刻
における音波を周波数分析し、これから、その時刻にお
ける基本周波数を抽出した時、基本周波数に走行路面の
状態等に基づく負荷の変動、雑音等によりかけ離れた値
が存在していても、基本周波数補正するようにしたこと
により、このかけ離れた値から真の基本周波数を抽出す
ることにより、信頼性の高いパターンデータが得られ、
車両のエンジン音を確実に識別することができ、車種識
別の確率を向上させることができる。
【0033】また、上記車両のエンジン音の識別にあた
り、必要に応じ、エンジン構造データを参照させること
により、更に、車種識別の確率を向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す車両のエンジン音の抽出
・識別方法をを示す装置のブロック図である。
【図2】周波数分析されたエンジン音信号を示す図であ
る。
【図3】本発明の基本周波数の抽出を説明するエンジン
音信号を示す図である。
【図4】従来の車種識別の方法を示す装置のブロック図
である。
【符号の説明】
21 発音体 22 音響センサ 23 送端機 24 受端機 25 ろ波器 26 周波数分析回路 27 基本周波数抽出回路 28 基本周波数補正回路 29 測定音パターンデータ作成回路 30 パターンデータ比較回路 31 登録パターンデータファイル 32 表示装置 S11 音波 S12 アナログの音響電気信号 S13 検知信号 S14 エンジン音信号 S15 周波数帯域を限定したエンジン音信号 S16 周波数分析されたエンジン音信号 S16a 最大レベルであるピーク S16a,S16b,S16c,…, ピーク群 S17 ピークデータ S18 基本周波数データ S19 真の基本周波数データ S20 周波数補正データ S21 測定音パターンデータ S22 登録パターンデータ S23 識別車種データ S24 エンジン構造データ f1 ,f2 ,f3 ……fn 周波数系列 l1 ,l2 ,l3 ……ln レベル系列 lMAX 最もレベルの高い値 lTH レベルの閾値

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のエンジン音を音響センサで検出
    し、該エンジン音信号を周波数分析し、測定音パターン
    データを抽出し、車両のエンジン音の抽出・識別を行な
    う車両のエンジン音の抽出・識別方法において、(a)
    周波数分析されたエンジン音信号に基づいて基本周波数
    を求め、(b)該基本周波数を補正して真の基本周波数
    を求め、(c)該真の基本周波数に基づいて測定音パタ
    ーンデータを抽出し、車両のエンジン音を識別すること
    を特徴とする車両のエンジン音の抽出・識別方法。
  2. 【請求項2】 前記車両のエンジン音の識別にエンジン
    構造データを参照することを特徴とする請求項1記載の
    車両のエンジン音の抽出・識別方法。
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